JP4611954B2 - 感知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、感知対象物を吸着するための吸着層がその表面に形成され、感知対象物の吸着により固有振動数が変わる圧電振動子例えば水晶振動子を用い、この圧電振動子の固有振動数の変化分を検出して感知対象物を感知する感知装置に関する。
微量な物質を感知する手法として水晶振動子を用いた感知装置が知られている。この感知装置は、水晶振動子の表面に感知対象物を吸着するための吸着層を形成して水晶センサを構成し、感知対象物が水晶振動子、詳しくは吸着層に付着するとその固有振動数がその付着量に応じて変化することを利用して感知対象物の有無あるいはその濃度を測定するものであり、その応用範囲が広く、装置としても簡易な構成である上、感度が高いことから極微量な物質でも測定できるといった利点がある。例えば特許文献1では、血液、尿などに含まれる疫病マーカ物質の分析を行うにあたって、水晶センサを用いれば、高価で大型の自動分析装置を必要とする免疫ラテックスキットに代わる有効な手法であることが記載されている。
そして本発明者は、水晶センサの適用対象として、例えば環境汚染物質であるダイオキシンやPCBあるいは血液中の疫病マーカなどを検討しているが、この手法により高精度に対象物質を測定できれば画期的である。何故なら現状では例えばダイオキシンを測定する手法としては、ガスクロマトグラフ質量分析計を用いる方法及びELISA法(適用酵素免疫測定法)が知られているが、ガスクロマトグラフ質量分析計は装置価格が極めて高く、このため分析コストも可成り高いものになっており、更に分析に長い期間を必要とするとするし、ELISA法は、ガスクロマトグラフ質量分析計に比べて装置価格、分析価格が低く、分析に要する時間も短いが、分析精度が低いという課題がある。
水晶振動子を用いた感知装置は、水晶振動子に感知対象物質を吸着する、例えば抗体抗原反応を起こす抗体からなる吸着層を形成し、この水晶振動子に発振回路を接続すると共に発振回路の発振周波数を計測する周波数計測部を設けて主要部が構成される。
ところで、水晶振動子のCI値(クリスタルインピーダンス値)が発振回路の負性抵抗値に近い場合には、発振出力の信号レベル(振幅)が不安定になる。また何らかの不具合により発振出力の信号レベルが設計値に比べてかなり低くなる場合がある。また水晶センサに接触する試料液の粘度が使用範囲よりも高い場合にも前記信号レベルが設計値に比べて低くなることがある。このようなことが起こると、試料液中などの感知物質の濃度と周波数の変化分との対応関係が成り立たなくなって、感知対象物質の濃度を高精度に測定することができなくなってしまう。
しかしながら、測定結果が表示されてしまうと、作業者がその測定結果が正しいものと認識してトラブルを起こすおそれがある。例えば河川に毒性物質が許容濃度を越えて含まれているにもかかわらず「許容濃度以下」と判定されたり、あるいは血液中に癌マーカが存在しないのにもかかわらず「存在する」と判定された場合などは、その誤認は重大である。水晶センサは、極めて高精度に感知対象物質を測定できることから、信号処理が正しく行われないと、その後の取り扱いに与える影響が大きく、従って正しい信号処理が行えない事情が発生したときは、作業者にそのことを認識させることが重要である
特開2001−83154号公報:段落0002、0004
本発明はこのような事情の下になされたものであり、感知対象物を吸着するための吸着層がその表面に形成され、感知対象物の吸着により固有振動数が変わる水晶振動子などの圧電振動子を用いた感知装置において、正しい信号処理が行えない状態にあるときに、測定結果を作業者に信用させるという事態を回避することのできる装置を提供することにある。
本発明は、 液体中の感知対象物を吸着するための吸着層がその表面に形成され、感知対象物の吸着により固有振動数が変わる圧電振動子が設けられた感知センサを用い、前記圧電振動子の固有振動数の変化に基づいて液体中の感知対象物を感知する感知装置において、
前記圧電振動子を発振させるための発振回路と、
この発振回路の後段に設けられ、当該発振回路の発振周波数に対応する周波数の信号を選択的に通過させるバンドパスフィルタと、
