JP4610523B2 - 動画処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パイプライン処理でリアルタイムに動画像を処理する動画処理装置、特に規定の時間内に画像データの処理が完了しないという破綻が発生したときの処理に関するものである。
図2は、従来の動画処理装置の構成図である。
この動画処理装置は、ビデオカメラから出力される画像データをリアルタイムで処理して符号化するもので、入力回路10、動き探索回路20及び符号化回路30によるパイプライン処理回路と、パイプライン処理における処理途中のデータの受け渡し用バッファとして用いられるメモリ40及びメモリ制御回路50を有し、これらの入力回路10、動き探索回路20及び符号化回路30は、バス60を介してメモリ制御回路50に接続されている。更に、この動画処理装置は、パイプライン処理が異常状態に陥らないように制御する破綻制御回路70を有している。
入力回路10は、ビデオカメラから与えられる画像信号VINを取り込んで1フレーム単位でメモリ40に書き込むもので、この画像信号VINから垂直同期信号SYNを検出して出力する同期検出部11と、破綻制御回路70から与えられる開始信号STAに従って画像信号VIN中の画像データを取り込む画像データ取り込み部12と、取り込まれた画像データを一時的に保持するバッファメモリ13と、このバッファメモリ13に保持された画像データをバス60を介してメモリ40に書き込むためのバスインタフェース(以下、「バスI/F」という)14を有している。バスI/F14は、バッファメモリ13
内の1フレーム分の画像データをメモリ40に書き込んだ時点で、終了信号END1を破綻制御回路70に出力するようになっている。
動き探索回路20は、入力回路10と符号化回路30がメモリ40に書き込んだ画像データに対して動き探索を行い、その結果をメモリ40に出力するものである。符号化回路30は、動き探索以外の符号化処理を行い、MPEG−4(Motion Picture Expert Group 4)エンコードデータを生成して再構成画像をメモリ40に書き込むと共に、出力データOUTとして出力するものである。動き探索回路20と符号化回路30も、破綻制御回路70から与えられる開始信号STAに従って処理を開始し、処理が終了した時点で、それぞれ終了信号END2,END3を、この破綻制御回路70に出力するようになっている。
メモリ40は、バンクBK1,BK2,BK3の3バンク構成となっており、各バンクBK1〜BK3には、1フレームの画像データの処理に必要なデータが書き込まれるようになっている。また、入力回路10、動き探索回路20及び符号化回路30の各回路は、バンクBK1から順番に使用し、バンクBK3を使用すると再びバンクBK1を使用するようになっている。
一方、破綻制御回路70は、規定の時間内に画像データの処理が完了しないという破綻が発生したときに、開始信号STAの出力を停止することによって、パイプライン処理が異常状態に陥ることを防止するものである。この破綻制御回路70は、例えば、入力回路10から与えられる垂直同期信号SYNを動作許可信号ENAでゲート制御して、開始信号STAとして入力回路10、動き探索回路20及び符号化回路30に与える論理積ゲート(以下、「AND」という)71を有している。
開始信号STAは、また、破綻制御回路70内のセット・リセット型のフリップ・フロップ(以下、「FF」という)72a,72b,72cのセット端子Sに与えられている。FF72a〜72cのリセット端子Rには、それぞれ2入力の論理和ゲート(以下、「OR」という)73a,73b,73cを介して、入力回路10、動き探索回路20及び符号化回路30からの終了信号END1〜END3が与えられている。また、OR73a〜73cの他方の入力側には、システム・リセット信号RSTが与えられるようになっている。FF72a〜72cの出力側は、3入力の否定的論理和ゲート(以下、「NOR」という)74に接続され、このNOR74から動作許可信号ENAが出力されてAND71に与えられるようになっている。
図3は、図2の動作を示す信号波形図である。以下、この図3を参照しつつ、図2の動作を説明する。
入力回路10には、ビデオカメラから1フレーム毎に垂直同期で区切られた画像データ#1,#2,#3,…が、画像信号VINとして一定周期で与えられる。同期検出部11では、画像信号VIN中の画像データ#1,#2,#3,…の存在しない垂直同期期間を検出し、一定周期で垂直同期信号SYNを破綻制御回路70に出力する。
