JP4623755B2 - 食肉ばら部位の肋骨位置検出方法及びその装置 - Google Patents

食肉ばら部位の肋骨位置検出方法及びその装置 Download PDF

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Description

本発明は、牛、豚、馬、羊、山羊等の食肉用家畜屠体を背割り半截した枝肉を大分割したばら部位の肋骨位置を正確にかつ人手を介さず検出することができる装置に関し、処理時間の低減と処理効率の向上に役立つ自動脱骨を実現させるために必要なものである。
図12は、例として豚屠体の分割部位を示す。豚、牛、羊等の家畜の食肉屠体を処理する場合、先ず食肉屠体を背割り半截した枝肉をカタ・ウデ部位04,05、ロース・ばら部位02,03及びモモ部位01に大分割した後、それぞれの部位で脱骨作業を行なう。ロース・ばら部位02,03の除骨作業では、大きく分けて背骨と肋骨の二種類の骨が存在している。この二種類の骨の除骨方法を手作業で行なう場合、まず肋骨に筋入れ(切り込み)を行ない、ひもを掛けて引くことにより肋骨と肉を剥離させる。その後、肋骨の関節から折り曲げ、背骨と切り離すことにより、肋骨の除骨が終了となり、次に背骨の除骨となる。
背骨の除骨は肋骨の除骨と異なり、骨と肉とを剥がし取る作業はなく、すべてナイフによって切り取る形となる。背骨は、乳頭突起や棘突起のような凹凸があり、とても複雑な形状をしている。また骨と肉が強い筋によって結ばれており、剥がし取ることができず、歩留まりよく除骨を行なうには、作業員が手作業により大変複雑なナイフの動きをさせて骨と肉を切り離さければならない。こうして背骨と肉を切り離し、除骨終了となる。
従来ばら部位の肋骨を前述のように補助装置を用いて手作業で行なう場合、肋骨の位置を視覚により判断し、手作業で位置出しを行ない脱骨している。手作業による脱骨処理の作業効率を改善するため肋骨の自動脱骨を行なうためには、肋骨の位置を自動で検出する必要がある。
ロース・ばら部の肋骨の除骨方法としては、たとえば特許文献1(特開平10−179015号公報)に、ロース・ばら肉の背骨・肋骨関節部の肋骨基部の上部に切開溝を設け、該切開溝に一本の紐状部材を載置させ、肋骨間の複数の隙間位置に複数のフックを挿入し、該フック先端の鉤部で紐状部材を引っ掛け、該紐状部材肋骨下部へ引っ張り、全肋骨に亘り一括除骨を可能にした方法が開示されている。
特許文献1に開示された方法は、全肋骨の脱骨処理を一括して行なうことができる点で作業能率を向上させることができる方法である。この脱骨方法で用いられている肋骨間の隙間検出装置の概要を図13により説明する。
図13において、肋骨隙間検出装置010は、肋骨群07の基部に対し直角走行する走行用リニアガイド013と、リニアガイド013をボール螺子016により螺子結合して走行する検出架台011と、該架台011に搭載され肋骨群により形成される凹凸面の起伏の状況を検出する検出ローラ012と、該検出ローラの昇降を昇降軸017に設けたラックギアとピニオンギアとの結合により検出するエンコーダB018と、前記ボール螺子の駆動モータ014に設け走行位置の検出をするエンコーダA015等より構成されている。
前記構成により、検出ローラ012をロース・ばら部02,03の肋骨部外表面に倣い走行させると、肋骨位置では検出ローラ012が持ち上がり、肋骨間の肉部ではローラ012が落ち込む。走行位置を示すエンコーダA015のパルス軸を横軸に、肋骨面の起伏の状況を示すエンコーダB018のパルス数を縦軸に読み取り、変化の状況をグラフに示せば、図13(c)のようになり、肋骨07群の隙間位置を検出できる。
この読み取り検出データは、図示していない制御部のCPUに読み取り、所要の演算をなし、前記フック挿入位置を決定する。
特開平10−179015号公報
特許文献1に開示された肋骨隙間自動検出装置を応用して肋骨の位置を自動検出することが可能となり、ばら部位の肋骨自動脱骨を可能するが、図12(c)の曲線を見てもわかるように、肋骨位置を示す山と肋骨間の隙間部分を示す谷とがあまり明瞭には現れず、また検出精度を高めるためには検出ローラ012をゆっくり走行させる必要があり、検出に時間がかかるという問題がある。
