JP4805711B2 - 弁装置およびそれを備える整圧器 - Google Patents

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本発明は、整圧器、特に整圧器に備えられる弁装置に関する。
図19は、従来の技術の整圧器に備えられる弁装置1を示す断面図である。図20は、弁装置1に設けられるシリンダ5を平面状に展開して示す正面図である。弁装置1は、弁座2が形成される円環状の弁座体3に、複数の透孔4が形成されるシリンダ5が当接して設けられ、シリンダ5内にピストン6が変位可能に設けられている。ピストン6は、弁座2に着座および離間可能である。
弁座体3は、ゴムから成る弁座片7が、保持部材8の凹溝に嵌まり込んで保持される構成である。弁座片7の上面によって弁座2が形成される。シリンダ5は、下端部を弁座2に上方から当接させて設けられている。ピストン6は、弁座2に上方から着座可能であり、着座する位置が閉位置であり、この閉位置で弁通路を閉じる。ピストン6は、閉位置から上方へ変位し、弁座2から離間することによって弁通路を開く。開度は、ピストン6の閉位置から上方への変位量に応じて変化する。
各透孔4は、シリンダ5の下端部寄りの部分に形成されているが、下端面から距離(以下「無透孔距離」という)Δhの領域には、透孔4が形成されていない。これによってピストン6の変位量が無透孔距離Δh未満の状態では、ピストン6が変位しても開度が変化しない。したがってピストン6が閉位置付近にある状態では、開度の調整ができない。このような弁装置1を備える整圧器は、整圧性能が低くなってしまう。
図21は、他の従来の技術の整圧器に備えられる弁装置1Aを示す断面図である。図21の弁装置1Aは、図19の弁装置1と類似しており、対応する部分には同一の符号を付し、異なる構成だけ説明する。弁装置1Aでは、弁座体3は、弁座片7および保持部材8に加えて、押え片9を有している。保持部材8には、凹溝は形成されておらず、弁座片7は、保持部材8に乗載される状態で設けられ、内周部分で押え片9によって上方から押えられ、保持部材8と押え片9とによって挟持されている。シリンダ5は、下端部を保持部材8に上方から当接させ、下端部の内周面を押え片9に当接させて設けられる。
この弁装置1Aでは、弁座片7の厚み寸法が、無透孔距離Δhよりも大きく、弁座2よりも下方に透孔37の一部が存在している。したがって弁装置1Aは、図19、図20の弁装置1の課題を解決し、ピストン6の変位量が無透孔距離Δh未満の状態でも、ピストン6の変位によって開度が変化し、ピストン6が閉位置付近にある状態でも、開度の調整が可能である。したがって弁装置1Aを備える整圧器は、整圧性能を高くすることができる。このように弁装置1Aは、弁装置1の課題を解決することはできるが、弁座体3に押え片9が必要となり、部品点数が多くなり、構成が複雑にあるという、別の課題を生じる。先行技術文献は、見当たらなかった。
本発明の目的は、部品点数の増加、構成の複雑化を招くことなく、閉位置付近においても開度の調整が可能な弁装置およびそれを備える整圧器を提供することである。
本発明は、気体供給管路に介在され、開度を調整する弁装置であって、
環状の弁座が形成される弁座体と、
軸線方向の端面が弁座体の弁座に当接されて設けられ、複数の透孔が形成されるシリンダと、
シリンダ内に、弁座に対して着座および離間するように変位可能に設けられ、シリンダに対する変位によって開度を変化させるピストンとを備え
前記透孔は、
シリンダの弁座に当接される端面で開放する長透孔と、シリンダの軸線方向と一致する上下方向の寸法が前記長透孔よりも小さい中透孔と、前記上下方向の寸法が前記中透孔よりも小さい短透孔とを含み、
各透孔は、周方向一方へ長透孔、中透孔、小透孔の順で繰返し並んで形成され、
各透孔の上端部は、上下方向に関して同一の位置まで延びていることを特徴とする弁装置である。
また本発明は、弁座体は、
外表面部が弾性材料から成り、弁座を形成する環状の弁座片と、
弁座片を保持する保持部材とを有することを特徴とする。
また本発明は、弁座片は、
弾性材料から成る環状の弁座片本体と、
剛性を有し、弁座片本体の内部に全周にわたって挿通する状態で設けられる芯材とを有することを特徴とする。
また本発明は、前記弁装置と、
二次圧力を一定に保持するように弁装置のピストンを駆動する駆動手段とを備えることを特徴とする整圧器である。
