JP4621832B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、弾球遊技機の技術分野に属する。
複数の始動口と、それら始動口に遊技球が進入したことに起因して各始動口毎に当たり外れの判定を行う判定手段と、各始動口に対応する表示領域で図柄を変動表示して判定の結果を表示する表示手段と、判定手段による判定が当たりであると(表示領域に当たりを示す図柄が表示されると)遊技者に有利な特別遊技を行う特別遊技実行手段とを備えた遊技機が提案されている(特開2001−259179号公報)。
特開2001−259179号公報(特許請求の範囲、段落0026、0034)
特許文献1の遊技機のように複数の表示領域で図柄を変動表示する場合、その1つで大当たりの期待度が高い変動表示(相対的に長時間の変動表示であることが多い)が行われていると、遊技者が他の表示領域の動向に一時的にしろ関心が薄れてしまうことがある。また、期待度が高い変動表示に集中して遊技球の発射を止めてしまう可能性がある。
請求項1記載の弾球遊技機は、
第1始動口及び第2始動口と、
前記第1始動口に遊技球が進入したことに起因して当たり外れの判定(第1当否判定)を行う第1判定手段と、
該第1判定手段による第1当否判定が行われると変動表示を開始して該第1当否判定の結果に対応した第1図柄を確定表示する第1図柄表示手段と、
前記第1判定手段による第1当否判定が当たりであると遊技者に有利な特別遊技を行う第1特別遊技実行手段と、
前記第2始動口に遊技球が進入したことに起因して当たり外れの判定(第2当否判定)を行う第2判定手段と、
該第2判定手段による第2当否判定が行われると変動表示を開始して該第2当否判定の結果に対応した第2図柄を確定表示する第2図柄表示手段と、
前記第2判定手段による第2当否判定が当たりであると遊技者に有利な特別遊技を行う第2特別遊技実行手段と、
第1図柄表示手段と第2図柄表示手段との一方(先行表示手段)が前記変動表示中のときに他方(後続表示手段)が前記変動表示を開始する際に、予告頻発状態になるか否かを抽選する状態抽選手段と、
前記先行表示手段が変動表示中のときに前記後続表示手段が変動表示を開始する場合に、前記先行表示手段に当たりを示す図柄が確定表示されるとの予告(特別予告)を前記後続表示手段で行うか否かを決定する特別予告決定手段と、
該特別予告決定手段により前記特別予告を行うと決定されると前記後続表示手段に前記特別予告を表示させる特別予告制御手段と、
前記状態抽選手段の抽選が当たりであると、前記特別予告決定手段が前記特別予告を行うと決定する確率(特別予告実行確率)が高い状態を創出し、該状態を少なくとも解除条件が成立するまで継続する特別予告頻発手段と
を備え
前記特別予告頻発手段は、
前記状態抽選手段の抽選が当たりであると前記特別予告の連続出現回数を決定し、前記特別予告決定手段を、該連続出現回数に達するまで連続的に前記特別予告を行うと決定する状態にさせ、
前記先行表示手段の変動表示が終了すれば、前記連続出現回数に達していなくても、前記特別予告決定手段の、前記連続的に前記特別予告を行うと決定する状態を終了させること、
を特徴とする。
第1始動口に遊技球が進入したことに起因して当たり外れの判定(第1当否判定)を行い(第1判定手段)、第1判定手段による第1当否判定が行われると変動表示を開始して第1当否判定の結果に対応した第1図柄を確定表示する(第1図柄表示手段)。
そして、第1判定手段による第1当否判定が当たりであると(当たりに対応する第1図柄が確定表示されるのを待って)、遊技者に有利な特別遊技を行う(第1特別遊技実行手段)。
また、第1始動口に遊技球が進入した場合と同様に、第2始動口に遊技球が進入したことに起因して当たり外れの判定(第2当否判定)を行い(第2判定手段)、第2判定手段による第2当否判定が行われると変動表示を開始して第2当否判定の結果に対応した第2図柄を確定表示し(第2図柄表示手段)、第2判定手段による第2当否判定が当たりであると(当たりに対応する第2図柄が確定表示されるのを待って)、遊技者に有利な特別遊技を行う(第2特別遊技実行手段)。
