JP4615979B2 - 段ボール製間仕切り - Google Patents

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Description

この発明は、災害発生時に避難場所において仮設的に使用する段ボール製間仕切りに関するものである。
地震や台風による大規模な災害が発生したときには、家屋が損壊した住民や、電気・水道などのライフラインの供給が停止した地域の住民のため、学校の体育館や公民館等の公共施設が避難場所として使用される。ところが、このような避難場所では、大きな空間に多数の家族が集合することとなるため、プライバシーが保たれず、避難した住民はストレスを感じることが多い。
その対策として、下記特許文献1においては、段ボールを利用した間仕切りが提案されている。この間仕切りは、段ボール製のパネル、下部ジョイント及び上部ジョイント並びに短い角筒状のコーナー材から成り、パネルの延長接続部では、下部ジョイント及び上部ジョイントで隣接するパネルを繋ぎ、パネルのコーナー接続部では、角度をもって交わるパネルに2個のコーナー材を上下から嵌め込む構成となっている。
特開2003−129593号公報
しかしながら、上記のような間仕切りでは、パネルのコーナー接続部でパネルを接続する際、下方のコーナー材を嵌めるため、パネルを一旦持ち上げる必要があり、作業性がよくないという問題がある。
そこで、この発明は、パネルをコーナー接続部で容易に接続して、自由な区画を簡単に構成できる段ボール製間仕切りを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明に係る間仕切りは、段ボール製のパネル、下部ジョイント及び上部ジョイント並びに支柱から構成し、前記パネルには、上縁及び下縁に複数の切込を入れ、両側中間部に差込片を、上下部に折曲片をそれぞれ形成し、前記下部ジョイント及び上部ジョイントには、連結板の両側に連設した立上片の先端に切込を入れ、前記支柱には、巻き込みにより角柱状をなす各側板に縦方向のスリットを設け、パネルの延長接続部では、下部ジョイント及び上部ジョイントが隣接するパネルに跨るように、連結板から起立させた立上片の切込と、パネルの切込とを噛み合わせ、パネルのコーナー接続部では、パネルの折曲片を折り曲げて、差込片を支柱のスリットに差し込むようにしたのである。
このような段ボール製間仕切りでは、パネルのコーナー接続部において、パネルの差込片を、支柱の周囲の各方向から側板のスリットに差し込むことができるので、パネルを持ち上げることなく、一定の角度をなすように容易に接続して、自由な区画を簡単に構成することができる。
また、撤去する際にも、支柱のスリットからパネルの差込片を引き抜いて容易に解体でき、避難場所を迅速に元の状態に戻すことができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この間仕切りは、図1に示す段ボール製のパネル1と、図2に示す下部ジョイント2及び上部ジョイント3と、図3に示す支柱4とを所要数組み立てて、これらを適宜組み合わせることにより構成されるものである。
パネル1のブランクでは、図1に示すように、上縁及び下縁に各4本の切込5が間隔をおいて入れられ、両側中間部に差込片6が、その上下に罫線を基端とする折曲片7が切目を介して形成されている。折曲片7の端部と、中間の二本の切込5間の端縁には係合突起8が設けられ、差込片6より内側には取手用切込9が設けられている。
下部ジョイント2及び上部ジョイント3のブランクでは、図2に示すように、連結板10の両側に罫線を介して立上片11が連設され、使用時の安定性を考慮して、下部ジョイント2は、上部ジョイント3よりも幅が広くなっている。立上片11の先端には切込12が入れられ、連結板10には横方向のスリット13が設けられている。
支柱4のブランクでは、図3に示すように、4枚の側板14が並べて連設され、各側板14には、それぞれ縦方向のスリット15が設けられている。また、組立時に対向する側板14の上下端には折曲片16が連設され、その先端一側部は切り欠かれている。
支柱4の両端の側板14には、差込片17及び継代18がそれぞれ連設され、継代18の基端中央部にはスリット19が設けられている。差込片17の上方及び下方には、先広がりの係止片20が設けられ、継代18に臨む部分には、係止片20の先端よりも幅が狭い係止穴21が形成されている。
