JP4627441B2 - 駆動力断続機構 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動力断続機構の改良に関するものである。
従来の四輪駆動車における四輪駆動状態と二輪駆動状態とを切り換えるために、前輪側及び後輪側の一方へ駆動力を伝達可能な状態で前輪側及び後輪側の他方への駆動力を断続する駆動力断続機構として、ハブクラッチが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平1−289724号公報
特許文献1の第1図(a)を以下に説明する。なお、符号は同公報に記載されているものを使用した。
車軸1は、スピンドル27に回転自在に嵌合し、先端にドライブギヤ3をスプライン結合した部材である。
ハウジング5は、車軸1及びドライブギヤ3を囲むように配置されるととともにスピンドル27に回転可能に取付けられ、ハブ部9に車輪ホイール15を取付け、このハウジング5の内周面にスライドギヤ55をスプライン結合するとともに軸方向移動可能に取付けたものである。
ドライブギヤ3は、スライドギヤ55と結合状態、あるいは非結合状態となることにより、車軸1と車輪ホイール15とが結合状態、あるいは、車軸1と車輪ホイール15とが非結合状態となる。
スライドギヤ55は、シフトスプリング65によってドライブギヤ3と結合する方向に付勢され、ピストン部材69及びリターンスプリング85によってドライブギヤ3との結合を解除する方向へ付勢される。
上記の技術では、スライドギヤ55を移動させるために、シフトスプリング65、ピストン部材69及びリターンスプリング85が必要になるため、動力伝達経路を繋ぐ、あるいは切る構造が複雑になるとともに、大きなスペースを占有し、駆動力断続機構のコストアップ、大型化を招く。
本発明の目的は、コストアップを抑え、小型化、コンパクト化を図った駆動力断続機構を提供することにある。
請求項1に係る発明は、車両の駆動源に、前輪側又は後輪側へ駆動力を伝達する駆動軸を連結し、この駆動軸を入力軸とこの入力軸に軸線を一致させた出力軸とから構成し、これらの入力軸及び出力軸の一方に軸方向移動可能に結合した結合スリーブを、入力軸及び出力軸の他方にも結合するようにフォークで移動させ、入力軸と出力軸とを結合スリーブを介して結合状態とすることで駆動力を伝える、あるいは、結合スリーブを、入力軸及び出力軸の他方に非結合状態とすることで駆動力を断つ駆動力断続機構において、駆動軸を回転可能に支持するハウジングに回転可能に揺動軸を取付け、この揺動軸に揺動可能にフォークを取付け、揺動軸上に、この揺動軸を回転させてフォークを入力軸と出力軸とが結合した所定位置まで揺動させたときにフォークの揺動に効かない更なる揺動軸の回転を可能とするロストモーション機構を設け、ロストモーション機構は、揺動軸に一端部を連結するとともにフォークの所定位置とは反対側の面に他端部を当てることで所定位置側へフォークを付勢する揺動軸・フォーク間ばねと、フォークの所定位置側への揺動を規制するために揺動軸に取付けたストッパ部材と、このストッパ部材の所定位置側の面に一端部を当てるとともにハウジングの内壁面に他端部を当てることでストッパ部材を所定位置とは反対側へ付勢するストッパ・ハウジング間ばねとで構成したことを特徴とする。
先ず、フォークの揺動による駆動力断続機構とすることで、コストアップを抑え、小型化、コンパクト化としたうえで、これに必要なロストモーション機構が占めるスペースを小さくした。
特に本発明では、上記したように、ロストモーション機構に、揺動軸に一端部を連結するとともにフォークの所定位置とは反対側の面に他端部を当てることで所定位置側へフォークを付勢する揺動軸・フォーク間ばねと、フォークの所定位置側への揺動を規制するために揺動軸に取付けたストッパ部材と、このストッパ部材の所定位置側の面に一端部を当てるとともにハウジングの内壁面に他端部を当てることでストッパ部材を所定位置とは反対側へ付勢するストッパ・ハウジング間ばねとを備える。
従って、揺動軸に対して揺動軸・フォーク間ばねでフォークを所定位置側へ付勢するとともに、フォークの所定位置側への揺動を揺動軸に取付けたストッパ部材で規制し、ハウジングに対してストッパ・ハウジング間ばねでストッパ部材を所定位置とは反対側へ付勢する。
このため、フォークが、揺動軸・フォーク間ばねの弾性力によって揺動軸に対して所定位置側へ付勢されてストッパ部材に押し付けられた状態で、揺動軸を回転させると、フォークは、ストッパ・ハウジング間ばねの弾性力に抗して所定位置側へ揺動する。このときに、フォークの揺動をハウジング側の部材で所定位置に止めても、揺動軸に回転力を与え続けると、揺動軸と共にストッパ部材が更に同じ方向へ揺動する。即ち、揺動軸及びストッパ部材には、フォークの揺動に影響しないロストモーションが生じる。
また、揺動軸へ回転力を与えるのを止めると、フォークは、ストッパ・ハウジング間ばねの弾性力によって所定位置とは反対側へ揺動する。
