JP4613666B2 - X線撮影装置 - Google Patents

X線撮影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4613666B2
JP4613666B2 JP2005102691A JP2005102691A JP4613666B2 JP 4613666 B2 JP4613666 B2 JP 4613666B2 JP 2005102691 A JP2005102691 A JP 2005102691A JP 2005102691 A JP2005102691 A JP 2005102691A JP 4613666 B2 JP4613666 B2 JP 4613666B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
grid
scattered
removal grid
ray imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005102691A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006280517A (ja
Inventor
勲 中田
徹 中山
啓史 井上
吉秀 鈎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2005102691A priority Critical patent/JP4613666B2/ja
Publication of JP2006280517A publication Critical patent/JP2006280517A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4613666B2 publication Critical patent/JP4613666B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

この発明は、被検体にX線を照射するX線管と、被検体を挟んでX線管に対向する状態で配置されている透過X線像検出用の2次元X線検出器を備えていると共に、2次元X線検出器の前面側に散乱X線除去グリッドが離脱可能な状態で装着されるX線撮像機構を備えていて、X線撮像機構の移動によりX線撮影位置やX線撮影方向が変化するX線撮影装置に係り、特に散乱X線除去グリッドが装着されていることを認知するための技術に関する。
従来、病院等の医療機関でよく使われているX線透視撮影装置は、図10に示すように、天板BDの上の被検体MにX線を照射するX線管61と、被検体Mを挟んでX線管に対向する状態で配置されている透過X線像検出用の2次元X線検出器62と、2次元X線検出器62の前面側に離脱可能な状態で装着される散乱X線除去グリッド63と、X線管61が一端側に配置されていると共に他端側に散乱X線除去グリッド63が2次元X線検出器62と共に配置されるC型支持アーム64を備えたX線撮像機構65を装備し、C型支持アーム64が回転移動ないし平行移動により起こるX線撮像機構65の動きに伴ってX線撮影位置やX線撮影方向が変化する構成とされている。
また、従来のX線透視撮影装置の場合、X線撮像機構65の後段では、X線管61による被検体MへのX線照射に伴って2次元X線検出器62から出力されるX線検出信号に基づいて、例えばX線透視用X線画像が取得されて表示モニタ66の画面に移し出されて表示され、X線透視が行なわれる構成とされている。
散乱X線除去グリッド63は、多数のX線吸収部材とX線透過性の中間物質が交互に配設されたグリッドであり、散乱X線除去グリッド63の装着によってX線画像の画質低下等の原因となる散乱X線が除けるので、散乱X線が除外された透過X線像を2次元X線検出器62の受像面に投影できる。
但し、散乱X線除去グリッド63は常に装着されるとは限らない。例えば2次元X線検出器62のキャリブレーションの実行時は散乱X線除去グリッド63を離脱させて(取り外して)X線を照射するし、撮影目的によっては散乱X線除去グリッド63を離脱させてX線を照射してX線画像を取得するグリッドレス撮影を行なうこともある。
一方、従来の装置の場合、散乱X線除去グリッド63の装着が必要な撮影を行なう時に、往々にして散乱X線除去グリッド63を装着し忘れたまま撮影することがある。例えば、上記のように散乱X線除去グリッド63を装着してはならない時に取り外した散乱X線除去グリッド63を再装着しないまま、散乱X線除去グリッド63の装着が必要な撮影を行なってしまうことがあるのである。
また、散乱X線除去グリッド63が装着されていても、装着が中途半端で完了していない時は、X線撮像機構65の動きによって散乱X線除去グリッド63が落下する恐れもある。
他方、従来のX線撮影装置として、散乱X線除去グリッド63の装填口にフタを設けるのに加えて、散乱X線除去グリッド63が未装着でフタを閉じた状態でロックすると共に散乱X線除去グリッド63を定位置にロックするロック機構を設け、フタが閉止状態でロックされているか、散乱X線除去グリッド63が定位置にロックされている両方の場合には、X線撮影可能とした装置が提案されている(例えば特許文献1を参照。)。
