JP4618389B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4618389B2
JP4618389B2 JP2009257740A JP2009257740A JP4618389B2 JP 4618389 B2 JP4618389 B2 JP 4618389B2 JP 2009257740 A JP2009257740 A JP 2009257740A JP 2009257740 A JP2009257740 A JP 2009257740A JP 4618389 B2 JP4618389 B2 JP 4618389B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording sheet
path
registration roller
image forming
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009257740A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010033083A (ja
Inventor
正吾 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2009257740A priority Critical patent/JP4618389B2/ja
Publication of JP2010033083A publication Critical patent/JP2010033083A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4618389B2 publication Critical patent/JP4618389B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、両面印刷を行うための用紙の反転機構に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、記録シートを両面印刷するため、画像形成部に記録シートを搬送して表面に画像形成した後、記録シートを裏返して再度画像形成部に搬送するものがある。
例えば、特許文献1に記載の画像形成装置では、記録シートを画像形成部へ案内する供給経路と、画像形成部から搬送された記録シートを湾曲させながら搬送することにより記録シートの進路を反転させた後に記録シートを再び供給経路へ案内する反転経路が形成されている。
そして、特許文献1に例示されるように、従来、反転経路はレジストローラよりも上流側(レジストローラで記録シートを搬送する方向を基準にして上流側)において、供給経路と合流するように構成されている。
反転経路から供給経路へ再び搬送された記録シートは、供給経路と反転経路の合流部よりさらに上流側に配置された正逆回転可能なスイッチバックローラにより再びレジストローラへ搬送される。
特開平1−122835号公報
しかしながら、従来の画像形成装置においては、レジストローラよりも上流側において反転経路と供給経路が合流しているので、レジストローラよりも上流側の部分が、反転経路に占有され、そのスペースを有効に利用することができず、装置を小型化することを困難にしている。
本発明は、以上のような背景に鑑みてなされたものであって、記録シートの両面に画像を形成可能な画像形成装置において、画像形成装置内のスペースを有効利用することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した課題を解決する本発明は、画像形成位置において記録シートに画像を形成する画像形成部と、記録シートの先端の移動を規制してから記録シートを前記画像形成位置へ搬送するレジストローラと、前記レジストローラから搬送された記録シートを前記画像形成位置へ案内する供給経路と、前記画像形成部から搬出された記録シートを湾曲させながら案内することにより記録シートの進路を反転させ、前記供給経路に合流するように形成されることにより前記反転された記録シートを再び前記供給経路へ案内する反転経路とを備え、記録シートの両面画像形成が可能な画像形成装置であって、前記画像形成部へ供給される記録シートを収容する記録シート収容部と、前記画像形成部から搬出された記録シートが排出される記録シート排出部とを備え、前記記録シート収容部、前記画像形成部、および前記記録シート排出部は、前記記録シート収容部、前記画像形成部、前記記録シート排出部の順に並べて配置され、前記記録シート収容部から給送された記録シートを湾曲させることにより反転させてから前記レジストローラへ案内する給送経路と、前記画像形成部から搬出された記録シートを湾曲させることにより反転させてから前記記録シート排出部へ案内する排出経路と、前記画像形成部を収容する本体ケーシングと、前記本体ケーシングに形成された手差し給紙口と、前記手差し給紙口から前記レジストローラへ向けて延びる手差しシート供給経路と、前記手差し給紙口に設けられた、記録シートの幅方向の位置を規制するシート幅ガイドと、を備え、前記反転経路は、前記供給経路における、前記レジストローラと前記画像形成位置との間に合流するように形成され、前記反転経路から供給経路へ案内された記録シートを、前記レジストローラを挟んで前記供給経路と反対側に戻すための戻し経路が形成され、前記反転経路と前記供給経路の合流部と、前記レジストローラとの間に、記録シートの通過を検知する第1のセンサと、前記レジストローラ
を、送り回転方向と、当該送り回転方向とは逆の戻し回転方向とに回転制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記レジストローラを戻し回転方向に回転させることで、前記反転経路から前記供給経路に案内された記録シートを前記戻し経路へ搬送し、さらに、前記レジストローラを送り回転方向に回転させることにより、記録シートを再び前記画像形成位置へ再搬送し、さらに、前記制御部は、前記レジストローラが戻し回転方向に回転することにより記録シートを戻し経路へ送っている状態において、前記第1のセンサによる記録シートの通過の検知に基づいて、前記レジストローラを送り回転方向に切り替えるように構成され、前記本体ケーシングには、前記戻し経路と連通する戻り口が形成されたことを特徴とする。