請求項2に係る発明は、車両の駆動源に、前輪側又は後輪側へ駆動力を伝達する駆動軸を連結し、この駆動軸を入力軸とこの入力軸に軸線を一致させた出力軸とから構成し、これらの入力軸及び出力軸の一方に軸方向移動可能に結合した結合スリーブを、入力軸及び出力軸の他方にも結合するようにフォークで移動させ、入力軸と出力軸とを結合スリーブを介して結合状態とすることで駆動力を伝える、あるいは、結合スリーブを、入力軸及び出力軸の他方に非結合状態とすることで駆動力を断つ駆動力断続機構において、駆動軸を回転可能に支持するハウジングに回転可能に揺動軸を取付け、この揺動軸に揺動可能にフォークを取付け、揺動軸上に、この揺動軸を回転させてフォークを入力軸と出力軸とが結合した所定位置まで揺動させたときにフォークの揺動に効かない更なる揺動軸の回転を可能とするロストモーション機構を設け、ロストモーション機構に、フォークの所定位置側への揺動を規制するために揺動軸に取付けたストッパ部材と、このストッパ部材の所定位置側の面に一端部を当てるとともにフォークに他端部を連結することでストッパ部材を所定位置側へ揺動させるときに所定位置側へフォークを付勢するストッパ・フォーク間ばねと、フォークの所定位置側の面に一端部を当てるとともにハウジングの内壁面に他端部を当てることでフォークを所定位置とは反対側へ付勢するフォーク・ハウジング間ばねとを備えることを特徴とする。
フォークの所定位置側への揺動を規制した状態のストッパ部材を所定位置側へ揺動させるときにストッパ・フォーク間ばねで所定位置側へフォークを付勢し、ハウジングに対してフォーク・ハウジング間ばねでフォークを所定位置とは反対側へ付勢する。
揺動軸と一体的にストッパ部材を所定位置側へ揺動させると、ストッパ部材の揺動によってストッパ・フォーク間ばねを介してフォークがストッパ部材と同一方向である所定位置側へフォーク・ハウジング間ばねの弾性力に抗して揺動する。このとき、フォークの揺動をハウジング側の部材で所定位置に止めても、揺動軸と共にストッパ部材がフォークから離れるようにして所定位置側へ揺動する。即ち、揺動軸及びストッパ部材には、フォークの揺動に影響しないロストモーションが生じる。
また、揺動軸へ回転力を与えるのを止めると、フォークは、ストッパ・フォーク間ばね及びフォーク・ハウジング間ばねの弾性力によって所定位置とは反対側へ揺動する。
請求項1に係る発明では、フォークを揺動可能に支持するとともにハウジングに回転可能に取付けた揺動軸上にロストモーション機構を設けたので、フォークの揺動による駆動力断続機構とすることで、コストアップを抑え、小型化、コンパクト化としたうえで、これに必要なロストモーション機構が占めるスペースを小さくすることができる。
特に本発明では、ロストモーション機構に、揺動軸・フォーク間ばね、ストッパ部材、ストッパ・ハウジング間ばねを備えるので、揺動軸・フォーク間ばねでは、揺動軸に対してフォークをストッパ部材に当たるように付勢し、ストッパ・ハウジング間ばねでは、ハウジングに対してストッパ部材を付勢するため、揺動軸・フォーク間ばねの弾性力と、ストッパ・ハウジング間ばねの弾性力とが、ストッパ部材を境にしてそれぞれ独立し、互いに影響し合うことがないため、それぞれのばねの弾性力を別々に設計することができ、駆動力断続機構の設計自由度を高めることができる。
請求項2に係る発明では、ロストモーション機構に、ストッパ部材、ストッパ・フォーク間ばね、フォーク・ハウジング間ばねを備えるので、ストッパ・フォーク間ばね及びフォーク・ハウジング間ばねは、端部を揺動軸に固定するものではないため、揺動軸に溝、穴、切欠き、ピン、突起等を設ける必要がなく、揺動軸を単純なストレート形状とすることができ、ロストモーション機構を簡単な構造にすることができる。従って、ロストモーション機構の製造コストを低減することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る駆動力断続機構を備えた車両の側面図であり、車両としての不整地走行車両10は、車体フレーム11の前部に図示せぬサスペンションアームを介して左右一対の前輪12,13(手前側の符号12のみ示す。)を取付け、車体フレーム11の後部に図示せぬサスペンションアームを介して左右一対の後輪14,15(手前側の符号14のみ示す。)を取付け、車体フレーム11の中央部にエンジン17及び変速機18からなるパワーユニット21を取付け、このパワーユニット21で前輪12,13及び後輪14,15をそれぞれ駆動する、あるいは、後輪14,15のみを駆動可能なパートタイム式四輪駆動車である。
ここで、26はエンジン17の前部から後方へ延ばした排気管、27は排気管26の後端に接続する消音器、31はエンジン17の後部に吸気管32を介して接続したキャブレタ、33はキャブレタ31にコネクティングチューブ34を介して接続したエアクリーナ、36はフロントキャリア、37はヘッドランプ、38はラジエータ、41はフロントフェンダ、42はハンドル、43は燃料タンク、44はシート、46はリヤキャリア、47はリヤフェンダ、48はステップである。
車体フレーム11は、前後に延ばした左右一対のアッパメインフレーム55,56(手前側の符号55のみ示す。)と、これらのアッパメインフレーム55,56の下方に配置するとともにアッパメインフレーム55,56の後端に連結した左右一対のロアメインフレーム57,58(手前側の符号57のみ示す。)と、アッパメインフレーム55,56の前部に設けた左右一対の前部傾斜部66,66(手前側の符号66のみ示す。)と、これらの前部傾斜部66,66に連結するとともにロアメインフレーム57,58に連結した左右一対の第1傾斜フレーム67,67(手前側の符号67のみ示す。)と、これらの第1傾斜フレーム67,67及びロアメインフレーム57,58のそれぞれの先端を連結した左右一対の連結フレーム69,69とを備える。
図2は本発明に係る車両の動力伝達機構を示す斜視図であり、図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す(以下同じ。)。
