JP4615501B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関し、特に内燃機関の燃焼状態に応じた燃料噴射制御を行うものに関する。
特許文献1には、内燃機関の燃焼室内の圧力(筒内圧)を検出し、検出した筒内圧に基づいて算出される熱発生率に基づいて、内燃機関の燃焼制御を行う装置が示されている。より具体的には、所定クランク角度毎に算出される熱発生率の変化パターンが、所定の理想的な変化パターンとなるように、燃料噴射時期、点火時期、及び排気還流量が制御される。
特開2000−54889号公報
ディーゼル内燃機関の燃焼制御では、機関運転状態によって燃料噴射モードを変更することが行われる。すなわち、主噴射に先立ってパイロット噴射を行う第1噴射モード、主噴射のみを行う第2噴射モード、または予混合燃焼を行う第3噴射モードが、機関運転状態に応じて選択され、選択された燃料噴射モードにしたがって燃料噴射が実行される。したがって、望ましい熱発生率の変化パターンは1通りではなく、機関運転状態によって大きく異なる。
上記従来の燃焼制御装置は、ガソリン内燃機関の制御を行うものであるため、このような燃料噴射モードの違いが考慮されておらず、改善の余地があった。
本発明はこの点に着目してなされたものであり、機関運転状態に応じて燃料噴射モードを決定し、燃料噴射を行う場合に、燃料噴射制御をより適切に実行し、排気特性及び燃焼状態を良好に維持することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、ディーゼル内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射手段(6)を備えた内燃機関(1)の制御装置において、前記機関の回転数(NE)を検出する回転数検出手段(3)と、前記機関の要求トルク(TRQ)を検出する要求トルク検出手段(33)と、検出される機関回転数(NE)及び要求トルク(TRQ)に応じて、前記燃料噴射手段による燃料噴射モードを決定する燃料噴射モード決定手段と、前記機関の筒内圧を検出する筒内圧検出手段(2)と、検出される筒内圧(PCYL)に基づいて、前記機関の燃焼状態を示す燃焼状態パラメータ(ROHR)を算出する燃焼状態パラメータ算出手段と、検出される機関回転数及び要求トルクに応じて目標変化パターンマップを検索することにより、前記燃焼状態パラメータの目標変化パターン(PAOBJDET)を設定する目標変化パターン設定手段と、前記燃焼状態パラメータ算出手段により算出される燃焼状態パラメータの変化パターンと前記目標変化パターン(PAOBJDET)との比較結果(ER)及び前記燃料噴射モードに応じて、前記燃料噴射手段(6)を制御する燃料噴射制御手段とを備え、前記燃料噴射モード決定手段は、主噴射及びパイロット噴射を行う第1噴射モード、主噴射のみ行う第2噴射モード、または予混合燃焼を行う第3噴射モードの何れかを、検出される機関回転数(NE)及び要求トルク(TRQ)に応じて選択し、前記目標変化パターン設定手段は、検出される機関回転数(NE)及び要求トルク(TRQ)によって決まる検出作動点(PDET)を囲む、前記目標変化パターンマップ上の4つ格子点(P1〜P4)に対応する目標変化パターンを検索し、該4つの目標変化パターンに基づいて前記目標変化パターン(PAOBJDET)を算出し、前記目標変化パターンマップは、前記第1、第2、及び第3噴射モードのそれぞれに対応して設定されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関の制御装置において、前記機関の排気の一部を吸気系に還流する排気還流手段(26,27)と、該排気還流手段による排気還流量を制御する排気還流制御手段とを備え、該排気還流制御手段は、前記燃焼状態パラメータ算出手段により算出される燃焼状態パラメータの変化パターンと前記目標変化パターン(PAOBJDET)との比較結果(ER)に応じて前記排気還流量の制御を行うことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、検出される機関回転数及び要求トルクに応じて燃料噴射モードが決定され、検出される筒内圧に基づいて、機関の燃焼状態を示す燃焼状態パラメータが算出されるとともに、検出される機関回転数及び要求トルクに応じて目標変化パターンマップを検索することにより、燃焼状態パラメータの目標変化パターンが設定される。