JP4625585B2 - 固体高分子型燃料電池システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池排ガスと燃料電池冷却水の一部から、イオン交換水と熱の回収を効果的に行う固体高分子型燃料電池システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、高効率のエネルギ変換装置として、燃料電池システムが脚光を浴びている。燃料電池システムは、幾つかのタイプのものが稼動または研究開発中であるが、その中でも電解質としてプロトンを用いた固体高分子型燃料電池がコンパクトな構造で、高出力密度が得られ、かつ簡易なシステムで運転が可能なことから、定置用分散電源だけでなく宇宙用や車両用、さらには家庭用などの電力供給源として注目されている。
【0003】
また、燃料電池システムは、電気化学反応の際、生成される熱を巧みに活用する、いわゆるコジェネレーションシステムとしての期待も大きい。
【0004】
このように、期待の大きい燃料電池システム、特に固体高分子型燃料電池システムは、主として燃料電池本体、燃料改質システム、電力制御システム、熱および水等のエネルギ源回収システム等で構成されている。
【0005】
燃料電池本体は、プロトン導電性の固体高分子膜を触媒層付きのガス拡散電極で挟む膜電球複合体を備えるとともに、その両外側に集電体としてのガス供給溝を備えたガス透過性の低い材料からなるセパレータとを交互に積層状に配置して構成されている。
【0006】
また、ガス拡散電極には、片面が燃料極、残りの片面が酸化剤極を備えており、水素を主成分とする燃料ガスと空気とがセパレータのガス供給溝を介してそれぞれを区分けして供給されている。供給されているガスは、一般的に理論流量よりも多く流れている。そして、固体高分子型燃料電池本体は、直流電源として電気化学的に電力を発生させている。
【0007】
また、燃料改質システムは、都市ガス等の炭化水素系燃料から水素を主成分とする燃料ガスを生成するシステムであり、都市ガス等に含まれている硫黄分を水添脱硫等の手段で除去した後、触媒を用いて化学反応により、例えば水蒸気を加えて炭化水素系燃料を水素主成分の燃料ガスに改質させている。その際、反応ガスには、一酸化炭素(CO)が多く含まれているので固体高分子型燃料電池本体の触媒を被毒させることがある。
【0008】
このため、燃料改質システムは、COシフト反応器やCO選択酸化器を備え、CO濃度を数十ppmに低減して固体高分子型燃料電池本体に供給している。
【0009】
また、電力制御システムは、固体高分子型燃料電池本体で電気化学的に生成された直流電圧をチョッパ回路等により昇圧し、さらにインバータにより交流電圧に変換し、電力として供給する際、負荷調整を行っている。
【0010】
また、熱およびイオン交換水等のエネルギ源回収システムは、固体高分子型燃料電池本体や燃料改質システムから供給された排ガスに含まれている水蒸気を分離させ、その際に熱とイオン交換水とを回収している。
【0011】
なお、固体高分子型燃料電池システムの別の例として燃料に純水素を使用する場合もある。この場合、純水素を使用する関係上、燃料改質システムは不要となり、エネルギ源回収システムは、固体高分子型燃料電池本体からだけ供給される熱やイオン交換水を回収している。
【0012】
ところで、従来の固体高分子型燃料電池システムは、図20に示すように、燃料改質システム1、燃料電池本体2、気液分離器3、凝縮熱交換器4、ブロア5を備え、燃料改質システム1で、例えばCHやC等の炭化水素系燃料を水素に改質して燃料電池本体2の燃料極2aに供給している。
【0013】
また、固体高分子型燃料電池システムは、ブロア5からの空気の一部を燃料電池本体2の空気極2bに供給するとともに、残りを燃料改質システム1の燃焼部1aに供給している。
【0014】
燃料電池本体2は、燃料極2aに供給された水素と、空気極2bに供給された空気とを反応させ、電気化学的に直流電力を発生させている。
【0015】