動力伝達機構80は、パワーユニット21の下部から前方に延ばしたフロントプロペラシャフト81と、このフロントプロペラシャフト81の先端に連結したフロントファイナルアセンブリ82と、このフロントファイナルアセンブリ82の左右に連結したフロントドライブシャフト83,84と、これらのフロントドライブシャフト83,84のそれぞれの先端に連結したハブ86,87と、パワーユニット21の下部から後方に延ばしたリヤプロペラシャフト91と、このリヤプロペラシャフト91の後端に連結したリヤファイナルアセンブリ92と、このリヤファイナルアセンブリ92の左右に連結したリヤドライブシャフト93,94と、これらのリヤドライブシャフト93,94のそれぞれの先端に連結したハブ96,97とからなる。
ハブ86,87,96,97は、それぞれ図1に示した前輪12、前輪13(不図示)、後輪14、後輪15(不図示)を取付ける部材である。
図3は本発明に係る車両のサスペンション取付部構造を示す側面図であり、第1傾斜フレーム67,67(手前側の符号67のみ示す。)の前端部に、サスペンションアームとしてのアッパアームを支持する上部ブラケット103を複数のボルト104で取付け、ロアメインフレーム57,58(手前側の符号57のみ示す。)の前端部に、サスペンションアームとしてのロアアームを支持する下部前部ブラケット108及び下部後部ブラケット111をそれぞれ複数のボルト104で取付け、上部ブラケット103に下部突出部138,139を設け、また、フロントファイナルアセンブリ82に上部取付部144,145を設け、下部突出部138に上部取付部144を取付け、下部突出部139に上部取付部145を取付けることで、車体フレーム11にフロントファイナルアセンブリ82を固定したことを示す。
図4は図3の4−4線断面図であり、フロントファイナルアセンブリ82は、入力側機構151と、この入力側機構151に一体的に連結した出力側機構152とからなる終減速装置であり、入力側機構151に、本発明のロストモーション機構を備えたものである。
入力側機構151は、第1ハウジング本体153及びこの第1ハウジング本体153の一端側を覆う第1ハウジングカバー154からなる第1ハウジング156と、この第1ハウジング156にベアリング157,158を介して回転自在に支持した駆動軸161と、この駆動軸161にスプライン結合するとともに軸方向移動可能に取付けた結合スリーブ162と、この結合スリーブ162を連結片163,163を介して軸方向に移動させるフォーク164とを備える。
駆動軸161は、フロントプロペラシャフト81(図2参照)側に連結する入力軸166と、この入力軸166と軸線を一致させて配置した出力軸167とからなり、入力軸166の端部に小径凸部166aを形成し、出力軸167の端部に嵌合穴167aを形成し、この嵌合穴167にニードルベアリング168を介して小径凸部166aを回転自在に嵌めたものである。
入力軸166は、結合スリーブ162に形成しためすスプライン162aに結合するおすスプライン166bを形成した部材である。
出力軸167は、結合スリーブ162のめすスプライン162aに結合するおすスプライン167bを形成し、先端部に、小ベベルギヤ167cと、第1ハウジング本体153の嵌合凹部153aにニードルベアリング178を介して回転自在に嵌合する小径凸部167dとを一体に形成した部材である。
上記した結合スリーブ162、連結片163,163、フォーク164は、入力軸166から出力軸167へ駆動力を伝達する、あるいは、駆動力を断つ駆動力断続機構170の一部を構成する部材であり、この駆動力断続機構170に後述するロストモーション機構を備える。
ここで、171は第1ハウジング本体153に第1ハウジングカバー154を取付けるボルト、172はベアリング157を第1ハウジングカバー154に固定する止め輪、173はベアリング157を入力軸166に固定する止め輪、174はベアリング158を第1ハウジング本体153に固定するロックナット、176はフォーク164を介して結合スリーブ162の位置を検出する位置検出用スイッチである。
出力側機構152は、第1ハウジング本体153とボルト181で結合した第2ハウジング本体182及びこの第2ハウジング本体182の一端側を覆う第2ハウジングカバー183からなる第2ハウジング184と、第2ハウジング本体182にベアリング186,187を介して回転自在に支持した差動装置190と、この差動装置190に連結するとともに第2ハウジングカバー183にベアリング191を介して回転自在に支持した中間軸192と、差動装置190及び中間軸192を一体的に連結することでデフロックを行うデフロック装置193とからなる。なお、194は、第2ハウジング本体182に第2ハウジングカバー183を取付けるボルトである。
差動装置190は、デファレンシャルケース196と、このデファレンシャルケース196の端部にボルト197で取付けることで出力軸167の小ベベルギヤ167cに噛み合わせた大ベベルギヤ198と、デファレンシャルケース196に貫通するように取付けたギヤ軸201と、このギヤ軸201に回転自在に取付けた差動小ベベルギヤ202,202と、これらの差動小ベベルギヤ202,202に噛み合わせた差動大ベベルギヤ203,203とからなる。なお、205はギヤ軸201をデファレンシャルケース196に固定するピンである。
一方の差動大ベベルギヤ203は、フロントドライブシャフト83の端部にスプライン結合し、他方の差動大ベベルギヤ203は、中間軸192の一端部にスプライン結合する。また、中間軸192の他端部は、フロントドライブシャフト84の端部にスプライン結合する。
