JP4622929B2 - 操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造、及び該取付構造を用いた操作パネルを備えた画像形成装置 - Google Patents

操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造、及び該取付構造を用いた操作パネルを備えた画像形成装置 Download PDF

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本発明は、操作キーを配置した操作パネルの操作パネルカバーにオーバーレイシートを取り付ける操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造、及び該取付構造を用いた操作パネルを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、複写機やファクシミリ装置やプリンタなどの画像形成装置には、特許文献1に示すように、各種機能を備えた複数の操作キーを配置した操作パネルが設けられている。この操作パネルでは、該操作パネルに装着された操作パネルカバーの上面側に各操作キーが露出して配列されている。そしてこの操作パネルカバー上面の各操作キーの周囲に、操作キーの操作内容等を表示する文字や記号や図柄が印刷形成されたオーバーレイシートが取り付けられている。
特開2001−238013号公報
この操作パネルでは、予めオーバーレイシートの下面に接着剤を印刷塗布した接着面を形成しておき、該接着面を操作パネルカバーに接着固定することで、オーバーレイシートを操作パネルカバーに取り付けている。一方で、合成樹脂製の操作パネルカバーをリサイクルするため、使用済みの画像形成装置を解体処分する際に、操作パネルカバーに接着固定されているオーバーレイシートを引き剥がして操作パネルカバーと分離する必要がある。ところが、従来のオーバーレイシートに印刷塗布されている接着剤は、操作パネルカバーに一度接着固定すると剥離できない材質の接着剤であったため、オーバーレイシートを操作パネルカバーから引き剥がすと、接着剤が操作パネルカバー側に付着して残ってしまうという問題があった。このように合成樹脂製の操作パネルカバーに異種材料である接着剤が付着して残ると、操作パネルカバーをリサイクル部品として有効に再利用することができない為、接着剤を取り除く作業が生じてしまう。このことがリサイクル効率を下げる要因の一つであった。
また、従来のオーバーレイシートは、操作パネルカバーに密着固定されていたため、操作パネルカバーから引き剥がす際に剥離開始点を形成することが容易でなく、オーバーレイシートを操作パネルカバーから引き剥がす作業に手間が掛かり、操作パネルの分解作業を効率良く行うことができないという問題があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、操作パネルカバーをリサイクル部品として有効に再利用できると共に、操作パネルの分解時にオーバーレイシートを操作パネルカバーから引き剥がす作業を効率良く行える操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造、及び該取付構造を用いた操作パネルを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するため本願の請求項1に記載の発明は、操作キーを配置する操作パネルの操作パネルカバーにオーバーレイシートを取り付ける操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造であって、前記オーバーレイシートを、前記操作パネルカバーとの剥離性を有する接着面を備えた両面接着テープで前記操作パネルカバーに接着固定し、前記操作パネルカバーに、前記オーバーレイシートの操作パネルカバー側の面を押圧する部材を挿通可能な挿通部を形成すると共に、前記両面接着テープの前記挿通部に対応する位置にも前記部材を挿通可能な挿通部を形成することで、前記挿通部に挿通した前記部材で前記オーバーレイシートの前記操作パネルカバー側の面を押圧して前記オーバーレイシートを前記操作パネルカバーから剥離できるように構成したことを特徴とする。
本願の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造において、前記両面接着テープは、その操作パネルカバー側に接着される接着面よりもオーバーレイシート側に接着される接着面の方が強い接着力を備えていることを特徴とする。
