JP4627053B2 - 空気流路開閉装置 - Google Patents
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Description
従来より、空気流路開閉装置の一例として、スロットルボデー内部に形成される吸気通路をスロットルバルブによって開閉することで、内燃機関(エンジン)の燃焼室に供給する吸入空気の流量(吸気量)を制御する内燃機関用吸気絞り装置が公知である。
ここで、内燃機関用吸気絞り装置は、冬季等の寒冷環境下でも使用されることから、エンジン吸気管を経由してエンジンの燃焼室に吸入される吸入空気中に含まれる水分や、スロットルボデーよりも空気流方向の上流側から吸気通路の流路壁面を伝わってくる水分が、スロットルバルブで塞き止められて、スロットルバルブの表面に付着し易い。
そして、エンジン停止後、雰囲気温度が氷点下になった場合、その水分が冷やされ、スロットルボデーのボア内径面(スロットルボア壁面)とスロットルバルブとの間に跨がって凍結すると、スロットルバルブがスロットルボデーのボア内径面に凍結固着し、次にエンジンを始動する時にスロットルバルブが回転不能になる可能性がある。このため、スロットルバルブの凍結固着をどのようにして防止するかが課題となっている。
ここで、特許文献1及び2に記載の内燃機関用吸気絞り装置においては、バルブ軸102よりも一方側のバルブ表面(凹部111)から、バルブ軸102よりも他方側のバルブ表面(凹部112)への排水性能を高める目的で、連通路103の流路方向断面積を拡大して流量を拡大することが考えられる。
ところが、特許文献1及び2に記載の内燃機関用吸気絞り装置においては、スロットルバルブ101の板厚、バルブ軸102の直径等から連通路103の流路方向断面積の拡大量が制限されているため、排水性能の向上には限界があった。
流路を開閉するバルブ自体が、板厚方向の両側に表面および裏面を有する板状のバタフラ
イ型バルブを構成している。そして、バルブのバルブ中央付近に構造体を配設している。
この構造体自体が、シャフトの中心軸線に沿って、バルブの表面もしくは裏面の何れか一方の面から板厚方向に突出して配設されており、バルブの表面もしくは裏面の何れか一方の面を2つの分割面に隔てる隔壁体を構成している。そして、このようにバルブ中央付近に配設した構造体に、隔てられた2つの分割面同士を連通する連通路を設けた(貫通させた)ことにより、2つの分割面のうちの一方の分割面、つまり構造体よりも一方側の分割面に付着した水滴が、一方側の分割面を伝って連通路に到達し、この連通路を通り抜ける。そして、連通路を通り抜けた水滴は、2つの分割面のうちの他方の分割面、つまり構造体よりも他方側の分割面に到達し、バルブから排水される。これにより、バルブの表面もしくは裏面の何れか一方の面(2つの分割面)に付着した水滴をバルブより排除することができる。
更に、バルブの摺動部側に位置する両側端部には、軸方向で最も大きい外径を有する最大外径部を備えているので、最大外径部が、バルブを伝わってバルブ軸受部側及びベアリング側へ向かう水滴や水分を塞き止める塞き止め部として機能するため、軸受部に浸みこんだ水滴等の凍結に起因するバルブ固着を防止することができる。したがって、前述の排水機能と相俟って、バルブの凍結固着を確実に防止することが可能となる。
なお、シャフトの中心軸線に対して平行する方向に延びる補強リブと、シャフトの中心軸線に対して略直交する方向に延びる補強リブとを交差するように設けても良い。
なお、整流リブを、構造体(隔壁体)によって2分割されるように隔てられた2つの分割面同士を連通する連通路を複数の連通路に区画形成するように設けても良い。
請求項7に記載の発明によれば、バルブが全開位置にて開弁している際(バルブ全開時)に、構造体(隔壁体)によって2分割されるように隔てられた2つの分割面同士を連通する連通路が、ハウジングの流路方向に対して平行する方向に貫通している。これによって、バルブ全開時における空気流路の空気抵抗の増大を抑えることが可能となり、バルブ全開時に、ハウジングの空気流路の内部を流れる空気量(全開流量)を増加させることが可能となる。したがって、全開流量の確保とバルブの剛性(強度)の向上とを両立させることが可能となり、シャフトの小径化およびバルブの薄肉化を図ることができる。
請求項9に記載の発明によれば、バルブのバルブ中央付近に配設される構造体が、バルブの軸方向部の頂面との間に連通路を形成するように、バルブの軸方向部の頂面から、少なくとも1段高く盛り上げられている。これによって、連通路の流路方向断面積の拡大とバルブの剛性(強度)の向上とを両立させることが可能となる。