またロース・ばら部は、さらに図12に示すロース02とばら03に分離されて、ロース02は、ロースやリブ付き肉(スペアリブ)として利用され、ばら03は、スペアリブやその他の調理法に利用される。そのためロース・ばら部をロース部位02とばら部位03とに分離した後での自動脱骨処理も必要となる。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、ロースと分離後あるいはロースと分離前のばら部位の肋骨の脱骨作業を自動化して、作業効率を向上させる場合に必要となる肋骨位置の自動検出方法において、精度良く肋骨位置を検出でき、かつ処理時間を低減し処理効率を向上させることができる自動検出方法及び装置を実現することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明のばら部位の肋骨位置検出方法は、
食肉用屠体を半截した枝肉を大分割した後のばら部位の肋骨位置を検出する方法において、
ばら部位に接する位置に突設された検出部及び該検出部と異なる方向に突設されたセンサ感知部とを有する薄板状の検出板と、複数の前記検出板を重ね合わせた状態で揺動可能に支持する支軸と、前記複数の検出板の各センサ感知部に対面する位置に設けられた近接センサ群とを一体に構成した検出ユニットを用意し、
作業面に載置されたばら部位の被検査箇所に前記検出部が当るように前記検出ユニットを移動させ、前記センサ感知部の揺動による前記近接センサのオン、オフ状態を視て肋骨位置を検出することを特徴とする。
本発明方法において、先ず作業面上に肋骨側を上向きにばら部を載置する。次に載置されたばら部の肋骨位置を計測する。肋骨位置の計測方法は、前記検出ユニットをばら部位の被検査箇所に移動させ、前記検出板が揺動する方向にかつ前記検出部が被検査箇所に当るように前記検出ユニットを移動させる。これによって該検出板が肋骨群の凹凸に対応して揺動する。揺動した検出板ではセンサ感知部が近接センサから離れ、センサ感知部が近接センサから検知範囲外になるとオフとなる。
このように硬い肋骨の凸部に検出部が当ると、検出板が揺動して揺動した検出板の近接センサがオフとなるので、近接センサがオフとなった検出板の位置に凸部があることがわかり、肋骨に位置を感度良く検知することができる。一方検出部が柔らかい肉部に当った場合は、肉部は凸状ではなくかつ検出部が肉を押しつぶすので、検出板はあまり揺動しない。本発明は、かかるばら部位の性状を利用したものである。
本発明方法において、検出ユニットを下降してばら部位の被検査箇所に当てるに際し、被検査箇所に対する該検出ユニットの高さが一定となるように検出ユニットに固定したガイド板を被検査箇所に当てるようにするとよい。前記ガイド板は、被検査箇所に対する該検出ユニットの高さが一定となる検出ユニットの位置に固定する。
これによって検出ユニットがばら部位の凹凸に左右されず一定の高さに保持できるので、ばら部位の凹凸度の度合いに検出板の揺動の度合いを正確に正比例して反応させるようにすることができる。
またかかる構成において、ガイド板を介して設定された押圧力がばら部位の被検査箇所に付与されるように構成すれば、検出ユニットがばら部位に密着してばら部位の凹凸に対する検出板の反応を感度良くすることができる。
また本発明方法においては、検出ユニットでばら部位の肋骨の両端部の位置を検出することにより、肋骨の長さ及び長手方向の傾きを検出することができる。肋骨の長手方向の傾きを検出できるため、後工程の脱骨工程で肋骨の傾きに沿ってカッタを移動させることによって、歩留まりの良い脱骨処理を可能とする。
また本発明の肋骨位置検出装置は、
ばら部位に接する位置に突設された検出部及び該検出部と異なる方向に突設されたセンサ感知部とを有する薄板状の検出板と、
複数の前記検出板を重ね合わせた状態で揺動可能に支持する支軸と、
前記複数の検出板の各センサ感知部に対面する位置に設けられた近接センサ群と、
前記検出板、支軸及び近接センサ群を一体に構成した検出ユニットを作業面に肋骨側を上向きに載置されたばら部位の被検査箇所に移動させる手段とからなり、
前記被検査箇所に前記検出部が当るように前記検出ユニットを移動させ、前記センサ感知部が揺動することで前記近接センサのオン、オフを切り替えるように構成したことを特徴とする。
