JP4624237B2 - イオン発生器 - Google Patents

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Description

本発明はイオン発生器に関し、特に、所定の充填材によって封止が行なわれるイオン発生器に関するものである。
空気清浄機においては清潔で快適な空間を実現するために、室内の空気の浄化が行なわれている。そのような空気の浄化を行なうために、空気清浄機にはイオン発生器が搭載されている。近年、そのようなイオン発生器として、所定のケースとイオン発生素子を装着したユニットとを一体化した態様のものが製品化されている。
たとえば特許文献1に記載されたイオン発生器では、図18に示すように、まず、所定のケース102に昇圧コイル103が収容されて充填材109によってその昇圧コイル103が封止される。そして、回路基板104とイオン発生素子108とが順次ケース102の所定の位置に装着されて、回路基板104とイオン発生素子108との間には他の充填材110が充填される。こうして一体化されたイオン発生器101が構成される。
特開2003−45611号公報
上述したように、従来のイオン発生器101では、昇圧コイル103が収容された空間に、まず、1回目の充填材109が充填されて昇圧コイル103が封止され、そして、回路基板104とイオン発生素子108との間に2回目の充填材110が充填される。特に、この2回目の充填材110を充填する際には、回路基板104から部品が取付けられている側の面へ充填材110が漏れるのを防ぐために、回路基板104の周囲部分を封止する処置が必要となる。そのため、充填作業としてはこれを連続した作業として行なうことができず、作業工程が多くなる。
本発明は、このような従来のイオン発生器における充填材の充填作業に鑑みて、充填材を充填する工程を減らすとともに、より少ない充填材をもって容易にイオン発生素子を封止するイオン発生器を提供することを目的とする。
本発明に係るイオン発生器は、有底の下部ケースとイオン発生素子と基板部と上部ケースと充填材を導入するための導入口部を備えている。イオン発生素子は、下部ケースの底の部分に設けた開口部に固定され、下部ケースの外へ向かってイオンを発生する。基板部は、イオン発生素子の上方に配設され、イオン発生素子と電気的に接続されてイオン発生素子を駆動するための駆動回路が形成されている。上部ケースは、下部ケースに装着され、下部ケースとで基板部を挟み込んで基板部を覆う。充填材を導入するための導入口部は、上部ケースと下部ケースとで基板部を挟み込んだ状態で、基板部に設けられた切欠きと、切欠きに対応するように上部ケースに形成された凹み部とによって形成され、下部ケースの底と基板部との間の空間に連通している。
下部ケースは、基板受け部と溝部とを備えている。基板受け部は、側面部分に形成され、基板部を下方から支持する。溝部は、底の部分から基板受け部に向かって延在するように側面部分に形成され、導入される充填材を毛細管現象により基板受け部にまで吸い上げる。
この構成によれば、イオン発生素子を駆動する基板部を下部ケースと上部ケースとで挟み込んだ状態で、上部ケースと基板部に設けられた導入口部から充填材を導入することによって、1回の充填材の導入工程をもって下部ケースに取付けられたイオン発生素子を封止することができる。また、下部ケースが、基板受け部と、導入される充填材を毛細管現象により基板受け部にまで吸い上げる溝部とを備えていることで、溝部から吸い上げられる充填材が基板部と基板受け部との間に広がって、より少ない充填材をもって基板部を下部ケースに固定することができる。
その上部ケースは、上部ケースから下部ケースに向かって突出し、導入される充填材に到達して充填材に埋め込まれる部分を含む第1突起部を備えていることが好ましい。
これにより、第1突起部の先端部分が樹脂材に埋め込まれて、上部ケースを下部ケースに確実に固定することができる。
本発明に係る他のイオン発生器は、有底の下部ケースとイオン発生素子と基板部と上部ケースと充填材を導入するための導入口部と第1突起部とを備えている。イオン発生素子は、下部ケースの底の部分に設けた開口部に固定され、下部ケースの外へ向かってイオンを発生する。基板部は、イオン発生素子の上方に配設され、イオン発生素子と電気的に接続されてイオン発生素子を駆動するための駆動回路が形成されている。上部ケースは、下部ケースに装着され、下部ケースとで基板部を挟み込んで基板部を覆う。充填材を導入するための導入口部は、上部ケースと下部ケースとで基板部を挟み込んだ状態で、基板部に設けられた切欠きと、切欠きに対応するように上部ケースに形成された凹み部とによって形成され、下部ケースの底と基板部との間の空間に連通している。第1突起部は、上部ケースから下部ケースに向かって突出するように上部ケースに設けられ、導入される充填材に到達して充填材に埋め込まれる部分を含んでいる。