そして検出筒内圧に基づく燃焼状態パラメータの変化パターンと目標変化パターンとの比較結果及び燃料噴射モードに応じて、燃料噴射制御が行われる。より具体的には、主噴射及びパイロット噴射を行う第1噴射モード、主噴射のみ行う第2噴射モード、または予混合燃焼を行う第3噴射モードの何れかが、検出される機関回転数及び要求トルクに応じて選択され、検出される機関回転数及び要求トルクによって決まる検出作動点を囲む、目標変化パターンマップ上の4つ格子点に対応する目標変化パターンが検索され、該4つの目標変化パターンに基づいて目標変化パターンが算出され、目標変化パターンマップは、第1、第2、及び第3噴射モードのそれぞれに対応して設定されている。したがって、機関回転数及び要求トルクに応じて選択される燃料噴射モードに対応して目標変化パターン設定され、実際の燃焼状態パラメータの変化パターンを、各燃料噴射モードに適した目標変化パターンに一致させることができ、排気特性及び燃焼状態を良好に維持することができる。
請求項2に記載の発明によれば、検出筒内圧に基づく燃焼状態パラメータの変化パターンと目標変化パターンとの比較結果に応じて排気還流量の制御が行われるので、過不足のない排気還流量の制御を実行し、排気特性及び燃焼状態を良好に維持することができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。以下両図を合わせて参照して説明する。4気筒を有する内燃機関(以下単に「エンジン」という)1は、シリンダ内に燃料を直接噴射するディーゼルエンジンであり、各気筒に燃料噴射弁6が設けられている。燃料噴射弁6は、電子制御ユニット(以下「ECU」という)4に電気的に接続されており、燃料噴射弁6の開弁時間及び開弁時期は、ECU4により制御される。
エンジン1は、吸気管22、排気管24、及び過給機28を備えている。過給機28は、排気の運動エネルギにより駆動されるタービン30と、タービン30により回転駆動され、吸気の圧縮を行うコンプレッサ29とを備えている。
タービン30は、複数の可変ベーン(図示せず)を備えており、可変ベーンの開度を変化させることにより、タービン回転数(回転速度)を変更できるように構成されている。タービン30のベーン開度は、ECU4により電磁的に制御される。
吸気管22内の、コンプレッサ29の下流には加圧された空気を冷却するためのインタークーラ25が設けられている。
排気管24のタービン30の上流側と、吸気管22との間には、排気を吸気管22に還流する排気還流通路26が設けられている。排気還流通路26には、排気還流量を制御するための排気還流制御弁(以下「EGR弁」という)27が設けられている。EGR弁27は、ソレノイドを有する電磁弁であり、その弁開度はECU4により制御される。
吸気管22には吸入空気流量GAを検出する吸入空気流量センサ31が設けられており、その検出信号は、ECU4に供給される。
エンジン1の各気筒には、筒内圧(燃焼圧力)を検出する筒内圧センサ2が設けられている。本実施形態では、筒内圧センサ2は、各気筒に設けられるグロープラグと一体に構成されている。筒内圧センサ2の検出信号は、ECU4に供給される。なお、筒内圧センサ2の検出信号は、実際には、筒内圧PCYLのクランク角度(時間)に対する微分信号に相当するものであり、筒内圧PCYLは、筒内圧センサ出力を積分することにより得られる。
またエンジン1には、クランク軸(図示せず)の回転角度を検出するクランク角度位置センサ3が設けられている。クランク角度位置センサ3は、クランク角1度毎にパルスを発生し、そのパルス信号はECU4に供給される。クランク角度位置センサ3は、さらに特定気筒の所定クランク角度位置で気筒識別パルスを生成して、ECU4に供給する。