いま、上記のような部材から成る間仕切りを使用して、体育館等の避難場所を区画する際には、パネル1を同一面で延長して接続する延長接続部において、図4に示すように、下部ジョイント2及び上部ジョイント3が隣接するパネル1に跨るように、連結板10から起立させた立上片11の切込12と、パネル1の切込5とを噛み合わせる。
このとき、折曲片7の上下端の係合突起8を連結板10のスリット13に差し込むと、折曲片7の揺動が阻止されると共に、パネル1と下部ジョイント2及び上部ジョイント3とが堅固に固定される。
また、下部ジョイント2は、パネル1の延長接続部に加えて、パネル1の中間部を支持するためにも使用し、この部分では、下部ジョイント2の各立上片11の切込12を、パネル1の中間部の2本の切込5に噛み合わせ、連結板10のスリット13にパネル1の中間部の係合突起8を差し込むようにする。
一方、支柱4は、図5に示すように、4枚の側板14を四角筒状に巻き込んで、継代18を反対側の側板14の裏面に重ね、差込片17をスリット19に差し込むと共に、係止片20を係止穴21に押し込み、対向する折曲片16同士を噛み合わせて、形状が維持されるように組み立てる。
そして、パネル1をコーナー部分で接続するため、図6に示すように、パネル1の両側上下部の折曲片7を折り曲げて、突出した差込片6を支柱4のスリット15に差し込む。このとき、差込片6の両端基部の括れと、スリット15の両端部が係合して、差込片6がスリット15から抜け止めされる。
このような段ボール製間仕切りでは、パネル1のコーナー接続部において、図7に示すように、パネル1の差込片6を、支柱4の周囲の四方向から側板14のスリット15に差し込むことができるので、パネル1を持ち上げることなく、90°ごとの角度をなすように容易に接続して、図8に示すように、自由な区画を簡単に構成することができる。
また、撤去する際にも、支柱4のスリット15からパネル1の差込片6を引き抜いて容易に解体でき、避難場所を迅速に元の状態に戻すことができるほか、解体後の各部材は、一般の段ボール箱と同様に容易に処分することができる。
なお、支柱4は、四角柱状以外に、三角柱状などとしてもよく、この場合、ハニカム構造のような区画を構成することができる。
この発明に係る段ボール製間仕切りのパネルのブランクを示す図 同上の下部ジョイント及び上部ジョイントのブランクを示す図 同上の支柱のブランクを示す図 同上のパネルの延長接続部を示す斜視図 同上の支柱の組立状態を示す斜視図 同上のパネルのコーナー接続部の接続状態を示す斜視図 同上の4枚のパネルを接続した状態を示す横断平面図 同上の間仕切りによる区画構成例を示す斜視図
符号の説明
1 パネル
2 下部ジョイント
3 上部ジョイント
4 支柱
5 切込
6 差込片
7 折曲片
8 係合突起
9 取手用切込
10 連結板
11 立上片
12 切込
13 スリット
14 側板
15 スリット
16 折曲片
17 差込片
18 継代
19 スリット
20 係止片
21 係止穴

Claims (1)

  1. 段ボール製のパネル(1)、下部ジョイント(2)及び上部ジョイント(3)並びに支柱(4)から成り、前記パネル(1)には、上縁及び下縁に複数の切込(5)を入れ、両側中間部に差込片(6)を、上下部に折曲片(7)をそれぞれ形成して、前記支柱(4)が差込片(6)及びその上下の折曲片(7)にわたって延びる長さを有するものとし、前記下部ジョイント(2)及び上部ジョイント(3)には、連結板(10)の両側に連設した立上片(11)の先端に切込(12)を入れ、前記支柱(4)には、巻き込みにより角柱状をなす各側板(14)に縦方向のスリット(15)を設け、パネル(1)の延長接続部では、下部ジョイント(2)及び上部ジョイント(3)が隣接するパネル(1)に跨るように、連結板(10)から起立させた立上片(11)の切込(12)と、パネル(1)の切込(5)とを噛み合わせ、パネル(1)のコーナー接続部では、パネル(1)の折曲片(7)を折り曲げて、差込片(6)を支柱(4)のスリット(15)に差し込むと、パネル(1)の折曲片(7)が支柱(4)の側板(14)の外面に当接するようにした段ボール製間仕切り。
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