本発明装置において、前記構成により、前記検出部がばら部位の凸部に当ると、前記センサ感知部が揺動することで該センサ感知部が近接センサの感知範囲から離れると、近接センサがオフ状態となり、近接センサがオフとなったことにより、該近接センサに対応する検出板の位置に肋骨があることがわかる。肋骨は硬くかつ肉部に比べて盛り上がっており、一方肉部は肋骨位置に比べて凹んでおり、柔らかいので検出板の検出部が肉を押しつぶし、検出板があまり揺動しない。これによって本発明は、肋骨位置を感度良く判定することができる。
本発明装置では、検出板の支軸からの検出部の距離に対して該支軸からのセンサ感知部の距離を多く取れば、該センサ感知部を移動距離を長くすることができ、これによってばら部位の凹凸面に対する検出ユニットの感度を上げることができる。
なお本発明装置において、隣り合う検出板のセンサ感知部の互いの近接センサによる誤検知のおそれのない位置に離す必要がある。
また本発明装置において、好ましくは、検出板に被検査箇所に押圧力が付与されるように重りを設け、検出部が肉部に当るときは肉部を押しつぶして検出板が揺動しないように構成するとよい。かかる構成によれば、被検査箇所に検出板によって押圧力が付与されるので、検出部が骨等の硬い部分に当ったときの検出板の揺動する感度が向上し、一方肉等の柔らかい部分に当ったときは肉部を押しつぶすので、検出板はあまり揺動しない。このため骨部と肉部とで検出板の挙動に大きな差が出るので、肋骨位置の検出感度を良好にすることができる。
また本発明装置において、好ましくは、2台の前記検出ユニットを肋骨の長手方向及び長手方向に直交する方向に移動可能な支持装置に支持させ、該2台の検出ユニットを肋骨の長手方向に配置して肋骨の両端部を同時に検出可能に構成すれば、肋骨両端部の位置の違いから肋骨の長さ及び長手方向の傾きを検出することができ、しかも肋骨両端部の位置を同時に検出できるので、肋骨位置の計測工程を短時間で精度良く行なうことができる。
本発明方法によれば、ばら部位に接する位置に突設された検出部及び該検出部と異なる方向に突設されたセンサ感知部とを有する薄板状の検出板と、複数の前記検出板を重ね合わせた状態で揺動可能に支持する支軸と、前記複数の検出板の各センサ感知部に対面する位置に設けられた近接センサ群とを一体に構成した検出ユニットを用意し、作業面に肋骨側を上向きに載置されたばら部位の被検査箇所に前記検出部が当るように前記検出ユニットを移動させ、前記センサ感知部の揺動による前記近接センサのオン、オフ状態を視て肋骨位置を検出することにより、ばら部位中の肋骨の位置を感度良く検出することができる。また肋骨位置を感度良く検出できるため、検出ユニットの動きを高速化でき、それによって肋骨位置検出時間を短縮することができる。
また好ましくは、検出ユニットを下降してばら部位に当てるに際し、検出ユニットに固定したガイド板を被検査箇所に当てるようにすることにより、ばら部位に対する検出ユニットの高さを一定にして検出精度をより高めることができるとともに、該ガイド板によりばら部位に押圧力を付与するようにすれば、検出ユニットがばら部位により密着して検出精度をより向上することができる。
また本発明装置によれば、ばら部位に接する位置に突設された検出部及び該検出部と異なる方向に突設されたセンサ感知部とを有する薄板状の検出板と、複数の前記検出板を重ね合わせた状態で揺動可能に支持する支軸と、前記複数の検出板の各センサ感知部に対面する位置に設けられた近接センサ群と、前記検出板、支軸及び近接センサ群を一体に構成した検出ユニットを作業面に肋骨側を上向きに載置されたばら部位の被検査箇所に移動させる手段とからなり、前記被検査箇所に前記検出部が当るように前記検出ユニットを移動させ、前記センサ感知部が揺動することで前記近接センサのオン、オフを切り替えるように構成したことにより、肋骨位置を感度良く検出できるとともに、検出ユニットの動きを高速化でき、それによって肋骨位置検出時間を短縮することができる。