本発明によれば、シリンダに対してピストンが変化することによって、開度を調整し、気体供給管路を介して供給される気体の状態量を制御することができる。この状態量は、たとえば二次圧力であってもよい。シリンダは、軸線方向の端面が、弁座体の弁座に当接する状態で設けられている。シリンダには、弁座に当接される端面で、開放する透孔が形成されている。ピストンが弁座に着座する閉位置では、弁通路が閉じ、開度が0であるが、ピストンが弁座からわずかにでも離間すると、つまり閉位置以外では、弁通路が開き、開度が0を超える値となる。したがって閉位置付近においても、ピストンの変位によって開度が変化し、開度の調整が可能である。しかも弁座体は、簡素な構成とし、少ない部品点数で実現することができる。したがって部品点数の増加、構成の複雑化を招くことなく、閉位置付近においても開度の調整が可能な弁装置を実現することができる。
また本発明によれば、弁座体は、弁座片が保持部材に保持されて構成され、弁座片は、外表面部が弾性材料から成る。これによってピストンを弁座片に確実に密着させ、ピストンが閉位置にあるときに弁通路を確実に閉じることができる。しかも弁座体は、弁座片を保持部材で保持すればよく、部品点数を少なくして構成を簡素に実現することができる。
また本発明によれば、剛性を有する芯材が、弁座片本体の内部に挿通して設けられる。これによって弁座片は、全体的な変形が防止され、表面部だけが局所的に変形可能である。したがってシリンダ、ピストンおよび保持部材の形状に倣い、密着させることができ、かつ弁座片が、シリンダの端面で開放する透孔に臨む部分で、浮上がることを防ぐことができる。したがって弁座片と保持部材との間、シリンダと弁座片との間およびピストンと弁座片との間に、不所望なバイパス通路が形成されてしまい、このバイパス通路を経て気体が流下してしまうことを防ぐことができる。したがって信頼性の高い弁装置を実現することができる。
また本発明によれば、駆動手段によって、弁装置のピストンを駆動し、二次圧力を一定に保持することができる。弁装置は、前述のように部品点数の増加、構成の複雑化を招くことなく、閉位置付近においても開度の調整が可能であり、これによって部品点数の増加、構成の複雑化を招くことなく、整圧性能の高い整圧器を実現することができる。
図1は、本発明の実施の一形態の弁装置20を示す断面図である。図2は、弁装置20を示す斜視図である。図3は、弁装置20を備える整圧器21が設けられる整圧装置22を示す系統図である。弁装置20は、ガス供給源からガス消費機器に、ガスを供給するためのガス供給管路23に介在され、開度を調整することによって、ガス供給管路23によって供給されるガスの状態量を制御する。ガスは、気体であれば特に限定されるものでなく、したがってガス供給源は、気体供給源であり、ガス消費機器は、気体供給先装置であり、ガス供給管路は、気体供給管路である。ガスは、たとえば燃料ガスであってもよい。
弁装置20の制御対象である状態量は、特に限定されるものではなく、供給流量であってもよいが、本実施の形態では、二次圧力(以下「二次圧」という)である。弁装置20が設けられる整圧器21は、二次圧を一定に保つための機器であり、弁装置20は、二次圧を一定に保つために、開度が調整される。
弁装置20は、弁座体25と、シリンダ26と、弁体としてのピストン27とを備えている。弁座体25、シリンダ26、ピストン27は、弁座体25の軸線、シリンダ26の軸線、ピストン27の軸線が、上下方向に延びる基準軸線L0と一致するように、同軸に設けられる。本実施の形態では、図1において上方となる基準軸線L0に沿う軸線方向一方が上方z1であり、図1において下方となる基準軸線L0に沿う軸線方向他方が下方z2である。したがって軸線方向一方(上方z1)の端部である一端部は、上端部となり、軸線方向他方(下方z2)の端部である他端部は、下端部となる。図2には、弁座体25を省略して示す。
弁座体25は、円環状の形状を有し、軸線に垂直な断面の形状が長方形状である。弁座体25は、少なくとも外表面部が弾性材料であるゴムから成る弁座片31と、金属などから成る剛性を有する保持部材33とを有する。弁座片31は、円環状の形状を有し、軸線に垂直な断面の形状が大略的に長方形状である。保持部材33は、円環状の形状を有し、軸線に垂直な断面の形状が大略的に長方形状であり、上端部側の部分に周方向全周に延びる凹溝30が形成されている。弁座片31は、凹溝30に嵌まり込んで、保持部材33に保持される。この弁座片31の上端面によって、弁座体25の上端部に弁座32が形成される。