直流電力の発生後、燃料極2aから出た排ガスには、飽和水蒸気を多く含むものの、炭酸ガスや未反応の水素も含まれている。このため、固体高分子型燃料電池システムは、排ガスを気液分離器3に供給する際、排ガスの中から水素とイオン交換水および炭酸ガスとを分離させ、分離させた水素をブロア5からの空気とともに燃料改質システム1の燃焼部1aに供給し、ここで燃焼ガスを生成して炭化水素系燃料を水素に改質させる一方、燃焼ガス生成後の排ガスに含まれる水蒸気や炭酸ガスを、空気極2bからの水蒸気とともに凝縮熱交換器4に供給して熱源とし、例えば水道水W等の被加熱源と熱交換させ、その水道水Wに熱を与えて温水にし、その温水を、例えば給湯に利用している。
【0016】
また、気液分離器3で分離させた炭酸ガスを含む凝縮水は、凝縮熱交換器4に設けたバブリング室8に供給され、ここでブロア5から供給される空気の気泡の浄化能力により炭酸ガスが分離・吸収される。
【0017】
また、固体高分子型燃料電池システムの別の例では、例えば、図21に示すように、直接接触式凝縮熱交換器6と間接接触式凝縮熱交換器7とを備え、気液分離器8で水素と炭酸ガスを含む水蒸気とに分離させた燃料極2aからの排ガスのうち、分離させた炭酸ガスを含む水蒸気を直接接触式凝縮熱交換器6に設けたバブリング室8に供給し、ここでブロア5から供給される空気の気泡の浄化能力により炭酸ガスを分離・吸収させている。炭酸ガスを分離した凝縮水は、ポンプ9を介して間接接触式凝縮熱交換器7に供給され、ここで、例えば水道水Wと熱交換し、水道水Wに熱を与えて温水にした後、直接接触式熱交換器6に戻され、燃料改質システム1の燃焼部1aからの炭酸ガスを含む水蒸気と空気極2bからの水蒸気との合流水と直接接触による熱交換を行い、合流水の熱を回収している。
【0018】
このように、従来の固体高分子型燃料電池システムは、電気化学的に直流電力を発生させる際に生成される水蒸気等の熱を巧みに回収してエネルギの有効利用を行っている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
図20および図21で示した従来の固体高分子型燃料電池システムでは、燃料極2aから出る排ガスの中に、未反応の水素のほかに炭酸ガスや水蒸気もしくは水が含まれているため、その水等が燃料改質システムの燃焼部に入り、火炎が消える危険性があった。このため、凝縮熱交換器4で熱やイオン交換水等のエネルギ源を回収する際、炭酸ガスを除去するバブリング装置や未反応の水素や水蒸気水とを分離させる気液分離器3を別々に設けていた。
【0020】
しかし、バブリング装置や気液分離器3を別々に設けた場合、固体高分子型燃料電池システムは、多くの設置面積を確保しなければならない。このため固体高分子型燃料電池システムには、バブリング装置や気液分離器3を凝縮熱交換器4に組み込んで一体的にしたコンパクト化への実現が求められていた。
【0021】
また、特に直接接触式凝縮熱交換器6の場合、回収エネルギを用いて温水利用する際、水蒸気等の凝縮水がイオン交換水であるため、必然的に間接接触式凝縮熱交換器は7が必要になり、コンパクト化の点から何らかの対策が求められていた。
【0022】
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、コンパクト化を図って少ない設置面積でも容易に設置できるようにした固体高分子型燃料電池システムを提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る固体高分子型燃料電池システムは、上述の目的を達成するために、請求項1に記載したように、電解質膜に固体高分子を用いた燃料電池本体に、凝縮熱交換器を組み合せた固体高分子型燃料電池システムにおいて、前記凝縮熱交換器は外側に外部ケーシングを、内側に内部ケーシングを備えて二重容器にするとともに、前記外部ケーシングと前記内部ケーシングとの間に形成した気液分離部と、前記内部ケーシングの内側のうち、頭部側に形成した凝縮部と、底部側に形成した凝縮水貯水部とを備えるとともに、前記外部ケーシングは、前記燃料電池本体の燃料極から案内された未反応な水素、炭酸ガス、水蒸気を含む排ガスを案内する燃料極用入口と、前記気液分離部により水が分離された前記排ガスを外部に供給する排ガス用出口とを備え、前記内部ケーシングは、少なくとも前記燃料電池本体の空気極から供給された水蒸気を前記凝縮部に案内する酸化剤排ガス用入口と、前記凝縮部で熱交換された酸化剤排ガスを外部に供給する酸化剤排ガス用出口とを備え、前記気液分離部と前記凝縮水貯水部とを互いに接続させ、前記気液分離部で分離させた前記水を前記凝縮水貯水部に供給する構成にしたものである。
