JP4614371B2 - 操作感触付与型入力装置 - Google Patents
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Description
すなわち本発明は、操作者により回転操作される回転操作部材とともに回転可能に支持された回転軸と、この回転軸とともに回転する被検出体を有するとともに、この被検出体の回転状態を検出する検出部を有した回転検出手段と、回転軸のラジアル方向に拡がって設けられ、回転軸とともに回転するロータ部材と、回転軸及びロータ部材と同じ中心軸線回りに回転可能に設けられるとともにロータ部材に対してそのスラスト方向に変位自在に設けられた摩擦板と、ロータ部材の回転を摩擦板に伝達して摩擦板をロータ部材に追従して回転させる回転伝達機構と、摩擦板をロータ部材のスラスト方向に吸着し、この吸着により発生する摩擦力で摩擦板の回転を規制する回転規制手段と、回転検出手段の検出結果に基づき回転規制手段の作動状態を制御する制御手段と、回転規制手段により摩擦板の回転が規制された状態で回転操作部材が回転操作されると、回転伝達機構に回転方向への弾性力を付与してロータ部材とともに被検出体が摩擦板に対して相対的に回転するのを許容する回転弾性付与手段とを備えた操作感触付与型入力装置である。
図1は、第1実施形態の操作感触付与型入力装置10の全体的な構成を示す概略図である。図1中、操作感触付与型入力装置10の機械的な構成は、その大部分が縦断面により示されている。また図1中、操作感触付与型入力装置10の電気的な構成はブロック図により示されている。
操作感触付与型入力装置10は回転操作部材12を備えており、この回転操作部材12は、例えば回転式のつまみ形状(ダイヤル形状)をなしている。操作者は回転操作部材12をつまんだ状態で回転操作することができ、このとき回転操作部材12は図中に一点鎖線で示される中心軸線CLの回りに回転する。
回転操作部材12は、例えば回転軸14の一端に連結されている。この回転軸14は上記の中心軸線CLに沿って回転操作部材12から一方向(図1中の下方向)に延びており、回転軸14は回転操作部材12とともに中心軸線CLの回りに回転する。
回転軸14の外周には、被検出体であるコード板16が取り付けられている。このコード板16は回転軸14を中心とした薄板の円盤形状をなしており、その周方向には一定ピッチで図示しないスリットが形成されている。またコード板16の外周部には、回転方向の基準位置を基点として周方向に図示しないインデックス(遮光部)が形成されている。
また回転軸14には、例えばその長手方向でみた中央付近にロータ部材20が取り付けられている。ロータ部材20は、例えば円盤形状の本体部20aを有しており、この本体部20aは回転軸14を中心としてラジアル方向に拡がっている。本体部20aの中央位置には貫通孔20bが形成されており、この貫通孔20bは本体部20aを厚み方向に貫通して形成されている。そしてロータ部材20は、貫通孔20bの内部に回転軸14を挿通させた状態で回転軸14に固定(嵌合)されている。このためロータ部材20は、回転操作部材12が操作されると回転軸14とともに中心軸線CLの回りに回転する。
また回転軸14には、その長手方向でみてロータ部材20に隣接する位置に摩擦板22が取り付けられている。この摩擦板22もまた、例えば円盤形状の本体部22aを有するとともに、その中央位置には挿通孔22bが形成されている。摩擦板22の挿通孔22bもまた本体部22aを厚み方向に貫通しているが、その内径は回転軸14の外径よりもわずかに大きい。このため摩擦板22は回転軸14に対して固定されておらず、回転軸14やロータ部材20に対しては中心軸線CLの回りに相対回転が可能な状態で支持されている。
操作感触付与型入力装置10は、例えば電磁ブレーキ24を備えている。この電磁ブレーキ24は、例えば中空の円柱形状をなすケース型コア24aを有しており、このケース型コア24aの内部にフープ状の巻線24bを配置した構造である。ケース型コア24aの中央には例えば樹脂製の軸受24cが設けられており、回転軸14の他端部(図1でみて下端部)はこの軸受24cを介してケース型コア24aに回転自在に支持されている。電磁ブレーキ24は、巻線24bに通電された状態でケース型コア24aに電磁力を発生させ、上記の摩擦板22をスラスト方向に吸着することができる。