このような画像形成装置によれば、反転経路が、供給経路におけるレジストローラと画像形成位置との間に合流しているので、両面画像形成のための機構をレジストローラより上流部分のスペースに配置する必要がない。そのため、当該スペースを給紙機構や、その他の機構に利用することで、装置の小型化を図ることができる。
本発明の画像形成装置によれば、記録シートの両面に画像を形成可能な画像形成装置において、画像形成装置内のスペースを有効利用することが可能となる。
[第1実施形態]
<レーザプリンタの全体構成>
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
参照する図面において、図1は、本発明の第1実施形態に係るレーザプリンタの断面図であり、図2は、本体ケーシングからプロセスカートリッジを引き出した状態を示す断面図であり、図3は、本体ケーシングからループ経路形成部材を引き出した状態を示す断面図であり、図4は、実施形態に係るレーザプリンタのブロック図である。以下の説明では、図1の紙面に向かって左を前、図1の紙面に向かって右を後、図1の紙面に向かって上を上、図1の紙面に向かって下を下とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に給紙された記録シートの一例としての用紙3を供給するためのフィーダ部4や、用紙3に画像を形成するための画像形成部5、この画像形成部5で画像が形成されて搬出された用紙3が排出され、蓄積される記録シート排出部の一例としての用紙排出部6、および用紙3の裏面の印刷を行うために、表面の印刷をした用紙3を再度画像形成部5の上流に搬送する反転搬送部7などを備えている。
本体ケーシング2の前側には、開閉自在なフロントカバー2aが設けられており、図2に示すように、フロントカバー2aを開いたときにできる開口から、後述するプロセスカートリッジ53が着脱自在となっている。
<フィーダ部の構成>
フィーダ部4は、給紙トレイ41と、ピックアップローラ42と、給紙ローラ43と、規制部材の一例としてのレジストローラ44とを備える。
給紙トレイ41は、画像形成部5へ供給される用紙3を収容する記録シート収容部の一例であり、用紙3がその内部に積載される。
ピックアップローラ42は、給紙トレイ41内の用紙3の前方上部に配置され、最上位の用紙3を1枚だけずらして移動させるローラである。
給紙ローラ43は、ピックアップローラ42の前方に配置されている。給紙ローラ43は、ピックアップローラ42で前方に搬送された用紙3を下側で受け取り、用紙3の第1の端部の一例としての先端を用紙3の積載方向、つまり、図1における上方に向けた後、さらに、後ろ向きに向けて、進行方向を反転させるローラである。
なお、本明細書において、用紙3の「先端」および用紙3の第2の端部の一例としての「後端」は、供給経路P2における用紙3の表面の画像形成時の搬送方向を基準として、前方の端部を「先端」、後方の端部を「後端」とし、裏面印刷時においても同じ部分を先端および後端とする。後述する説明において分かるように、裏面印刷時においては、後端が前方の端部となって供給経路P2を搬送されることになる。
レジストローラ44は、給紙ローラ43の上部後方に配置された2つのローラからなる。なお、レジストローラ44の下側の一つは、レーザプリンタ1の本体ケーシング2内のフレームなどの部材に設けられ、上側の一つは、後述するプロセスカートリッジ53に設けられている。レジストローラ44は、給紙されてきた用紙3の端部が当接することで、用紙3の斜行を修正する機能を果たす。レジストローラ44は、プロセスカートリッジ53との位置関係でいうと、プロセスカートリッジ53内の現像剤を攪拌するアジテータ56aの回転軸56bより供給経路P2における上流側(前側)に設けられている。
レジストローラ44は、後述する制御部100により、挟んでいる用紙3を画像形成位置の一例としての転写位置59へ向けて搬送する送り回転方向と、これとは逆に、挟んでいる用紙3をカートリッジ側戻し経路の一例としての戻し経路P51へ搬送する戻し回転方向とに、回転制御されるようになっている。
つまり、レジストローラ44は、送り回転方向に回転制御されているときは、図1において用紙3を前から後へ向けて搬送し、戻し回転方向に回転制御されているときは、図1において用紙3を後から前へ向けて搬送する。回転方向の切換は、ギアの切換によって行ってもよいし、正逆回転可能なモータでレジストローラ44を駆動して、モータ自体の回転方向を切り替えてもよい。
<画像形成部の構成>
画像形成部5は、カートリッジの一例としてのプロセスカートリッジ53、露光部51および定着部52などを備えている。
プロセスカートリッジ53は、感光体ドラム54、転写ローラ55および現像剤収容室56を備え、感光体ドラム54上に形成されたトナー像を用紙3に転写して、用紙3に画像を形成する部分である。感光体ドラム54と転写ローラ55とは、互いに接触しつつ回転して、用紙3を挟みながら搬送する。この感光体ドラム54と転写ローラ55とで用紙3を挟む部分が転写位置59である。現像剤収容室56には、現像剤の一例としてのトナーが収容される。
なお、レジストローラ44から転写位置59までの用紙3の経路を供給経路P2とする。
露光部51は、露光装置の一例であり、プロセスカートリッジ53の用紙排出部6側、言い換えればプロセスカートリッジ53の上側に設けられ、公知の構成によりレーザビームを感光体ドラム54の表面上に高速で走査させる。
定着部52は、プロセスカートリッジ53の後側に配置され、画像が形成された用紙3上の現像剤像を熱定着させる部分である。定着部52には、公知のように、加熱ローラ57と、この加熱ローラ57に対向して配置され加熱ローラ57との間で用紙3を挟持する加圧ローラ58を備えている。加熱ローラ57は、熱により用紙3上の現像剤を溶かして用紙3上に定着させつつ、用紙3を後方に搬送する。
<用紙排出部の構成>
