JP4611454B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は太陽電池モジュールに関し、特に、フレームを備える太陽電池モジュールに関する。
近年、太陽光を光電変換し電力をつくり出す太陽電池モジュールが広く利用されている。太陽電池モジュールは、様々な環境負荷(積雪荷重、風圧力等)に耐えるため、太陽電池素子を含む太陽電池パネルの周縁部にフレームが取り付けられる。
重量を増やすことなくフレームの強度を上げるために、フレームに内部が空洞の中空部材が設けられることがあるが、この場合、中空部材内に雨水等の水分が侵入して溜まり易くなる。そのため、中空部材内で氷結等が起こると、中空部材が変形し、太陽電池モジュール1が損傷するおそれがある。そこで、特開2003−282919号公報では、中空部材に排水用の孔を設ける技術が開示されている。
しかしながら、排水用の孔が多ければ多いほど排水性はよくなるが、孔の数が増えると、フレームの強度が弱くなるおそれがある。そのため、強度を低下させることなくフレームの排水性を高める技術が求められている。
本発明は、フレームの強度低下を抑えつつ、中空部材に侵入した水分を効率的に排出する技術を提供することを目的としている。
本発明の一実施形態にかかる太陽電池モジュールは、太陽電池パネルと、該太陽電池パネルの第1端部に沿って取り付けられる長尺状の第一のフレームと、前記太陽電池パネルの第2端部に沿って取り付けられる第二フレームと、を備える。前記第一フレームは、前記太陽電池パネルの裏面を支持する長尺状の第一中空部材であって、内部に第一空間と、該第一空間に連通する第一連通孔と、を有する第一中空部材を備える。前記第二フレームは、前記太陽電池パネルの裏面を支持する長尺状の第二中空部材であって、内部に第二空間を有する第二中空部材を備える。前記第一中空部材の前記第一連通孔は、前記第二中空部材の前記第二空間に連通する第一開口領域と、外部空間に連通する第二開口領域と、を有する。
前記太陽電池モジュールは、上述のような構成により、第一フレームの第一中空部材および第二フレームの第二中空部材に侵入した水分を、第一フレームの第一連通孔を介して排出できる。したがって、排出用の孔を減らすことでフレーム強度の低下を抑えつつ、排水を効率的に行うことができる。
本発明の第一の実施形態に係る太陽電池モジュールを示す図である。図1(a)は太陽電池モジュールを受光面側から見たときの様子を示す平面図であり、図1(b)は図1(a)に示すA−A’線についての断面図である。 第一フレーム及び第二フレームの連結部分を示す図である。図2(a)は分解された状態を示す斜視図であり、図2(b)は連結された状態を示す斜視図である。 図1のB−B’線についての断面図である。 第二の実施形態に係る第一フレーム及び第二フレームを裏側から見たときの様子を示す斜視図である。 第三の実施形態に係る第一フレーム及び第二フレームの連結部分を示す図である。図5(a)は分解された状態を示す斜視図であり、図5(b)は連結された状態を示す斜視図である。 第四の実施形態に係る第一フレーム及び第二フレームの連結部分を示す斜視図である。 第五の実施形態に係る第一フレーム及び第二フレームの連結部分を示す図である。図7(a)は分解された状態を示す斜視図であり、図7(b)は連結された状態を示す斜視図である。
本発明の複数の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
<<第一の実施形態>>
<太陽電池モジュール>
図1(a)に示す太陽電池モジュール1は、太陽電池パネル2と、太陽電池パネル2を保護する第一フレーム3及び第二フレーム4と、を備えている。第一フレーム3は、太陽電池パネル2の一対の第1辺(第1端部)に沿って設けられており、第二フレーム4は、太陽電池パネル2の一対の第2辺(第2端部)に沿って設けられている。第一フレーム3と第二フレーム4とは、それぞれの長手方向の終端部において互いに連結されており、第一フレーム3と第二フレーム4とが交互に連結されて構成されるフレームによって、太陽電池パネル2が保護されている。このような太陽電池モジュール1は、設置用の架台(図示せず)等に取り付けられて利用される。
なお、図1〜図7では、便宜上、太陽電池モジュール1における第一フレーム3の長手方向をX軸方向とし、第二フレーム4の長手方向をY軸方向とし、これらで規定されるXY平面に垂直な方向をZ軸方向と定義している。
<太陽電池パネル>
図1(a)に示すように、太陽電池パネル2は、平面視において略矩形である。図1(b)に示すように、太陽電池パネル2は、透光性基板21と、裏面保護材23と、透光性基板21と裏面保護材23との間に配置される複数の太陽電池素子24と、太陽電池素子24を電気的に接続するインナーリード25と、太陽電池素子24を被覆する充填材22と、を備え、これらが積層されたスーパーストレート構造を有している。裏面保護材23には、端子ボックス26が取り付けられている。太陽電池素子24による光電変換により得られた電力が端子ボックス26を通じて外部に出力される。