操作感触付与型入力装置10は、電気的な構成として制御部28を備えている。この制御部28は、例えば図示しないプロセッサ(CPU)をはじめ、ROMやRAM等のメモリデバイス、入出力回路等の周辺回路を備えたマイクロコンピュータとして構成されている。上記のフォトインタラプタ18,19から出力される回転角信号及び回転方向信号は、それぞれ入出力回路でA/D変換されてCPUに入力される。制御部28のCPUは、この入力信号に基づいて回転軸14(回転操作部材12)の回転角度及び回転方向を演算する。また制御部28のCPUは、回転角度及び回転方向の演算結果に基づき電磁ブレーキ24の作動(巻線24bへの通電又は非通電)を制御する。
また操作感触付与型入力装置10は、ロータ部材20の回転を摩擦板22に伝達するための回転伝達機構を有する。以下、回転伝達機構の具体的な構成について説明する。
摩擦板22には、その表面(図1では上面)から突出する2つの係合突起22cが設けられている。これら係合突起22cは、いずれも摩擦板22(本体部22a)の表面からロータ部材20に向けて(スラスト方向)に延びている。
一方、ロータ部材20には、2つの係合突起22cにそれぞれ対応する位置に受入部20cが形成されている。これら受入部20cは本体部20aをその厚み方向に貫通して延びており、それぞれ内部に係合突起22cが挿通されている。また各係合突起22cは受入部20c内に挿通された状態で、ロータ部材20(本体部20a)の表面(図1では上面)から突出するだけの全長を有している。
図2中(A):上記のクリップ状部材30は、ロータ部材20の中心側からラジアル方向に延びており、その先端部は一対の係合挟部30aとして形成されている。そしてクリップ状部材30は、一対の係合挟部30aの間に係合突起22cを挟み込んだ状態で組み付けられている。
またクリップ状部材30は、一対の係合挟部30aに連なった中間の部位がそれぞれ弾性部30bとして構成されている。これら弾性部30bは、例えば板ばねとしての機能を有する部位である。
また上記の受入部20cは、回転軸14を中心とした周方向(ロータ部材20の回転方向)に延びており、その回転方向でみた両端の内面が一対の規制壁20dとして形成されている。これら一対の規制壁20dは、ロータ部材20の回転方向でみて係合突起22cの両側に間隔をおいて配置されている。
電磁ブレーキ24が非作動の場合、回転操作部材12への回転操作によって回転軸14とともにロータ部材20が操作方向へ回転すると、その回転力が係合挟部30aから係合突起22cに伝達される。これにより、摩擦板22はロータ部材20の回転に追従して回転することができる。
図2中(B):これに対し、電磁ブレーキ24が作動した場合、上記のように摩擦板22が電磁力で吸着され、その回転がロックされた状態となる。この状態で回転操作部材12が例えば図示の矢印方向に回転操作された場合、係合突起22cからの反力で一方の弾性部30bが弾性変形し、係合挟部30aを回転方向と逆向きに変位させる。また、このとき係合突起22cは受入部20c内において一対の規制壁20dの間での相対的な移動が許容される。したがって、摩擦板22がロックされた状態であっても、図示のようにロータ部材20の相対的な回転が許容される。
図2中(C):さらに回転操作部材12が回転操作されると、やがて受入部20c内において係合突起22cが一方(回転方向と反対側)の規制壁20dに当接する。この状態で、それ以上の係合突起22cの相対的な移動は規制されるので、その結果としてロータ部材20の回転が規制されることになる。したがって、これ以上は回転操作部材12を回転させることができなくなるので、操作者に対して回転操作部材12が壁に突き当たったような感触を付与することができる。またこれにより、弾性部30bの過度な変形を防止することができる。
次に、制御部28による電磁ブレーキ24の制御例について説明する。図4は、回転操作部材12の回転角と電磁ブレーキ24による電磁力(摩擦力)との関係(励磁パターン)の一例を示す図である。
例えば、回転操作部材12の回転角が正の上限角度(+θmax)に達したところで電磁ブレーキ24を作動させた場合を想定する。この場合、操作者がそれ以上に回転操作部材12を回転させようとしても、電磁ブレーキ24によってロックがかかり、操作を続けることができない。
この場合、それまでと反対方向への回転がフォトインタラプタ18,19によって検出されるので、制御部28は図4の励磁パターンに基づいて電磁ブレーキ24の作動を停止させる。これにより、摩擦板22の吸着が解除されてロータ部材20が自由に回転するので、操作者からみて回転操作部材12のロックが解除された状態になる。