用紙排出部6には、排紙ローラ62および排紙トレイ69が設けられている。画像形成部5から用紙排出部6にかけては、これらの間の用紙3の搬送を案内する排出経路P3が形成されている。排出経路P3は、画像形成部5から排出された用紙3の先端を上方に向けてさらに前方に向けるU字状に形成された経路である。
排紙トレイ69は、露光部51の上部に形成されたトレイである。排出経路P3を通り、排紙ローラ62により前方に排出された用紙3は、排紙トレイ69上に蓄積されるようになっている。
<反転搬送部の構成>
反転搬送部7には、反転経路P4が形成され、ループ経路形成部材72および経路切換器73が備えられている。
反転経路P4は、排出経路P3の途中から、後方、下方、前方の順に延びたU字状の経路であり、画像形成部5の下を通って、レジストローラ44と転写位置59の間の合流部PXで供給経路P2と合流している。
ループ経路形成部材72は、反転経路P4のU字部分の内側壁を構成する部材であり、画像形成部5から搬送された用紙3を湾曲させながら搬送することにより用紙3の進路を反転させる。ループ経路形成部材72は、反転経路P4の下壁74と、反転経路P4に配置された反転経路搬送ローラ75の一部と一体に構成されている。そして、図3に示すように、ループ経路形成部材72が本体ケーシング2の後方(供給経路P2における下流側)から引き出し可能となっている。そのため、反転経路P4において用紙3が詰まったときには、ループ経路形成部材72を本体ケーシング2から引き出すことで、詰まった用紙3の処理を容易に行うことができる。
経路切換器73は、排出経路P3と反転経路P4が分岐する部分に配置されている。経路切換器73は、排出経路P3を通過可能にして反転経路P4を閉じる状態(図1の状態)と、排出経路P3を閉じて反転経路P4を通過可能にする状態(図7(b)参照)とを切換可能なように、上端が本体ケーシング2内のフレームなどの部材に回動可能に支持されたアームである。経路切換器73は、ソレノイドアクチュエータなどを利用して駆動され、後述する制御部100により上述の2つの状態を切換制御される。
上述した給紙トレイ41、画像形成部5および用紙排出部6は、下からこの順に並んで配置されている。そして、給紙トレイ41から給送された用紙3を本体ケーシング2の前側面側(一側面側)で湾曲させることにより反転させてからレジストローラ44へ案内する給送経路が設けられるとともに、画像形成部5から搬出された用紙3を本体ケーシング2の前側面側とは反対側の後側面側(他側面側)で反転させてから用紙排出部6へ案内する排出経路P3とを備えている。
すなわち、用紙3の搬送経路は、積載された用紙3が、本体ケーシング2の前側面側で先端を積載方向(上方向)に向けた後、ピックアップローラ42や給紙ローラ43などの給紙機構により反転され、レジストローラ44および画像形成部5を通過した後、さらに、本体ケーシング2の他側面(後側面)側で再度先端を積載方向に向けた後反転され、外部の排紙トレイ69に排出されるZ型の経路をなしている。
そのため、記録シート収容部の一例としての給紙トレイ41、画像形成部5および用紙排出部6は、それぞれ鉛直方向に投影したときに互いに重なるように配置されている。
反転経路P4と供給経路P2の合流部PXと、レジストローラ44との間、言い換えれば、レジストローラ44の、供給経路P2における下流側に、用紙3の通過を検知する第1のセンサおよび第3のセンサの一例としての下流側センサ77が設けられている。下流側センサ77は、一例として、揺動アームの上端に用紙3が当接するように配置され、この揺動アームの動きを図示しない光センサで検知するように構成することができる。すなわち、下流側センサ77は、下流側センサ77が配置された位置に用紙3があるか否かを検知するものであり、検出結果が切り替わることにより、用紙3の端部の通過を判定することができる。
レジストローラ44の前側からは、プロセスカートリッジ53の前面および露光部51の上面に沿って延びる戻し経路P51が形成されている。別の言い方をすれば、戻し経路P51は、プロセスカートリッジ53の前側面側と、露光部51の前側面側に形成され、さらに露光部51の上側に形成されている。戻し経路P51は、用紙3の裏面印刷をするときに、反転経路P4からレジストローラ44を通過した用紙3を一時的に戻して通す経路である。本実施形態における戻し経路P51は、プロセスカートリッジ53の前側と露光部51の上側に沿うように配置されることで、装置の隙間を有効に利用して、レーザプリンタ1の小型化を可能にしている。
この戻し経路P51上、詳しくは、レジストローラ44のすぐ前側には、用紙3の通過を検知する第2のセンサとしての上流側センサ78が設けられている。上流側センサ78は、下流側センサ77と同一の構成とすることができる。なお、下流側センサ77および上流側センサ78として、用紙3の幅方向(図1の紙面の奥行き方向)の端部を直接光により検出する光センサを採用してもよい。
上流側センサ78は、レジストローラ44を送り回転方向に回転させるタイミングを決定するのに用いられる。例えば、用紙3の先端が上流側センサ78に検知されると、その検知に基づいて所定のタイミングで、レジストローラ44が送り回転方向に回転するように制御される。このようにして、用紙3は、停止しているレジストローラ44に当接して斜行を規制されてから転写位置59へ送られる。
また、下流側センサ77は、一つの役割として露光のタイミングの決定に用いられる。例えば、下流側センサ77が送り回転方向に回転しているレジストローラ44に送られた用紙3の先端を検知すると、その検知に基づいて、所定のタイミングで、露光部51は露光を開始するように制御される。本実施形態では、このような上流側センサ78および下流側センサ77で、レーザプリンタ1の各種センサを兼ねているので、装置の構成が簡易となる。
レジストローラ44の前方には、さらに、手差しシート供給経路P6が形成されている。手差しシート供給経路P6は、本体ケーシング2の前側に形成された手差し供給口81に通じている。手差しシート供給経路P6は給送経路P1と給紙ローラ43の上部において合流し、レジストローラ44へと通じている。手差し供給口81の後方には、後側にいくにつれて下側に延びる案内壁82が形成されている。案内壁82の下端は、レジストローラ44の用紙3を挟持する面よりも僅かに下方に位置しており、そのため、手差しシート供給経路P6から供給された用紙3は、レジストローラ44に供給されるものの、レジストローラ44から前方に戻される用紙3は、案内壁82の後側に当たって、上方に延びる戻し経路P51に搬送されるようになっている。