なお、第1図柄及び第2図柄は、それぞれ第1、第2当否判定の結果に対応していればよく特に制限はない。但し、当否判定が当たりなら例えば「777」とか「AAA」とか、弾球遊技機における大当たり表示として周知の3桁揃いの図柄を、外れなら3桁揃いでない図柄を確定表示するのが遊技者に分かりやすい。また、これら第1図柄、第2図柄は、法規上の特別図柄である必要はなく(そうであってもよい)、疑似図柄(演出用の図柄)でもよい。
ところで、第1当否判定が行われると第1図柄の変動表示を開始し、第2当否判定が行われると第2図柄の変動表示を開始する構成においては、両方の図柄変動が並行して行われることがある。
しかし、遊技球が第1始動口、第2始動口に入球するタイミングが同時になることは実際上皆無といえる。また、周知の保留記憶が行われるとしても、第1当否判定と第2当否判定とが同時に行われる可能性は小さい。
つまり、両方の図柄変動が並行して行われるとしても、一方の図柄変動が先行して開始されていて、その状態でもう一方の図柄変動が開始するのが普通である。
このように、第1図柄表示手段と第2図柄表示手段との一方(先行表示手段)が変動表示中のときに他方(後続表示手段)が変動表示を開始する際には、状態抽選手段が予告頻発状態になるか否かを抽選する。
また、先行表示手段が変動表示中のときに後続表示手段が変動表示を開始する場合には、特別予告決定手段が先行表示手段に当たりを示す図柄が確定表示されるとの予告(特別予告)を後続表示手段で行うか否かを決定する。そして、特別予告制御手段は、特別予告決定手段により特別予告を行うと決定されると後続表示手段に特別予告を表示させる。
なお、特別予告は「当たりを示す図柄が必ず確定表示される」との予告ではなく、「特別予告がなされないときよりも当たりの期待値が高い」ということ、つまりは「当たりの可能性がある」との予告である。
更に、特別予告頻発手段は、状態抽選手段の抽選が当たりであると、特別予告決定手段が特別予告を行うと決定する確率(特別予告実行確率)が高い状態を創出し、その状態を少なくとも解除条件が成立するまで継続する。
解除条件は、例えば先行表示手段の変動表示が終了すると成立する構成、特別予告決定手段が特別予告を行わないと決定すると成立する構成等にできる。
先行表示手段が変動表示中のときに後続表示手段が変動表示を開始する際には、予告頻発状態になるか否かが抽選され、予告頻発状態になると特別予告実行確率が高くなって、この状態が少なくとも先行表示手段の変動表示が終了するまで継続する。
つまり、予告頻発状態では、後続表示手段が変動表示を開始する毎に特別予告が表示される可能性が高いから、先行表示手段で当たりの期待度が高い変動表示(相対的に長時間の変動表示であることが多い)が行われているときには、遊技者は特別予告を表示させるために(予告頻発状態にするために、またその状態中に後続表示手段の変動表示を行わせるために)、後続表示手段の始動口に入球させるべく遊技球の発射を継続する。よって、先行表示手段で期待度が高い変動表示が行われているときに後続表示手段の動向に関心が薄れてしまうことはなく、その期待度が高い変動表示中は遊技球の発射を止めてしまうこともなくなる。
また、状態抽選手段の抽選で当たりになる(予告頻発状態になる)確率を、前記先行表示手段により前記当たりを示す図柄が確定表示されるときの方が外れを示す図柄が確定表示されるときよりも高確率にすれば、先行表示手段の当否判定が当たりのときは外れのときよりも高確率で予告頻発状態になる(ここでは特別予告が連続的に実行される)。このため、遊技者から見れば、特別予告が立て続けに行われると当たりになる可能性が高まると感じられ、先行表示手段で期待度が高い変動表示が行われているときに後続表示手段の動向に関心が薄れてしまうことを防ぐという効果を、より高めることができる。
また、予告頻発状態は、先行表示手段の変動表示の終了とともに終わるため、分かりやすい。
特別予告頻発手段により特別予告実行確率が高い状態を創出する手法は特に限定されないが、例えば、次のように行えばよい。
