JP4614393B2 - 記録方法、記録装置および記録システム - Google Patents
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さらにまた、ドットを記録するための記録素子が複数配列された記録ヘッドを記録媒体の同一領域に対して前記記録素子が配列される方向とは異なる走査方向に複数回走査させることによって前記同一領域の画像を記録することが可能な記録装置と、前記記録装置を制御するためのホスト装置とを有する記録システムであって、前記画像を構成するドットを記録するための記録データを、奇数カラムデータと偶数カラムデータに分割する手段と、ドットの記録を許容する記録許容エリアおよびドットの記録を許容しない非許容エリアが配列されてなる第1のマスクパターンを用いて、前記奇数カラムデータを複数に分割する手段と、前記第1のマスクパターンとは異なる配置で前記記録許容エリアおよび前記非記録許容エリアが配列されてなる第2のマスクパターンを用いて、前記偶数カラムデータを複数に分割する手段と、前記分割された奇数および偶数カラムデータの夫々が前記記録ヘッドの異なる走査で前記同一領域に記録されるように、前記分割された奇数および偶数カラムデータに従って前記記録ヘッドを駆動する手段とを具備することを特徴とする。
1.1 記録システムの概要
図1は、本発明の実施形態で適用する記録システムにおける画像データ処理の流れを説明するための図である。この記録システムJ0011は、記録すべき画像を示す画像データの生成やそのデータ生成のためのUI(ユーザインタフェース)の設定等を行うホスト装置J0012を具える。またこのホスト装置J0012で生成された画像データに基づいて記録媒体に記録を行う記録装置J0013を具える。記録装置J0013は、シアン(C)、ライトシアン(Lc)、マゼンタ(M)、ライトマゼンタ(Lm)、イエロー(Y)、レッド(R)、グリーン(G)、第1ブラック(K1)、第2ブラック(K2)、グレー(Gray)の10色インクによって記録を行う。そのために、これら10色のインクを吐出する記録ヘッドH1001が用いられる。これら10色のインクは、色材として顔料を含む顔料インクである。
前段処理J0002は色域(Gamut)のマッピングを行う。本実施形態では、sRGB規格の画像データR、G、Bによって再現される色域を、記録装置J0013によって再現される色域内に写像するためのデータ変換を行う。具体的には、R、G、Bのそれぞれが8ビットで表現された256階調の画像データR、G、Bを、3次元LUTを用いることにより、記録装置J0013の色域内の8ビットデータR、G、Bに変換する。
後段処理J0003では、上記色域のマッピングがなされた8ビットデータR、G、Bに基づき、このデータが表す色を再現するインクの組み合わせに対応した8ビット・10色の色分解データY、M、Lm、C、Lc、K1、K2、R、G、Grayを求める。本実施形態では、この処理は前段処理と同様3次元LUTに補間演算を併用して行う。
γ補正J0004は、後段処理J0003によって求められた色分解データの各色のデータごとにその濃度値(階調値)変換を行う。具体的には、記録装置J0013の各色インクの階調特性に応じた1次元LUTを用いることにより、上記色分解データがプリンタの階調特性に線形的に対応づけられるような変換を行う。
ハーフトーニングJ0005は、γ補正がなされた8ビットの色分解データY、M、Lm、C、Lc、K1、K2、R、G、Grayそれぞれについて4ビットのデータに変換する量子化を行う。本実施形態では、誤差拡散法を用いて256階調の8ビットデータを9階調の4ビットデータに変換する。この4ビットデータは、記録装置におけるドット配置のパターン化処理における配置パターンを示すためのインデックスとなるデータである。
プリンタドライバで行う処理の最後には、記録データ作成処理J0006によって、上記4ビットのインデックスデータを内容とする記録画像データに記録制御情報を加えた記録データを作成する。