シリンダ26は、円筒状の形状を有し、下端部寄りの部分に、複数の透孔37が形成されている。各透孔37は、上下方向z1,z2に延びる溝状の孔であり、周方向に規則正しく並んで形成されている。図2は、一部の透孔37だけを示すが、周方向全周にわたって透孔37が形成されている。このシリンダ26は、弁座体25の上方z1に配置され、下端部が弁座32に当接するように設けられる。シリンダ26は、たとえば金属から成り、剛性を有する。
ピストン27は、略円柱状の形状を有し、シリンダ26に同軸に嵌まり込んだ状態で、シリンダ26に対して、上下方向z1,z2へ変位可能に設けられている。ピストン27は、下端部の最外周部に、下方へ尖鋭状に突出する突条40が形成されている。この突条40は、周方向全周に延びている。ピストン27は、たとえば金属から成り、剛性を有する。
弁座体25、シリンダ26およびピストン27は、図示を省略するハウジングに収納され、この状態で、ハウジング内に、一次側から二次側に、シリンダ26の外方の空間(以下「外空間」という)45、各透孔37、シリンダ26の内方におけるピストン27の下方の空間(以下「弁室」という)46、弁座体25の内方の空間(以下「弁孔」という)47の順序で、矢符x1、x2で示すように、ガスが流下する弁通路が形成される。つまり外空間45、各透孔37、弁室46、弁孔47は、弁通路の一部を構成する。
ピストン27は、突条40が弁座32に着座する位置(以下「閉位置」という)にあるとき、弁通路を閉じ、閉位置から上方へ変位し、突条40が弁座32から離間することによって弁通路を開く。弁装置20は、ピストン27の閉位置からの上方への変位量に応じた開度で、弁通路を開く。
弁装置20は、蓋体41が設けられる。蓋体41は、円板状の形状を有し、シリンダ26の上方に設けられ、シリンダ26を上方から塞ぐ。これによってピストン27の上方に背圧室42が形成される。ピストン27には、上下方向に延びる導圧通路43が形成され、背圧力室42が弁室46に連通され、背圧室42の圧力が、弁室46の圧力と同一になるよに構成される。これによってピストン27が、弁室46のガスから受ける力を、背圧室42のガスから受ける力で相殺させ、ピストン27を駆動するために必要な駆動力を小さくすることができる。蓋体41は、たとえば金属から成り、剛性を有する。図2には、蓋体41を省略して示す。
弁装置20は、シール部材50を備えており、シール部材50は、ピストン27の外周部に保持されている。シール部材50は、たとえばゴムから成り、形状が円環状の部材であり、たとえばOリングによって実現される。ピストン27の外周部には、周方向全周に延びるシール溝51が形成され、シール部材50は、シール溝51に嵌まり込んで保持されて周方向へ延び、シリンダ26の内周面に弾発的に当接し、ピストン27の外周面とシリンダ26の内周面との間の隙間空間53をシールする。このシール部材50を設けることによって、ピストン40が閉位置にある状態で、ガスが、透孔37から隙間空間53を経て背圧室42に抜け、導圧通路43を通過して弁室46に至る迂回経路を通って、不所望に流下してしまうことが防がれる。
また弁装置20では、ピストン27がシリンダ26に対して変位するときの摺動抵抗(以下「変位摺動抵抗」という)を小さくするために、隙間空間53に、グリスなどの耐ガス性を有する潤滑剤を保持している。ピストン27の外周部には、シール溝51の上方に、周方向全周に延びる潤滑剤溝54が形成され、潤滑剤は、潤滑剤溝54に充填される状態で保持されている。潤滑剤は、この潤滑剤溝54から隙間空間53に供給され、隙間空間53に保持される。これによって変位摺動抵抗を小さくすることができる。
シール部材50は、ピストン27の変位に伴なって、シリンダ26における透孔37が形成されていない部分において摺動するように設けられている。本実施の形態では、シール部材50および潤滑剤溝54は、ピストン27が開位置にある状態で、シリンダ26の各透孔37が形成される部分よりも上方の部分に当接する位置に設けられている。図には、シール部材50および潤滑剤溝54は、理解しやすくするため、前述のような位置関係を無視して記載している。
