JP4627846B2 - 室圧制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、清浄度レベルの異なる周辺室との間の差圧を一定に保持しなければならないクリーンルーム等に採用される室圧制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、高い清浄度が要求される半導体の製造や組立を行うクリーンルームでは、換気回数を多くして高性能フィルタ(HEPAフィルタ等)を通すことによって除塵した清浄度の高い空気を多量に供給すると共に、排気量に比べて給気量を多くすることによって室外より室内の圧力を高くして、外部からの粉塵や汚染物質等の侵入を抑えることが一般的に行われている。
【0003】
ところで、上述したようなクリーンルームに採用される代表的な室圧制御システムとしては、例えば、図4に示すようなものがある。この室圧制御システム50は、同図に示すように、外気負荷を処理しながら外気をHEPAフィルタHFを通してクリーンルームCRに供給する外調機51と、室内負荷を処理しながらクリーンルームCR内の空気をHEPAフィルタHFを通して循環させる空調機52と、クリーンルームCR内の空気を外部に排出する排気ファン53とを備えた空調システムにおいて、排気ファン53による排気量より外調機51による給気量を大きくすると共に、クリーンルームCRと一般室NRとの間を仕切る間仕切壁Bに差圧保持ダンパ63を設置し、給気量を排気量より大きくすることに伴うクリーンルームCR内の余剰空気を、差圧保持ダンパ63を介して、一般室NRに流出させることで、クリーンルームCRの室圧を一般室NRの室圧より常時高く保つようにしたものである。
【0004】
外調機51には、インバータ61が付設された給気ファン51aが搭載されており、差圧検出器62によって検出されるクリーンルームCRと一般室NRとの差圧が一定になるように、インバータ61によって駆動源であるモータの回転数を変化させることで、外調機51によるクリーンルームCRへの給気量が制御されるようになっている。
【0005】
差圧保持ダンパ63は、図5に示すように、クリーンルームCRと一般室NRとを仕切る間仕切壁Bの一般室NR側に取り付けられる、クリーンルームCRから一般室NRに空気を流出させる空気流出口64aが形成された本体部64と、この本体部64に傾斜した状態で取り付けられたガイドロッド65に沿って摺動することで空気流出口64aを開閉する開閉部材66とから構成されており、クリーンルームCR内の余剰空気が開閉部材66を押し上げようとする押圧力と、開閉部材66に取り付けられたウエイトとがバランスすることによって、即ち、空気流出口64aを通ってクリーンルームCRから一般室NRに流出する空気量を制御することによって、クリーンルームCRと一般室NRとの間の差圧が略一定に保持されるようになっている。
【0006】
従って、差圧保持ダンパ63の開閉部材66が中途開であれば、クリーンルームCRから一般室NRに流出しようとする余剰空気による押圧力とウエイトが取り付けられた開閉部材66の重量とがバランスした制御可能な状態にあり、図6に示すように、クリーンルームCRと一般室NRとの間の差圧が略一定に保持されるようになっている。
【0007】
こういった室圧制御システム50では、クリーンルームCR内に設置される生産機器等の機器排気量が変動した場合やHEPAフィルタHFが目詰りすることによって、外調機51による給気量が低下した場合には、外調機51の給気ファン51aがインバータ制御されることで給気量が調整され、また、クリーンルームCRの扉Dを開閉することに伴って発生する急激な室圧変動等については、差圧保持ダンパ63が吸収することによって、クリーンルームCRと一般室NRとの間の差圧が略一定に保持されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように、クリーンルームCRに対する給排気量を調整することによる差圧制御と、差圧保持ダンパ63によってクリーンルームCRと一般室NRとの間の空気の移動量を調整することによる差圧制御とを併用した室圧制御システム50では、以下のような問題がある。
【0009】
即ち、クリーンルームCRに対する給排気量を調整することによる差圧制御は、上述したように、差圧検出器62によって検出されるクリーンルームCRと一般室NRとの差圧が一定になるように、外調機51の給気量を変化させるものであるので、差圧保持ダンパ63の開閉部材66が全開または全閉といった制御不能な状態となって、クリーンルームCRと一般室NRとの間の差圧が設定差圧から変動した段階で初めて修正動作が行われることになる。従って、外乱等が発生すると、クリーンルームCRと一般室NRとの間には、多少なりとも差圧変動が生じることになるので、クリーンルームCRと一般室NRとの間の差圧を微差圧に設定したい場合に特に問題となる。
【0010】