請求項10に記載の発明によれば、バルブの内部にシャフトをインサート成形または圧入固定(嵌合保持)することにより、シャフト一体型のバルブを構成することが可能となる。
また、バルブの全開時における空気流路の空気抵抗を減少させて、ハウジングの空気流路の内部を流れる空気量を増加させるという目的を、構造体によって隔てられた2つのバルブ表面同士を連通する連通路を、ハウジングの流路方向に対して平行する方向に貫通させることで実現した。
図1ないし図6は本発明の実施例1を示したもので、図1はスロットルバルブの主要構造を示した図で、図2ないし図5は内燃機関用吸気量制御装置を示した図である。
ここで、本実施例の円筒部2の流路方向(スロットルボア3の軸線方向:図5において図示左右方向)とは、内燃機関用吸気量制御装置を自動車等の車両に搭載した時の水平方向のことである。また、円筒部2の流路方向に対して垂直な垂線、つまり円筒部2の流路方向に対して直交する鉛直方向(図5において図示上下方向)とは、内燃機関用吸気量制御装置を自動車等の車両に搭載した時の天地方向のことである。なお、図示上下方向と天地方向とが若干傾いていても構わない。
複数の第1、第2連通路51、52は、スロットルバルブ4の回転中心軸線またはスロットルシャフト5の中心軸線に対して略直交する鉛直方向に貫通している。また、複数の第1、第2連通路51、52は、スロットルバルブ4の全開時に、円筒部2の流路方向(スロットルボア3の軸線方向)に平行する方向に貫通している。
次に、本実施例の内燃機関用吸気量制御装置の作用を図1ないし図6に基づいて簡単に説明する。
以上のように、本実施例の内燃機関用吸気量制御装置においては、スロットルバルブ4のバルブ中央付近のバルブ表裏面上に、スロットルシャフト5の2つのバルブ軸15の各軸受け摺動部16の外径(直径)よりも大きく、しかもスロットルバルブ4の軸方向部の最小外径部13および軸受け側部(嵌合筒部14、最大外径部33、肉厚部35)よりも大きい板厚(肉厚)を有する一対の第1、第2ブリッジ構造体41、42を一体的に形成している。すなわち、一対の第1、第2ブリッジ構造体41、42は、スロットルバルブ4の軸受け側部(嵌合筒部14、最大外径部33、肉厚部35)の板厚(肉厚)よりも、バルブ中央付近の板厚(肉厚)を大きくし、且つスロットルシャフト5の2つのバルブ軸15の各軸受け摺動部16の外径(直径:少なくとも半径)よりも、バルブ中央付近の板厚(肉厚)を大きくした構造を備えている。
したがって、本実施例の内燃機関用吸気量制御装置においては、複数の第1、第2連通路51、52の流路方向断面積を拡大させることが可能となり、スロットルボア3の内部を流れる吸入空気を整流でき、更にスロットルバルブ4の剛性を向上することができる。また、一対の第1、第2ブリッジ構造体41、42を、スロットルバルブ4のバルブ表裏面に射出成形によって一体的に形成しているので、樹脂バルブによる形状自由度を活かして、全開流量とバルブ強度とを両立させることができる。これにより、スロットルシャフト5の小径化、特にスロットルシャフト5の中心軸線方向の中央寄り部分の小径化とスロットルバルブ4の薄肉化、特に軸受け側部を除く2つの第1、第2バルブ端縁部11、12の薄肉化が可能となる。
本実施例のスロットルシャフト6は、実施例1のスロットルシャフト5と同様に、スロットルボデー1の円筒部2の内部に回転自在に収容されている。このスロットルシャフト6の中心軸線方向の両端側には、円形状の断面を有する円柱形状の最大外径部26がそれぞれ設けられている。2つの最大外径部26の外径面の一部は、ベアリング8、9を介して、スロットルボデー1のバルブ軸受け部10に回転自在に摺動する軸受け摺動部として機能している。また、2つの最大外径部26の中心軸線方向のバルブ中央寄りの部分は、スロットルバルブ4の嵌合筒部14の内部にインサート成形または圧入固定されることで、スロットルバルブ4の軸方向部、特に嵌合筒部14を保持固定するためのバルブ保持部として機能している。
以上のように、2分割型のスロットルシャフト5の代わりに、1本(一体型)のスロットルシャフト6を用いて、シャフト一体型スロットルバルブを構成しても良い。
本実施例の一対の第1、第2ブリッジ構造体41、42の各補強リブ44、45間には、スロットルバルブ4の回転中心軸線またはスロットルシャフト5の中心軸線に対して略直交する鉛直方向に延びる平板状の補強リブ46が設けられている。