ECU4には、エンジン1により駆動される車両のアクセルペダルの操作量APを検出するアクセルセンサ33、エンジン1の冷却水温TWを検出する冷却水温センサ34、エンジン1の吸気温TAを検出する吸気温センサ35、過給機28より下流側における吸気管内圧力(過給圧)PBを検出する過給圧センサ(図示せず)、及び当該車両の車速VPを検出する車速センサ(図示せず)が接続されており、これらのセンサの検出信号がECU4に供給される。
ECU4は、エンジン1の各気筒の燃焼室に設けられた燃料噴射弁6の制御信号を駆動回路5に供給する。駆動回路5は、燃料噴射弁6に接続されており、ECU4から供給される制御信号に応じた駆動信号を、燃料噴射弁6に供給する。これにより、ECU4から出力される制御信号に応じた燃料噴射時期において、前記制御信号に応じた燃料噴射量だけ燃料が、各気筒の燃焼室内に噴射される。
ECU4は、増幅器10と、A/D変換部11と、パルス生成部13と、CPU(Central Processing Unit)14と、CPU14で実行されるプログラムを格納するROM(Read Only Memory)15と、CPU14が演算結果などを格納するRAM(Random Access Memory)16と、入力回路17と、出力回路18とを備えている。筒内圧センサ2の検出信号は、増幅器10に入力される。増幅器10は、入力される信号を増幅する。増幅器10により増幅された信号は、A/D変換部11に入力される。また、クランク角度位置センサ3から出力されるパルス信号は、パルス生成部13に入力される。
A/D変換部11は、バッファ12を備えており、増幅器10から入力される筒内圧センサ出力をディジタル値(以下「圧力変化率」という)dp/dθに変換し、バッファ12に格納する。より具体的には、A/D変換部11には、パルス生成部13から、クランク角1度周期のパルス信号(以下「1度パルス」という)PLS1が供給されており、この1度パルスPLS1の周期で筒内圧センサ出力をサンプリングし、ディジタル値に変換してバッファ12に格納する。
一方、CPU14には、パルス生成部13から、クランク角6度周期のパルス信号PLS6が供給されており、CPU14はこの6度パルスPLS6の周期でバッファ12に格納されたディジタル値を読み出す処理を行う。すなわち、本実施形態では、A/D変換部11からCPU14に対して割り込み要求を行うのではなく、CPU14が6度パルスPLS6の周期で読出処理を行う。
入力回路17は、各種センサの検出信号をディジタル値に変換し、CPU14に供給する。なお、エンジン回転数NEは、6度パルスPLSの周期から算出される。またエンジン1の要求トルクTRQは、アクセルペダル操作量APに応じて算出される。
CPU14は、エンジン運転状態に応じて、目標排気還流量GEGRを算出し、実際の排気還流量が目標排気還流量GEGRと一致するようにEGR弁27の開度を制御するデューティ制御信号を、出力回路18を介してEGR弁27に供給する。
図3は、燃料噴射制御及び排気還流制御を行う制御モジュールの構成を示すブロック図である。このモジュールの機能は、実際にはCPU14で実行される処理により実現される。
図3に示す制御モジュールは、基本制御量算出部51と、目標変化パターン設定部52と、熱発生率算出部53と、比較部54と、補正部55とを備えている。
基本制御量算出部51は、エンジン回転数NE及び要求トルクTRQに応じてマップを検索することにより、燃料噴射モードを決定するとともに、基本燃料噴射時期CAIB、基本燃料噴射量QIB、及び基本排気還流量GEBを算出する。
図4は、燃料噴射モードの決定を行うためのマップを示す図であり、領域R1では主噴射に先立ってパイロット噴射を行う第1噴射モードが選択され、領域R2では主噴射のみを行う第2噴射モードが選択され、領域R3では予混合燃焼を行う第3噴射モードが選択される。
