JP4622060B2 - マルチメディア実行システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、音、画像、テキストなどの様々な種類のマルチメディア情報を扱うマルチメディア実行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
マルチメディア情報をユーザ側からみて一元的に扱っているものとしては、例えばインターネット上のコンテンツの閲覧ソフト(以下、ブラウザという)がある。ユーザは、パソコン画面上でこのブラウザを操作することによって、1つの画面上で音、画像、テキストなどのマルチメディア情報を扱うことが可能である。通常は、各情報はサーバ内の異なったパスで定義される箇所に記憶されており、ブラウザは、それぞれの情報を個別に取り出して1つの画面上で再現する。このようなインターネット上の情報は、すべて、HTML(Hyper TextMarkup Language)言語で扱う事が可能であって、ブラウザはこのHTML言語を解釈することによって情報のアウトプットを行なう。
【0003】
また、HTML言語とは異なった言語で記述され、音や画像(特に動画)を同期して再現するソフトウェアもインターネット上で実用化されている。このソフトウェアが扱うファイル構造は、音の情報と画像の情報を一体化したものであって、1つのファイルとして取り扱うことが可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、HTML言語で記述できるマルチメディア情報を扱うブラウザは、サーバにあるマルチメディア情報の複製をダウンロードして再現するものであって、1つのマルチメディアファイルを扱うものではない。このため、マルチメディア情報自身に再現時の何らかの制限を付加することが出来ない。また、音の情報と画像の情報を1つのファイル形式で扱う従来のものは、1つのマルチメディアファイルとして扱うものであるが、これもファイル自身に再現時の何らかの制限を付加することが出来ない。このため、1つのマルチメディアファイルを扱う上で、その用途が広くならないという不都合があった。
【0005】
この発明の目的は、マルチメディア情報の取扱いを極めて容易にすると共に、該情報の様々な有効利用を可能にするマルチメディア実行システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するために以下のように構成される。なお、以下、マルチメディアファイル(実施形態ではSMAFファイルと称している)の用語については、説明上、コンテンツと称することがあるが、この明細書では両者は同義とする。また、マルチメディアファイル内の各シーケンストラックのシーケンス動作または再生については、説明上、マルチメディアファイル(実施形態ではSMAFファイルと称している)やコンテンツの再生と称することがあるが、この明細書では両者を同義とする。
【0007】
(1)アプリケーションプログラムを実行するプログラム実行部と、
時間軸方向の制御情報が記憶されるマスタートラックと、演奏シーケンス情報が記憶される演奏シーケンストラックと、描画シーケンス情報が記憶される描画シーケンストラックと、を同一のファイル内に組み込んだマルチメディアファイルを記憶するファイル記憶部と、
前記マルチメディアファイルの各シーケンストラックのシーケンス動作を実行するシーケンサであって、前記マスタートラックの制御情報に基づいて、各シーケンストラックの時間軸方向のシーケンス動作を制御するシーケンサと、
所定の条件に基づいて前記マルチメディアファイルのマスタートラックの制御情報を更新して、前記シーケンサのシーケンス動作の実行開始を指示する手順を前記プログラム実行部に実行させるためのアプリケーションプログラムを記憶するプログラム記憶部と、
を備えている。
【0008】
この発明のシステムに使用されるマルチメディアファイルは、少なくとも時間軸方向の制御情報が記憶されるマスタートラックと、演奏シーケンス情報が記憶される演奏シーケンストラックと、描画シーケンス情報が記録される描画シーケンストラックとが同一のファイル内に組み込まれている。同一のファイル内に組み込むことによって、HTMLファイルを再生するブラウザのように個別のコンテンツを扱うということはなくなる。また、アプリケーションプログラムは、所定の条件に基づいて各シーケンストラックの一部または全部のシーケンス動作を制限する機能を持つが、この機能は、マルチメディアファイル内にそのシーケンス動作を制限する情報を書き込むことで実現する。
【0009】
上記の構成により、条件設定を任意に行うことで、コンテンツ全体の再生許可や、一部のみの再生許可をすることが出来、用途や利用範囲を広くすることが出来る。
【0010】