動作開始時に与えられるシステム・リセット信号RSTにより、破綻制御回路70中のFF72a〜72cはすべてリセットされているので、NOR74から出力される動作許可信号ENAはレベル“H”である。これにより、AND71から、垂直同期信号SYNと同じタイミングで開始信号STAが出力され、入力回路10、動き探索回路20及び符号化回路30に与えられる。開始信号STAは、更にFF72a〜72cに与えられ、これらのFF72a〜72cはセットされて動作許可信号ENAはレベル“L”となる。
入力回路10は、画像データ取り込み部12によって画像データ#1の取り込みとメモリ40のバンクBK1への書き込み等の入力処理を開始する。一方、動き探索回路20及び符号化回路30では、処理すべき画像データが存在しないので、直ちに終了信号END,ENDを出力する。これにより、FF72b,72cがリセットされる。入力回路10が、画像データ#1をすべて取り込んでメモリ40のバンクBK1へ書き込むと、この入力回路10は終了信号END1を出力し、FF72aがリセットされる。これにより、動作許可信号ENAは“H”となる。
次の垂直同期信号SYNに対応する開始信号STAにより、入力回路10は画像データ#2を取り込んでメモリ40バンクBK2へ書き込む入力処理を行い、動き探索回路20はバンクBK1中の画像データ#1に対する動き探索処理を行う。一方、符号化回路30では、処理すべき画像データが存在しないので、直ちに終了信号ENDを出力する。入力回路10と動き探索回路20は、それぞれの処理が終了した時点で終了信号END1,END2を出力する。
次の垂直同期信号SYNに対応する開始信号STAにより、入力回路10は画像データ#3を取り込んでバンクBK3へ書き込む入力処理を行い、動き探索回路20はバンクBK2中の画像データ#2に対する動き探索処理を行う。一方、符号化回路30は、バンクBK1中の画像データ#1の符号化処理を行い、出力データOUTとして出力する。これらの入力回路10、動き探索回路20及び符号化回路30は、それぞれの処理が終了した時点で終了信号END1,END2,END3を出力する。
ここで、バス60の競合等によって動き探索回路20の処理が遅延し、次の垂直同期信号SYNに対応する時刻までに終了しないと、FF72bはリセットされず、動作許可信号ENAは“L”のままとなる。このため、次の開始信号STAの出力が抑止され、入力回路10による画像データ#4の入力処理は行われない。その後、動き探索回路20の処理が終了した時点で終了信号END2が出力され、動作許可信号ENAが“H”となる。
次の垂直同期信号SYNに対応する開始信号STAにより、入力回路10は画像データ#5を取り込んでバンクBK1へ書き込む入力処理を行い、動き探索回路20はバンクBK3中の画像データ#3に対する動き探索処理を行い、符号化回路30はバンクBK2中の画像データ#2の符号化処理を行って出力データOUTを出力する。ここで、バス60の競合等によって符号化回路30の処理が遅延し、次の垂直同期信号SYNに対応する時刻までに終了しないと、FF72cはリセットされず、動作許可信号ENAは“L”のままとなる。このため、次の開始信号STAの出力は抑止され、入力回路10による画像データ#6の入力処理は行われない。その後、符号化回路30の処理が終了した時点で終了信号END3が出力され、動作許可信号ENAが“H”となる。
このように、図2の動画処理装置では、1フレームの時間内に入力回路10、動き探索回路20及び符号化回路30の処理がすべて終了しているときに、次の画像データの入力処理を行わせるための動作許可信号ENAを出力する破綻制御回路70を有しているので、規定の時間(1フレームの時間)内に画像データの処理が完了しないという破綻が発生したときに、パイプライン処理が異常状態に陥ることを防止できる。
特開2002−245022号公報
しかしながら、前記動画処理装置では、入力回路10、動き探索回路20及び符号化回路30の内で、処理の終了していないものが1つでも存在すれば、次の画像データの取り込み処理を抑止するようにしているので、取り込まれずに間引かれてしまう画像データの頻度が多くなり、出力データOUTとして出力される動画像の品質が劣化するおそれがあった。
本発明は、間引かれてしまう画像データを減少させることにより、出力される動画像の品質劣化を低減することを目的としている。
本発明の動画処理装置は、次のような入力回路と、動き探索回路と、符号化回路と、破綻制御回路を備えたことを特徴としている。
入力回路は、同期信号に従って一定の周期で与えられる画像データを一時的に保持するバッファメモリ、許可信号が与えられているときに前記同期信号に従って前記画像データの取り込みを開始し、取り込んだ1画面分の画像データを前記バッファメモリに格納した時点で有効信号を出力する画像データ取り込み部、及び前記バッファメモリに保持された1画面分の画像データを3個以上の領域を有するメモリ回路の1つの領域に共通バスを介して格納し、その格納が終了したときに第1の終了信号を出力するバスI/Fを有している。