このような弁装置20を備える整圧器21は、ダイヤフラム59を用いた駆動手段60を備えている。弁装置20のピストン27には、ピストンロッド61が固定され、ピストンロッド61は、蓋体41を挿通し、駆動手段60のダイヤフラム59に連結されている。駆動手段60のダイヤフラム59によって仕切られる両側の圧力室62,63のうち、一方の圧力室62には、二次圧が導かれ、他方の他方の圧力室63には、パイロットガバナ64によって、一次圧力(以下「一次圧」という)に基づいて調整された中間圧力(以下「中間圧」という)が導かれる。駆動手段60は、二次圧と中間圧との差圧に基づいてダイヤフラム59が変位し、二次圧が一定に保持されるように弁装置20のピストン27を駆動する。整圧器21は、ガバナとも呼ばれる機器である。整圧装置22は、整圧器21とパイロットガバナ64とを含んで構成される。
したがって整圧器22は、ガス供給管路23に弁装置20が介在され、駆動手段60による弁装置20の開度の調整によって、供給するガスの流量にかかわらず二次圧を一定に保つことができる。一次圧は、供給管路23における弁装置20よりも供給方向上流側となるガス供給源側の圧力であり、二次圧は、供給管路23における弁装置20よりも供給方向下流側となるガス消費機器側の圧力であり、中間圧は、一次圧と二次圧との間の圧力である。中間圧は、パイロットガバナ64によって最適圧力に制御されている。
図4は、シリンダ26を展開して示す正面図である。図4には、シリンダ26を、周方向1カ所で分断し、平面状に展開して外方側から見て示す。各透孔37は、上端部を除く部分の幅が一様な平行溝状であり、上端部が先鋭状に形成されている。各透孔37の上端部は、上下方向z1,z2に関して同一の位置まで延びている。各透孔37には、上下方向z1,z2の寸法が異なる複数種類の透孔37a〜37cが含まれ、上下方向z1,z2の寸法の異なる透孔は、下端部が上下方向z1,z2に関して互いに異なる位置まで延びている。上下方向z1,z2の寸法が最も大きい透孔37aは、シリンダ26の下端部の端面(以下「下端面」という)38で下方へ開放している。各透孔37は、寸法の異なる透孔37a〜37cが、予め定める規則に従う並び順で並んでいる。
本実施の形態では、透孔37は、上下方向z1,z2の寸法が大きい透孔(以下「長透孔」という)37aと、上下方向z1,z2の寸法が中程度の透孔(以下「中透孔」という)37bと、上下方向z1,z2の寸法が小さい透孔(以下「短透孔」という)37cとの、3種類の透孔37a〜37cを含んでいる。各透孔37は、複数の透孔37の並びを1グループG37とし、複数のグループG37が周方向に繰返し並ぶように、形成されている。1つのグループ37Gは、2つの長透孔37a、2つの中透孔37b、2つの短透孔37cを有し、周方向一方へこの順序で並んでいる。
図5は、弁座体25付近を拡大して示す断面図である。図6は、図5の切断面線S6−S6から見て示す断面図である。図5は、基準軸線L0を含む平面で切断した断面を示し、図6は、シリンダ26の内周面に沿う円筒面で切断した断面を示す。また図5には、ピストン27が閉位置にある状態で示す。弁座体25は、弁座片31の上端面である弁座32と保持部材33の上端面55とが面一になるように形成されている。シリンダ26は、弁座片31の外周部と、保持部材33における弁座片31の外方の部分とに跨るように配置され、下端面38が、弁座片31の上端面から成る弁座32および保持部材33の上端面55に当接するように設けられる。
このようにシリンダ26は、下端面38の一部が剛性の保持部材33の上端面55に当接することによって、弁座体25に対して、上下方向z1,z2に位置決めされ、下端面38の残りの一部が弾性材料から成る弁座片31の上端面によって形成される弁座32に当接することによって、長透孔37aが形成される部分を除く部分で、弁座体25に密着して弁座32との間に隙間が形成されることを防止することができる。