なお、マルチメディアファイルには、演奏シーケンストラックと描画シーケンストラックの他、ADPCMデータ等からなるオーディオシーケンス情報が記憶されるオーディオシーケンストラックを含ませるようにしてもよい。
【0011】
(2)前記マルチメディアファイルは、各シーケンストラックの同期情報が記憶され各シーケンストラックと同じシーケンス動作を行うマスタートラックを含む。
【0012】
この発明では、シーケンス動作中に、各シーケンストラックの情報間の同期をマスタートラックに記憶されている同期情報によって取る。このため、この同期情報の記述の仕方によって、各シーケンストラック間の情報の同期をきめ細かく設定することができる。また、シーケンサとアプリケーションプログラム間が通信することができるから、前記同期情報によってシーケンス動作の制御が行われた時に、その情報をアプリケーションプログラムが知ることができる。これにより、アプリケーションプログラムで前記同期情報に関連して様々な制御を行うことが可能になる。
【0013】
たとえば、前記同期情報が各シーケンストラックのシーケンス動作を一時停止させるポーズ情報の時にユーザ入力を待ち、入力があれば該シーケンス動作を再スタートさせることができる。このような動作によれば、シーケンス動作を一時停止した時の再スタートをユーザの意思に委ねることができるため、マルチメディアファイルの再生方法の多様化を図ることができる。
【0014】
(3)上記のマルチメディア実行システムが搭載される端末と、これに接続されるサーバとからなり、前記アプリケーションプログラムは、前記サーバからの情報に基づいて各シーケンストラックの一部または全部のシーケンス動作を制限する機能を持つ。
【0015】
この発明では、上記のマルチメディア実行システムを端末に搭載し、この端末とサーバ間を無線または有線のネットワーク等を介して接続する。そして、サーバからの情報に基づいて各シーケンストラックの一部または全部のシーケンス動作を制限するようにしている。サーバから制限可能にすることで、さらに、マルチメディアファイルの利用形態が広がる。
【0016】
(4)上記の記載のマルチメディア実行システムが搭載される端末と、これに接続されるサーバとからなり、前記アプリケーションプログラムは、前記サーバを介して受信した他の端末からの情報に基づいて各シーケンストラックの一部または全部のシーケンス動作を制限する。
【0017】
この発明では、他の端末によって各シーケンストラックの一部または全部のシーケンス動作を制限するようにしている。他の端末で制限可能とすることで、例えば、親が子供の端末でのコンテンツ再生を制限することができるなど、さらに、マルチメディアファイルの利用形態を広げることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の実施形態であるマルチメディア実行システムのハードウェアの構成図である。
【0019】
実行制御部1は、CPU、ROM、RAMなどを含み、シーケンサ(プログラム)やアプリケーションプログラムの実行、入出力制御などを行なう。この実行制御部1に対して、シーケンサ(プログラム)記憶部2、アプリケーション(プログラム)記憶部3、およびマルチメディアファイルの格納された記憶部4が接続されている。マルチメディアファイルは、後述するように、演奏シーケンストラック、描画シーケンストラック、オーディオシーケンストラック、マスタートラックおよびコンテンツ情報記憶部を同一のファイル内に組み込んだものであって、この実施形態では、このファイルをSMAF(Synthetic Music Mobile Application Format)ファイルと称する。記憶部4には、1番からn番目までのSMAFファイルが記憶されており、アプリケーション記憶部3やユーザからの入力情報によっていずれかのSMAFファイルが選択される。
【0020】
実行制御部1には、音源デバイス5、表示デバイス6、オーディオデバイス7が接続される。
【0021】
音源デバイス5には、SMAFファイル内の演奏シーケンス情報が入力され、ここで演奏信号に変換される。演奏シーケンス情報は、本実施形態ではMIDIシーケンス情報であり、音源デバイス5には、MIDI音源デバイスが使用される。
【0022】
表示デバイス6には、SMAFファイル内の描画シーケンス情報が入力する。描画シーケンス情報は、後述のように、テキスト、2値画像、任意画像のいずれかのシーケンス情報であり、表示デバイス6は、これらの情報を画像信号に変換する。
【0023】
オーディオデバイス7は、SMAFファイル内のオーディオシーケンス情報が入力し、オーディオ信号に変換する。この実施形態では、オーディオシーケンス情報はADPCM情報であり、オーディオデバイス7は、このADPCM情報をアナログのオーディオ信号に変換する。
【0024】
