JP4626198B2 - 容器供給装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、デザート食品を充填するために用いられるカップ状容器を充填機に供給する容器供給装置に関する。
従来、この種の容器供給装置としては、供給ステーションに順次搬入される容器ホルダの上方に配置されかつカップ状容器スタックを、容器を上向きにした状態でその自重による落下を自在とするように収容するマガジンと、マガジン内のスタックをその最下位の容器から順次1つずつ取出し、これを容器ホルダまで搬送する搬送手段と、容器をホルダに保持させた後に、容器内の異物を除去する異物除去手段とを備えており、異物除去手段が、同容器内に対し進退自在な下端開口垂直状吸込パイプを有しているものが知られている(特許文献1参照。)。
上記供給装置では、異物が軽いものでは吸込パイプによって問題無く吸上げることができるが、異物が重いものについては、吸上げることが困難であった。また、吸上げるためには多量のエアーを必要とし、リングブロワーの容量も大きくなる傾向にあった。さらに、異物除去手段は、包装機械のコンベヤ上に設置する必要があるため、機長が長くなっていた。
また、他の容器供給装置としては、供給ステーションに順次搬入される容器ホルダの上方に配置されかつカップ状容器スタックを、容器を下向きにした状態でその自重による落下を自在とするように収容するマガジンと、マガジン内のスタックをその最下位の容器から順次1つずつ取り出し、これを回転させて上向きにしながら容器ホルダまで搬送する搬送装置とを備えており、搬送装置は、容器を保持解除自在に保持する保持部材を有しており、保持部材に、これに保持された容器の開口と相対するように異物吸込口が設けられているものが知られている(特許文献2参照。)。
この従来装置では、容器供給位置上方にて逆さ状態の容器を1つずつ取出すため、容器内に異物が入っていればその時点で落下し、落下した異物が既に供給済みの容器に混入する恐れがあった。
実開昭63−134903号公報 特開2001−253412号公報
この発明の目的は、異物が重いものであってもこれを確実に除去することができ、しかも、既に供給済みの容器に異物を混入させる心配のない容器供給装置を提供することにある。
この発明による容器供給装置は、下向きの取出口を有しかつカップ状容器を上向きにした状態で収容するマガジンと、取出口から容器を1つずつ取出し、取出した容器を、容器供給ステーションから水平方向に所定距離を隔てたところで反転させ、この後に、容器を再び上向きにして容器供給ステーションまで搬送する搬送手段とを備えているものである。
この発明による容器供給装置では、マガジンから取出された容器が反転させられると、容器内の異物は自重により落下させられる。したがって、異物が重たいものであっても確実に除去することができる。しかも、容器の反転か所が容器供給ステーションから離れたところであるから、落下した異物が既に供給済みの容器に混入する心配がない。さらに、マガジンが容器供給ステーションから水平方向に隔てられたところに配置されていることにより、例えば、マガジンから容器を取り出す際に異物が落下したとしても、これがコンベヤ上に落下する心配が無い。
さらに、容器搬送コンベヤが、複数の容器ホルダを容器供給ステーションで順次停止させうるように配置されており、搬送手段が、取出口の下方に配置された水平回転軸および回転軸に等間隔で放射状に設けられかつ容器の底を保持しうる複数の保持部材を有するロータと、取出口に上向きの保持部材が臨ませられる取出ステーションおよび容器供給ステーションの上方で保持部材が横向きになる受渡ステーションを含む複数の処理ステーションに保持部材を順次停止させるように回転軸を間欠的に回転させる駆動手段と、取出口から容器を1つずつ順次取出し、これを取出ステーションで停止させられている保持部材に保持させる取出手段と、受渡ステーションで停止させられている保持部材に保持されている横向きの容器を受取り、これを上向きにして容器ホルダに渡す受渡部材とを備えていると、マガジンから容器を取り出し、容器を反転させて異物を落下させた後に、容器を容器ホルダに確実に供給することができる。
また、処理ステーションが、回転軸を挟んで取出ステーションと反対側で保持部材が下向きとなる異物除去ステーションを有しており、異物吸込パイプが、上向きの吸引口を異物除去ステーションで停止させられている保持部材に臨ませられるように配置されていると、落下する異物を飛散させることなく、吸引口に確実に吸引することができる。