透光性基板21は、太陽電池素子24に光を入射させる光透過率の高い基板であり、例えば、白板ガラス、強化ガラス、熱線反射ガラス等のガラス基板や、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂基板が好適に採用される。透光性基板21の厚みは、ガラス基板の場合は3mm〜5mm程度、合成樹脂基板の場合は5mm程度であることが好ましい。
充填材22は、熱硬化性樹脂や、熱可塑性樹脂に架橋剤を含有して熱硬化特性を持たせた樹脂等が押出し機等によりシート状に成形され、所定長さで切断されることで作製される。
裏面保護材23は、充填材22を保護する役割を有する。裏面保護材23には、ポリビニルフルオライド(PVF)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、あるいは、これらを積層したもの等が好適に採用される。
太陽電池素子24には、様々な種類のものを採用できる。このような太陽電池素子24としては、例えば、単結晶や多結晶シリコン等の結晶系太陽電池素子、アモルファスシリコン太陽電池素子、Si薄膜太陽電池素子、CIS系太陽電池素子、CIGS系太陽電池素子又は色素増感太陽電池素子等が挙げられる。
太陽電池素子24が単結晶または多結晶シリコン基板を用いて作製される場合、該シリコン基板には、ボロン等のP型不純物を多く含んだP層及びリン等のN型不純物を多く含んだN層を接合させたPN接合が形成される。また、銀ペーストをスクリーン印刷すること等で、シリコン基板の表面又は裏面に電極が形成される。なお、インナーリード25を取り付けやすくしたり、劣化を抑制したりするため、電極の表面にハンダがコーティングされてもよい。
インナーリード25は、一の太陽電池素子24と、これに隣り合う他の太陽電池素子24とを接続する。インナーリード25には、例えば、厚さ0.1mm〜0.5mmの銅箔等の配線材の表面に、メッキやディピングによって20〜70μm程度の厚さのハンダコートを形成したものが好適である。
<フレーム>
図2(a)に示す第一フレーム3及び第二フレーム4は、例えばアルミニウム、鉄、ステンレス鋼あるいは樹脂等で形成され、例えば、押出成形等で作製される。なお、説明の都合上、図2及び以降の各図では、太陽電池パネル2の図示を省略している。
第一フレーム3は、Z軸に沿う垂直部位31に対して、太陽電池パネル2の側端部が嵌め込まれる溝状の嵌合部33と、内部に第一空間36を有する第一中空部材35とが設けられた構成を有する。嵌合部33及び第一中空部材35は、第一フレーム3の長手方向に沿って延在している。
第一中空部材35は、Z軸方向に沿う外側部位351と、該外側部位351に対して略垂直に連接する天井部位353と、該天井部位353に略垂直に連接し、外側部位351に平行な内側部位355と、外側部位351及び内側部位355に対して略垂直に連接する底側部位357とで構成されている。
外側部位351は、垂直部位31の一部を構成している。また、天井部位353は、第一中空部材35の一部であると共に、嵌合部33の一部でもある。第一中空部材35には、内側部位355の終端部が切り欠かれることによって、第一連通孔としての第一排水口37が形成されている。
第二フレーム4は、Z軸に沿う垂直部位41に、太陽電池パネル2の側端部が嵌め込まれる溝状の嵌合部43と、内部に第二空間46を有する第二中空部材45と、板状の底部47とが設けられた構成を有する。嵌合部43,第二中空部材45及び底部47は、第二フレーム4の長手方向に沿って延在している。太陽電池モジュール1を架台に固定する際には、ボルト等の固定部材により、底部47が架台に取り付けられる。
第二中空部材45は、Z軸に沿う外側部位451と、該外側部位451に対して略垂直に連接する天井部位453と、該天井部位453に略垂直に連接し、且つ外側部位451に対して傾斜している内側部位455と、外側部位451及び内側部位455に略垂直に連接する底側部位457とで構成されている。外側部位451は、上述の垂直部位41の一部を構成している。また、天井部位453は、第二中空部材45の一部であり、嵌合部43の一部でもある。第二中空部材45の長手方向の終端部には、第二中空部材45の内部空間(第二空間46)と外部とを連通する開口部49が形成されている。
なお、第二中空部材45の終端部は、第一中空部材35の終端部の形状に合わせて切り欠かれている。図2(b)に示すように、第一フレーム3と第二フレーム4とが連結される際には、第一中空部材35の終端面が垂直部位41に突き当てられる。
この状態で、ボルト51が垂直部位41に設けられた挿入孔53に挿通され、さらに外側部位351及び天井部位353の連接部に設けられたボルト孔55に螺合される。また、ボルト61が垂直部位41に設けられた挿入孔63に挿通され、内側部位355及び底側部位357の連接部に設けられたボルト孔65に螺合される。このような連結機構により、第一フレーム3と第二フレーム4とが互いに連結される。ただし、連結機構はボルトを用いるものに限られるものではない。
