JP4611081B2 - 高調波抑制回路及び信号増幅回路 - Google Patents

高調波抑制回路及び信号増幅回路 Download PDF

Info

Publication number
JP4611081B2
JP4611081B2 JP2005102756A JP2005102756A JP4611081B2 JP 4611081 B2 JP4611081 B2 JP 4611081B2 JP 2005102756 A JP2005102756 A JP 2005102756A JP 2005102756 A JP2005102756 A JP 2005102756A JP 4611081 B2 JP4611081 B2 JP 4611081B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
signal
transmission line
output
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005102756A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006287450A (ja
Inventor
友久 木村
繁男 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2005102756A priority Critical patent/JP4611081B2/ja
Publication of JP2006287450A publication Critical patent/JP2006287450A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4611081B2 publication Critical patent/JP4611081B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)

Description

本発明は、例えば、宇宙空間に巨大な太陽電池パネルを広げ、発生した電力をマイクロ波で地上に送信するようにした宇宙太陽発電システムに用いられるマイクロ波発生装置に係り、特に、高出力の送信信号の高調波を抑制する高調波抑制及び信号増幅回路に関するものである。
近年、化石燃料の利用による二酸化炭素排出量の増加に伴い、地球温暖化などの環境問題や化石燃料枯渇などのエネルギー問題がクローズアップされている。このためクリーンエネルギーの需要は年々高まっており、それらの問題に対する解決方法の一つとしてSSPS(Space Solar Power System)計画が挙げられている。
SSPS計画とは、図5に示すように、巨大な太陽電池パネルを搭載した人口衛星を赤道上空に打ち上げ、太陽光によって発電した電力を太陽電池パネルの中の発信モジュールによりマイクロ波に変換する。そして、マイクロ波100をマイクロ波送電部101から地上に設けた地上受電基地102へ送電し、地上において再び電力に変換して利用するという計画である。
これにより太陽発電の欠点である天候や時間帯に左右されること無く、クリーンなエネルギーを安定して供給することができる。この計画の実現のためには、大電力送電、マイクロ波ビーム制御、運用コストの低減などが技術課題として挙げられ、それらを満足させるための様々な技術の一つとして、上記マイクロ波送電部101にマイクロ波を高効率で送電するために、プッシュプル増幅器やF級動作増幅器を採用することが提案、検討されている。
上記F級動作増幅器では、例えば、図6に示すように、マッチング回路において、高調波成分用スタブを設けることにより、高調波成分を抑制し、出力の高効率化を図ることが検討されている(例えば、非特許文献1などを参照)。
Yukiko Kobayashi他、「A Circuit Element Reduction Method forClass-F Ultra-High-Efficiency Amplifiers with Reactance-Compensation Circuits」、2002 Asia-Pacific Microwave ConferenceProceedings WEOF18、2002年11月、日本
ところで、上述の宇宙太陽発電システムでは、輸送ロケットの収納スペースに限度があるなどの理由から、アンテナや回路などは高性能を保ちつつ、小型、且つ、簡易な構造であることが必要とされる。
しかしながら、上述したF級動作増幅器においては、高調波成分用スタブを各高調波成分に対応してそれぞれ設ける必要があるため、増幅回路が大型化し、アンテナサイズが全体として大きくなってしまう上、システム質量が増加するという問題があった。