図7は、弁座片31を軸線を含む平面で切断して斜め上方から見て示す断面図である。弁座片31は、環状の弁座片本体55と、弁座片本体55の内部に全周にわたって挿通する状態で設けられる芯材56とを有する。弁座片本体55は、弾性材料であるゴムから成り、弁座片31の外表面部は、この弁座片本体55によって形成される。芯材56は、たとえば金属から成り、剛性を有している。芯材56は、弁座片31におけるシリンダ26の下端面38の下方の領域のうち、少なくとも一部の領域に配置されるように設けられる。本実施の形態では、芯材56は、外周側の部分80が、弁座片31におけるシリンダ26の下端面38の下方の領域から半径方向内方延び、弁座32におけるピストン27の着座位置の下方の位置よりもさらに内方となる位置まで延びて配置される。
本実施の形態の弁装置20によれば、シリンダ26には、弁座32に当接される端面38で、開放する透孔37aが形成されている。ピストン27が弁座32に着座する閉位置では、弁通路が閉じ、開度が0であるが、ピストン27が弁座32からわずかにでも離間すると、つまり閉位置以外では、弁通路が開き、開度が0を超える値となる。したがって閉位置付近においても、ピストン27の変位によって開度が変化し、開度の調整が可能である。しかも弁座体25は、簡素な構成とし、少ない部品点数で実現することができる。したがって部品点数の増加、構成の複雑化を招くことなく、閉位置付近においても開度の調整が可能な弁装置20を実現することができる。
図8は、図4のシリンダ26が設けられる場合の開閉特性を示すグラフである。図4において、横軸は、ピストン27の開位置からの上方への変位量を示し、縦軸は、弁通路を流下するガスの流量を示す。この平行溝状の透孔37が形成されるシリンダ26を用いる構成では、変位量の単位変化量に対する流量増加量が小さくなる開閉特性を有する。変位量の単位変化量に対する流量増加量の減少度は小さい。
また弁座体25は、弁座片31が保持部材に保持されて構成され、弁座片31は、外表面部が弾性材料から成る。これによってピストン27を弁座片31に確実に密着させ、ピストン27が閉位置にあるときに弁通路を確実に閉じることができる。しかも弁座体25は、弁座片31を保持部材33で保持すればよく、部品点数を少なくして構成を簡素に実現することができる。
また剛性を有する芯材56が、弁座片本体55の内部に挿通して設けられる。これによって弁座片31は、全体的な変形が防止され、外表面部だけが局所的に変形可能である。したがってシリンダ26、ピストン27および保持部材33の形状に倣い、密着させることができ、かつ弁座片31が、シリンダ26の下端面38で開放する透孔37aに臨む部分で、浮上がることを防ぐことができる。したがって弁座片31と保持部材33との間、シリンダ26と弁座片31との間およびピストン27と弁座片31との間に、不所望なバイパス通路が形成されてしまい、このバイパス通路を経てガスが流下してしまうことを防ぐことができる。したがって信頼性の高い弁装置20を実現することができる。
またシリンダ26は、下端面38の一部が保持部材33の上端面55に当接し、弁座体25に対して位置決めされ、下端面38の残りの一部が弁座32に当接することによって、長透孔37aが形成される部分を除く部分で、弁座体25に密着して弁座32との間に隙間が形成されることを防止することができる。したがってシリンダ26を弁座体25に対して、好適な状態で設けることができ、信頼性の高い弁装置20を実現することができる。しかも芯材56は、弁座片31におけるシリンダ26の下端面38の下方の領域のうち、少なくとも一部の領域に配置されるように設けられる。したがって弁座片31におけるシリンダ26の下端面38の下方の領域の変形を防止し、前述の弁座片31の浮上がり防止を確実に達成することができる。
また芯材56が、ピストン27の弁座32への着座位置の下方にも配置されており、ピストン27が弁座32に対して繰返し着座および離間することによって、弁座片31に、不所望な変形が残留してしまうことを防ぐことができ、ピストン27が閉位置にある場合の弁通路の閉止を確実に達成することができる。したがって信頼性の高い弁装置20を実現することができる。