デフロック装置193は、デファレンシャルケース196の端部に形成したおすスプライン196a及び中間軸192に形成したおすスプライン192aに軸方向移動可能に取付けたスリーブ208と、このスリーブ208を連結片211,211を介して移動させるフォーク212とを備え、スリーブ208に形成しためすスプライン208aをデファレンシャルケース196のおすスプライン196aに常時結合し、スリーブ208をフォーク212で移動したときに、中間軸192のおすスプライン192aにもスプライン結合することで、デファレンシャルケース196と中間軸192とを一体的に回転させる、即ち、デフロックし、フロントドライブシャフト83,84の差動をロックして、一体的に回転させる。なお、214はフォーク212を介してスリーブ208の位置を検出する位置検出用スイッチである。
上記した駆動力断続機構170は、入力軸166と出力軸167とを結合状態とすることで、駆動源であるエンジン17(図1参照)側と前輪二輪とを連結して、前輪二輪及び後輪二輪を駆動する四輪駆動状態とし、また、入力軸166と出力軸167とを非結合状態とすることで、エンジン17側と前輪二輪との連結を断ち、後輪二輪のみを駆動する二輪駆動状態とする、即ち、四輪駆動状態と二輪駆動状態とを切り換える駆動力切換え機構である。
図5は本発明に係る駆動力断続機構(第1実施形態)を示す背面図であり、図4に示した5−5線断面に相当する図である。
駆動力断続機構170は、第1ハウジング本体153に回転自在に取付けた支軸261と、この支軸261にスイング自在に取付けたフォーク164と、このフォーク164の第1スイング方向(即ち、入力軸166(図4参照)と出力軸167(図4参照)とを結合させるために結合スリーブ162を移動させるフォーク164のスイング方向)へのスイングを規制するために支軸261に一体的に取付けたストッパ部材263と、支軸261の端部に取付けたカラー264と、このカラー264に設けた切欠き264aに一端を掛けるとともに他端をフォーク164の背面164a(第1実施形態及び後に述べる第2実施形態では、第1スイング方向をフォーク164の前方とし、フォーク164の奥側の面を前面、フォーク164の手前側の面を背面とした。)に掛けるようにして支軸261に嵌めた第1ねじりコイルばね266と、ストッパ部材263の前面に一端を掛けるとともに他端を第1ハウジング本体153の内壁面153bに当てるようにして支軸261に嵌めた第2ねじりコイルばね267と、支軸261の端部に取付けたレバー268と、前述の連結片163,163と、結合スリーブ162とからなる。
連結片163は、結合スリーブ162の外周面に設けた外周環状溝162bに挿入する矩形片163aと、この矩形片163aから一体に延ばした軸部163bとからなり、軸部163bをフォーク164に回転自在に取付けたものである。
フォーク164は、連結片163,163を支持する第1アーム164d及び第2アーム164eを備える。
ここで、153c,153dは支軸261又はカラー264を支持するために第1ハウジング本体153に開けた軸支持用穴、複数の153eは第1ハウジング本体153と第1ハウジングカバー154(図4参照)とを締結するボルト171(図4参照)を通すボルト挿通穴、153f,153fは第1ハウジング本体153と第1ハウジングカバー154との位置決めのためのノックピンを挿入するノック穴、164bは支軸261を通すためにフォーク164に開けた軸挿通穴、263aはストッパ部材263に設けたフランジ部、271はオイルシール、272は支軸261に対するフォーク164の軸方向移動を規制するためのボルトである。
図6は本発明に係る駆動力断続機構(第1実施形態)の分解斜視図であり、支軸261を、第1ハウジング153の軸支持用穴153dに通し、更に、第1ねじりコイルばね266、フォーク164の軸挿通穴164b、ストッパ部材263の軸挿通穴263b、第2ねじりコイルばね267に順に通し、そして、支軸261の先端を第1ハウジング153の軸支持用穴153cに挿入し、フォーク164に開けためねじ164cにボルト272をねじ込み、ボルト272の先端を支軸261に設けた環状溝261a内に挿入することを示す。
ストッパ部材263は、フランジ部263aと、このフランジ部263aに対してほぼ直角に曲げたストッパ本体263cとからなり、フランジ部263aに軸挿通穴263bを開け、ストッパ本体263cをフォーク164の第1アーム164dの前面に当たるように第1アーム164dにほぼ沿った形状(図5も参照)に形成した部材である。
軸挿通穴263bは、円弧部263dと、直線部263eとからなるほぼD字形状の穴であり、直線部263eを支軸261の外周面の一部に設けた平面部261bに一致するように軸挿通穴263bを支軸261に嵌めることで、支軸261とストッパ部材263とを一体的に回転させることができる。
第1ねじりコイルばね266は、一端部266aをカラー264の切欠き264aに挿入し、他端部266bをフォーク164の背面164aに当てる部材である。
第2ねじりコイルばね267は、一端部267aを折曲げてストッパ本体263cの前面に当て、他端部267bを第1ハウジング本体153の内壁面153b(図5参照)に当てる部材である。
第1ハウジング本体153の内側面153gは、フォーク164の第2アーム164eに当てるストッパ片153hを形成した部分である。
図7(a),(b)は本発明に係る駆動力断続機構(第1実施形態)の説明図であり、(a)は図5のa−a線断面に相当し、(b)は図5のb−b線断面に相当する図である。
(a)において、第1ねじりコイルばね266の一端部266aは、カラー264の切欠き264a内に位置し、他端部266bは、フォーク164の背面164aに当たった状態にあり、フォーク164は、支軸261に対して反時計回りに付勢された状態にあり、第2アーム164eに取付けた連結片163は、結合スリーブ162の外周環状溝162b内に位置した状態にある。なお、164fは第2アーム164eの端部に設けた突出片であり、第1ハウジング本体153(図6参照)側のストッパ片153h(図6参照)に当たることで、フォーク164の第1スイング方向(図の反時計回りの方向)へのスイングが規制される。