図5は、第2実施形態の操作感触付与型入力装置100の構成を部分的に示す縦断面図である。第2実施形態の操作感触付与型入力装置100は、第1実施形態とは異なるロータ部材200及び摩擦板220を備えている。その他の構成については、図示しないものも含めて第1実施形態と共通である。以下では第1実施形態と共通の構成について同じ符号を付し、その重複した説明を省略するものとする。
第2実施形態においても、ロータ部材200は例えば円盤形状の本体部200aを有しており、この本体部200aは回転軸14を中心としてラジアル方向に拡がっている。また本体部200aの中央位置には貫通孔200bが形成されており、この貫通孔200bは本体部200aを厚み方向に貫通して形成されている。そしてロータ部材200は、貫通孔200bの内部に回転軸14を挿通させた状態で回転軸14に対して固定(嵌合)されている。このためロータ部材200は、回転操作部材12が操作されると回転軸14とともに中心軸線CLの回りに回転する。
摩擦板220もまた、例えば円盤形状の本体部220aを有するとともに、その中央位置には挿通孔220bが形成されている。なお第2実施形態においても、摩擦板220の挿通孔220bの内径は回転軸14の外径よりもわずかに大きく設定されているため、摩擦板220は回転軸14の長手方向(スラスト方向)に変位可能となっている。
第2実施形態では、ロータ部材200に係合突起200cが形成されている。この場合、係合突起200cはロータ部材200から摩擦板220に向けて突出する形態である。そして第2実施形態では、摩擦板220に係合挟部220cが形成されている。
図6中(A):ロータ部材200には、本体部200aの周方向でみて例えば2箇所に一対となる切欠部200dが形成されており、これら切欠部200dは、ロータ部材200の外周縁から回転軸14の方向へ平行に延びている。これら切欠部200dに挟まれた部位200fは本体部200aの内周位置から外周縁まで半島形状をなして延びており、その先端部に上記の係合突起200cが形成されている。そして第2実施形態では、このような半島形状の部位200fの内周位置における基端部が弾性部200eとして形成されている。また一対の切欠部200dにより、ロータ部材20の回転方向でみて係合突起200cの両側にそれぞれ規制壁200gが形成されている。
図6中(B):第2実施形態では、摩擦板22がロックされた状態で回転操作部材12が図示の矢印方向に回転操作された場合、係合挟部220cからの反力を受けて弾性部200eが弾性変形する。これにより、図中の二点鎖線で示されるように半島形状の部位200fが全体的に変位することで、係合突起200cを回転方向と逆向きに変位させることができる。また、このとき係合突起200cは、切欠部200d内において一対の規制壁200gの間での相対的な移動が許容される。したがって第2実施形態においても、摩擦板220がロックされた状態で、図示のようにロータ部材200の相対的な回転が許容されている。
電磁ブレーキ24の作動後も引き続き回転操作部材12が回転操作されると、やがて切欠部200d内において係合突起200c(部位200fの側面)が一方(回転方向と反対側)の規制壁200gに当接する。この状態で、それ以上の係合突起200cの相対的な移動は規制されるので、その結果としてロータ部材200の回転が規制されることになる。これにより、第2実施形態においても操作者に対して回転操作部材12が壁に突き当たったような感触を付与することができる。また、第1実施形態と同様に弾性部200eの過度な変形を抑え、その破損を防止することができる。
次に図8は、第3実施形態の操作感触付与型入力装置300の構成を部分的に示す縦断面図である。第3実施形態の操作感触付与型入力装置300もまた、第1実施形態とは異なるロータ部材250及び摩擦板260を備えている。その他の構成については、図示しないものも含めて第1実施形態と共通であり、その重複した説明を省略する。
第3実施形態においても、ロータ部材250は例えば円盤形状の本体部250aを有しており、この本体部250aは回転軸14を中心としてラジアル方向に拡がっている。また本体部250aの中央位置には貫通孔250bが形成されており、この貫通孔250bは本体部250aを厚み方向に貫通して形成されている。そしてロータ部材250は、貫通孔250bの内部に回転軸14を挿通させた状態で回転軸14に対して固定(嵌合)されている。このためロータ部材250は、回転操作部材12が操作されると回転軸14とともに中心軸線CLの回りに回転する。
