JP4611477B2 - 水中シリコーンエマルションの製造方法 - Google Patents

水中シリコーンエマルションの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エマルションの油成分が珪素原子含有ポリマーである水中油(O/W)エマルションの製造方法に関するものである。より詳細に述べるならば、上記方法は、金属触媒存在下でOH末端停止ポリジオルガノシロキサン、好適にはポリジメチルシロキサンとアミン官能性トリアルコキシシランとを重合させ、乳化により上記重合反応を停止することを含む。乳化の前に無水物を添加してその後の硬化の戻り(cure reversion)を避ける。
【0002】
【従来の技術および課題】
アミン官能性ポリジメチルシロキサン油を含む商業的エマルションの利用は、そのマーケットにのみ限定される。なぜならばそれらは比較的低粘度のアミン官能性ポリジメチルシロキサン油(すなわち25℃でせいぜい約25,000mm2/sまでの粘度を有するアミン官能性ポリジメチルシロキサン油)のみを含むことが知られているからである。しかし特にパーソナルケア領域では、より高い分子量を有し、したがってより高粘度である線状アミン官能性ポリジメチルシロキサン油が必要とされる。
【0003】
その上、これらの商業上のエマルションは、低粘度アミン官能性ポリジメチルシロキサン油の他にポリジメチルシロキサンの揮発性環状種、例えばオクタメチルシクロテトラシロキサンを約1パーセント含むことがよくある。このように揮発性種を含むことは、最近の安全性および環境規制および指針の幾つかによっては容認されない。
【0004】
或る種のポリシロキサンを触媒の存在下で架橋剤と反応させることによって揮発性環状種の含有量が0.5パーセント未満である比較的高粘度のポリシロキサンポリマーが得られるが、このような鎖延長はOH末端停止ポリジメチルシロキサンとジアルコキシシランとを用いて得られた。この方法は非常に緩徐で、完了までに数週間かかることが多い。このような方法を改良して反応を速めようとする場合、ジアルコキシシランの代わりにトリアルコキシシランを使用すると、多くの用途においては好ましくない架橋エラストマー物質が生成する。
【0005】
従来技術がアミン官能性ポリジメチルシロキサンを含むエマルションに言及している場合、その特許は上記エマルションに含まれる上記アミン官能性ポリジメチルシロキサン油の特定の粘度または分子量に関しては沈黙しており、アミン官能性ポリジメチルシロキサン油の粘度または分子量が記載されている場合でも、それは現在パーソナルケア領域で工業的に要求される水準より著しく低い。アミン官能性ポリジメチルシロキサン油のより高い粘度またはより高い分子量が記載されている特許では、それら特許は概してそのエマルションの製造方法には言及していない。一例が米国特許第5,326,483号である。
【0006】
出願人が知る先行技術には、高粘度および高分子ポリシロキサンを含む種々の型の硬化系に関する特許が多いが、トリアルコキシシランを用いてOH末端停止ポリジオルガノシロキサンまたはポリジメチルシロキサンを大量に重合し、このような方法によってエマルション型の高分子、線状非架橋シリコーンポリマーを製造することは知られていない。これが本発明の貢献の本質である。
【0007】
その上、重合を行い、その後その重合プロセスを無水物の添加によって、および乳化によって中断するという方法は、不安定で逆転しやすい(すなわち解重合)、または後重合しやすいことが知られているOH末端停止ポリジメチルシロキサンまたはポリジオルガノシロキサンをベースにしたシリコーン系においては特に、知られていない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
しかしながら、その乳化前に低濃度のカルボン酸無水物を直接上記シリコーンポリマーに添加することにより、この種の逆転を起こさない効率的手段が得られることを出願人は発見した。
本発明は、トリアルコキシシランを用いるシリコーン硬化系を利用してシリコーンポリマーを製造し、所望粘度に達した際に無水物の添加および乳化段階によって重合を中断することを可能とする。このプロセスを用いて約1,000mm2/secないし1,000,000mm2/secの範囲の粘度を有するシリコーンポリマーを含むエマルションを調製することができる。上記エマルション中のシリコーンポリマーが概ね約30,000mm2/secないし約500,000mm2/secの範囲の粘度を有することが最も好ましい。
【0009】
こうして、本発明により、少量のトリアルコキシシランを用い、ポリマーがまだ線状であるうちにその重合を中断する段階を行うことによって、線状シリコーンポリマーを得ることができる。このように、乳化を用いて重合を停止することが重要なのである。ポリマーの逆転は、乳化前に上記ポリマーに酸無水物を挿入することによって回避される。
