JP4623789B2 - ゴム組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はタイヤ、ベルト、ローラ等のゴム製品に用いられるゴム組成物に関し、加工性を低下させることなく、加硫時間を短縮し、かつ調整しうるゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的にゴム製品は、天然ゴム、スチレン−ブタジエン共重合体等のゴム成分にカーボンブラック等の補強剤、軟化剤、老化防止剤等および加硫反応させるための加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤等をバンバリー等で混練りしてゴム組成物となし、それを熱プレスで圧力を加えて加熱して作る。これらのゴム製品の製造工程においては、加硫工程のサイクルタイムがその前後の工程に比べて長く、ゴム製品の生産性の向上には加硫工程のサイクルタイムを短くすること、すなわち加硫時間を短縮することが不可欠となっている。
【0003】
従来よりこの加硫時間を短縮するために、種々の検討が行なわれてきた。たとえばゴム組成物の配合処方においては、加硫促進剤に加硫速度の速いものを選択すること、またチウラム系の加硫促進剤を併用することにより加硫時間を短くすることが試みられている。一方、加工方法の面からは、ゴム組成物をできるだけ高温でモールド内に注入する加工方法であるインジェクションによる加硫を採用することで、加硫時間を短くすることが行なわれており、従来の加硫工程では最も加硫時間を短くできる加工方法であるとされている。
【0004】
しかしながら、上記のように加硫促進剤の選択によりゴム組成物の加硫速度を速くして加硫時間の短縮を行なった場合、加硫時間を短くすることができるが、同時に加硫温度以下の比較的低温領域でも加硫反応は進行して、スコーチしやすい不安定なゴム組成物になり、加工性、作業性が悪化するという問題があった。
【0005】
なお、従来無機多孔質粒子を担体として各種化合物を配合する技術として次のものがある。特開平11−157303、特開平11−71480、特開平10−292066、特開平9−302153、特開平5−17705。しかしながら、これら先行技術はいずれも加硫速度の促進に関する技術ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はゴム組成物を加硫する際に、その加硫温度に応じて加硫を促進し得る内包物が適度に拡散することにより、加工性、作業性を低下させることなく加硫時間を短縮してゴム製品を得ることのできるマイクロカプセルを配合したゴム組成物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記諸問題を改善すべく鋭意検討した結果、無機多孔質微粒子にアミン化合物を充填ないし含浸させ、さらに、軟化点80℃以上の樹脂をコーティングすることにより、ゴム組成物中において加硫する際の温度に応じてコーティングした樹脂が溶融または破壊し、それによりアミン化合物が無機多孔質マイクロカプセルを構成する壁材を適度に移行拡散することにより加硫反応を促進させることを発見し、本発明を完成した。すなわち、本発明は無機多孔質粒子に下記一般式(1)で示されるアミン化合物を芯物質として充填ないし含浸させ、さらに軟化点が80℃以上の樹脂でコーティングしたマイクロカプセルを含有することを特徴とするゴム組成物である。
【0008】
【化2】
【0009】
なお式(1)中のR1、R2、R3はそれぞれ水素または炭素数1〜22のアルキル基である(但し、R 1 、R 2 、R 3 の少なくとも1つはアルキル基である)。また一分子中におけるR1、R2およびR3は相互に同じであっても異なっていてもよい。
【0010】
なお、ここで樹脂とは熱可塑性樹脂である。
さらに、前記無機多孔質粒子は、好ましくはケイ酸塩であり、そしてマイクロカプセルの粒子径範囲が0.5〜100μmである。さらに前記アミン化合物は沸点が150℃以下の1級または2級アミンが好適に用いられる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0012】