また、アレイアンテナなどのように、半導体増幅器の調整スタブの取り付けサイズが制限される場合には、高調波成分を十分抑制することができず、システム効率が低下するとともに、アンテナから不要波が放射される可能性があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、高出力と同時に、高調波抑制による高効率化を図りつつ、回路の簡易化及び小型化を図ることのできる高調波抑制回路及び信号増幅回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、第1の信号が入力される第1のポートと、第1の信号と逆位相の第2の信号が入力される第2のポートと、前記第1の信号と前記第2の信号との合成信号が出力される第3のポートと、前記第1の信号と前記第2の信号との合成信号が出力される第4のポートと、(n+1/2)λの長さ(nは0を含む整数であり、λは基本波の波長である。以下同様)を有するとともに、前記第1のポートと第2のポートとを接続する第1の伝送線路と、(n+1/4)λの長さを有するとともに、前記第1のポートと前記第3のポートとを接続する第2の伝送線路と、(n+1/4)λの長さを有するとともに、前記第2のポートと前記第4のポートとを接続する第3の伝送線路と、(n+1/2)λの長さを有するとともに、前記第3のポートと前記第4のポートとを接続する第4の伝送線路と、一端が前記第1の伝送線路の中間点に接続され他端が接地されている終端抵抗とを具備する高調波抑制回路を提供する。
上記構成によれば、第1のポートと第2のポートとが第1の伝送線路により接続され、第2のポートと第4のポートとが第3の伝送線路により接続され、第4のポートと第3のポートとが第4の伝送線路により接続され、第3のポートと第1のポートが第2の伝送線路により接続されるので、リング状のループ回路が形成されることとなる。
上記第1のポート及び第2のポートから入力された第1の信号及び第2の信号は、それぞれ右回りと左回りとに分割され、リング状に接続された第1乃至第4の伝送線路上を伝送して、第3のポート及び第4のポートへ到達する。
この場合において、上記第1及び第4の伝送線路は、(n+1/2)λの長さを有し、第2及び第3の伝送線路は、(n+1/4)λの長さを有し、また、第1の信号と第2の信号とは逆位相であるので、第1の信号の基本波及び第2の信号の基本波は、第3のポート及び第4のポートに到達するときには、互いに同位相となり、互いに強めあうこととなる。これに対し、第1の信号の2次高調波、及び、第2の信号の2次高調波は、第3のポート及び第4のポートに到達するときには、互いに逆位相となり、互いに弱めあうこととなる。そして、偶数次の高調波については、2次高調波と同様のことが言えるため、偶数次の高調波については、第3のポート及び第4のポートにおいて、弱めあうこととなる。
以上のことから、偶数次の高調波が抑制された信号を第3のポート及び第4のポートから出力することが可能となる。
上記記載の高調波抑制回路において、前記第4の伝送線路の中間点に設けられたショートスタブを更に備えると良い。
上記構成によれば、第4の伝送線路の中間点には、ショートスタブが設けられているため、偶数次の高調波を効率的に取り除くことが可能となる。これにより、第3ポート及び第4ポートから出力される信号に含まれる偶数次の高調波を更に抑制することが可能となる。
また、本発明は、1つの入力端子及び2つの出力端子を備え、前記入力端子から入力された入力信号と同位相の第1の信号を一の前記出力端子から出力するとともに、前記第1の信号と逆位相の第2の信号を他の前記出力端子から出力する電力分配器と、前記第1の信号が入力され、この信号を増幅した第3の信号を出力する第1の増幅手段及び、前記第2の信号が入力され、この信号を増幅した第4の信号を出力する第2の増幅手段を備えるプッシュプル回路と、前記プッシュプル回路の出力側に設けられた高調波抑制回路とを備え、前記高調波抑制回路は、前記第3の信号が入力される第1のポートと、前記第4の信号が入力される第2のポートと、前記第3の信号と前記第4の信号との合成信号が出力される第3のポートと、前記第3の信号と前記第4の信号との合成信号が出力される第4のポートと、(n+1/2)λの長さ(nは0を含む整数であり、λは基本波の波長である。以下同様)を有するとともに、前記第1のポートと第2のポートとを接続する第1の伝送線路と、(n+1/4)λの長さを有するとともに、前記第1のポートと前記第3のポートとを接続する第2の伝送線路と、(n+1/4)λの長さを有するとともに、前記第2のポートと前記第4のポートとを接続する第3の伝送線路と、(n+1/2)λの長さを有するとともに、前記第3のポートと前記第4のポートとを接続する第4の伝送線路と、一端が前記第1の伝送線路の中間点に接続され他端が接地されている終端抵抗とを備える信号増幅回路を提供する。
上記構成によれば、移相器から出力される第1の信号と第2の信号とを増幅する増幅回路として、プッシュプル回路を採用することにより、装置の小型化及び高効率化を図ることが可能となる。
また、第1のポートと第2のポートとからなる2つの入力端子を備えるとともに、上記伝送線路長を有する第1乃至第4の伝送線路を備えるリング状のループ回路である高調波抑制回路をプッシュプル回路の後段に接続することにより、プッシュプル回路から出力される信号に含まれている偶数次の高調波成分を小型な回路により、効率よく抑制することが可能となる。