動き探索回路は、前記共通バスを介して前記メモリ回路に接続され、前記第1の終了信号が与えられたときに該メモリ回路の1つの領域に格納された最新の画像データと他の領域に格納されたそれ以前の画像データに基づいて画像の動きを探索し、動きデータを生成して該最新の画像データと同じ領域に格納すると共に、その格納が終了したときに第2の終了信号を出力するものである。
符号化回路は、前記共通バスを介して前記メモリ回路に接続され、前記第の終了信号が与えられたときに該メモリ回路の1つの領域に格納された最新の画像データと動きデータを圧縮符号化して出力信号を外部に出力し、外部への出力が終了したときに第3の終了信号を出力するものである。
破綻制御回路は、前記有効信号でカウントアップし、前記第3の終了信号でカウントダウンすることによって前記メモリ回路で使用中の領域の数をカウントするカウンタ、及び前記カウンタのカウント値が前記メモリ回路の領域の数未満のときは前記許可信号を出力し、該カウント値が該領域の数に達したときは該許可信号の出力を停止する許可信号出力部を有している。
本発明では、入力回路において、同期信号に従って一定の周期で与えられる画像データを一時的に保持するバッファメモリに1画面分の画像データが取り込まれたときに画像データ取り込み部から出力される有効信号でカウントアップされ、符号化回路から圧縮符号化された出力信号の外部への出力が終了したときに出力される第3の終了信号によってカウントダウンされるカウンタを使用して、そのカウント値がメモリ回路の領域の数未満のときは許可信号を出力し、カウント値が領域の数に達したときは許可信号の出力を停止するようにしている。これにより、メモリ回路のすべての領域が使用中になった場合に限り、許可信号の出力が停止され画像データの取り込みが抑制されるので、従来の動画処理装置に比べて取り込みが抑制される画像データの数が減少し、多くの画像データの処理が可能となる。従って、品質劣化が少ない動画像の出力信号が得られるという効果がある。
この発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、次の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。但し、図面は、もっぱら解説のためのものであって、この発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施例1を示す動画処理装置の構成図であり、図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この動画処理装置は、図示しないビデオカメラ等から与えられる画像信号VINをリアルタイムで処理して符号化するもので、入力回路10A、動き探索回路20及び符号化回路30によるパイプライン処理回路と、パイプライン処理における処理途中のデータの受け渡し用バッファとして用いられるメモリ40及びメモリ制御回路50を有している。これらの入力回路10A、動き探索回路20及び符号化回路30は、それぞれバス60を介してメモリ制御回路50に接続されている。更に、この動画処理装置は、パイプライン処理が異常状態に陥らないように制御する破綻制御回路70Aを有している。
入力回路10Aは、画像信号VINから画像データを取り込み、1フレーム単位でメモリ40に書き込むもので、この画像信号VINから垂直同期信号SYNを検出して出力する同期検出部11と、この垂直同期信号SYNに基づいて生成される開始信号STAに従って画像信号VINから画像データを取り込む画像データ取り込み部12Aと、取り込んだ画像データを一時的に保持するバッファメモリ13と、このバッファメモリ13に保持された画像データをバス60を介してメモリ40に書き込むためのバスI/F14を有している。
更にこの入力回路10Aは、一方の入力端子に垂直同期信号SYNが与えられ、他方の入力端子には、破綻制御回路70Aからの許可信号としてのビジー信号BSYがインバータ16で反転して与えられる2入力のAND15を有している。AND15の出力端子から開始信号STAが出力され、画像データ取り込み部12Aに与えられるようになっている。
なお、画像データ取り込み部12Aは、バッファメモリ13への画像データの取り込み回数をカウントし、1画面分の画像サイズに応じた必要な取り込み回数が終了したときに有効信号VALを破綻制御回路70Aに出力するようになっている。また、バスI/F14は、バス60を介したメモリ40への画像データの転送回数をカウントし、1画面分の画像サイズに応じた必要な転送回数が終了したときに、第1の終了信号END1を動き探索回路20に対する起動信号として出力するようになっている。
