JP2009006035A - 段ボール製組立式ついたて - Google Patents

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Abstract

【課題】強度を確保しながら、金具、接着剤等のリサイクルに適しない素材を一切使用せず、段ボールのみで組立てでき、搬送・保管にも便利な段ボール製組立式ついたてを提供する。
【解決手段】第1表面部材20と第2表面部材30からなり、第1表面部材20と第2表面部材30を井桁構造体と噛合わせることによって一つのユニットUを形成し、少なくとも2つのユニットUを、ヒンジ機能を有する連結部材80で連結し、折畳み可能な段ボール製組立式ついたて10とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、段ボール製組立式ついたてに関する。
地震、噴火、水害等の災害によって住宅が危険になったとき、住民は自宅を離れて、体育館や公民館等の避難所での生活を余儀なくされることがある。
しかし、そのような避難所での生活は、多くの被災者の共同生活となるため、通常、家族毎の仕切りのようなものはない。従って、プライバシーの確保が難しく、それが、被災者にとってストレスの大きな要因となっている。
そこで、避難所内をついたてで仕切り、プライバシーを確保することが考えられる。その場合、避難所で使用するついたては、容易に搬送することができ、且つ速やかに設置できるものでなければならない。また、不要となった際には、倉庫に保管するのに便利であるとともに、廃棄に際しては、環境に悪影響のないものでなくてはならない。
この種の段ボール製ついたての従来技術として、特許文献1のものがある。しかし、この従来技術の段ボール製ついたては、基本的に、一枚の段ボールに折り目を付けたものに過ぎないので、自立させるには、屏風型に立てることが必要で、そのため、幅方向の設置場所が大きくなることが避けられず、強度的にも弱いという問題がある。
特開2003−82796
本発明は、上記の点に鑑み、強度を確保しながら、金具、接着剤等のリサイクルに適しない素材を一切使用することなく、段ボールのみで組立てることができ、L型にして自立させることができ、しかも、搬送・保管にも便利な段ボール製組立式ついたてを提供することを目的とする。
本発明は、井桁構造体を表面部材で覆った少なくとも2つのユニットを、ヒンジ機能を有する連結部材で連結したことを特徴とする段ボール製組立式ついたてによって、前記課題を解決する。
具体的態様としては、前記表面部材が第1表面部材と第2表面部材からなり、前記第1表面部材と第2表面部材が前記井桁構造体と噛合わせるための差込片を具え、内側に折曲げられた前記第1表面部材の差込片と第2表面部材の差込片が前記井桁構造体と噛合わせられることによって一つのユニットが形成されるものであり、さらに、前記第1表面部材と第2表面部材の差込片に沿って、前記井桁構造体に噛合わされる、折畳みによる弾性反発力を利用したロック部材を挿入したものであり、さらに、また、前記井桁構造体の前記第1表面部材と第2表面部材に対応する切込部が、入口近傍に突起を具え、該突起が前記両表面部材に設けた差込孔に嵌込まれるようにしたものである。
本発明の段ボール製組立式ついたては、内部に井桁構造体を具えたので井桁構造体の剛性により、強度が確保される。また、2つの表面部材と内部の井桁構造体との連結は、切込部同士の噛合わせによることができるので、組立作業が簡便になる。そして、段ボール製のロック部材を挿入することによって外れにくくなり、長期にわたり、ついたてとしての形態保持能力を維持することができる。
各部材同士は、全て、挿入又は噛合わせで連結され、金具、接着剤、或いは、両面テープ等の紙以外の連結・接合材は一切使用しないため、リサイクルや焼却処分の際に、環境問題を生じさせることがない。
そして、連結部材を用いて複数のユニットを連結すれば、折畳み可能となるため、災害時に具えて格納しておく際には、折畳んでコンパクトに収納することができ、使用時には、ねじやくぎを一切使わないため、誰でも簡単に連結のための組立をすることができる。
また、本発明のついたては、連結した場合、L字型で使用することによって、安定的に自立させることができる。従って、ついたての設置場所も狭くて済むほか、L字型にしたついたてを組合わせて、複数使用すれば、個室のような空間が構成できるので、避難所内でのプライバシーの確保が実現できる。