このようなゴムから成る弁座片本体55に剛性の芯材56が挿通される弁座弁31では、保持部材33、シリンダ26、ピストン27における弁座片31と接触する部分の加工精度が低く、表面が粗い場合は、芯材56の厚み寸法および半径方向寸法を小さくして弁座片本体55を厚肉に形成することによって、保持部材33、シリンダ26、ピストン27における弁座片31と接触する部分の表面の凹凸を吸収しやすくなり、シール性を高くすることができる。弁座弁31では、逆に、保持部材33、シリンダ26、ピストン27における弁座片31と接触する部分の加工精度が高く、表面が細かい場合は、芯材56の厚み寸法および半径方向寸法を大きくして弁座片本体55を薄肉に形成することによって、弁座片31全体の変形、経年変化を抑え、高い面圧を長期にわたって維持し、高いシール性を長期にわたって得ることができる。したがって芯材56の厚み寸法および半径方向寸法、弁座片本体55の肉厚寸法は、保持部材33、シリンダ26、ピストン27における弁座片31と接触する部分の表面の状態に合わせて、適宜選択すればよい。図1〜図7の構成は、芯材56の厚み寸法および半径方向寸法を小さくして弁座片本体55を厚肉に形成した構成である。
弁座片本体55の肉厚寸法は、たとえば1mm以上5mm以下であり、この範囲で適宜選択される。この数値範囲は、あくまで一例であり、本発明がこの範囲内に限定されるものではない。弁座片本体55の肉厚寸法が前記範囲であっても、本発明に含まれることはいうまでもない。
またこのような弁装置20を備える整圧器21によれば、弁装置20が、前述のように部品点数の増加、構成の複雑化を招くことなく、閉位置付近においても開度の調整が可能である。したがって部品点数の増加、構成の複雑化を招くことなく、整圧性能の高い整圧器21を実現することができる。
図9は、本発明の実施の他の形態として、弁装置20に設けられるシリンダ26の一部を展開して示す正面図である。図10は、図9のシリンダ26が設けられる場合の開閉特性を示すグラフである。図10において、横軸は、ピストン27の開位置からの上方への変位量を示し、縦軸は、弁通路を流下するガスの流量を示す。本実施の形態は、図1〜図8に示す前述の実施の形態と類似しており、対応する部分に同一の符号を付し、異なる構成についてだけ説明し、同様の構成の説明は省略する。
図1〜図8に示す前述の実施の形態では、シリンダ26に、平行溝状であり上端部が尖鋭に形成される透孔37が形成されたけれども、本実施の形態では、シリンダ26に、いわばラッパ状の透孔37が形成される。この透孔37は、下端部がシリンダ26の端面38で開放し、上方に向かうにつれて幅寸法が大きくなるように拡開する。上方への単位距離辺りの幅寸法の増加量(以下「拡開率」という)は、上方になるにつれて大きくなる。シリンダ26には、このような形状の複数の透孔37が、周方向に並べて形成されている。このシリンダ26を用いても、図1〜図7の構成と同様の効果を達成することができる。またこのラッパ状の透孔37が形成されるシリンダ26を用いる構成では、ピストン27の変位量が大きくなると、変位量の単位変化量に対する流量増加量が大きくなる開閉特性を有する。
図11は、本発明の実施のさらに他の形態として、弁装置20に設けられるシリンダ26の一部を展開して示す正面図である。図12は、図11のシリンダ26が設けられる場合の開閉特性を示すグラフである。図12において、横軸は、ピストン27の開位置からの上方への変位量を示し、縦軸は、弁通路を流下するガスの流量を示す。本実施の形態は、図1〜図8に示す前述の実施の形態と類似しており、対応する部分に同一の符号を付し、異なる構成についてだけ説明し、同様の構成の説明は省略する。
図1〜図8に示す前述の実施の形態では、シリンダ26に、平行溝状であり上端部が尖鋭に形成される透孔37が形成されたけれども、本実施の形態では、シリンダ26に、いわば逆台形状の透孔37が形成される。この透孔37は、下端部がシリンダ26の端面38で開放し、上方に向かうにつれて幅寸法が大きくなるように拡開する。拡開率は、一定である。シリンダ26には、このような形状の複数の透孔27が、周方向に並べて形成されている。このシリンダ26を用いても、図1〜図8の構成と同様の効果を達成することができる。またこの逆台形状の透孔37が形成されるシリンダ26を用いる構成では、変位量の単位変化量に対する流量増加量が小さくなる開閉特性を有する。変位量の単位変化量に対する流量増加量の減少度は小さい。
図13は、本発明の実施のさらに他の形態として、弁装置20に設けられるシリンダ26の一部を展開して示す正面図である。図14は、図13のシリンダ26が設けられる場合の開閉特性を示すグラフである。図14において、横軸は、ピストン27の開位置からの上方への変位量を示し、縦軸は、弁通路を流下するガスの流量を示す。本実施の形態は、図1〜図8に示す前述の実施の形態と類似しており、対応する部分に同一の符号を付し、異なる構成についてだけ説明し、同様の構成の説明は省略する。