上述したハーフトーン処理J0005では、256値の多値濃度情報(8ビットデータ)を9値の階調値情報(4ビットデータ)まで階調レベル数を下げている。しかし、実際に記録装置J0013が記録できるデータは、インクドットを記録するか否かの2値データ(1ビットデータ)である。そこで、ドット配置パターン化処理J0007では、ハーフトーン処理J0005からの出力値である階調レベル0〜8の4ビットデータで表現される画素ごとに、その画素の階調値(レベル0〜8)に対応したドット配置パターンを割当てる。これにより1画素内の複数のエリア各々にインクドットの記録の有無(ドットのオン・オフ)を定義し、1画素内の各エリアに「1」または「0」の1ビットの2値データを配置する。ここで、「1」はドットの記録を示す2値データであり、「0」は非記録を示す2値データである。
本実施形態において、図3で示した個々の画素は、600ppi(pixel/inch;参考値)の解像度における1画素に相当し、縦横共に42μmほどの幅を有している。そして、本実施形態の記録装置では、このような解像度を持つ各画素を図に示したような縦2エリア×横4エリアに分割し、各エリアにドットが記録できるようになっている。よって、記録装置における記録解像度は、縦が1200dpi(dot/inch;参考値)、横が2400dpiとなる。
上述したカラムデータ分割処理J0020までの処理により、往路走査で記録すべきドットデータと復路走査で記録すべきドットデータは決定される。よって、このドット配置を示す2値データを記録ヘッドH1001の駆動回路J0009に入力すれば、所望の画像を記録することは可能である。しかし、本実施形態では、同一の走査領域に位置する奇数カラムデータおよび偶数カラムデータのそれぞれを、更に複数回の走査に分割して記録するマルチパス記録方法を採用する。
本実施形態で適用する記録装置における各機構部の構成を説明する。本実施形態における記録装置本体は、各機構部の役割から、概して、給紙部、用紙搬送部、排紙部、キャリッジ部、フラットパス記録部、およびクリーニング部等に分類することができ、これらは外装部に収納されている。
外装部は、給紙部、用紙搬送部、排紙部、キャリッジ部、クリーニング部、フラットパス部およびウエット液転写部の回りを覆うように取り付けられている。外装部は主に、下ケースM7080、上ケースM7040、アクセスカバーM7030、コネクタカバーおよびフロントカバーM7010から構成されている。
図8および図11を参照するに、給紙部は次のように構成されている。すなわち、記録媒体を積載する圧板M2010、記録媒体を1枚ずつ給紙する給紙ローラM2080、記録媒体を分離する分離ローラM2041、記録媒体を積載位置に戻すための戻しレバーM2020等がベースM2000に取り付けられることで構成されている。
曲げ起こした板金からなるシャーシM1010には、記録媒体を搬送する搬送ローラM3060とペーパエンドセンサ(以下PEセンサと称す)E0007が回動可能に取り付けられている。搬送ローラM3060は、金属軸の表面にセラミックの微小粒がコーティングされた構成となっており、両軸の金属部分を不図示の軸受けが受ける状態で、シャーシM1010に取り付けられている。搬送ローラM3060にはローラテンションバネ(不図示)が設けられており、搬送ローラM3060を付勢することにより、回転時に適量の負荷を与えて安定した搬送が行えるようになっている。
排紙部は、第1の排紙ローラM3100および第2の排紙ローラM3110、複数の拍車M3120およびギア列などから構成されている。
キャリッジ部は、記録ヘッドH1001を取り付けるためのキャリッジM4000を有しており、キャリッジM4000は、ガイドシャフトM4020およびガイドレールM1011によって支持されている。ガイドシャフトM4020は、シャーシM1010に取り付けられており、記録媒体の搬送方向に対して直角方向にキャリッジM4000を往復走査させるように案内支持している。ガイドレールM1011は、シャーシM1010に一体に形成されており、キャリッジM4000の後端を保持して記録ヘッドH1001と記録媒体との隙間を維持する役割を果たしている。また、ガイドレールM1011のキャリッジM4000との摺動側には、ステンレス等の薄板からなる摺動シートM4030が張設され、記録装置の摺動音の低減化を図っている。