動き探索回路20は、入力回路10Aと符号化回路30がメモリ40に出力した画像データに対して動き探索を行い、その結果をメモリ40に出力するものである。この動き探索回路20は、入力回路10Aから与えられる終了信号END1を起動信号として処理を開始し、処理が終了した時点で第2の終了信号END2を符号化回路30に対する起動信号として出力するようになっている。
符号化回路30は、例えば離散コサイン変換、量子化、可変長符号化、逆離散コサイン変換、逆量子化、動き補償等の、動き探索以外の符号化処理を行い、MPEG−4エンコードデータを生成して再構成画像をメモリ40へ出力すると共に、外部へ出力データOUTとして出力するものである。この符号化回路30は、動き探索回路20から与えられる終了信号END2を起動信号として処理を開始し、処理が終了した時点で、第3の終了信号END3を破綻制御回路70Aに出力するようになっている。
メモリ40は、バンクBK1,BK2,BK3の3領域を有し、各バンクBK1〜BK3には、1フレーム分の画像データの処理に必要なデータが書き込まれるようになっている。また、入力回路10A、動き探索回路20及び符号化回路30の各回路は、バンクBK1から順番に使用し、バンクBK3を使用すると再びバンクBK1を使用するようになっている。
破綻制御回路70Aは、メモリ40のバンクBK1〜BK3がすべて使用中の状態となって新たなフレームの画像データを書き込むことができなくなったときに、ビジー信号BSYを出力することによりパイプライン処理が異常状態に陥ることを防止するものである。この破綻制御回路70Aは、入力回路10Aから与えられる有効信号VALでカウント値CNTが1だけカウントアップし、符号化回路30から与えられる終了信号END3でこのカウント値CNTが1だけカウントダウンするカウンタ75と、このカウンタ75のカウント値CNTが3のときにビジー信号BSYを出力する許可信号出力部としてのビジー検出部76を有している。なお、カウンタ75は、システム・リセット信号RSTによってカウント値CNTが0にリセットされるようになっている。
図4は、図1の動作を示す信号波形図である。以下、この図4を参照しつつ、図1の動作を説明する。
(1) ビデオカメラ等から1フレーム毎に有効データであることを示すために、画像データ#1,#2,#3,…に先行して、画像データが存在しない垂直同期期間を有する画像信号VINが与えられる。また、動作開始時に与えられるシステム・リセット信号RSTにより、破綻制御回路70A中のカウンタ75がリセットされ、カウント値CNTは0となる。これにより、ビジー検出部76から出力されるビジー信号BSYは“L”となる。
(2) 入力回路10Aの同期検出部11は、画像信号VINから垂直同期期間を検出して垂直同期信号SYNをAND15に出力する。このとき、ビジー信号BSYは“L”となっているので、AND15から画像データ取り込み部12Aに開始信号STAが与えられる。画像データ取り込み部12Aは、設定された画像データ量に応じた時間から画像データ#1の取り込みを開始し、取り込んだ画像データ#1をバッファメモリ13に順次格納する。一方、バスI/F14は、バッファメモリ13に格納された画像データ#1を順次メモリ40のバンクBK1に書き込む。画像データ取り込み部12Aは、バッファメモリ13に格納した画像データ#1が1画面分に相当する必要な量に達すると、パルス状の有効信号VALを出力する。また、バスI/F14は、バッファメモリ13に格納された画像データ#1をすべてバンクBK1に書き込むと、パルス状の終了信号END1を動き探索回路20に出力する。
(3) 破綻制御回路70A中のカウンタ75のカウント値CNTは、入力回路10Aから与えられる有効信号VALによって増加されて1となる。即ち、メモリ40の1バンクが使用中であることを示している。
(4) 動き探索回路20は、入力回路10Aから与えられる終了信号END1によって起動され、動き探索処理を開始する。動き探索処理では、メモリ40のバンクBK1に格納された画像データ#1と、バンクBK2,BK3に格納された以前の画像データが必要に応じて読み出されて動き情報が抽出され、その抽出された処理結果がバンクBK1に書き込まれる。画像データ#1の処理が終了した時点で、動き探索回路20は、パルス状の終了信号END2を符号化回路30に出力する。