【0024】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムは、上述の目的を達成するために、請求項2に記載したように、凝縮部と凝縮水貯水部との間には透孔板を備え、前記凝縮部で熱交換されて生成された凝縮水は前記透孔板を介して前記凝縮水貯水部に集められるものである。
【0025】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムは、上述の目的を達成するために、請求項3に記載したように、凝縮部は、伝熱管を収容し、伝熱管の管外に前記酸化剤排ガス用入口から案内された前記水蒸気を、伝熱管の管内に冷却水を流して熱交換させるものである。
【0026】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムは、上述の目的を達成するために、請求項4に記載したように、伝熱管は、前記凝縮部の頭部と底部とを結ぶ方向に蛇行状に配置したものである。
【0027】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムは、上述の目的を達成するために、請求項5に記載したように、伝熱管は、螺旋状に形成するとともに、前記凝縮部の頭部と底部とを結ぶ方向に蛇行状に配置したものである。
【0028】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムは、上述の目的を達成するために、請求項6に記載したように、螺旋状に形成した伝熱管は、中心軸に支柱を備えたものである。
【0029】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムは、上述の目的を達成するために、請求項7に記載したように、凝縮部は、前記凝縮部の頭部と底部とを結ぶ方向に蛇行状に配置された伝熱管を収容するとともに、前記凝縮部の頭部と底部とを結ぶ方向において隣接する前記伝熱管の中間部分に前記凝縮部の頭部と底部とを結ぶ方向と直交する方向に向って仕切手段を備えたものである。
【0030】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムは、上述の目的を達成するために、請求項8に記載したように、仕切手段は、網目状で構成したものである。
【0031】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムは、上述の目的を達成するために、請求項9に記載したように、仕切手段は、孔あき板で構成したものである。
【0032】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムは、上述の目的を達成するために、請求項10に記載したように、孔あき板は、孔の密度分布を異ならしめたことを特徴とするものである。
【0033】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムは、上述の目的を達成するために、請求項11に記載したように、気液分離部は、入口を外部ケーシングの底部側に備えるとともに、出口を前記外部ケーシングの頭部側に備えたものである。
【0034】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムは、上述の目的を達成するために、請求項12に記載したように、凝縮水貯水部は、気液分離部からの凝縮水と凝縮部からの凝縮水とを合流させて一旦溜める貯水室と、前記合流凝縮水に含まれる炭酸ガスを除去するバブリング室とを備えたものである。
【0035】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムは、上述の目的を達成するために、請求項13に記載したように、貯水室およびバブリング室は、互いを仕切板で区画するとともに、各室を区画する仕切板の開口を、凝縮水が蛇行状に流れるように、互い違いに配置したものである。
【0036】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムは、上述の目的を達成するために、請求項14に記載したように、バブリング室を区画する仕切板は、折曲げ部を境に内部ケーシングに向って傾斜状に延びる天上板を備えたものである。