すなわち、請求項1記載の弾球遊技機において、前記特別予告決定手段は、前記特別予告を行うか否かを抽選にて決定する構成であり、前記特別予告頻発手段は、前記特別予告決定手段によって前記特別予告を行うと抽選される確率(特別予告抽選確率)を高めることで、前記特別予告実行確率が高い状態を創出するのである
特別予告抽選確率を高くすれば(例えば1/2以上にすれば、勿論1でもよい)、特別予告決定手段が特別予告を行うと決定する確率が高くなり、特別予告が頻発する。
また、さらに、前記特別予告抽選確率は、前記先行表示手段により前記当たりを示す図柄が確定表示されるときの方が外れを示す図柄が確定表示されるときよりも高確率である構成すれば、先行表示手段の当否判定が当たりのときは外れのときよりも高確率で特別予告が行われる。
一例を示すと、通常時には、先行表示手段の当否判定が当たりのときは特別予告抽選確率1/3、外れのときは1/300、予告頻発状態では先行表示手段の当否判定が当たりのときは特別予告抽選確率4/5、外れのときは2/3というような設定にすればよい。
なお、通常時の当たりのとき(1/3)と予告頻発状態で外れのとき(2/3)とを比べると後者の方が特別予告抽選確率が高いが、前記当たりを示す図柄が確定表示されるときの方が外れを示す図柄が確定表示されるときよりも高確率」とは、同じ状態での当たり時と外れ時の比較であり(通常時での当たり時と外れ時、予告頻発状態での当たり時と外れ時)、異なる状態での比較(例えば通常時での当たり時と予告頻発状態での外れ時)ではない。
こうすることにより、先行表示手段の当否判定が当たりのときは外れのときよりも高確率で特別予告が行われるので、遊技者から見れば、特別予告が立て続けに行われると当たりになる可能性が高まると感じられ、請求項1による効果を高める。
なお、請求項の構成において、特別予告の連続出現回数を決定するには連続出現回数決定用の乱数値と回数選定テーブルとの対応で連続出現回数を決定するとよい。このときに、先行表示手段の当否判定が当たりのときと外れのときとで回数選定テーブルを切り替えて、当たりのときの方が連続出現回数が多くなるようにするとよい。
例えば先行表示手段の当否判定が当たりのときは予告頻発状態になる確率を1/3、外れのときは同1/300というようにし、その予告頻発状態での特別予告の連続出現回数が選ばれる確率を、先行表示手段の当否判定が当たりのときは1回:5%、2回:10%、3回:20%、4回:30%、5回:30%、無制限:5%というように設定し、外れのときは1回:30%、2回:40%、3回:20%、4回:10%というように設定する。
請求項1構成において、次のような構成を採用(付加)することもできる。
まず、連続して出現した特別予告の回数を表示器で表示する構成にできる。この表示は解除条件が成立したとき(例えば先行表示手段の変動表示が終了したとき)にリセットする構成が望ましい。
次に、予告頻発状態にあるときに、後続表示手段においても当たりの表示がなされる可能性が高い場合には、特別予告の表示形態の一部を利用した特別予告2を表示させることで、後続表示手段においても当たりの期待度が高いことを示唆する構成にできる。
後続表示手段による特別予告を行うときの後続表示手段における変動時間の平均を、特別予告を行わないときよりも短くする(平均時間が短いテーブルを使用して変動時間を決める)ようにすると、先行表示手段の1変動中に行われる特別予告の回数を多くできる。
また、上述の特別予告2の関連では、特別予告2を行うときの平均変動時間を、特別予告を行う場合の平均変動時間よりも長くするとよい。
次に、本発明の実施例等により発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は下記の実施例等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
[実施例]
図1に示すように、弾球遊技機の一種であるパチンコ機1の遊技盤2には複合型の表示装置3が取り付けられている。