このバンドパスフィルタの後段に設けられ、前記発振回路の発振出力の周波数に関する信号を測定するための測定部と、
前記バンドバスフィルタの後段側の発振出力の信号レベルを検出するレベル検出回路と、
このレベル検出回路にて検出した信号レベルがしきい値以上であるときには正常と判定し、しきい値よりも低いときには異常と判定するレベル判定手段と、
このレベル判定手段により異常と判断されたときに、前記信号レベルが異常であることを知らせるための手段と、を備えたことを特徴とする。
レベル判定手段が前記信号レベルの判定を行うタイミングは、例えば感知装置の電源を投入した後、予め設定した安定時間が経過した後である。
本発明によれば、感知対象物の吸着により固有振動数が変わる圧電振動子例えば水晶振動子を用いた感知装置において、発振回路の発振出力の信号レベル(振幅)を検出して、しきい値よりも低いときには異常であることを知らせるようにしているため、水晶センサなどの不具合をいち早く検出でき、水晶センサなどに不具合を生じたまま測定結果が正しいと認識されることを防止できる。
以下に本発明に係る感知装置の実施の形態を説明する。この感知装置は、図1及び図3に示すように、発振回路ユニット10と装置本体20とを備えており、発振回路ユニット10はケーブル例えば同軸ケーブル30により装置本体20に着脱自在に接続できるようになっている。
発振回路ユニット10は、筐体11内に発振回路12とこの発振回路12の共振周波数(後述の水晶振動子の主振動周波数)の信号を通過させるためのバンドパスフィルタ(帯域フィルタ)13とハイパスフィルタ14と、を備えている。
また発振回路ユニット10には感知センサである水晶センサ1が着脱自在に接続される。水晶センサ1は、公知であるため図2にその一例の外観だけ示しておくが、一旦側が接続端子をなす配線基板であるプリント基板101の上にゴムシート102を重ね、このゴムシート22に設けられた凹部を塞ぐように圧電振動子である水晶振動子が設けられ、更にゴムシート102の上から上蓋ケース103を装着して構成されている。上蓋ケース103には、試料溶液の注入口104と試料溶液の観察口105とが形成され、注入口104から試料溶液が注入され、水晶振動子の上面側の空間に試料溶液が満たされることになる。水晶振動子の下面側は前記凹部により気密空間とされ、これによってランジュバン型の水晶センサが構成されることになる。
装置本体20は、例えばLEDの点灯により測定結果例えば周波数あるいは周波数の変化分などを表示する表示部201などが前面に設けられた筐体21内に回路が収納されている。この回路は、発振回路12からの周波数信号の信号ラインに沿ってハイパスフィルタ22と、周波数を分別するための複数例えば3つのバンドパスフィルタ(帯域フィルタ)23a〜23cを並列に接続してなる周波数分別回路23とが設けられ、各バンドパスフィルタ23a〜23cの出力側の各々には、アンプ24及びローパスフィルタ25の直列回路が接続されている。また周波数分別回路23により3つに分岐された信号ラインをチャンネルと呼ぶことにすると、各チャンネルの下流端(ローパスフィルタ25の出力端)を、測定部である周波数計測部4に切り替え接続するスイッチ部5が設けられている。
前記バンドパスフィルタ23a〜23cは、使用される発振回路ユニット10の発振周波数に夫々対応する周波数の信号を選択的に通過させるためのものであり、例えば発振回路ユニット10として9MHz、30MHz及び60MHzの3つの発振回路が選択して使用されるとすると、これら周波数に対応したものが用意される。
ここで装置本体20及び発振回路ユニット10の電源に関して述べておく。発振回路ユニット10内の回路に供給される直流電圧+Vccは、ローパスフィルタ26を介してハイパスフィルタ22の入力側の信号ラインに接続されている。一方発振回路ユニット10においては、ハイパスフィルタ14の出力側の信号ラインから分岐して、ローパスフィルタ15が介挿された電源ライン16が形成されている。17、27はバリスタである。このような構成とすれば、装置本体20側の直流電圧が信号ラインに重畳され、同軸ケーブル30の芯線を介して発振回路ユニット10内に送られ、ハイパスフィルタ14により発振回路12側には送られず、ローパスフィルタ15を通して直流電圧+Vccが得られる。従って発振回路ユニット10では、この直流電圧+Vccを発振回路12などに供給することができ、直流電源を搭載しなくて済み、構成が簡単になる。なお同軸ケーブル30の外側導体は発振回路ユニット10及び装置本体20にて接地されている。