そこで、この発明の課題は、給排気量を調整することによる差圧制御と、差圧保持ダンパによる差圧制御とを併用した場合に、差圧変動を最小限に抑えることができる制御性の高い室圧制御システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、一の空間と他の空間との間の空気の移動量を制御することによって、前記一の空間と前記他の空間との間の差圧を略一定に保持する自力式の差圧保持ダンパと、前記差圧保持ダンパが、常時、全開及び全閉以外の中間位置における所定範囲内で作動するように、前記一の空間への給気量または前記一の空間からの排気量を変動させる風量制御手段とを備えた室圧制御システムを提供するものである。
【0012】
以上のように、この室圧制御システムは、一の空間と他の空間との間の空気の移動量を制御する差圧保持ダンパが、常時、全開及び全閉以外の中間位置における所定範囲内で作動するように、前記一の空間への給気量または前記一の空間からの排気量を変動させるようにしたので、例えば、差圧保持ダンパが、その制御可能な範囲の10〜90%以内で作動するように、前記一の空間に対する給気量または排気量を制御するようにしておくと、必要以上に大きい外乱が瞬間的に発生した場合を除いて、差圧保持ダンパが制御可能な範囲から外れることがなく、所定の差圧を常時保持することができる。
【0013】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の室圧制御システムにおいて前記差圧保持ダンパが、高圧側の空間から低圧側の空間に空気を流出させる空気流出口が形成された本体部と、前記本体部に形成された前記空気流出口を開閉して、前記高圧側の空間から前記低圧側の空間への空気の流出量を制御することによって、前記高圧側の空間前記低圧側の空間との間の差圧を略一定に保持する開閉部材とを備え前記開閉部材による前記空気流出口の開閉状態を検出して、その開閉状態を外部に出力する開閉状態検出手段を設けたことを特徴としている
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、この室圧制御システム1は、外気負荷を処理しながら外気をHEPAフィルタHFを通してクリーンルームCRに供給する外調機11と、室内負荷を処理しながらクリーンルームCR内の空気をHEPAフィルタHFを通して循環させる空調機12と、クリーンルームCR内の空気を外部に排出する排気ファン13とを備えた空調システムにおいて、排気ファン13による排気量に比べて外調機11による給気量を大きくすると共に、クリーンルームCRと一般室NRとの間の間仕切壁Bに差圧保持ダンパ20を設置し、給気量を排気量より大きくすることによってクリーンルームCR内に残留する余剰空気を、差圧保持ダンパ20を介して、一般室NRに流出させることで、クリーンルームCRの室圧を一般室NRの室圧より常時高く保つようにしたものである。
【0015】
前記差圧保持ダンパ20は、図1及び図2(a)、(b)に示すように、クリーンルームCRと一般室NRとを仕切る間仕切壁Bの一般室NR側に取り付けられており、間仕切壁Bに形成された開口部BHに接続されるチャンバ22及びこのチャンバ22の上面に接続された上方に延びる筒状体23からなる本体部21を備えている。
【0016】
前記筒状体23の周面には、その略全面に多数の空気流出孔24が形成されており、高圧側であるクリーンルームCR内の余剰空気は、間仕切壁Bに形成された開口部BH、チャンバ22及び筒状体23に形成された空気流出孔24を通って一般室NRに流出するようになっている。
【0017】
また、筒状体23には、チャンバ22からの上昇気流を受けて浮遊するフロート部材(開閉部材)25が嵌入されており、このフロート部材25は、空気流出孔24を通って一般室NRへ流出する風量と、クリーンルームCRから流入する風量とが等しくなるまで上昇し、双方の風量がバランスする高さ位置で停止するようになっている。
【0018】
このフロート部材25が停止した状態では、クリーンルームCRと一般室NRとの間には、フロート部材25の自重とフロート部材25の受圧面積とに基づいて決定される一定の差圧が生じることになり、クリーンルームCRから一般室NRへの余剰空気の流出量が所定の範囲内で変化しても、筒状体23内に浮遊しているフロート部材25が昇降することによって、クリーンルームCRと一般室NRとの間の差圧は略一定に保持されるようになっている。
【0019】
また、この差圧保持ダンパ20には、フロート部材25の高さ位置を検出するセンサ(開閉状態検出手段)26が設けられており、このセンサ26によってフロート部材25の高さ位置を検出することで、空気流出孔24の総面積に対する実際の空気流出面積の比率(開閉率)を検出することができるようになっている。即ち、フロート部材25が、クリーンルームCRと一般室NRとの間の差圧を略一定に保持することができる中間位置にあるのか、クリーンルームCRと一般室NRとの間の差圧を最早一定に保持することができなくなる最上位置または最下位置にあるのかを、少なくとも、検出することができるようになっている。