(5) 符号化回路30は、動き探索回路20から与えられる終了信号END2によって起動され、符号化処理を開始する。符号化処理では、メモリ40のバンクBK1に格納された画像データ#1と動き探索処理の結果が読み出され、MPEG−4エンコードデータが生成されて再構成画像がメモリ40に格納される共に、外部へ出力データOUTとして出力される。画像データ#1の符号化処理が終了した時点で、符号化回路40は、パルス状の終了信号END3を破綻制御回路70Aに出力する。
(6) 破綻制御回路70A中のカウンタ75のカウント値CNTは、符号化回路40から与えられる終了信号END3によって1だけ減少する。即ち、メモリ40の使用中のバンクが1つだけ解放されたことを示している。
以上の(1)〜(6)では、画像信号VINとして与えられる最初の画像データ#1に着目して、パイプライン処理回路を構成する各回路の動作を説明したが、入力回路10A、動き探索回路20及び符号化回路30により、2番目の画像データ#2以降の画像データに対して同様の処理が連続的に並行して進められる。
(7) 破綻制御回路70A中のカウンタ75のカウント値CNTは、入力回路10Aから与えられる有効信号VALによって1だけ増加され、符号化回路30から与えられる終了信号END3によって1だけ減少する。即ち、カウンタ75のカウント値CNTは、メモリ40の使用中のバンク数を示している。従って、カウント値CNTが3である場合は、メモリ40のバンクがすべて使用されており、新たなフレームの画像データを書き込むためのバンクが存在しないことを意味している。このため、図4中の時刻T1に示すように、有効信号VALで、カウント値CNTが3になると、ビジー検出部76から出力されるビジー信号BSYが“H”となる。
(8) 入力回路10Aでは、与えられるビジー信号BSYが“H”になると、時刻T2に示すように、AND15によって垂直同期信号SYNがマスクされ、画像データ取り込み部12Aに対する開始信号STAは停止される。これにより、画像データ#5の取り込みは抑制される。従って、この画像データ#5に対応する有効信号VALも出力されないので、カウント値CNTが3を超えることはない。
(9) 時刻T3において、符号化回路30から終了信号END3が出力されると、カウンタ75のカウント値CNTは2となり、ビジー信号BSYは“L”となる。これにより、時刻T4において、入力回路10Aの同期検出部11が垂直同期期間を検出して垂直同期信号SYNを出力すると、この垂直同期信号SYNは、AND15から画像データ取り込み部12Aに開始信号STAとして与えられ、画像データ取り込み部12Aによる画像データの取り込み処理が再開される。
以上のように、この実施例1の動画処理装置では、画像データ取り込み部12Aが、バッファメモリ13への画像データの取り込みが完了した時点で出力される有効信号VALのタイミングでビジー信号BSYを生成すると共に、メモリ40に対する上書きという破綻が発生するか否かを判定するタイミングを画像データの取り込み開始時点、即ち垂直同期信号SYNのタイミングとしている。
入力回路10Aで画像データを取り込むか否かを判定する場合、メモリ40へ画像データの書き込みが完了した時点で発生する終了信号END1を用いると、バス60の競合によって入力回路10Aからメモリ40への書き込みが待たされ、この入力回路10Aにおいて次フレームの垂直同期信号SYNが検出された後に、終了信号END1が発生することがある。そのため、破綻制御回路70が終了信号END1で画像データの取り込みの可否を判断すると、ビジー信号BSYの出力が垂直同期信号SYNよりも遅れてしまい、入力回路10Aで次フレームの取り込みを抑制することができない。従って、符号化回路30で処理中のバンクに対して、次のフレームの画像データを上書きしてしまうという問題が発生する。
これに対し、この実施例1では、次フレームの垂直同期信号SYNよりも必ず早く発生する有効信号VALでメモリ40のバンク使用状況を管理し、すべてのバンクBK1〜BK3が使用中の場合はビジー信号BSYを出力するようにしているので、次フレームの画像データを確実に抑制することができる。
更に、図3と図4を比較すると明らかなように、従来の動画処理装置では画像データ#1に対して動き探索処理と符号化処理で2回の破綻処理が行われたため、画像データ#1から画像データ#7までの間に、2つの画像データ#4,#6の取り込みが抑制されている。これに対し、この実施例1の動画処理装置では、1つの画像データ#5の取り込みが抑制されただけであり、多くの画像データの処理が可能となっている。