楽音・音声出力部8は、音源デバイス5およびオーディオデバイス7の出力を合成したものをスピーカ8aから出力する。モニタ9は、表示デバイス6からの画像出力を表示画面上に表示する。
【0025】
実行制御部1には、さらに、入力部10と通信部11とが接続されている。入力部10には、キーボードやマウスなどを含む操作部12が接続され、通信部11は、通信回線によって、図外のサーバに接続されている。
【0026】
図2は、上記マルチメディア実行システムのソフトウェアの構成図である。
【0027】
20はSMAFファイルである。このSMAFファイル20は、コンテンツ情報記憶部21、演奏シーケンストラック22、描画シーケンストラック23、オーディオシーケンストラック24、マスタートラック25で構成され、これらが1つのファイル内に一体的に組み込まれている。
【0028】
コンテンツ情報記憶部21は、SMAFファイル20全体の内容に関する情報を記憶する。この情報は、例えば、SMAFファイルのどの部分からどの部分までを再生可能または再生不可能とする情報のような、ファイル再生条件などを記憶することもできる。演奏シーケンストラック22は演奏シーケンス情報を、描画シーケンストラック23は描画シーケンス情報を、オーディオシーケンストラック24はオーディオシーケンス情報をそれぞれ記憶する。マスタートラック25は、各シーケンストラック22〜24の同期情報を記憶する。このマスタートラック25は、各シーケンストラック22〜24の同期情報を記憶するものであるが、このトラック25自身もシーケンストラックとなっている。
【0029】
シーケンサ26は、これらの演奏シーケンストラック22、描画シーケンストラック23、オーディオシーケンストラック24、マスタートラック25のシーケンス動作を制御する。各シーケンストラックは、イベントとデュレーションを組み合わせて構成され、デュレーションはイベント間の時間間隔を指定する。したがって、シーケンストラックの先頭からデュレーションを積算することで、イベントの実行開始時刻を知ることができる。また、イベント自体の処理に時間がかかったとしても、シーケンスデータ上の時間経過には影響を与えない。時間経過はイベント処理に無関係にデュレーションで表現できることになる。詳細については後述するように、マスタートラック25は、同期情報としてポーズ(停止)イベント、分岐イベント、繰り返しイベントなどの時間軸方向の制御情報を記憶している。これらのイベントが発生した時には、マスタートラック25からシーケンサ26に対しポーズ、分岐、繰り返しなどのシーケンス制御を行なうよう指令する。例えば、ポーズイベントが発生した時には、各シーケンストラック22〜25のシーケンス動作が一時停止する。また、分岐イベントが発生した時には、各シーケンストラックのシーケンス動作ポイントが同時に特定の位置に分岐する。
【0030】
演奏シーケンストラック22のシーケンス出力は、音源デバイス27に入力し、音として出力される。描画シーケンストラック23の出力は表示デバイス28に出力され、表示モニタ上に描画される。オーディオシーケンストラック24の出力はオーディオデバイス29に出力され、音として出力される。
【0031】
シーケンサ26は、アプリケーションプログラム30によって制御される。このアプリケーションプログラム30は、シーケンサ26を制御可能なものであればどのようなものであってもよい。アプリケーションプログラム30からは、シーケンサ26に対して、スタート/ストップ信号や、スティタスリード信号が出力される。またシーケンサ26は、アプリケーションプログラム30に対してスティタス(状態)を通知する。例えば、マスタートラック25のイベントとしてポーズイベントが発生した時、シーケンサ26は、シーケンス動作をポーズ状態(一時停止状態)にしてアプリケーションプログラム30に対してスティタス通知を行い、アプリケーションプログラム30が、このスティタス内容をリードする。この場合のスティタス内容は、ポーズ(一時停止)である。アプリケーションプログラム30は、そのスティタスの内容に応じて、ユーザインターフェイス31を介して、ユーザに対し所定の表示を行なったり、またはユーザからの入力操作を待つ。また、通信インターフェイス32を介して、サーバや他の端末との間でデータとのやりとりを行なう。ポーズ状態を抜けるイベントが発生すると(このイベントは、アプリケーションプログラム30が決める。例えばユーザ入力があった場合)、アプリケーションプログラム30はシーケンサ26に対し、再スタートの指令を行う。
【0032】
このようにして、シーケンサとアプリケーションプログラム間のデータ通信が行われる。
【0033】
図3は、シーケンストラックのデータ構造を示している。
【0034】