【0037】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムは、上述の目的を達成するために、請求項15に記載したように、天上板は長孔を備えたものである。
【0038】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムは、上述の目的を達成するために、請求項16に記載したように、バブリング室は、空気を気泡にして凝縮水に含まれる炭酸ガスを除去するバブリングストーンを収容したものである。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの実施形態を図面および図面に付した符号を引用して説明する。
【0040】
図1〜図3は、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮熱交換器の第1実施形態を示す概略図である。なお、図1〜図3中、図1は本発明に係るは固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮熱交換器の正面断面図、図2は図1のA−A矢視方向から見た平面図、図3は図2のB−B矢視方向から見た側面図である。
【0041】
本実施形態に係る凝縮熱交換器は、外部ケーシング10の内側に内部ケーシング11を備え圧力容器として形成し、外部ケーシング10と内部ケーシング11との間に気液分離部12を設けるとともに、内部ケーシング11の内側のうち、頭部側に凝縮部13を、また、底部側に凝縮水貯水部14とバブリング部15とをそれぞれ設けた構成になっている。
【0042】
外部ケーシング10は、その底部側に設けられ、例えば、燃料電池本体の燃料極(ともに図示せず)に接続させる燃料極用入口16と、その頭部側に設けられ、例えば燃料改質システムの燃焼部(ともに図示せず)に接続させる燃焼部用出口17とを備え、燃料極からの未反応な水素、炭酸ガス、水蒸気および水を含む排ガスを燃料極用入口16を介して気液分離部12に案内し、ここで密度差を利用して水素や水蒸気と水とに気液分離させ、分離させた水素等を燃焼部用出口17を介して燃焼部に供給する一方、分離させた水を底部に一旦溜めた後、配管18a,18b,18cを介して凝縮水貯水部14に供給するようになっている。
その際、水の供給は、外部ケーシング10と内部ケーシング11の圧力差を利用して行われる。
【0043】
また、内部ケーシング11は、頭部側に凝縮部13を、底部側に凝縮水貯水部14およびバブリング部15をそれぞれ備え、凝縮部13と凝縮水貯水部14とを図4に示すように、例えば、D径、φ3−4P、厚さt8mmの透孔板(パンチングメタル)24で区分けしている。
【0044】
また、内部ケーシング11側は、例えば、燃料電池本体の空気極(ともに図示せず)および燃料改質システムの燃焼部のそれぞれから供給された炭酸ガスを含む水蒸気を凝縮部13に案内する酸化剤排ガス用入口19と、凝縮部13で熱交換後の酸化剤排ガスを外部に供給する酸化剤排ガス用出口20とのそれぞれを凝縮部13に備えている。
【0045】
また、凝縮部13は、例えば、SUS316製、口径1/8インチの伝熱管21を複数本、例えば少なくとも2本以上を並列蛇行状に配置し、伝熱管入口22から案内された、例えば、水道水を蛇行させる間に管外を流れる酸化剤排ガスからの熱が与えられて温水になり、その温水を伝熱管出口23を介して外部に、例えば給湯として供給するようになっている。
【0046】
一方、内部ケーシング11側を、凝縮部13と透孔板24で区分けした凝縮水貯水部14およびバブリング部15は凝縮水(イオン交換水)を一旦溜めて蛇行状に流れるように、第1貯水室25を区画する第1仕切板26、第2貯水部27とバブリング室28とを区画する第2仕切板29、バブリング室28と第3貯水室30とを区画する第3仕切板31とを備えるとともに、各仕切板26,29,31の開口端の位置を互い違いに異ならしめている。
【0047】
また、第2仕切板29は、折曲げ部32を境に外部ケーシング10の燃料極用入口16に向って傾斜状に延びる天上板33を備えている。この天上板33は、例えば、図5に示すように、口径1.5mm、長さ11mm、厚さ0.8mmの長孔34を備えている。
【0048】