特開2001−154299号公報(第2頁第2欄,第6頁第8欄,図1〜図3)
しかしながら、上記の提案に係るX線撮影装置は、散乱X線除去グリッド63が装着完了状態であることを確実に認識できないという問題がある。散乱X線除去グリッド63が全く未装填でフタが閉止状態でロックされている場合も、散乱X線除去グリッド63が定位置にロックされている場合と同様に認識されるので、散乱X線除去グリッド63が装着完了状態であることを確実に認識することはできない。
加えて、上記の提案に係るX線撮影装置でも、散乱X線除去グリッド63が装着されていても装着が中途半端で完了していない場合、X線撮像機構の動きが禁止されているわけではないから、やはりX線撮像機構の動きで散乱X線除去グリッド63が落下する可能性もある。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、透過X線像検出用の2次元X線検出器の前面側に散乱X線除去グリッドが装着完了状態で装着済であることを確実に認識することができるX線撮影装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明に係るX線撮影装置は、被検体にX線を照射するX線管と、被検体を挟んでX線管に対向する状態で配置されている透過X線像検出用の2次元X線検出器を備えていると共に、2次元X線検出器の前面側に設置されているグリッド装填部と、グリッド装填部内に離脱可能な状態で装着され、把手および把手と対向する端面中央部に挿入嵌合ピンを有する散乱X線除去グリッドとを備えたX線撮像機構を装備していて、X線撮像機構の動きに伴ってX線撮影位置やX線撮影方向が変化するX線撮影装置において、散乱X線除去グリッドが装着完了状態であることを報知するグリッド装着済報知手段と、散乱X線除去グリッドを装着位置で拘束するグリッド拘束手段とを備えていて、グリッド装填部は散乱X線除去グリッドが押し込まれる装填口奥側内面に一対のキャッチピースを有し、グリッド拘束手段は挿入嵌合式ピンとキャッチピースからなり、挿入嵌合式ピンをキャッチピースにより挟み付けることで散乱X線除去グリッドを拘束することを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1の発明のX線撮影装置は、X線照射用のX線管と透過X線像検出用の2次元X線検出器を備えていると共に、2次元X線検出器の前面側に離脱可能な状態で装着される散乱X線除去グリッドとを備えたX線撮像機構において、散乱X線除去グリッドが装着完了状態であることがグリッド装着済報知手段によって報知される構成であるので、透過X線像検出用の2次元X線検出器の前面側に散乱X線除去グリッドが装着完了状態で装着済であることを確実に認識できる。
したがって、請求項1の発明のX線撮影装置の場合、散乱X線除去グリッドを装着し忘れて撮影してしまうミスが未然に防げるのに加え、散乱X線除去グリッドが中途半端な装着状態でX線撮像機構を動かすことを未然に防ぐことができるので、X線撮像機構の動きで散乱X線除去グリッドが落下する恐れもなくなる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のX線撮影装置において、散乱X線除去グリッドが装着完了状態であることを検知するグリッド装着済検知手段と、グリッド装着済検知手段による散乱X線除去グリッドの装着完了状態の検知がなされない間はX線撮像機構の動きを禁止する撮像機構動き禁止手段を備えていて、X線撮像機構の動きが可能であることにより散乱X線除去グリッドの装着完了状態の報知がなされるものである。
[作用・効果]請求項2の発明の装置の場合、グリッド装着済検知手段により散乱X線除去グリッドが装着完了状態であることが検知されない間は、撮像機構動き禁止手段によりX線撮像機構の動きが禁止される構成であるので、散乱X線除去グリッドの装着完了状態の報知がX線撮像機構の動きが可能であることによってなされるのに加え、散乱X線除去グリッドが装着完了状態でない間は、X線撮像機構の動きが禁止されるので、散乱X線除去グリッドが中途半端な装着状態でX線撮像機構が動くことが確実に阻止される結果、散乱X線除去グリッドが落下する恐れが全くない。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のX線撮影装置において、グリッド装着済報知手段による散乱X線除去グリッドの装着完了状態の報知開始とグリッド拘束手段による拘束開始が同時に行なわれると共に、グリッド装着済報知手段による散乱X線除去グリッドの装着完了状態の報知停止とグリッド拘束手段による拘束停止が同時に行なわれるものである。
[作用・効果]請求項3の発明の装置の場合、グリッド拘束手段により散乱X線除去グリッドが装着位置で拘束されるので、散乱X線除去グリッドの装着完了状態が確実に維持されるのに加え、散乱X線除去グリッドの装着完了状態の報知開始および拘束開始が同時に行なわれると共に、散乱X線除去グリッドの装着完了状態の報知停止および拘束停止が同時に行なわれるので、散乱X線除去グリッドの装着完了状態の報知開始・停止と拘束開始・停止の間にタイミングのずれがない。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のX線撮影装置において、散乱X線除去グリッドの装着操作によりグリッド拘束手段による拘束が掛かり、散乱X線除去グリッドの離脱操作によりグリッド拘束手段による拘束が解かれるものである。