また装置本体20においては、既述の各チャンネル毎にアンプ24の出力側の信号レベル(振幅)を検出するためのレベル検出部6が設けられている。このレベル検出部6は、図4に示すようにアンプ部24と検波器62との直流カットのためのコンデンサ61、検波器62及びアナログ/ディジタル(A/D)変換器63を備えており、ここで検出された信号レベルはコンピュータからなる制御部7に入力される。
制御部7は、CPU71、ワークメモリ72及び周波数の測定に必要な一連の処理を行うためのプログラム73を備えている。なおプログラム73は実際にはROMに格納されているが、記載を簡略化してある。前記プログラムは、3つのチャンネルを周波数計測部4に順次接続し、接続されたチャンネルのレベル検出値をしきい値と比較し、レベル検出値がしきい値以上であればそのチャンネルを周波数計測部4に接続するようにスイッチ部5を制御すると共に、そのチャンネルに対応する周波数に応じた計測ができるように制御信号を出力するためのステップが組まれている。更にまたプログラム73は、後述のようにレベル検出値に基づいて、装置の動作の不具合例えば水晶センサ1の発振動作の不具合を判断し、異常事態の表示をするステップが含まれる
なお各チャンネルの出力端をオープンにした状態で信号レベルを検出すると、周波数計測部4にて周波数が計測されるときの終端インピーダンスの値と異なってしまい、信号レベルの検出の正確性が低くなることから、検出時にはそのチャンネルを周波数計測部4に接続しておくことが好ましい。
前記周波数計測部4は、この例では後述のように発振回路ユニット10からの周波数信号の周波数と基準周波数信号の周波数との差に相当する周波数信号に基づいてデジタル処理により周波数の変化分を求めるようにしており、基準周波数信号は、使用される発振回路ユニット10の発振周波数に応じて使い分ける必要がある。このため前記プログラムは、レベル検出値がしきい値以上であるチャンネルを把握することにより、周波数信号がいずれのバンドパスフィルタ23a〜23cの帯域に相当する周波数であるかが分かるので、即ち装置本体20に接続されている発振回路ユニット10の発振周波数が分かるので、その周波数に応じた基準周波数を選択するための制御信号、例えば3つの基準周波数出力部のうちのいずれを有効にするかの制御信号を出力する。
次に上述の実施の形態の作用について説明する。先ず装置本体20側で電源を投入することにより装置本体20の内部回路に直流電圧が供給されると共にその直流電圧が同軸ケーブル30を介して既述のように発振回路ユニット10側に供給される。ここで例えば発振回路ユニット10としては9MHz、30MHz及び60MHzの3種類のものが使用可能であるとし、今9MHzの発振回路ユニット10が装置本体20に接続されているものとし、この発振回路ユニット10に9MHzの水晶センサ1が差し込まれたとする。そして例えばブランク値を求めるために感知対象物が含まれない溶液を水晶センサ1内に注入し、水晶振動子24を発振させる。この溶液は純水であってもよいし、あるいはその他の溶液であってもよい。
このときプログラム73は、図5に示すようにステップが進行する。今、説明の便宜上、9MHzのバンドパスフィルタ23aが設けられているチャンネルをチャンネル1、30MHzのバンドパスフィルタ23bが設けられているチャンネルをチャンネル2、60MHzのバンドパスフィルタ23cが設けられているチャンネルをチャンネル3とする。先ずスイッチ部3によりチャンネル1を選択して周波数計測部4に接続し(ステップS1)、電源投入後、発振回路12の動作が安定して周波数信号が安定するまでの時間例えば1秒間が経過した後(ステップS2)、当該チャンネル1の信号レベルを検出してしきい値以上か否かを判定する(ステップS3及びS4)。信号レベルがしきい値以上であれば、表示部201のLEDを点灯する(ステップS5)。つまりこの場合には、チャンネル1のバンドパスフィルタ23aの通過帯域が9MHzであるから、発振回路ユニット10の発振周波数は9MHzであることが分かり、周波数計測部4において9MHzの測定を行うための基準周波数である10MHzの基準周波数が選択されて周波数の計測が行われる。この計測例に関しては説明の煩雑化を避けるためにここでは詳しく述べない。