本発明の高調波抑制回路によれば、高調波抑制の高効率化を図りつつ、回路の簡易化及び小型化を図ることができるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る信号増幅回路をSSPSに適用する場合の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る信号増幅回路の概略構成を示したブロック図である。本実施形態に係る信号増幅回路は、図示しないマイクロ波発生器から出力されたマイクロ波を増幅するとともに、高調波成分を抑制して出力するものであり、図1に示すように、ラットレースリング(電力分配器)1と、プッシュプル回路2と、高調波抑制回路3とを備えて構成されている。
ラットレースリング1は、例えば、図2に示されるように、4つのポート11乃至14と、4つの伝送線路21乃至24とを備えて構成されている。上記ポート11とポート12とは、4分の1波長の長さを有する伝送線路21により接続されている。ポート12とポート13とは、4分の1波長の長さを有する伝送線路22により接続されている。ポート13とポート14とは、4分の3波長の長さを有する伝送線路23により接続されている。ポート14とポート11とは、4分の1波長の長さを有する伝送線路24により接続されている。
そして、本実施形態においては、このように構成されるラットレースリングにおいて、図1に示されるように、マイクロ波発生器(図示略)から出力されたマイクロ波が入力される入力端子として、ポート13を選択し、出力端子としてポート14とポート12とを選択している。これにより、ポート14とポート12の出力は、互いに逆位相となる。なお、本実施形態においては、ポート11については使用しない。
上記ラットレースリング1の出力端子であるポート14及びポート12から出力されたそれぞれの信号は、後段に設けられたプッシュプル回路2に入力される。
プッシュプル回路2は、2つの増幅器31及び32を備えている。増幅器31の入力端子41は、上述のラットレースリング1の出力ポート14に接続されている。一方、増幅器32の入力端子42は、ラットレースリング1の出力ポート12に接続されている。増幅器31は、入力端子41から入力された信号を増幅し、出力端子43から出力する。増幅器32は、入力端子42から入力された、入力端子41からの入力信号と逆位相の信号を増幅し、出力端子44から出力する。
このようにして、プッシュプル回路2から出力されたそれぞれ逆位相の信号は、後段に設けられた高調波抑制回路3に入力される。
高調波抑制回路3は、図3に示されるように、リング状のループ回路であり、第1のポート51、第2のポート52、第3のポート53、第4のポート54を備えている。第1のポート51は、図1に示されるように、上述のプッシュプル回路2が備える増幅器31の出力端子43に接続されている。第2のポート52は、上述のプッシュプル回路2が備える増幅器32の出力端子44に接続されている。また、第3のポート53及び第4のポート54は、それぞれ第1のポート及び第2のポートから入力された信号を合成した合成信号を、互いに逆位相で出力する出力端子として用いられる。
図3に戻り、上記第1のポート51と第2のポート52とは、2分の1波長の長さを有する伝送線路(第1の伝送線路)61により接続されている。第1のポート51と第3のポート53とは、4分の1波長の長さを有する伝送線路(第2の伝送線路)62により接続されている。第2のポート52と第4のポート54とは、4分の1波長の長さを有する伝送線路(第3の伝送線路)63により接続されている。第3のポート53と第4のポート54とは、2分の1波長の長さを有する伝送線路(第4の伝送線路)64により接続されている。上述の伝送線路61の中間点には、終端抵抗70が設けられている。この終端抵抗70は、コンデンサと抵抗によって構成されている。例えば、コンデンサには1pFのものが用いられ、抵抗には、47Ωのものが用いられる。
一方、伝送線路64の中間点、つまり、第3のポート53及び第4のポート54からそれぞれ4分の1波長の距離、離れた位置には、ショートスタブ80が設けられている。このショートスタブ80は、偶数次の高調波を効率よく抑制するためのものである。
そして、上述した高調波抑制回路3の後段には、図4に示すように、オープンスタブ群4が設けられている。このオープンスタブ群4は、上記第3のポート53及び第4のポート54の出力側にそれぞれ設けられている。各オープンスタブ群4は、3、5、7次等の各奇数次の高調波成分の抑制に対応する複数のオープンスタブを備えて構成されている。
これらオープンスタブ群4の出力側には、例えば、アクティブ集積アンテナを構成する目的でアンテナアレイ5が設けられている。このアンテナアレイ5は、各オープンスタブ群4の出力端子91、92から出力される逆位相の信号を同位相に揃えるべく、E面逆相配列されている。
次に、上述した構成を備えるマイクロ波増幅回路の作用について説明する。
まず、図示しないマイクロ波発振器から出力されるマイクロ波は、図1に示すラットレースリング1のポート13に入力される。このマイクロ波は、右回りと左回りとに分割され、4分の3波長の長さの伝送路線を経由してポート14に到達するとともに、4分の1波長の長さの伝送路線を経由してポート12に到達する。これにより、ポート14に現れる信号と、ポート12に現れる信号とは、逆位相の信号となる。