この実施例1の動画処理装置によれば、破綻条件の判定をメモリ40のバンクBK1〜BK3の使用状況で行うようにしている。即ち、入力回路10Aの有効信号VALと符号化回路30の終了信号END3をカウンタ75でカウントすることで、バンクBK1〜BK3の使用状況を判定し、ビジー信号BSYにより入力回路10Aでの画像データ取り込みを制御している。これにより、動き探索処理と符号化処理に要する時間が従来と同じであっても、破綻の発生を抑えて、処理を行わない時間を短縮し、処理可能な画像データの量を増やすことができるので、動画像の品質劣化を低減することができるという利点がある。
図5は、本発明の実施例2を示す動画処理装置の構成図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この動画処理装置は、図1中の入力回路10Aに代えて若干構成の異なる入力回路10Bを設けたものである。即ち、この入力回路10Bは、画像信号VINから画像データを取り込み、1フレーム単位でメモリ40に書き込むもので、この画像信号VINから垂直同期信号SYNを検出して出力する同期検出部11と、この垂直同期信号SYNに従って画像信号VINから画像データを取り込む画像データ取り込み部12Bと、取り込んだ画像データを一時的に保持するバッファメモリ13Aと、このバッファメモリ13Aに保持された画像データをバス60を介してメモリ40に書き込むためのバスI/F14を有している。
更に、この入力回路10Bは、一方の入力端子にバスI/F14からのバス権要求信号RQが与えられ、他方の入力端子には、破綻制御回路70Aからのビジー信号BSYがインバータ16で反転して与えられる2入力のAND17を有している。そして、AND17の出力端子から反転されたビジー信号BSYでマスクされたバス権要求信号BRQがバス60に出力されるようになっている。
また、バッファメモリ13Aは、メモリ40への出力が遅延してオーバーフローしたときに、画像データ読み取り部12Bへオーバーフロー信号OVFを出力するようにしている。一方、画像データ読み取り部12Bは、オーバーフロー信号OVFが与えられたときに、次のフレームの垂直同期信号SYNが与えられるまで、画像データの取り込み処理を停止するようになっている。更に、バスI/F14から出力される終了信号END1は、動き探索回路20に対する起動信号として与えられると共に、破綻制御回路70Aのカウンタ75にカウントアップ用の信号として与えられている。その他の構成は、図1と同様である。
図6は、図5の動作を示す信号波形図である。以下、この図6を参照しつつ、図5の動作を説明する。
(1) 動作開始時に与えられるシステム・リセット信号RSTにより、破綻制御回路70A中のカウンタ75がリセットされ、カウント値CNTは0となる。これにより、ビジー検出部76から出力されるビジー信号BSYは“L”となる。
(2) 入力回路10Aの同期検出部11は、ビデオカメラ等から与えられる画像信号VINから垂直同期期間を検出して垂直同期信号SYNを画像データ取り込み部12Bに出力する。このとき、バッファメモリ13Aはオーバーフローしていないので、オーバーフロー信号OVFは出力さていない。これにより、画像データ取り込み部12Bは、設定された画像データ量に応じた時間から画像データ#1の取り込みを開始し、取り込んだ画像データ#1をバッファメモリ13Aに順次格納する。一方、バスI/F14は、バッファメモリ13Aに格納された画像データ#1を順次メモリ40のバンクBK1に書き込む。このとき、ビジー信号BSYは“L”であるので、AND17は開いており、バスI/F14から出力されるバス権要求信号RQは、そのままバス権要求信号BRQとしてバス60に出力される。バスI/F14は、バッファメモリ13Aに格納された画像データ#1をすべてバンクBK1に書き込むと、パルス状の終了信号END1を動き探索回路20と破綻制御回路70Aに出力する。
(3) 破綻制御回路70A中のカウンタ75のカウント値CNTは、入力回路10Aから与えられる終了信号END1によって増加されて1となる。即ち、メモリ40の1バンクが使用中であることを示している。
(4) 動き探索回路20は、入力回路10Aから与えられる終了信号END1によって起動され、動き探索処理を開始する。動き探索処理では、メモリ40のバンクBK1に格納された画像データ#1と、バンクBK2,BK3に格納された以前の画像データが必要に応じて読み出されて動き情報が抽出され、その抽出された処理結果がバンクBK1に書き込まれる。画像データ#1の処理が終了した時点で、動き探索回路20は、パルス状の終了信号END2を符号化回路30に出力する。
(5) 符号化回路30は、動き探索回路20から与えられる終了信号END2によって起動され、符号化処理を開始する。符号化処理では、メモリ40のバンクBK1に格納された画像データ#1と動き探索処理の結果が読み出され、MPEG−4エンコードデータが生成されて再構成画像がメモリ40に格納される共に、外部へ出力データOUTとして出力される。画像データ#1の符号化処理が終了した時点で、符号化回路30は、パルス状の終了信号END3を破綻制御回路70Aに出力する。