こうして周波数の計測が行われるとその計測結果、この例では発振回路ユニット10からの周波数信号の周波数と基準周波数との周波数差が表示部201に表示され、LEDを点灯することにより作業者が確認することができる。図5のフローでは測定に関しては記載していないため、表示LEDの点灯後、再度チャンネル1の信号レベルの検出、判定(ステップS6、S7)を行い、レベルがしきい値以上であればステップS5〜S7が繰り返される。なお測定が終了して水晶センサ1が取り外されると、ステップS7から抜けて表示部201を消灯し(ステップSS8)、ステップ1に戻る。
一方チャンネル1の信号レベルがしきい値よりも低い場合には、スイッチ部3にてチャンネル1からチャンネル2に切り替わり、同様のステップが行われる。即ち、ステップ20にてチャンネル2の信号レベルがしきい値以上と判定されれば、発振回路ユニット10の発振周波数が30MHzであることが分かり、周波数計測部4において30MHzの測定を行うための基準周波数である31MHzの基準周波数が選択されて周波数の計測が行われ、同様にして表示部201に計測結果が表示される。
またステップ20にてチャンネル2の信号レベルがしきい値よりも低いと判定されれば、スイッチ部3にてチャンネル2からチャンネル3に切り替わり、同様のステップが行われる。そしてステップS30にてチャンネル2の信号レベルがしきい値よりも低いと判定されれば、この場合には、9MHz、30MHz、60MHzのいずれの周波数信号もそのレベルがしきい値を下回っており、言い換えればこのことは水晶センサ1に不具合が生じていることになる。そこでステップS40にて表示部201に異常であることの表示を行い、その後ステップS1に戻る。プログラム73はサイクリックにステップが進むが、装置の動作としては、表示部201に異常表示がされたままになる。この異常表示の手法としては例えば「信号レベルが低い」といった表示を挙げることができる。
また異常表示のステップS40を行わなくてもよく、この場合には表示部201が消灯したままであるため、オペレータは異常が発生していることを認識できる。また不具合を知らせる手法として、異常ランプを点灯する手法、異常ブザーを鳴動する手法などであってもよい。
更にまた図5に示すフローに追加して、一のチャンネルについて信号レベルがしきい値以上であると判断した後、他のチャンネルについて信号レベルがしきい値よりも低いことを確認するステップを組み込み、2つ以上のチャンネルについて信号レベルがしきい値以上であるときには、異常表示を行うようにしてもよい。この場合には、例えば2種類の発振回路ユニット10に夫々割り当てられた周波数の中間周波数(例えば9MHzと30MHzとの間の周波数)で水晶センサ1が発振していることが考えられ、この場合にも正しい測定が行えない。
水晶センサ1の発振が正常である場合に説明を戻すと、上記のように感知対象物が含まれない溶液を、設定した量だけ水晶センサ1内に入れて周波数の測定が行われた後、感知対象物の測定を行おうとする試料溶液を、前記溶液が入っている水晶センサ1に注入し、試料溶液を入れた後の水晶センサ1の水晶振動子の発振周波数を求める。例えば9MHzの水晶センサ1が使用されているとしたら、図5のステップS5〜S7が繰り返されている間に周波数の計測が行われ、表示部201に周波数が表示される。そして試料溶液を入れたことによる周波数の変化分を求め、例えば検量線を用いることにより、水晶センサ1内の感知対象物の濃度が分かり、その結果試料溶液中の感知対象物の濃度が分かる。
上述の実施の形態によれば、水晶センサ1を用いた感知装置において、発振回路12の発振出力の信号レベル(振幅)を検出しており、このレベル検出は発振回路ユニット10からの周波数信号の周波数を突き止めることが主目的ではあるが、装置の異常を検出できる。即ち、各チャンネルの全てがしきい値を下回っているか否かを判断し、全てのチャンネルについてしきい値よりも低いときには、発振回路ユニット10から送られる周波数信号の信号レベルがしきい値よりも低いということである。そこでこの場合には異常であることを知らせるようにしているため、水晶センサなどの不具合をいち早く検出でき、水晶センサなどに不具合を生じたまま測定結果が正しいと認識されることを防止でき、誤った測定結果に基づくその後のトラブルを回避できる。