上述のフィーダ部4、画像形成部5、排紙ローラ62、反転搬送部7および詳細な説明を省略した各部は、制御部100によりその駆動が制御される。制御部100は、演算、データ転送などを行うCPU、揮発性および不揮発性の記憶装置などを有しており、予め記憶されたプログラムに従い各部を制御するようになっている。
本発明に特に関係ある構成を説明すると、図4に示すブロック図のように、制御部100は、下流側センサ77および上流側センサ78の検出結果に基づき、フィーダ部4、画像形成部5、排紙ローラ62および反転搬送部7を制御して用紙3を搬送するようになっている。
制御部100による、用紙3の搬送制御については、図5および図6のフローチャートを参照しながら説明する。図5は、第1実施形態に係るレーザプリンタによる用紙の搬送処理のフローチャートであり、図6は、第1実施形態の変形例に係る搬送処理のフローチャートであり、図7〜図10は、用紙3の搬送状態を示す断面図である。
図5に示すように、制御部100は、レーザプリンタ1に接続された他の機器から印刷ジョブを受け取ると、一定のプログラムに従い用紙3の搬送を行う。なお、印刷ジョブには、両面印刷をするか否かの指示が含まれている。
まず、制御部100は、ピックアップローラ42および給紙ローラ43を回転させ(S101)、公知のように用紙3を持ち上げて最上位の用紙3とピックアップローラ42とを接触させることで、最上位の1枚の用紙3を前方へ移動させる。そして、給紙ローラ43が用紙3の先端を上方、さらに後方に向けて反転させ、用紙3をレジストローラ44へ向けて搬送する。なお、このとき制御部100は、レジストローラ44を停止させている。
用紙3の先端がレジストローラ44に向かって移動すると、上流側センサ78に用紙3の先端が当接する。そして、上流側センサ78が用紙3の先端の通過を検知すると(S102,Yes)、制御部100は、所定時間待機して(S103)、レジストローラ44を送り回転方向に回転させる(S104)。この所定時間は、用紙3の先端が上流側センサ78に検知されてからレジストローラ44に当接するまでの時間よりも長い時間である。これにより、停止しているレジストローラ44に、ごく短い時間、用紙3の先端が当接した後、レジストローラ44により搬送される。このように用紙3の先端が停止しているレジストローラ44に当接することにより、用紙3の斜行が修正される。
そして、レジストローラ44の送り回転方向への回転により、用紙3が供給経路P2において転写位置59に向かって搬送される(図7(a)参照)。用紙3が転写位置に到達すると、その転写位置において用紙3の表面にトナー像が転写され、さらに、定着部52においてそのトナー像が用紙3に定着される(S105)。そして、制御部100は、レジストローラ44を停止する(S106)。このレジストローラ44の停止は、用紙3の表面の画像形成のため、用紙3をレジストローラ44から転写位置59へ搬送し終えた後の適宜なタイミングであればよい。例えば、用紙3の後端の通過が下流側センサ77により検知されたときに、レジストローラ44の回転を停止してもよい。
その後、制御部100は、裏面印刷をするか否か判断し、裏面印刷をしない場合(S107,No)、経路切換器73を排出経路P3へ切り替えて(S117)、印刷済の用紙3を排紙トレイ69に排紙する(S118)。
一方、裏面印刷をする場合(S107,Yes)、経路切換器73を反転経路P4へ切り替えて(S108)、用紙3を反転経路P4へ搬送する(S109、図7(b)参照)。用紙3は、反転経路P4に沿って、本体ケーシング2の後側でその先端を下向き、さらに前向きへとその向きを変えられる。そして、制御部100は、反転経路搬送ローラ75を駆動させることで、反転経路P4から供給経路P2へ向けて用紙3を搬送する。そして、用紙3は、レジストローラ44と転写位置59との間の合流部PXより、供給経路P2に案内される(図8(a)参照)。
下流側センサ77が、用紙3の先端の通過を検知すると(S110,Yes)、制御部100は、所定時間待機し(S111)、レジストローラ44を戻し方向に回転させる(S112、図8(b)参照)。この所定時間も、用紙3の先端が下流側センサ77に検知されてからレジストローラ44に当接するまでの時間よりも長い時間である。これにより、停止しているレジストローラ44に、ごく短い時間、用紙3の先端が当接した後、レジストローラ44により用紙3が搬送されるので、用紙3の斜行が修正される。
用紙3の後端は、下流側センサ77により検知されるが、本実施形態のように合流部PXで合流した後に検知することで、用紙3の挙動は安定し、その後端の検知を精度良く行うことができる。
次に、レジストローラ44の回転により、下流側センサ77で用紙3の後端の通過を検知するまで用紙3を戻し経路P51に引き込む。下流側センサ77で後端を検知したら(S113,Yes、図9参照)、制御部100は、レジストローラ44を送り回転方向に回転させる(S114)。これにより、用紙3は、供給経路P2を通って画像形成部5へ供給され、裏面の画像の形成・定着がなされ(S115)、レジストローラ44が停止される(S116)。
そして、制御部100は、ステップS117へ進んで排紙し(S117,S118)、処理を終了する。
このようにして、本実施形態のように、レジストローラ44と転写位置59の間で反転経路P4と供給経路P2が合流する場合においても、両面の印刷が可能である。そして、裏面印刷前において、反転経路P4から供給経路P2に戻ってきた用紙3の先端を停止しているレジストローラ44に当てた後、戻し経路P51に用紙3を引き込んでいるので、用紙3の斜行を修正することができる。この制御によれば、用紙3の全体をレジストローラ44よりも戻し経路P51側へ移動させる必要がないので、両面印刷に要する時間が短くて済み、両面印刷を迅速に行うことができる。そして、本実施形態のレーザプリンタ1によれば、レジストローラ44の上流側(前側)を、反転経路P4と給送経路P1の合流に用いる必要がないので、レーザプリンタ1の前後方向の寸法を小さくすることができる。