先に述べたように、シーケンスデータは、イベントEとデュレーションDを組み合わせて記述することによって表現されている。データ列はイベントEから開始し、データの終端にはシーケンス終了データであるEOSが置かれる。ライフタイムは、イベントの有効長さを表す。例えば、演奏シーケンス情報であれば、発音時間である。デュレーションDは、イベント間の時間間隔を指定している。このため、デュレーション値をデータの先頭から累積することによって、特定のイベントの開始時刻を決定することができる。例えば、イベント3の開始時刻は、時刻0にデュレーション1と2の加算値を加えた時刻である。また、イベント3の開始時刻からイベント1に分岐するには、イベント3の開始時刻から、デュレーション1とデュレーション2を加算した値を差し引く。このような方法によって、各シーケンストラックのシーケンス動作を任意に制御することができる。マスタートラック25には、この制御内容、すなわち各シーケンストラックの同期情報が記述されている。なお、この実施形態では、シーケンスデータはイベントEとデュレーションDとが交互に記述されるようにしているが、必ずしも交互に記述されていなくても良い。
【0035】
図4は、図2においてシーケンサ26とアプリケーションプログラム30との概略の動作を示している。
【0036】
処理が開始されると、シーケンサ26では初期設定(ステップ100)が行なわれた後、シーケンス動作をスタートするのを待つ。アプリケーションプログラム30からシーケンススタート命令を受けると(ステップ200)(ステップ101)、シーケンサ26でのシーケンス動作が開始し(ステップ102)、マスタートラック25のイベント発生を監視する(ステップ103)。マスタートラック25のイベントは、ここではチェックポイントイベントと称する。シーケンサ26は、このチェックポイントイベントが発生すると、アプリケーションプログラム30に対してスティタス通知を行い、チェックポイントイベントの内容を送信する(ステップ104)。アプリケーションプログラムでは、ステップ201において、このスティタスを受信し、その内容に応じた処理を行なう(ステップ202)。例えば、チェックポイントイベントがポーズイベントであれば、アプリケーションプログラムが、そのポーズイベントに対応してユーザからの入力待ちの処理を行なう。或いは、ポーズイベントに対応して、通信インターフェイス32を介して、サーバから特定のデータをダウンロードしたりあるいは特定のデータをアップロードする。アプリケーションプログラム30では、このステップ202の処理に応じて、さらに、シーケンサ26に対し所定の指示を出す。すなわち、ユーザからの入力内容やサーバからのデータに応じて、各シーケンストラックの制御を行なう。シーケンサ26では、ステップ105において、上記アプリケーションプログラム30からの指示に対応する処理をする。シーケンサ26では、以上の処理を行なった後、シーケンスが終了していない場合には再びステップ103以下の動作を行い、アプリケーションプログラム30では、プログラムが終了していない場合には、再びステップ201に戻る。
【0037】
図5は、時間軸上の動作例を示している。シーケンス動作がスタートすると、演奏シーケンストラック22、描画シーケンストラック23、オーディオシーケンストラック24、マスタートラック25のシーケンス動作が同時に先頭から開始し、それぞれのシーケンス内容に応じた再生が行なわれていく。今、コンテンツが曲データ、画像、オーディオデータで構成されているものとすると、マスタートラック25のポーズイベントPEV1が発生したとき、シーケンサ26でのシーケンス動作が停止し、アプリケーションプログラム30によってユーザインターフェイスからのユーザ入力を待つ。ここで、特定のキー入力があると、アプリケーションプログラム30がスタート命令を出して、次に2番めの曲データ、画像2、オーディオデータ2の再生を開始する。
【0038】
図1および図2において、SMAFファイル20は、シーケンサ26やアプリケーションプログラム30とは独立しているために、このSMAFファイル20を、任意の記憶媒体や伝送媒体を介して流通させることが可能である。また、アプリケーションプログラム30も、シーケンサ26と独立したプログラムであるために、このプログラムに任意の機能を持たせることができる。したがって、コンテンツの流通性が高く、また、システム全体の拡張性、自由度が極めて大きい。
【0039】
なお、マスタートラック25のチェックポイントイベントとしては、上記のようなポーズイベントのほか、分岐イベントや繰り返しイベントなどがある。分岐イベントは、時間軸上の任意の位置に分岐することを指示する内容を持ち、繰り返しイベントは、一定のシーケンス期間を繰り返すことを指示する内容を持つ。この他、時間軸方向の様々な制御情報をチェックポイントイベントとして記憶させることが可能である。
【0040】