また、第2ブリッジ構造体側の第2連通路52は、スロットルバルブ4のバルブ裏面と第2ブリッジ構造体42の補強リブ43、44とで囲まれた方形状の空間を、1つの補強リブ45および2つの補強リブ46によって4つの方形状の空間に区画することで、第2ブリッジ構造体42の補強リブ43の下方を潜り抜けるように設けられている。
本実施例のスロットルバルブ4は、一対の第1、第2ブリッジ構造体41、42に2つの補強リブ46をそれぞれ追加しているので、実施例1よりも更にスロットルバルブ4の剛性(強度)を向上することができる。
本実施例の一対の第1、第2ブリッジ構造体(第1、第2アーチ構造体)41、42は、スロットルバルブ4の回転中心軸線の一端部(図示左側の軸方向端部:最大外径部)33から、バルブ中心を経て、スロットルバルブ4の回転中心軸線の他端部(図示右側の軸方向端部:最大外径部)33に向けて、スロットルバルブ4の回転中心軸線方向およびスロットルシャフト5の中心軸線方向に延びる補強リブ43を有している。一対の第1、第2ブリッジ構造体41、42の各補強リブ43は、スロットルバルブ4の回転中心軸線の両端側が湾曲している。また、一対の第1、第2ブリッジ構造体41、42には、3つの補強リブ45および4つの補強リブ46が設けられている。
また、第2ブリッジ構造体側の第2連通路52は、スロットルバルブ4のバルブ裏面と最大外径部33とで囲まれた方形状の空間を、3つの補強リブ45および4つの補強リブ46によって8つの方形状の空間に区画することで、第2ブリッジ構造体42の補強リブ43の下方を潜り抜けるように設けられている。
本実施例のスロットルバルブ4は、一対の第1、第2ブリッジ構造体41、42の各補強リブ43を、スロットルバルブ4の両軸方向端部まで延長しているので、実施例1よりも更にスロットルバルブ4の剛性(強度)を向上することができる。
本実施例では、スロットルバルブ4のバルブ裏面側にのみ、実施例4の第2ブリッジ構造体42を設けている。なお、実施例4の第2ブリッジ構造体42の代わりに、実施例1および実施例3の第2ブリッジ構造体42を用いても良く、また、スロットルバルブ4のバルブ表面側にのみ、実施例1、実施例3および実施例4の第1ブリッジ構造体41を設けても良い。
本実施例のスロットルバルブ4は、一対の第1、第2トラス構造体61、62を有している。これらの第1、第2トラス構造体61、62は、スロットルバルブ4の回転中心軸線を通過する垂直面を中心にして面対称形状に設けられており、各補強リブ63〜65に加えて、スロットルバルブ4の回転中心軸線方向およびスロットルシャフト5の中心軸線方向に対して所定の傾斜角度(例えば30°〜60°)だけ傾斜して設けられた傾斜壁66を有している。ここで、各補強リブ63は、補強リブ43と同様に、平板状の天板を構成し、各補強リブ64、65は、補強リブ44、45と同様に、平板状の垂直板(仕切り板、側壁板)を構成している。
また、第2トラス構造体側の第2連通路52は、スロットルバルブ4のバルブ裏面と第2トラス構造体62の補強リブ63、64とで囲まれた方形状の空間を、1つの補強リブ65および2つの傾斜壁66によって4つの三角形状の空間に区画することで、第2トラス構造体62の補強リブ63の下方を潜り抜けるように設けられている。
本実施例のスロットルバルブ4は、一対の第1、第2ハニカム構造体71、72を有している。これらの第1、第2ハニカム構造体71、72は、スロットルバルブ4の回転中心軸線を通過する垂直面を中心にして面対称形状に設けられており、スロットルシャフト5の中心軸線に対して略直交する鉛直方向に多数の第1、第2貫通孔(連通路)91、92がそれぞれ開通(貫通)している。そして、一対の第1、第2ハニカム構造体71、72は、スロットルバルブ4の回転中心軸線の一端部(図示左側の軸方向端部:最大外径部)33から、バルブ中心を経て、スロットルバルブ4の回転中心軸線の他端部(図示右側の軸方向端部:最大外径部)33に向けて、スロットルバルブ4の回転中心軸線方向およびスロットルシャフト5の中心軸線方向に延びる補強リブ73を有している。
また、第2ハニカム構造体側の多数の第2貫通孔92は、第2ハニカム構造体72の隔壁部75を、第2ハニカム構造体72の両端面を連通するように多数の六角穴によって貫通させることで設けられている。なお、多数の第2貫通孔92によって第2連通路52が構成される。