下部ケースは、側面部分に形成され、基板部を下方から支持する基板受け部を含んでいる。第1突起部と下部ケースの側面部分とは、上部ケースが下部ケースに装着された状態で所定の間隔をもって隔てられている。所定の間隔は、第1突起部と下部ケースの側面部分との隙間に導入された樹脂材が毛細管現象により上方に吸い上げられる間隔である。
この構成によれば、イオン発生素子を駆動する基板部を下部ケースと上部ケースとで挟み込んだ状態で、上部ケースと基板部に設けられた導入口部から充填材を導入することによって、1回の充填材の導入工程をもって下部ケースに取付けられたイオン発生素子を封止することができる。また、下部ケースが基板受け部を含み、上部ケースに形成された第1突起部と、下部ケースの側面部分との隙間から、毛細管現象により上方に吸い上げられる充填材が基板部と基板受け部との間に広がって、より少ない充填材をもって基板部を下部ケースに固定することができる。
さらに、その第1突起部には充填材に埋め込まれる部分にカギ状部が形成されていてもよい。
これにより、カギ状部が充填材に引っ掛かる状態となって上部ケースを下部ケースにより強固に固定することができる。
上部ケースにおける導入口部の部分に露出し、下部ケースの側に向かって突出する第2突起部を有し、第2突起部の位置と充填材の表面の位置とを確認することにより所定の量の充填材を充填するための充填量調整部を備えていることが好ましい。
これにより、決められた充填材をあらかじめ用意することなく、充填量調整部により充填作業を行ないながら目視で容易に所定量の充填材を導入することができる。
また、充填材は、イオン発生素子とその近傍に位置する下部ケースの部分を封止するように充填されることが好ましい。
これにより、イオン発生素子は下部ケースに他の部材を用いることなく固定することができる。
また、さらに、基板部には防湿材が塗布されていることが好ましい。
これにより、基板部を結露から守ることができて、イオン発生素子の安定した動作を確保することができる。
本発明の実施の形態に係るイオン発生器について説明する。当該イオン発生器は、下部ケース、イオンを発生するイオン発生素子、イオン発生素子を駆動する駆動回路基板部および上部ケースを備えて構成される。以下、それぞれの構造について詳しく説明する。
まず、図1に示すように、下部ケース2は有底であり、底の一部にイオン発生素子を装着して外方に向けてイオンを発生させるための開口部2aが形成されている。下部ケース2の側部内側には、駆動回路基板を下方から支持する基板受部2bが形成されている。その基板受部2bの一部に、充填材としての樹脂材を毛細管現象によって上方に吸い上げるための溝部2cが形成されている。
図2に示すように、駆動回路基板部7では、基板本体8に所定の高電圧を発生させる昇圧トランス10と電源コネクタ9等が取付けられている。昇圧トランス10は3〜200V程度の電圧をコロナ放電が可能な1kV以上の高電圧にまで昇圧する。その昇圧トランス10にイオン発生素子3が所定の高耐圧電線20を介して電気的に接続されている。また、基板本体8には、樹脂材を注入するための切欠き8aが形成されている。
図3に示すように、イオン発生素子3は、板状の誘電体板6,6の間に誘導電極5が配設され、その誘導電極5と対向するように誘電体板6の上に放電電極4が配設されている。昇圧トランス10により発生させた高電圧を誘導電極5と放電電極4との間に印加することによって、誘導電極5と放電電極4との間にコロナ放電が発生し、プラスイオンおよびマイナスイオンが発生することになる。なお、条件により、プラスイオンおよびマイナスのいずれか一方のイオンやオゾンを発生させることもできる。
図4に示すように、上部ケース11の側部内側の所定の位置には、下部ケース2の側に向かって突出して、下部ケース2に充填される樹脂材にまで到達する樹脂固定用突起部12が設けられている。また、上部ケース11には、基板本体8に形成された切欠き8aに対応した凹み部14が形成されている。この凹み部14は、後述するように切欠き部8aとともに、導入口部としての樹脂注入用開口部となる。また、その凹み部14の部分には、注入される樹脂材の量を目視で確認するための充填量調整用突起部15が設けられている。さらに、駆動回路基板部7の電源コネクタ9を露出するコネクタ開口部13が設けられている。