【0010】
本発明によって得られる多くの利点のなかには、この分野の製造技術で現在得られるものより改良されたヘアコンディショニング等をもたらす非常に高分子の線状アミン官能性ポリシロキサンポリマーを含む有用なシリコーンエマルションが提供できることが含まれる。
【0011】
さらに、トリアルコキシシランの使用は、ジアルコキシシランを用いる技術と比較して重合速度を著しく速める。そして全く予想外なことに、トリアルコキシシランを少量用い、重合を無水物の添加および乳化によって停止する場合、この方法は架橋物質を生成しない。トリアルコキシシランは約5重量%も用いることができるが、概ね約3重量%未満の量を用いるのが好ましい。
【0012】
本発明による方法は、実質的に二段階で行われる。第一段階は金属触媒の存在下でOH末端停止ポリジオルガノシロキサン、好適にはポリジメチルシロキサンと、アミン官能性トリアルコキシシランとを重合させることを含む。第二段階では第一段階で起きる縮合反応を、無水物の添加によって、および1種類以上の界面活性剤および水を添加した結果の乳化によって中断する。
【0013】
第一段階で上記反応に用いられるポリジオルガノシロキサンは一般に下記の構造を有する実質的線状ポリマーを含める:
【0014】
【化2】
Figure 0004611477
【0015】
上記構造において各Rは独立して。炭素原子20個までを有する炭化水素基、例えばアルキル基であり、代表的なアルキル基はメチル、エチル、プロピル、またはブチルである。Rはフェニル等のアリールでもよい。R’は−OHをあらわし、nは1より大きい正の整数である。好適にはnは、25℃で約1ないし約1×106mm2/secの粘度を有するポリシロキサンであるポリマーを生成するような整数である。
【0016】
所望に応じて、上記ポリジオルガノシロキサンは少量の分岐、例えば上記シロキサン単位の2モル%未満の分岐を、本発明に影響を与えることなく(すなわち上記ポリマーは実質的には線状である)含むことができる。全てのR基がメチル基であるのが好ましい。
【0017】
縮合反応においてOH末端停止ポリジオルガノシロキサンと反応する有機珪素材料はアミン官能性トリアルコキシシランである。この材料は式 Q−Si−(OR’’)3によってあらわされる。上記式中R’’は炭素原子1−6個を含むアルキル基である;Qは式−R’’’Zのアミン官能性置換基を示す。ここでR’’’は炭素原子3ないし6個の二価アルキレン基である;Zは−NR2’’’’、および−NR’’’’(CH2mNR2’’’’からなる群から選択される一価ラジカルである。ここでR’’’’は水素または炭素原子1ないし4個のアルキル基である。mは2から6までの正の整数である。
【0018】
適切なR’’基はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルおよびイソブチルによって代表され、これらのなかから独立して選択される。
【0019】
R’’’によってあらわされるアルキレン基はトリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、−CH2CHCH3CH2−、およびCH2CH2CHCH3CH2−を含む。R’’’がトリメチレンまたはアルキル置換トリメチレン基、例えば−CH2CHCH3CH2−等であるシラン類が好ましい。
【0020】
有用なZ基は不飽和アミン基−NH2、アルキル置換アミン基、例えば−NHCH3、−NHCH2CH2CH2CH3、および−N(CH2CH32等;およびアミノアルキル置換アミン基、例えば−NHCH2CH2NH2、−NH(CH26NH2、および−NHCH2CH2CH2N(CH32等を含む。
【0021】
使用できる幾つかの代表的市販アミン官能性トリアルコキシシランは4−アミノブチルトリエトキシシラン;
N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン;
N−(6−アミノヘキシル)アミノプロピルトリメトキシシラン;
3−アミノプロピルトリエトキシシラン;3−アミノプロピルトリメトキシシラン;
(3−アミノプロピル)トリス[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]シラン;および
3−[2−(2−アミノエチルアミノ)エチルアミノ]プロピル−トリメトキシシランである。
【0022】
所望により、その他の種類の官能性トリアルコキシシランもここに用いることができる。例えばエポキシ官能性トリアルコキシシラン類、アクリルオキシ官能性トリアルコキシシラン類、およびメタクリルオキシ官能性トリアルコキシシラン類等である。使用できる代表的組成物は