また好ましくは、検出板に被検査箇所に押圧力が付与されるように重りを設け、検出部が肉部に当るときは肉部を押しつぶして検出板が揺動しないように構成することにより、肋骨位置の検出感度をさらに良好にすることができるとともに、2台の検出ユニットを肋骨の長手方向に直交する方向に移動可能な支持装置に支持させ、該2台の検出ユニットを肋骨の長手方向に配置して肋骨の両端部を同時に検出可能に構成すれば、肋骨両端部の位置の違いから肋骨の長手方向の傾きを検出することができるのみならず、肋骨両端部の位置から肋骨の長さをも検知でき、後工程の肋骨の脱骨工程を支障なく行なうことができる。しかも肋骨両端部の位置を同時に検出できるので、肋骨位置の計測工程を短時間で精度良く行なうことができる。
本発明を食肉用豚屠体のばら部位の肋骨の脱骨処理に適用した第1実施例を示し、肋骨検知装置の全体立面図である。 前記第1実施例の肋骨検知装置の一部拡大断面図(図2のB−B断面図)である。 前記第1実施例の肋骨検知装置の一部拡大断面図(図2のA−A断面図)である。 前記第1実施例のばら部位の肋骨脱骨装置の全体立面図である。 前記第1実施例の脱骨処理の工程図である。 前記第1実施例の脱骨処理ラインを上から視た説明図である。 前記第1実施例の刃先83の斜視図である。 前記第1実施例の計測工程の説明図である。 前記第1実施例の計測工程の説明図である。 前記第1実施例の計測工程の説明図である。 前記第1実施例の計測工程の説明図である。 豚屠体の分割部位を示す説明図である。 (a)は、従来の肋骨隙間計測装置を示す立面図、(b)は検出ローラの倣い走行の説明図、(c)は検出した肋骨隙間曲線を示す線図である。
符号の説明
03 ばら部位
07 肋骨群
09 ばら肉
21 ベルトコンベア
33 ボールネジ(カッタ本体の移動手段)
30 肋骨位置検出装置
38、38a、38b 検出ユニット
39、39a、39b 検出板
40、41a、41b 支軸
41,41a、41b 検出部
42,42a、42b センサ感知部
43,43a、43b 近接センサ
60 肋骨脱骨装置
80 カッタ本体
81 ローラ
83 刃先
84 筒状ストッパ
62、65 エアシリンダ(カッタ本体の移動手段)
71 エアシリンダ(押圧力付与手段)
S1 ステーション(大外径の肋骨脱骨)
S2 同上(中外径の肋骨脱骨)
S3 同上(小外径の肋骨脱骨)
72 支軸(カッタ本体揺動手段)
73 長孔(同上)
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
図1は、本発明を食肉用豚屠体のばら部位の肋骨の脱骨処理に適用した第1実施例を示し肋骨検知装置の全体立面図、図2は、第1実施例の肋骨検知装置の一部拡大立面図、図3は、同じく一部拡大側面図、図4は、第1実施例のばら部位の肋骨脱骨装置の全体立面図、図5は、第1実施例の脱骨処理の工程図、図6は第1実施例の脱骨処理ラインを上から視た説明図、図7は、刃先83の斜視図、図8〜11は、計測工程の説明図である。
図1において、中段フレームf2にコンベア装置20が支持され、コンベア装置20のコンベアベルト21が作業面を構成し、ばら部位03をコンベアベルト21に載置して各処理工程にタクト送りする。コンベアベルト21には基準板22がばら部位の送り方向(紙面と直角な方向)に固定され、該基準板にばら部位の背骨側端面03aが接するように載置されて脱骨処理における基準位置となる。
コンベア装置20の上方には肋骨位置検出装置30が設けられている。肋骨位置検出装置30は、その支持部材31がサーボモータ32によって回転されるボールネジ33の回転とガイド棒50によるガイドによってベルトコンベア21の送り方向(紙面の直角方向)に移動可能になっている。支持部材31の下部には2台のエアシリンダ34a、34bが設けられ、それらのピストン35a、35bの先端に固定されたガイド板36a、36bを上下方向(矢印a方向)に移動可能にしている。
ガイド板36a、36bには、ボックス37a、37bがエアシリンダ(図示略)によって水平方向(矢印b方向)に移動可能に取り付けられ、ボックス37a、37bには、検出ユニット38a、38bが収納されている。
検出ユニット38aの構成を図2及び3により説明する(なお検出ユニット38bも検出ユニット38aと同一の構成をしており、両者を代表して検出ユニット38aの構成を説明する。)。図2及び3において、検出ユニット38aは、支軸40aに正逆方向に回動可能に取り付けられた検出板39aと近接センサ43aとから構成されている。