本発明のゴム組成物は無機多孔質粒子にアミン化合物を充填または含浸させ、アミン化合物を直接ゴム分子と接触させないことにより加硫反応を抑えることができる。しかしながら、アミン化合物の揮発性が高いために、加硫前の工程中にも無機多孔質粒子からアミン化合物の拡散が起こり、加硫が促進されてしまう可能性がある。そこで、さらに樹脂でコーティングすることにより、加硫前工程中でのアミン化合物の拡散が抑制され、加硫速度を調整することができる。また、加硫温度付近で溶融または軟化等によって破壊されやすい樹脂を選択することにより、加硫温度では樹脂が溶融または破壊し無機物もそれにより分散されて、その結果アミン化合物がゴム組成物中に拡散し加硫を促進する。したがって、加硫前工程では加硫が起こらないか、または非常に起こりにくく、加硫温度付近で加硫が促進されるという加硫速度の制御が可能となる。
【0013】
本発明に用いられる無機多孔質粒子を構成する無機材料としてはケイ酸ナトリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム等のアルカリ土類金属のケイ酸塩、シリカ、アルミナ、酸化チタン等の金属酸化物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等のアルカリ土類金属の炭酸塩等が挙げられる。
【0014】
無機多孔質粒子の粒径は加硫ゴムの物性への影響を抑えるために、小さい方が好ましく粒子径範囲が0.5〜50μm、より好ましくは0.5〜30μmである。そして無機多孔質粒子は好適には内部が中空の球形微粒子である。
【0015】
次に本発明で芯物質に用いられるアミン化合物は下記式(1)で表わされる化合物である。
【0016】
【化3】
【0017】
式(1)で表わされる化合物は具体的にはプロピルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、アミルアミン、ヘキシルアミン、ヘプチルアミン、オクチルアミン、ノニルアミン、デシルアミン、ウンデシルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジブチルアミン、ジアミルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、トリアミルアミン等が挙げられ、加硫促進効果およびカプセル化効果の点から、ブチルアミン、アミルアミン、ヘキシルアミン、ジエチルアミン、イソプロピルアミン等が好ましい。アミン化合物の沸点は、150℃以下であることが好ましい。沸点が150℃を超えると、アミン化合物が無機多孔質粒子から放出されるのが遅くなり、加硫促進の効果は低下する傾向にある。さらに、第1級アミン、第2級アミンがより好ましいが、これらのアミンは加硫時の加熱により、無機多孔質粒子から効果的に放出され、加硫促進効果に優れる。
【0018】
次に本発明において無機多孔質粒子にアミン化合物を充填ないし含浸させる方法として、メカノケミカル法、含浸法、懸濁法、複合エマルジョン法等がある。具体的にはたとえば前記無機多孔質粒子を密封容器内で真空排気した後、前記(1)式で示されるアミン化合物を単独もしくはアミン化合物の水溶液あるいは有機溶媒で希釈して前記容器に注入する。アミン化合物は孔を通して中空の粒子の内部に浸透する。その後必要により洗浄し、乾燥させて無機多孔質マイクロカプセル中間物が得られる。なおアミン化合物は無機多孔質粒子の中空内部あるいは粒子の表面に物理吸着された状態となっている。したがって本発明では無機多孔質マイクロカプセル中間物の意味は芯物質としてのアミン化合物が無機多孔質粒子の中空部分のみに充填ないし含浸されているもののほか、中空部分と粒子表面にもアミン化合物が吸着されていてもよい。
【0019】
次に本発明で使用される樹脂は、加硫温度以下では溶融、破壊しないでカプセル構造を維持でき、加硫温度以上では樹脂が溶融または軟化等物性低下により破壊する樹脂が好ましく、溶融または軟化等により破壊する温度が80〜200℃、好ましくは100〜180℃、さらに好ましくは120〜170℃である。
【0020】
このような樹脂としては具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ブタジエン共重合樹脂、ポリブテン樹脂、ポリスチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレンアクリル酸共重合体(EEA)、ポリカーボネート、メタアクリル樹脂など挙げられ、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ブタジエン共重合樹脂、ポリスチレンが好適に用いられる。