3−(グリシドキシプロピル)トリメトキシシラン、
[β−(3、4−エポキシシクロヘキシル)エチル]トリメトキシシラン、
5,6−(エポキシヘキシル)トリメトキシシラン、
3−(アクリルオキシプロピル)トリメトキシシラン、および
3−(メタクリルオキシプロピル)トリメトキシシラン
を含める。
【0023】
≡Si−OHと≡Si−ORとの反応のための金属触媒は好適には有機錫塩であり、その若干の例には第一錫オクトエート、ジメチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテート、ジメチル錫ジネオデカノエート、ジブチル錫ジメトキシド、イソブチル錫トリセロエート、ジメチル錫ジブチレート、トリエチル錫タートレート、錫オレエート、錫ナフテネート、錫ブチレート、錫アセテート、錫ベンゾエート、錫セバセート、および錫スクシネートを含む。一般に、触媒はOH末端停止ポリジオルガノシロキサン重量の約0.001ないし10重量パーセントの量が用いられる。
【0024】
上記プロセスの第一段階で起こる重合反応はOH末端停止ポリジオルガノシロキサン、アミノトリアルコキシシランおよび金属触媒を含む縮合反応であり、それは以下に記載される特定例によって説明できる。
【0025】
【化3】
Figure 0004611477
【0026】
縮合反応は酸無水物、好適には無水酢酸(CH3CO)2Oまたは無水安息香酸(C65CO)2O等のカルボン酸無水物の添加によって速度を低下させる。その他のカルボン酸無水物、例えば無水琥珀酸、無水フタール酸、および無水マレイン酸等も用いることができる。
【0027】
この添加後、生成した線状OH末端停止 アミン官能性シロキサンコポリマーを水および適切な界面活性剤または界面活性剤類の混合物を用いて乳化させる。
【0028】
界面活性剤は非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、アルキル多糖類、または両性界面活性剤でよい。所望ならばシリコーンポリエーテルも使用できる。
【0029】
非イオン性界面活性剤の例はポリオキシアルキレンアルキルエーテル類、ポリオキシアルキレンソルビタンアルキルエステル類、ポリオキシアルキレンアルキルエステル類、およびポリオキシアルキレンアルキルフェノールエーテル類、ポリエチレングリコール類、ポリプロピレングリコール類、 およびジエチレングリコール類を含む。
【0030】
カチオン性界面活性剤の例は第四級水酸化アンモニウム、例えば水酸化テトラメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウムメトスルフェート、アルキルトリヒドロキシエチルアンモニウムアセテート、水酸化オクチルトリメチルアンモニウム、水酸化デシルジメチルベンジルアンモニウム、水酸化ドデシルトリメチルアンモニウム、水酸化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、水酸化オクチルジメチルベンジルアンモニウム、水酸化デシルジメチルベンジルアンモニウム、水酸化ジドデシルジメチルアンモニウム、水酸化ジオクタデシルジメチルアンモニウム、水酸化タロウトリメチルアンモニウム、および水酸化ココトリメチルアンモニウム、並びにこれらの材料のそれぞれの塩類;脂肪酸アミン類およびアミド類およびそれらの誘導体、および脂肪族脂肪アミン類を含む脂肪酸アミン類およびアミド類の塩類およびそれらの誘導体類、脂肪鎖を有する芳香族アミンの同族体、脂肪族ジアミン類から誘導される脂肪アミド類、二置換アミン類から誘導される脂肪アミド類、エチレンジアミンの誘導体類、アミノアルコール類のアミド誘導体類、長鎖脂肪酸のアミン塩類、二置換ジアミン類の脂肪アミドから誘導される第四級アンモニウム塩基、ベンズイミダゾリン類の第四級アンモニウム塩基類;ピリジニウムおよびその誘導体の塩基性化合物類;スルホニウム化合物類;ベタインの第四アンモニウム化合物類;エチレンジアミンのウレタン類;ポリエチレンジアミン類;およびポリプロパノール ポリエタノールアミン類を含む。
【0031】