また、本実施形態のレーザプリンタ1では、記録シート収容部の一例としての給紙トレイ41、画像形成部5および用紙排出部6がこの順に下から並べられているので、用紙3の搬送経路が略Z形状に折りたたまれて、レーザプリンタ1を小型化、特に上下方向に小型化することができる。
ところで、給紙トレイ41からレジストローラ44への用紙3の給送経路P1は、比較的きつく湾曲しているので、仮にレジストローラ44よりも上流側の給送経路P1に反転経路P4を合流させると、合流部PXの近傍で、用紙3をよりきつく湾曲させなくてはならなくなる。そのため、このような形態にすると、用紙3が詰まるおそれがある。
そこで、本発明では、レジストローラ44と転写位置59との間で反転経路P4を供給経路P2と合流させる構成とすることにより、用紙3をきつく湾曲させず、もって用紙3の詰まりを防止するとともに、スペースを有効利用して装置を小型化している。
そして、このようなZ形状の用紙搬送経路を有するプリンタにおいて、カートリッジは、定着部52と反対側から、別の言い方をすれば、戻し経路P51を挟んで供給経路P2と反対側から、さらに別の言い方をすれば、プロセスカートリッジ53の戻し経路P51が形成された側から着脱する構成であるので、スペースを有効利用して装置を小型化できる。また、このような構成において、戻し経路P51が、本体ケーシング2の着脱口側に形成されていると、よりスペースを有効利用できる。さらに、プロセスカートリッジ53が着脱される側とプロセスカートリッジ53において戻し経路P51が形成される側が同じであることで、戻し経路P51に用紙3が詰まったときに、戻し経路P51を露出させてジャム処理をするのが容易である。
また、本実施形態においては、戻し経路P51は、プロセスカートリッジ53の前側と露光部51の上側に沿うように配置されているので、装置の隙間を有効に利用して、レーザプリンタ1の小型化が実現される。
また、本実施形態においは、レジストローラ44は、アジテータ56aの回転軸56bより供給経路P2における上流側に設けられているので、プロセスカートリッジ53の真下、特にアジテータ56aの回転軸56bの供給経路P2における下流側にレジストローラ44を設けるスペースを作る必要がなく、レーザプリンタ1の上下方向の大きさを抑制できる。
そして、本実施形態においては、ループ経路形成部材72が本体ケーシング2の後方から引き出し可能となっている。そのため、反転経路P4において用紙3が詰まったときには、ループ経路形成部材72を本体ケーシング2から引き出すことで、詰まった用紙3の処理を容易に行うことができる。
[用紙搬送制御の変形例]
ここで、前記第1実施形態に対し、スイッチバックローラを追加し、用紙搬送制御の方法を変えた例について説明する。前記した図5を参照した制御においては、用紙3を反転後、レジストローラ44で挟持した状態で、レジストローラ44を戻し回転方向から送り回転方向へ逆回転させて、再度供給経路P2へ用紙3を搬送していたが、この実施形態では、用紙3の全体をレジストローラ44より戻し経路P51側へ移動させた後、用紙3を再度供給経路P2へ搬送する場合について説明する。
この形態においては、図10に示すように、戻し経路P51上に、用紙3の搬送用のローラをさらに備える。具体的には、戻し経路P51のうちプロセスカートリッジ53の前方に、スイッチバックローラ79が配置されている。スイッチバックローラ79は、戻し経路P51に搬送された用紙3を、さらに戻し経路P51内に引き込んだり、逆に戻し経路P51から再度供給経路P2へ送り込んだりするための搬送用のローラである。スイッチバックローラ79は、制御部100により回転制御され、レジストローラ44と同様に、用紙3を戻し経路P51から供給経路P2へ向けて搬送する送り回転方向および用紙3を供給経路P2から戻し経路P51へ向けて搬送する戻し回転方向に適宜切り換えられるようになっている。
この形態では、反転された用紙3が反転経路P4、供給経路P2、戻し経路P51へ順に送られ、用紙3の後端がレジストローラ44を通過してから、レジストローラ44の回転を停止させるとともに、スイッチバックローラ79の回転を逆回転させることによって用紙3をレジストローラ44に向けて搬送する。ここでの「レジストローラ44の回転を停止させるとともに、スイッチバックローラ79の回転を逆回転させる」とは、停止と逆回転が同時であってもよいし、停止と逆回転との間に時間的間隔があっても構わない。
図6に示すように、この形態においては、制御部100は、裏面印刷のため、用紙3を反転経路P4に搬送した後(S109から)、所定のタイミングでレジストローラ44を戻し回転方向に回転させる(S120)。このタイミングは、用紙3の先端がレジストローラ44に到達する前でもよいし、到達した直後であってもよい。
そして、制御部100は、レジストローラ44の戻し回転方向への回転に加え、スイッチバックローラ79を戻し回転方向に回転させ(S121)、用紙3を戻し経路P51に搬送する。そして、制御部100は、上流側センサ78で用紙3の後端の通過を検知したか否か判定する。上流側センサ78で後端を検知したら(S122,Yes)、用紙3の全体がレジストローラ44よりも戻し経路P51側へ移動したということなので、制御部100は、レジストローラ44を停止させ(S123)、スイッチバックローラ79を送り回転方向に回転させる(S124)。これにより、用紙3は、後端を前方にしてレジストローラ44へ向けて移動し始める。そして、制御部100は、上流側センサ78で後端の通過を検知したら(S125,Yes)、所定時間待機した後(S126)、レジストローラ44を送り回転方向に回転させる(S127)。そして、表側の印刷のときと同じようにして、用紙3は、供給経路P2を通って画像形成部5へ供給され、裏面の画像の形成・定着がなされ(S128)、レジストローラ44が停止される(S129)。そして、上述した基本形態と同様に、制御部100は、図5のステップS117に進んで排紙し(S117,S118)、処理を終了する。