図3に示すように、第一フレーム3と第二フレーム4とが連結された状態(連結状態)では、第一排水口37は、開口部49の一部と重複する重複部分371(第一開口領域)を有し、該重複部分371を介して第一空間36と第二空間46とが連通接続される。なお、重複部分371が開口部49の下端部(−Z側の底部)に重なるように、第一排水口37の開口位置が設定されている。また、第一排水口37は、外部に露出している露出部分372(第二開口領域)を有し、該露出部分372を介して第一空間36と外部空間とが連通する。
図2(b)において破線で示すように、第一中空部材35に侵入した水分は、第一排水口37の露出部分372を通じて外部に排出される。また、第二中空部材45に侵入した水分は、第一排水口37の重複部分371及び露出部分372を介して排出される。すなわち、第二フレーム4に排水口を設けることなく、第二中空部材45に侵入して底部に溜まる水分等を、第一排水口37を通じて排水することができる。
また、本実施形態のように、第一フレーム3の長手方向に直交する断面における第一空間36の断面積を、第二フレーム4の長手方向に直交する断面における第二空間46の断面積よりも大きくすれば、第二フレーム4に比べて第一フレーム3の強度が高まるため、第一排水口37を設けたことによる過度な強度の低下を低減できる。
なお、連結状態では、内側部位355の終端部が第二フレーム4に当接するため、該終端部に応力が集中し易い。そこで、曲線を描くように切り欠いて、第一排水口37を形成することで、曲線状の縁部分において応力を分散できる。これにより、第一フレーム3が変形することを低減できる。
以上のように、第一排水口37を通じて第一中空部材35、第二中空部材45及び外部空間を相互に連通させることにより、第一中空部材35や第二中空部材45に侵入した水分を、第一排水口37から排出することができる。したがって、第一フレーム3と第二フレーム4とのそれぞれに、排水口を設ける場合に比べて、加工工程数を少なくすることができる。また排水口の数を減らせるため、フレームの強度を低下させることなく、排水性を高めることができる。
<<第二の実施形態>>
次に、第二の実施形態について、図4を用いて説明する。なお、以下の説明において、第一の実施形態と同様の機能を有する要素については同一符号を付してその説明を省略する。以下の各実施形態についても同様とする。
図4に示す太陽電池モジュール1aは、第一の実施形態の第一フレーム3に代えて、第一中空部材35aに第二連通孔としての第二排水口39がさらに設けられた第一フレーム3aを備えている。第二排水口39は、第一中空部材35aの底部となる底側部位357aの長手方向の終端部近辺に設けられている。第一空間36aは、第二排水口39によっても外部空間と連通している。なお、第一排水口37は、第一中空部材35aの側面部となる内側部位355aに設けられている。
本実施形態では、第二排水口39を設けることにより、図4において破線で示すように第一中空部材35aの底部に溜まる水分を効率的に排出できる。また、第一排水口37の露出部分372が土埃やコケ等で詰まった場合でも、第二排水口39から排水することができる。
<<第三の実施形態>>
図5(a)に示す第一フレーム3bには、第一中空部材35bの内側部位355bの終端部から離間する位置に、略円形状の第一排水口37bが設けられている。第二フレーム4aの第二中空部材45aの内部は、断面が略矩形の第二空間46aとなっている。また、第二中空部材45bの終端部には、第二空間46aを外部に連通させる開口部49aが形成されている。
図5(b)に示すように第一フレーム3bと第二フレーム4aとが連結された状態では、第一排水口37bは、開口部49aと重複する重複部分371b(第一開口領域)を有し、該重複部分371bを介して第一空間36bと第二空間46aとが連通接続される。また、第一排出口37bは、外部に露出している露出部分372b(第二開口領域)を有し、該露出部分372bを介して第一空間36bが外部空間に連通する。また、重複部分371bが開口部49aの下端部に重なるように、第一排水口37bの開口位置が設定されている。これにより、第二中空部材45aの底部に溜まる水分を効率的に排出できる。
第一排水口37bの設ける位置を第一中空部材35bの終端部から離間させることにより、終端部を加工せずに済むため、終端部の強度が低下することを抑制できる。これにより、最も応力が作用し易い終端部が変形することを低減できる。
<<第四の実施形態>>
図6に示す第一フレーム3cには、第一中空部材35cの内側部位355cの終端部から離間する位置に、略円形状の第一排水口37cが設けられている。また、第一中空部材35cの底側部位357cの終端部には、第二排水口39cが設けられている。また、第二フレーム4bには、断面略矩形状の第二中空部材45bが設けられている。第二中空部材45bの終端部には、第二空間46bを外部空間に連通させる開口部49bが形成されている。
第一フレーム3cと第二フレーム4bとが連結された状態では、第一排水口37cは開口部49bと重複する重複部分371c(第一開口領域)を有し、該重複部分371cを介して第一空間36cと第二空間46bとが連通接続される。また、第一排水口37cは、外部に露出している露出部分372c(第二開口領域)を有し、該露出部分372cを介して第一空間36cと外部空間とが連通する。なお、第一排水口37cの重複部分371cが開口部49bの下端部よりも上方の位置で重なるように、第一排水口37cの開口位置が設定されている。このような位置に第一排水口37cを設けることにより、第一排水口37cと第二排水口39cとが同時に土垢等で詰まることを低減できる。
<<第五の実施形態>>
図7(a)に示す第一フレーム3dには、第一排水口37dが内側部位355dと底側部位357dとに跨って設けられている。図7(b)に示すように第一フレーム3dと第二フレーム4bとが連結された状態では、第一排出口37dは、内側部位355dにて開口する部分と開口部49bとが重複する重複部分371d(第一開口領域)を有し、該重複部分371dを介して第一空間36dと第二空間46bとが連通する。また、第一排水口37dは、底側部位357dにて開口する部分(第二開口領域)を有し、該部分を介して第一空間36dと外部空間とが連通する。
このように第一排水口37dを設けることにより、第一排水口37dで第一中空部材35d及び第二中空部材45bの内部に侵入した水分を排出できるとともに、第一中空部材35dの底部に溜まる水分も、効率的に排出できる。
<<変形例>>
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正及び変更を加えることができる。
例えば、太陽電池モジュールを架台に設置した際に、太陽電池パネルの周囲に取り付けられた各フレーム間において、負荷のかかりやすい部分とかかりにくい部分とができる場合、第一排水口や第二排水口を設けたフレームを負荷のかかりにくい方のフレームに採用することで、排水口を設けたことによるフレーム強度の低下を最小限に抑えられる。
また、太陽電池モジュールが地面等の水平面に対して傾斜して設置される場合、第一排水口が必ずしも太陽電池モジュールの四隅に設けられている必要はなく、少なくとも下側(水分が流れていく方向の側)に設けられていればよい。すなわち、このような太陽電池モジュールは、第一連通孔となる第一排水口が設けられた第一フレームを水平面と略平行となるように配置し、第二フレームを水平面に対して傾斜する傾斜面に沿って配置する。このような配置によれば、排水口を減らすことができるため、加工工程数を少なくできる。また、排水に寄与しない排水口から土埃等が侵入して、排水口が詰まることを低減できる。
また、上記の実施形態では、スーパーストレート構造の太陽電池パネルを保護するフレームについて説明したが、本発明は、サブストレート構造や合わせガラス構造の太陽電池パネルを保護するフレームにも有効である。

Claims (7)

  1. 太陽電池パネルと、
    該太陽電池パネルの第1端部に沿って取り付けられる長尺状の第一のフレームと、
    前記太陽電池パネルの第2端部に沿って取り付けられる第二フレームと、を備え、
    前記第一フレームは、内部に第一空間と、該第一空間に連通する第一連通孔と、を有する第一中空部材を備え、
    前記第二フレームは、内部に第二空間を有する第二中空部材を備え、
    前記第一中空部材の前記第一連通孔は、前記第二中空部材の前記第二空間に連通する第一開口領域と、外部空間に連通する第二開口領域と、を有する太陽電池モジュール。
  2. 前記第一中空部材は、側面部と底部とを有し、該側面部に前記第一連通孔が設けられており、前記底部に前記第一空間と外部空間とを連通する第二連通孔が設けられている、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記第一連通孔が、前記側面部から前記底部に跨って設けられている、請求項1または請求項2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記第一フレームと前記第二フレームとをそれぞれ複数個ずつ有し、前記第一フレームと前記第二フレームが交互に連結されて構成されている、請求項1から3のいずれかの項に記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記太陽電池パネルが、平面視において略矩形である、請求項1から4のいずれかの項に記載の太陽電池モジュール。
  6. 前記第一フレームの長手方向に直交する断面における前記第一空間の断面積は、前記第二フレームの長手方向に直交する断面における前記第二空間の断面積よりも大きい請求項1から5のいずれかの項に記載の太陽電池モジュール。
  7. 前記第一フレームが水平面に対して略平行に、前記第二フレームが水平面に対して傾斜するように、それぞれ配置される請求項1から6のいずれかの項に記載の太陽電池モジュール。
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