摩擦板260もまた、例えば円盤形状の本体部260aを有するとともに、その中央位置には挿通孔260bが形成されている。ただし第3実施形態では、挿通孔260bの内径が回転軸14の外径に対して、例えば2倍〜2.5倍程度に設定されている。このため回転軸14の外周面と挿通孔260bの内面との間には充分なクリアランスCが確保されている。このクリアランスCは、例えば回転軸14の両外側の合計で本体部260aの厚みよりも大きく設定されている。このため摩擦板260は回転軸14に対してスラスト方向への変位が自在であることに加え、その中心軸線CLに対する角度変位にも大きな自由度が与えられている。
第3実施形態においても、第2実施形態と同様にロータ部材250に係合突起250cが形成されている。したがって係合突起250cは、ロータ部材250から摩擦板260に向けて突出する形態である。同じく第3実施形態では、摩擦板260に係合挟部260cが形成されている。
さらに第3実施形態では、各弾性部250eの弾性力によって摩擦板260を電磁ブレーキ24に常時接触させておくことができる。すなわち、回転軸14にロータ部材250を取り付けた状態で、各弾性部250eは係合突起250cを通じて摩擦板260をスラスト方向に押さえ付ける方向(図9では下方向)への弾性力を付与している。これにより、摩擦板260が電磁ブレーキ24の吸着面(摩擦面)に接触した状態を維持することができる。なお、ここで付与される弾性力は、摩擦板260を電磁ブレーキ24に接触させた状態であっても、その滑らかな回転(いわゆる摺動)を阻害しない程度の大きさである。
図11は、第4実施形態の操作感触付与型入力装置400の構成を部分的に示す縦断面図である。第4実施形態の操作感触付与型入力装置400は、係合突起22c及び係合挟部30aをそれぞれ1箇所だけに設けた点が第1実施形態と異なっているが、基本的には第1実施形態の構成と同じである。以下、第1実施形態との相違点を中心として説明する。
図14は、第1実施形態のクリップ状部材30に追加要素を設けた形態例を示す部分的な断面図である。第1実施形態のクリップ状部材30には、例えばその連結板30cと一体に接触弾性板30dを設けることができる。
12 回転操作部材
14 回転軸
16 コード板
18,19 フォトインタラプタ
20 ロータ部材
20c 受入部
20d 規制壁
22 摩擦板
22c 係合突起
24 電磁ブレーキ
28 制御部
30 クリップ状部材
30a 係合挟部
30b 弾性部
100 操作感触付与型入力装置(第2実施形態)
300 操作感触付与型入力装置(第3実施形態)
400 操作感触付与型入力装置(第4実施形態)
Claims (9)
- 操作者により回転操作される回転操作部材とともに回転可能に支持された回転軸と、
前記回転軸とともに回転する被検出体を有するとともに、この被検出体の回転状態を検出する検出部を有した回転検出手段と、
前記回転軸のラジアル方向に拡がって設けられ、前記回転軸とともに回転するロータ部材と、
前記回転軸及び前記ロータ部材と同じ中心軸線回りに回転可能に設けられるとともに前記ロータ部材に対してそのスラスト方向に変位自在に設けられた摩擦板と、
前記ロータ部材の回転を前記摩擦板に伝達して前記摩擦板を前記ロータ部材に追従して回転させる回転伝達機構と、
前記摩擦板を前記ロータ部材のスラスト方向に吸着し、この吸着により発生する摩擦力で前記摩擦板の回転を規制する回転規制手段と、
前記回転検出手段の検出結果に基づき前記回転規制手段の作動状態を制御する制御手段と、
前記回転規制手段により前記摩擦板の回転が規制された状態で前記回転操作部材が回転操作されると、前記回転伝達機構に回転方向への弾性力を付与して前記ロータ部材とともに前記被検出体が前記摩擦板に対して相対的に回転するのを許容する回転弾性付与手段とを備えた操作感触付与型入力装置であって、
前記回転伝達機構は、
前記摩擦板に設けられ、前記摩擦板から前記ロータ部材に向けて突出する係合突起と、
前記ロータ部材に設けられ、その回転方向でみて両側から前記係合突起を挟み込んだ状態で前記ロータ部材からの回転力を前記係合突起に伝達する一対の挟壁を有した係合挟部とからなり、
前記回転弾性付与手段は、
前記摩擦板の回転が規制された状態で前記回転操作部材が回転操作された場合、前記係合突起からの反力で弾性変形することにより、前記係合挟部を変位させて前記ロータ部材の相対的な回転を許容する弾性部からなることを特徴とする操作感触付与型入力装置。 - 請求項1に記載の操作感触付与型入力装置において、
前記ロータ部材は、
