JP4523652B2 - 差圧保持ダンパ - Google Patents

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本発明は、高圧側から低圧側へ流通する空気量の変化に関係無く該両側間の差圧を一定に保持するための差圧保持ダンパに関する。
一般に、外部の汚染空気の流入を防ぐために室内を正圧に保持する必要のあるクリーンルームや、反対に、有害ガスや細菌等の外部への漏洩を防ぐために室内を負圧に保持する必要のある実験施設では、室内外の差圧を一定に保持するために差圧保持ダンパを設けている。
従来のこの種の差圧保持ダンパとしては、上端部を支点に揺動自在に設けられた遮蔽部材により隣室に面した開口部を覆う所謂スイング式と呼ばれるもの(例えば、特許文献1の図10参照)と、傾斜して設けられたガイド軸に沿って摺動自在に設けられた羽根部材により隣室に面した開口部を覆う所謂スライド式と呼ばれるもの(例えば、特許文献1の図11及び特許文献2参照)がよく知られている。
さらにまた、他のタイプの差圧保持ダンパとしては、フロート部材を使用した差圧保持ダンパが知られており、この差圧保持ダンパは、多数の小開口部が側面に形成された筒状部材の内部をフロート部材が鉛直方向に浮遊することにより空気が通過する小開口部の面積が増減し、設定した差圧をほぼ一定に保持するものである(例えば、特許文献1参照)。
また、差圧保持ダンパの開閉時に発生するハンチングを抑制する技術として、例えば、スライド式の差圧保持ダンパにおいて隣室同士を連通する連通口に気流の通過抵抗を調整する抵抗部材を設けたもの(例えば、特許文献3参照)や、スイング式やスライド式の差圧保持ダンパにおいて室の仕切り壁に形成された開口部を開閉する可動板のウェイトに減衰手段を設けて可動板の振動を抑制したもの(例えば、特許文献4参照)等が提案されている。
特開2000−311018号公報 特公昭63−31707号公報(特開昭60−155846号公報) 特開2001−263777号公報 特開2001−165340号公報(特許第3799469号公報)
しかしながら、上記した従来の差圧保持ダンパは、いずれも100m/h以上の風量を処理対象としており、小部屋を有するクリーンルームや、製薬室や病院の個室等、換気回数の少ない処理風量の小さい場所には容易に適用できないといった問題があった。そのため、これらの換気回数の少ない場所に適用するには、複雑な自動制御設備を設ける必要があり、工事費用や保守管理費用が嵩むといった問題があった。
さらにまた、上記した従来のスイング式やスライド式の差圧保持ダンパにおいて、処理風量を小さくするためには、ダンパ本体の重量を軽くしなければならないが、ダンパ本体の重量を軽くすると、ハンチングが発生し易くなり、開閉動作の安定性が低下し、室間の差圧を一定に保持し難いといった問題もあった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、処理風量が1〜数十m/h程度の小風量の場所にも容易に適用できると共に、ハンチングの発生を確実に抑制し、開閉動作の安定性を向上させ、室間の差圧を一定に保持することのできる差圧保持ダンパを提供することを目的とするものである。
本発明は、高圧側から低圧側へ流通する空気量の変化に関係無く該両側間の差圧を一定に保持するための差圧保持ダンパであって、前記高圧側に連通する下側開口から前記低圧側に連通する上側開口に向かって拡幅された筒状のテーパー管と、該テーパー管内に設けられたガイド棒に沿って上下方向に浮遊可能な浮き子とを備え、該浮き子の上下方向の浮遊によって該浮き子と前記テーパー管の内面との隙間の面積が変化することにより前記下側開口から前記上側開口へ前記テーパー管内を流通する空気量の変化に関係無く差圧を一定に保持可能なように構成されていることを特徴とする。
そして、前記浮き子は、上下に分離可能な2個の浮き子を備え、上側の浮き子は下側の浮き子より重量が軽くなるように構成されているのが好ましい。
また、前記上側の浮き子は前記ガイド棒に対して所定の滑り抵抗を有して設けられているのが好ましい。
さらに、前記浮き子が設定高さ以上に上方へ移動しようとすると該浮き子に接触して該浮き子の上方への移動を拘束する浮き子安定手段を備えていてもよい。