検出板39aは、薄板状をなし、ばら部位03の被検査箇所に当るように下方に突設された検出部41aと上方に突設されたセンサ感知部42aとを有し、多数重ね合わされた状態でボックス37aに装架された支軸40aに矢印c方向に回動可能に取り付けられている。近接センサ43aは、センサ感知部42aに対面する位置に固定されるようにボックス37aに装架された支持板44aに取り付けられている。検出板39aは、円弧状長孔45aが設けられ、長孔45aに遊嵌する円柱状ストッパ46aで検出板39aの回動角度範囲が規制され、また検出板39aは、ストッパ47aで下方への回動が規制されている。
センサ感知部42a及び近接センサ43aは、隣り合う検出板39aのセンサ感知部及び近接センサと干渉しないように順々にずらして配置されており、センサ感知部42aが他の検出板39aの感知範囲に入らないようにしている。またガイド板36aの下端部には、ガイド板36aを下降させたときばら部位03の被検査箇所に接触して検出ユニット38aのばら部位に対する上下方向の位置決めを行ない、かつエアシリンダ34aの空気圧をばら部位03に付加する倣い板48aが水平方向に設けられている。なおボールネジ33の支持部49は、横方向フレームf4に支持され、ボールネジ33は、ガイド棒50とともに肋骨位置検出装置30の支持部31を水平方向に摺動させる。
次に本実施例の肋骨脱骨装置60を図4に基づいて説明する。肋骨脱骨装置60は、図6に示すようにベルトコンベア21によるばら部位03の送り方向において肋骨位置検出装置30よりやや上流側にあり、肋骨位置検出装置30とは共通の支持部51に固定されている。
図4において、肋骨脱骨装置60の支持部61は、肋骨位置検出装置30と同様に、サーボモータ32によって駆動されるボールネジ33の回転とガイド棒50によるガイドによってベルトコンベア21の送り方向に往復動可能に構成されているとともに、共通支持部51と一体の支持部52に取り付けられたエアシリンダ62によって上下方向(矢印d方向)に移動可能に構成されている。
また肋骨脱骨装置60は、支持部61の下端部に取り付けられた回動軸63に取り付けられ、支持部61に取り付けられたサーボモータ75によって矢印c方向(正逆方向)に回動可能になっている。回動軸63の下端には支持フレーム64が取り付けられ、支持フレーム64の一端にはエアシリンダ65が設けられ、エアシリンダ65のピストン65aには移動フレーム66が取り付けられ、移動フレーム66はエアシリンダ65によって、支持フレーム64と一体となったガイドバー69にガイドされて矢印f方向に正逆駆動される。
移動フレーム66にはくの字形リンク67及び68を介してカッタ本体80が取り付けられている。くの字形リンク67,68及びこれらリンクに装架された直線リンク70によって平行四辺形が形成され、この機構によってカッタ本体80は、ばら部位03に対して水平な姿勢を保持する。また移動フレーム66に固定されたエアシリンダ71のピストン71aにはくノ字形リンク67の一端が接続され、エアシリンダ71によってカッタ本体80は若干下降できるとともに、エアシリンダ71の空気圧がカッタ本体80を介してばら部位03に付与されるようになっている。
またくの字形リンク68は、その動きの支点となる支軸72が移動フレーム66の長孔73に嵌合され、該支軸72が長孔73内で摺動可能に嵌合されているので、カッタ本体80の後端(図4上で右端)が矢印g方向に上昇可能となり、これによってカッタ本体80がばら部位表面の曲面に合わせて傾くことが許容されるようになっている。
カッタ本体80は、その前端(図4上で左側)にローラ81が設けられ、ローラ81は、ばら部位03を押圧する方向にコイルバネ82の弾性力が付与されるように構成されている。またカッタ本体80の下部には、図7に示すように断面がU字形の刃先83が取り付けられ、カッタ本体80の矢印h方向への摺動により肋骨07の周囲に切り込みを入れ、そのままh方向に移動することにより、肋骨07をばら部位03から切断する。
また肋骨07の端面に対面する位置に外周が筒状のストッパ84が設けられている。筒状ストッパ84は、支持フレーム64に取り付け部74を介して固定され、その外周は刃先83がその外側を通過できるように刃先83の内径より小径につくられている。