本願の請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造において、前記両面接着テープの挿通部は、前記オーバーレイシートの端辺の所定位置に対応する位置が切り欠かれた切り欠き形状に形成されていることを特徴とする。
本願の請求項に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造において、前記操作パネルカバーの挿通部は、LEDランプが挿入配置されるLEDランプ挿入配置部を兼ねていることを特徴とする。
本願の請求項に記載の発明は、操作キーを配置する操作パネルを備えた画像形成装置において、前記操作パネルの操作パネルカバーにオーバーレイシートを取り付ける取付構造として、請求項1乃至のいずれか1項に記載の操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造を用いたことを特徴とする。
本願の請求項1に記載の発明によれば、オーバーレイシートを、操作パネルカバーとの剥離性を有する接着面を備えた両面接着テープで操作パネルカバーに接着固定するので、オーバーレイシートを操作パネルカバーから引き剥がす際に、両面接着テープやその接着面に塗布されている接着剤が操作パネルカバー側に付着して残らずに済む。したがって、操作パネルカバーをリサイクル部品として有効に再利用することができる。なおここでいう接着面の剥離性とは、操作パネルカバーに当該接着面を一度接着固定した後、剥離剤などの薬剤を使用せずに物理的に引き剥がしても、操作パネルカバー側に接着剤が残らずに分離できる性質を有することをいう。
また、本願の請求項1に記載の発明によれば、操作パネルカバーの下面側から操作パネルカバーの挿通部と両面接着テープの挿通部とに部材を挿通させて、該部材の先端でオーバーレイシートの操作パネルカバー側の面を押圧することで、オーバーレイシートを操作パネルカバーから剥離できるので、オーバーレイシートの剥離開始点を容易に形成でき、オーバーレイシートの引き剥がし作業を効率良く行うことができる。特に、両面接着テープにも挿通部を形成していることで、部材の先端でオーバーレイシートの操作パネルカバー側の面を直接押圧できて、部材の先端が接着面に接着されずに済むので、オーバーレイシートを容易に剥離させることが可能となる。
本願の請求項2に記載の発明によれば、両面接着テープは、その操作パネルカバー側に接着される接着面よりもオーバーレイシート側に接着される接着面の方が強い接着力を備えているので、オーバーレイシートを操作パネルカバーから引き剥がす際に、両面接着テープがオーバーレイシート側に接着された状態で操作パネルカバーと分離し易くなるので、両面接着テープが操作パネルカバー側に残りにくくなる。
本願の請求項に記載の発明によれば、両面接着テープの挿通部は、オーバーレイシートの端辺に対応する位置が切り欠かれた切り欠き形状に形成されているので、この挿通部に対応する部分のオーバーレイシートの端辺が操作パネルカバーに接着されておらず、オーバーレイシートを簡単に浮かせることができ、剥離開始点を容易に形成できる。
本願の請求項に記載の発明によれば、操作パネルカバーの挿通部は、LEDランプが挿入配置されるLEDランプ挿入配置部を兼ねているので、操作パネルが組み立てられている際には、挿通部をLEDランプ挿入配置部として用いることができ、使用済みの操作パネルを分解する際には、挿通部に部材を挿通させてオーバーレイシートの剥離開始点を形成するために用いることができる。
本願の請求項に記載の発明によれば、画像形成装置の操作パネルに上記の操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造を用いたので、使用済みの画像形成装置の製品リサイクルを促進させることができる。

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。まず、本発明にかかる操作パネルを備えた画像形成装置の概略構成について説明する。図1は、画像形成装置100を示す斜視図である。本発明にかかる画像形成装置としては、操作キーを配置する操作パネルを備えた画像形成装置であれば、コピー機やファクシミリ装置やプリンタ或いはこれらの機能を兼ね備えたいわゆる複合機のうちのいずれであっても良い。同図に示す画像形成装置100は、下段側に配置した記録部101と上段側に配置した読取部102とを備えて構成されている。記録部101には、記録装置103と給紙カセット104及び記録紙排出トレイ105が内装され、給紙カセット104内に収容されている用紙を記録装置103へ給紙し、該記録装置103で用紙への記録を行った後、用紙を記録紙排出トレイ105へ排出するように構成されている。