(b)において、フォーク164は、第1ねじりコイルばね266((a)参照)の弾性力によってストッパ部材263におけるストッパ本体263cの背面263gに押し付けられた状態にあり、第2ねじりコイルばね267の一端部267aは、ストッパ部材263のストッパ本体263cの前面263fを押し付け、他端部267bは、第1ハウジング本体153の内壁面153bを押し付けた状態にある。従って、フォーク164は、第2ねじりコイルばね267によって、支軸261を中心にして第2スイング方向(図の時計回りの方向)に付勢される。なお、164gはフォーク164の第1アーム164dの先端部に設けた傾斜面であり、フォーク164がスイングしたときに位置検出用スイッチ176(図6参照)の検出子を押し易くする部分である。
上記の(a),(b)において、第1ねじりコイルばね266の弾性力は、支軸261に固定したカラー264に対してフォーク164をストッパ部材263に押し付けるように働くものであり、ストッパ部材263は支軸261に固定されているから、第1ねじりコイルばね266の弾性力は、カラー264とストッパ部材263との間にしか作用しない。
また、第2ねじりコイルばね267の弾性力は、第1ハウジング本体153に対して、ストッパ部材263、フォーク164及び支軸261を回転させるように作用するものであり、上記した第1ねじりコイルばね266とは独立した力である。
即ち、レバー268を反時計回りに揺動させたときの力の伝わる経路は、
(1)レバー268→カラー264→第1ねじりコイルばね264→フォーク164、
(2)レバー268→支軸261→ストッパ部材263→第2ねじりコイルばね267→第1ハウジング本体153、
となり、第1ねじりコイルばね264と第2ねじりコイルばね267とは並列に配置される。
以上に述べた駆動力断続機構170の作用を次に説明する。
図8(a),(b)は本発明に係る駆動力断続機構(第1実施形態)の作用を示す第1作用図である。
(a)において、例えば、車両の運転席近くに配置した切り換えレバーを操作し、ワイヤを介してレバー268を矢印Aの向きにスイングさせると、支軸261と共にカラー264が回転し、カラー264の切欠き264aに掛けた第1ねじりコイルばね266の一端部266a(一端部266aを黒丸で示す。以下同じ。)が矢印Bの向きに回転するために第1ねじりコイルばね266の弾性力が大きくなる。従って、第1ねじりコイルばね266の他端部266bが矢印Cの向きに回転し、これに伴ってフォーク164が矢印Dの向きにスイングするから、連結片163を介して結合スリーブ162が駆動軸161(図4参照)に沿って矢印Eの向きに移動する。
(b)において、(a)の状態からフォーク164がスイングして、フォーク164の突出片164fが第1ハウジング本体のストッパ片153hに当たると、フォーク164のスイングは停止し、結合スリーブ162の移動も停止する。
図9は本発明に係る駆動力断続機構(第1実施形態)の作用を示す第2作用図である。
図8(b)に示したように、フォーク164がストッパ片153hに当たって結合スリーブ162の移動が停止したときには、図9に示すように、結合スリーブ162は、入力軸166と出力軸167との両方にスプライン結合し、入力軸166から結合スリーブ162を介して出力軸167に駆動力を伝達することが可能になる。
図10(a),(b)は本発明に係る駆動力断続機構(第1実施形態)の作用を示す第3作用図である。
(a)は、図8(b)の状態でのフォーク164の第1アーム164d、ストッパ部材263及び第2ねじりコイルばね267を示す。フォーク164がストッパ部材263のストッパ本体263cに当たった状態にある。なお、ストッパ部材263及びレバー268を太線で示した((b)においても同じ。)。
ここで、レバー268に矢印Fの向きに更に回転力を与えると、(b)に示すように、レバー268は、第2ねじりコイルばね267の弾性力に抗して所定角度αだけスイングする。ストッパ部材263もレバー268と一体的にスイングし、ストッパ本体263cがフォーク164から離れる。このときの角度αがロストモーション角度であり、レバー268をスイングさせても、フォーク164が揺動しない、即ち、フォーク164の動き(motion)に効かない(lost)範囲である。
図5に戻って、上記したようなロストモーション角度を発生させるロストモーション機構280は、支軸261に取付けたストッパ部材263と、支軸261にスイング可能に取付けたフォーク164と、カラー264に形成した切欠き264aと、切欠き264aに一端部266aを挿入するとともにフォーク164の背面164aに他端部266bを当てた第1ねじりコイルばね266と、ストッパ部材263の前面263f(図7(b)参照)に一端部267aを当てるとともに他端部267bを第1ハウジング本体153の内壁面153bに当てた第2ねじりコイルばね267とからなる。
このようなロストモーション機構280は、車両の運転席近くにある四輪駆動、二輪駆動の切り換えレバーを操作し、ワイヤを介してレバー268を作動させ、フォーク164を揺動させて結合スリーブ162を移動させるときに、切り換えレバーから結合スリーブ162に至る操作系の各部品の寸法誤差、組付け誤差、ワイヤの伸び等により、結合スリーブ162が所定の位置までに移動せずに二輪駆動から四輪駆動への切り換えが行われなくなるのを防止するために、図8及び図10において、フォーク164の揺動角度を大きく確保してフォーク164の突出片164fが確実にストッパ片153hに当たるようにし、しかも、突出片164fがストッパ片153hに当たった後に、切り換えレバーを操作しても切り換えレバーからフォーク164の間の操作系に無理な力が加わらないようにするものである。