そして、多数の第1、第2貫通孔91、92は、スロットルバルブ4の回転中心軸線またはスロットルシャフト5の中心軸線に対して略直交する鉛直方向に開通(貫通)している。また、多数の第1、第2貫通孔91、92は、スロットルバルブ4の全開時に、円筒部2の流路方向(スロットルボア3の軸線方向)に平行する方向に開通(貫通)している。
本実施例のスロットルバルブ4は、スロットルシャフト5の軸受け摺動部16およびバルブ保持部17の外径(直径)よりも小さい板厚の円板状部を有している。この円板状部は、半円板形状の第1、第2ディスク部31、32によって構成されている。そして、スロットルバルブ4は、スロットルシャフト5の中心軸線に対して平行する方向(円板状部の直径方向)に延びる軸方向部(バルブ軸部)を有している。この軸方向部は、円板状部の回転中心軸線方向の中央寄りに、2つの第1、第2バルブ端縁部11、12よりも板厚(肉厚)が厚い肉厚部39を有している。この肉厚部39は、円形状の断面(または円筒形状の断面)を有している。
本実施例のスロットルバルブ4は、スロットルシャフト5の軸受け摺動部16およびバルブ保持部17の外径(直径)よりも小さい板厚の円板状部を有している。この円板状部は、半円板形状の第1、第2ディスク部31、32によって構成されている。そして、スロットルバルブ4は、2つの第1、第2ディスク部31、32の各第1、第2バルブ端縁部11、12に第1、第2肉薄部93、94を有している。また、スロットルバルブ4は、スロットルシャフト5の中心軸線に対して平行する方向(円板状部の直径方向)に延びる軸方向部(バルブ軸部)を有している。この軸方向部は、円板状部の回転中心軸線方向の中央寄りに、2つの第1、第2肉薄部93、94よりも板厚(肉厚)が厚い肉厚部95を有している。なお、肉厚部95は、スロットルシャフト5の軸受け摺動部16およびバルブ保持部17の外径(直径)よりも板厚が小さい。
本実施例では、本発明を、電動モータ29の回転動力を、歯車減速機構等の動力伝達機構を経てシャフト(本例ではスロットルシャフト5、6)に伝達して、スロットルバルブ4のバルブ角度(スロットル開度)を運転者のアクセル操作量に応じて制御する内燃機関用吸気量制御装置に適用した例を説明したが、本発明を、電動モータ等の動力ユニットを有しない内燃機関用スロットル装置に適用しても良い。この場合には、スロットルシャフト5、6の軸線方向の一端部(または他端部)に一体的に設けたバルブギヤ23の代わりに、アクセルペダルまたはスロットルレバーにワイヤーケーブルを介して機械的に連結されるアクセルレバーを設ける。このようにしても、運転者のアクセル操作量をスロットルバルブ4およびスロットルシャフト5、6に伝えることができる。また、本実施例では、スロットルバルブ4を円板状に形成したが、バルブを方形板状(または矩形板状)等の多角形板状に形成しても良い。
2 円筒部(ハウジング)
3 スロットルボア(空気流路、吸気通路)
4 スロットルバルブ(バタフライ型バルブ)
5 スロットルシャフト
6 スロットルシャフト(バルブ軸)
8 ベアリング(軸受け部材)
9 ベアリング(軸受け部材)
10 スロットルボデーのバルブ軸受け部
11 スロットルバルブの第1バルブ端縁部(バルブ周縁部)
12 スロットルバルブの第2バルブ端縁部(バルブ周縁部)
13 スロットルバルブの最小外径部(軸方向部)
14 スロットルバルブの嵌合筒部(筒部、軸方向部)
15 スロットルシャフトのバルブ軸
16 スロットルシャフトの軸受け摺動部(摺動部)
17 スロットルシャフトのバルブ保持部(保持部)
31 スロットルバルブの第1ディスク部(半円板状部)
32 スロットルバルブの第2ディスク部(半円板状部)
41 第1ブリッジ構造体(構造体)
42 第2ブリッジ構造体(構造体)
43 補強リブ
44 補強リブ(整流リブ)
45 補強リブ(整流リブ)
46 補強リブ(整流リブ)
51 第1連通路
52 第2連通路
61 第1トラス構造体(構造体)
62 第2トラス構造体(構造体)
63 補強リブ
64 補強リブ(整流リブ)
65 補強リブ(整流リブ)
66 傾斜壁(整流リブ)
71 第1ハニカム構造体(構造体)
72 第2ハニカム構造体(構造体)
73 補強リブ
74 補強リブ
75 隔壁部
91 第1貫通孔(連通路)
92 第2貫通孔(連通路)
93 スロットルバルブの第1肉薄部(第1バルブ端縁部、バルブ周縁部)
94 スロットルバルブの第2肉薄部(第2バルブ端縁部、バルブ周縁部)
95 スロットルバルブの肉厚部(軸方向部)