【0021】
コーティングする樹脂の膜厚は、混練り等加硫の前工程で破壊しない範囲でできる限り薄い方が望ましく、コーティングするアミンを充填あるいは含浸した無機多孔質粒子の重量の5〜30重量%、好ましくは5〜15重量%である。5重量%未満では加硫の前工程で破壊する危険性が高く、30重量%を超えると加硫温度での軟化等による物性低下が十分大きくなければ破壊が起こらない場合があるために好ましくなく、コーティングする樹脂の強度に応じて膜厚を調整する必要がある。
【0022】
そしてアミン化合物を充填または含浸させた無機多孔質粒子を樹脂でコーティングする方法としては、コアセルベーション法、液中乾燥法、気中懸濁法、噴霧乾燥法等が挙げられる。
【0023】
前記樹脂の膜材でコーティングしたマイクロカプセルの粒径は、100μm以下である。マイクロカプセルの粒径が100μmを超えると、低温領域での加硫を遅くする効果は十分に発揮できるが、加硫物の物性が低下するため好ましくない。
【0024】
本発明のマイクロカプセルをゴム組成物に配合して加硫すると、所定温度で徐々に樹脂が軟化溶融し、マイクロカプセル内部のアミン化合物が放出拡散され加硫を促進するため、従来の加硫速度の速い加硫促進剤を用いた場合におけるスコーチの問題もなく加硫条件の調整が可能となる。
【0025】
次に本発明に使用されるゴム成分は、ジエン系合成ゴムである。ここで用いるジエン系合成ゴムとしては、天然ゴム(NR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ポリブタジエンゴム(BR)、ポリイソプレンゴム(IR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)等が挙げられ、本発明に使用されるゴム成分中に1種類または2種類以上含まれていてもよい。
【0026】
次に本発明のゴム組成物はその製品の用途に応じて充填剤として、カーボンブラックを含むことができる。カーボンブラックの配合量は上記ゴム成分100重量部に対して10〜150重量部であることが好ましい。カーボンブラックが10重量部未満では補強効果が十分でなく、一方150重量部を超えると発熱が大きくなる。好ましくは15〜100重量部、特に25〜80重量部である。そして使用するカーボンブラックの例としては、HAF、ISAF、SAF等が挙げられるが、特に限定されるものではない。
【0027】
また本発明のゴム組成物はシリカ等の白色充填剤を含んでもよい。白色充填剤として具体的には、シリカ、クレー、アルミナ、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化チタン等が挙げられ、これらは単独あるいは2種以上混合して用いることができる。特に好ましい白色充填剤としてはシリカ、クレー、水酸化アルミニウム、アルミナである。そしてゴム組成物中に含まれる白色充填剤の配合量は、その製品の用途に応じてゴム成分100重量部に対して0〜100重量部、好ましくは0〜85重量部特に好ましくは0〜65重量部の範囲で決定される。また白色充填剤を使用する場合、充填剤とゴム成分の結合を強め耐摩耗性を向上させるためにカップリング剤を、特にシランカップリング剤を用いてもよい。そして分散効果、カップリング効果の面からシランカップリング剤の配合量は通常1〜20重量%であることが望ましい。
【0028】
なお、本発明のゴム組成物には、上記のゴム成分、カーボンブラック、白色充填剤、カップリング剤、無機多孔質マイクロカプセル以外に、必要に応じて、軟化剤、老化防止剤、加硫剤、加硫促進剤、加硫促進助剤等の通常のゴム工業で使用される配合剤を適宜配合することができる。
【0029】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。
【0030】
マイクロカプセルの調整
サンプル1,2
粒子径範囲が0.5〜6.0μmの中空多孔質シリカ球形粒子(鈴木油脂工業(株)製のゴッドボールB−6C)50gを三角フラスコにとり、ガラス真空容器中にセットして1時間真空排気した後、1mol/Lのアミン水溶液500mlを浸透させる。常圧にして24時間放置した後、ろ別、水洗、乾燥させてアミン化合物を内包した無機多孔質シリカのマイクロカプセル中間体(サンプル1および2)を得た。