図2に拡大して示すように、表示装置3は7セグメントLEDの第1特別図柄表示器11(第1特別図柄表示手段)、4個のLEDからなる第1特別図柄保留表示器12及び液晶表示装置である第1演出表示器13(第1図柄表示手段)にて構成される第1表示部10と、それぞれが第1表示部10と同様な第2特別図柄表示器21(第2特別図柄表示手段)、第2特別図柄保留表示器22及び第2演出表示器23(第2図柄表示手段)にて構成される第2表示部20とからなっている。
そして、図1に示すように、第1表示部10の下方には電動チューリップの第1始動口14が、第2表示部20の下方には第2始動口24が設置されている。また、表示装置3の横には普通図柄始動口となるゲート15が設置されており、遊技球がゲート15を通過したことによる普通図柄抽選で当たりになると第1始動口14が開放される。
さらに、遊技盤2の下部には、中央部の大入賞口30と左右の普通入賞口31とを備える大入賞装置32が設置されている。
その他の図1に示した構成は公知のパチンコ機と同様であるから説明を省略する。
パチンコ機1の制御系は図3に示す通り、主制御装置40を中心にして構成されている。詳細の図示は省略するが、主制御装置40、賞球制御装置42、発射制御装置44、統合基板46は、いずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。
主制御装置40には、下皿の満タンスイッチ、球タンクの補給スイッチ、発射ハンドルのタッチスイッチ、第1始動口14の入賞球を検出する第1始動口スイッチ14a、第2始動口24の入賞球を検出する第2始動口スイッチ24a、ゲート15を通過した遊技球を検出する普通図柄始動スイッチ15a、大入賞口30の入賞球を検出するカウントスイッチ、大入賞口30の特別領域を通過した遊技球を検出するVスイッチ、普通入賞口31の入賞球を検出する賞球払い出しスイッチ等の検出信号が入力される。
主制御装置40は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成して賞球制御装置42、発射制御装置44、統合基板46に出力する。
また主制御装置40は、始動口ソレノイドによる第1始動口14の開閉動作、大入賞口ソレノイドによる大入賞口30の開閉動作、第1特別図柄表示器11及び第2特別図柄表示器21の表示等を制御する。
賞球制御装置42は、主制御装置40から送られてくるコマンドに応じて球切モータを稼働させて賞球を払い出させる。また、パチンコ機にプリペイドカードユニット(図1参照)が付属する場合、賞球制御装置42は、CRユニット及びCR精算表示装置と通信して貸球の払い出しも行う。
発射制御装置44は、主制御装置40から送られてくるコマンド、タッチスイッチのタッチ信号、発射ハンドルの回動量信号及び発射停止スイッチの信号に基づいて発射モータを制御することで遊技球の発射を制御する。
統合基板46は、主制御装置40から送信されてくるデータ及びコマンドを受信し、それらを図柄制御用、音制御用及びランプ制御用のデータに振り分けて、各制御部位(図柄制御装置、音制御装置及びランプ制御装置としての機能部)に分配する。そして、図柄制御装置としての機能部は、図柄制御用のデータに基づいて、第1演出表示器13及び第2演出表示器23の表示を制御し、音制御装置としての機能部は、音制御用のデータに基づいて音LSIを作動させることによってスピーカからの音声出力を制御し、ランプ制御装置としての機能部はランプ制御用のデータに基づいてランプドライバを作動させることによって第1特別図柄保留表示器12、第2特別図柄保留表示器22等の各種LEDや各種ランプを制御する。このように構成することで、例えば図柄変動における音、ランプ、第1演出表示器13及び第2演出表示器23の演出タイミングの同調をはかることができる。
次に、パチンコ機1の動作を説明する。