以上に述べたマルチメディア実行システムは、携帯端末に適用することが可能である。図6は、上記マルチメディア実行システムが適用された携帯端末を示している。この携帯端末は後述のサーバに接続することができ、サーバとの接続時には、アプリケーションプログラムの動作に基づいて、サーバ間またはサーバを介して他の携帯端末との間でSMAFファイルすなわちコンテンツのやり取りを行うことができる。また、アプリケーションプログラムは、この携帯端末上での再生の制限を、端末自身で、若しくはサーバからの情報に基づいて、または、他の携帯端末からの情報に基づいて可能にする。なお、この携帯端末は、電話機能を持つ携帯電話で兼用することも可能である。
【0041】
携帯端末本体40は、入力キー41、表示部42(図1のモニタ9に相当)、スピーカー43を備えている。この携帯端末をサーバに接続して、所望のコンテンツをダウンロードしてコンテンツ再生を実行すると、表示部42に画像(文字を含む)が表示され、スピーカー43または図外のイヤホンから音楽または音声が出力される。そのときの再生は、コンテンツ全体が制限なく再生されるか、一部が再生される。後述のように、この区別は、所定の条件に基づくものとなる。
【0042】
図7は、この携帯端末を使ってコンテンツの全体の再生と一部の再生が行われる状態を示している。
【0043】
今、同図に示すように、1つのSMAFファイルが演奏シーケンストラック、描画シーケンストラック、オーディオシーケンストラック、マスタートラックから構成され、各トラックはテーマA,テーマB、テーマCに分けられているとし、また、マスタートラックには、テーマAの終了位置にテーマBを飛ばしてテーマCに分岐する分岐イベントEV1をアプリケーションプログラムにより配置可能とする。
【0044】
アプリケーションプログラムにおいて、コンテンツを全部再生する条件が成立すると、マスタートラックには分岐イベントEV1が配置されない。したがって、テーマA、テーマB、テーマCが全て再生される。これに対して、コンテンツを一部のみ再生する条件が成立すると、マスタートラックに分岐イベントEV1が配置される。すると、再生時には、テーマA→テーマCが再生されることになって、テーマBについては、再生されなくなる。各シーケンストラックは、テーマAを終了すると直ぐにテーマBのシーケンス位置に分岐することになるからである。
【0045】
次に、上記アプリケーションプログラムの動作について説明する。
【0046】
(第1の実施例)
図8は、アプリケーションプログラムとシーケンサの起動時初期の動作を示すフローチャートである。
【0047】
アプリケーションプログラムは、シーケンススタート命令を出す前に、ユーザとの間でクイズ処理を行う。この処理にはユーザインターフェイスモジュールが使用され、プログラム側から質問を表示部42に出し、ユーザがその質問に対する解答を入力部41から入力する。この問題と解答の繰り返しを何回か行い(ステップ300)、正解率をステップ301で求める。ステップ302は、求めた正解率が一定値K以上であるがどうかを判定し、ステップ303は、正解率がK未満のときに、マスタートラックに、図7のような分岐イベントEV1を書き込む。正解率がK以上のときは何もせずにステップ200に進んでシーケンススタート命令を出す。
【0048】
以上の実施例では、解答率に基づいて、マスタートラックに分岐イベントを書き込んでいるが、これに代えて、コンテンツ情報21を使って同様のことを行うことが可能である。例えば、テーマBのない各シーケンストラックとテーマA,B,Cが全てある各シーケンストラックを同一のSMAFファイル内に用意しておき、正解率がK以上であると、テーマA,B,Cが全てある各シーケンストラックを再生し、正解率がK未満であると、テーマA,Cだけがある各シーケンストラックを再生する。このような方法も、所定の条件に基づいて各シーケンストラックのシーケンス動作を実質的に制限することと等価である。
【0049】
さらに、携帯端末にサーバまたは外部記憶装置などが接続されている場合には、以下の方法で上記と同様のことを行うことが可能である。例えば、現在のSMAFファイルはテーマA,B,Cが全てある各シーケンストラックで構成されている場合、正解率がK未満であると、テーマBのない各シーケンストラックをサーバまたは外部記憶装置から読み出して同一SMAFファイル内にセットするとともに、このテーマBのない各シーケンストラックのみが再生可能となるようにコンテンツ情報を書き換える。または、テーマBのない各シーケンストラックから構成される新たなSMAFファイルをサーバまたは外部記憶装置から読み出して、これを再生可能とし、元のSMAFファイルは再生出来ないようコンテンツ情報を書き換える。
【0050】
以上の実施例では、クイズによる再生制限を示したが、これに限らず、ユーザの入力に基づいて所定の条件を設定できるものであれば、どのような内容のものであってもよい。
【0051】
(第2の実施例)
図9は、アプリケーションプログラムとシーケンサの起動時初期の動作を示すフローチャートである。