次に、イオン発生器1の組立て手順について説明する。まず、あらかじめ、図2に示すように、駆動回路基板7に設けられた昇圧トランス10とイオン発生器3とが高耐圧電線20により電気的に接続される。次に、図5および図6に示すように、駆動回路基板7と接続されたイオン発生素子3を上部ケース2に設けられた開口部2aに装着して、開口部2aからイオン発生素子3を露出させる。次に、下部ケース2の基板受部2bに駆動回路基板7を載置する。そして、その駆動回路基板7を覆うように上部ケース11を載置する。こうして、図7および図8に示すように、上部ケース11と下部ケース2とで駆動回路基板7(図示せず)が挟み込まれた状態となる。こうして、切欠き8aと凹み部14によって樹脂材を充填するための樹脂注入用開口部18が形成される。
次に、図7に示すように、樹脂注入用開口部18から充填材としての樹脂材16が注入される。樹脂注入用開口部18から注入される樹脂材16は、図9に示すように、まず、下部ケース2の底の部分において徐々にイオン発生素子3にまで流れ込み、そして、図10に示すように、イオン発生素子3は樹脂材16によって封止されることになる。このとき、高耐圧電線20がイオン発生素子3に接続されている部分と、そのイオン発生素子3の近傍に位置する下部ケース2の底の部分を少なくとも覆うように封止することが好ましい。
また、樹脂材16の注入により、上部ケース11に設けた樹脂固定用突起部12の先端部分が、下部ケース2の底の部分に徐々に溜まる樹脂材16の中に埋め込まれることになる。
さらに、下部ケース2の底の部分から樹脂材16が徐々に溜まって、樹脂材16が下部ケース2の内側に設けられた溝部分2cに達すると、図11に示すように、毛細管現象によって樹脂材16が上方に吸い上げられることになる。図12に示すように、吸い上げられた樹脂材16aは基板受面2bの表面にまで達して、駆動回路基板7と基板受面2bとの隙間の部分において毛細管現象によってさらに広がる。最後に、充填された樹脂材16を所定の温度もとで乾燥して固化させる。
イオン発生素子3に接続されている部分と、そのイオン発生素子3の近傍に位置する下部ケース2の底の部分とを封止する樹脂材16の部分が固化することによって、その固化した樹脂材16を介してイオン発生素子3が下部ケース2に固定されることになる。また、樹脂固定用突起部12の先端部分が埋め込まれた樹脂材16の部分が固化することによって、上部ケース11が下部ケース2に固定されることになる。さらに、駆動回路基板7と基板受面2bとの隙間に介在する樹脂材16aの部分が固化することによって、駆動回路基板7が下部ケース2に固定されることになる。こうしてイオン発生器1の組立てが完了する。
上述したイオン発生器1では、イオン発生素子3を駆動する駆動回路基板7を下部ケース2と上部ケース11とで挟み込んだ状態で、上部ケース2に設けられた樹脂注入用開口部14とこれに対応するように形成された駆動回路基板7の切欠き7aから、樹脂材16を注入することによって、1回の注入工程によって下部ケース2に取付けられたイオン発生素子3を封止することができるとともに、駆動回路基板7と上部ケース11とを下部ケース2に固定することができる。
また、下部ケース2に溝部2cを設けることで、毛細管現象によって樹脂材16が上方に吸い上げられて、駆動回路基板7と基板受面2bとの隙間の部分に広がる。これにより、より少ない樹脂材16をもって駆動回路基板7を下部ケース2に固定することができる。
さらに、上部ケース11に樹脂固定用突起部12を設けることによって、樹脂固定用突起部12の先端部分が樹脂材16中に固定されることになる。これにより、より少ない樹脂材16をもって上部ケース11を下部ケース2に確実に固定することができる。こうして、充填する樹脂材16の量も低減することができて、イオン発生器1の軽量化を図ることができる。
また、上部ケース11の樹脂注入用開口部18(凹み部14)の側壁部分に充填量調整用突起部15を設けることによって、充填量調整用突起部15の位置に対して下部ケース2に注入されて上昇する樹脂材16の表面の位置を目視により確認しながら、容易に所定の量の樹脂材16を注入することができる。