更に上述の実施の形態によれば次のような利点もある。発振回路ユニット10と装置本体20とを別体とする構成を採用するにあたり、装置本体20側に発振回路12の発振周波数に夫々対応する通過特性を備えた複数この例では3つのバンドパスフィルタ23a〜23cを設けて周波数信号を分別し、分別された周波数信号のレベルを検出するようにしている。このためこの信号レベルの検出値に基づいてどのチャンネル(バンドパスフィルタ23a〜23c)の信号レベルがしきい値以上であるかを把握でき、その結果発振回路ユニット10の発振周波数を知ることができる。その結果、当該チャンネルを測定部に接続するようにスイッチ部を制御すると共に、周波数計測部4で用いられる、発振出力に応じた基準周波数を設定することができ、周波数の計測を行うことができる。従って発振回路ユニット10と装置本体20とを別体とし、複数種類の周波数の中から感知対象物に適正な周波数の発振回路ユニット10を選択できる一方、装置本体20については各発振回路ユニット10に対して共通化することができる。
本発明では、上述のように3種類の発振回路ユニット10が利用できることに限らず、2種類あるいは4種類以上の発振回路ユニット10の中から選択して装置本体20に接続できる装置として構成してもよい。また周波数計測部4では、周波数を直接計測することに限らず、周波数信号の位相を検出して、結果として周波数を検出するようにしてもよい。
本発明は、上述のように装置本体20と発振回路ユニット10とが別体であるものに限られないし、また複数の周波数に対応できるものに限られず、例えば図6に示す装置に適用してもよい。図6の装置では水晶センサ1の使用周波数は1種類であり、アンプ24の出力側の信号レベルをレベル検出部6にて検出し、制御部7により電源を投入して周波数の安定時間が経過した後、レベル検出値がしきい値以上であるか否か判断し、しきい値よりも低ければ異常表示を行う。なお図6において、図3と同符号の部分は、同一あるいは相当部分である。
ここで周波数計測部4の一例を図7に示す。図7において、81は基準クロック発生部であり、前記スイッチ部からの周波数信号をサンプリングするために周波数の安定性が極めて高い周波数信号であるクロック信号を出力する。82はA/D(アナログ/ディジタル)変換器であり、前記周波数信号を基準クロック発生部81からのクロック信号によりサンプリングしてそのサンプリング値をディジタル信号として出力する。前記周波数信号の周波数をfcとサンプリング周波数(クロック信号の周波数)fsとについては、例えばfcを11MHz、fsを12MHzに設定することができる。この場合、A/D変換器61からのディジタル信号である出力信号で特定される周波数信号の基本波は1MHzの正弦波となる。
A/D変換器82の後段には、キャリアリムーブ83及びローパスフィルタ84がこの順に設けられている。キャリアリムーブ83及びローパスフィルタ84は、A/D変換器82からのディジタル信号により特定される例えば1MHzの正弦波信号の周波数と、直交検波に用いられる正弦波信号の周波数との差の周波数で回転する回転ベクトルを取り出すために用いられている。
回転ベクトルを取り出す作用をわかりやすく説明するために、A/D変換器82からのディジタル信号により特定される正弦波信号をAcos(ω0t+θ)とする。一方、キャリアリムーブ83は、図8に示すように前記正弦波信号に対してcos(ω0t)を掛け算する掛け算部83aと前記正弦波信号に対して−sin(ω0t)を掛け算する掛け算部83bとを備えている。即ちこのような演算をすることにより直交検波される。掛け算部83aの出力及び掛け算部83bの出力は夫々(2)式及び(3)式により表される。
Acos(ω0t+θ)・cos(ω0t)
=1/2・Acosθ+1/2{cos(2ω0t)・cosθ+sin(2ω0t)・sinθ}……(2)
Acos(ω0t+θ)・−sin(ω0t)
=1/2・Asinθ−1/2{sin(2ω0t)・cosθ+cos(2ω0t)・sinθ}……(3)