一方、読取部102は、読取ケース106内に読取装置(図示せず)を収納しており、読取ケース106の上面側に設置したプラテンガラス(図示せず)上に載置された原稿を読取装置で走査して読み取るようになっている。また、読取ケース106の上部には、その一辺を中心に開閉可能に取り付けられた原稿押えカバー107が配置され、該原稿押えカバー107でプラテンガラス上に載置された原稿を上方から押えるように構成している。さらに原稿押えカバー107の一端部には、原稿を自動的に給紙する自動給紙装置(ADF装置)108が付設されている。この自動給紙装置108は、原稿供給トレイ109に載置された原稿を一枚ずつピックアップして、搬送装置(図示せず)で読取ケース106上面の一端部に設けられたADF読取部(図示せず)へ搬送し、静止状態の読取装置で原稿を読み取った後、原稿押えカバー107の上面に設けた原稿排出トレイ110へ排出するように構成している。このように読取部102は、読取装置を走査させて静止原稿を読み取るフラットベッドタイプのスキャナとしても、読取装置の位置を固定して原稿を給送しながら読み取りを行うシートフィードタイプのスキャナとしても用いることができるように構成されている。
そして、読取ケース106の一方の側部(画像形成装置100の前面側の側部)に操作パネル1が設置されている。図2は、操作パネル1の外観構成を示す斜視図である。この操作パネル1は、該操作パネル1に装着された操作パネルカバー10の上面10a側に各種操作キー2が露出して配列されている。また、画像形成装置100の動作状態や設定状態などの各種情報を表示する表示部3や、警告ランプなどが点灯するランプ点灯部4が設けられている。そして操作パネルカバー10の上面10aには、文字や記号や図柄が印刷形成されたオーバーレイシート20が取り付けられている。上記の各種操作キー2には、原稿内容のファクシミリ送信やコピーを開始するためのスタートキー2aや、ファクシミリ送信先へダイヤルしたりコピー枚数を設定したりするためのテンキー2bや、画像形成装置100の各種設定や先に入力した操作内容をリセットするためのリセットキー2cや、表示部3の表示濃度を調節するための表示調節キー2dなどがある。
また操作パネル1には、ワンタッチキー配列部5が設けられている。このワンタッチキー配列部5には開閉カバー5aが取り付けられ、図示は省略するが開閉カバー5aの下側に複数のワンタッチキーが配列されている。ワンタッチキーは、ファクシミリ送信の相手先を予め登録しておき、ワンタッチ操作で当該相手先へのファクシミリ送信を行える機能などを備えた操作キーである。これら操作パネル1上の各種操作キー2やワンタッチキーを操作することで、読取装置で原稿内容の読み取りを行ったり、原稿をコピーする際のコピー枚数や用紙サイズを指定したり、読み取った原稿をファクシミリ送信する際の送信先の設定を行ったり、受信内容を記録装置103で記録するなど、画像形成装置100における各種操作を行なうことができる。
次に、操作パネル1の詳細構造について説明する。図3は、操作パネル1の構成部品を示す分解斜視図である。同図に示すように操作パネル1は、操作パネルカバー10と、操作パネルカバー10に両面接着テープ30で接着固定されるオーバーレイシート20と、操作パネルカバー10の下面側に取り付けられるキートップ40、液晶表示器50、回路基盤60、下カバー70を備えて構成されている。以下、各構成部品について説明する。なお、以下ではワンタッチキー配列部5の説明は省略する。
操作パネルカバー10は、ABS樹脂などの合成樹脂製の成形品で、操作パネル1の上側全体を覆う略長方形の平板状に形成されている。そして操作パネル1における各種操作キー2の位置に、下記するキートップ40の操作キー部45を挿通する貫通穴からなる操作キー挿通部12が形成されている。また表示部3に対応する位置には、下記する液晶表示器50の表示面50aを露出させる開口部13が形成されている。またランプ点灯部4に対応する位置には、操作パネルカバー10の上下面10a,10bに貫通する貫通穴からなる挿通部14が形成されている。この挿通部14は、ドライバーなどの棒状の部材を挿通させることができる形状で、且つ下記する回路基盤60上のLEDランプ62をその内部に挿入配置することができる形状になっている。そしてこの操作パネルカバー10の上面10aには、略長方形の凹部内に形成された平面状のオーバーレイシート取付面11が形成されている。