[作用・効果]請求項4の発明の装置の場合、散乱X線除去グリッドの装着操作によりグリッド拘束手段による拘束が掛かり、散乱X線除去グリッドの離脱操作によりグリッド拘束手段による拘束が解かれる構成であるので、事実上、散乱X線除去グリッドの拘束施行および拘束解除は自動的に行なわれる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載のX線撮影装置において、散乱X線除去グリッドが離脱完了状態であることを報知するグリッド離脱済報知手段を備えているものである。
[作用・効果]請求項5の発明の装置の場合、散乱X線除去グリッドが離脱完了状態であることがグリッド離脱済報知手段によって報知される構成であるので、透過X線像検出用の2次元X線検出器の前面側の散乱X線除去グリッドが離脱完了状態で取り外し済であることを確実に認識することができる。
請求項1の発明のX線撮影装置は、X線照射用のX線管と透過X線像検出用の2次元X線検出器を備えていると共に、2次元X線検出器の前面側に離脱可能な状態で装着される散乱X線除去グリッドとを備えたX線撮像機構において、散乱X線除去グリッドが装着完了状態であることがグリッド装着済報知手段によって報知される構成であるので、透過X線像検出用の2次元X線検出器の前面側に散乱X線除去グリッドが装着完了状態で装着済であることを確実に認識することができる。
この発明のX線撮影装置の実施例を図面を参照して説明する。図1は実施例1に係る医用のX線透視撮影装置の全体構成を示すブロック図である。
実施例1のX線透視撮影装置は、被検体Mを載置する天板BDと、透視撮影対象である天板BDの上の被検体MにX線を照射するX線管1と、被検体Mを挟んでX線管に対向する状態で配置されている透過X線像検出用の2次元X線検出器であるフラットパネル型X線検出器(以下、適宜「FPD」と略記)2と、FPDの前面側に離脱可能な状態で装着される散乱X線除去グリッド3と、X線管1が一端側に配置されていると共に他端側に散乱X線除去グリッド3がFPD2と共に配置されるC型支持アーム4を備えたX線撮像機構5を装備し、アーム駆動部6によりC型支持アーム4が回転移動ないし平行移動させられることにより起こるX線撮像機構5の動きに伴ってX線撮影位置やX線撮影方向が変化する構成とされている。
アーム駆動部6は、アーム移動制御部7による制御にしたがってC型支持アーム4を回転移動ないし平行移動させられる状態で保持し、床面に据え付けられている。このアーム駆動部6の場合、具体的には、矢印RAで示すように、C型支持アーム4をアームの曲がりに沿ってスライドさせて被検体Mに対するX線管1とFPD2の向きを変更しX線撮影方向を変える動きをX線撮像機構5にさせるアーム回動移動部6Aと、矢印RBで示すように、C型支持アーム4の水平支軸の中心軸HAを回転軸として回転させて被検体Mに対するX線管1とFPD2の向きを変更しX線撮影方向を変える動きをX線撮像機構5にさせるアーム回転移動部6Bと、C型支持アーム4を水平方向に平行移動させて被検体Mに対するX線管1とFPD2の位置を変更しX線撮影位置を変える動きをX線撮像機構5にさせるアーム平行移動部6Cを備えている。
天板BDは、天板移動機構(図示省略)によって上下方向および長手方向や短手方向に移動可能な状態でベース台BSに配備されており、天板BDの移動により被検体Mを撮影位置にセットさせられる構成とされている。
X線管1は、X線照射制御部8が行なう制御にしたがって適当な管電圧・管電流でX線を被検体Mに照射する。
さらに、実施例1の装置は、FPD2の後段に、X線管1から被検体MにX線が照射されるのに伴ってFPD2から出力されるX線検出信号にしたがってX線透視用などのX線画像を取得する検出信号処理部9と、検出信号処理部9により取得されたX線画像に加えてX線透視撮影に必要な操作メニューおよび各種の必要情報を画面に映し出す表示モニタ10と、装置の稼働に必要な指令やデータの入力をおこなうキーボードやマウス等で構成された操作部11などを備えている。
続いて、FPD2の前面側に離脱可能な状態で装着される散乱X線除去グリッド3について具体的に説明する。
散乱X線除去グリッド3は、図2に示すように、FPD2の前面側に設置されているグリッド装填部12に差し込まれることで装着されられ、図3に示すように、グリッド装填部12から外へ引き出されることで離脱させられる構成とされている。
即ち、図2や図3に示すように、グリッド装填部12は、両脇側内面に装填口側から奥側へ向けて続く嵌め溝12A,12Aが形成されており、散乱X線除去グリッド3は、図4に示すように、全体が平箱状の形に整形されていて、手元側の端面に把手3Aが取り付けられている。
散乱X線除去グリッド3を装着する場合、散乱X線除去グリッド3の先端両側部をグリッド装填部12の嵌め溝12A,12Aへ嵌め込んで奥へ当たるまで押しむことで、図5に示すように、散乱X線除去グリッド3は装着完了状態となる。