【0031】
サンプル3
サンプル1の無機多孔質マイクロカプセル中間体をポリエチレン(融点126℃)の10%メチルエチルケトン溶液に懸濁させた後、この懸濁液をスプレードライヤーで60℃の雰囲気中に噴霧して乾燥させて、本発明の実施例の無機多孔質のマイクロカプセル(サンプル3)を得た。
【0032】
サンプル4〜5
サンプル1および2の無機多孔質マイクロカプセル中間体をポリプロピレンの10%キシレン溶液に懸濁させた後、この懸濁液をスプレードライヤーで80℃の雰囲気中に噴霧して乾燥させて、本発明の実施例の無機多孔質のマイクロカプセル(サンプル4および5)を得た。
【0033】
サンプル1〜5の仕様を表1に示す。
上記サンプル1〜5のマイクロカプセルおよびマイクロカプセル化していないn−ブチルアミンを用いた配合処方を表2に示す。上記のようにして得られたサンプル1〜5および加硫剤以外の配合剤をバンバリーミキサーで混練りしてマスターバッチを作製した後、8インチロールにてマスターバッチと加硫剤およびサンプル1〜4をそれぞれ混練りして調製した。これらの配合物を170℃で20分間プレス加硫して加硫物を得て、物性を評価した。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
注1) ジエン系ゴム;日本合成ゴム(株)製のSBR1502
(スチレン−ブタジエン共重合体)
注2) カーボンブラック;昭和キャボット社製のショウブラックN220
注3) ステアリン酸;日本油脂(株)製のステアリン酸
注4) 酸化亜鉛;三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
注5) 硫黄;鶴見化学(株)製の粉末硫黄
注6) 加硫促進剤TBBS;ノクセラーNS(大内新興化学)
(化学名:N−第三−ブチル−2−ベンゾチアジル・スルフェンアミド
【0037】
【表3】
【0038】
得られたゴム組成物の評価は次の方法によって行なった。
(1) 加工性
ムーニー試験機を用いてJIS K6300に基づき、ゴム焼けの指標としてT10を測定した。
【0039】
未加硫ゴムを100℃に設定したロールに1時間巻き付けた後、ゴムの表面肌の状態を外観で次のように評価した。
【0040】
◎:表面肌が良好(ゴム焼けなし)
○:表面肌がほぼ良好
×:表面肌がざらざら(ゴム焼け発生)
(2) 加硫速度
キュラストメーターを用いて評価した。すなわちキュラストメーターによるねじりトルクの最大値と最小値との差の10%+最小値に達するまでの時間をT10、90%+最小値に達するまでの時間をT90とした。測定温度100℃、130℃、150℃、170℃の各温度で測定を行なった。加硫速度はT10およびT90の値が短いほど加硫が速いことを示す。
【0041】
(3) 引張強度
JIS 6301に準拠して測定を行なった。
【0042】
表3から実施例1、2および3は、いずれもT10,T90の時間が比較例1より短く加硫時間が短縮されていることがわかる。一方比較例2、3よりも加硫時間は遅く、加硫度の調整が容易であることがわかる。なお、比較例2、3は、T10,T90の値が小さいが、シートの表面肌が実施例よりも悪い。
【0043】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0044】
【発明の効果】
本発明は無機多孔質粒子の中空部分にアミン化合物を充填ないし含浸し、さらにこれを樹脂でコーティングし、ゴム組成物に配合したため加硫する際、アミン化合物が所定温度で徐々に放出され、安定した加硫条件の選定が可能となる。さらに得られた加硫ゴムの強度、伸び等の基本物性を損なうことはない。
Claims (6)
- 樹脂は熱可塑性樹脂であることを特徴とする請求項1記載のゴム組成物。
- 無機多孔質粒子がケイ酸塩であることを特徴とする請求項1記載のゴム組成物。
- マイクロカプセルの粒子径が0.5〜100μmの範囲であることを特徴とする請求項1記載のゴム組成物。
- 前記式(1)で示されるアミン化合物の沸点が150℃以下であることを特徴とする請求項1記載のゴム組成物。
- 前記式(1)で示されるアミン化合物が1級アミンまたは2級アミンであることを特徴とする請求項1記載のゴム組成物。
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