JP4618622B2 - トレ−ニングシュ−ズ - Google Patents

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盛義 大木
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、日常の歩行運動程度で脚を鍛練して脚のストレッチや脚部のシェイプアップなどに有効なトレ−ニングシュ−ズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、トレ−ニングシュ−ズとして、特開平7ー136001号に下腿三頭筋の筋肉トレ−ニング、バランストレーニング、脚のストレッチ、足の血行を良くするトレーニング、スポーツ障害の予防及び理想的な走行フォームの矯正を行うことを目的とし、靴底全長の中心よりも後方部位から踵後端までの後方下部を切除した靴底を設けたシュ−ズが開示されている。
【0003】
しかしながら、前記トレ−ニングシュ−ズは、踵接地面部とソール体底面部後端縁部とを接地した状態から、ソール体底面部後端縁部のみ接地した状態を経て、ソール体底面部を接地した状態へ動作する歩行がとられるが、ソール体が後方部位から後端までの後方下部をえぐれ状に切除した踵切除部を形成した靴底であるので、踵部接地面の着地面積が狭く、その為に歩行時の着地安定性が充分でなく、また突出したソール体底面部後端縁部の一点で支持されることから歩行動作が一時中断されるような動きとなり、歩行運動がスムーズに行われないという問題があった。
【0004】
また前記のトレ−ニングシュ−ズは、歩行中においてソール体底面部が平坦形状で形成されている為に爪先先端部が小石などに引っかかり易く、また蹴り出し動作においては蹴りだし推進力が分散され、歩行運動には十分に生かされていなかった。
【0005】
さらに、前記トレ−ニングシュ−ズは、靴底の踵部が切除された靴底であるため軽量にできており、脚に負荷をかけることができないことから、運動による消費されるエネルギー量が少なく、脚を鍛練するには長い運動時間が必要で効率的でなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、これらの欠点を除去し、脚のストレッチや爪先の蹴りだし動作をスムーズにし、また日常生活で通常歩行程度の運動量によって効率良く脚を鍛練し、エネルギーを消費させ体脂肪を減少させるトレ−ニングシュ−ズを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、靴底5上面の爪先先端51と踵後端52とを結ぶ線L1に対して、踵部接地面53が下方へ約10°傾斜し、踵接地面53の延長線L2に対して、爪先接地面54が足の母趾球部に対応する踏付部を基点Kとして上方に約23°傾斜しており、かつ靴底5の上面に対応してほぼ平行に湾曲形成されたことである。また靴底材の比重を1以上とし、さらに前記靴底5の上面側に内周壁をオーバーハング意匠とした凹部7を設け、該凹部7にクッション性の中底4を挿着自在としたことである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態として、図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係るトレ−ニングシュ−ズの長手方向の断面図であり、図2は図1におけるトレ−ニングシュ−ズの歩行姿勢を順次示す図である。
【0009】
この発明のトレ−ニングシュ−ズ1は、図1及び図2に示すように胛被2、中敷3、中芯4、靴底5から構成され、中敷3は必要に応じて取り外されるように装着される。本発明のトレ−ニングシュ−ズ1の靴底5は靴底前方側(爪先部)を靴底後方側(踵部)より高くしたものであって、靴底の踵部後端の最小厚みを5mm以上とし、靴底上面の爪先部先端51と踵後端52とを結ぶ線L1に対して下方に約10°(=θ1) 傾斜する踵接地面53が形成される。また、靴底の爪先部接地面54は、該踵接地面53の延長線L2に対し足裏の母趾球部に対応する踏付部を基点Kとして上方に約23°(=θ2) 傾斜し、足の裏に対応してほぼ平行に湾曲形状に形成される。
【0010】
そして、靴底5の接地面側には滑り止め防止の為の複数の凹凸突起意匠が設けられる。踵接地面53の接地表面は平坦な形状でもよいが、より靴底にクッション性を持たせるのに、その接地表面の中央部を少し弧状に窪ませた形状でもよい。
【0011】
本発明のトレーニングシューズ1は靴型6を使用して作成され、靴底5上面の爪先部先端51と踵後端52は、靴型6の底面61の爪先部先端と踵後端とに対応し、また中底4を装着した靴底5の上面は靴型6の底面61に対応するものである。
【0012】
靴底5は、天然ゴムやスチレンーブタジエンゴム、ブタジエンゴム、ウレタンゴムなどの合成ゴムや、塩化ビニルなどの合成樹脂またはこれらを混合した素材が用いられ、靴底材の比重を1以上とし、脚に負荷をかけれる程度の重量に成形される。したがって、本発明のトレ−ニングシュ−ズ1は、靴底前方部が厚く形成されることから通常靴の約2〜3倍の重さの靴が得られ、靴の重心が靴の中心より前方に位置するように設定される。
