JP4611135B2 - 膜処理装置の製造方法、メンテナンス方法、及び、保守方法 - Google Patents
膜処理装置の製造方法、メンテナンス方法、及び、保守方法 Download PDFInfo
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Description
2…高周波電源
3…ガス供給部
4…遮蔽板
5…電極
5a…母材
5b…アルミニウムめっき層
5r…電極の表面
5s…母材の表面
5x…アルミニウム拡散滲透層
5y…FeAl合金層
5z…純アルミニウム層
6…基板
7…基板ホルダ(接地電極)
8…噴出口
9…真空ポンプ
10…温度センサ
11…導入口
Claims (9)
- 半導体薄膜の加工をするための反応室と、高周波電源と、前記高周波電源に接続され、前記反応室の内部に設置されている第1電極と、前記反応室の内部に設置されている第2電極と、前記反応室内にガスを供給するガス供給部と、前記反応室からの排気をするための真空ポンプとを具備する膜処理装置の製造方法であって、
前記第1電極、前記反応室の内部に設置される部品又は前記反応室の内壁の少なくとも一つは、
鉄を含有する金属により形成されている母材にアルミニウムを拡散滲透させ、且つ、アルミニウムめっきをすることにより形成される膜処理装置の製造方法であって、
前記母材にアルミニウムめっきをした後に、
前記母材にフッ素ラジカル処理を行うことと、
前記フッ素ラジカル処理を行った前記母材に加熱処理を行うことを含む膜処理装置の製造方法。 - 請求項1に記載の膜処理装置の製造方法であって、
前記母材にアルミニウムを前記拡散滲透させることはカロライズ処理により行われる膜処理装置の製造方法。 - 請求項1又は請求項2に記載の膜処理装置の製造方法であって、
前記母材に前記アルミニウムめっきをすることは溶融アルミニウムめっき処理により行われる膜処理装置の製造方法。 - 請求項3に記載の膜処理装置の製造方法であって、
前記第1電極は、空洞と、前記空洞内にガスを導入する導入口と、前記導入された前記ガスが噴出される噴出口とを有しており、
前記第1電極の前記溶融アルミニウムめっき処理においては、不活性ガスを前記導入口から前記空洞内に供給して前記噴出口から噴出する膜処理装置の製造方法。 - 半導体薄膜の加工をするための反応室と、高周波電源と、前記高周波電源に接続され、前記反応室の内部に設置されている第1電極と、前記反応室の内部に設置されている第2電極と、前記反応室内にガスを供給するガス供給部と、前記反応室からの排気をするための真空ポンプとを具備する膜処理装置のメンテナンス方法であって、
前記第1電極、前記反応室の内部に設置されている部品又は前記反応室の内壁の少なくとも一つは、鉄を含有する金属により形成されている母材と、前記母材の表面に形成されアルミニウムが前記母材中に拡散して形成されている第1層と、前記第1層の外側に位置しアルミニウムにより形成されている第2層とを含む構造を有し、
前記第1電極、前記部品又は前記内壁から前記第2層の全て又はその一部を洗浄液を使用した洗浄により除去することと、
前記第2層が除去された前記第1電極、前記部品又は前記内壁に前記第2層を再形成することを含む膜処理装置のメンテナンス方法。 - 請求項5に記載の膜処理装置のメンテナンス方法であって、
前記第2層を再形成することは、アルミニウムめっきにより行われる膜処理装置のメンテナンス方法。 - 半導体薄膜の加工をするための反応室と、高周波電源と、前記高周波電源に接続され、前記反応室の内部に設置されている第1電極と、前記反応室の内部に設置されている第2電極と、前記反応室内にガスを供給するガス供給部と、前記反応室からの排気をするための真空ポンプとを具備する膜処理装置の保守方法であって、
セルフクリーニングを行うことと、
前記セルフクリーニングを所定の回数行うごとにメンテナンスを行うこととを含み、
前記第1電極、前記反応室の内部に設置されている部品又は前記反応室の内壁の少なくとも一つの表面には、純アルミニウムより耐酸性が高い内側の第1層と、前記第1層より耐酸性が低い外側の第2層とが形成されており、
前記セルフクリーニングは、クリーニングガスを前記反応室内に前記ガス供給部による第1の供給により供給することと、前記反応室内に前記クリーニングガスが存在する条件下で前記反応室内にプラズマを発生させることとを含み、
前記メンテナンスは、酸性洗浄液を用いて前記表面から前記第2層の全て又はその一部を除去することと、前記第2層が除去された前記表面に前記第2層を再形成することとを含む膜処理装置の保守方法。 - 半導体薄膜の加工をするための反応室と、高周波電源と、前記高周波電源に接続され、前記反応室の内部に設置されている第1電極と、前記反応室の内部に設置されている第2電極と、前記反応室内にガスを供給するガス供給部と、前記反応室からの排気をするための真空ポンプとを具備する膜処理装置の保守方法であって、
セルフクリーニングを行うことと、
前記セルフクリーニングを所定の回数行うごとにメンテナンスを行うこととを含み、
前記第1電極、前記反応室の内部に設置されている部品又は前記反応室の内壁の少なくとも一つの表面には、純アルミニウムより耐磨耗性が高い内側の第1層と、前記第1層より耐磨耗性が低い外側の第2層とが形成されており、
前記セルフクリーニングは、クリーニングガスを前記反応室内に前記ガス供給部による第1の供給により供給することと、前記反応室内に前記クリーニングガスが存在する条件下で前記反応室内にプラズマを発生させることとを含み、
前記メンテナンスは、ブラスト処理により前記表面から前記第2層の全て又はその一部を除去することと、前記第2層が除去された前記表面に前記第2層を再形成することとを含む膜処理装置の保守方法。 - 請求項7又は8に記載の膜処理装置の保守方法であって、
前記反応室の内部に温度センサを具備し、
前記温度センサが検出するセンサ検出温度から、予め取得されている前記センサ検出温度と前記第1電極の温度の実測値との対応関係データに基づいて、前記第1電極の温度の推定値である電極温度推定値をリアルタイムで推定することと、
前記電極温度推定値が所定の第1温度を超えた場合には、プラズマを発生させることを停止することを含む膜処理装置の保守方法。
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