給紙部からの給紙は、図11に示したように記録媒体が通る経路がピンチローラに達するまで曲がっているため、記録媒体を曲げた状態で行われることになる。従って、例えば0.5mm程度以上の厚い記録媒体等を給紙部から給紙しようとすると、曲げられた記録媒体の反力が発生し、給紙抵抗が増えて給紙が行えない場合がある。また、給紙が可能であっても、排紙後の記録媒体が曲がったままとなったり、折れたりすることもある。
クリーニング部は記録ヘッドH1001のクリーニングを行うための機構である。これは、ポンプM5000、記録ヘッドH1001の乾燥を抑えるためのキャップM5010、記録ヘッドH1001の吐出口形成面をクリーニングするためのブレードM5020などから構成されている。
最近では、記録物の記録濃度、耐水性および耐光性等を向上する目的で、色材として顔料成分を含有するインク(以下、顔料インクという)が使用されることが多くなってきている。顔料インクは、元来固体である色材を、分散剤や、顔料表面に官能基を導入するなどして水中に分散させてなるものである。従って、フェイス面上でインク中の水分が蒸発し乾燥した顔料インクの乾燥物は、色材自体が分子レベルで溶解している染料系インクの乾燥固着物と比べ、フェイス面に与えるダメージが大きい。また、また顔料を溶剤中に分散させるために用いている高分子化合物が吐出面に対して吸着されやすいという性質が見られる。これは、インクの粘度調整や、耐光性向上その他の目的でインクに反応液を添加する結果インク中に高分子化合物が存在する場合には、顔料インク以外でも生じる問題である。
次に本実施形態における電気的回路の構成を説明する。
以下に本実施形態で適用するヘッドカートリッジH1000の構成について説明する。 本実施形態におけるヘッドカートリッジH1000は、記録ヘッドH1001と、インクタンクH1900を搭載する手段およびインクタンクH1900から記録ヘッドにインクを供給するための手段を有している。そして、キャリッジM4000に対して着脱可能に搭載される。
以下に本発明で使用する10色のインクについて説明する。
以下、本発明の特徴的なマルチパス記録方法について説明する。
カラム間引き記録方法を採用すれば、主走査時のキャリッジ速度を上昇させることによって記録時間を低減する効果があることは既に説明した。これと同じ理由から、奇数カラムと偶数カラムのそれぞれに対し、主走査方向に記録許容エリアが連続しないようなマスクパターンを採用することにより、キャリッジスピードを更に増加させることができる。
一般に、インクジェット記録方法のようにドットマトリクスによって画像を記録する場合には、ドットの分散状態がざらつき感に影響を与えることが知られている。ざらつき感とは人間の目の感度に依存する感覚であり、目の感度は一般に高周波数領域よりも低周波数領域に敏感である。すなわち、低周波数領域に一定量以上のパワースペクトルが存在すると、人はざらつき感を感じる。よって、このざらつき感を低減し滑らかな画像を得るためには、低周波数領域のパワースペクトルを抑え高周波数領域に集中させた画像を出力することが効果的である。
上述したブルーノイズマスクを更に発展させた形態として、積層マスクがある。積層マスクは、複数色のインクを用いてマルチパス記録を行う際に、同一記録主走査で記録されたドットの分散状態が、各色のドットの和で見た場合でもブルーノイズ特性を維持していることを特徴としている。近年のように、光沢のある記録媒体にカラーの写真画像を高品位に出力しようとする場合、当該積層マスクが有効に機能する。
2301、2302、2501、2502、2503 テクスチャ
J0001 アプリケーション
J0002 前段
J0003 後段
J0004 γ補正
J0005 ハーフトーニング
J0006 印刷データの作成
J0007 ドット配置パターン化処理
J0008 マスクデータ変換処理
J0009 ヘッド駆動回路
H1001 記録ヘッド
J0011 記録システム
J0012 ホスト装置
J0013 記録装置
J0020 カラムデータ分割処理
P0002 マスクパターン
P0002(a)〜P0002(d) 第1のマスクパターン〜第4のマスクパターン
M1010 シャーシ
M1011 ガイドレール
M2000 ベース
M2010 圧板
M2012 圧板バネ
M2013 分離シート
M2020 戻しレバー
M2021 戻しレバーバネ
M2030 可動サイドガイド
M2040 分離ローラホルダ