オーバーレイシート20は、ポリカーボネイトなどの合成樹脂製の透明又は半透明の平板状部材で、その外形が操作パネルカバー10のオーバーレイシート取付面11の外形と一致する長方形状に形成されている。そして操作パネルカバー10の操作キー挿通部12や開口部13に対応する位置に、それぞれ切り抜きからなる操作キー挿通部22や開口部23が形成されている。そして図示は省略するが、このオーバーレイシート20の下面20bの所定位置には、文字や記号や図柄が印刷形成されている。一方で、このオーバーレイシート20の下面20bのうち、操作パネル1のランプ点灯部4に対応する位置には図柄などが印刷形成されておらず、この部分は透明又は半透明で下記するLEDランプ62の光を透過させる透光部24になっている。
両面接着テープ30は、その上面と下面にそれぞれ接着剤が塗布された接着面30a,30bが形成されているシート状の接着テープで、オーバーレイシート20と略同一形状の外形を備え、オーバーレイシート20の操作キー挿通部22や開口部23に対応する位置に、切り抜きからなる操作キー挿通部32や開口部33が形成されている。これら操作キー挿通部32や開口部33は、オーバーレイシート20の操作キー挿通部22や開口部23に対応する位置が切り抜かれてさえいれば良く、それらと同一形状である必要はない。一方で、操作パネルカバー10の挿通部14及びオーバーレイシート20の透光部24に対応する位置には、切り欠き状の挿通部34が形成されている。この挿通部34は、オーバーレイシート20を操作パネルカバー10に接着した際に、オーバーレイシート20の端辺に対応して位置するように設計されている。このように設計することにより、オーバーレイシート20の一部の端辺(挿通部34を設けている端辺)の所定位置が、操作パネルカバー10に接着されていない状態になる。
両面接着テープ30の接着面30a,30bのうち、少なくとも操作パネルカバー10側に接着固定される接着面30bに塗布されている接着剤は、合成樹脂製の操作パネルカバー10に対する剥離性を有している。ここでいう剥離性とは、操作パネルカバー10に接着面30bを一度接着固定した後、剥離剤などの薬剤を使用せずにこれを物理的に引き剥がしても、接着面30bに塗布されている接着剤が操作パネルカバー10側に残らずに分離することが可能な性質を有することをいう。この両面接着テープ30は、市販のシート状の両面接着テープであってこの剥離性を有するものを上記の形状にカットして使用すれば良い。またこの両面接着テープ30には、一方の接着面30aと他方の接着面30bとが異なる接着力を有する両面接着テープを用いることもできる。その場合は、下記で説明するように接着力の弱い方を操作パネルカバー10側に接着固定する接着面30bとし、接着力の強い方をオーバーレイシート20側に接着固定する接着面30aとする。
各キートップ40は、合成樹脂製又はゴム製で、いずれも平板状の基部41の上面に、一又は複数の突起状の操作キー部45を設置した形状に形成されている。なお図示は省略するが、必要に応じて各操作キー部45の上面に数字や文字や記号を印刷形成してもよい。液晶表示器50は表示面50aを備えた表示装置であり、取付具51を介して回路基盤60上に固定されるようになっている。回路基盤60は、配線回路が形成されている硬質基盤で、上面の各種操作キー2に対応する位置にスイッチ61が実装され、操作パネルカバー10の挿通部14に対応する位置にLEDランプ62が実装されている。下カバー70は、操作パネルカバー10の下面10bと一致する外形を有する平板状の合成樹脂製の成形品である。なおこの下カバー70は、上記の読取ケース106の側部に一体に形成したものであってもよい。
次に、操作パネル1の組立手順を説明する。まず、両面接着テープ30の一方の接着面30aに貼付されている図示しない剥離シートをはがして接着面30aを露出し、この接着面30aをオーバーレイシート20の下面20bに接着固定する。この際、オーバーレイシート20と両面接着テープ30の外周を一致させると共に、操作キー挿通部22と操作キー挿通部32、及び開口部23と開口部33の位置をそれぞれ一致させて固定する。次に、オーバーレイシート20に接着固定した両面接着テープ30の他方の接着面30bに貼付されている図示しない剥離シートをはがして接着面30bを露出し、この接着面30bを操作パネルカバー10のオーバーレイシート取付面11に接着固定する。この際も、オーバーレイシート取付面11とオーバーレイシート20の外周を一致させると共に、操作キー挿通部12と操作キー挿通部22(32)、及び開口部13と開口部23(33)の位置を一致させて固定する。これによりオーバーレイシート20が操作パネルカバー10のオーバーレイシート取付面11に接着固定される。またこのとき、操作パネルカバー10の挿通部14と両面接着テープ30の挿通部34及びオーバーレイシート20の透光部24の位置が一致した状態になる。