主制御装置40が第1始動口14への入賞及び第2始動口24への入賞に起因して当否判定(第1当否判定手段、第2当否判定手段)を行うが、その処理は公知のパチンコ機における大当たり抽選処理と同様であるから、ここでは概略のみ説明する。まず、第1始動口14(第2始動口24)への入賞が検出されると、そのときに保留満杯でなければ大当たり抽選用の乱数等を読み込んで、一旦保留記憶としてRAMに記憶する。そして、保留記憶の中の一番古いデータを読み出して(そのデータはRAMから消去)、これを当たり判定テーブルに記録されている当たり値と照合する。大当たり抽選用の乱数が当たり値のいずれかと一致すれば当たり、そうでなければ外れである。本実施例においては、この抽選処理を第1始動口14及び第2始動口24について、それぞれ独立に行う。このため、第1始動口14用の保留記憶と第2始動口24用の保留記憶は別々であり、判定テーブルも別々である(判定テーブルは共通でも差し支えない)。
次に、変動時間を決定するが、これも公知のパチンコ機における変動時間決定処理と同様に行われる。そして、周辺基板(ここでは統合基板46、図柄制御装置、音制御装置、ランプ制御装置等が統合されていない構成なら各制御装置)に、当否判定結果(当たり外れを示すデータ、特別図柄のデータでもよい)及び変動時間を変動開始コマンドとして送信する。
また、主制御装置40は当否判定の結果を表示するために、対応する特別図柄表示器(第1特別図柄表示器11、第2特別図柄表示器21)で特別図柄の変動表示を開始させ、上記で決定した変動時間の経過後に特別図柄の変動表示を終了して確定表示させる。
一方、統合基板46(図柄制御装置としての機能部)は、主制御装置40から送信された変動開始コマンドを受信し、変動時間に基づいて疑似図柄の変動パターンを決定し、主制御装置40から送られてきた抽選結果に対応する演出表示器(第1演出表示器13、第2演出表示器23)で疑似図柄の変動表示を開始させ、上記で決めた変動パターンに従って疑似図柄の変動表示を制御し、主制御装置40から受信した変動時間の経過後に疑似図柄の変動表示を終了して確定表示させる。
疑似図柄の確定表示は特別図柄表示器(第1特別図柄表示器11、第2特別図柄表示器21)での特別図柄の確定表示と実質同時となり、当否抽選が当たりであれば当たりを示す特別図柄と疑似図柄が確定表示されるので、主制御装置40はこれに続いて特別遊技を開始する(主制御装置40は第1特別遊技実行手段、第2特別遊技実行手段として機能する。)。特別遊技では大入賞口30を開放するが、その遊技内容は第1種パチンコ機の大当たり遊技と同様で、周知であるから説明は省略する。
[特別予告]
次に、第1表示部10(第1演出表示器13)と第2表示部20(第2演出表示器23)とで変動表示が並行する場合について、いくつかの例によって説明する。
[例1]
図4に示す特別予告処理では、主制御装置40は始動口(第1始動口14又は第2始動口24)に入球したか否かを判断する(S1)。ここで肯定判断ならフラグオン状態か否かを判断する(S2)。
フラグオン状態ではないときは(S2:NO)、他方の表示器(第1始動口14への入球なら第1演出表示器13、第2始動口24への入球なら第2演出表示器23)で変動表示中か否かを判断する(S3)。
変動表示中なら(S3:YES)、その変動表示の原因となった当否判定の結果を判断する(S4)。この当否判定結果が当たりなら(S5:YES)、特別予告を行うか否かの抽選を行う(S6)。本例では、S6の抽選で当たりになる(特別予告を行う)確率は1/4である。S6で当選のときは(S7:YES)、統合基板46に特別予告表示を指示し(S8)、第1フラグをセットする(S9)。統合基板46は特別予告表示を指示されると、第1演出表示器13又は第2演出表示器23での変動表示の開始と同時に特別予告を表示させる(特別予告の具体例は図6、図7参照)。主制御装置40は統合基板46を介して第1演出表示器13又は第2演出表示器23に特別予告を表示させるので特別予告制御手段に相当する。
当否判定結果が外れのときも(S5:NO)、特別予告を行うか否かの抽選を行うが(S10)、S10の抽選で当たりになる(特別予告を行う)確率は1/200である。つまり、特別予告を行うか否かの抽選(S6、S10)は、当否判定結果が当たりのときの方が外れのときよりも当たりの確率が高い。S10で当選のときは(S11:YES)、統合基板46に特別予告表示を指示し(S12)、第2フラグをセットする(S13)。
第1フラグ又は第2フラグがセットされているとフラグオン状態であり、S2で肯定判断となる。