【0052】
アプリケーションプログラムは、シーケンススタート命令を出す前に、ユーザとの間でパスワード処理を行う。この処理にはユーザインターフェイスモジュールが使用され、プログラム側からパスワード入力をすべきメッセージを表示部42に出し、ユーザがパスワードを入力部41から入力する(ステップ310)。入力されたパスワードが正しいかどうかをステップ311でチェックする。正しいときに、ステップ200に進んでシーケンススタート命令をシーケンサに対して出す。しかし、パスワード不一致のときは処理を終了してシーケンス動作を行わない。
【0053】
パスワード不一致のときに、図8のステップ303のように、マスタートラックを書き換えて再生の一部制限を行うようにしても良い。すなわち、パスワード不一致のときには、図7のテーマA,Cのみの再生可能とし、テーマBの再生が出来ないように制限することも可能である。同様な制限を、コンテンツ情報の書き換えで行うことも可能である。
【0054】
(第3の実施例)
図10は、アプリケーションプログラムとシーケンサの起動時初期の動作を示すフローチャートである。
【0055】
アプリケーションプログラムは、シーケンススタート命令を出す前に、現在時刻が特定の時間帯に入っているかどうかの判断を行う(ステップ320)。特定の時間帯でなければ、ステップ200へ進み、シーケンススタート命令をシーケンサに出す。特定の時間帯に入っていれば、ステップ321に進み、図8のステップ303と同じマスタートラックの書き換え処理を行う。すなわち、上述の例によれば、現在時刻が特定の時間帯にないときには、図7においてテーマA、B,Cの全てのテーマを再生し、特定の時間帯にあるときにはテーマA,Cのみ再生する。同様な制限を、コンテンツ情報の書き換えで行うことも可能である。
【0056】
(第4の実施例)
図11は、アプリケーションプログラムとシーケンサの起動時初期の動作を示すフローチャートである。
【0057】
アプリケーションプログラムは、シーケンススタート命令を出す前に、現在の位置を判断する(ステップ330)。この判断は、例えば、携帯端末自身にGPS装置などの現在位置検出センサを持つことによって簡単に行うことが出来る。また、携帯端末が携帯電話やPHS電話を兼用している場合には、多数に区分けされているサービスエリアの中から現在のサービスエリアを基地局が検出することで、その概略の位置を判断することが出来る。
【0058】
現在の位置を検出できると、その位置が特定の場所であるかどうかの判断を行い(ステップ331)、特定の場所であれば、ステップ332において図8のステップ302と同じマスタートラック書き換え処理を行い、特定の場所でなければ、ステップ200に進む。すなわち、上述の例によれば、現在位置が特定の場所にないときには、図7においてテーマA、B,Cの全てのテーマを再生し、特定の場所にあるときにはテーマA,Cのみ再生する。同様な制限を、コンテンツ情報の書き換えで行うことも可能である。
【0059】
(第5の実施例)
図12は、アプリケーションプログラムとシーケンサの起動時初期の動作を示すフローチャートである。
【0060】
アプリケーションプログラムは、シーケンススタート命令を出す前に、サーバからのコンテンツ制限情報が来ているかどうかの判断を行う(ステップ340)。この実施例では、携帯端末は、サーバと接続され、SMAFファイルはサーバからダウンロードすることが出来る。サーバからのコンテンツ制限情報は、上記の各実施例のような制限を意味する。すなわち、マスタートラックの書き換えである(ステップ341)。サーバからのコンテンツ制限情報は、様々な条件に基づいて決められる。サーバとの遣り取りの結果(例えば、図8に示すようなクイズ処理をサーバ間で行った結果)に基づいたり、ユーザ情報に基づいたり、また、時間帯に基づいて決めることも出来る。上記の各実施例と同様に、同様な制限を、コンテンツ情報の書き換えで行うことも可能である。
【0061】
(第6の実施例)
図13は、アプリケーションプログラムとシーケンサの起動時初期の動作を示すフローチャートである。この実施例では、上記第5の実施例と同様にサーバと接続される携帯端末を使用する。
【0062】
アプリケーションプログラムは、シーケンススタート命令を出す前に、ユーザに対してユーザID入力をするよう表示部42にメッセージを表示する。ユーザは、入力部41からユーザIDを入力し(ステップ350)、このユーザIDがSMAFファイルの再生が許可されるIDかどうかの問い合わせをサーバに対して行う。許可されるユーザIDであると(ステップ351)、ステップ200でシーケンススタート命令がシーケンサに対して出される。
【0063】