このようにして、戻し経路P51にスイッチバックローラ79を設けて、レジストローラ44の戻し経路P51側へ用紙3の全体を一度搬送することにより、裏面印刷時においても表面印刷時と同様の状態で用紙3を再度転写位置59へ供給することができる。
なお、上述した基本形態および変形例の他にも、用紙3の搬送制御の方法は適宜変形して行うことができる。例えば、基本形態においては、用紙3の後端が下流側センサ77を通過してからレジストローラ44を送り回転方向に逆回転させたが、下流側センサ77または上流側センサ78が用紙3の前端の通過を検知してから所定時間後にレジストローラ44を送り回転方向へ逆回転させてもよい。この場合においても、印刷ジョブで、通常、用紙3の大きさを取得しているので、用紙3の大きさに応じた所定時間を設定するとよい。こうすることで、用紙3の後端が供給経路P2に到達した後でレジストローラ44を送り回転方向へ逆回転させることができ、正常に、裏面印刷のために用紙3を転写位置59へ供給することができる。
また、上記変形例において、レジストローラ44の代わりにレジストゲートを用いてもよい。ここで、レジストゲートは、記録シート搬送路中で、記録シートの先端に当接する位置と退避位置との間を揺動可能に支持される部材である。レジストゲートは、記録シートの先端が当接すると、記録シートの先端の斜行を修正しながら、退避位置に退避する。このようにして、記録シートは斜行を規制されながら、レジストゲートを通過することができる。
また、同様にして、変形例の形態において、上流側センサ78が用紙3の後端を検知したことを条件にスイッチバックローラ79を送り回転方向へ逆回転させたが、下流側センサ77が用紙3の前端もしくは後端の通過を検知してから、または、上流側センサ78が用紙3の前端の通過を検知してから、所定時間後にスイッチバックローラ79を送り回転方向へ逆回転させることもできる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。参照する図において、図11は、第2実施形態に係るレーザプリンタの断面図であり、図12(a)は、手差しシート供給部分の拡大断面図、(b)は、手差しシート供給部分を前方から見た図である。なお、本実施形態においては、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図11に示すように、第2実施形態に係るレーザプリンタ1Aは、裏面印刷のためにレジストローラ44から戻した用紙3を、一度、本体ケーシング2の前面から外部へ逃がす形態のプリンタである。そのため、第1実施形態のような本体ケーシング2内で上方に延びる戻し経路P51に代えて、本体ケーシング2内で前方に延びる戻し経路P52が形成されている。
図12(a),(b)に示すように、手差し供給口81には、公知のように、手差しシート(用紙3)の幅方向の位置を規制するシート幅ガイド83が設けられている。シート幅ガイド83は、使用する用紙3の幅に合わせて図12(b)の左右方向に移動可能である。
このように、シート幅ガイド83が設けられているため、手差し供給口81において、用紙3が通過する部分は、図12(b)の符号84で示したシート幅ガイド83の内側部分である。
本実施形態のレーザプリンタ1Aにおいては、本体ケーシング2の前面から一度用紙3を逃がすため、この符号84で示した用紙供給部分とは別に、本体ケーシング2に戻り口85が設けられている。戻り口85は、図12の例では、シート幅ガイド83の下方の隙間として形成されている。レーザプリンタ1Aは、裏面印刷時に戻し回転方向に回転するレジストローラ44により用紙3が戻し経路P52に搬送されるように、レジストローラ44で挟持する用紙3の先端の方向の延長方向に、戻し経路P52が配置されている。一方、図12(a)に示すように、手差しシート供給時に用紙3がレジストローラ44に搬送されるように、シート幅ガイド83を通過した用紙3の先端の方向の延長方向には、後方に行くほど下方に向かう案内壁86が形成されている。手差し供給口81から供給された用紙3は、その先端が案内壁86に当接して下向きに進行方向が曲げられ、レジストローラ44へと向かうようになっている。
このような第2実施形態に係るレーザプリンタ1Aによれば、用紙3を一度本体ケーシング2の外部に逃がすので、本体ケーシング2内に長い戻し経路を形成する必要がなく、製品のコンパクト化を図ることができる。また、戻し経路の長さが最小限ですむため、反転時の用紙3の詰まりを抑制することができる。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することができる。例えば、第2実施形態においては、用紙3を外部に逃がす戻り口85を、手差し供給口81の一部に設けたが、手差し供給口81とは全く別個の戻り口を本体ケーシング2に形成することもできる。
また、前記実施形態においては、画像形成装置の一例としてレーザプリンタを例示したが、デジタル複合機や、コピー機に本発明を適用することも可能である。
レジストローラ44を送り回転方向に回転させるための検知をする第1のセンサは供給経路P2の合流部と、レジストローラ44との間でなくてもよく、例えば、戻し経路P51,P52上、反転経路P4上または供給経路P2上などに配置してもよい。
第1のセンサは、供給経路P2の合流部PXとレジストローラ44との間に配置されることが好ましいが、このような戻し経路P51,P52上、反転経路P4上または供給経路P2上への配置であっても、レジストローラを送り回転方向に回転させるための検知をすることができる。
レジストローラ44を戻し回転方向に回転させるタイミングを合わせるための検知をする第1のセンサは、反転経路P4上や供給経路P2上に配置してもよい。
第1のセンサは、供給経路P2の合流部PXとレジストローラ44との間に配置されることが好ましいが、このような反転経路P4上や供給経路P2上への配置であっても、レジストローラ44を戻し回転方向に回転させるタイミングを合わせるための検知をすることができる。
レジストローラ44を送り回転方向に回転させるためのタイミングを合わせるための第2のセンサは、戻し経路P51,P52上以外に配置してもよい。例えば、供給経路P2上や、反転経路P4上や、反転経路P4と供給経路P2の合流部PXと、レジストローラ44との間に配置してもよい。