この場合、図5に示すように、第1フラグがオンなら(S21:YES)、特別予告を行うか否かの抽選を行う(S22)。S22の抽選で当たりになる(特別予告を行う)確率は1/2である。S22で当選のときは(S23:YES)、統合基板46に特別予告表示を指示し(S24)、他方の表示器(S3参照)の変動表示が継続中か否かを判断する(S25)。変動表示が継続中なら(S25:YES)リターンし、変動表示が終了していれば第1フラグをクリアする(S26)。
第1フラグがオフ(第2フラグがオン)なら(S21:NO)、特別予告を行うか否かの抽選を行う(S27)。S27の抽選で当たりになる(特別予告を行う)確率は1/3である。S27で当選のときは(S28:YES)、統合基板46に特別予告表示を指示し(S29)、他方の表示器(S3参照)の変動表示が継続中か否かを判断する(S30)。変動表示が継続中なら(S30:YES)リターンし、変動表示が終了していれば第2フラグをクリアする(S31)。
以上の処理による具体的な表示例を図6に示す。この例では、先行して変動表示を行っている他方の表示器(先行表示手段)は第2演出表示器23、後続表示手段として特別予告を表示するのは第1演出表示器13である。
第1始動口14に入球したとき(S1:YES)、フラグオフ状態で(S2:NO)第2演出表示器23で変動表示中になら(S3:YES)、特別予告を行うか否かの抽選が行われ(S6、S10)、これに当選すれば(S7、S11:YES)、統合基板46に特別予告表示が指示される(S8、S12)ので、統合基板46は、第1演出表示器13での変動表示の開始と同時に特別予告を表示させる(図6(a)、本例では、鳥Tが出現する。)。
S6、S10で当選すると(S7、S11:YES)、第1フラグ又は第2フラグがセットされる(S9、S13)ので、次に第1始動口14へ入球した場合には、S22又はS27で抽選が行われ、これに当選すれば(S23、S28:YES)、統合基板46に特別予告表示が指示される(S24、S29)ので、第1演出表示器13での変動表示の開始と同時に特別予告が表示される(図6(b))。それ以後も第1始動口14へ入球した場合には、同様にS22又はS27で抽選し、当選すれば(S23、S28:YES)、第1演出表示器13に特別予告が表示される(図6(c))。勿論、S22又はS27で当選する確率は100%ではないから、第1始動口14へ入球しても特別予告が行われないこともある。
第2演出表示器23で確定表示されると(変動表示の終了)、第1フラグ、第2フラグをクリアする(S26、S31)ので、第1演出表示器13での変動表示が開始されても特別予告は表示されない(図6(d)、但し、新たにS6又はS10で当選したときは別である。)。
S6又はS10で当選すると第1フラグ又は第2フラグがセットされて(S9、S13)、当選の確率がS6よりも高いS22又はS10よりも高いS27で特別予告を行うか否かの抽選が行われるので、特別予告を実行する確率が高い状態になる。すなわち、S6又はS10の抽選は、特別予告を行うか否かの抽選(特別予告決定手段)であると同時に、特別予告を行うか否かの抽選で当選する確率(特別予告抽選確率)を高めるか否かの抽選(状態抽選手段)でもある。
第1フラグ又は第2フラグがセットされている状態は予告頻発状態に該当し、後続表示手段が変動表示を開始する毎に特別予告が表示される可能性が高いから、先行表示手段で当たりの期待度が高い変動表示(相対的に長時間の変動表示であることが多い)が行われているときには、遊技者は特別予告を表示させるために(予告頻発状態にするために、またその状態中に後続表示手段の変動表示を行わせるために)、後続表示手段の始動口(上記の例では第1始動口14)に入球させるべく遊技球の発射を継続する。よって、先行表示手段で期待度が高い変動表示が行われているときに後続表示手段の動向に関心が薄れてしまうことはなく、その期待度が高い変動表示中は遊技球の発射を止めてしまうこともなくなる。