なお、SMAFファイルが図7のような構成の場合、入力されたユーザIDが上記再生が許可されるIDのときに、テーマA,B,Cとも再生出来るようにし、許可されないIDのときに、テーマA,Cのみ再生出来るようにしても良い。また、ステップ350で、サーバに問い合わせたユーザIDが特定のグループに属するIDのときに許可が出されるようにしても良い。ユーザIDが特定のグループに属しているかどうかの条件を付加することにより、次のような使い方が出来る。
【0064】
例えば、同時にN人(Nは所定の値)以上のサーバへのアクセスがあると、コンテンツの再生が許可され、そのアクセスの中にグループ内のユーザによるアクセスを条件とする。また、アクセスする人数により再生許可するコンテンツを変える(例えば、人数が多くなるとコンテンツを賑やかなものにする。)。
【0065】
(第7の実施例)
図14は、アプリケーションプログラムとシーケンサの起動時初期の動作を示すフローチャートである。この実施例では、上記第6の実施例と同様にサーバと接続される携帯端末を使用するが、親機となる機能を持つ携帯端末と子機となる機能を持つ携帯端末が使用される。親機は、サーバを介して、子機に対してコンテンツの再生制限をすることが出来る。
【0066】
親機側のアプリケーションプログラムは、図14に示すように、最初にモードの問い合わせがあり(ステップ360)、再生モードが選択されたときには、ステップ200に進み、シーケンサに対してシーケンススタート命令を出す。モードには再生制限モードがあり、このモードが選択されると、ユーザIDの入力が促され、入力されたユーザIDがSMAFファイルの書き換え許可可能なIDかどうか、サーバに問い合わせされる(ステップ361)。書き換え許可があれば(ステップ362)、SMAFファイルの選択がされ(ステップ363)、当該SMAFファイルがサーバからダウンロードされる(ステップ364)。さらに、そのSMAFファイルのマスタートラックの書き換えが行われる(ステップ365)。その後、同SMAFファイルは、サーバに再登録される(ステップ366)。
【0067】
以上の処理で、サーバ上に登録されている所定のSMAFファイルは、マスタートラックが書き換えられて再生制限されたものとなっている。
【0068】
一方、子機となる携帯端末は、ユーザIDの入力が促され、入力されたユーザIDがSMAFファイルの再生許可のあるIDかどうか、サーバに問い合わせされる(ステップ370)。再生許可のあるIDであると(ステップ371)、再生を希望するSMAFファイルの選択がなされて(ステップ372)、サーバからダウンロードされて(ステップ373)、シーケンススタート命令がシーケンサに出される。このとき、ステップ372において選択可能なSMAFファイルが、親機のアプリケーション(プログラム)7のステップ362で選択されるファイルに限定されるようにしておけば、子機側で再生スタートされるSMAFファイルは、親機側で再生制限されたものとなる。
【0069】
したがって、子機で再生されるコンテンツの再生制限がサーバを介して親機で行われる。このような構成は、例えば、親機を親が持ち、子機を子供が持つようにして、コンテンツが成人向けの内容であるときに有用である。図15は、サーバ50に対して、親機となる携帯端末1が、SMAFファイルを再生制限して登録し、子機となる携帯端末2が、同SMAFファイルをダウンロードして再生するときの模式図である。なお、サーバ50には、SMAFファイルのデータベース(コンテンツデータベース)52と、ユーザデータベース51とが接続されている。
【0070】
この発明は、以上の実施例の他、さらに、様々な応用が可能である。応用例を列挙すると以下の通りである。
【0071】
(1)コンテンツを複数のユーザのプロフィール情報で構成し、特定のユーザIDの入力があったときに、そのユーザに許可されるプロフィール情報を再生可能とする。
【0072】
(2)コンテンツの再生を有料とし、予め支払った金額を使い切ったら、それ以降の再生を禁止する。
【0073】
(3)コンテンツを送信する人が、そのコンテンツの再生料を支払い、そのコンテンツの受取人が再生無料とする。この使い方では、コンテンツはギフトとして使用されることになる。
【0074】
(4)アンケートに答えたら、アンケートに付加されているコンテンツの再生を許可する。
【0075】
(5)ユーザのプライベート情報を開示したときに所定のコンテンツの再生を許可する。
【0076】
【発明の効果】
この発明によれば、条件設定を任意に行うことで、コンテンツ全体の再生許可や、一部のみの再生許可をすることが出来、用途や利用範囲を広くすることが出来る。また、条件設定は、ユーザからの応答に基づいたり、そのときの時間、位置などに基づいたり、サーバや他の端末からの情報に基づいたりすることが出来るから、用途や利用範囲をさらに広く出来、マルチメディアファイルの流通を促進できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるマルチメディア実行システムのハードウェア概略構成図