図1〜図8に示す前述の実施の形態では、シリンダ26に、平行溝状であり上端部が尖鋭に形成される透孔37が形成されたけれども、本実施の形態では、シリンダ26に、いわば略ホームベース状の透孔37が形成される。この透孔37は、下端部がシリンダ26の端面38で開放し、上方に向かうにつれて幅寸法が大きくなるように拡開する。拡開率は、上方になるにつれて小さくなる。シリンダ26には、このような形状の複数の透孔37が、周方向に並べて形成されている。このシリンダ26を用いても、図1〜図8の構成と同様の効果を達成することができる。またこの略ホームベース状の透孔37が形成されるシリンダ26を用いる構成では、ピストン27の変位量が大きくなると、変位量の単位変化量に対する流量増加量が小さくなる開閉特性を有する。変位量の単位変化量に対する流量増加量の減少度は大きい。
図15は、本発明の実施のさらに他の形態として、弁装置20に設けられる弁座片31を、軸線を含む平面で切断した端面を示す端面図である。本実施の形態は、図1〜図8に示す前述の実施の形態と類似しており、対応する部分に同一の符号を付し、異なる構成についてだけ説明し、同様の構成の説明は省略する。図1〜図8に示す前述の実施の形態では、弁座片31の弁座片本体56は、肉厚寸法が大きく形成されたけれども、本実施の形態では、弁座片31の弁座片本体56は、肉厚寸法が小さく形成される。弁座片31は、芯材56に対して上方および下方ならびに半径方向内方および外方における弁座片本体56の肉厚寸法が小さく形成される。
これによって弁座片31と、保持部材33、シリンダ26およびピストン27との当接域における面圧を高く保つことができる。したがって保持部材33、シリンダ26およびピストン27の、弁座片31に当接する領域の寸法精度を高くすることによって、高いシール性を得ることができる。また弁座片31全体の変形、経年変化を抑え、高い面圧を長期にわたって維持し、高いシール性を長期にわたって得ることができる。この弁座片31を用いても、図1〜図8の構成と同様の効果を達成することができる。
図16は、本発明の実施のさらに他の形態として、弁装置20に設けられる弁座片31を、軸線を含む平面で切断した端面を示す端面図である。本実施の形態は、図1〜図8,図15に示す前述の実施の形態と類似しており、対応する部分に同一の符号を付し、異なる構成についてだけ説明し、同様の構成の説明は省略する。本実施の形態では、弁座片31は、芯材56に対して上方ならびに半径方向内方および外方における弁座片本体56の肉厚寸法が小さく、芯材56に対して下方における弁座片本体56の肉厚寸法が大きく形成されている。これによって保持部材33の表面が粗くても、保持部材33との間のシール性を確保することができる。この弁座片31を用いても、図1〜図8の構成と同様の効果を達成することができる。
図17は、本発明の実施のさらに他の形態として、弁装置20に設けられる弁座片31を、軸線を含む平面で切断した端面を示す端面図である。本実施の形態は、図1〜図8,図15に示す前述の実施の形態と類似しており、対応する部分に同一の符号を付し、異なる構成についてだけ説明し、同様の構成の説明は省略する。本実施の形態では、弁座片31は、芯材56に対して下方ならびに半径方向内方および外方における弁座片本体56の肉厚寸法が小さく、芯材56に対して上方における弁座片本体56の肉厚寸法が大きく形成されている。これによってピストン27の突条40が損傷した場合、また異物を噛み込んだ場合においても、弁通路を確実に閉止することが可能になる。この弁座片31を用いても、図1〜図8の構成と同様の効果を達成することができる。
図18は、本発明の実施のさらに他の形態として、弁装置20に設けられる弁座片31を、軸線を含む平面で切断した端面を示す端面図である。本実施の形態は、図1〜図8に示す前述の実施の形態と類似しており、対応する部分に同一の符号を付し、異なる構成についてだけ説明し、同様の構成の説明は省略する。本実施の形態では、弁座片31は、芯材56が、シリンダ26の下端面38の下方の領域にだけ配置されるように設けられる。したがって弁座片31におけるシリンダ26の下端面38の下方の領域の変形を防止し、前述の弁座片25の浮上がり防止を確実に達成することができる。しかもピストン27の着座位置の下方には、芯材56が存在しないので、ピストン27の突条40が損傷した場合、また異物を噛み込んだ場合に、これらの影響を吸収し、弁通路を確実に閉止することができる。この弁座片31を用いても、図1〜図8の構成と同様の効果を達成することができる。