なお、上述したイオン発生器1では、上部ケース11に設けられる樹脂固定用突起部12として、上部ケース11の側面部分から下部ケースの側に向かって突出する樹脂固定用突起部12を例に挙げて説明したが、図13に示すように、上部ケース11の側面部分から所定の間隔Lを隔てて樹脂固定用突起部12を設けてもよい。
この間隔Lとしては、図14に示すように、上部ケース11が下部ケース2に装着された状態で、樹脂固定用突起部12と下部ケース2との側面部分との隙間に注入された樹脂材16が毛細管現象によって上方に吸い上げられる程度の間隔となるように設定されることが好ましい。こうすることで、溝部2cに加えてこの樹脂固定用突起部12の部分からも樹脂材16aが吸い上げられ、その吸い上げられた樹脂材16aが駆動回路基板7と下部ケース2との隙間に流れ込んで、駆動回路基板7を下部ケース2により確実に固定することができる。
さらに、図15に示すように、その樹脂固定用突起部12を下部ケース2に設けた溝部2cと対向するように上部ケース11に設けてもよい。この場合にも、基板受部2b(溝部2c)と樹脂固定用突起部12との間隔Lを、樹脂固定用突起部12と基板受部2bとの隙間に注入された樹脂材16が毛細管現象によって上方に吸い上げられる程度の間隔となるように設定することが好ましい。また、この場合には、樹脂固定用突起部12の位置に対応して基板本体8に切欠きを設けることが好ましい。
なお、発明者らによれば、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂板に幅約0.5mm、深さ約0.5mmの溝を複数形成し、このABS樹脂板をウレタン樹脂に浸漬させたところ、毛細管現象によってウレタン樹脂の面から平均約9.0mmの高さにまでウレタン樹脂が吸い上げられることが実験により確認された。
また、図16に示すように、樹脂固定用突起部12の先端部にカギ状部12aを設けてもよい。こうすることで、固化した樹脂材16にカギ状部12aが引っ掛かって樹脂固定用突起部12の先端部分が樹脂材16から容易に抜けるのが阻止されて、下部ケース2に上部ケース11をより強固に固定することができる。
なお、イオン発生器1を組立てる前に、図17に示すように、駆動回路基板7の全体に防湿材17を塗布することが好ましい。防湿材17としては、たとえばヒューミシール(登録商標)(HumiSeal)等を適用することができる。防湿材17を駆動回路基板7に塗布することによって、駆動回路基板7を結露から守ることができて、駆動回路の安定した動作を確保することができる。上述したイオン発生器は、空気清浄機をはじめ、エアコン、加湿器、電気ファンヒータ等の空気調節装置等を含めイオンを発生する機器等へ幅広く適用することが可能である。
今回開示された実施の形態は例示にすぎず、これに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係るイオン発生器の下部ケースを示す斜視図である。 同実施の形態において、イオン発生器の駆動回路基板とイオン発生素子を示す斜視図である。 同実施の形態において、図2に示すイオン発生素子の断面図である。 同実施の形態において、イオン発生器の上部ケースを示す斜視図である。 同実施の形態において、イオン発生器の組立て手順を説明するための上部ケースの側からみた分解斜視図である。 同実施の形態において、イオン発生器の組立て手順を説明するための下部ケースの側からみた分解斜視図である。 同実施の形態において、イオン発生器の組立て手順を説明するための上部ケースが下部ケースに装着された状態を上部ケースの側からみた斜視図である。 同実施の形態において、イオン発生器の組立て手順を説明するための上部ケースが下部ケースに装着された状態を下部ケースの側からみた斜視図である。 同実施の形態において、下部ケースに樹脂材が充填される様子を説明するための部分斜視図である。 同実施の形態において、下部ケースに樹脂材が充填された状態における図8に示す断面線X−Xに沿った断面図である。 同実施の形態において、溝部に樹脂が吸い上げられる様子を示す部分斜視図である。 同実施の形態において、溝部に樹脂が吸い上げられる様子を示す部分断面図である。 同実施の形態において、変形例に係るイオン発生器における上部ケースの樹脂固定用突起部を示す部分断面図である。 同実施の形態において、変形例に係るイオン発生器における樹脂固定用突起部と下部ケースとの隙間に樹脂材が吸い上げられる様子を示す部分斜視図である。 同実施の形態において、他の変形例に係るイオン発生器における上部ケースの樹脂固定用突起部と溝部との配置関係を示す部分平面図である。 同実施の形態において、さらに他の変形例に係るイオン発生器における上部ケースの樹脂固定用突起部を示す部分側面図である。 同実施の形態において、イオン発生器の組立て手順の変形例を示す斜視図である。 従来のイオン発生器の組立て手順を示す斜視図である。