回転方向でみて前記係合挟部の両側に間隔をおいて設けられた一対の規制壁を含み、これら規制壁の間に前記係合突起を受け入れた状態で一対の前記規制壁の間を前記係合突起が相対的に回転方向へ移動するのを許容するとともに前記規制壁を前記係合突起に当接させた状態で前記係合突起の移動を規制する受入部を有することを特徴とする操作感触付与型入力装置。 - 操作者により回転操作される回転操作部材とともに回転可能に支持された回転軸と、
前記回転軸とともに回転する被検出体を有するとともに、この被検出体の回転状態を検出する検出部を有した回転検出手段と、
前記回転軸のラジアル方向に拡がって設けられ、前記回転軸とともに回転するロータ部材と、
前記回転軸及び前記ロータ部材と同じ中心軸線回りに回転可能に設けられるとともに前記ロータ部材に対してそのスラスト方向に変位自在に設けられた摩擦板と、
前記ロータ部材の回転を前記摩擦板に伝達して前記摩擦板を前記ロータ部材に追従して回転させる回転伝達機構と、
前記摩擦板を前記ロータ部材のスラスト方向に吸着し、この吸着により発生する摩擦力で前記摩擦板の回転を規制する回転規制手段と、
前記回転検出手段の検出結果に基づき前記回転規制手段の作動状態を制御する制御手段と、
前記回転規制手段により前記摩擦板の回転が規制された状態で前記回転操作部材が回転操作されると、前記回転伝達機構に回転方向への弾性力を付与して前記ロータ部材とともに前記被検出体が前記摩擦板に対して相対的に回転するのを許容する回転弾性付与手段とを備えた操作感触付与型入力装置であって、
前記回転伝達機構は、
前記ロータ部材に設けられ、前記ロータ部材から前記摩擦板に向けて突出する係合突起と、
前記摩擦板に設けられ、その回転方向でみて両側から前記係合突起を挟み込んだ状態で前記係合突起を通じて前記ロータ部材から回転力の伝達を受ける一対の挟壁を有した係合挟部とからなり、
前記回転弾性付与手段は、
前記摩擦板の回転が規制された状態で前記回転操作部材が回転操作された場合、前記係合挟部からの反力を受けて弾性変形することにより、前記係合突起を変位させて前記ロータ部材の相対的な回転を許容する弾性部からなることを特徴とする操作感触付与型入力装置。 - 請求項3に記載の操作感触付与型入力装置において、
前記ロータ部材は、
回転方向でみて前記係合突起の両側に間隔をおいて一対の規制壁を形成し、これら規制壁の間にて前記係合突起の回転方向への変位を許容するとともに前記規制壁に前記係合突起を当接させた状態で前記係合突起の変位を規制する一対の切欠部を有することを特徴とする操作感触付与型入力装置。 - 請求項4に記載の操作感触付与型入力装置において、
前記ロータ部材は、
前記回転軸を中心とした円盤形状をなす本体部を有し、この本体部の外周縁から前記回転軸に向かって一対の前記切欠部が形成されており、前記本体部のうち一対の前記切欠部に挟まれて内周位置から外周縁まで半島形状に延びる部位の一部が前記係合突起として形成されるとともに、その内周位置における基端部が前記弾性部として形成されていることを特徴とする操作感触付与型入力装置。 - 請求項1から5のいずれかに記載の操作感触付与型入力装置において、
前記摩擦板は、
前記回転軸を厚み方向に挿通させる貫通孔と、
この貫通孔の内周面と前記回転軸の外周面との間に確保されたクリアランスとを有しており、
前記クリアランスにより前記回転軸の中心軸線方向に拘束されることなく前記摩擦板の前記スラスト方向への変位が許容されていることを特徴とする操作感触付与型入力装置。 - 請求項3から6のいずれかに記載の操作感触付与型入力装置において、
前記ロータ部材には、その回転方向で少なくとも3箇所に前記係合突起が設けられるとともに、前記摩擦板には前記係合突起と同数の前記係合挟部が設けられていることを特徴とする操作感触付与型入力装置。 - 請求項1から7のいずれかに記載の操作感触付与型入力装置において、
前記摩擦板に対して前記吸着方向への弾性力を付与し、この弾性力により前記回転規制手段に前記摩擦板を接触させた状態でその自在な回転を許容する接触弾性付与手段をさらに備えたことを特徴とする操作感触付与型入力装置。 - 請求項8に記載の操作感触付与型入力装置において、
前記接触弾性付与手段は、
前記ロータ部材から前記摩擦板に向けて突出する前記係合突起を前記摩擦板に押し付けることにより、前記係合突起を通じて前記吸着方向への弾性力を付与することを特徴とする操作感触付与型入力装置。
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