【0013】
本発明のトレ−ニングシュ−ズ1は、靴底が屈曲して歩行しやすいように靴底前方の接地面に2〜3本の短手方向の屈曲溝8、8…が形成される。また、本発明のトレ−ニングシュ−ズ1は、靴底5の上面側に中底4を履口から挿入し装着するのに凹部7が形成される。
【0014】
靴底5に形成される該凹7部は、靴底の外周縁に沿って設けられ、その内周壁の下部を上部より広くした形状、即ちオーバーハング意匠にしておけば、その凹部に合致した形状の中底4を用いることにより、中底4の浮き上がりがオーバーハング意匠によって防止され、また中底4は靴底への接着作業が不要で簡単に装着できる。
【0015】
中底4は、EVAスポンジ、ウレタン発泡体などのクッション性を有する素材が用いられる。さらに中底4は、必要に応じて金属や鉱物の粉末などを混合して成形し重くしたものを準備しておけば、交換することによって履き心地を悪くすることなく、靴の重さを個人の運動能力にあわせて微調整することができる。
【0016】
次にこの発明のトレ−ニングシュ−ズ1の使用状態及び作用効果について説明する。本発明のトレ−ニングシュ−ズ1は、靴底5上面の爪先部先端51と踵後端52とを結ぶ線に対して踵部接地面53を約10°傾斜し踵を低く形成されているので、歩行の状態(図2a)では踵が通常の歩行位置より前方に接地するので歩幅が長くなり、ウォーキング歩行に最適な運動姿勢がとられ、しかも踵接地面積が広いので着地安定性が良好となる。そして、この踵着地の状態では足の爪先が踵より高い位置にあるので、背筋が身体のバランスを保つのに自然に伸ばされ、姿勢の矯正がなされる。
【0017】
また、本発明のトレ−ニングシュ−ズ1は、直立の状態(図2b)では踵部が地面より離れて爪先立ちの状態となり、ふくらはぎの筋肉および筋が伸ばされ、ストレッチ運動が行なわれる。
【0018】
そして、本発明のトレ−ニングシュ−ズ1は、蹴る動作の状態(図2c)では、爪先部接地面54が踵部接地面53に対して約23°傾斜し、しかも靴底5の上面に沿って湾曲形状に形成されているので、靴の中心より前方に位置する靴の重心によって、身体の重心が自然と前方に移るとともに、蹴り動作がスムーズに行われ、歩行動作が阻害されることがない。さらに、本発明のトレ−ニングシュ−ズ1は、爪先と踵の高低差によってあたかも階段を上がるような上昇運動がなされ、腰及び脚の筋肉を強化できるとともに、これによって身体のエネルギーが効率よく消費される。
【0019】
本発明の一実施例では通常靴(片足)の重さの約2.5倍とする重量750gに設定したレ−ニングシュ−ズ1を作成し履用した結果、クッション性の中底4で足にかかる衝撃力が緩衝されるとともに、通常の歩行運動より約5〜15%アップして消費され、脚の脂肪が減り効果的にシェィプアップ効果を得ることができた。
【0020】
【発明の効果】
この発明のトレーニングシューズは、踵部接地面の面積が広く、爪先部接地面が靴底上面に対応しほぼ平行に湾曲形状に形成すると共に靴底材の比重を1以上とし、靴底上面に凹部を設け、その凹部の内周壁をオーバーハング意匠してクッション性の中底を挿着自在にした構成であるので、踵の着地安定性が良好で、歩行動作を阻害することなくスムーズに行うことができ、靴の重量及び爪先と踵の高低差による上昇運動によって日常の歩行程度で効果的にエネルギーを消費させ、下肢の筋肉トレーニング、ストレッチ及びシェイプアップを行うことができる。しかも本発明のトレーニングシューズは、浮き上がり防止構造を有したクッション性の中底で足にかかる衝撃力が緩衝されるとともに、中底の交換よって個人の運動能力にあわせて靴の重量を微調整できる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のトレ−ニングシュ−ズの長手方向の断面図である。
【図2】この発明の図1におけるトレ−ニングシュ−ズの歩行姿勢を順次示す図である。
【符号の説明】
1 トレ−ニングシュ−ズ
2 胛被
3 中敷
4 中底
5 靴底
51 爪先部先端
52 踵部後端
53 踵部接地面
54 爪先部接地面
6 靴型
61 下面
7 凹部
8 屈曲溝
θ1 靴底の爪先部先端と踵後端とを結ぶ線L1に対し踵接地面の傾斜角度
θ2 踵接地面の延長線L2に対し爪先部接地面の傾斜角度
K 基点

Claims (1)

  1. 靴底5上面の爪先先端51と踵後端52とを結ぶ線L1に対して、踵部接地面53が下方へ約10°傾斜し、踵接地面53の延長線L2に対して、爪先接地面54が足の母趾球部に対応する踏付部を基点Kとして上方に約23°傾斜しており、かつ靴底5の上面に対応してほぼ平行に湾曲形成され、しかも靴底材の比重を1以上とし、さらに前記靴底5の上面側に内周壁をオーバーハング意匠とした凹部7を設け、該凹部7にクッション性の中底4を挿着自在としたことを特徴とするトレーニングシューズ。
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