以上の図1、図4及び図5で説明したように、本発明は第1に、不整地走行車両10の駆動源としてのエンジン17に、前輪12,13(前輪13は不図示)側又は後輪14,15(後輪15は不図示)側へ駆動力を伝達する駆動軸161を連結し、この駆動軸161を入力軸166とこの入力軸166に軸線を一致させた出力軸167とから構成し、これらの入力軸166及び出力軸167の一方に軸方向移動可能に結合した結合スリーブ162を、入力軸166及び出力軸167の他方にも結合するようにフォーク164で移動させ、入力軸166と出力軸167とを結合スリーブ162を介して結合状態とすることで駆動力を伝える、あるいは、結合スリーブ162を、入力軸166及び出力軸167の他方に非結合状態とすることで駆動力を断つ駆動力断続機構170において、駆動軸161を回転可能に支持する第1ハウジング156に回転可能に揺動軸としての支軸261を取付け、この支軸261に揺動可能にフォーク164を取付け、支軸261上に、この支軸261を回転させてフォーク164を入力軸166と出力軸167とが結合した所定位置、即ち、フォーク164の突出片164f(図8(b)参照)が第1ハウジング本体153のストッパ片153h(図8(b)参照)に当たったときのフォーク164の位置、まで揺動させたときに、フォーク164の揺動に効かない更なる支軸261の回転を可能とするロストモーション機構280を設けたことを特徴とする。
フォーク164を揺動可能に支持するとともに第1ハウジング156に回転可能に取付けた支軸261上にロストモーション機構280を設けたので、フォーク164の揺動による駆動力断続機構170とすることで、コストアップを抑え、小型化、コンパクト化としたうえで、これに必要なロストモーション機構280が占めるスペースを小さくすることができる。
本発明は第2に、上記の構成において、好ましくは、ロストモーション機構280に、支軸261に一端部266aを連結するとともにフォーク164の所定位置(即ち、フォーク164の突出片164fが第1ハウジング本体153のストッパ片153hに当たる位置)とは反対側の面(背面164a)に他端部266bを当てることで所定位置側へフォーク164を付勢する揺動軸・フォーク間ばねとしての第1ねじりコイルばね266と、フォーク164の所定位置側への揺動を規制するために支軸261に取付けたストッパ部材263と、このストッパ部材263の所定位置(即ち、フォーク164の所定位置)側の面(前面263f(図7(b)参照))に一端部267aを当てるとともに第1ハウジング156の内壁面153bに他端部267bを当てることでストッパ部材263を所定位置とは反対側へ付勢するストッパ・ハウジング間ばねとしての第2ねじりコイルばね267と、を備えることを特徴とする。
上記したフォーク164の所定位置とは、フォーク164の揺動範囲におけるストッパ片153h側の揺動端である。
フォーク164(又はストッパ部材263)の所定位置側とは、フォーク164(又はストッパ部材263)のストッパ片153h側(即ち、フォーク164(又はストッパ部材263)の前面側)である。
フォーク164(又はストッパ部材263)の所定位置とは反対側とは、フォーク164(又はストッパ部材263)のストッパ片153hとは反対側(即ち、フォーク164(又はストッパ部材263)の背面側)である。
ロストモーション機構280に、第1ねじりコイルばね266、ストッパ部材263、第2ねじりコイルばね267を備えるので、第1ねじりコイルばね266では、支軸261に対してフォーク164をストッパ部材263に当たるように付勢し、第2ねじりコイルばね267では、第1ハウジング156に対してストッパ部材263及び支軸261を付勢するため、第1ねじりコイルばね266の弾性力と、第2ねじりコイルばね267の弾性力とが、ストッパ部材263を境にしてそれぞれ独立し、互いに影響し合うことがないため、それぞれのばね266,267の弾性力を別々に設計することができ、駆動力断続機構170の設計自由度を高めることができる。
図11は本発明に係る駆動力断続機構(第2実施形態)を示す背面図であり、図5に示した第1実施形態と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
駆動力断続機構290は、第1ハウジング本体291(第1ハウジングカバー154(図4参照)と共に第1ハウジング291Aを構成する部材である。)に回転自在に取付けた支軸261と、この支軸261にスイング自在に取付けたフォーク164と、このフォーク164の第1スイング方向(即ち、入力軸166(図4参照)と出力軸167(図4参照)とを結合させるために、結合スリーブ162を移動させるフォーク164のスイング方向)へのスイングを規制する目的で支軸261に一体的に取付けたストッパ部材293と、一端部294aをストッパ部材293のストッパ本体293aの前面に当てるとともに他端部294b(フォーク164の側面164j側に位置する。)をフォーク164の背面164aに当てた第1ねじりコイルばね294と、一端部296aをフォーク164の前面164k(不図示)に当てるとともに他端部296bを第1ハウジング291の内壁面291aに当てた第2ねじりコイルばね296と、レバー268と、連結片163,163と、結合スリーブ162とからなる。