また、バブリング室28には、例えばφ1/4インチの空気管35に接続された、例えば鑑賞魚用のバブリングストーン36を収容し、バブリングストーン36から吹き出す気泡により凝縮水に含まれる炭酸ガスを分離・吸収するようになっている。このバブリングストーン36は、アルミナ焼結体で作製され、耐熱性、耐薬品性に優れ、コンタミ等にも充分対処できるようになっている。なお、第3貯水室30は、凝縮水供給管37を備え、バブリング室28で炭酸ガスを除去したし凝縮水を燃料電池本体や燃料改質システム等に供給している。
【0049】
このような構成を備えた凝縮熱交換器において、燃料電池本体の燃料極から供給された未反応の水素、水蒸気および水を含む排ガスは、燃料極用入口16を介して気液分離部12に供給され、ここで密度差を利用して水素等と水とに分離される。分離後の水素は燃料部用出口17を介して燃料改質システムの燃焼部に供給される一方、水は配管18a,18b,18cを介して凝縮水貯水部14に供給される。その際、気液分離部12は、凝縮部13および凝縮水貯水部14の外側に位置させた断熱層の役割を果しているので、凝縮部13から外部への放熱を防止させることができる。また、気液分離部12は、配管18a,18b,18cを介して凝縮水貯水部14に接続させているので、分離後の水を確実に凝縮水貯水部14に供給することができる。
【0050】
一方、燃料電池本体の空気極および燃料改質システムの燃焼部から酸化剤排ガス用入口19を介して凝縮部13に供給された炭酸ガス、水蒸気を含む温度約110℃(露点約75℃)の酸化剤排ガスは、蛇行状に配置された少なくとも2本以上の伝熱管21の管外を流れる間に、伝熱管入口22から管内を流れる、例えば、水道水と熱交換し、その水道水を温度約40℃の温水にする。温水は、伝熱管出口23を介して外部に給湯として供給される。
【0051】
また、水道水と熱交換後の酸化剤排ガスは、熱を失ってガスと凝縮水とを生成し、そのガスを酸化剤排ガス用出口20を介して外部に排出するとともに、その凝縮水を透孔板24および天上板33を介して凝縮水貯水部14に集められ、ここで気液分離部12からの水と合流される。
【0052】
合流凝縮水は、第1貯水室25から第2貯水室27を介してバブリング室28に蛇行状に流れ、バブリング室28で空気管35からバブリングストーン36を介して供給された空気の気泡により炭酸ガスを分離・吸収して電気伝導度を低くさせ、第3貯水室30に供給される。第3貯水室30に集められ、炭酸ガスの溶解度を低くさせた合流凝縮水は、凝縮水供給管37を介して燃料改質システム等に供給される。
【0053】
このように、本実施形態は、外側に気液分離部12を備え、内側の頭部側に凝縮部13を備えるとともに、その底部側に凝縮水貯水部14を備え、ガスの気液分離、ガスと水との熱交換、凝縮水の処理を一つの容器内で多目的に処理させたので、凝縮熱交換器を大幅にコンパクト化して少ない設置面積でも充分に設置することができる。
【0054】
図6〜図8は、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮熱交換器の第2実施形態を示す概略図である。なお、図6〜図8中、図6は本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮熱交換器の正面断面図、図7は図6のC−C矢視方向から見た平面図、図8は図7のD−D矢視方向から見た側面図である。なお、第1実施形態の構成部分と同一部分には同一符号を付す。
【0055】
本実施形態に係る凝縮熱交換器は、凝縮部13に収容し、その軸方向に向って蛇行状に配置した伝熱管21の中間部分に管軸方向に沿ってエキスパンドメタル板38を設けたものである。このエキスパンドメタル板38は、図9に示すように、網目状(SW4.0mm,LW8.0mm,t0.8mm)になっている。
【0056】
従来、酸化剤排ガス用入口19を介して凝縮部13に案内される酸化剤排ガスは、温度約110℃であるから、凝縮水貯水部14の凝縮水が蒸発する可能性がある。蒸発量が増えると、その分、凝縮部13の負荷が大きくなる。
【0057】
本実施形態は、このような点に着目したもので、伝熱管21の管軸方向に沿ってエキスパンドメタル板38を設け、伝熱管21の熱交換中により多くの凝縮水を生成させ、その凝縮水を凝縮水貯水部14に落下させ、凝縮水貯水部14に滞留する凝縮水の蒸発を防止させたものである。
【0058】