【0020】
前記外調機11には、インバータ31が付設された給気ファン11aが搭載されており、センサ26から出力されるフロート部材25の位置検出信号が入力される調節器32からの制御信号に基づいて、インバータ31が給気ファン11aの駆動源であるモータの回転数制御を行うようになっている。具体的には、センサ26によって検出されたフロート部材25が、常時、最下位置から50〜80%以内の高さ位置に保持されるように、言い換えれば、差圧保持ダンパ20が、常時、制御可能な範囲内で作動するように、外調機11の給気量が制御されるようになっている。なお、インバータ31、調節器32が風量制御手段に該当する。
【0021】
以上のように、この室圧制御システム1では、高圧側であるクリーンルームCRから低圧側である一般室NRへの余剰空気の流出量を制御する差圧保持ダンパ20が、差圧を一定に保持することができる制御可能な範囲内で常時作動するように、差圧保持ダンパ20に設けられたセンサ26によって検出されるフロート部材25の高さ位置に基づいて、クリーンルームCRへの給気量を変動させるようにしているので、必要以上に大きい外乱が瞬間的に発生した場合を除いて、差圧保持ダンパ20が制御可能な範囲から外れることがなく、差圧保持ダンパ20によって、クリーンルームCRと一般室NRとの間に、常時、所定の差圧を確保することができる。
【0022】
従って、室間差圧が設定差圧になるように給排気量を制御しているが故に、検出した差圧が設定差圧から外れた時点で初めて修正動作が行われる従来の室圧制御システムに比べて制御性が向上し、クリーンルームCRと一般室NRとの間の差圧を微差圧に設定しなければならないような場合に、特に有効な室圧制御システムであるといえる。
【0023】
また、この室圧制御システム1では、フロート部材25の高さ位置が、最下位置から50〜80%といった高位置側(全開側)に保持されるように、クリーンルームCRへの給気量を制御しているので、例えば、クリーンルームCRの扉Dを開けた場合には、フロート部材25が筒状体23内を降下することで、扉Dを開くことによる室圧低下を十分に吸収することができる。
【0024】
なお、上述した実施形態では、差圧保持ダンパ20が、常時、制御可能な範囲内で作動するように、クリーンルームCRへの給気量を変動させるようにしたが、これに限定されるものではなく、逆に、排気ファン13にインバータを付設してクリーンルームCRからの排気量を変動させることも可能である。
【0025】
また、上述した実施形態では、導入する外気を予め処理する外調機11を設けた空調システムに対する室圧制御システム1について説明したが、本発明の室圧制御システムは、換気回数をそれほど多くする必要がない清浄度レベルの低いクリーンルームのように、外調機を設けることなく、空調機内において外気と還気とをミキシングした状態で供給するような空調システムについて適用することも可能であり、その場合は、排気ファンにインバータを付設してクリーンルームCRからの排気量を変動させる必要がある。
【0026】
また、上述した実施形態では、給気ファン11aをインバータ制御することによって給気量を変動させる風量制御手段を採用しているが、これに限定されるものではなく、モータダンパやスクロールダンパ等を用いた風量制御手段を採用することも可能である。
【0027】
また、上述した実施形態では、多数の空気流出孔24が形成された筒状体23内をフロート部材25が昇降するタイプの差圧保持ダンパ20を使用しているが、これに限定されるものではなく、一般的に使用されているスイング式の差圧保持ダンパや、図5に示すようなスライド式の差圧保持ダンパを使用することも可能である。
【0028】
また、上述した実施形態では、1組の外調機11、空調機12及び排気ファン13によって1室のクリーンルームCRを空調する場合の室圧制御システム1について説明したが、図3に示すように、1組の外調機11、空調機12及び排気ファン13によって、清浄度の異なる複数室のクリーンルームCR1、CR2を空調する場合には、同図に示すように、各クリーンルームCR1、CR2への給気ダクトにモータダンパMD1、MD2をそれぞれ取り付け、クリーンルームCR1とクリーンルームCR2とを仕切る間仕切壁B1及びクリーンルームCR2と一般室NRとの間を仕切る間仕切壁B2にそれぞれ設けられた差圧保持ダンパ20a、20bが、常時、制御可能な範囲内で作動するように、上述したモータダンパMD1、MD2の開度調整を行うことによって各クリーンルームCR1、CR2への給気量を制御することも可能である。この場合、外調機11に搭載された給気ファン11aは、その吐出圧力が一定になるようにインバータ31によって回転数制御しておくことが望ましい。
【0029】