【図2】同マルチメディア実行システムのソフトウェア構成図
【図3】シーケンス動作を示す図
【図4】シーケンサおよびアプリケーションプログラムの概略動作を示すフローチャート
【図5】マスタートラックの機能を説明する図
【図6】マルチメディア実行システムが適用される携帯端末の外観図
【図7】SMAFファイルの再生制限例を示す図
【図8】SMAFファイルの再生制限をするアプリケーションプログラムの一部動作を示す図
【図9】SMAFファイルの再生制限をするアプリケーションプログラムの他の例の一部動作を示す図
【図10】SMAFファイルの再生制限をするアプリケーションプログラムの他の例の一部動作を示す図
【図11】SMAFファイルの再生制限をするアプリケーションプログラムの他の例の一部動作を示す図
【図12】SMAFファイルの再生制限をするアプリケーションプログラムの他の例の一部動作を示す図
【図13】SMAFファイルの再生制限をするアプリケーションプログラムの他の例の一部動作を示す図
【図14】SMAFファイルの再生制限をするアプリケーションプログラムの他の例の一部動作を示す図
【図15】親機で再生制限されたSMAFファイルを子機が再生するときの模式図

Claims (9)

  1. アプリケーションプログラムを実行するプログラム実行部と、
    時間軸方向の制御情報が記憶されるマスタートラックと、演奏シーケンス情報が記憶される演奏シーケンストラックと、描画シーケンス情報が記憶される描画シーケンストラックと、を同一のファイル内に組み込んだマルチメディアファイルを記憶するファイル記憶部と、
    前記マルチメディアファイルの各シーケンストラックのシーケンス動作を実行するシーケンサであって、前記マスタートラックの制御情報に基づいて、各シーケンストラックの時間軸方向のシーケンス動作を制御するシーケンサと、
    所定の条件に基づいて前記マルチメディアファイルのマスタートラックの制御情報を更新して、前記シーケンサのシーケンス動作の実行開始を指示する手順を前記プログラム実行部に実行させるためのアプリケーションプログラムを記憶するプログラム記憶部と、
    を備えるマルチメディア実行システム。
  2. 前記マスタートラックの制御情報は、停止イベント、分岐イベント、繰り返しイベントを含み、
    前記シーケンサは、前記マスタートラックの各イベントが発生すると、発生したイベントに応じたシーケンス制御を行うとともに、発生したイベントを前記プログラム実行部に通知し、
    前記アプリケーションプログラムは、前記シーケンサから通知されたイベントに応じた処理を前記シーケンサに対して行う手順を前記プログラム実行部に実行させる、請求項1に記載のマルチメディア実行システム。
  3. 前記マルチメディアファイルは、オーディオシーケンス情報が記憶されるオーディオシーケンストラックを有する、請求項1または2に記載のマルチメディア実行システム。
  4. 前記マスタートラックは、各シーケンストラックの同期情報が記憶され各シーケンストラックと同じシーケンス動作を行う請求項1〜3のいずれかに記載のマルチメディア実行システム。
  5. 前記プログラム実行部は、ユーザからの入力内容が所定の入力内容であることを条件に前記マルチメディアファイルのマスタートラックの制御情報を更新して、前記シーケンサのシーケンス動作の実行開始を指示する、請求項1〜のいずれかに記載のマルチメディア実行システム。
  6. 前記プログラム実行部は、現在の時刻が所定の時刻であることを条件に前記マルチメディアファイルのマスタートラックの制御情報を更新して、前記シーケンサのシーケンス動作の実行開始を指示する、請求項1〜のいずれかに記載のマルチメディア実行システム。
  7. 前記プログラム実行部は、マルチメディア実行システムの存在する場所が所定の場所であることを条件に前記マルチメディアファイルのマスタートラックの制御情報を更新して、前記シーケンサのシーケンス動作の実行開始を指示する、請求項1〜のいずれかに記載のマルチメディア実行システム。
  8. 請求項1〜のいずれかに記載のマルチメディア実行システムが搭載される端末と、これに接続されるサーバとからなり、前記アプリケーションプログラムは、前記サーバからの情報に基づいて各シーケンストラックの一部または全部のシーケンス動作を制限するマルチメディア通信システム。
  9. 請求項1〜のいずれかに記載のマルチメディア実行システムが搭載される端末と、これに接続されるサーバとからなり、前記アプリケーションプログラムは、前記サーバを介して受信した他の端末からの情報に基づいて各シーケンストラックの一部または全部のシーケンス動作を制限するマルチメディア通信システム。
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