(6) 破綻制御回路70A中のカウンタ75のカウント値CNTは、符号化回路30から与えられる終了信号END3によって1だけ減少する。即ち、メモリ40の使用中のバンクが1つだけ解放されたことを示している。
以上の(1)〜(6)では、画像信号VINとして与えられる最初の画像データ#1に着目して、パイプライン処理回路を構成する各回路の動作を説明したが、入力回路10B、動き探索回路20及び符号化回路30により、2番目の画像データ#2以降の画像データに対して同様の処理が連続的に並行して進められる。
(7) 破綻制御回路70A中のカウンタ75のカウント値CNTは、入力回路10Aから与えられる終了信号END1によって1だけ増加され、符号化回路30から与えられる終了信号END3によって1だけ減少する。即ち、カウンタ75のカウント値CNTは、メモリ40の使用中のバンク数を示している。従って、カウント値CNTが3である場合は、メモリ40のバンクBK1〜BK3がすべて使用されており、新たなフレームの画像データを書き込むためのバンクBK1〜BK3が存在しないことを意味している。このため、図6中の時刻t1に示すように、終了信号END1で、カウント値CNTが3になると、ビジー検出部76から出力されるビジー信号BSYが“H”となる。
(8) 入力回路10Bでは、与えられるビジー信号BSYが“H”になると、AND17によってバス権要求信号RQがマスクされ、バッファメモリ13Aからメモリ40への画像データの書き込みが停止される。このため、バッファメモリ13A中の画像データが急激に増加し、時刻t2に示すように、このバッファメモリ13Aから出力されるオーバーフロー信号OVFが“H”となる。これにより、画像データ取り込み部12BとバスI/F14のバッファメモリアクセスは先頭アドレスに戻り、バスI/F14のメモリ40への書き込みアドレスは、バンクBK1〜BK3の先頭アドレスに戻る。そして、画像データ取り込み部12Bは、次の垂直同期信号SYNが検出されるまで、処理を停止する。従って、画像データ#5の取り込みは抑制される。
(9) 時刻t3において、符号化回路30から終了信号END3が出力されると、カウンタ75のカウント値CNTは2となり、ビジー信号BSYは“L”となる。これにより、AND17が開く。これにより、次の垂直同期信号SYNが検出されると、画像データ取り込み部12Bによる次の画像データの取り込み処理が再開される。
図7は、実施例1(図1)と実施例2(図5)の動作の比較説明を行うための信号波形図である。
実施例1では、バッファメモリ13に1フレーム分の画像データが取り込まれた時点、即ち、有効信号VALが出力された時点でメモリ40の1バンクが使用されたと見なしてカウンタ75をカウントアップしている。一方、実施例2では、バッファメモリ13A内の画像データをすべてメモリ40に書き込んだ時点、即ち、終了信号END1が出力された時点でメモリ40の1バンクが使用されたと見なしてカウンタ75をカウントアップしている。従って、ビジー信号BSYが出力されるタイミングは、実施例2の方が遅くなる。更に、ビジー信号BSYが出力された場合、実施例1では、このビジー信号BSYが出力されている期間の画像データ取り込み部12Aに対する開始信号STAが抑制されるが、実施例2では、バッファメモリ13Aがオーバーフローした時点で画像データ取り込み部12Bの動作が停止される。これにより、実施例2では、実施例1に比べて処理可能な画像データの量を増やすことができるので、更に動画像の品質劣化を低減することができるという利点がある。
なお、本発明は、上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
(a) 符号化回路30における符号化方式は、MPEG−4に限定されない。
(b) パイプライン処理によって並行処理する回路の数は、入力回路10A,10B、動き探索回路20及び符号化回路30の3回路に限定されない。
(c) メモリ40のバンク数は3に限定されず、パイプライン処理によって並行処理する回路の数以上であれば良い。その場合、破綻制御回路70Aのビジー検出部76では、カウンタ75のカウント値CNTがメモリ40のバンク数に達したときにビジー信号BSYを出力するように構成する必要がある。