符号の説明
1 イオン発生器、2 下部ケース、2a 開口部、2b 基板受部、2c 溝部、3 イオン発生素子、4 放電電極、5 誘導電極、6 誘電体基板、7 駆動回路基板、8 基板本体、8a 切欠き、9 電源コネクタ、10 昇圧トランス、11 上部ケース、12 樹脂固定用突起部、12a カギ状部、13 コネクタ開口部、14 凹み部、15 充填量調整用突起部、16,16a 樹脂材、17 防湿材、18 樹脂材注入用開口部、20 高耐圧電線。

Claims (7)

  1. 有底の下部ケースと、
    前記下部ケースの底の部分に設けた開口部に固定され、前記下部ケースの外へ向かってイオンを発生するイオン発生素子と、
    前記イオン発生素子の上方に配設され、前記イオン発生素子と電気的に接続されて前記イオン発生素子を駆動するための駆動回路が形成された基板部と、
    前記下部ケースに装着され、前記下部ケースとで前記基板部を挟み込んで前記基板部を覆う上部ケースと、
    前記上部ケースと前記下部ケースとで前記基板部を挟み込んだ状態で、前記基板部に設けられた切欠きと、前記切欠きに対応するように前記上部ケースに形成された凹み部とによって形成され、前記下部ケースの底と前記基板部との間の空間に連通して所定の充填材を導入するための導入口部と
    を備え
    前記下部ケースは、
    側面部分に形成され、前記基板部を下方から支持する基板受け部と、
    底の部分から前記基板受け部に向かって延在するように前記側面部分に形成され、導入される前記充填材を毛細管現象により前記基板受け部にまで吸い上げるための溝部と
    を備えた、イオン発生器。
  2. 前記上部ケースから前記下部ケースに向かって突出するように前記上部ケースに設けられ、導入される前記充填材に到達して前記充填材に埋め込まれる部分を含む第1突起部を備えた、請求項1記載のイオン発生器。
  3. 有底の下部ケースと、
    前記下部ケースの底の部分に設けた開口部に固定され、前記下部ケースの外へ向かってイオンを発生するイオン発生素子と、
    前記イオン発生素子の上方に配設され、前記イオン発生素子と電気的に接続されて前記イオン発生素子を駆動するための駆動回路が形成された基板部と、
    前記下部ケースに装着され、前記下部ケースとで前記基板部を挟み込んで前記基板部を覆う上部ケースと、
    前記上部ケースと前記下部ケースとで前記基板部を挟み込んだ状態で、前記基板部に設けられた切欠きと、前記切欠きに対応するように前記上部ケースに形成された凹み部とによって形成され、前記下部ケースの底と前記基板部との間の空間に連通して所定の充填材を導入するための導入口部と
    前記上部ケースから前記下部ケースに向かって突出するように前記上部ケースに設けられ、導入される前記充填材に到達して前記充填材に埋め込まれる部分を含む第1突起部と
    を備え、
    前記下部ケースは、側面部分に形成され、前記基板部を下方から支持する基板受け部を含み、
    前記第1突起部と前記下部ケースの側面部分とは、前記上部ケースが前記下部ケースに装着された状態で所定の間隔をもって隔てられ、
    前記所定の間隔は、前記第1突起部と前記下部ケースの前記側面部分との隙間に導入された前記樹脂材が毛細管現象により上方に吸い上げられる間隔である、イオン発生器。
  4. 前記第1突起部には、前記充填材に埋め込まれる部分にカギ状部が形成されている、請求項2または3に記載のイオン発生器。
  5. 前記上部ケースにおける前記導入口部の部分に露出し、前記下部ケースの側に向かって突出する第2突起部を有し、前記第2突起部の位置と前記充填材の表面の位置とを確認することにより所定量の充填材を充填するための充填量調整部を備えた、請求項1〜4のいずれかに記載のイオン発生器。
  6. 前記充填材は、前記イオン発生素子とその近傍に位置する下部ケースの部分を封止するように充填される、請求項1〜5のいずれかに記載のイオン発生器。
  7. 前記基板部には防湿材が塗布された、請求項1〜のいずれかに記載のイオン発生器。
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