したがって、本実施形態によれば、エキスパンドメタル板38により伝熱管21の熱交換中、より多くの凝縮水を生成して凝縮水貯水部14に落下させ、この間にエキスパンドメタル板38をウェット状態にし、ガスの流速を高めるとともに、ガスに含まれる水蒸気をより早く拡散させるので、伝熱性能を向上させることができる。さらに、エキスパンドメタル板38は、内部ケーシング11に固設させたので、内部ケーシング11の強度を増加させることができる。
【0059】
図10〜図12は、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮熱交換器の第3実施形態を示す概略図である。なお、図10〜図12中、図10は本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮熱交換器の正面断面図、図11は図10のE−E矢視方向から見た平面図、図12は図11のF−F矢視方向から見た側面図である。なお、第1実施形態の構成部分と同一部分には同一符号を付す。
【0060】
本実施形態に係る凝縮熱交換器は、第2実施形態と同様に、凝縮部13に収容し、その軸方向に向って蛇行状に配置した伝熱管21の中間部分に管軸方向に沿ってエキスパンドメタル板38を設けるとともに、凝縮水貯水部14に何も付属物を収容しないより一層広い貯水室39に形成したものである。なお、エキスパンドメタル板38は、第2実施形態と同様に、網目状(SW4.0mm,LW8.0mm,t0.8mm)になっている。バブリング室を設けていないのは、本実施形態では燃料として純水素を用いる場合に適用されるからである。
【0061】
このように、本実施形態は、凝縮部13にエキスパンドメタル板38を設け、伝熱管21の熱交換中に生成される凝縮水をより多く凝縮水貯水部14の貯水室39に落下させるとともに、貯水室39の容積をより大きくさせたので、より多くの凝縮水を処理することができる。より大きい容積の貯水室39は、純水素の燃料を用いる場合、有効である。
【0062】
図13〜図15は、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮熱交換器の第4実施形態を示す概略図である。なお、図13〜図15中、図13は本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮熱交換器の正面断面図、図14は図13のG−G矢視方向から見た平面図、図15は図14のH−H矢視方向から見た側面図である。なお、第1実施形態の構成部分と同一部分には同一符号を付す。
【0063】
本実施形態に係る凝縮熱交換器は、外部ケーシング10の中心軸線と内部ケーシング10の中心軸線とを互いに偏位させたものである。
【0064】
本実施形態に係る凝縮熱交換器は、内部ケーシング11の凝縮部13に収容した伝熱管21,21を螺旋状(スパイラル)に形成するとともに、螺旋状に形成した伝熱管21,21を凝縮部13の軸方向に向って蛇行状に配置する一方、蛇行状に配置した伝熱管21,21の中間部分にパンチングメタル板40を設置したものである。このパンチングメタル板40は、図16に示すように、孔41(φ3−4P,t0.8mm)の分布を「無」領域Rと「密」領域Sとに分けて交互に形成している。
【0065】
このように、本実施形態は、螺旋状に形成した伝熱管21,21を蛇行状に配置する一方、蛇行状に配置した伝熱管21,21の間に孔41の密度分布を「無」領域Rと「密」領域Sとに分けて交互に異ならしめたパンチングメタル板40を設置し、伝熱管21,21の螺旋状の形成と、蛇行状の配置による伝熱面積の増加と相俟ってパンチングメタル板40の孔41の密度分布を粗、密にしてガスの流れを良好にし、水蒸気を拡散させたので、より熱交換率を高めることができ、より多くの熱エネルギを回収することができる。
【0066】
図17〜図19は、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮熱交換器の第2実施形態を示す概略図である。なお、図17〜図19中、図17は本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮熱交換器の正面断面図、図18は図17のI−I矢視方向から見た平面図、図19は図18のJ−J矢視方向から見た側面図である。なお、第1実施形態の構成部分と同一部分には同一符号を付す。
【0067】