本発明によれば、小部屋を有するクリーンルームや、製薬室や病院の個室等、処理風量が1〜数十m/h程度の換気回数の少ない処理風量の小さい場所であっても差圧を一定に保持することができる。
また、差圧を一定に保持するために複雑な自動制御設備を設ける必要がなく、単純なシステムとなり、工事費用や保守管理費用の低減化を図ることができる。
さらに、浮き子を使用しているため、風量変化に対して応答性がよく、差圧を直ぐに安定させることができる。
さらにまた、浮き子を上下2個の浮き子で構成した場合には、外乱によるハンチング現象の発生を抑制することができ、安定した差圧を維持することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
先ず、本発明の第1の実施の形態に係る差圧保持ダンパについて説明する。ここで、図1は本発明の第1の実施の形態に係る差圧保持ダンパを示す断面図、図2は同差圧保持ダンパを高圧側の室と低圧側の室の間仕切壁に取り付けた状態を示す断面図、図3は同差圧保持ダンパを内部が加圧された生産装置に取り付けた状態を示す断面図である。
本発明の実施の形態に係る差圧保持ダンパ10は、図1に示されているように、下側開口11から上側開口12に向かって拡幅された円筒状を成すテーパー管13と、下側開口11及び上側開口12にそれぞれ水平に設けられた下側支持部材14と上側支持部材15との間に鉛直方向に渡設されたガイド棒16と、該ガイド棒16に沿って上下方向に浮遊可能な浮き子17と、該浮き子17の下方においてテーパー管13の内面に水平に固定された円環状の閉鎖用リング部材18と、該閉鎖用リング部材18の下方においてガイド棒16に固定された円盤状のストッパ部材19とを備えて構成されている。
この差圧保持ダンパ10は、例えば、図2に示されているように、高圧側の室と低圧側の室との間仕切壁20の開口部21に設けられたチャンバー22を介して、テーパー管13の下側開口11が高圧側の室に連通するように取り付けられると共に上側開口12が低圧側の室に連通するように取り付けられる。或いは、図3に示されているように、差圧保持ダンパ10は、高圧に加圧された生産装置23の開口部24に設けられたチャンバー25を介して、テーパー管13の下側開口11が生産装置23の内部に連通するように取り付けられると共に上側開口12が生産装置23の外部に連通するように取り付けられる。
浮き子17は、円盤状の羽根部材26と、羽根部材26の中心部に嵌合する錘部材27とから構成されており、羽根部材26は閉鎖用リング部材18上に載置可能に形成されている。これにより、下側開口11から上側開口12への空気の流通を遮断できると共に、浮き子17がテーパー管13内を上下方向に浮遊する際に羽根部材26とテーパー管13の内面との隙間の面積が変化することにより下側開口11から上側開口12へ流通する空気量の変化に関係無く差圧を一定に保持できるようになっている。そして、高圧側と低圧側との間の設定差圧は、羽根部材26の面積と浮き子17の重量により決定される。
錘部材27はガイド棒16が挿通可能なように設けられ、羽根部材26の上面に載置される円形の板状部28と、板状部28から羽根部材26の中心部を貫通して下方に延出する棒状部29とから構成されている。棒状部29の長さは、羽根部材26が閉鎖用リング部材18上に載置された時に棒状部29の下端とストッパ部材19との間に僅かな隙間が形成されるように設定されている。
このように構成された差圧保持ダンパ10において、高圧側からの空気は開口部21又は24からチャンバー22又は25に流入後、下側開口11から上向きにテーパー管13内に流入する。テーパー管13内に流入した空気は、浮き子17の羽根部材26の下面側に当たり、浮き子17を上昇させ、羽根部材26とテーパー管13の内面との隙間を通過し、上側開口12から低圧側に流出する。その後、浮き子17は上下方向に浮遊し、これにより、高圧側から低圧側へテーパー管13内を流通する空気量の変化に関係無く高圧側と低圧側との間の差圧は一定に保持される。