第1ハウジング本体291は、支軸261を回転可能に支持する軸支持用穴291bのみが第1ハウジング本体153(図5参照)と異なる部材である。
ストッパ部材293は、支軸261に嵌合させたフランジ部293bと、このフランジ部293bから一体に折り曲げたストッパ本体293aとからなる。なお、297は支軸261からストッパ部材293が抜けるのを防止する止め輪、298はオイルシールである。
図12(a),(b)は本発明に係る駆動力断続機構(第2実施形態)の説明図であり、(a)は図11のA−A線断面に相当し、(b)は図11のB−B線断面に相当する図である。
(a)において、第1ねじりコイルばね294の一端部294aは、折り曲げた部分であってストッパ部材293におけるストッパ本体293aの前面293cの下縁に当たり、他端部294bは、フォーク164の背面164aに掛かった状態にあり、ストッパ部材293は、第1ねじりコイルばね294の弾性力によって、支軸261を中心にして時計回りに付勢されてフォーク164、詳しくは、第1アーム164dの前面164kに押し付けられた状態にあって、第1アーム164dに取付けた連結片163は、結合スリーブ162の外周環状溝162b内に位置した状態にある。
(b)において、第2ねじりコイルばね296の一端部296aは、フォーク164、詳しくは、第2アーム164eの前面164kに当たり、他端部296bは、第1ハウジング本体291の内壁面291aに当たった状態にあり、フォーク164は、支軸261を中心にして時計回りに付勢される。
以上の(a),(b)において、レバー268を反時計回りに揺動させたときの力の伝わる経路は、レバー268→支軸261→ストッパ部材293→第1ねじりコイルばね294→フォーク164→第2ねじりコイルばね296→第1ハウジング本体291、となり、第1ねじりコイルばね294と第2ねじリコイルばね296とは直列に配置される。
図13(a),(b)は本発明に係る駆動力断続機構(第2実施形態)の作用を示す第1作用図である。
(a)において、レバー268を矢印Hの向きにスイングさせると、支軸261と共にストッパ部材293が矢印Jの向きにスイングし、第1ねじりコイルばね294の一端部294aもスイングする。これにより、第1ねじりコイルばね294が捩られるために弾性力が次第に大きくなり、この弾性力が第2ねじりコイルばね296(図12(b)参照)の弾性力よりも大きいことから、第1ねじりコイルばね294の他端部294bが矢印Kの向きに回転し、フォーク164が矢印Lの向きにスイングするから、連結片163を介して結合スリーブ162が駆動軸に沿って矢印Mの向きに移動する。
(b)において、(a)の状態からフォーク164がスイングして、フォーク164の突出片164fが第1ハウジング本体のストッパ片153hに当たると、フォーク164のスイングは停止し、結合スリーブ162の移動も停止する。
図14(a),(b)は本発明に係る駆動力断続機構(第2実施形態)の作用を示す第2作用図である。
(a)は、図13(b)の状態でのフォーク164の第1アーム164d、ストッパ部材293及び第1ねじりコイルばね294を示す。ストッパ部材293のストッパ本体293aは、第1アーム164dの前面164kに当たった状態にある。なお、ストッパ部材293及びレバー268を太線で示した((b)においても同じ。)。
ここで、レバー268に矢印Nの向きに回転力を与えると、(b)に示すように、レバー268は、第1ねじりコイルばね294の弾性力に抗して所定角度βだけスイングする。このとき、ストッパ部材293のストッパ本体293aはレバー268と一体的にスイングし、フォーク164から離れる。このときの角度βがロストモーション角度である。
図11に戻って、上記したようなロストモーション角度を発生させるロストモーション機構300は、支軸261に取付けたストッパ部材293と、支軸261に揺動可能に取付けたフォーク164と、ストッパ部材293の前面に一端部294aを当てるとともに他端部294bをフォーク164の背面164aに掛けた第1ねじりコイルばね294と、フォーク164の前面164k(図12(b)参照)に一端部296aを当てるとともに他端部296bを第1ハウジング本体291の内壁面291aに当てた第2ねじりコイルばね296とからなる。
以上の図11及び図12で説明したように、本発明は第2に、ロストモーション機構300に、フォーク164の所定位置(即ち、フォーク164の突出片164fが第1ハウジング本体291のストッパ片153h(図13(b)参照)に当たる位置)側への揺動を規制するために支軸261に取付けたストッパ部材293と、このストッパ部材293の所定位置側の面(前面293c)に一端部294aを当てるとともにフォーク164に他端部294bを連結することでストッパ部材293を所定位置側へ揺動させるときに所定位置側へフォーク164を付勢する第1ねじりコイルばね294と、フォーク164の所定位置側の面(前面164k)に一端部296aを当てるとともに第1ハウジング本体291の内壁面291aに他端部296bを当てることでフォーク164を所定位置とは反対側へ付勢する第2ねじりコイルばね296と、を備えることを特徴とする。
ロストモーション機構300に、ストッパ部材293、第1ねじりコイルばね294、第2ねじりコイルばね296を備えるので、第1ねじりコイルばね294及び第2ねじりコイルばね296は、端部を支軸261に固定するものではないため、支軸261に溝、穴、切欠き、ピン、突起等を設ける必要がなく、支軸261を単純なストレート形状とすることができ、ロストモーション機構300を簡単な構造にすることができる。従って、ロストモーション機構300の製造コストを低減することができる。