また、上述した実施形態では、差圧保持ダンパ20のフロート部材25が最下位置から50〜80%といった高位置側(全開側)に保持されるように、クリーンルームCRへの給気量を制御しているが、これに限定されるものではなく、フロート部材25が制御不能となる最下位置及び最上位置以外の位置に保持されるのであれば、フロート部材25をどのような高さ位置に保持するようにしてもよい。ただし、クリーンルームCRの扉Dを開けたときに発生する室圧低下等を有効に防止するためには、フロート部材25をできるだけ高位置側(全開側)に保持しておくことが望ましい。
【0030】
また、上述した実施形態では、1室のクリーンルームCR、CR1、CR2に対して差圧保持ダンパ20、20a、20bをそれぞれ1つづつ設置しているが、これに限定されるものではなく、例えば、場所によって室圧が変動するような場合には、1室のクリーンルームに対して複数の差圧保持ダンパを異なる箇所に設置することも可能である。このように、一般室より室圧を高く保持しなければならないクリーンルームにおいて、複数の差圧保持ダンパを設置する場合は、少なくとも、開度の小さい差圧保持ダンパが設定開度範囲内で作動するように、給排気量を調整する必要がある。従って、複数の差圧保持ダンパを設置する場合、開度の大きい差圧保持ダンパが設定開度範囲外で作動する可能性もあるが、開度の小さい差圧保持ダンパを可能な限り設定開度範囲の下限側で作動させることによって、全ての差圧保持ダンパが設定開度範囲内で作動するように、給排気量を制御しておくことが望ましい。
【0031】
また、上述した実施形態では、差圧保持ダンパ20、20a、20bをクリーンルームCR、CR2と一般室NRとを仕切る間仕切壁B、B2やクリーンルームCR1、CR2間を仕切る間仕切壁B1に取り付けるようにしているが、これに限定されるものではなく、クリーンルームと一般室またはクリーンルーム同士を相互に接続する連通ダクトに差圧保持ダンパを取り付けることも可能である。
【0032】
また、上述した実施形態では、一般室NRに比べて室圧が高く設定されるクリーンルームCR、CR1、CR2における室圧制御システムについて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、室内に存在している有毒ガスや微生物が外部に流出しないように、一般室や屋外に比べて室圧を低く設定するような場合にも、本発明の室圧制御システムが有効であることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる室圧制御システムの一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】(a)は同上の室圧制御システムに使用されている差圧保持ダンパを示す斜視図、(b)は同上の差圧保持ダンパを間仕切壁に取り付けた状態を示す断面図である。
【図3】他の実施形態である室圧制御システムを示す概略構成図である。
【図4】従来の室圧制御システムを示す概略構成図である。
【図5】同上の室圧制御システムに使用されている差圧保持ダンパを示す断面図である。
【図6】同上の差圧保持ダンパにおける差圧と開度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 室圧制御システム
11 外調機
11a 給気ファン
12 空調機
13 排気ファン
20、20a、20b 差圧保持ダンパ
21 本体部
22 チャンバ
23 筒状体
24 空気流出孔
25 フロート部材(開閉部材)
26 センサ(開閉状態検出手段)
31 インバータ(風量制御手段)
32 調節器(風量制御手段)
CR、CR1、CR2 クリーンルーム
NR 一般室
B、B1、B2 間仕切壁
MD1、MD2 モータダンパ

Claims (2)

  1. 一の空間と他の空間との間の空気の移動量を制御することによって、前記一の空間と前記他の空間との間の差圧を略一定に保持する自力式の差圧保持ダンパと、
    前記差圧保持ダンパが、常時、全開及び全閉以外の中間位置における所定範囲内で作動するように、前記一の空間への給気量または前記一の空間からの排気量を変動させる風量制御手段とを備えた室圧制御システム。
  2. 前記差圧保持ダンパは、
    高圧側の空間から低圧側の空間に空気を流出させる空気流出口が形成された本体部と、
    前記本体部に形成された前記空気流出口を開閉して、前記高圧側の空間から前記低圧側の空間への空気の流出量を制御することによって、前記高圧側の空間と前記低圧側の空間との間の差圧を略一定に保持する開閉部材と
    を備え、
    前記開閉部材による前記空気流出口の開閉状態を検出して、その開閉状態を外部に出力する開閉状態検出手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の室圧制御システム。
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