図4は、差圧保持ダンパ10に1〜5m/hの風量を流通させた時の風量と保持差圧との関係を示す図、図5は差圧保持ダンパ10に5〜25m/hの風量を流通させた時の風量と保持差圧との関係を示す図であり、両図共に、設定差圧を20Paと40Paとした場合の計測結果を示している。これらの計測結果から、本発明の実施の形態に係る差圧保持ダンパ10によれば、処理風量が1〜数十m/h程度の小風量の場合でも高圧側と低圧側との間でほぼ一定の差圧を保持できることが分かる。
また、図6は、差圧保持ダンパ10において、風量を4m/h以下で変化させた時の差圧の計測結果を示す図であり、この計測結果から、本発明の実施の形態に係る差圧保持ダンパ10によれば、風量の変化に対しても差圧がほぼ一定の値を示し、差圧の追従性と安定性が良好となることが分かる。なお、この場合、閉鎖用リング部材18を設置しなかったため、図6中の破線で囲んだ部分では、羽根部材26とテーパー管13の内面との間に僅かな隙間が生じて風量が1.0m/h以下となると共に、棒状部29の下端がストッパ部材19に当接し、浮き子17が下降しなくなったため、差圧が減少している。
さらに、図7は差圧保持ダンパ10において、処理風量が4.0m/h、3.0m/h、2.0m/h、1.0m/hの時にそれぞれ試験装置内部(高圧側)の圧力を急激に高くして浮き子17に外乱を与えた時の差圧のハンチング現象の発生状態を計測した結果を示す図である。この計測結果から、風量が4.0m/h、3.0m/h、2.0m/hの時には、ハンチング現象が発生することが分かる。また、この場合、閉鎖用リング部材18を設置しなかったため、風量が1.0m/hの時には、棒状部29の下端がストッパ部材19に当接するため、ハンチングできず、ハンチング現象の発生が見られなかった。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る差圧保持ダンパについて説明する。ここで、図8は本発明の第2の実施の形態に係る差圧保持ダンパを示す断面図、図9は同差圧保持ダンパの上側の浮き子の短管を示す正面図、図10は同差圧保持ダンパの上側の浮き子の短管を示す平面図である。なお、説明の簡略化のため、本実施の形態において、上記した第1の実施の形態と同等の構成については、図8中、図1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本発明の実施の形態に係る差圧保持ダンパ30では、浮き子31が上下に分離可能な2個の浮き子32,33を備えており、各浮き子32,33はそれぞれガイド棒16を貫通し、該ガイド棒16に沿って上下に浮遊可能に設けられている。
下側の浮き子33は、円盤状の羽根部材34と、羽根部材34の中心部に嵌合する錘部材35とから構成されている。羽根部材34は閉鎖用リング部材18上に載置可能に形成されており、錘部材35はガイド棒16に挿通可能に設けられ、羽根部材34の上面に載置される円形の板状部36と、板状部36から羽根部材34の中心部を貫通する軸部37とが一体に形成されて構成されている。
上側の浮き子32は、下側の浮き子33の羽根部材34より薄く且つ該羽根部材34の外径と同一の外径を有する円盤状の羽根部材38と、羽根部材38の中心部に嵌合する錘部材39と、錘部材39の下端から下方に延出する短管40とを備えており、下側の浮き子33より重量が軽くなるように構成されている。図9に良く示されているように、短管40は円筒形状を成し、傾斜した姿勢で取り付けられ、短管40の下端の一部分44がガイド棒16に接触することにより、上側の浮き子32がガイド棒16に対して所定の滑り抵抗を有するように構成されている。
なお、図10及び図11に示すように、短管40の下端部には、例えば、平面視でC字状に曲成された弾力性を有する部材により構成された抵抗部41を設け、この抵抗部41がガイド棒16を挟み込み、両側端部42,43がガイド棒16に線接触することにより、上側の浮き子32が上下に浮遊する際にガイド棒16に対して所定の滑り抵抗を有するように構成してもよい。