また図6に本実施例において複数に分割された脱骨ステーションを示す。図6において、投入位置Tにおいて基準板22にばら部位の背骨側端面03aが接するように載置されて脱骨処理における基準位置となる。
次にばら部位03がベルトコンベア21により各脱骨ステーションS1〜S3で停止するように矢印i方向にタクト送りされる。各ステーションで、肋骨脱骨装置60と肋骨位置検出装置30とは共通の支持部51に一体的に固定された状態でボールネジ33上を矢印j方向に摺動する。ステーションS1には外径の大きい肋骨に適合する外径の刃先83が装備され、ステーションS2には中間クラスの外径の肋骨の合う刃先が装備され、ステーションS3では外径の小さい肋骨に合う刃先が装備されている。
肋骨群は通常頭部側で外径が大きく、尾側に向かって外径が小さくなるので、ステーションS1では頭部側の肋骨群が脱骨対象となり、ステーションS2では中間部の肋骨群が脱骨対象となり、ステーションS3では尾側の肋骨群が脱骨対象となる。
投入位置Tを出発したばら部位03は先ずステーションS1で停止し、そこで先ず肋骨位置検出装置30で肋骨位置を検出した後、肋骨脱骨装置60により外径の大きい肋骨群の脱骨を行なう。
次にばら部位03はステーションS2までタクト送りされ、ステーションS2で外径が中ぐらいの肋骨の脱骨処理を行なう。その後さらにステーションS3までタクト送りされ、そこで外径が小さい領域の肋骨の脱骨を行なう。
次に肋骨位置検出装置30を用いた肋骨位置の検出方法について説明する。図8において、ばら部位03は、薄い板状のばら肉09の上に表面以外埋没した肋骨群07が平行に11から13本存在する。重ね合わされた検出板39は、支軸40を中心に揺動し、固定された近接センサ43に対しセンサ感知部42が揺動することで、ボックス37に固定された近接センサ43のオン、オフが切り替わる仕組みになっている。
なお検出板39に一体に設けられた錘52は、検出板39を常に同じ位置に保つためのものであり、外的な力が働かない限りセンサ感知部42は近接センサ43の感知範囲に位置し、このとき近接センサ43はオン状態となっている。図8〜11に示す例のように検出板39に前記作用を有する錘52を一体的に設けてもよい。
また隣り合う検出板同士は、近接センサ43の干渉を防ぐためにセンサ感知部42の位置を異ならせている。
肋骨位置の検出のためには、図9に示すようにまずばら部位03に対し検出ユニット38を近づける。ばら部位03は厚みに個体差があるため、適切な高さとなるようにエアシリンダ34により検出ユニット38を下降させる。その際検出ユニット38のばら部位03に対する高さが一定となるように、ガイド板36の下流側部に固定された倣い板48をばら部位03の表面に当てることにより、検出ユニット38のばら部位03に対する位置を設定する。このように倣い板48を用いることにより、ばら部位03に均一な力が働き、ばら部位03をつぶさないようにできるとともに、エアシリンダ34の空気力により倣い板48に下方への付勢力を付与し、倣い板48をばら部位表面に密着させることができる。
次に図10に示すように、下方に突設した検出部41がばら部位03に接触するように検出板39をばら部位03の上を通過させる。検出部41が硬い肋骨07に接触すると、検出板39が支軸40を中心に矢印k方向(時計回り)に回転し、センサ感知部42が近接センサ43の感知範囲から外れ、近接センサ43はオフの状態となる。
一方図11に示すように、検出板39がばら肉09の上を通過した場合は、錘52の作用でばら肉09を押しつぶし、検出板39は回転することなく、近接センサ43はオンの状態を保つ。
かかる原理を利用し、最も速くオフの状態となった近接センサ43の位置情報を記憶することにより、肋骨07の正確な端面位置と骨の中心位置を知ることができる。
なお本実施例では、2台の検出ユニット38a及び38bをそれぞれ肋骨の両端部に位置させ、同時に作動させて、肋骨07の両端部の検出を行なうので、肋骨07の端面位置や中心位置だけでなく、肋骨両端部の位置情報を基に演算することにより、肋骨の傾きや長手方向の長さを算出することができる。