従って掛け算部83aの出力及び掛け算部83bの出力を夫々ローパスフィルタ84a及び84bを通すことにより、2ω0tの周波数信号は除去されるので、結局ローパスフィルタ84からは1/2・Acosθと1/2・Asinθとが取り出される。
そしてAcos(ω0t+θ)で表される正弦波信号の周波数が変化すると、Acos(ω0t+θ)はAcos(ω0t+θ+ω1t)となる。ただしω1はω0よりも十分小さいものとする。従って1/2・Acosθは1/2・Acos(θ+ω1t)となり、1/2・Asinθは1/2・Asin(θ+ω1t)となる。即ち、ローパスフィルタ84から得られた出力は、正弦波信号[Acos(ω0t+θ)]の周波数の変化分ω1/2πに対応する信号である。つまりこれらの値は、A/D変換器82からのディジタル信号により特定される正弦波信号の周波数と直交検波に用いた正弦波信号の周波数ω0/2πとの差の周波数で回転する回転するベクトルを複素表示したときの実数部分(I)及び虚数部分(Q)である。
図9はこの回転ベクトルを表した図であり、この回転ベクトルは角速度がω1である。従って前記正弦波信号の周波数が変化しなければ、ω1tはゼロであるからこの回転ベクトルの回転速度はゼロであるが、水晶振動子24に感知対象物質が吸着されて水晶振動子の周波数が変化し、これにより前記正弦波信号の周波数が変化すると、その変化分に応じた回転速度で回転することになる。
ところで感知対象物質が存在しないときの水晶振動子の発振周波数に対応する角速度が直交検波に用いた正弦波信号の角速度に一致することはかなり稀であることから、実際には、感知対象物質が存在しないときの水晶振動子の発振周波数に対応する回転ベクトルの角速度と感知対象物質が存在するときの水晶振動子の発振周波数に対応する回転ベクトルの角速度とを夫々求め、その角速度の差が求められる。この回転ベクトルの角速度の差は、水晶振動子に感知対象物質が吸着したことによる水晶振動子の周波数の変化分に対応する値である。
本発明に係る感知装置の実施の形態の外観を示す斜視図である。 上記実施の形態に用いられる水晶センサを示す斜視図である。 上記実施の形態の全体の回路構成を示すブロック回路図である。 レベル検出回路及び制御部を示すブロック図である。 上記実施の形態の動作の一部を示すフローチャートである。 上記本発明の他の実施の形態について全体の回路構成を示すブロック回路図である。 測定部の一例を示すブロック図である。 図7に示す回路ブロックの一部を示す構成図である。 図7に示すブロック図により取り出された回転ベクトルを示す説明図である。
符号の説明
1 水晶センサ
10 発振回路ユニット
12 発振回路
20 装置本体
201 表示部
23 周波数分別部
23a〜23c バンドパスフィルタ
30 同軸ケーブル
4 周波数計測部
5 スイッチ部
6 レベル検出部
7 制御部

Claims (2)

  1. 液体中の感知対象物を吸着するための吸着層がその表面に形成され、感知対象物の吸着により固有振動数が変わる圧電振動子が設けられた感知センサを用い、前記圧電振動子の固有振動数の変化に基づいて液体中の感知対象物を感知する感知装置において、
    前記圧電振動子を発振させるための発振回路と、
    この発振回路の後段に設けられ、当該発振回路の発振周波数に対応する周波数の信号を選択的に通過させるバンドパスフィルタと、
    このバンドパスフィルタの後段に設けられ、前記発振回路の発振出力の周波数に関する信号を測定するための測定部と、
    前記バンドバスフィルタの後段側の発振出力の信号レベルを検出するレベル検出回路と、
    このレベル検出回路にて検出した信号レベルがしきい値以上であるときには正常と判定し、しきい値よりも低いときには異常と判定するレベル判定手段と、
    このレベル判定手段により異常と判断されたときに、前記信号レベルが異常であることを知らせるための手段と、を備えたことを特徴とする感知装置。
  2. 前記レベル判定手段が前記信号レベルの判定を行うタイミングは、感知装置の電源を投入した後、予め設定した安定時間が経過した後であることを特徴とする請求項1記載の感知装置。
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