本実施形態に係る凝縮熱交換器は、第4実施形態と同様に内部ケーシング11の凝縮部13に収容する伝熱管21,21を螺旋状(スパイラル)に形成するとともに、螺旋状に形成した伝熱管21,21を蛇行状に配置し、蛇行状に配置した伝熱管21,21の間にパンチングメタル板40を設置する一方、螺旋状の伝熱管21,21の中心部の軸方向に沿って支柱42を備えたものである。
【0068】
このように、本実施形態は、螺旋状の伝熱管21,21の中央部の軸方向に沿って支柱42を備え、ガスの通路面積を少なくしてガスの流速を増加させたので、ガスな含まれる水蒸気の拡散を促進させて伝熱性能を向上させることができる。また、内部ケーシング11に支柱42を固設させたので、内部ケーシング11の強度を高めることができる。
【0069】
【発明の効果】
以上説明のとおり、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮熱交換器は、ケーシングを二重筒に形成し、外部ケーシングと内部ケーシングとの間に気液分離部を備え、内部ケーシング側の頭部に凝縮部を備え、内部ケーシング側の底部側に凝縮水貯水部をそれぞれ備えたので、一つのケーシングの多機能化を図ってコンパクトにすることができ、設置面積を少なくすることができる。
【0070】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮器は、凝縮部に収容する伝熱管の伝熱係数を向上させる手段を備えたので、燃料電池本体等から出る熱エネルギを充分に回収することができる。
【0071】
また、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮器は、気液分離部を凝縮水貯水部に接続させて凝縮水をより多く処理させるとともに、凝縮水貯水部に凝縮水に含まれる炭酸ガスを除去する手段を備えたので、凝縮水を再び燃料改質システム等に充分に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮熱交換器の第1実施形態を示す正面断面図。
【図2】図1のA−A矢視方向から見た平面図。
【図3】図2のB−B矢視方向から見た側面図。
【図4】凝縮熱交換器の第1実施形態における凝縮部に適用する透孔板を示す概念図。
【図5】凝縮熱交換器の第1実施形態における凝縮水貯水部に適用する仕切板を示す概念図。
【図6】本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮熱交換器の第2実施形態を示す正面断面図。
【図7】図6のC−C矢視方向から見た平面図。
【図8】図7のD−D矢視方向から見た側面図。
【図9】凝縮熱交換器の第2実施形態における凝縮部に適用するエキスパンドメタル板を示す概念図。
【図10】本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮熱交換器の第3実施形態を示す正面断面図。
【図11】図10のE−E矢視方向から見た平面図。
【図12】図11のF−F矢視方向から見た側面図。
【図13】本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮熱交換器の第4実施形態を示す正面断面図。
【図14】図13のG−G矢視方向から見た平面図。
【図15】図14のH−H矢視方向から見た側面図。
【図16】凝縮熱交換器の第4実施形態における凝縮部に適用するパンチングメタル板を示す概念図。
【図17】本発明に係る固体高分子型燃料電池システムに適用する凝縮熱交換器の第5実施形態を示す正面断面図。
【図18】図17のI−I矢視方向から見た平面図。
【図19】図18のJ−J矢視方向から見た側面図。
【図20】従来の固体高分子型燃料電池システムを示す概略系統図。
【図21】従来の他の固体高分子型燃料電池システムを示す概略系統図。
【符号の説明】
1 燃料改質システム
1a 燃料部
2 燃料電池本体
2a 燃料極
2b 空気極
3 気液分離器
4 凝縮熱交換器
5 ブロア
6 直接接触式凝縮熱交換器
7 間接接触式凝縮熱交換器
8 バブリング室
9 ポンプ
10 外部ケーシング
11 内部ケーシング
12 気液分離部
13 凝縮部
14 凝縮水貯水部
15 バブリング部
16 燃料極用入口
17 燃焼部用出口
18a,18b,18c 配管
19 酸化剤排ガス用入口
20 酸化剤排ガス用出口
21 伝熱管
22 伝熱管入口
23 伝熱管出口
24 透孔板