次に本実施例における肋骨の脱骨処理操作を説明する。図5において、(a)は肋骨脱骨装置60が脱骨処理前の状態を示す。(b)は脱骨処理後の状態を示し、このとき移動フレーム66はエアシリンダ65によって矢印h方向に押出され、移動フレーム66と同時にカッタ本体80も矢印h方向に押し出され、支持フレーム64に固定された筒状ストッパ84の外周の外側にU字状刃先83が位置している。
なお図1では移動フレーム66に長孔73を設けて、カッタ本体80の矢印g方向の傾きを許容させているが、図5の構成では、(c)に示すように、長孔73の代わりに図1のリンク70をコイルバネ75に置き換えることにより、カッタ本体80の矢印g方向の傾きを許容させる構成としている。なお長孔73とコイルバネ75の両方を具備させてカッタ本体80の矢印g方向の傾きを許容させる構成とすれば、カッタ本体80の矢印g方向の傾きを更に容易にすることができる。
図5の(d)は脱骨開始時、(e)は脱骨途中、及び(f)は脱骨終了時の状態を示す。脱骨開始に際し、前記肋骨位置検出工程で肋骨両端部の位置を検出し、それによって肋骨07の傾きと長さを算出できるので、まず肋骨脱骨装置60を回動軸63を中心に回動させて肋骨07の傾きにカッタ本体80のf方向の移動方向を合わせる。
そしてエアシリンダ62及び65を操作して、図5(d)に示すように、刃先83が肋骨先端面07aに当る位置に移動させる。
そしてカッタ本体80をばら部位03に載置し、かつエアシリンダ71の空気力によって矢印mの下方にカッタ本体80がばら部位表面に押圧力を付加した状態とする
そしてエアシリンダ65を作動させてカッタ本体80を矢印h方向に移動させ、刃先83を肋骨先端面07aとその周囲の肉09との間に挿入し、両者を切断する。図5(e)は脱骨途中の状態を示すが、このときローラ81はコイルバネ82の弾性力でばら部位表面を押圧しているので、刃先83が肋骨の表面に密着する。ローラ81の押圧力で脱骨処理中刃先83が肋骨表面に密着するので、肋骨表面に残留する肉を最小限にすることができ、肉の歩留まりを向上させることができる。
また脱骨処理中、筒状ストッパ84が肋骨末端面07bに当接して肋骨を固定しているので、脱骨に支障をきたすことがない。図5(f)は、脱骨終了時を示すが、このとき刃先83が筒状ストッパ84の外周外側に到達し、一工程で肋骨の脱骨を完了することができる。筒状ストッパ84の外径は刃先83の内径より小径になっているので、刃先83を筒状ストッパ84の外周外側までスムーズに移動させることができる。
本実施例では、図6に示すように、ベルトコンベア21に沿って刃先83の外径を異ならしめた3段階のステーションS1からS3を設置し、大きい外径の刃先を装備したステーションS1では大きい外径の肋骨の脱骨を行ない、中間クラスの外径の刃先を装備したステーションS2では中間クラスの外径の肋骨を脱骨し、外径の小さい刃先を装備したステーションS3では小さい外径の肋骨を脱骨するようにしているので、肋骨に残留する肉をさらに少なくでき、肉の歩留まりをさらに向上することができる。
このように本実施例によれば、肋骨位置検出工程において、食肉屠体ばら部位の肋骨とばが肉との硬軟の差異を利用して、肋骨07が当った検出板39の揺動を近接センサ43のオン、オフにより識別することができるので、ばら部位の肋骨位置を精度良く検出することができるとともに、また検出精度が良いため、検出ユニット38の動きを高速化でき、検出時間を短縮することができる。
またガイド板36の下流側部に固定された倣い板48をばら部位03の表面に当てて、検出ユニット38のばら部位03に対する位置を設定することにより、ばら部位03に均一な力が働き、ばら部位03をつぶさないようにできるとともに、エアシリンダ34の空気力により倣い板48に下方への付勢力を付与し、倣い板48をばら部位表面に密着させることができるため、検出部41の感度を均一にでき、検出精度を高めることができる。
また検出板38に錘52を設けることによって、ばら部位03に当る検出部41の押圧力を変えることができ、これによって検出の感度を調整することができる。
さらに2台の検出ユニット38a、38bで肋骨の両端部を同時に検出できるため、肋骨の傾き及び長さまで同時に算出でき、これによって後工程の脱骨処理を効率良く行なうことができる。
