JP4626821B2 - 物品保管装置 - Google Patents

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Description

本発明は、上下方向並びに横方向に並列する状態で物品を収納する複数の物品収納部を備えた収納棚と、その収納棚の前面に沿って形成された移動用通路を走行自在な物品搬送用のスタッカークレーンとが備えられた物品保管装置に関する。
この種の物品保管装置は、スタッカークレーンにより物品の搬入並びに搬出が可能な状態で複数の物品収納部に物品を保管することができるようにしたものであるが、このような物品保管設備において、例えば、いずれかの物品収納部に保管している物品が荷崩れしたような場合やスタッカークレーンの昇降操作中において物品が荷崩れしたような場合等において、点検すべき場所が作業者の手の届かない高い位置にあるときには、その点検すべき高い位置にまで作業者が昇る必要があるが、従来では、このような点検作業を行えるようにするために、次のように構成されたものがあった。
すなわち、点検すべき場所が作業者の手の届かない高い位置にあるときに、作業者がその点検すべき場所まで昇るための点検用梯子が設けられ、この点検用梯子が、移動用通路の上部にスタッカークレーンの移動方向に沿って設けられた移動用レールにて移動自在に吊り下げ支持され、且つ、収納棚の上下方向の寸法と略同じ長さになるように上下方向に長く形成されたものがあった。そして、この点検用梯子の揺れ動きを防止して作業者が点検用梯子を昇降することが容易に行えるように、移動用レールに吊り下げ支持されている点検用梯子の下部の移動を阻止する梯子固定手段が点検用梯子に備えられる構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
説明を加えると、前記梯子固定手段は、点検用梯子の下部に設定範囲で相対昇降自在な接地体が上方付勢される状態で且つ足踏み操作具の操作にて下方に移動自在に設けられ、足踏み操作具を操作することで接地体を点検用梯子に対して相対的に下降させて床面に接地させることで、点検用梯子の移動を阻止する構成となっている。又、前記移動用レールが前記移動用通路の外方側にまで延びて平面視で略L字形に折れ曲がるように設けられて、このように折り曲げられた箇所に待機用の移動位置を設定して、点検用梯子を使用しないときは、点検用梯子を前記待機用の移動位置に移動させる構成となっている。
特開平1−158191号公報
従来の物品保管装置では、前記点検用梯子が前記移動用レールの存在位置から前記移動用通路の床部に近い位置にまで上下方向に長く形成されるので、点検用梯子が大型になって重量が大きいものとなる。その結果、点検作業を行うために、移動用レールにて吊り下げ支持されている点検用梯子を手作業で移動させる場合に、点検用梯子は重量が大きいので大きな操作力が必要となり、作業が行い難いものになる不利があった。
又、従来の物品保管装置では、点検作業を行う場合、前記点検用梯子を点検作業用の移動位置にまで移動させたときに、作業者が点検用梯子を昇降するときに作業者の体勢が不安定にならないように、上述したような梯子固定手段を点検用梯子に備える必要があり、点検用梯子の構成が複雑になりコスト高を招く不利がある。
本発明の目的は、点検作業を行うための点検用梯子の構成を簡素なものにすることが可能であり、しかも、点検作業を容易に行うことが可能となる物品保管装置を提供する点にある。
本発明に係る物品保管装置は、上下方向並びに横方向に並列する状態で物品を収納する複数の物品収納部を備えた収納棚と、その収納棚の前面に沿って形成された移動用通路を走行自在な物品搬送用のスタッカークレーンとが備えられたものであって、その第1特徴構成は、前記移動用通路の上部に設けられた移動用レールにて前記移動用通路の長手方向に沿って移動自在に吊り下げ支持され且つ前記移動用レールにて吊り下げ支持される状態においてその下方側に作業者の移動用空間が形成されるような上下長さに形成された点検用梯子と、前記移動用通路の床面に接地している状態で上部を前記点検用梯子の下部に接続自在な脚立とを備えて構成されている点にある。
第1特徴構成によれば、前記移動用通路の上部に設けられた移動用レールにて前記移動用通路の長手方向に沿って移動自在に吊り下げ支持される点検用梯子が備えられ、この点検用梯子は、移動用レールにて吊り下げ支持される状態においてその下方側に作業者の移動用空間が形成されるような上下長さに形成される。そして、前記移動用通路の床面に接地している状態で前記点検用梯子の下部に接続自在な脚立が点検用梯子とは別に備えられる。
点検作業を行う場合には、作業者は、移動用レールにて吊り下げ支持されている点検用梯子を点検作業用の移動位置まで移動用通路の長手方向に沿って移動させたのち、前記脚立をその点検用梯子の下方側に位置させた状態で移動用通路の床面に接地させて、この脚立と点検用梯子の下部とを接続する。このとき、脚立は移動用通路の床面に安定的に接地支持されており、点検用梯子の下部は脚立に接続されることによって移動が阻止される状態になるから、作業者が点検用梯子を昇降するときに、点検用梯子が揺れ動いて体勢が不安定になる等のおそれは少なく点検作業を良好に行うことができる。
前記点検用梯子は、前記移動用レールにて吊り下げ支持される状態においてその下方側に作業者の移動用空間が形成されるような上下長さに形成されるものであるから、上下方向の長さが作業者の移動用空間に相当する寸法だけ収納棚の上下方向の寸法よりも短いものになり、収納棚の上下寸法と略同じ上下長さを有する構成のものに比べてコンパクトな形状で重量を小さいものにすることが可能となる。しかも、点検用梯子の下部は、安定的に接地支持される脚立に接続されるので、点検用梯子の下部の移動を阻止するための特別な装置を設けることなく点検用梯子の下部の移動を阻止することが可能なものとなって、点検用梯子の構成を簡素なものにすることが可能となる。
又、前記点検用梯子の下方側に作業者の移動用空間が形成されるので、点検用梯子が移動用通路の長手方向のどの位置にあっても、作業者が点検作業のために装置外部から移動用通路に出入りするときや移動用通路内を移動するときに点検用梯子が邪魔になることがなく、しかも、上述したように点検用梯子は重量が小さいものとすることが可能であるから、点検用梯子を移動用レールにて吊り下げ支持されている状態で移動用通路の長手方向に沿って移動させるときに、その移動操作を小さい操作力で楽に行うことができ、点検作業を容易に行うことが可能となる。
従って、点検作業を行うための点検用梯子の構成を簡素なものにすることが可能であり、しかも、点検作業を容易に行うことが可能となる物品保管装置を提供できるに至った。
本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成に加えて、前記移動用レールに対して接触作用して前記点検用梯子の前記移動用レールに対する移動を阻止する作用状態と、前記移動用レールに対する接触作用を解除して移動を許容する非作用状態とに切り換え自在な人為操作式の移動阻止手段が、前記点検用梯子の上部に備えられている点にある。
第2特徴構成によれば、前記点検用梯子の上部に人為操作式の前記移動阻止手段が備えられ、点検用梯子を移動用通路の長手方向に沿って移動させる場合には前記移動阻止手段を非作用状態に切り換え、移動用通路の長手方向に沿う移動を停止してその位置を保持するときは前記移動阻止手段を作用状態に切り換えることになる。
前記点検用梯子を待機用の移動位置から点検作業用の移動位置に移動させるような場合等においては、前記移動阻止手段を非作用状態に切り換えることで点検用梯子を移動させることができる。又、点検用梯子を点検作業用の移動位置に移動させて作業者が点検用梯子を昇降する場合等においては、前記移動阻止手段を作用状態に切り換えることで、移動阻止手段が移動用レールに対して接触作用して点検用梯子の上部が移動することを阻止することができる。
従って、点検作業を行う場合に、点検用梯子を移動用通路の長手方向に沿って移動させることを良好に行うことができ、しかも、点検作業用の移動位置においては、脚立に接続される点検用梯子の下部だけでなく、点検用梯子の上部の移動も阻止することによって点検用梯子を昇降するときの作業者の姿勢がより安定化して、点検作業をより一層良好に行えるようにすることが可能となる。
本発明の第3特徴構成は、第2特徴構成に加えて、前記移動阻止手段を前記作用状態と前記非作用状態とに切り換えるための手動操作部が前記点検用梯子の下部に設けられている点にある。
第3特徴構成によれば、作業者は前記点検用梯子の下部に設けられている手動操作部を操作することにより、前記移動阻止手段を前記作用状態と前記非作用状態とに切り換えることができる。つまり、点検作業を行う場合には、作業者は、点検作業用の移動位置まで移動している点検用梯子に対応する位置に脚立を設置して、その安定的に接地支持されている脚立を昇って点検用梯子の下部と脚立とを接続することになるが、そのとき、手動操作部を操作して前記移動阻止手段を前記作用状態に切り換えることができ、その切り換え操作により点検用梯子の下部だけでなく、点検用梯子の上部についての移動を阻止する状態にできる。
又、点検作業が終了したのちは、作業者は点検用梯子を降りて脚立と点検用梯子との接続を解除することになるが、そのとき作業者は脚立に乗っている状態で手動操作部を操作して前記移動阻止手段を前記非作用状態に切り換えておくことができ、脚立から降りたのちに、点検用梯子を移動用通路の長手方向に沿って移動させることができる。
従って、前記手動操作部が前記点検用梯子の下部に設けられているから、作業者は、点検用梯子に乗ることなく、床面に安定的に接地している脚立に乗って体勢が安定した状態で前記移動阻止手段の切り換え操作を行うことができ、切り換え操作を容易に行えるものとなる。
本発明の第4特徴構成は、第1特徴構成〜第3特徴構成のいずれかに加えて、前記点検用梯子が一対設けられ、前記移動用通路の長手方向両端側箇所の夫々に、前記一対の点検用梯子夫々の下部を固定部に接続して各点検用梯子の下部の移動を阻止する梯子固定手段が備えられている点にある。
第4特徴構成によれば、前記点検用梯子が一対設けられて、それら一対の点検用梯子夫々の下部が、移動用通路の長手方向両端側箇所の夫々に備えられた梯子固定手段によって固定部に接続されると、各点検用梯子の下部の移動が阻止される状態になる。
つまり、点検作業を行わない場合には、一対の点検用梯子の夫々が移動用通路の長手方向両端側箇所の夫々に備えられた梯子固定手段によって下部の移動が阻止される状態で待機することになる。すなわち、一方の点検用梯子を移動用通路の長手方向一端側箇所に位置させ、他方の点検用梯子が移動用通路の長手方向他端側箇所に位置して、各梯子固定手段によって各点検用梯子夫々の下部を固定部に接続された状態で待機することになる。
そして、点検作業を行う場合には、前記一対の点検用梯子のうち、スタッカークレーンに干渉することなく点検作業用の移動位置まで移動させることが可能な点検用梯子を選択して、その点検用梯子を移動させるようにすることで、スタッカークレーンがどの位置にあっても点検用梯子を点検作業用の移動位置まで移動させることができる。
従って、一対の点検用梯子のうちのいずれか適切な方を選択して移動させることで、スタッカークレーンに干渉することのない状態で点検用梯子を移動させて点検作業を行うことが可能となる。
以下、本発明に係る物品保管装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、物品保管装置は塵埃の少ない清浄化されたクリーンルーム1内に設置され、例えば、半導体製品や液晶表示素子等の製品の仕掛かり品等の物品を塵埃の少ない環境にて保管するように構成されている。
図2に示すように、クリーンルーム1は、清浄化された浄化空気が天井側から床側に向けて下向きに通流するダウンフロー式に構成されている。つまり、クリーンルーム1の床部を通気孔が多数形成された多孔状のグレーティング床2に形成し、クリーンルーム1の天井に吹出部3を形成して、グレーティング床2を通して吸引した吸引空気を吹出部3から吹き出す形態で、浄化空気をクリーンルーム1に循環させるようになっている。
説明を加えると、前記グレーティング床2の下方側に吸気室4が設けられ、吹出部3にHEPAフィルタ等からなるエアーフィルタ5が並設され、その吹出部3の上方側に空気チャンバ室6が設けられて、それら吸気室4と空気チャンバ室6とを接続流路7にて連通接続して、その接続流路7に循環用送風機8が設けられている。
そして、循環用送風機8の通風作用により、クリーンルーム1内の空気がグレーティング床2を通して吸気室4に吸い込まれ、その吸気室4に吸い込まれた空気が接続流路7を流動してプレフィルタ9を通過して清浄化された後に空気チャンバ室6に流入し、更に、エアーフィルタ5を通過して清浄化されて吹出部3からクリーンルーム1内に向けて下向きに吹き出されるように構成され、クリーンルーム1内が清浄度の高い状態に維持される構成となっている。
図1に示すように、物品保管装置は、その外周部を覆う周壁10によって外気遮蔽状態に区画形成された設置空間内部に、上下方向並びに横方向に並列する状態で物品を収納する複数の物品収納部11を備えた収納棚12と、その収納棚12の前面に沿って形成された移動用通路13を走行自在な物品搬送用のスタッカークレーン14とを備えて構成されている。前記収納棚12は、前記スタッカークレーン14の移動用通路13の前後両側に位置する状態で一対設けられている。
上述したように物品保管装置は外周部が周壁10によって囲われる構成となっているが、前記移動用通路13の長手方向の両側端部には夫々、点検作業等を行うために作業者が出入りするための出入り口15が形成されており、この出入り口15は開閉自在な扉16にて閉じる構成となっている。
前記移動用通路13には、その下部に前記スタッカークレーン14が走行するための走行レール17がその移動用通路13の長手方向に沿って設置され、前記移動用通路13の上部には前記スタッカークレーン14の上部を案内する移動用レール18が移動用通路13の長手方向に沿って設置されている。前記スタッカークレーン14は、上下方向に長く延びる昇降用マスト19を備えて走行レール17に沿って走行自在な走行台車20、その走行台車20に対して昇降自在な昇降台21、その昇降台21に備えられて物品を移載可能な物品移載装置22等を備えて構成されている。そして、走行台車20の走行および昇降台21の昇降により、昇降台21が移載作業対象とする物品収納部11に対する目標停止位置に停止して物品移載装置22により物品を移動可能に構成されている。
又、図1に示すように、複数の物品収納部11のうちの1つを利用して装置外部から物品を搬入するための入庫口23が形成され、複数の物品収納部11のうちの他の1つを利用して装置外部に物品を搬出するための出庫口24が形成されている。
そして、この物品保管装置には、移動用通路13の上部に設けられた移動用レール18にて移動用通路13の長手方向に沿って移動自在に吊り下げ支持され且つ移動用レール18にて吊り下げ支持される状態においてその下方側に作業者の移動用空間Rが形成されるような上下長さに形成された点検用梯子25と、前記移動用通路13の床面に接地している状態で前記点検用梯子25の下部に接続自在な脚立26とが備えられている。
前記点検用梯子25は一対設けられており、一対の点検用梯子25は、物品の入庫作業や出庫作業を行う通常の運転状態においては、前記移動用通路13の長手方向両端側箇所の夫々にて待機させる構成となっており、脚立26は装置外部の適宜待機場所に待機することになる。そして、例えば、いずれかの物品収納部11あるいはスタッカークレーン14にて搬送している物品が荷崩れする等、作業者による点検作業が必要な場合には、この点検用梯子25及び脚立26を用いて作業者が点検作業を行うことになる。
前記一対の点検用梯子25は夫々同じ構成であるから、そのうちの1つを代表して以下に構成を説明する。
前記点検用梯子25は、スタッカークレーン14の上部側を移動案内するための移動用レール18を利用して、その移動用レール18にて移動自在に吊り下げ支持される構成となっている。つまり、図4に示すように、点検用梯子25は、左右両側の縦杆部材27とそれら左右両側の縦杆部材27同士にわたって上下方向に適宜間隔をあけて架設される複数の足置き部28とを備えて構成されるが、上端部において左右両側の縦杆部材27同士を連結する上部連結フレーム29の上部側の左右方向の中央部に、移動用レール18にて移動自在に吊り下げ支持するための移動案内部30が設けられている。
図6、図7、図12及び図13に示すように、前記移動案内部30は、前記上部連結フレーム29に固定のブラケット31にて回転自在に軸支される状態で、前記断面形状が略エの字形に形成された移動用レール18の水平案内部18aに対して上下両側から挟み込む状態で転動する水平軸芯周りで回転自在な8個の転動輪体32と、前記ブラケット31に連結された支持部材33にて回転自在に軸支され且つ移動用レール18の垂直案内部18bに対して左右両側から挟み込む状態で転動する上下軸芯周りで回転自在な4個の転動輪体34とが備えられ、これらの複数の転動輪体32,34の案内作用によって移動用レール18にて移動自在に吊り下げ支持される構成となっている。
そして、移動用レール18に対して接触作用して点検用梯子25の移動用レール18に対する移動を阻止する作用状態と、移動用レール18に対する接触作用を解除して移動を許容する非作用状態とに切り換え自在な人為操作式の移動阻止手段としての制動用接触体35が点検用梯子25の上部に備えられている。この制動用接触体35は制動機能を有する硬質ゴムにて構成されている。又、前記制動用接触体35を作用状態と非作用状態とに切り換えるための手動操作部36が点検用梯子25の下部に設けられている。
具体的な構成について説明を加えると、図13、図14及び図15に示すように、前記移動用レール18の下部側の水平面に対して接触作用する状態と接触を解除する状態とにわたり上下移動自在な制動用接触体35が、上部連結フレーム29を上下方向に貫通するスライドロッド37の上部にネジ止め固定される状態で設けられている。このスライドロッド37は、その上部側の大径部分37aが上部連結フレーム29に固定状態で設けられた筒部38によってその上下方向に移動自在に内嵌支持されており、しかも、下部側の小径部分37bが上部連結フレーム29を上下方向に挿通する状態で設けられ、上部連結フレーム29よりも下方側に突出する部分にナットで受け止め支持される圧縮バネ39が外装され、この圧縮バネ39によって下方側に移動付勢される状態で設けられている。尚、圧縮バネ39による付勢力が作用する場合に、小径部分37bと大径部分37aとの段差部分が上部連結フレーム29にて受け止め支持されて、それ以上の下方移動が阻止されるようになっている(図16参照)。
そして、手動操作によって圧縮バネ39の付勢力に抗して制動用接触体35を上方にスライド操作させることが可能な構成となっている。すなわち、図13及び図16に示すように、側面視略L字形に形成された揺動操作具40が、上部連結フレーム29にネジ止め固定された支持ブラケット41によって水平軸芯X1周りで揺動自在に支持される状態で設けられ、この揺動操作具40と点検用梯子25の下部に設けられた手動操作部36とが操作ワイヤ42にて連動連係され、手動操作部36の操作により揺動操作具40を揺動操作することによって、制動用接触体35が移動用レール18に対して接触作用して点検用梯子25の移動用レール18に対する移動を阻止する作用状態と、制動用接触体35が移動用レール18に対する接触作用を解除して移動を許容する非作用状態とに切り換えることができるように構成されている。