また、異物除去パイプ内に異物除去エアノズルが配置されていると、異物をエアノズルで吹き飛ばすことができる。
また、異物除去エアノズルが、吸引口から出没しうるようになされていると、エアノズルを容器内に進入させることができ、エアノズルによる吹き飛し効率が向上させられる。
また、処理ステーションが、回転軸を挟んで受渡ステーションの反対側で受渡ステーションで停止させられた保持部材とは反対の横向きに保持部材が停止させられる静電気除去ステーションを有しており、静電気除去ステーションに、静電気除去エアーノズルが配置されていると、容器が帯びている静電気を除去することができ、容器に付着した異物を確実に除去することができる。
また、容器搬送コンベヤが、垂直面内循環エンドレス搬送経路を形成しかつ同搬送経路上において容器ホルダが搬送方向に隣り合うもの同士接触させられるように並べられた状態で容器ホルダを搬送方向に移動自在に支持する支持手段と、支持手段で支持されて容器ホルダを搬送方向に移動させる移動手段とを備えていると、容器ホルダをチェーン等を用いることなく搬送することができる。
通常、この種のコンベヤでは容器ホルダの搬送のためにエンドレス・チェーンが用いられる。チェーンは、長期間の使用にともない、伸びが発生する。チェーンにのびが発生すると、容器ホルダの中心位置がずれることになり、充填装置やシール装置等の装置群に対する芯ずれ等の不具合が生じる。また、チェーンはリンク部分に遊びがあるため搬送物の停止位置精度が悪く、チェーンにのびが生じると、更に、精度が悪くなった。チェーンののびは、これを駆動するスプロケットの位置調整により吸収しているが、このずれ調整にも限度があり、この場合はチェーンの寿命と判断して交換せざるを得ず、非常にメンテナンスの手間とコストが掛かった。さらに、チェーンを駆動する必要が無いため、チェーンを駆動するためのモータを小型化することができ、その分、コンベヤの長さを短くすることができる。また、容器ホルダが汚れたり破損したりすると、その容器ホルダだけを簡単に交換することができる。
また、支持手段が、直線状送り側レールと、送り側レールの下方をこれと平行にのびた直線状戻り側レールと、送り側レールの終端および戻り側レールの始端を連絡する下向き反転用垂直円板状回転ホイールと、戻り側レールの終端および送り側レールの始端を連絡する上向き反転用垂直円板状回転ホイールとよりなると、容器ホルダをレールにそってスムースに移動させることができ、とくに、反転部分ではホイールの回転とともに容器ホルダをスムースに移動させることができる。
また、移動手段が、送り側レールの始端において容器ホルダに対し搬送方向には係合するが、これと反対方向には係合離脱する送り側押動爪と、戻り側レールの始端において容器ホルダに対し搬送方向には係合するが、これと反対方向には係合離脱する戻り側押動爪と、送り側押動爪および戻り側押動爪を搬送方向にそって互いに反対方向に往復動させる駆動機構とを備えていると、容器ホルダをスムースに移動させることができる。
この発明によれば、異物が重いものであってもこれを確実に除去することができる。しかも、既に供給済みの容器に異物を混入させる心配がない。
この発明の実施の形態を図面を参照しながらつぎに説明する。
以下の説明において、前後とは、コンベアによって搬送される容器が進む側を前(図1の右側)、これと反対側を後といい、左右とは、後方から見て、左右の側を左右というものとする。
容器供給装置は、口縁部にフランジFを有するカップ状容器Cを充填機(図示略)に供給するためのものであって、容器収容マガジン11と、マガジン11下方に配置されている容器回転ロータ12とを備えている。
なお、容器供給装置は多列化されているものであるが、以下、とくに断らない限り、1列の容器供給装置について説明する。
ロータ12の周囲には、マガジン11の直下の位置を取出ステーションS1として、これより、ロータ12回転方向(図1中反時計方向)に90度ずつの間隔をおいて静電気除去ステーションS2、異物除去ステーションS3および受渡ステーションS4が順に設けられている。受渡ステーションS4の下方には容器供給ステーションS5が設けられている。
取出ステーションS1、静電気除去ステーションS2、異物除去ステーションS3および受渡ステーションS4には、取出装置13、静電気除去装置14、異物除去装置15および受渡装置16がそれぞれ配置されている。容器供給ステーションS5からは、容器搬送コンベヤ17が前向きにのびている。
マガジン11は、下端に取出口21を有しかつカップ状容器Cを上向きにしてスタックした状態で自重による落下を自在とするように案内する複数の垂直棒状ガイド22を有している。