第1噴射モードが選択されたときは、基本燃料噴射時期として基本パイロット噴射時期CAIPB及び基本主噴射時期CAIMBが算出され、基本燃料噴射量として基本パイロット噴射量QIPB及び基本主噴射量QIMBが算出される。
目標変化パターン設定部52は、エンジン回転数NE及び要求トルクTRQに応じて目標変化パターンマップを検索して、熱発生率ROHRの目標変化パターンPAOBJを設定する。具体的には、図5に示すように、検出されたエンジン回転数NE及び要求トルクTRQによって決まる検出作動点PDETを囲む4つの格子点P1〜P4に対応して設定された目標変化パターンPAOBJ1〜PAOBJ4に基づいて、検出作動点PDETに対応する目標変化パターンPAOBJDETを算出する。各格子点P1〜P4に対応して、図6(a)及び(c)に実線で示すような目標変化パターンPAOBJ1〜PAOBJ4が、クランク角720度の期間に対応したものが予めROM15に格納されている。なお、目標変化パターンのクランク角度期間は、圧縮上死点を含む30度程度の期間まで短くしてもよい。また目標変化パターンPAOBJは、第1〜第3噴射モードのそれぞれに対応して設定されている。検出作動点PDETが、図4に示す領域R1〜R3の境界線の近傍にあるときは、4つの格子点P1〜P4が1つの領域内に含まれず、いずれか2つ、あるいは3つに領域にまたがる場合がある。その場合には、4つの格子点に対応するデータを平均化したり、重み付けを行うなどの処理を行って、検出作動点PDETにおける目標変化パターンPAOBJDETを設定する。
熱発生率算出部53は、検出される筒内圧PCYLを下記式(1)に適用し、熱発生率ROHRを算出する。
ROHR=κ/(κ−1)×PCYL×dV
+1/(κ−1)×VCYL×dP (1)
ここで、κは混合気の比熱比、PCYLは検出筒内圧、dVは筒内容積増加率[m3/deg]、VCYLは気筒容積、dPは筒内圧上昇率[kPa/deg]である。
比較部54は、目標変化パターン設定部52で設定された目標変化パターンPAOBJDETと、式(1)により算出される熱発生率ROHRの変化パターンとを比較し、その比較結果を示す偏差ERを下記式(2)により算出する。
ER=ROHR(CA)−ROHROBJ(CA) (2)
ここでROHROBJ(CA)は、目標変化パターンPAOBJDETに対応する熱発生率であり、(CA)はクランク角度CAの関数であることを示すために付されている。すなわち偏差ERは、所定クランク角度毎に算出される。
図6(a)(c)の破線は、熱発生率ROHRの推移を示し、同図(b)(d)には、対応する偏差ERの推移が示されている。なお、図6にはパイロット噴射を行う第1噴射モードによる燃料噴射が行われる例が示されている。
補正部55は、例えば以下のような補正を行う。図6(b)に示す偏差ER1とER2の比率RERP(=ER1/ER2)が所定比率RERPTHを超えたときは、パイロット噴射された燃料が着火しなかった(パイロット失火)と判定し、基本パイロット噴射量QIPBを増加方向に補正して、パイロット噴射量QINJPを算出する。
また偏差ER3とER4の比率RERM(=ER3/ER4)が所定比率RERMTHを超えたときは、燃焼状態が不安定となっていると判定し、基本排気還流量GEBを減少方向に補正して、目標排気還流量GEGRを算出する。
図6(d)に示す例では、偏差ER12の絶対値が所定値ERTHを超えているので、パイロット噴射した燃料が異常燃焼したと判定し、基本パイロット噴射量QIPBを減少方向に補正して、パイロット噴射量QINJPを算出するか、若しくは基本パイロット噴射時期CAIPBをリタード補正して、パイロット噴射時期CAINJPを算出する。
さらに偏差ERと、偏差ER=0の線とで囲まれる領域の面積、及び面積の比率に応じて、基本排気還流量GEB、基本燃料噴射時期CAIB、及び基本燃料噴射量QIBを補正することにより、目標排気還流量GEGR、燃料噴射時期CAINJ、及び燃料噴射量QINJを算出するようにしてもよい。