第2のセンサは、戻し経路P51,P52上に配置されることが好ましいが、供給経路P2上や、反転経路P4上や、反転経路P4と供給経路P2の合流部PXと、レジストローラ44との間に配置しても、レジストローラ44を送り回転方向に回転させるための検知を行うことができる。
スイッチバックローラ79を逆回転させるための検知を行う第3のセンサは、反転経路P4と供給経路P2の合流部PXとレジストローラ44との間以外に配置してもよい。例えば、反転経路P4上や、戻し経路P51,P52上や供給経路P2上であってもよいに配置してもよい。
スイッチバックローラ79を反転経路P4上や、戻し経路P51,P52上や供給経路P2上に配置しても、スイッチバックローラ79を逆回転させるための検知を行うことができる。
レジストローラ44を送り回転方向に回転させるためのタイミングを合わせるための用紙3のセンサと、レジストローラ44を戻し回転方向に回転させるタイミングを合わせるための用紙3のセンサとは、別個に設けられていてもよい。
本発明の第1実施形態に係るレーザプリンタの断面図である。 本体ケーシングからプロセスカートリッジを引き出した状態を示す断面図である。 本体ケーシングからループ経路形成部材を引き出した状態を示す断面図である。 第1実施形態に係るレーザプリンタのブロック図である。 第1実施形態に係るレーザプリンタによる用紙の搬送処理のフローチャートである。 第1実施形態の変形例に係る搬送処理のフローチャートである。 (a)は、用紙が転写位置に供給される状態、(b)は、用紙が反転経路に入った状態を示す断面図である。 (a)は、反転した用紙の先端が供給経路に入った状態、(b)は、用紙の先端が下流側センサおよびレジストローラに当たった状態を示す断面図である。 第1実施形態に係るレーザプリンタにおいて、用紙が戻し経路にある状態を示す断面図である。 第1実施形態の変形例に係るレーザプリンタにおいて、用紙が戻し経路にある状態を示す断面図である。 第2実施形態に係るレーザプリンタの断面図である。 (a)は、手差しシート供給部分の拡大断面図、(b)は、手差しシート供給部分を前方から見た図である。
1 レーザプリンタ
2 本体ケーシング
3 用紙
4 フィーダ部
5 画像形成部
6 用紙排出部
7 反転搬送部
41 給紙トレイ
44 レジストローラ
51 露光部
52 定着部
53 プロセスカートリッジ
54 感光体ドラム
55 転写ローラ
56 現像剤収容室
56a アジテータ
57 加熱ローラ
58 加圧ローラ
69 排紙トレイ
72 ループ経路形成部材
73 経路切換器
75 反転経路搬送ローラ
77 下流側センサ
78 上流側センサ
79 スイッチバックローラ
81 手差し供給口
83 シート幅ガイド
85 戻り口
100 制御部
P1 給送経路
P2 供給経路
P3 排出経路
P4 反転経路
P6 手差しシート供給経路
P51,P52 戻し経路

Claims (3)

  1. 画像形成位置において記録シートに画像を形成する画像形成部と、
    記録シートの先端の移動を規制してから記録シートを前記画像形成位置へ搬送するレジストローラと、
    前記レジストローラから搬送された記録シートを前記画像形成位置へ案内する供給経路と、
    前記画像形成部から搬出された記録シートを湾曲させながら案内することにより記録シートの進路を反転させ、前記供給経路に合流するように形成されることにより前記反転された記録シートを再び前記供給経路へ案内する反転経路とを備え、記録シートの両面画像形成が可能な画像形成装置であって、
    前記画像形成部へ供給される記録シートを収容する記録シート収容部と、前記画像形成部から搬出された記録シートが排出される記録シート排出部とを備え、
    前記記録シート収容部、前記画像形成部、および前記記録シート排出部は、前記記録シート収容部、前記画像形成部、前記記録シート排出部の順に並べて配置され、
    前記記録シート収容部から給送された記録シートを湾曲させることにより反転させてから前記レジストローラへ案内する給送経路と、
    前記画像形成部から搬出された記録シートを湾曲させることにより反転させてから前記記録シート排出部へ案内する排出経路と、
    前記画像形成部を収容する本体ケーシングと、
    前記本体ケーシングに形成された手差し給紙口と、
    前記手差し給紙口から前記レジストローラへ向けて延びる手差しシート供給経路と、
    前記手差し給紙口に設けられた、記録シートの幅方向の位置を規制するシート幅ガイドと、を備え、
    前記反転経路は、前記供給経路における、前記レジストローラと前記画像形成位置との間に合流するように形成され、
    前記反転経路から供給経路へ案内された記録シートを、前記レジストローラを挟んで前記供給経路と反対側に戻すための戻し経路が形成され、
    前記反転経路と前記供給経路の合流部と、前記レジストローラとの間に、記録シートの通過を検知する第1のセンサと、
    前記レジストローラを、送り回転方向と、当該送り回転方向とは逆の戻し回転方向とに回転制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記レジストローラを戻し回転方向に回転させることで、前記反転経路から前記供給経路に案内された記録シートを前記戻し経路へ搬送し、さらに、前記レジストローラを送り
    回転方向に回転させることにより、記録シートを再び前記画像形成位置へ再搬送し、
    さらに、前記制御部は、前記レジストローラが戻し回転方向に回転することにより記録シートを戻し経路へ送っている状態において、前記第1のセンサによる記録シートの通過の検知に基づいて、前記レジストローラを送り回転方向に切り替えるように構成され、
    前記本体ケーシングには、前記戻し経路と連通する戻り口が形成されたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、
    記録シートをレジストローラから画像形成位置へ搬送し終えた後、前記レジストローラを停止させ、