また肋骨脱骨工程においては、カッタ本体80の1回の動きで1本の肋骨の脱骨を完了することができて処理工程を短縮化することができるとともに、肋骨位置の検出から脱骨まで完全自動化できるので、作業効率を大幅に向上することができる。
また脱骨時にローラ81でばら部位03に押圧力を付与しているので、刃先83を肋骨表面に密着させながら肉部を分離でき、これによって肉の歩留まりを向上させることができる。
さらに脱骨工程を3つのステーションS1〜S3に分け、各ステーションで各刃先外径が異なるカッタ本体80を使用し、各ステーションで刃先外径に適合した外径の肋骨を脱骨対象としているため、肋骨に残留する肉の歩留まりをさらに向上することができる。
本発明によれば、食肉用家畜屠体のばら部位の肋骨位置の計測を簡単な機構で自動化することができるので、後工程での肋骨脱骨工程をも含めた処理工程の全自動化が可能なる。またばら部位の肋骨位置の検出精度を高め、検出に要する時間を低減できて、検出工程を効率化することができる。

Claims (8)

  1. 食肉用屠体を半截した枝肉を大分割した後のばら部位の肋骨位置を検出する方法において、
    ばら部位に接する位置に突設された検出部及び該検出部と異なる方向に突設されたセンサ感知部とを有する薄板状の検出板と、複数の前記検出板を重ね合わせた状態で揺動可能に支持する支軸と、前記複数の検出板の各センサ感知部に対面する位置に設けられた近接センサ群とから構成された検出ユニットを用意し、
    作業面に肋骨側を上向きに載置されたばら部位の被検査箇所に前記検出部が当るように前記検出ユニットを移動させ、前記センサ感知部の揺動による前記近接センサのオン、オフ状態を視て肋骨位置を検出することを特徴とする食肉ばら部位の肋骨位置検出方法。
  2. 前記検出ユニットを下降してばら部位の被検査箇所に当てるに際し、
    前記検出ユニットに固定したガイド板を該被検査箇所に当てることにより該被検査箇所に対する該検出ユニットの高さを一定とすることを特徴とする請求項1記載の食肉ばら部位の肋骨位置検出方法。
  3. 前記検出ユニットをばら部位の被検査箇所に当てた際に、前記ガイド板を介して設定された押圧力がばら部位の被検査箇所に付与されるようにしたことを特徴とする請求項2記載の食肉ばら部位の肋骨位置検出方法。
  4. 前記検出ユニットで肋骨の両端部の位置を検出することにより該肋骨の傾きを検出することを特徴とする請求項1記載のばら部位の肋骨位置検出方法。
  5. 食肉用屠体を半截した枝肉を大分割した後のばら部位の肋骨位置を検出する装置において、
    ばら部位に接する位置に突設された検出部及び該検出部と異なる方向に突設されたセンサ感知部とを有する薄板状の検出板と、
    複数の前記検出板を重ね合わせた状態で揺動可能に支持する支軸と、
    前記複数の検出板の各センサ感知部に対面する位置に設けられた近接センサ群と、
    前記検出板、支軸及び近接センサ群を一体に構成した検出ユニットを作業面に肋骨側を上向きに載置されたばら部位の被検査箇所に移動させる手段とからなり、
    前記被検査箇所に前記検出部が当るように前記検出ユニットを移動させ、前記センサ感知部が揺動することで前記近接センサのオン、オフを切り替えるように構成したことを特徴とする食肉ばら部位の肋骨位置検出装置。
  6. 重ね合わされた複数の前記検出板の隣り合うセンサ感知部の位置を互いの近接センサによる誤検知のおそれのない位置に離して設置することを特徴とする請求項5記載の食肉ばら部位の肋骨位置検出装置。
  7. 前記検出板に被検査箇所に押圧力が付与されるように重りを設け、
    前記検出部が肉部に当るときは肉部を押しつぶして検出板が揺動しないように構成したことを特徴とする請求項5記載の食肉ばら部位の肋骨位置検出装置。
  8. 2台の前記検出ユニットを肋骨の長手方向及び長手方向に直交する方向に移動可能な支持装置に支持させ、
    該2台の検出ユニットを肋骨の長手方向に配置して肋骨の両端部を同時に検出可能に構成したことを特徴とする請求項5記載の食肉ばら部位の肋骨位置検出装置。
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