M2041 分離ローラ
M2044 分離ローラリリースシャフト
M2060 給紙トレイ
M2061 給紙サブトレイ
M2070 駆動部
M2080 給紙ローラ
M3000 ピンチローラホルダ
M3021 PEセンサレバー
M3030 ペーパガイドフラッパ
M3040 プラテン
M3041 紙押さえ
M3060 搬送ローラ
M3061 プーリ
M3062 コードホイール
M3070 ピンチローラ
M3100 第1の排紙ローラ
M3110 第2の排紙ローラ
M3111 弾性体
M3120 拍車
M3130 拍車ホルダ
M3160 排紙トレイ
M4000 キャリッジ
M4010 ヘッドセットレバー
M4020 ガイドシャフト
M4041 タイミングベルト
M4042 アイドルプーリ
M4090 位置検出センサ
M5000 ポンプ
M5010 キャップ
M5011 キャップ吸収体
M5020 ブレード
M5060 ブレードクリーナ
M5070 ウエット液転写部材
M5080 ウエット液保持部材
M5081 ウエット液転写部
M5090 ウエット液タンク
M7010 フロントカバー
M7030 アクセスカバー
M7040 上ケース
M7060 LEDガイド
M7080 下ケース
M7090 リアトレイ
M7091 リアサブトレイ
E0001 キャリッジモータ
E0002 LFモータ
E0004 エンコーダセンサ
E0005 エンコーダスケール
E0012 CRFFC(フレキシブルフラットケーブル)
E0013 キャリッジ基板
E0014 メイン基板
E0015 電源ユニット
E0017 ホストI/F
E0018 電源キー
E0019 リジュームキー
E0020 LED
E0100 デバイスI/F
E0101 ヘッドコネクタ
E0104 センサ信号
E0106 フロントパネル
E0107 パネル信号
E1004 ROM
E1010 電源制御回路
E1014 制御バス
E1015 RESET(リセット信号)
E1020 ENC(エンコーダ信号)
E1021 ヘッド制御信号
E1024 電源制御信号
E1028 ホストI/F信号
E1029 ホストI/Fケーブル
E1035 LFモータ駆動信号
E1037 CRモータ駆動信号
E1100 デバイスI/F信号
E1102 ASIC
E1103 ドライバ・リセット回路
E1106 モータ制御信号
E3000 マルチセンサ
E3001 ヘッド駆動電圧変調回路
E3002 ヘッド温度検出回路
E3004 フラットパスキー
E3005 APモータ
E3006 PRモータ
E3007 RAM
E4000 電源ユニット制御信号
E4001 APモータ駆動信号
E4002 PRモータ駆動信号
E4003 マルチセンサ信号
H1000 ヘッドカートリッジ
H1001 記録ヘッド
H1900 インクタンク
Claims (9)
- ドットを記録するための記録素子が複数配列された記録ヘッドを記録媒体の同一領域に対して前記記録素子が配列される方向とは異なる走査方向に複数回走査させることによって前記同一領域の画像を記録する記録方法であって、
前記画像を構成するドットを記録するための記録データを、奇数カラムデータと偶数カラムデータに分割する工程と、
ドットの記録を許容する記録許容エリアおよびドットの記録を許容しない非許容エリアが配列されてなる第1のマスクパターンを用いて、前記奇数カラムデータを複数に分割する工程と、
前記第1のマスクパターンとは異なる配置で前記記録許容エリアおよび前記非記録許容エリアが配列されてなる第2のマスクパターンを用いて、前記偶数カラムデータを複数に分割する工程と、
前記分割された奇数および偶数カラムデータの夫々を、前記記録ヘッドの異なる走査で前記同一領域に記録する工程と
を有することを特徴とする記録方法。 - 前記同一領域に対する複数回の走査は、前記記録ヘッドの第1方向への走査と前記第1方向とは反対の第2方向への走査を含み、前記分割された奇数カラムデータの夫々は、前記第1方向への異なる走査で記録され、前記分割された偶数カラムデータの夫々は、前記第2方向への異なる走査で記録されることを特徴とする請求項1に記載の記録方法。
- 前記第1のマスクパターンおよび前記第2のマスクパターンの少なくとも一方は、前記記録許容エリアが前記走査方向に隣接しないパターンであることを特徴とする請求項1または2に記載の記録方法。