以下、本発明の実施形態を、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の段ボール製組立式ついたて10のL型使用時の斜視図である。
この段ボール製組立式ついたて10は、3つのユニットUを連結したもので、1つのユニットUは、第1表面部材20と第2表面部材30の内部にある井桁構造体90(及び後述するロック部材60,70)で構成され、連結部材80で連結されている。
図2は、連結部材80で連結された3つのユニットUを折畳んだ状態の斜視図である。連結部材80は、ヒンジとしても機能することが示されている。
図3は、内部にある井桁構造体90と第2表面部材30の底面図である。井桁部材A40及び井桁部材B50は、ほぼ長方形であり、井桁構造体90は、井桁部材A40と井桁部材B50を井桁状に噛合わせたもので、さらに、第2表面部材30に噛合わせられる。
図4は、第1表面部材20に、井桁構造体90と第2表面部材30を組込む組立途中の斜視図である。
図5は、第1表面部材20と第2表面部材30との井桁構造体90を介しての連結をロックするためのロック部材B70の挿入を示す斜視図である。
図6は、第1表面部材20の正面図である。第1表面部材20は、破線で示す折目を境に、中心から底面21、側面23、差込片25、及びその他の三角面27からなる。
外周面には、複数の切込部22が設けられている。そして側面23の端部には、後述の連結部材80を通すための複数の連結孔29がある。切込部22の内側には、差込孔24がある。
図7は、井桁構造体90に被せられる第2表面部材30の正面図である。第2表面部材30は、図8に示す井桁部材A40及び井桁部材B50を井桁構造体90になるように噛合わせ、この井桁構造体90を包み込むように井桁構造体90噛合わされ、且つ、井桁部材A40及び井桁部材B50の両端部が露出するようにされる。この第2表面部材30は、第1表面部材20に対応して、差込片35と、差込孔34がある。
図8は、井桁部材A40及び井桁部材B50の正面図である。両井桁部材は、ほぼ長方形をなし、長さが異なるのみである。両井桁部材の一辺には、井桁同士を噛合わせるための切込部41及び51を具え、切込部41及び51を噛合わせて井桁構造体90を構成する。さらに、両井桁部材の両端には、第1、第2表面部材20,30及びロック部材60と噛合わせ連結させるための大きめの切込部43,53がそれぞれ設けられている。この切込部43及び53には、その入口近傍に、切込幅を縮めるように互いに近付く方向に突出した、突起Pが設けてある。
図9は、ロック部材A60及びロック部材B70の正面図である。両ロック部材もほぼ長方形をなし、長さが異なるのみである。両ロック部材は、左右対称に、井桁構造体90と噛合わせるための切込部63及び73が複数設けられており、両ロック部材は、61及び71の折目で折畳まれる。
最後に、図10は、連結部材80の正面図である。連結部材80は、中央の面81と四方の突出片83からなる。図中、縦方向の中央折目85の長さが、第1表面部材20の連結孔29の長さに対応する。
なお、図示しているものは各部材1枚ずつであるが、本発明の一つの実施形態のついたて10では、3つのユニットUが連結されており、1つのユニットU内に、井桁部材A40は6枚、井桁部材B50は5枚、ロック部材A60は2枚、ロック部材B70は2枚使用され、3つのユニットUを連結させる部材として連結部材80が10枚使用されている。
次に組立て方を説明する。
図7の第2表面部材30の折目を、全て、内側に90度折曲げる。この第2表面部材30に、図8に示す井桁部材A40を6枚、井桁部材B50を5枚、その切込部41及び51で噛合せたもの(井桁構造体90)を、図4に示すように、互いの切込部を噛合わせて一体にする。この時、切込部43及び53の突起Pは、第2表面部材30の差込孔34に嵌込む。このように、井桁部材A40及びB50に、突起Pが形成されていることにより、第2表面部材30と井桁構造体90との連結は確実になる。
次に、第1表面部材20の四辺の差込片25の切込部22を、井桁構造体90の切込部43及び53に嵌込む。この時も、切込部43及び53の突起Pは、第1表面部材の差込孔24に嵌込む。井桁部材A40及びB50に、突起Pが形成されていることにより、第1表面部材20と井桁構造体90との連結も確実になる。