(d) 入力回路10A,10B、及び破綻制御回路70Aの構成は、例示したものに限定されず、同様の機能を有するものであれば良い。例えば、同期検出部11は、ビデオカメラから画像信号VINとは別に垂直同期信号SYNが与えられるような場合、同期検出部11は不要である。更に、破綻制御回路70Aでは、入力回路10A,10Bに対して取り込みを停止させるためのビジー信号BSYを出力するように構成しているが、従来の破綻制御回路70と同様に、ビジー信号BSYを反転した動作許可信号ENAを出力するようにしても良い。
本発明の実施例1を示す動画処理装置の構成図である。 従来の動画処理装置の構成図である。 図2の動作を示す信号波形図である。 図1の動作を示す信号波形図である。 本発明の実施例2を示す動画処理装置の構成図である。 図5の動作を示す信号波形図である。 実施例1と実施例2の動作の比較説明を行うための信号波形図である。
符号の説明
10A,10B 入力回路
11 同期検出部
12A,12B 画像データ取り込み部
13,13A バッファメモリ
14 バスI/F
17 AND
20 動き探索回路
30 符号化回路
40 メモリ
70A 破綻制御回路
75 カウンタ
76 ビジー検出部

Claims (2)

  1. 同期信号に従って一定の周期で与えられる画像データを一時的に保持するバッファメモリ、許可信号が与えられているときに前記同期信号に従って前記画像データの取り込みを開始し、取り込んだ1画面分の画像データを前記バッファメモリに格納した時点で有効信号を出力する画像データ取り込み部、及び前記バッファメモリに保持された1画面分の画像データを3個以上の領域を有するメモリ回路の1つの領域に共通バスを介して格納し、その格納が終了したときに第1の終了信号を出力するバスインタフェースを有する入力回路と、
    前記共通バスを介して前記メモリ回路に接続され、前記第1の終了信号が与えられたときに該メモリ回路の1つの領域に格納された最新の画像データと他の領域に格納されたそれ以前の画像データに基づいて画像の動きを探索し、動きデータを生成して該最新の画像データと同じ領域に格納すると共に、その格納が終了したときに第2の終了信号を出力する動き探索回路と、
    前記共通バスを介して前記メモリ回路に接続され、前記第の終了信号が与えられたときに該メモリ回路の1つの領域に格納された最新の画像データと動きデータを圧縮符号化して出力信号を外部に出力し、外部への出力が終了したときに第3の終了信号を出力する符号化回路と、
    前記有効信号でカウントアップし、前記第3の終了信号でカウントダウンすることによって前記メモリ回路で使用中の領域の数をカウントするカウンタ、及び前記カウンタのカウント値が前記メモリ回路の領域の数未満のときは前記許可信号を出力し、該カウント値が該領域の数に達したときは該許可信号の出力を停止する許可信号出力部を有する破綻制御回路と
    備えたことを特徴とする動画処理装置。
  2. 一定の周期で同期信号に従って与えられる画像データを一時的に保持すると共に一定量以上の画像データが蓄積されたときにオーバーフロー信号を出力するバッファメモリ、前記オーバーフロー信号が出力されていない間は前記同期信号に従って前記画像データの取り込みを開始して取り込んだ画像データを前記バッファメモリに格納し、該オーバーフロー信号が出力されたときには、次の同期信号が与えられるまで該画像データの取り込みを停止する画像データ取り込み部、及び許可信号が与えられているときに前記バッファメモリに保持された画像データを3個以上の領域を有するメモリ回路の1つの領域に共通バスを介して格納し、その格納が終了したときに第1の終了信号を出力するバスインタフェースを有する入力回路と、
    前記共通バスを介して前記メモリ回路に接続され、前記第1の終了信号が与えられたときに該メモリ回路の1つの領域に格納された最新の画像データと他の領域に格納されたそれ以前の画像データに基づいて画像の動きを探索し、動きデータを生成して該最新の画像データと同じ領域に格納すると共に、その格納が終了したときに第2の終了信号を出力する動き探索回路と、
    前記共通バスを介して前記メモリ回路に接続され、前記第の終了信号が与えられたときに該メモリ回路の1つの領域に格納された最新の画像データと動きデータを圧縮符号化して出力信号を外部に出力し、外部への出力が終了したときに第3の終了信号を出力する符号化回路と、
    前記第1の終了信号でカウントアップし、前記第3の終了信号でカウントダウンすることによって前記メモリ回路で使用中の領域の数をカウントするカウンタ、及び前記カウンタのカウント値が前記メモリ回路の領域の数未満のときは前記許可信号を出力し、該カウント値が該領域の数に達したときは該許可信号の出力を停止する許可信号出力部を有する破綻制御回路と
    備えたことを特徴とする動画処理装置。
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