25 第1貯水室
26 第1仕切板
27 第2貯水室
28 バブリング室
29 第2仕切板
30 第3貯水室
31 第3仕切板
32 折曲げ部
33 天上板
34 長孔
35 空気管
36 バブリングストーン
37 凝縮水供給管
38 エキスパンドメタル板
39 貯水室
40 パンチングメタル板
41 孔
42 支柱

Claims (16)

  1. 電解質膜に固体高分子を用いた燃料電池本体に、凝縮熱交換器を組み合せた固体高分子型燃料電池システムにおいて、
    前記凝縮熱交換器は外側に外部ケーシングを、内側に内部ケーシングを備えて二重容器にするとともに、前記外部ケーシングと前記内部ケーシングとの間に形成した気液分離部と、前記内部ケーシングの内側のうち、頭部側に形成した凝縮部と、底部側に形成した凝縮水貯水部とを備えるとともに、
    前記外部ケーシングは、前記燃料電池本体の燃料極から案内された未反応な水素、炭酸ガス、水蒸気および水を含む排ガスを案内する燃料極用入口と、前記気液分離部により分離された前記排ガスを外部に供給する排ガス用出口とを備え、
    前記内部ケーシングは、前記燃料電池本体の空気極から供給された炭酸ガスを含む水蒸気である酸化剤排ガスを前記凝縮部に案内する酸化剤排ガス用入口と、前記凝縮部で熱交換後の前記酸化剤排ガスを外部に供給する酸化剤排ガス用出口とを備え、
    前記気液分離部と前記凝縮水貯水部とを互いに接続させる構成にしたことを特徴とする固体高分子型燃料電池システム。
  2. 前記凝縮部と前記凝縮水貯水部との間には透孔板を備えたことを特徴とする請求項1記載の固体高分子型燃料電池システム。
  3. 前記凝縮部は、伝熱管を収容し、前記伝熱管の管外に前記酸化剤排ガスを、前記伝熱管の管内に冷却水を流して熱交換させることを特徴とする請求項1記載の固体高分子型燃料電池システム。
  4. 前記伝熱管は、蛇行状に配置したことを特徴とする請求項3記載の固体高分子型燃料電池システム。
  5. 前記伝熱管は、螺旋状に形成するとともに、蛇行状に配置したことを特徴とする請求項3記載の固体高分子型燃料電池システム。
  6. 前記螺旋状に形成した伝熱管は、中心軸に支柱を備えたことを特徴とする請求項5記載の固体高分子型燃料電池システム。
  7. 前記凝縮部は、前記凝縮部の頭部側から底部側に向かって蛇行状に配置された伝熱管を収容するとともに、隣接する前記伝熱管の中間部分に前記伝熱管の軸方向に向って仕切手段を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の固体高分子型燃料電池システム。
  8. 前記仕切手段は、網目状で構成したことを特徴とする請求項7記載の固体高分子型燃料電池システム。
  9. 前記仕切手段は、孔あき板で構成したことを特徴とする請求項7記載の固体高分子型燃料電池システム。
  10. 前記孔あき板は、孔の密度分布を異ならしめたことを特徴とする請求項9記載の固体高分子型燃料電池システム。
  11. 前記気液分離部は、入口を前記外部ケーシングの底部側に備えるとともに、出口を前記外部ケーシングの頭部側に備えたことを特徴とする請求項1記載の固体高分子型燃料電池システム。
  12. 前記凝縮水貯水部は、前記気液分離部からの凝縮水と前記凝縮部からの凝縮水とを合流させて一旦溜める貯水室と、前記合流凝縮水に含まれる炭酸ガスを除去するバブリング室とを備えたことを特徴とする請求項1記載の固体高分子型燃料電池システム。
  13. 前記貯水室および前記バブリング室は、互いを仕切板で区画するとともに、各室を区画する仕切板の開口を、凝縮水が蛇行状に流れるように、互い違いに配置したことを特徴とする請求項12記載の固体高分子型燃料電池システム。
  14. 前記バブリング室を区画する前記仕切板は、折曲げ部を境に前記内部ケーシングに向って傾斜状に延びる天上板を備えたことを特徴とする請求項13記載の固体高分子型燃料電池システム。
  15. 前記天上板は長孔を備えたことを特徴とする請求項14記載の固体高分子型燃料電池システム。
  16. 前記バブリング室は、空気を気泡にして前記凝縮水に含まれる炭酸ガスを除去するバブリングストーンを収容したことを特徴とする請求項12記載の固体高分子型燃料電池システム。
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