ロータ12は、左右方向にのびた水平回転軸31と、回転軸31に90度ずつの等間隔で放射状に設けられている4つのバキュームカップ製保持部材32と、保持部材32が取出ステーションS1、静電気除去ステーションS2、異物除去ステーションS3および受渡ステーションS4に順次停止させられるように回転軸31を90度ずつ間欠的に駆動する駆動装置(図示略)とを備えている。
取出装置13は、上下に順に並んでそれぞれに対をなす第1〜第3分離爪41〜43と、第1〜第3分離爪41〜43をそれぞれ開閉作動させるそれぞれに対をなす第1〜第3流体圧シリンダ44〜46とを備えている。第1流体圧シリンダ44は、マガジン11に固定されている。第2および第3流体圧シリンダ45、46は、昇降手段(図示略)によって一緒に昇降させられようになっている。
図1に実線で示す状態では、第1〜第3分離爪41〜43は、全て閉じられている。第1分離爪41は、マガジン11内の下から2番目の容器CのフランジFを受けている。第2および第3分離爪42、43は、マガジン11内の一番下の容器CのフランジFを上下から挟んでいる。第2および第3分離爪42、43を下降させると、第2および第3分離爪42、43とともに容器Cが下降させられ、その底を、取出ステーションS1で待機させられていた上向きの保持部材32が保持する。この後、第2および第3分離爪42、43を上昇させ、第2分離爪42を開いた後、第1分離爪41を開くと、マガジン11内の容器Cが容器C1つ分の高さだけ落下し、マガジン11内の一番下の容器CのフランジFが第3分離爪43で受けられる。第1分離爪41を閉じると、マガジン11内の下から2番目の容器CのフランジFを第1分離爪41が受ける。第2分離爪42を閉じると、マガジン11内の一番下の容器CのフランジFが第2および第3分離爪42、43によって挟まれる。
静電気除去装置14は、イオン化された無菌エアーを噴出させる静電気除去エアーノズル51を有している。静電気除去エアーノズル51は、左右方向にのびかつ長さ方向に間隔をおいてロータ12側に向かってあけられた噴出口52を有する水平パイプ53よりなる。
静電気除去ステーションS2に搬入されて保持部材32が後向きとなり、これに保持された容器Cの内部に向かって静電気除去エアーが吹き付けられる。これにより、容器Cに帯電していた静電気が除去される。
異物除去装置15は、上端に上向きの吸引口61を有する異物吸込パイプ62と、異物吸込パイプ62内にこれと同心状に配置されている垂直異物除去エアノズル63とを備えている。エアノズル63は、上端に噴出口64を有しかつ垂直上向きの流体圧シリンダ65のピストンロッドに連結されている。
異物除去ステーションS3に保持部材32が搬入される際、異物除去エアノズル63は異物吸込パイプ62内に退入されていて、吸引口61から突出させられていない。容器Cが保持部材32に保持されて異物除去ステーションS3に搬入されて下向きとなると、吸引口61と容器Cの開口とは相対させられる。流体圧シリンダ65のピストンロッドを進出させて異物除去エアノズル63を上昇させると、異物除去エアノズル63の上部は容器C内に進入させられる。噴出口64からエアーを噴出させると、エアーによって容器Cに付着していた異物は吹き飛ばされる。吹き飛ばされた異物は、異物吸込パイプ62を通じて回収される。異物除去エアノズル63を異物吸込パイプ62内に収容した後、ロータ12は90度回転させられる。これにより、異物を除去された容器Cは、受渡ステーションS4に搬入される。
受渡装置16は、上下一対の受渡部材71と、両受渡部材71がそれぞれ固定されている左右方向にのびた上下一対の水平揺動軸72と、両揺動軸72にそれぞれ固定されている上下一対のアーム73と、後端が両アーム73の先端にそれぞれ連結されている一対の連結ロッド74と、両連結ロッド74の前端に渡されているロッド状連結部材75と、連結部材75の長さの中程に連結されたピストンロッドを有する流体圧シリンダ76と、流体圧シリンダ76が取付られかつ左右方向にのびた水平揺動中心を有する揺動体77とを備えている。 図1に実線で示すように、両受渡部材71は、後向きで閉じた状態である。この状態から、同流体圧シリンダ76のピストンロッドを進出させると、連結部材75を介して両連結ロッド74の前端が前向きに引っ張られる。両アーム73が揺動軸72とともに互いに反対方向に揺動させられる。その結果、両受渡部材71は開かれる。
受渡ステーションS4に搬入された容器Cは、前向きとなっている。この容器CのフランジFのすぐ下の部分を閉じた両受渡部材71が保持している。