前記揺動操作具40は、前記制動用接触体35よりも下方側に位置して略水平姿勢になる状態で設けられる操作アーム部43と、この操作アーム部43と一体的に連結されて他端側が上方側に延びるように略L字形に形成された連結用アーム部44とからなり、前記操作アーム部43は、スライドロッド37の左右両側に二股状に延びるように平面視略コの字形に形成され、この操作アーム部43の一対の揺動端部に、図15に示すように、ネジ止めされた支持ピン45により水平軸芯周りで回転自在なベアリング46が夫々支持され、揺動操作具40が揺動すると、これらの左右一対のベアリング46が前記制動用接触体35に対して下方側から接当作用することになる。
前記操作ワイヤ42は、アウターワイヤ42Aにスライド自在にインナーワイヤ42Bが内挿され、アウターワイヤ42Aの長手方向両側端部は夫々ワイヤ受け部材47、48によって受け止め支持され、インナーワイヤ42Bが引き操作される引き操作式に構成されている。そして、図16に示すように、インナーワイヤ42Bの一端部が前記連結用アーム部44の上部側箇所に連動連結され、インナーワイヤ42Bの他端部が引張りバネ49を介して手動操作部36に連動連係されている。尚、操作ワイヤ42は、点検用梯子25の横一側外方を通して上下方向に延びるように適宜間隔をあけて設けられた複数のワイヤ保持具50にて支持されている。
前記手動操作部36は周知構造のデッドポイント乗り越え式のクランプ装置にて構成されており、揺動レバー36aを作用位置(図16参照)に操作するとインナーワイヤ42Bが引き操作されて揺動操作具40が揺動操作されると、ベアリング46が制動用接触体35の下側から接当して圧縮バネ39の付勢力に抗して制動用接触体35が上方に押し上げられ、制動用接触体35が移動用レール18に対して接触作用して点検用梯子25の移動用レール18に対する移動を阻止する作用状態に切り換わる構成となっている。この作用位置では、クランプ装置にて構成される手動操作部36がデッドポイントを乗り越えた状態となり、作業者が揺動レール36aから手を離しても位置保持される。そして、揺動レバー36aを非作用位置(図17参照)に操作すると、インナーワイヤ42Bの引き操作が解除され、圧縮バネ39の付勢力により制動用接触体35が下方に引退して移動用レール18に対する接触作用を解除して移動を許容する非作用状態に切り換わる構成となっている。
上述したように、一対の点検用梯子25は、通常の運転状態においては移動用通路13の長手方向両端側箇所の夫々にて待機させる構成となっているが、前記移動用通路13の長手方向両端側箇所の夫々に、前記一対の点検用梯子25夫々の下部を固定部に接続して各点検用梯子25の下部の移動を阻止する梯子固定手段Kが備えられている。
具体的には、図4、図8及び図9に示すように、前記移動用通路13の長手方向両端側箇所の夫々に、収納棚12における横フレーム51に固定部としての連結ブラケット52が取り付け固定されており、この連結ブラケット52に形成された挿通孔55と、点検用梯子25の左右両側の縦杆部材27の下部に取り付けた連結具53に形成された挿通孔54とを位置合わせしてロックピン56を挿通することによって、点検用梯子25の下部を連結ブラケット52に連結して固定する構成となっている。つまり、連結ブラケット52及びロックピン56により梯子固定手段Kが構成される。
前記ロックピン56は、略L字形に屈曲形成された頭付きピンにて構成され、振動等に起因して容易に抜け外れることがないようになっている。尚、手作業により抜き外すときは、ロックピン56の屈曲状態に対応させて向きを変更させながら抜くことにより容易に抜き外すことができる。
前記移動用通路13の長手方向両端側箇所の夫々には、上記したように作業者が移動用通路13に出入りするための出入り口15が形成されているが、点検用梯子25は移動用レール18にて吊り下げ支持される状態においてその下方側に作業者の移動用空間Rが形成されるような上下長さに形成されているから、作業者が扉16を開けて出入り口15を通り移動用通路13に出入りする場合であっても、点検用梯子25が作業者の移動の邪魔になることはない。