適切なアニオン性界面活性剤の例は、ラウリルスルフェート等のアルキルスルフェート類;アクリレート/C10-30アルキルアクリレートクロスポリマー等のポリマー類;アルキルベンゼンスルホン酸および塩類、例えばヘキシルベンゼンスルホン酸、オクチルベンゼンスルホン酸、デシルベンゼンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、セチルベンゼンスルホン酸およびミリスチルベンゼンスルホン酸等;モノアルキルポリオキシエチレンエーテル類の硫酸エステル塩類;アルキルナフチルスルホン酸;アルカリ金属スルホレシネート類;脂肪酸のスルホン化グリセリルエステル類、例えばヤシ油酸のスルホン化モノグリセリド類、スルホン化一価アルコールエステル類の塩類、アミノスルホン酸のアミド類、脂肪酸ニトリル類のスルホン化生成物、スルホン化芳香族炭化水素、ナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合産物、オクタヒドロアントラセン スルホン酸ナトリウム等;アルキル硫酸アルカリ金属塩;硫酸エステル類;
およびアルカリルスルホネート類を含む。
【0032】
若干の適切なアルキル多糖類界面活性剤の例は、例えば、構造R1−O−(R2O)a−(G)bの物質である。上記式においてR1は線状または分岐アルキル基、線状または分岐アルケニル基、またはアルキルフェニル基をあらわし;R2はアルキレン基をあらわし;Gは還元糖をあらわす;aは0または正の整数;そしてbは正の整数をあらわす。これらの型の界面活性剤は例えば米国特許第5,035,832号に詳細に記載されている。
【0033】
適切な両性界面活性剤の例はコカミドプロピルベタインおよびコカミドプロピル ヒドロキシスルフェートを含む。
【0034】
上記の界面活性剤は個々に、または組み合わせて用いてもよい。
【0035】
エマルション中のシリコーンの粒度は種々の要因のなかでも、使用する界面活性剤の量および種類に依存する。使用する界面活性剤の量はその界面活性剤によって変化するが、一般にはOH末端停止ポリジオルガノシロキサンの総重量の約1ないし30重量パーセントの量が用いられる。粒度範囲は0.2μmで始まるが、約0.3μmから約1.5μmまでが好ましい。
【0036】
本発明のエマルションを生成するために用いる最後の材料は、エマルションの連続相を形成する水であり、その水中にシリコーン油滴が分散する。
【0037】
所望ならば、その他の材料を上記エマルションのどちらかの相に加えることができる。例えば、香料、着色剤、増粘剤、保存料、可塑剤、および薬剤等の活性成分を含めることができる。
【0038】
好適には線状OH末端停止アミン官能性シロキサンコポリマー、界面活性剤、および水を単純な撹拌により混合して、粗い油中水混合物を形成する。この混合物をそれから乳化する。乳化中、この粗い油中水は細かい水中シリコーン エマルションに変換する。上記乳化は、バッチミキサー、コロイドミルまたはラインミキサー等の一般的手段によって行われる。このように乳化プロセスは簡単で迅速である。
【0039】
線状OH末端停止アミン官能性シロキサンコポリマー、界面活性剤、および水を全部一度に混合してもよいし、これらの材料を、水を最後の成分とし、いかなる順序で混合してもよい。
【0040】
本発明のエマルションはシリコーンエマルションの大部分の標準的用途に有用である。このためこれらは、毛髪、皮膚、粘膜および歯等のためのパーソナルケア用途に有用である。これらの用途においてシリコーンは潤滑性であり、肌用クリーム、皮膚ケアローション、モイスチュライザー、アクネまたはしわ除去などの顔面治療剤、パーソナルおよび顔面クレンザー、浴用オイル、香料、芳香剤、コロン、匂い袋、日焼け止め、プレシェーブおよびアフターシェーブ ローション類、ヒゲソリ用石鹸、およびシェービング フォーム等の特性を改善する。これはコンディショニング効果を与えるためにヘアシャンプー、ヘアコンディショナー、ヘアスプレー、ムース、パーマネント、除毛剤およびキューティクルコート類にも用いることができる。化粧品において、それはメーキャップ類、カラー化粧品、ファンデーション、頬紅、口紅、アイライナー、マスカラ、オイルリムーバー、カラー化粧品リムーバーおよびパウダーにおける顔料の均染剤および拡散剤として機能する。それはビタミン、有機性日焼け止め剤、セラミド、および薬剤等の、油および水溶性物質のためのデリバリーシステムとしても有用である。スチック類、ゲル類、ローション類、エアロゾル類およびロールオン類に配合する際には、本発明のエマルションは乾燥した、絹のように滑らかな感触を与える。
【0041】
パーソナルケア製品に用いる場合、上記エマルションはパーソナルケア製品の約0.01ないし約50重量%、好適には0.1ないし25重量%の量が含まれるのが普通である。それらは選択されたパーソナルケア製品の一般的成分類に加えることができる。例えばそれらは、沈着(deposition)ポリマー類、界面活性剤、洗浄剤、抗菌剤、ふけ抑制剤、泡立ち促進剤、タンパク質、保湿剤、懸濁剤、乳白剤、香料、着色剤、植物エキス、ポリマー類、およびその他の一般的パーソナルケア製品と混合することができる。
【0042】