容器Cを保持したままで、揺動体を図1中反時計方向に90度回転させると、両受渡部材71が下向きとなる。
つぎに、図2〜図5を参照しながら、容器搬送コンベヤ17について説明する。
容器搬送コンベヤ17は、相互に連結されることなく、分離されている複数の方形板状容器ホルダ101と、垂直面内循環エンドレス搬送経路を形成しかつ搬送経路上において容器ホルダ101が搬送方向に隣り合うもの同士接触させられるように並べられた状態で容器ホルダ101を搬送方向に移動自在に支持する支持レール102とを備えている。
容器ホルダ101の長さ方向に複数の容器保持孔111が一列に並んで形成されている。容器保持孔111に容器Cの胴部が挿入された状態で容器保持孔111縁部でフランジFが受けられ保持されるようになっている。容器ホルダ101の両端部には係合突起112が設けられている。係合突起112の下面は、半円弧状に形成されている。容器ホルダ101の両端部に近接して四角形状係合孔113がそれぞれ上下貫通状に形成されている。
支持レール102は、前後方向にのびた直線状送り側レール121と、送り側レール121の下方をこれと平行にのびている直線状戻り側レール122と、送り側レール121および戻り側レール122の前端同士を連絡している下向き反転用回転ホイール123と、戻り側レール122および送り側レール121の後端同士を連絡している上向き反転用回転ホイール124とよりなる。
送り側レール121は、送り側経路において容器ホルダ101の両端部をそれぞれ上下から挟んでいる左右一対ずつの上押えレール131および上受けレール132と、同容器ホルダ101を左右両側から挟んでいる左右一対の上サイドレール133とよりなる。
戻り側レール122は、戻り側経路において容器ホルダ101の両端部を受けている左右一対の下受けレール134と、同容器ホルダ101を左右両側から挟んでいる左右一対の下サイドレール135とよりなる。
下向き反転用回転ホイール123は、係合突起112を除いた容器ホルダ101を左右両側から挟むように配置された左右対向状一対の前垂直円板141よりなる。前垂直円板141の外周面には複数の半円弧状前係合切欠142が等間隔で形成されている。前係合切欠142のピッチは、隣り合って接触するように並べられた2つの容器ホルダ101の係合突起112のピッチと対応させられている。
上向き反転用回転ホイール124は、前垂直円板141と対応する左右一対の後垂直円板143よりなる。後垂直円板143の外周面にも後係合切欠144が前係合切欠142と同じように形成されている。
両前垂直円板141外周の前半周にそうように左右一対の前向き半円弧状前ガイドレール145が設けられている。両後垂直円板143外周の後半周にそうように左右一対の後向き半円弧状後ガイドレール146が設けられている。
下向き反転用回転ホイール123の回転軸にはブレーキ147が備えられている。上向き反転用回転ホイール124の回転軸にはモータ148が備えられている。モータ148は極小型のものでよい。
上向き反転用回転ホイール124の後方を水平駆動軸151が左右方向にのびている。駆動軸151の長さの中程には、駆動軸151を揺動させるための駆動装置152が備えられている。
駆動軸151の両端部には左右一対のロッカーアーム161が同一位相となるように長さの中程で固定されている。両ロッカーアーム161の上端部には前後方向にのびた左右一対の上進退ロッド162の後端部が上連結ロッド163を介して連結されている。上進退ロッド162は、容器ホルダ101の両係合孔113の移動経路上方をそれぞれのびて、その前端を上向き反転用回転ホイール124よりも僅かだけ前方に到達させている。両ロッカーアーム161の下端部には前後方向にのびた左右一対の下進退ロッド164の後端部が下連結ロッド165を介して連結されている。下進退ロッド164は、容器ホルダ101の両係合孔113の移動経路下方をそれぞれのびて、その前端を下向き反転用回転ホイール123よりも僅かだけ前方に到達させている。上進退ロッド162および下進退ロッド164は、詳しく説明しないが、コンベヤフレームの適所に前後摺動自在に支持されている。
送り側レール121の後端付近に位置させられるように上進退ロッド162には上押動爪171が下向きに取付られている。戻り側レール122の前端付近に位置させられるように下進退ロッド164に下押動爪172が上向きに取付られている。
図5に、上押動爪171の取付構造が詳細に示されている。上押動爪171は、上下に長い方形板状のもので、下縁部に後上りの傾斜状滑り面181を有している。