- 前記第1のマスクパターンおよび前記第2のマスクパターンの少なくとも一方における前記記録許容エリアの配置はブルーノイズ特性を有することを特徴とする請求項1または2に記載の記録方法。
- ドットを記録するための記録素子が複数配列された記録ヘッドを記録媒体の同一領域に対して前記記録素子が配列される方向とは異なる走査方向に複数回走査させることによって前記同一領域の画像を記録する記録方法であって、
前記画像を構成するドットを記録するための記録データを、奇数カラムデータと偶数カラムデータに分割する工程と、
ドットの記録を許容する記録許容エリアおよびドットの記録を許容しない非許容エリアが配列されてなるマスクパターンを用いて、前記奇数カラムデータおよび前記偶数カラムデータの夫々を複数に分割する工程と、
前記分割された奇数および偶数カラムデータの夫々を、前記記録ヘッドの異なる走査で前記同一領域に記録する工程とを有し、
第1の記録モードを実行する場合、前記奇数カラムデータを分割するのに用いるマスクパターンにおける記録許容エリアの配列と前記偶数カラムデータを分割するのに用いるマスクパターンにおける記録許容エリアの配列は異なり、
前記第1の記録モードとは異なる第2の記録モードを実行する場合に、前記奇数カラムデータを分割するのに用いるマスクパターンにおける記録許容エリアの配列と前記偶数カラムデータを分割するのに用いるマスクパターンにおける記録許容エリアの配列は同じであることを特徴とする記録方法。 - 前記記録ヘッドは複数色のインクのドットを記録可能であり、
前記第1の記録モードは、使用可能なインクの色数が所定数以下の記録モードであり、前記第2の記録モードは、使用可能なインクの色数が所定数より多い記録モードであることを特徴であることを特徴とする請求項5に記載の記録方法。 - 前記第1の記録モードはモノクロ記録モードであり、前記第2の記録モードはカラー記録モードであることを特徴とする請求項5に記載の記録方法。
- ドットを記録するための記録素子が複数配列された記録ヘッドを記録媒体の同一領域に対して前記記録素子が配列される方向とは異なる走査方向に複数回走査させることによって前記同一領域の画像を記録することが可能な記録装置であって、
前記画像を構成するドットを記録するための記録データを、奇数カラムデータと偶数カラムデータに分割する手段と、
ドットの記録を許容する記録許容エリアおよびドットの記録を許容しない非許容エリアが配列されてなる第1のマスクパターンを用いて、前記奇数カラムデータを複数に分割する手段と、
前記第1のマスクパターンとは異なる配置で前記記録許容エリアおよび前記非記録許容エリアが配列されてなる第2のマスクパターンを用いて、前記偶数カラムデータを複数に分割する手段と、
前記分割された奇数および偶数カラムデータの夫々が前記記録ヘッドの異なる走査で前記同一領域に記録されるように、前記分割された奇数および偶数カラムデータに従って前記記録ヘッドを駆動する手段と
を具備することを特徴とする記録装置。 - ドットを記録するための記録素子が複数配列された記録ヘッドを記録媒体の同一領域に対して前記記録素子が配列される方向とは異なる走査方向に複数回走査させることによって前記同一領域の画像を記録することが可能な記録装置と、前記記録装置を制御するためのホスト装置とを有する記録システムであって、
前記画像を構成するドットを記録するための記録データを、奇数カラムデータと偶数カラムデータに分割する手段と、
ドットの記録を許容する記録許容エリアおよびドットの記録を許容しない非許容エリアが配列されてなる第1のマスクパターンを用いて、前記奇数カラムデータを複数に分割する手段と、
前記第1のマスクパターンとは異なる配置で前記記録許容エリアおよび前記非記録許容エリアが配列されてなる第2のマスクパターンを用いて、前記偶数カラムデータを複数に分割する手段と、
前記分割された奇数および偶数カラムデータの夫々が前記記録ヘッドの異なる走査で前記同一領域に記録されるように、前記分割された奇数および偶数カラムデータに従って前記記録ヘッドを駆動する手段と
を具備することを特徴とする記録システム。
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