パーソナルケアの他に、本発明のエマルションはその他の用途において、例えば紡織繊維処理、皮革潤滑、布の柔軟化、リリース剤、水性塗膜、オイル抵抗の減少、潤滑、およびセルロース材料の切断の容易化などに有用である。
【0043】
本発明の本質的特徴から逸脱することなく、ここに記載の化合物類、組成物類および方法に変更を加えることができる。
【0044】
【実施例】
以下、実施例により本発明をより詳細に説明する。全ての部分およびパーセンテージは特にその他の記載がない限り重量であらわされ、粘度は25℃で測定される。
【0045】
実施例1
カチオン性エマルションは、重合度約560を有するOH末端停止ポリジメチルシロキサン49.64グラム、錫触媒0.1グラム、およびN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン0.26グラムを混合することによって調製した。本実施例に使用した錫触媒はジメチル錫ジネオデカノエートであった。重合度とは、上記のポリジメチルシロキサン モノマーの式中の“n’’の数値が約560であったことを意味する。こうしてポリジメチルシロキサン モノマーは、概ね式HO(CH32SiO[(CH32SiO]560Si(CH32OHに相当する構造を有した。粘度100,000mm2/sを有するアミン官能性シロキサンポリマーは40℃で35分以内に得られた。それはまだ流動性であり、機械的に乳化することができた。その後転相がおこり、その後の重合は停止した。これは上記ポリマーに酢酸無水物0.4グラムを加え、逆転解重合を回避することによって実現した。その後レネックス(Renex)30を3グラム、アーカド(Arquad)16−29を2グラム、そして水を4グラム加えた。アーカド16−29はカチオン性界面活性剤であることが認められており、N−アルキル トリメチル塩化アンモニウムである。それはアクゾケミカルズ(Akzo Chemicals)社、シカゴ、イリノイ、の製品である。レネックス30はHLB14.5を有する非イオン性界面活性剤である。それはポリオキシエチレンエーテルアルコールであり、ICIサーファクタンツ(ICI Surfactants)、ウィルミントン、デラウェア、の製品である。
【0046】
混合物は十分に剪断されて転相が実現した。剪断は粒子サイズが約0.3−0.8マイクロメーターの範囲内に減少するまで行われた。剪断した混合物に希釈水40.6グラムを加えた。
【0047】
この実施例において製造され乳化されたポリマーのレオロジー研究では、架橋が全然起きていないことが示された。これは、弾性率(G’)に対する粘性率(G’’)の比であるtanデルタまたは損失因子が、粘度100,000mm2/sを有する(これは一般的には1ヘルツ(Hz)で約10の数値を有する)公知の線状アミン官能性シロキサンポリマーのtanデルタに相当するという事実によって証明された。tanデルタは一般に架橋材料、すなわちエラストマー類を特徴づけることに関して用いられる特性である。 その計算法および意味は例えば米国特許第5,449,560に詳細に記載されている。
【0048】
上記エマルションのポリマー滴においてその後の重合が続かないことを確実にするために、上記ポリマーを上記エマルションから古典的メタノール/ヘキサン破壊法(breaking technique)によって抽出し、その粘度を測定した。その粘度は乳化前の生のポリマーの粘度と同じままであることが判明した。ガスクロマトグラフィー(GC)分析を行い、 処理中に副産物として形成されたかも知れない揮発性環状シリコーン種、すなわち例えばオクタメチルシクロテトラシロキサン(D4)種などの存在を調べた。その分析ではD4が約0.1パーセントだけ示された。
【0049】
実施例2−4
実施例1を繰り返したが、これら3実施例で用いた錫触媒の量は0.2パーセントであった。これら3実施例に用いたN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシランの量も異なっており、これは下の表1に示される。実施例2および3は異なる重合度(DP)を有するOH末端停止ポリジメチルシロキサンを用いた。このDPは表1に示される。他方、実施例4は約560の重合度を有するOH末端停止ポリジメチルシロキサン80重量パーセントおよび約90mm2/sの粘度を有するOH末端停止ポリジメチルシロキサン20重量パーセントを含む混合物を用いた。
【0050】
【表1】
Figure 0004611477
【0051】
実施例5−7
同じOH末端停止 PDMSを用いて実施例1を反復した。ただしN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン0.52重量パーセントを用いた。転相によって得られた結果は100,000mm2/sアミン官能性シロキサンであった。これらの3つの実施例では乳化に用いた界面活性剤も実施例1とは異なる。これは下の表2に示される。記されているエルファン(Elfan)−242は、アクゾ ケミカルズBV、アマーズフォールト(Amersfoort)、オランダ、から入手できるエトキシル化アルキルスルフェートである。