散乱X線除去グリッド3を離脱させる場合、散乱X線除去グリッド3の把手3Aを持って散乱X線除去グリッド3を手前に引き出してしまうと、図6に示すように、グリッド装填部12は離脱完了状態となる。
一方、グリッド装填部12には、図5や図6に示すように、散乱X線除去グリッド3が装着完了状態であることを検知するグリッド装着済検知手段であるマイクロスイッチ13が設置されている。散乱X線除去グリッド3が、図5に示すように、グリッド装填部12の所定の位置まで押し込まれると、マイクロスイッチ13がオンになり(接点が閉じ)が、散乱X線除去グリッド3が、図6に示すように、離脱完了状態であるか、あるいは、グリッド装填部12に差し込まれていても所定の位置に到達していなければ、マイクロスイッチ13はオフのまま(接点が開いたまま)となる。したがって、実施例1の装置の場合、マイクロスイッチ13は、オンになる(接点が閉じる)ことにより、散乱X線除去グリッド3が装着完了状態であることを検知する。
さらに、実施例1の装置は、マイクロスイッチ13による散乱X線除去グリッドの装着完了状態の検知がなされない間はX線撮像機構5の動きを禁止する撮像機構動き禁止部14を備えていて、マイクロスイッチ13がオフの間は、撮像機構動き禁止部14がアーム移動制御部7にX線撮像機構5の動きを禁止する命令信号を送出し、X線撮像機構5の動きを禁止する構成とされている。散乱X線除去グリッドが装着完了状態となってマイクロスイッチ13がオンになると、撮像機構動き禁止部14はX線撮像機構5の動きを禁止する命令信号の送出をストップするので、撮像機構動き禁止部14によるX線撮像機構5の動き禁止状態が解除され、X線撮像機構5の動きが可能となる。
したがって、実施例1の装置の場合、X線撮像機構5の動きが可能となることにより散乱X線除去グリッド3の装着完了状態の報知がなされる。また、マイクロスイッチ13がオンとなって散乱X線除去グリッド3の装着完了状態が検知された場合、表示モニタ10の画面に「散乱X線除去グリッドが装着済です」というメッセージが表示されることによって、散乱X線除去グリッド3の装着完了状態の報知がなされる。
この「散乱X線除去グリッドが装着済です」というメッセージは音声で出力される構成としてもよいし、単にブザーが鳴動するだけで散乱X線除去グリッドが装着済であることが報知される構成であってもよい。
また、実施例1の装置は、散乱X線除去グリッド3を装着位置で拘束する第1グリッド拘束機構15を備えていて、散乱X線除去グリッド3の装着完了状態の報知開始と第1グリッド拘束機構15による拘束開始が同時に行なわれると共に、散乱X線除去グリッド3の装着完了状態の報知停止と第1グリッド拘束機構15による拘束停止が同時に行なわれるのに加え、散乱X線除去グリッド3の装着操作により第1グリッド拘束機構15による拘束が掛かり、散乱X線除去グリッド3の離脱操作により第1グリッド拘束機構15による拘束が解かれる構成とされている。
即ち、第1グリッド拘束機構15は、散乱X線除去グリッド3の手先側端面に突出して設置された挿入嵌合式ピン15A、および、グリッド装填部12の奥側内面に設置された一対のキャッチピース15B,15Bからなり、キャッチピース15B,15Bは、図6に示すように、それぞれ横背面側からバネ等で矢印raおよび矢印rbで示す向きに付勢されていると共に、反対方向に移動可能な状態で配設されている。
そして、散乱X線除去グリッド3の装着操作により散乱X線除去グリッド3が装填口から押し込まれて散乱X線除去グリッド3の手先側端面がグリッド装填部12の奥側内面まで押し込まれると、散乱X線除去グリッド3の押し込み力で挿入嵌合式ピン15Aがキャッチピース15B,15Bを押し広げつつ進入してグリッド装填部12の所定の位置に到達することによりマイクロスイッチ13がオンになり、散乱X線除去グリッド3の装着完了状態の報知が始まると同時に、挿入嵌合式ピン15Aがキャッチピース15B,15Bに挟み付けられることによって第1グリッド拘束機構15による散乱X線除去グリッド3の拘束が始まる。
逆に、散乱X線除去グリッド3の離脱操作により散乱X線除去グリッド3が装填口から引き出されて散乱X線除去グリッド3の手先側端面がグリッド装填部12の奥側内面から離れると、挿入嵌合式ピン15Aが散乱X線除去グリッド3の引っ張り力でキャッチピース15B,15Bを押し広げながら後退して抜け出ることで、第1グリッド拘束機構15による散乱X線除去グリッド3の拘束停止が始まると同時に、マイクロスイッチ13がオフになり、散乱X線除去グリッド3の装着完了状態の報知停止が始まる。
したがって、実施例1の装置の場合、散乱X線除去グリッド3の装着完了状態の報知開始・停止と拘束開始・停止の間にタイミングのずれがないのに加え、第1グリッド拘束機構15による散乱X線除去グリッド3の拘束施行および拘束解除は、事実上、自動的に行なわれるので、非常に便利である。
また、実施例1の装置は、散乱X線除去グリッド3を装着位置で拘束する第2グリッド拘束機構16を備えている。第2グリッド拘束機構16は、図6に示すようにグリッド装填部12の嵌め溝12A,12Aの奥面に穿設されているピン係止孔16Bと、図7(a)に示すようにグリッド装填部12の手元側端面からバネ付勢により突出していると共に、図7(b)に示すようにピン操作突起16Cを中央よりに押すことで引っ込ませることができる状態で設置された係止ピン16Aとからなる。