    記録シートが前記反転経路から前記供給経路へ案内されている状態において、レジストローラが前記送り回転方向に回転しているときの記録シート搬送方向における記録シートの前端部である第1の端部の通過を前記第1のセンサが検知すると、その第1のセンサによる検知に基づいて、所定のタイミングで前記レジストローラを前記戻し回転方向に回転させることにより、前記第1の端部を停止中の前記レジストローラに当接させてから、記録シートを前記レジストローラにより前記戻し経路に搬送することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記レジストローラは、前記画像形成部が有する現像剤収容室内のアジテータの回転軸よりも前記供給経路における上流側に設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2009257740A 2009-11-11 2009-11-11 画像形成装置 Active JP4618389B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009257740A JP4618389B2 (ja) 2009-11-11 2009-11-11 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009257740A JP4618389B2 (ja) 2009-11-11 2009-11-11 画像形成装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007258592A Division JP4508227B2 (ja) 2007-10-02 2007-10-02 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010033083A JP2010033083A (ja) 2010-02-12
JP4618389B2 true JP4618389B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=41737533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009257740A Active JP4618389B2 (ja) 2009-11-11 2009-11-11 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4618389B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07244407A (ja) * 1994-03-07 1995-09-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005141019A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Murata Mach Ltd 両面画像形成装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07244407A (ja) * 1994-03-07 1995-09-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005141019A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Murata Mach Ltd 両面画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010033083A (ja) 2010-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4508227B2 (ja) 画像形成装置
JP5821459B2 (ja) 画像形成装置
JP6024393B2 (ja) シート搬送装置
JP4582187B2 (ja) 画像形成装置
JP6394245B2 (ja) 画像形成装置
JP2007197105A (ja) 画像形成装置
JP2008058388A (ja) 画像形成装置
JP7200753B2 (ja) 画像形成装置
JP2012111564A (ja) シート反転装置、画像形成装置、画像読取装置、及び、シート処理装置
JP4618389B2 (ja) 画像形成装置
JP5357350B1 (ja) 画像形成装置
JP7293686B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP2010083636A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP5167057B2 (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP5077366B2 (ja) 画像形成装置
JP2006193300A (ja) 画像形成装置
JP2010228842A (ja) 画像形成装置
JP2005154123A (ja) シート材搬送装置及び画像形成装置
JP7124399B2 (ja) 搬送装置および画像形成装置
JP4304104B2 (ja) シート搬送装置
JP2018140869A (ja) 画像形成装置
JP6969421B2 (ja) 画像形成装置
JP2010217494A (ja) 画像形成装置
JP2009242025A (ja) 画像形成装置
JP4042221B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100409

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100409

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101011

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4618389

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150