次に、操作パネルカバー10の下面10b側から操作キー挿通部12に操作キー部45を挿通して各キートップ40を取り付ける。一方で、回路基盤60上に取付具51を介して液晶表示器50を取り付け、操作パネルカバー10の下面10b側にこの回路基盤60を配置し、該回路基盤60を図示しないネジなどの締結手段で操作パネルカバー10に固定する。この際、液晶表示器50の表示面50aが操作パネルカバー10の開口部13内に配置され、各キートップ40の操作キー部45の下側に各スイッチ61が配置される。また、操作パネルカバー10の挿通部14内に回路基盤60上に実装されたLEDランプ62が挿入配置される。そして、回路基盤60の下面側に下カバー70を配置してこれを操作パネルカバー10と一体に固定すれば、操作パネル1の組み立てが完了する。
次に、使用済みの画像形成装置100を解体処分する際に、操作パネル1を分解する手順について説明する。操作パネル1を分解するには、まず操作パネルカバー10から下カバー70を取り外すと共に、回路基盤60を取り外す。これにより操作パネルカバー10の挿通部14内に挿入配置されているLEDランプ62が、回路基盤60と一体に取り外される。次に、操作パネルカバー10からキートップ40を取り外す。この状態で、オーバーレイシート20が接着固定されている操作パネルカバー10とその他の部品とが分離される。
ここで、操作パネルカバー10の下面10b側から挿通部14内にドライバー等の棒状の部材を挿入し、この棒状の部材の先端で操作パネルカバー10に接着固定されているオーバーレイシート20の下面20b(操作パネルカバー10側の面)を押圧して、オーバーレイシート20の一部を剥離することで、その剥離開始点を形成する。剥離開始点を形成したらその部分を手などで引っ張ることで、オーバーレイシート20の全面を操作パネルカバー10から容易に引き剥がすことができる。
この操作パネル1が備えるオーバーレイシート20は、上記で説明した剥離性を有する両面接着テープ30で操作パネルカバー10に接着固定されているので、オーバーレイシート20を引き剥がした後の操作パネルカバー10に、両面接着テープ30やその接着面30bに塗布されている接着剤が付着して残らない。また、たとえ両面接着テープ30や接着剤が操作パネルカバー10に付着して残っても、これを手などで容易に取り除くことが可能である。したがって、操作パネルカバー10に異種材料が付着して残ることを防げるので、操作パネルカバー10をリサイクル部品として有効に再利用することができる。
また、この操作パネル1では、操作パネルカバー10に棒状の部材を挿通可能な挿通部14を形成すると共に、挿通部14に対応する位置の両面接着テープ30にもこの棒状の部材を挿通可能な切り欠き状の挿通部34を形成しているので、棒状の部材でオーバーレイシート取付面11に密着固定されているオーバーレイシート20の下面20bを押圧できる。さらに、両面接着テープ30の切り欠き状の挿通部34がオーバーレイシート20の端辺に対応して形成されていることで、この挿通部34に対応する位置のオーバーレイシート20の端辺が操作パネルカバー10に接着されていないので、オーバーレイシート20を簡単に浮かせることができる。これらによって、オーバーレイシート20の剥離開始点を容易に形成することが可能となる。また、両面接着テープ30にも挿通部34を形成していることで、棒状の部材の先端でオーバーレイシート20の下面20bを直接押圧できて、棒状の部材の先端が接着面30bに接着されずに済むので、オーバーレイシート20の剥離開始点の形成がより容易に行えて、オーバーレイシート20の引き剥がし作業を効率良く行うことができる。