散乱X線除去グリッド3の装着の際は、図7(b)に示すように、ピン操作突起16Cを中央寄りに押して係止ピン16Aを引っ込ませておいてから、散乱X線除去グリッド3を押し込む。散乱X線除去グリッド3が装着位置に達すると、係止ピン16Aがバネ付勢力より押されてピン係止孔16Bに嵌まり込むことにより、散乱X線除去グリッド3は抜けないように拘束される。
散乱X線除去グリッド3の装着の際も、ピン操作突起16Cを中央寄りに押して係止ピン16Aを引っ込ませてピン係止孔16Bから抜け出させてから、散乱X線除去グリッド3を引き出すようにする。
即ち、実施例1の装置の場合、第1グリッド拘束機構15と第2グリッド拘束機構16によって散乱X線除去グリッド3が装着位置で二重に拘束される構成とされているのである。
なお、主制御部CPUは、コンピュータとその動作プログラムを中心に構成されていて、操作部11により入力される指令やデータあるいは撮影の進行状況に応じて適時に適当な命令やデータを各部に送出し、装置が適切に稼働する役割を果たす。
以上に述べたように、実施例1のX線透視撮影装置によれば、X線照射用のX線管1と透過X線像検出用のFPD2を備えていると共に、FPD2の前面側に離脱可能な状態で装着される散乱X線除去グリッド3とを備えたX線撮像機構5の動きが可能となることにより散乱X線除去グリッド3の装着完了状態の報知がなされたり、又、表示モニタ10の画面に「散乱X線除去グリッドが装着済です」というメッセージが表示されることによって、散乱X線除去グリッド3の装着完了状態の報知がなされるので、透過X線像検出用のFPD2の前面側に散乱X線除去グリッド3が装着完了状態で装着済であることを確実に認識することができる。
したがって、実施例1の装置の場合、散乱X線除去グリッド3を装着し忘れて撮影してしまうミスが未然に防げるのに加え、散乱X線除去グリッド3が中途半端な装着状態でX線撮像機構5を動かすことを未然に防ぐことができるので、X線撮像機構5の動きで散乱X線除去グリッド3が落下する恐れも全くなくなる。
特に、実施例1の装置は、散乱X線除去グリッド3が装着完了状態でない間は、X線撮像機構5の動きが禁止されるので、散乱X線除去グリッド3が中途半端な装着状態でX線撮像機構5が動くことが確実に阻止される結果、散乱X線除去グリッド5が落下する恐れが全くない。
続いて、この発明のX線撮影装置の実施例2を図面を参照して説明する。図8は実施例2に係る医用のX線透視撮影装置における散乱X線除去グリッド3の装着完了状態を示す平面図、図9は実施例2のX線透視撮影装置の全体構成を示すブロック図である。
実施例2のX線透視撮影装置は、散乱X線除去グリッド3が離脱完了状態であることも報知される構成とされている他は、実施例1の装置と実質的に同一であるので、相違点のみを説明し、共通点の説明は省略する。
即ち、実施例1の装置は、マイクロスイッチ13に加えて、グリッド装填部12の装填口の直ぐ内側に設置されたマイクロスイッチ17およびグリッド離脱済判定部18を備えている。マイクロスイッチ17は、装填口から差し込まれた散乱X線除去グリッド3が当たっている間はオンとなり、散乱X線除去グリッド3が当たっていない間はオフとなる。そして、グリッド離脱済判定部18は、マイクロスイッチ13およびマイクロスイッチ17が両方ともオフである時のみを散乱X線除去グリッド3が離脱完了状態であると判定する。つまり、マイクロスイッチ13およびマイクロスイッチ17が両方ともオフであるということは、マイクロスイッチ17の設置位置を越えて奥まで押し込まれてしまう寸法の短い散乱X線除去グリッド3も、引き出し途中の散乱X線除去グリッド3もなくて、グリッド装填部12が完全に空っぽ状態であるということになるからである。
実施例2の装置では、グリッド離脱済判定部18により散乱X線除去グリッド3は離脱完了状態であると判定されると、表示モニタ10の画面に「散乱X線除去グリッドは離脱済です」というメッセージが表示されることによって、散乱X線除去グリッド3の離脱完了状態が報知される。この「散乱X線除去グリッドは離脱済です」というメッセージは音声や、ブザーの鳴動だけで報知される構成であってもよい。
以上に述べた構成を有する実施例2のX線透視撮影装置の場合、マイクロスイッチ13とマイクロスイッチ17およびグリッド離脱済判定部18が協働して散乱X線除去グリッド3が離脱完了状態であることを報知するので、透過X線像検出用のFPD2の前面側の散乱X線除去グリッド3が離脱完了状態で取り外し済であることを確実に認識することができる。したがって、グリッドレス撮影を行なう際に、散乱X線除去グリッド3を装着したまま撮影を行なうミスを確実に回避することができる。
この発明は、上記の実施例に限られるものではなく、以下のように変形実施することも可能である。
(1)実施例1,2の装置において、散乱X線除去グリッド3の装着完了状態の報知が表示モニタ10の画面にメッセージが表示されるだけであって、散乱X線除去グリッド3が装着完了状態でない間のX線撮像機構5の動きを禁止することは行なわれない構成である他は、実施例1,2と全く同一である装置を、変形例として挙げることができる。