このように構成された差圧保持ダンパ30において、高圧側から下側開口11を介してテーパー管13内に流入した空気は、下側の浮き子33の羽根部材34及び上側の浮き子32の羽根部材38の各下面側に当たり、下側の浮き子33と上側の浮き子32を一緒に上昇させ、各羽根部材34,38とテーパー管13の内面との隙間を通過し、上側開口12から低圧側に流出する。その後、浮き子31は、上昇する時は上下の浮き子32,33が一緒に移動し、下降する時は上下の浮き個32,33の重量の違いと短管40の滑り抵抗の作用により上側の浮き子32が下側の浮き子33より少し遅れたタイミングで移動しながら浮遊する。
この時の上下の浮き子32,33の互いの浮遊動作のタイミングのずれにより、下側の浮き子33は上側の浮き子32によって上方から押え付けられ、ハンチング等の外乱が発生した場合でも、下側の浮き子33のハンチングは抑制され、減衰し、上下の浮き子32,33は次第に停止する。
これらの浮き子31、32の浮遊動作により、高圧側から低圧側へテーパー管13内を流通する空気量の変化に関係無く高圧側と低圧側との間の差圧は一定に保持される。
図12は、差圧保持ダンパ30において、風量を4m/h以下で変化させた時の差圧の計測結果を示す図であり、この計測結果から、本発明の実施の形態に係る差圧保持ダンパ30によれば、風量の変化に対しても差圧がほぼ一定の値を示し、差圧の追従性と安定性が良好となることが分かる。なお、この場合、閉鎖用リング部材18を設置しなかったため、図12中の破線で囲んだ部分では、羽根部材34とテーパー管13の内面との間に僅かな隙間が生じて風量が1.0m/h以下となると共に、棒状部29の下端がストッパ部材19に当接し、浮き子17が下降しなくなったため、差圧が減少している。
また、図13は、差圧保持ダンパ30において、処理風量が4.0m/h、3.0m/h、2.0m/h、1.0m/hの時にそれぞれ試験装置内部(高圧側)の圧力を急激に高くして浮き子31にそれぞれ2回程度の外乱を与えた時の差圧のハンチング現象の発生状態を計測した結果を示す図である。この計測結果から、風量が4.0m/hの場合には、外乱を与えてもハンチングは発生せず、また、風量が3.0m/h及び2.0m/hの時には、一旦ハンチングを開始するが、ハンチング現象には至らず自然停止することが分かる。また、この場合、閉鎖用リング部材18を設置しなかったため、風量が1.0m/hの時には、棒状部29の下端がストッパ部材19に当接するため、ハンチングできず、ハンチング現象の発生が見られなかった。
このように本発明の第1及び第2の実施の形態に係る差圧保持ダンパ10,30によれば、小部屋を有するクリーンルームや、製薬室や病院の個室等、処理風量が1〜数十m/h程度の換気回数の少ない処理風量の小さい場所であっても差圧を一定に保持することができる。
また、差圧を一定に保持するために複雑な自動制御設備を設ける必要がなく、単純なシステムとなり、工事費用や保守管理費用の低減化を図ることができる。
さらに、小型で軽量の浮き子17,31を使用しているため、風量変化に対して応答性がよく、差圧を直ぐに安定させることができる。
さらにまた、ハンチング現象の発生が避けられない場合は、浮き子31を上下2個の浮き子32,33で構成することにより、外乱によるハンチング現象の発生を抑制することができ、安定した差圧を維持することができる。
なお、生産装置23の場合等、風量設定変更時に所定の差圧が安定して保持できるようにしたい場合には、図14に示すように、ガイド棒16に沿って昇降可能な浮き子安定手段50を設けてもよい。この浮き子安定手段50は、上方からガイド棒16に螺合する螺合部51と、この螺合部51の上端に設けられる円盤状の摘み部52とから構成され、螺合部51の下端が浮き子17の上端に接触して浮き子17の上方への移動を拘束可能となっている。また、この場合、テーパー管13の周壁には事前に、所定の差圧にて、別途流量計で確認した設定風量の目盛り53が表示されており、螺合部51の下端を所望の風量の目盛りに合わせることにより、その風量と差圧の関係は維持され、さらに外乱に対する差圧の安定性を高めることもできる。なお、図14は上記した本発明の第1の実施の形態に係る差圧保持ダンパ10に浮き子安定手段50を設けた例を図示しているが、この浮き子安定手段50は上記した本発明の第2の実施の形態に係る差圧保持ダンパ30に設けても良いことは言う迄もない。