31a スロットルバルブの第1分割面(第1ディスク部のバルブ表面)
31b スロットルバルブの第1分割面(第1ディスク部のバルブ裏面)
32a スロットルバルブの第2分割面(第2ディスク部のバルブ表面)
32b スロットルバルブの第2分割面(第2ディスク部のバルブ裏面)
Claims (10)
- (a)内燃機関の燃焼室に連通する空気流路を形成するハウジングと、
(b)このハウジングの内部に回転自在に収容されて、前記ハウジングに摺動自在に軸支される摺動部を有するシャフトと、
(c)前記ハウジングの内部で前記シャフトに固定されて、前記シャフトの中心軸線周りを回転して前記空気流路を開閉するバルブと
を備えた空気流路開閉装置において、
前記バルブは、板厚方向の両側に表面および裏面をそれぞれ有する板状のバタフライ型バルブであって、
前記バルブのバルブ中央付近において前記シャフトの中心軸線に沿って前記バルブの表面もしくは裏面の何れか一方の面から板厚方向に突出して配設され、前記摺動部の半径よりも大きい肉厚を有する構造体と、
前記バルブの表面もしくは裏面の何れか一方の面が前記構造体によって2分割されるように隔てられた2つの分割面と、
前記バルブの表面もしくは裏面の何れか一方の面側において前記構造体を貫通して前記2つの分割面同士を連通する連通路と
を有しており、
前記バルブの前記摺動部側に位置する両側端部には、軸方向で最も大きい外径を有する最大外径部を備えていることを特徴とする空気流路開閉装置。 - 請求項1に記載の空気流路開閉装置において、
前記構造体は、前記連通路の流路方向断面積を大きくするように、前記2つの分割面よりも、少なくとも1段高く盛り上げられていることを特徴とする空気流路開閉装置。 - 請求項1または請求項2に記載の空気流路開閉装置において、
前記構造体は、前記シャフトの中心軸線に対して平行する方向に延びる補強リブを有していることを特徴とする空気流路開閉装置。 - 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載の空気流路開閉装置において、
前記構造体は、前記シャフトの中心軸線に対して略直交する方向に延びる補強リブを有していることを特徴とする空気流路開閉装置。 - 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載の空気流路開閉装置において、
前記ハウジングと前記バルブとの隙間が最大となるバルブ位置を全開位置としたとき、 前記構造体は、前記バルブが前記全開位置にて開弁している際に、前記ハウジングの流路方向に対して平行する方向に延びる整流リブを有していることを特徴とする空気流路開閉装置。 - 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載の空気流路開閉装置において、
前記構造体は、前記連通路が、前記シャフトの中心軸線に対して略直交する方向に貫通していることを特徴とする空気流路開閉装置。 - 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1つに記載の空気流路開閉装置において、
前記ハウジングと前記バルブとの隙間が最大となるバルブ位置を全開位置としたとき、 前記構造体は、前記バルブが前記全開位置にて開弁している際に、前記連通路が、前記ハウジングの流路方向に対して平行する方向に貫通していることを特徴とする空気流路開閉装置。 - 請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載の空気流路開閉装置において、
前記バルブは、少なくとも前記構造体が、樹脂材料によって一体的に形成されていることを特徴とする空気流路開閉装置。 - 請求項1ないし請求項8のうちのいずれか1つに記載の空気流路開閉装置において、
前記バルブは、前記摺動部の外径よりも板厚が薄く、前記シャフトの中心軸線に対して平行する方向に延びる軸方向部を有し、
前記構造体は、前記軸方向部の頂面との間に前記連通路を形成するように、前記軸方向部の頂面から、少なくとも1段高く盛り上げられていることを特徴とする空気流路開閉装置。 - 請求項1ないし請求項9のうちのいずれか1つに記載の空気流路開閉装置において、
前記シャフトは、前記バルブの内部にインサート成形または圧入固定されていることを特徴とする空気流路開閉装置。
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