(2)実施例1,2の装置の場合、X線撮像機構5は床設置型であったが、この発明は、X線撮像機構が走行可能な台車に搭載されている装置や、X線撮像機構が天井を走行可能に配設されている装置にも適用することができる。
(3)実施例1,2の装置の場合、X線管1やFPD2が天板BDとは別体に配置されている構成であったが、この発明は、天板BDを保持して起倒動する天板保持枠体にX線管1やFPD2が配置されていて、天板保持枠体の起倒動に伴ってX線管1やFPD2も起倒動する構成の装置にも適用することができる。
(4)実施例1,2の装置では、被検体の透過X線像を検出する2次元X線検出器がFPDであったが、2次元X線検出器はFPDに限らず、例えばイメージインテンシファイアとテレビカメラを組み合わせて構成した2次元X線検出器をFPDの代わりに用いることもできる。
(5)実施例1,2の装置では、散乱X線除去グリッド3の感知用センサーとして、マイクロスイッチが用いられていたが、散乱X線除去グリッド3の感知用センサーとして、光電スイッチなどの他のセンサーを用いるようにしてもよい。
(6)実施例1,2の装置は、X線透視撮影装置であったが、この発明は、X線透視撮影装置以外の装置にも適用できる。
(7)実施例1,2の装置は医用の装置であったが、この発明は、医用に限らず、工業用あるいは原子力用の装置にも適用できる。
実施例1のX線透視撮影装置の全体構成を示すブロック図である。 実施例1の装置における散乱X線除去グリッドの装着完了状態を示す正面図である。 実施例1の装置における散乱X線除去グリッドの離脱完了状態を示す正面図である。 実施例1の装置に使われている散乱X線除去グリッドを示す平面図である。 実施例1の装置における散乱X線除去グリッドの装着完了状態を示す平面図である。 実施例1の装置における散乱X線除去グリッドの離脱完了状態を示す平面図である。 実施例1の装置の第2グリッド拘束機構の係止ピンの出没状況を示す説明図である。 実施例2の装置における散乱X線除去グリッドの装着完了状態を示す平面図である。 実施例2のX線透視撮影装置の全体構成を示すブロック図である。 従来のX線透視撮影装置の要部構成を示す模式図である。
符号の説明
1 …X線管
2 …FPD(2次元X線検出器)
3 …散乱X線除去グリッド
4 …C型支持アーム(支持アーム)
5 …X線撮像機構
13 …マイクロスイッチ(グリッド装着済報知手段の一部およびグリッド 離脱済報知手段の一部)
14 …撮像機構動き禁止部(グリッド装着済報知手段の一部)
15 …第1グリッド拘束機構(グリッド拘束手段)
17 …マイクロスイッチ(グリッド離脱済報知手段の一部)
18 …グリッド離脱済判定部(グリッド離脱済報知手段の一部)
M …被検体

Claims (5)

  1. 被検体にX線を照射するX線管と、被検体を挟んでX線管に対向する状態で配置されている透過X線像検出用の2次元X線検出器を備えていると共に、2次元X線検出器の前面側に設置されているグリッド装填部と、グリッド装填部内に離脱可能な状態で装着され、把手および把手と対向する端面中央部に挿入嵌合ピンを有する散乱X線除去グリッドとを備えたX線撮像機構を装備していて、X線撮像機構の動きに伴ってX線撮影位置やX線撮影方向が変化するX線撮影装置において、散乱X線除去グリッドが装着完了状態であることを報知するグリッド装着済報知手段と、散乱X線除去グリッドを装着位置で拘束するグリッド拘束手段とを備えていて、グリッド装填部は散乱X線除去グリッドが押し込まれる装填口奥側内面に一対のキャッチピースを有し、グリッド拘束手段は挿入嵌合式ピンとキャッチピースからなり、挿入嵌合式ピンをキャッチピースにより挟み付けることで散乱X線除去グリッドを拘束することを特徴とするX線撮影装置。
  2. 請求項1に記載のX線撮影装置において、散乱X線除去グリッドが装着完了状態であることを検知するグリッド装着済検知手段と、グリッド装着済検知手段による散乱X線除去グリッドの装着完了状態の検知がなされない間はX線撮像機構の動きを禁止する撮像機構動き禁止手段を備えていて、X線撮像機構の動きが可能であることにより散乱X線除去グリッドの装着完了状態の報知がなされるX線撮影装置。
  3. 請求項1または2に記載のX線撮影装置において、グリッド装着済報知手段による散乱X線除去グリッドの装着完了状態の報知開始とグリッド拘束手段による拘束開始が同時に行なわれると共に、グリッド装着済報知手段による散乱X線除去グリッドの装着完了状態の報知停止とグリッド拘束手段による拘束停止が同時に行なわれるX線撮影装置。
  4. 請求項3に記載のX線撮影装置において、散乱X線除去グリッドの装着操作によりグリッド拘束手段による拘束が掛かり、散乱X線除去グリッドの離脱操作によりグリッド拘束手段による拘束が解かれるX線撮影装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のX線撮影装置において、散乱X線除去グリッドが離脱完了状態であることを報知するグリッド離脱済報知手段を備えているX線撮影装置。
JP2005102691A 2005-03-31 2005-03-31 X線撮影装置 Active JP4613666B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005102691A JP4613666B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 X線撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005102691A JP4613666B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 X線撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006280517A JP2006280517A (ja) 2006-10-19
JP4613666B2 true JP4613666B2 (ja) 2011-01-19

Family

ID=37403044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005102691A Active JP4613666B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 X線撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4613666B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8172461B2 (en) * 2009-08-31 2012-05-08 General Electric Company Grid assembly positioning circuit and detector assembly including the same
JP5333248B2 (ja) * 2010-01-14 2013-11-06 株式会社島津製作所 X線撮影装置
EP4039193A4 (en) * 2019-09-30 2022-11-23 FUJIFILM Corporation RADIATION IMAGING DEVICE AND METHOD FOR CONTROLLING RADIATION IMAGING DEVICE

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323206U (ja) * 1989-07-17 1991-03-11
JPH0637415Y2 (ja) * 1988-11-29 1994-09-28 株式会社島津製作所 X線速写撮影装置
JP2001154299A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Canon Inc 放射線画像撮影装置
JP2001154300A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Canon Inc 放射線画像撮影装置
JP2001190528A (ja) * 2000-01-12 2001-07-17 Canon Inc 放射線受像部付撮影台
JP2001198116A (ja) * 2000-01-20 2001-07-24 Canon Inc X線画像撮影装置
JP2001333895A (ja) * 2000-05-26 2001-12-04 Canon Inc X線撮影装置
JP2002186613A (ja) * 2000-12-22 2002-07-02 Canon Inc 放射線画像撮影装置
JP2002186614A (ja) * 2000-12-22 2002-07-02 Canon Inc 放射線画像撮影装置
JP3302163B2 (ja) * 1994-03-11 2002-07-15 株式会社東芝 X線撮像装置及びx線診断装置
JP2003185756A (ja) * 2001-12-21 2003-07-03 Canon Inc 放射線撮影装置のグリッド着脱機構
JP2003185755A (ja) * 2001-12-14 2003-07-03 Canon Inc 放射線撮影装置
JP2003250797A (ja) * 2002-03-04 2003-09-09 Canon Inc X線撮影装置
JP2004073356A (ja) * 2002-08-13 2004-03-11 Canon Inc 放射線撮影装置
JP2004174104A (ja) * 2002-11-28 2004-06-24 Fuji Photo Film Co Ltd 放射線画像情報記録装置におけるグリッドの着脱機構
JP2004177251A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Canon Inc 放射線画像撮影装置

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0637415Y2 (ja) * 1988-11-29 1994-09-28 株式会社島津製作所 X線速写撮影装置
JPH0323206U (ja) * 1989-07-17 1991-03-11
JP3302163B2 (ja) * 1994-03-11 2002-07-15 株式会社東芝 X線撮像装置及びx線診断装置
JP2001154299A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Canon Inc 放射線画像撮影装置
JP2001154300A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Canon Inc 放射線画像撮影装置
JP2001190528A (ja) * 2000-01-12 2001-07-17 Canon Inc 放射線受像部付撮影台
JP2001198116A (ja) * 2000-01-20 2001-07-24 Canon Inc X線画像撮影装置
JP2001333895A (ja) * 2000-05-26 2001-12-04 Canon Inc X線撮影装置
JP2002186614A (ja) * 2000-12-22 2002-07-02 Canon Inc 放射線画像撮影装置
JP2002186613A (ja) * 2000-12-22 2002-07-02 Canon Inc 放射線画像撮影装置
JP2003185755A (ja) * 2001-12-14 2003-07-03 Canon Inc 放射線撮影装置
JP2003185756A (ja) * 2001-12-21 2003-07-03 Canon Inc 放射線撮影装置のグリッド着脱機構
JP2003250797A (ja) * 2002-03-04 2003-09-09 Canon Inc X線撮影装置
JP2004073356A (ja) * 2002-08-13 2004-03-11 Canon Inc 放射線撮影装置
JP2004177251A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Canon Inc 放射線画像撮影装置
JP2004174104A (ja) * 2002-11-28 2004-06-24 Fuji Photo Film Co Ltd 放射線画像情報記録装置におけるグリッドの着脱機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006280517A (ja) 2006-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108024773B (zh) 放射线照射装置的监视器图像显示方法以及放射线照射装置
US8616766B2 (en) Cassette for radiographic imaging and cassette loading orientation detection device
CN101917905B (zh) 移动式x射线装置
CN101951836B (zh) 移动式x射线装置
CN111248929A (zh) 移动式放射线摄影系统及放射线摄影用暗盒
EP2679157B1 (en) Breast imaging device
JP2007144161A (ja) 移動形x線撮影システム
JP4613666B2 (ja) X線撮影装置
US20170000433A1 (en) Breast imaging apparatus, method of controlling breast imaging apparatus, and storage medium
JP2015023915A (ja) X線撮影装置およびその制御方法
JP2015167603A (ja) 撮影台
CN108937981A (zh) 放射线摄像装置
JP2016187380A (ja) 撮影台および画像表示装置
JPWO2017017949A1 (ja) 放射線照射装置
JP2007296177A (ja) X線透視撮影装置
JP2011104029A (ja) X線撮影装置
JP2004073356A (ja) 放射線撮影装置
JP7484520B2 (ja) 放射線画像撮影システム、プログラム、光学画像撮影条件設定方法及び光学画像撮影装置
JP2003185755A (ja) 放射線撮影装置
JP2006247250A (ja) X線透視装置
JP2006247249A (ja) X線透視装置
JP2010220838A (ja) 放射線撮影装置
JP2006006471A (ja) X線ct装置
JP2006255275A (ja) 医用画像診断装置
JP2008029595A (ja) X線装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100921

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101004

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4613666

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3