また、両面接着テープ30として、接着面30aの接着力と接着面30bの接着力が異なるものを用いる場合は、接着力の弱い方を接着面30bとして操作パネルカバー10側に接着し、接着力の強い方を接着面30aとしてオーバーレイシート20側に接着固定する。これにより、操作パネルカバー10からオーバーレイシート20を引き剥がす際に、両面接着テープ30がオーバーレイシート20側に接着された状態で操作パネルカバー10と分離し易くなるので、両面接着テープ30が操作パネルカバー10に残りにくくなる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書、図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお、直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、操作パネルカバー10やオーバーレイシート20及びこれらを接着固定している両面接着テープ30の具体的な形状や材質は、上記実施形態に示すものには限定されない。特に両面接着テープ30は、上記で示す一枚のシート状のものには限定されず、それ以外にもオーバーレイシート取付面11に接着可能なものであれば、複数枚に分割されている帯状のテープなどでも良い。
本発明の一実施形態にかかる操作パネル1を備えた画像形成装置100の概略全体構成を示す斜視図である。 操作パネル1の外観構成を示す斜視図である。 操作パネル1の構成部品を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 操作パネル
2 各種操作キー
2a スタートキー
2b テンキー
2c リセットキー
2d 表示調節キー
3 表示部
4 ランプ点灯部
5 ワンタッチキー配列部
10 操作パネルカバー
11 オーバーレイシート取付面
12 操作キー挿通部
13 開口部
14 挿通部
20 オーバーレイシート
22 操作キー挿通部
23 開口部
24 透光部
30 両面接着テープ
30a 接着面
30b 接着面
32 操作キー挿通部
33 開口部
34 挿通部
40 キートップ
50 液晶表示器
60 回路基盤
61 スイッチ
62 LEDランプ
70 下カバー
100 画像形成装置

Claims (5)

  1. 操作キーを配置する操作パネルの操作パネルカバーにオーバーレイシートを取り付ける操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造であって、
    前記オーバーレイシートを、前記操作パネルカバーとの剥離性を有する接着面を備えた両面接着テープで前記操作パネルカバーに接着固定し、
    前記操作パネルカバーに、前記オーバーレイシートの操作パネルカバー側の面を押圧する部材を挿通可能な挿通部を形成すると共に、前記両面接着テープの前記挿通部に対応する位置にも前記部材を挿通可能な挿通部を形成することで、前記挿通部に挿通した前記部材で前記オーバーレイシートの前記操作パネルカバー側の面を押圧して前記オーバーレイシートを前記操作パネルカバーから剥離できるように構成した
    ことを特徴とする操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造。
  2. 請求項1に記載の操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造において、
    前記両面接着テープは、その操作パネルカバー側に接着される接着面よりもオーバーレイシート側に接着される接着面の方が強い接着力を備えていることを特徴とする操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造。
  3. 請求項1又は2に記載の操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造において、
    前記両面接着テープの前記挿通部は、前記オーバーレイシートの端辺の所定位置に対応する位置が切り欠かれた切り欠き形状に形成されていることを特徴とする操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造において、
    前記操作パネルカバーの前記挿通部は、LEDランプが挿入配置されるLEDランプ挿入配置部を兼ねていることを特徴とする操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造。
  5. 操作キーを配置する操作パネルを備えた画像形成装置において、
    前記操作パネルの操作パネルカバーにオーバーレイシートを取り付ける取付構造として、請求項1乃至のいずれか1項に記載の操作パネルカバーへのオーバーレイシートの取付構造を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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