予告頻発状態は、通常よりも特別予告抽選確率を高めることで創出されるが、特別予告抽選確率は、先行表示手段により当たりを示す図柄が確定表示されるときの方が外れを示す図柄が確定表示されるときよりも高確率(S22の方がS27より高確率)であるから、先行表示手段の当否判定が当たりのときは外れのときよりも高確率で特別予告が行われ、図7に示すように特別予告がより多く発生する。つまり、遊技者から見れば、特別予告が立て続けに行われると当たりになる可能性が高まると感じられるので、上記の効果を高める。
また、予告頻発状態への突入確率も先行表示手段により当たりを示す図柄が確定表示されるときの方が外れを示す図柄が確定表示されるときよりも高確率(S6の方がS10より格段に高確率)であるから、先行表示手段により当たりを示す図柄が確定表示されるときには予告頻発状態となり易く、外れを示す図柄が確定表示されるときには予告頻発状態になりにくい。その結果、先行表示手段により当たりを示す図柄が確定表示されるときには特別予告が頻発することになる。つまり、遊技者から見れば、特別予告が頻発したから当たりになったと感じられるので、遊技者は特別予告を表示させるために後続表示手段の始動口に入球させるべく遊技球の発射を継続することになる。
[例2]
例1(図4〜7)で説明したように、先行表示手段にて変動表示中に後続表示手段において特別予告を繰り返すには、後続表示手段のための始動入賞の発生が必要であるが、先行表示手段における変動表示の継続時間もある程度以上に長くなければならない(後続表示手段の変動時間を極端に短くしたとしても)。この問題については、図4の特別予告処理を図8のように変形することで対応できる。
図8では、S1〜S9は図4と同じであるが、S10の部分を先行表示手段の変動時間が40秒以上か否かを判断する処理(S10a)と、変動時間が40秒以上であることを前提として、状態抽選手段を兼ねる抽選を行う処理(S10b)とに分けている。これにより、先行表示手段の当否判定が外れのときは、その変動時間が充分に長いとき(本例では40秒以上)に限って予告頻発状態に突入できる(突入しないこともある)。よって、先行表示手段にて変動表示中に後続表示手段において特別予告を繰り返すことが充分に可能になる。
なお、先行表示手段の当否判定が当たりのときに関しては特段の手当がなされていないが(S10aに相当する処理を行わないが)、当たりのときの変動時間は充分に長いのが普通であるから、これで構わない。
[例3]
例1、2は予告頻発状態において特別予告の実行有無を抽選して決めているが(S22、S27)、このような抽選を行わない構成(毎回特別予告を行う)も可能である。例えば図9、10のように構成すればよい。なお、S1〜S7、S10、S11は図4と同じ、S10aは図8と同じである。
この例では、図9に示すようにS6、S10で当選すると(S7、S11:YES)、第3フラグがセットされる(S15、S16)。そして、フラグオン状態であると(S2:YES)、図10に示すように、統合基板46に特別予告表示を指示する(S17)。続いて他方の表示器の変動表示が継続中か否かを判断し(S18)、変動表示が継続中なら(S18:YES)リターンし、変動表示が終了していれば第3フラグをクリアする(S19)。従って、第3フラグがセットされている状態(予告頻発状態)になると、後続表示手段で変動表示が行われる毎に特別予告が実行される。
但し、先行表示手段の当否判定が外れのときは、その変動時間が充分に長いとき(40秒以上)に限ってS10の抽選が行われ、しかもS10での当選確率が低い(本例では1/200)から、先行表示手段の当否判定が外れのときは希にしか第3フラグがセットされない(予告頻発状態にならない)。すなわち、予告頻発状態になって毎回特別予告が行われるのは先行表示手段の当否判定が当たりのときがほとんどである。
つまり、遊技者から見れば、特別予告が連続的に発生したから当たりになったと感じられるので、遊技者は特別予告を表示させるために後続表示手段の始動口に入球させるべく遊技球の発射を継続することになる。
[その他]
実施例では、各回の特別予告を同じ内容にしているが、図11に示すように、実施例と同様の表示(a)を基本形として、例えば基本形を集団化した表示T2で期待を一層高めたり(b)、基本形とは異なる表示T3によって後続表示手段(図示の例は第1演出表示器13)でも当たり図柄が表示される期待度が高いことを示す(c)等の変形バージョンも可能である。