本発明の第1の実施の形態に係る差圧保持ダンパを示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る差圧保持ダンパを高圧側の室と低圧側の室の間仕切壁に取り付けた状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る差圧保持ダンパを内部が加圧された生産装置に取り付けた状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る差圧保持ダンパに1〜5m/hの風量を流通させた時の風量と保持差圧との関係を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る差圧保持ダンパに5〜25m/hの風量を流通させた時の風量と保持差圧との関係を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る差圧保持ダンパにおいて風量を4m/h以下で変化させた時の差圧の計測結果を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る差圧保持ダンパにおいて処理風量が4.0m/h、3.0m/h、2.0m/h、1.0m/hの場合にそれぞれ浮き子に外乱を与えた時の差圧のハンチング現象の発生状態を計測した結果を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る差圧保持ダンパを示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る差圧保持ダンパの上側の浮き子の短管を示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る差圧保持ダンパの上側の浮き子の短管を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る差圧保持ダンパの上側の浮き子の短管の別の例を示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る差圧保持ダンパにおいて風量を4m/h以下で変化させた時の差圧の計測結果を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る差圧保持ダンパにおいて処理風量が4.0m/h、3.0m/h、2.0m/h、1.0m/hの場合にそれぞれ浮き子に外乱を与えた時の差圧のハンチング現象の発生状態を計測した結果を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る差圧保持ダンパに浮き子安定手段を設けた例を示す正面図である。
符号の説明
10 差圧保持ダンパ
11 下側開口
12 上側開口
13 テーパー管
16 ガイド棒
17 浮き子
31 浮き子
32 上側の浮き子
33 下側の浮き子
50 浮き子安定手段

Claims (3)

  1. 高圧側から低圧側へ流通する空気量の変化に関係無く該両側間の差圧を一定に保持するための差圧保持ダンパであって、
    前記高圧側に連通する下側開口から前記低圧側に連通する上側開口に向かって拡幅された筒状のテーパー管と、
    該テーパー管内に設けられたガイド棒に沿って上下方向に浮遊可能な浮き子と、
    を備え、該浮き子は、上下に分離可能な2個の浮き子を備え、上側の浮き子は下側の浮き子より重量が軽くなるように構成されており、該浮き子の上下方向の浮遊によって該浮き子と前記テーパー管の内面との隙間の面積が変化することにより前記下側開口から前記上側開口へ前記テーパー管内を流通する空気量の変化に関係無く差圧を一定に保持可能なように構成されていることを特徴とする差圧保持ダンパ。
  2. 前記上側の浮き子は前記ガイド棒に対して所定の滑り抵抗を有して設けられている請求項に記載の差圧保持ダンパ。
  3. 前記浮き子が設定高さ以上に上方へ移動しようとすると該浮き子に接触して該浮き子の上方への移動を拘束する浮き子安定手段を備えている請求項1又は2に記載の差圧保持ダンパ。
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