上進退ロッド162には、上押動爪171を上下に貫通させたスリット182が形成されている。スリット182内を左右に横断するように水平ピン183が設けられ、これに、上押動爪171が揺動自在に支持されている。スリット182の前側面には、後向き前垂直部191および後下向き傾斜部192が上下に形成されている。スリット182の後側面には、前上向き傾斜部193および前向き後垂直部194が上下に形成されている。
スリット182の前方に位置するように上進退ロッド162にはばね掛け195が上方突出状に設けられている。上押動爪171の上縁部およびばね掛け195には引張コイルばね196が掛けられており、これにより、上押動爪171が前向きに揺動するように付勢されている。
図5に示す状態では、上押動爪171の前側面が後向き前垂直部191に、上押動爪171の後側面が前向き後垂直部194にそれぞれ当接させられていて、上押動爪171は、垂直姿勢に保たれている。この状態で、上押動爪171の下端部は、容器ホルダ101の係合孔113に進入させられている。上押動爪171は、容器ホルダ101と係合させられている。この状態から、上進退ロッド162が後向きに移動させられると、上進退ロッド162とともに移動させられる上押動爪171は、滑り面181を介して係合孔113の後縁部に乗り上げていき、これにより、上押動爪171は、ばね196の力に抗して後向きに倒される。その結果、上押動爪171の、係合孔113に進入していた下端部は、係合孔113から退出させられる。上押動爪171は、容器ホルダ101から係合離脱させられる。
下押動爪172の取付構造は、上押動爪171の取付構造に準じるもので、これの上下および前後を逆にしたものである。その詳細説明は、省略する。
供給ステーションS5には引取部材201が配置されている。引取部材201は、供給ステーションS5で停止させられた容器ホルダ101の容器保持孔111を挿通して昇降しうるようになっている。
引取部材201を上限で待機させた状態で、受渡装置16の両受渡部材71を下向きにした状態で両受渡部材71を開くと、容器Cの保持が解除される。保持解除された容器Cは、両受渡部材71から引取部材201に乗り移る。引取部材201が下降させられて容器保持孔111を挿通する際に、容器Cは、引取部材201から容器ホルダ101に渡される。
駆動軸151を揺動させると、上進退ロッド162および下進退ロッド164が前後の向きを互いに逆とするように進退させられる。その進退ストロークは、隣り合うもの同士接触するように並べられた容器ホルダ101のピッチに相当する。上進退ロッド162が前進する際は、上押動爪171の下端部が容器ホルダ101の係合孔113に進入し、上押動爪171が容器ホルダ101と前向きに係合した状態で前進させられる。これにより、上押動爪171と係合させられた容器ホルダ101が前向きに押動されて前進させられる。一方、上進退ロッド162が前進する際は、下進退ロッド164は後退させられる。下進退ロッド164とともに後退させられる下押動爪172は、容器ホルダ101と後向きに係合し、これを、後向きに押動する。上押動爪171が容器ホルダ101を前向きに押動するとともに、下押動爪172が容器ホルダ101を後向きに押動することにより、全ての容器ホルダ101が支持レール102にそって一斉に移動させられる。
容器ホルダ101が送り側レール121および戻り側レール122の前端部間を移動する際は、容器ホルダ101の係合突起112は、前垂直円板141の前係合切欠142に入り込み、前垂直円板141を回転させながら、その周囲を移動させられる。このときに、前ガイドレール145によって前垂直円板141から脱落しないように案内される。この移動の際に、係合突起112を除いた容器ホルダ101の両端面が前垂直円板141によって挟まれているから、容器ホルダ101は安定姿勢で下向きに反転させられていく。同時に、上押動爪171による間欠送り動作と同期して、ブレーキ147を間欠的に作動させる。これにより、容器ホルダ101の停止時の慣性力が吸収される。
容器ホルダ101が送り側レール121および戻り側レール122の後端部間を移動する際は、容器ホルダ101の係合突起112は、後垂直円板143の後係合切欠144に入り込み、容器ホルダ101の両端面が両後垂直円板143で挟まれた状態で後ガイドレール146に案内されながら、その周囲を移動させられる。このときに、下押動爪172の間欠送り動作と同期してモータ148が間欠的に駆動される。これにより、容器ホルダ101の上向き送り動作の補助となる。