次に、第1表面部材20、第2表面部材30と井桁構造体90との連結をより強固にするために、ロック部材A60及びロック部材B70の折目61及び71をそれぞれ山折りにして、両ロック部材の切込部63及び73を、両差込片25,35に沿って、井桁構造体90の切込部43及び53に噛合わせる。ロック部材60及び70は、折畳んだ状態から元に戻ろうとする弾性反発力で、第1表面部材20、第2表面部材30と井桁構造体90との噛合いを、より確実にロックする。
以上の作業により、図1のUに示すような一つのユニットUが完成する。
次に、完成したユニット同士を連結部材80で連結することにより、折畳み可能に、長さを長くすることができる。
連結部材80をユニットUの連結孔29に、折目87で内側に折曲げて挿入可能な幅にし、左右どちらかの面41を片方のユニットUに挿入し、もう片方は別のユニットUに挿入する。
連結孔29に挿入された連結部材80は、挿入された後、突出片83が、紙の弾性復元力により元の形状に戻ろうとするので、連結部材80を介して複数のユニットUが連結される。
なお、このように3つのユニットUを連結する場合、ついたてを折畳み可能にするためには、連結部材80を介して一方の連結に上辺の連結孔を使用したら、もう一方では下辺の連結孔を使用する。
以上のように、各部材同士は全て挿入又は噛合わせで連結され、且つ、紙の弾力性を利用して組立られており、金具、接着剤、或いは、両面テープ等の紙以外の連結・接合材は一切使用しないため、分解・取外しも容易である。
また、本発明の段ボール製組立式ついたての構成要素となる部材は、全て段ボールから打抜いて作られるため、量産に適するのみならず、製造コストも低く抑えることができる。
従って、これらの利点を活かした用途としては、公共団体等が災害時における避難生活用の簡易家具として、本発明の段ボール製組立式ついたてを利用することが考えられる。すなわち、平時においては分解して倉庫等に保管しておき、災害時には、避難所に分解されたまま搬入し、現地で組立てれば、効率良く、避難所生活に役立てることができる。
なお、井桁部材やロック部材の数、及び各部材の細かい点は、図中及び上記の説明の中に示したものに限定されないことは言うまでもない。
本発明の段ボール製組立式ついたての使用状態の斜視図。 ついたてを折畳んだ状態の斜視図。 井桁構造体と第2表面部材の底面図。 本発明の段ボール製組立式ついたての一つのユニットの組立途中の斜視図。 ロック部材の使用方法を示す斜視図。 第1表面部材の正面図。 第2表面部材の正面図。 (A),(B)は、井桁部材A及び井桁部材Bの正面図。 (A),(B)は、ロック部材A及びロック部材Bの正面図。 連結部材の正面図。
符号の説明
10:段ボール製組立式ついたて
20:第1表面部材
25:差込片
30:第2表面部材
35:差込片
40:井桁部材A
50:井桁部材B
60:ロック部材A
70:ロック部材B
80:連結部材
90 井桁構造体
U:ユニット

Claims (4)

  1. 井桁構造体を表面部材で覆った少なくとも2つのユニットを、ヒンジ機能を有する連結部材で連結したことを特徴とする、
    段ボール製組立式ついたて。
  2. 前記表面部材が第1表面部材と第2表面部材からなり、前記第1表面部材と第2表面部材が前記井桁構造体と噛合わせるための差込片を具え、
    内側に折曲げられた前記第1表面部材の差込片と第2表面部材の差込片が前記井桁構造体と噛合わせられることによって一つのユニットが形成されることを特徴とする、
    請求項1の段ボール製組立式ついたて。
  3. 前記第1表面部材と第2表面部材の差込片に沿って、前記井桁構造体に噛合わされる、折畳みによる弾性反発力を利用したロック部材を挿入した、請求項1又は2の段ボール製組立式ついたて。
  4. 前記井桁構造体の前記第1表面部材と第2表面部材に対応する切込部が、入口近傍に突起を具え、該突起が前記両表面部材に設けた差込孔に嵌込まれるようにした、請求項1から3のいずれかの段ボ−ル製組立式ついたて。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011247023A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Hoshodo Co Ltd 紙製パネルの組立構造

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