本実施形態では、クランク角度位置センサ3及びアクセルセンサ33がそれぞれ回転数検出手段及び要求トルク検出手段に相当し、燃料噴射弁6及び筒内圧センサ2がそれぞれ燃料噴射手段及び筒内圧検出手段に相当し、排気還流通路26及び排気還流制御弁27が排気還流手段に相当し、ECU4が燃料噴射モード決定手段、燃焼状態パラメータ算出手段、目標変化パターン設定手段、燃料噴射制御手段、及び排気還流制御手段を構成する。
なお本発明は、クランク軸を鉛直方向とした船外機などのような船舶推進機用エンジンなどの制御にも適用が可能である。
本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。 図1に示す制御装置の一部の構成をより具体的に示す図である。 燃料噴射制御及び排気還流制御を行うモジュールの構成を示すブロック図である。 機関運転領域に応じた燃料噴射モードの設定を説明するための図である。 燃焼状態パラメータの目標変化パターンの算出方法を説明するための図である。 燃焼状態パラメータ(ROHR)及び目標変化パターンとの比較結果を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 内燃機関
2 筒内圧センサ(筒内圧検出手段)
3 クランク角度位置センサ(回転数検出手段)
4 電子制御ユニット(燃料噴射モード決定手段、燃焼状態パラメータ算出手段、目標変化パターン設定手段、燃料噴射制御手段、排気還流制御手段)
6 燃料噴射弁(燃料噴射手段)
26 排気還流通路(排気還流手段)
27 排気還流制御弁(排気還流手段)
33 アクセルセンサ(要求トルク検出手段)

Claims (2)

  1. ディーゼル内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射手段を備えた内燃機関の制御装置において、
    前記機関の回転数を検出する回転数検出手段と、
    前記機関の要求トルクを検出する要求トルク検出手段と、
    検出される機関回転数及び要求トルクに応じて、前記燃料噴射手段による燃料噴射モードを決定する燃料噴射モード決定手段と、
    前記機関の筒内圧を検出する筒内圧検出手段と、
    検出される筒内圧に基づいて、前記機関の燃焼状態を示す燃焼状態パラメータを算出する燃焼状態パラメータ算出手段と、
    検出される機関回転数及び要求トルクに応じて目標変化パターンマップを検索することにより、前記燃焼状態パラメータの目標変化パターンを設定する目標変化パターン設定手段と、
    前記燃焼状態パラメータ算出手段により算出される燃焼状態パラメータの変化パターンと前記目標変化パターンとの比較結果及び前記燃料噴射モードに応じて、前記燃料噴射手段を制御する燃料噴射制御手段とを備え
    前記燃料噴射モード決定手段は、主噴射及びパイロット噴射を行う第1噴射モード、主噴射のみ行う第2噴射モード、または予混合燃焼を行う第3噴射モードの何れかを、検出される機関回転数及び要求トルクに応じて選択し、
    前記目標変化パターン設定手段は、検出される機関回転数及び要求トルクによって決まる検出作動点を囲む、前記目標変化パターンマップ上の4つ格子点に対応する目標変化パターンを検索し、該4つの目標変化パターンに基づいて前記目標変化パターンを算出し、
    前記目標変化パターンマップは、前記第1、第2、及び第3噴射モードのそれぞれに対応して設定されていることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記機関の排気の一部を吸気系に還流する排気還流手段と、該排気還流手段による排気還流量を制御する排気還流制御手段とを備え、該排気還流制御手段は、前記燃焼状態パラメータ算出手段により算出される燃焼状態パラメータの変化パターンと前記目標変化パターンとの比較結果に応じて前記排気還流量の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
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