【0052】
【表2】
Figure 0004611477
【0053】
実施例8−10
実施例1を、同じ材料を用いて繰り返した。錫触媒は0.2重量パーセント用いた。これら3つの実施例において用いたN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシランを下の表3に示す。これらの実施例は100,000mm2/s コポリマーの架橋レベル(tanデルタによって表される)に与えるシラン量の影響を示すものである。
【0054】
【表3】
Figure 0004611477
【0055】
実施例11
この実施例では、解重合したことがわかっているアミン官能性シロキサンを比較の目的で標準として用いた。それは約85,000mm2/sの粘度を有し、1Hzのtanデルタが約10.7であった。粘度85,000mm2/sを有する等価のアミン官能性シロキサンを本発明による方法を用いて調製した。それはtanデルタ約13を示した。これは、本発明によって製造されるアミン官能性シロキサンがより可塑性の挙動を有し、そのため弾性がより小さいことを示すものである。これは、遥かにより少ない数の分岐モノマーが存在すること、および本発明による方法が線状ポリマーの製造に導くことを証明するものである。

Claims (6)

  1. 線状非架橋シリコーンコポリマーを含む水中油シリコーンエマルションの製造方法において、前記方法は(A)OH末端停止ポリジオルガノシロキサンを≡Si−OHと≡Si−ORとの縮合反応金属触媒の存在下で5重量%以下のアミン官能性トリアルコキシシランと共に重合し;(B)段階(A)で生成した1,000mm /sから1,000,000mm /sまでの範囲の粘度を有する反応産物にカルボン酸無水物を加え、続いて(C)重合段階(A)において製造されたコポリマーを乳化する諸段階を含むことを特徴とする方法。
  2. カルボン酸無水物が、無水酢酸、無水安息香酸、無水琥珀酸、無水フタール酸および無水マレイン酸からなる群から選択される請求項1記載の方法。
  3. OH末端停止ポリジオルガノシロキサンが下記の構造を有する実質上線状のポリマーを含み:
    Figure 0004611477
    上記式中、各Rは独立的に炭素原子1−20個の炭化水素基またはアリール基を示し;R’はOHを示し;nは1より大きい正の整数であり、かつアミン官能性トリアルコキシシランモノマーが4−アミノブチルトリエトキシシラン;
    N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン;
    N−(6−アミノヘキシル)アミノプロピルトリメトキシシラン;
    3−アミノプロピルトリエトキシシラン;3−アミノプロピルトリメトキシシラン;(3−アミノプロピル)トリス[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]シラン;および3−[2−(2−アミノエチルアミノ)エチルアミノ]プロピル−トリメトキシシランからなる群から選択されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記金属触媒が第一錫オクトエート、ジメチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテート、ジメチル錫ジネオデカノエート、ジブチル錫ジメトキシド、イソブチル錫トリセロエート、ジメチル錫ジブチレート、ジメチル錫ジネオデカノエート、トリエチル錫タートレート、オレイン酸錫、ナフテン酸錫、酪酸錫、酢酸錫、安息香酸錫、セバシン酸錫、および琥珀酸錫からなる群から選択されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
  5. シリコーンコポリマーが25℃で30,000mm/sから500,000mm/sまでの範囲の粘度を有し、前記エマルションが0.3μmから1.5μmまでの範囲の平均粒度を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 重合段階Aに用いる諸成分の総重量の3重量%未満のアミン官能性トリアルコキシシランを使用することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
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