ラットレースリング1のポート14から出力される信号は、プッシュプル回路2が備える増幅器31の入力端子41に入力され、増幅器31により増幅されて、出力端子43から後段の高調波抑制回路3へ出力される。
同様に、ラットレースリング1のポート12から出力される信号は、プッシュプル回路2が備える増幅器32の入力端子42に入力され、増幅器32により増幅されて、出力端子44から後段の高調波抑制回路3へ出力される。
これにより、高調波抑制回路3の第1のポート51には、出力端子43から出力された信号(以下「第1の信号」という。)が入力され、第2のポート52には、出力端子44から出力された信号(以下「第2の信号」という。)が入力される。ここで、上記第1の信号と第2の信号は、振幅及び波長が同一であり、逆位相の信号である。
第1のポート51に入力された第1の信号は、第1のポート51において右回りと左回りとに分割され、第3のポート及び第4のポートへ到達する。同様に、第2のポート52に入力された第1の信号と逆位相の第2の信号は、第2のポート52において、右回りと左回りとに分割され、第3のポート及び第4のポートへ到達する。
このとき、伝送線路61及び64は、1/2λの長さを有し、伝送線路62及び63は、1/4λの長さを有するので、第1のポート及び第2のポートからそれぞれ入力された互いに逆位相の第1の信号及び第2の信号の基本波は、第3のポート及び第4のポートに到達するときには、互いに同位相となる。これにより、第3のポート及び第4のポートにおいて、第1の信号及び第2の信号の基本波は、互いに強めあうこととなる。
これに対し、第1のポートから入力された第1の信号の2次高調波、及び、第2のポートから入力された第2の信号の2次高調波は、第3のポート及び第4のポートに到達するときには、互いに波長が逆位相となり、互いに弱めあうこととなる。
そして、4次、6次などの他の偶数次の高調波についても、上記2次高調波と同様のことが言えるため、第1及び第2の信号における偶数次の高調波については、第3のポート及び第4のポートにおいて、互いに弱めあうこととなる。
以上のことから、偶数次の高調波成分が抑制された第1の信号及び第2の信号の合成信号が、第3のポート53及び第4のポート54からそれぞれ出力されることとなる。
なお、上記第3のポート53及び第4のポート54からそれぞれ出力される合成信号の位相差は、依然として180°である。
そして、上述した高調波抑制回路3の第3のポート53及び第4のポート54から出力された信号は、図4に示されるように、各オープンスタブ群4にそれぞれ入力される。これにより、上記第3のポート53及び第4のポート54から出力された信号において基本波を除く奇数次の高調波成分が抑制される。
この結果、偶数次及び奇数次の高調波成分が抑制された逆位相の信号が、各オープンスタブ群4の出力端子である91、92から出力され、これら信号が例えばアクティブ集積アンテナを構成する場合のアンテナアレイ5に入力される。アンテナアレイ5に入力された逆位相の信号は、E面逆相配列されたアンテナアレイ5によりその位相が同一位相に揃えられて、図5に示すように、このアンテナアレイ5から地上に設置された地上受電基地102に対して送電されることとなる。
以上説明してきたように、本実施形態に係る高調波抑制回路3によれば、この回路により、入力信号の偶数次の高調波成分を抑制することが可能となるため、全ての高調波成分に対応してスタブを設置する場合に比べ、回路全体を小型化することが可能となる。これにより、小さな回路により効率よく高調波成分を抑制することができる。
また、ラットレースリング1から出力される信号を増幅する増幅回路として、プッシュプル回路を採用することにより、装置の更なる小型化及び高効率化を図ることが可能となる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
第1に、上述した伝送線路の線路長は、一例であり、2分の1波長の長さを有する伝送線路は、例えば、(n+1/2)λの長さ(nは0を含む整数であり、λは基本波の波長である。)であればよく、同様に、4分の1波長の長さを有する伝送線路は、例えば、(n+1/4)λの長さ(nは0を含む整数であり、λは基本波の波長である。)であれば良い。
本発明の一実施形態に係る信号増幅回路の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るラットレースリングの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る高調波抑制回路の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るオープンスタブ群とアンテナアレイの概略を示す図である。 宇宙太陽発電システムについて示した説明図である。 従来のF級動作増幅器のマッチング回路に設けられる高調波成分用スタブについて示した説明図である。
符号の説明
1 ラットレースリング
2 プッシュプル回路
3 高調波抑制回路
4 オープンスタブ群
5 アレイアンテナ
51 第1のポート
52 第2のポート
53 第3のポート
54 第4のポート
61、62、63、64 伝送線路
31、32 増幅器