また、実施例では特別予告処理例1〜3を主制御装置40が行う構成としているが、同様の処理を第1演出表示器13、第2演出表示器23を制御する制御装置(実施例の場合は統合基板46)が行う構成にもできる。特別予告の表示を演出表示器ではなく、特別図柄表示器で行うこともできる。
実施例のパチンコ機の正面図。 実施例の表示器の拡大図。 実施例のパチンコ機のブロック図。 実施例で主制御装置が実行する特別予告処理のフローチャート(その1)。 実施例で主制御装置が実行する特別予告処理のフローチャート(その2)。 図4、5の特別予告処理による表示例の説明図(外れの場合)。 図4、5の特別予告処理による表示例の説明図(当たりの場合)。 特別予告処理例2のフローチャート。 特別予告処理例3のフローチャート(その1)。 特別予告処理例3のフローチャート(その2)。 特別予告の変形バージョンの例示図。
符号の説明
1・・・パチンコ機(弾球遊技機)、
2・・・遊技盤、
11・・・第1特別図柄表示器、
13・・・第1演出表示器(第1図柄表示手段)、
14・・・第1始動口、
21・・・第2特別図柄表示器、
23・・・第2演出表示器(第2図柄表示手段)、
24・・・第2始動口、
30・・・大入賞口、
32・・・大入賞装置、
40・・・主制御装置(第1判定手段、第2判定手段、第1特別遊技実行手段、第2特別遊技実行手段、状態抽選手段、特別予告決定手段、特別予告制御手段、特別予告頻発手段)
46・・・統合基板(特別予告制御手段)。

Claims (1)

  1. 第1始動口及び第2始動口と、
    前記第1始動口に遊技球が進入したことに起因して当たり外れの判定(以下、「第1当否判定」)を行う第1判定手段と、
    該第1判定手段による第1当否判定が行われると変動表示を開始して該第1当否判定の結果に対応した第1図柄を確定表示する第1図柄表示手段と、
    前記第1判定手段による第1当否判定が当たりであると遊技者に有利な特別遊技を行う第1特別遊技実行手段と、
    前記第2始動口に遊技球が進入したことに起因して当たり外れの判定(以下、「第2当否判定」)を行う第2判定手段と、
    該第2判定手段による第2当否判定が行われると変動表示を開始して該第2当否判定の結果に対応した第2図柄を確定表示する第2図柄表示手段と、
    前記第2判定手段による第2当否判定が当たりであると遊技者に有利な特別遊技を行う第2特別遊技実行手段と、
    第1図柄表示手段と第2図柄表示手段との一方(以下、「先行表示手段」)が前記変動表示中のときに他方(以下、「後続表示手段」)が前記変動表示を開始する際に、予告頻発状態になるか否かを抽選する状態抽選手段と、
    前記先行表示手段が変動表示中のときに前記後続表示手段が変動表示を開始する場合に、前記先行表示手段に当たりを示す図柄が確定表示されるとの予告(以下、「特別予告」)を前記後続表示手段で行うか否かを決定する特別予告決定手段と、
    該特別予告決定手段により前記特別予告を行うと決定されると前記後続表示手段に前記特別予告を表示させる特別予告制御手段と、
    前記状態抽選手段の抽選が当たりであると、前記特別予告決定手段が前記特別予告を行うと決定する確率(以下、「特別予告実行確率」)が高い状態を創出し、該状態を少なくとも解除条件が成立するまで継続する特別予告頻発手段と
    を備え
    前記特別予告頻発手段は、
    前記状態抽選手段の抽選が当たりであると前記特別予告の連続出現回数を決定し、前記特別予告決定手段を、該連続出現回数に達するまで連続的に前記特別予告を行うと決定する状態にさせ、
    前記先行表示手段の変動表示が終了すれば、前記連続出現回数に達していなくても、前記特別予告決定手段の、前記連続的に前記特別予告を行うと決定する状態を終了させること、
    を特徴とする弾球遊技機。
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