前述の実施の形態は、本発明の例示に過ぎず、本発明の範囲内で構成を変更することができる。構成要素の形状、材料などは、前述の構成に限定されるものではない。
本発明の実施の一形態の弁装置20を示す断面図である。 弁装置20を示す斜視図である。 弁装置20を備える整圧器21が設けられる整圧装置22を示す系統図である。 シリンダ26を展開して示す正面図である。 弁座体25付近を拡大して示す断面図である。 図5の切断面線S6−S6から見て示す断面図である。 弁座片31を軸線を含む平面で切断して斜め上方から見て示す断面図である。 図4のシリンダ26が設けられる場合の開閉特性を示すグラフである。 本発明の実施の他の形態として、弁装置20に設けられるシリンダ26の一部を展開して示す正面図である。 図9のシリンダ26が設けられる場合の開閉特性を示すグラフである。 本発明の実施のさらに他の形態として、弁装置20に設けられるシリンダ26の一部を展開して示す正面図である。 図11のシリンダ26が設けられる場合の開閉特性を示すグラフである。 本発明の実施のさらに他の形態として、弁装置20に設けられるシリンダ26の一部を展開して示す正面図である。 図13のシリンダ26が設けられる場合の開閉特性を示すグラフである。 本発明の実施のさらに他の形態として、弁装置20に設けられる弁座片31を、軸線を含む平面で切断した端面を示す端面図である。 本発明の実施のさらに他の形態として、弁装置20に設けられる弁座片31を、軸線を含む平面で切断した端面を示す端面図である。 本発明の実施のさらに他の形態として、弁装置20に設けられる弁座片31を、軸線を含む平面で切断した端面を示す端面図である。 本発明の実施のさらに他の形態として、弁装置20に設けられる弁座片31を、軸線を含む平面で切断した端面を示す端面図である。 従来の技術の整圧器に備えられる弁装置1を示す断面図である。 弁装置1に設けられるシリンダ5を平面状に展開して示す正面図である。
他の従来の技術の整圧器に備えられる弁装置1Aを示す断面図である。
符号の説明
20,20A〜20D 弁装置
21 整圧器
22 整圧装置
23 ガス供給管路
25 弁座体
26 シリンダ
27 ピストン
31 弁座片
32 弁座
37 透孔
50 シール部材
55 弁座片本体
56 芯材

Claims (4)

  1. 気体供給管路に介在され、開度を調整する弁装置であって、
    環状の弁座が形成される弁座体と、
    軸線方向の端面が弁座体の弁座に当接されて設けられ、複数の透孔が形成されるシリンダと、
    シリンダ内に、弁座に対して着座および離間するように変位可能に設けられ、シリンダに対する変位によって開度を変化させるピストンとを備え
    前記透孔は、
    シリンダの弁座に当接される端面で開放する長透孔と、シリンダの軸線方向と一致する上下方向の寸法が前記長透孔よりも小さい中透孔と、前記上下方向の寸法が前記中透孔よりも小さい短透孔とを含み、
    各透孔は、周方向一方へ長透孔、中透孔、小透孔の順で繰返し並んで形成され、
    各透孔の上端部は、上下方向に関して同一の位置まで延びていることを特徴とする弁装置。
  2. 弁座体は、
    外表面部が弾性材料から成り、弁座を形成する環状の弁座片と、
    弁座片を保持する保持部材とを有することを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
  3. 弁座片は、
    弾性材料から成る環状の弁座片本体と、
    剛性を有し、弁座片本体の内部に全周にわたって挿通する状態で設けられる芯材とを有することを特徴とする請求項2に記載の弁装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の弁装置と、
    二次圧力を一定に保持するように弁装置のピストンを駆動する駆動手段とを備えることを特徴とする整圧器。
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