Claims (3)

  1. 第1の信号が入力される第1のポートと、
    第1の信号と逆位相の第2の信号が入力される第2のポートと、
    前記第1の信号と前記第2の信号との合成信号が出力される第3のポートと、
    前記第1の信号と前記第2の信号との合成信号が出力される第4のポートと、
    (n+1/2)λの長さ(nは0を含む整数であり、λは基本波の波長である。以下同様)を有するとともに、前記第1のポートと第2のポートとを接続する第1の伝送線路と、
    (n+1/4)λの長さを有するとともに、前記第1のポートと前記第3のポートとを接続する第2の伝送線路と、
    (n+1/4)λの長さを有するとともに、前記第2のポートと前記第4のポートとを接続する第3の伝送線路と、
    (n+1/2)λの長さを有するとともに、前記第3のポートと前記第4のポートとを接続する第4の伝送線路と、
    一端が前記第1の伝送線路の中間点に接続され他端が接地されている終端抵抗と
    を具備する高調波抑制回路。
  2. 前記第4の伝送線路の中間点に設けられたショートスタブを更に備える請求項1に記載の高調波抑制回路。
  3. 1つの入力端子及び2つの出力端子を備え、前記入力端子から入力された入力信号と同位相の第1の信号を一の前記出力端子から出力するとともに、前記第1の信号と逆位相の第2の信号を他の前記出力端子から出力する電力分配器と、
    前記第1の信号が入力され、この信号を増幅した第3の信号を出力する第1の増幅手段及び、前記第2の信号が入力され、この信号を増幅した第4の信号を出力する第2の増幅手段を備えるプッシュプル回路と、
    前記プッシュプル回路の出力側に設けられた高調波抑制回路と
    を備え、
    前記高調波抑制回路は、
    前記第3の信号が入力される第1のポートと、
    前記第4の信号が入力される第2のポートと、
    前記第3の信号と前記第4の信号との合成信号が出力される第3のポートと、
    前記第3の信号と前記第4の信号との合成信号が出力される第4のポートと、
    (n+1/2)λの長さ(nは0を含む整数であり、λは基本波の波長である。以下同様)を有するとともに、前記第1のポートと第2のポートとを接続する第1の伝送線路と、
    (n+1/4)λの長さを有するとともに、前記第1のポートと前記第3のポートとを接続する第2の伝送線路と、
    (n+1/4)λの長さを有するとともに、前記第2のポートと前記第4のポートとを接続する第3の伝送線路と、
    (n+1/2)λの長さを有するとともに、前記第3のポートと前記第4のポートとを接続する第4の伝送線路と、
    一端が前記第1の伝送線路の中間点に接続され他端が接地されている終端抵抗と
    を具備する信号増幅回路。
JP2005102756A 2005-03-31 2005-03-31 高調波抑制回路及び信号増幅回路 Expired - Fee Related JP4611081B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005102756A JP4611081B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 高調波抑制回路及び信号増幅回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005102756A JP4611081B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 高調波抑制回路及び信号増幅回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006287450A JP2006287450A (ja) 2006-10-19
JP4611081B2 true JP4611081B2 (ja) 2011-01-12