尚、本実施形態では、図4、図5及び図11に示したように、駆動力断続機構170,290にロストモーション機構280,300を設けたが、これに限らず、デフロック装置193にロストモーション機構を設けてもよい。
また、図11に示したように、第1ねじりコイルばね294の他端部294bを、フォーク164の背面164aに当てたが、これに限らず、フォーク164の側面164jに横穴を開け、この横穴に第1ねじりコイルばね294の他端部294bをに挿入してもよい。
本発明の駆動力断続機構は、二輪駆動に切り換え可能な四輪駆動車に好適である。
本発明に係る駆動力断続機構を備えた車両の側面図である。 本発明に係る車両の動力伝達機構を示す斜視図である。 本発明に係る車両のサスペンション取付部構造を示す側面図である。 図3の4−4線断面図である。 本発明に係る駆動力断続機構(第1実施形態)を示す背面図である。 本発明に係る駆動力断続機構(第1実施形態)の分解斜視図である。 本発明に係る駆動力断続機構(第1実施形態)の説明図である。 本発明に係る駆動力断続機構(第1実施形態)の作用を示す第1作用図である。 本発明に係る駆動力断続機構(第1実施形態)の作用を示す第2作用図である。 本発明に係る駆動力断続機構(第1実施形態)の作用を示す第3作用図である。 本発明に係る駆動力断続機構(第2実施形態)を示す背面図である。 本発明に係る駆動力断続機構(第2実施形態)の説明図である。 本発明に係る駆動力断続機構(第2実施形態)の作用を示す第1作用図である。 本発明に係る駆動力断続機構(第2実施形態)の作用を示す第2作用図である。
符号の説明
10…車両(不整地走行車両)、12,13…前輪、14,15…後輪、17…駆動源(エンジン)、156,291A…ハウジング(第1ハウジング)、161…駆動軸、162…結合スリーブ、164…フォーク、166…入力軸、167…出力軸、170,290…駆動力断続機構、261…揺動軸(支軸)、263,293…ストッパ部材、266…揺動軸・フォーク間ばね(第1ねじりコイルばね)、267…ストッパ・ハウジング間ばね(第2ねじりコイルばね)、280,300…ロストモーション機構、294…ストッパ・フォーク間ばね(第1ねじりコイルばね)、296…フォーク・ハウジング間ばね(第2ねじりコイルばね)、α,β…ロストモーション角度。

Claims (2)

  1. 車両の駆動源に、前輪側又は後輪側へ駆動力を伝達する駆動軸を連結し、この駆動軸を入力軸とこの入力軸に軸線を一致させた出力軸とから構成し、これらの入力軸及び出力軸の一方に軸方向移動可能に結合した結合スリーブを、前記入力軸及び前記出力軸の他方にも結合するようにフォークで移動させ、前記入力軸と前記出力軸とを前記結合スリーブを介して結合状態とすることで駆動力を伝える、あるいは、前記結合スリーブを、前記入力軸及び出力軸の他方に非結合状態とすることで駆動力を断つ駆動力断続機構において、
    前記駆動軸を回転可能に支持するハウジングに回転可能に揺動軸を取付け、この揺動軸に揺動可能に前記フォークを取付け、前記揺動軸上に、この揺動軸を回転させて前記フォークを前記入力軸と前記出力軸とが結合した所定位置まで揺動させたときに前記フォークの揺動に効かない更なる前記揺動軸の回転を可能とするロストモーション機構を設け、
    前記ロストモーション機構は、
    前記揺動軸に一端部を連結するとともに前記フォークの前記所定位置とは反対側の面に他端部を当てることで前記所定位置側へ前記フォークを付勢する揺動軸・フォーク間ばねと、
    前記フォークの前記所定位置側への揺動を規制するために前記揺動軸に取付けたストッパ部材と、
    このストッパ部材の前記所定位置側の面に一端部を当てるとともに前記ハウジングの内壁面に他端部を当てることで前記ストッパ部材を前記所定位置とは反対側へ付勢するストッパ・ハウジング間ばねと、
    を備えることを特徴とする駆動力断続機構。
  2. 車両の駆動源に、前輪側又は後輪側へ駆動力を伝達する駆動軸を連結し、この駆動軸を入力軸とこの入力軸に軸線を一致させた出力軸とから構成し、これらの入力軸及び出力軸の一方に軸方向移動可能に結合した結合スリーブを、前記入力軸及び前記出力軸の他方にも結合するようにフォークで移動させ、前記入力軸と前記出力軸とを前記結合スリーブを介して結合状態とすることで駆動力を伝える、あるいは、前記結合スリーブを、前記入力軸及び出力軸の他方に非結合状態とすることで駆動力を断つ駆動力断続機構において、
    前記駆動軸を回転可能に支持するハウジングに回転可能に揺動軸を取付け、この揺動軸に揺動可能に前記フォークを取付け、前記揺動軸上に、この揺動軸を回転させて前記フォークを前記入力軸と前記出力軸とが結合した所定位置まで揺動させたときに前記フォークの揺動に効かない更なる前記揺動軸の回転を可能とするロストモーション機構を設け、
    前記ロストモーション機構は、
    前記フォークの前記所定位置側への揺動を規制するために前記揺動軸に取付けたストッパ部材と、
    このストッパ部材の前記所定位置側の面に一端部を当てるとともに前記フォークに他端部を連結することで前記ストッパ部材を前記所定位置側へ揺動させるときに前記所定位置側へ前記フォークを付勢するストッパ・フォーク間ばねと、
    前記フォークの前記所定位置側の面に一端部を当てるとともに前記ハウジングの内壁面に他端部を当てることで前記フォークを前記所定位置とは反対側へ付勢するフォーク・ハウジング間ばねと、
    を備えることを特徴とする駆動力断続機構。
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