そして、例えば物品の荷崩れ等が発生して作業者による点検作業が必要になったときは、先ず、一対の点検用梯子25のうちで、スタッカークレーン14に干渉することなく点検作業用の移動位置まで移動させることができる点検用梯子25を選択して、その選択した点検用梯子25について、例えば脚立26を用いて上記したロックピン56を外して連結ブラケット52との連結固定を解除する。そして、その点検用梯子25を点検作業用の移動位置まで移動させる。そのとき、作業者は床面を移動することになるので、先端に引っ掛け部が形成された長尺状の棒体(図示せず)を用いて点検用梯子25を移動させることになる。
移動用レール18にて吊り下げ支持されている点検用梯子25を点検作業用の移動位置まで移動用通路13の長手方向に沿って移動させたのち、前記脚立26をその点検用梯子25の下方側に位置させた状態で移動用通路13の床面に接地させて、この脚立26と点検用梯子25の下部とを前記ロックピン56を用いて接続する。
つまり、図10及び図11に示すように、脚立26の上端部には、ロックピン56が挿通する挿通孔57が形成された連結具58が、点検用梯子25の左右両側の縦杆部材27に対応させて設けられており、それら左右両側の連結具58に形成された挿通孔57の夫々と、左右両側の縦杆部材27の下部に取り付けた連結具53に形成された挿通孔54の夫々とを位置合わせしたのちに前記ロックピン56を挿通させて、脚立26と点検用梯子25の下部とを接続することになる。前記脚立26に設けられる連結具58に形成された挿通孔57は上下方向に長い長孔であり、脚立26と点検用梯子25とが上下方向に少し相対位置がずれることがあっても、ロックピン56による接続を良好に行うことができるようになっている。
次に、作業者は脚立26に昇って揺動レバー36aを作用位置に操作して、制動用接触体35が移動用レール18に対して接触作用して点検用梯子25の移動用レール18に対する移動を阻止する作用状態に切り換える。そのことにより、点検用梯子25の上部が移動用レール18に対して移動することが阻止されることになる。一方、点検用梯子25の下部は脚立26に接続されることによって移動が阻止される状態になるから、作業者が点検用梯子25を昇降するときに、点検用梯子25が不安定に揺れ動くことがなく、作業者は体勢が不安定になるおそれは少なく点検作業を良好に行うことができる(図2、図5参照)。
点検作業が終了したのちは、揺動レバー36aを非作用位置に操作して、制動用接触体35が下方に引退して移動用レール18に対する接触作用を解除して移動を許容する非作用状態に切り換える。その後は、点検用梯子25を移動用通路13の長手方向一端側に移動させて、前記ロックピン56を用いて点検用梯子25と連結ブラケット52とを連結して点検用梯子25の下部を固定し(図4参照)、脚立26を装置外部の所定の待機位置に戻すことになる。
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、前記点検用梯子の前記移動用レールに対する移動を阻止する作用状態と移動を許容する非作用状態とに切り換え自在な人為操作式の移動阻止手段が前記点検用梯子の上部に備えられ、その移動阻止手段を前記作用状態と前記非作用状態とに切り換えるための手動操作部が前記点検用梯子の下部に備えられる構成としたが、このような構成に代えて、例えば、手動操作部が前記点検用梯子の上部に備えられる構成としてもよく、又、点検用梯子は脚立との接続によって移動が阻止されるので、前記移動阻止手段を備えない構成としてもよい。
(2)上記実施形態では、前記移動用通路の長手方向両端側箇所に点検用梯子の下部の移動を阻止する梯子固定手段が備えられ、その梯子固定手段として、固定部としての連結ブラケットとを抜き差し自在なロックピンにより点検用梯子の下部を固定する構成としたが、前記梯子固定手段としては、例えば、点検用梯子の下部と固定部としての連結ブラケットとをベルトで締め付けて固定するようにしたり、磁石等を用いて固定する構成等、種々の固定手段を用いることができる。又、このような梯子固定手段を備えない構成としてもよい。又、上記実施形態では、上記ロックピンを取り外すようにしたが、このような構成に代えて、例えば、ロックピンを点検用梯子あるいは連結ブラケットに紐付けして繋いでおくようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、点検用梯子を移動案内するための移動用レールとして、スタッカークレーンの上部を移動案内するための移動用レールを兼用する構成としたが、このような構成に限らず、スタッカークレーンの上部を移動案内するための移動用レールとは別に、点検用梯子を移動案内するための専用の移動用レールを設ける構成としてもよい。
(4)上記実施形態では、一対の収納棚を移動用通路を挟んで前後に並ぶ状態で配備する構成としたが、前後一対の収納棚を設ける構成に限らず1つの収納棚だけを設ける構成としてもよい。
(5)上記実施形態では、物品保管装置がクリーンルーム内に設けられる構成を例示したが、クリーンルームに代えて一般的な室内環境の設置空間に設けられる構成としてもよい。
物品保管装置の平面図 物品保管装置の側面図 スタッカークレーンの側面図 待機状態における点検用梯子の正面図 脚立との接続状態における点検用梯子の正面図 点検用梯子の一部切欠正面図 点検用梯子の一部切欠側面図 梯子固定手段の構成を示す正面図 梯子固定手段の構成を示す側面図 点検用梯子と脚立との接続状態を示す正面図 点検用梯子と脚立との接続状態を示す側面図 移動案内部の構成を示す切欠正面図 移動阻止手段の支持構造を示す切欠正面図 移動阻止手段の支持構造を示す切欠側面図 移動阻止手段の支持構造を示す切欠平面図 移動阻止手段を作用状態に切り換えた状態の作用説明図 移動阻止手段を非作用状態に切り換えた状態の作用説明図
符号の説明
11 物品収納部
12 収納棚
13 移動用通路
14 スタッカークレーン
18 移動用レール
25 点検用梯子
26 脚立
35 移動阻止手段
36 手動操作部
K 梯子固定手段
R 移動用空間

Claims (4)

  1. 上下方向並びに横方向に並列する状態で物品を収納する複数の物品収納部を備えた収納棚と、その収納棚の前面に沿って形成された移動用通路を走行自在な物品搬送用のスタッカークレーンとが備えられた物品保管装置であって、
    前記移動用通路の上部に設けられた移動用レールにて前記移動用通路の長手方向に沿って移動自在に吊り下げ支持され且つ前記移動用レールにて吊り下げ支持される状態においてその下方側に作業者の移動用空間が形成されるような上下長さに形成された点検用梯子と、前記移動用通路の床面に接地している状態で上部を前記点検用梯子の下部に接続自在な脚立とを備えて構成されている物品保管装置。
  2. 前記移動用レールに対して接触作用して前記点検用梯子の前記移動用レールに対する移動を阻止する作用状態と、前記移動用レールに対する接触作用を解除して移動を許容する非作用状態とに切り換え自在な人為操作式の移動阻止手段が、前記点検用梯子の上部に備えられている請求項1記載の物品保管装置。
  3. 前記移動阻止手段を前記作用状態と前記非作用状態とに切り換えるための手動操作部が前記点検用梯子の下部に設けられている請求項2記載の物品保管装置。
  4. 前記点検用梯子が一対設けられ、
    前記移動用通路の長手方向両端側箇所の夫々に、前記一対の点検用梯子夫々の下部を固定部に接続して各点検用梯子の下部の移動を阻止する梯子固定手段が備えられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の物品保管装置。
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