容器ホルダ101が1ピッチ送られると、今度は、上進退ロッド162を後退させかつ下進退ロッド164を前進させる。上押動爪171は、係合していた係合孔113から退出し、容器ホルダ101上面の係合孔113後方上を滑りながら後向きに移動し、そのすぐ後に続くつぎの容器ホルダ101の係合孔113に進入させられる。下押動爪172は、係合していた係合孔113から退出し、容器ホルダ101下面の係合孔113前方上を滑りながら前向きに移動し、そのすぐ前に続くつぎの容器ホルダ101の係合孔113に進入させられる。
上記において、容器ホルダ101の係合突起112は、容器ホルダ101の端面から突出させられているが、必ずしもこの位置でなくてもよく、その位置は上または下にずれていてもよい。また、係合突起112の下面は、必ずしも円弧状でなくても良いが、摩耗の点を考慮すると、その下面は円弧状であることが好ましい。
この発明による容器供給装置の側面図である。 同供給装置のコンベヤの側面図である。 同コンベヤの平面図である。 図2のIV−IV線にそう垂直横断面図である。 同コンベヤの一部を拡大して示す断面図である。
符号の説明
11 マガジン
12 ロータ
13 取出装置
15 異物除去装置
16 受渡装置
17 容器搬送コンベヤ
21 取出口
32 保持部材

Claims (8)

  1. 下向きの取出口を有しかつカップ状容器を上向きにした状態で収容するマガジンと、取出口から容器を1つずつ取出し、取出した容器を、容器供給ステーションから水平方向に所定距離を隔てたところで反転させ、この後に、容器を再び上向きにして容器供給ステーションまで搬送する搬送手段と、
    を備えており、
    容器搬送コンベヤが、複数の容器ホルダを容器供給ステーションで順次停止させうるように配置されており、
    搬送手段が、取出口の下方に配置された水平回転軸および回転軸に等間隔で放射状に設けられかつ容器の底を保持しうる複数の保持部材を有するロータと、取出口に上向きの保持部材が臨ませられる取出ステーションおよび容器供給ステーションの上方で保持部材が横向きになる受渡ステーションを含む複数の処理ステーションに保持部材を順次停止させるように回転軸を間欠的に回転させる駆動手段と、取出口から容器を1つずつ順次取出し、これを取出ステーションで停止させられている保持部材に保持させる取出手段と、受渡ステーションで停止させられている保持部材に保持されている横向きの容器を受取り、これを上向きにして容器ホルダに渡す受渡部材とを備えている容器供給装置。
  2. 処理ステーションが、回転軸を挟んで取出ステーションと反対側で保持部材が下向きとなる異物除去ステーションを有しており、
    異物吸込パイプが、上向きの吸引口を異物除去ステーションで停止させられている保持部材に臨ませられるように配置されている請求項1に記載の容器供給装置。
  3. 異物除去パイプ内に異物除去エアノズルが配置されている請求項2に記載の容器供給装置。
  4. 異物除去エアノズルが、吸引口から出没しうるようになされている請求項3に記載の容器供給装置。
  5. 処理ステーションが、回転軸を挟んで受渡ステーションの反対側で受渡ステーションで停止させられた保持部材とは反対の横向きに保持部材が停止させられる静電気除去ステーションを有しており、静電気除去ステーションに、静電気除去エアーノズルが配置されている請求項1〜4のいずれか1つに記載の容器供給装置。
  6. 容器搬送コンベヤが、垂直面内循環エンドレス搬送経路を形成しかつ同搬送経路上において容器ホルダが搬送方向に隣り合うもの同士接触させられるように並べられた状態で容器ホルダを搬送方向に移動自在に支持する支持手段と、支持手段で支持されて容器ホルダを搬送方向に移動させる移動手段とを備えている請求項1に記載の容器供給装置。
  7. 支持手段が、直線状送り側レールと、送り側レールの下方をこれと平行にのびた直線状戻り側レールと、送り側レールの終端および戻り側レールの始端を連絡する下向き反転用垂直円板状回転ホイールと、戻り側レールの終端および送り側レールの始端を連絡する上向き反転用垂直円板状回転ホイールとよりなる請求項6に記載の容器供給装置。
  8. 移動手段が、送り側レールの始端において容器ホルダに対し搬送方向には係合するが、これと反対方向には係合離脱する送り側押動爪と、戻り側レールの始端において容器ホルダに対し搬送方向には係合するが、これと反対方向には係合離脱する戻り側押動爪と、送り側押動爪および戻り側押動爪を搬送方向にそって互いに反対方向に往復動させる駆動機構とを備えている請求項6または7に記載の容器供給装置。
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