Family

ID=37408904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005102756A Expired - Fee Related JP4611081B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 高調波抑制回路及び信号増幅回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4611081B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810901A (ja) * 1981-07-13 1983-01-21 Mitsubishi Electric Corp リング回路
JP2005039799A (ja) * 2003-06-26 2005-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電力増幅器、電力分配器および電力合成器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810901A (ja) * 1981-07-13 1983-01-21 Mitsubishi Electric Corp リング回路
JP2005039799A (ja) * 2003-06-26 2005-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電力増幅器、電力分配器および電力合成器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006287450A (ja) 2006-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Zhu et al. Long-range wireless microwave power transmission: A review of recent progress
JP5241858B2 (ja) 無線周波数信号のための電力増幅器フィルタ
US7256649B2 (en) Multiple signal intermodulation reduction system
WO2017145258A1 (ja) 負荷変調増幅器
JPH0495409A (ja) 増幅器
CN114915266B (zh) 射频放大电路和射频前端模组
JP6482685B2 (ja) 高周波増幅器及び増幅器モジュール
JP5516425B2 (ja) 高周波電力増幅器
US7616058B1 (en) Radio frequency power combining
CN104079242A (zh) 倍频器
JP4611081B2 (ja) 高調波抑制回路及び信号増幅回路
JP2005039799A (ja) 電力増幅器、電力分配器および電力合成器
CN111106873A (zh) 应用于通信卫星转发系统的本振信号生成系统
Sethi et al. A 10-bit active RF phase shifter for 5G wireless systems
US8432218B1 (en) Harmonic-rejection power amplifier
JP2016076752A (ja) プシュプル電力増幅器
US8854157B2 (en) Balun comprising two conversion circuits each constituted by first to third FBARs
Zhao et al. Key Circuit Building Blocks for 5G Millimeter-Wave Phased-Array Transceiver Front-End
JP5047307B2 (ja) 周波数変換装置及びこれを用いた送信機
KR20160025230A (ko) 고주파 신호 생성 장치
JP2008172352A (ja) 高周波増幅回路
JP5206267B2 (ja) 無限移相器アレイ
Zubir et al. Differentially fed multilayer antennas with harmonic filtering for push-pull Class B Power Amplifier integration
JP2023155028A (ja) アレイアンテナ装置
JP2010287930A (ja) 高周波電力増幅器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100914

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101013

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4611081

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees