JP4610245B2 - 直列インターリーブブーストコンバータ力率補正パワーサプライ - Google Patents

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Description

(発明の背景)
(1.技術分野)
本発明は、概して、パワーサプライに関し、より具体的には、直列インターリーブ位相制御(series interleaved phasing)を用いて力率補正を実行するパワーサプライに関する。
パワーサプライは、パワーのソースとして、電子回路を有するほとんどのデバイスを含む多くの電気デバイスにおいて利用される。パワーサプライは、単相または多相の交流電流ソースからの入力パワーを利用して出力パワーを生成し得る。出力パワーは、所定の範囲の出力電流で、1つ以上の所定の電圧を有して生成され得る。出力パワーは、パワーサプライがサービスを行う負荷に依存する、ほぼ任意の大きさの交流電流(AC)または直流電流(DC)であり得る。
いくつかのパワーサプライおよび関連した電気デバイスの負荷は、非線形パワー電子負荷として分類され得る。このような非線形パワー電子負荷は、通常、過剰な負荷電流高調波による所望でない低力率によって特徴付けられる整流器/キャパシタ入力段を備える。負荷電流高調波は、このような非線形パワー電子負荷に供給されるRMS電流の大きさを増加させることになる。負荷電流高調波電流は結果として力率を低減させる。なぜなら、高調波電流は非線形パワー電子負荷に有用なパワーを供給しないからである。
高パワーオーディオ増幅器または磁気共鳴画像勾配型増幅器等の大きいキロワット非線形パワー電子負荷は、入力パワーのソースに著しい電流を要求する。入力パワーのソースからのパワーフィードは、制限電流を流す容量を有する回路ブレーカから負荷に供給され得る。例えば、単相配電システムであるパワーフィードが、ほぼ1の力率の15アンペアの持続RMS電流で定格化された回路ブレーカから供給され得る。低力率を有する負荷が存在する場合、より多くのRMS電流が必要とされ、負荷が実質的パワーを生産的に利用しない場合でさえ、回路ブレーカはパワーフィードを開き得る。
高調波の結果として生じるさらなるRMS電流の大きさを低減するために力率補正(PFC)が用いられ得る。力率補正は、ACパワーソースから引き込まれた正弦波形の電流を、ACパワーソースから引き出された正弦波形の電圧と同相に維持するように機能することを含み得る。非線形電子負荷パワー電子負荷については、受動的および能動的力率補正アプローチがある。受動的アプローチは、直流インダクタフィルタおよび共振フィルタを含む。能動的アプローチは、ブースト派生コンバータおよび他のスイッチモードベースのシステムを含む。
一般に、ブースト派生コンバータは、入力パワーソースの周波数(通常50〜60Hz)よりも高いスイッチング周波数を利用して、入力電流波形の形状を制御する。この比較的高いスイッチング周波数は、所望でない高レベルのリップル周波数(例えば、歪み)をもたらし得る。力率補正に加えて、一般的な入力ブーストコンバータと呼ばれるブースト派生コンバータは、公称100VAC(日本)、公称120VAC(米国)および公称230VAC(欧州)等の範囲の入力電圧を許容する能力を有する。ブースト派生コンバータは、さらに、コンバータの出力電圧の電圧レギュレーションを提供し得る。
ブースト派生コンバータを含むパワーサプライは、ブリッジ整流器、第2の段、ならびに、インダクタ、スイッチ、ダイオードおよびキャパシタを備える第1の段を備え得る。ACパワーは整流器によって整流され、かつ、インダクタを磁化するために用いられる。スイッチは、高周波数時変デューティサイクルで開閉され、インダクタを磁化および消磁する。デューティサイクルの消磁部分において、インダクタから放出されたエネルギーがキャパシタを充電される。キャパシタ間の電圧は、第2の段に提供されるDCブースト電圧である。第2の段は、DCブースト電圧をパワーサプライのDC電圧に変換する。
3レベルブーストコンバータとして知られているあるタイプのブーストコンバータは、キャパシタ分圧器を有する出力を備え得る。3レベルブーストコンバータは、インダクタと1対のブーストサブ回路とを備える。1対のブーストサブ回路は、電気的に直列で接続され、このサブ回路の各々は、スイッチ、キャパシタ、およびダイオードを備える。この直流は、ブースト派生コンバータの電圧定格を他のブースト派生コンバータの半分に低減することを可能にする。なぜなら、各ブーストサブ回路は、ブースト電圧の半分を提供するように動作するからである。しかしながら、軽い負荷の場合、キャパシタ間で等しい電圧が生成され得ない。電圧の不均衡は、3レベルブーストコンバータの不均衡動作をもたらし得、ブーストサブ回路にストレスを発生させる。
いくつかのPFCブースト派生コンバータは、スイッチモード動作を有する不連続導通モード(DCM)で動作する。このようなスイッチモード動作と関連したリップル電流を最小化するために、3レベルブーストコンバータ等のいくつかのブースト派生コンバータがインターリーブで動作する。インターリーブ動作は、スイッチング周期の間に連続的に動作するブースト派生コンバータに複数のスイッチを含み、リップルの大きさの低減は、さらに、所望でないライン電流を低減し、この結果、力率を改善する。増加したリップル周波数は、この結果、リップル周波数を増加させる一方でリップルの大きさを低減するスイッチング周波数、スイッチング周波数の側波帯、スイッチング周波数の奇数高調波、および奇数高調波の側帯のリップル電流を消去する。しかしながら、低減された大きさのリップル電流は、依然として所望でない負荷電流を生成する。さらに、3レベルブーストコンバータの上述の不均衡条件に関して、リップル電流の低減は、リップル消去が不完全であるために不利な影響を及ぼし得る。
従って、低い内部電圧の不均衡の影響を受けない、大きい電力効率および低リップル電流を有する力率補正パワーサプライが必要である。
本発明は、ACパワーソースからDCパワーを供給するための力率補正パワーサプライを提供する。この力率補正パワーサプライは、入力段パワーコンバータおよび出力段パワーコンバータを備える。入力段パワーコンバータは、ブーストコンバータとして動作し、入力電圧(Vin)を、ブースト電圧(Vboost)である第1のDC電圧に変換する。出力段コンバータは、DC−DCコンバータとして動作し、ブースト電圧を、DC出力電圧である第2のDC電圧に変換する。DC出力電圧は、力率補正パワーサプライによって供給されたパワーをオーディオ増幅器等の負荷に供給するために、DCレールに提供される絶縁電圧である。
入力段パワーコンバータは、直列結合の複数のブーストスイッチを備える。ブーストスイッチは、さらに、AC入力電圧にわたって並列で結合されるように構成される。ブーストスイッチに提供されたAC入力電圧は、整流AC入力電圧であり得るか、または、整流されないAC入力電圧であり得る。入力段パワーコンバータは、さらに、力率補正(PFC)コントローラを備え得る。ブーストスイッチは、力率補正、およびDC出力電圧の電圧レギュレーションを実行するために、PFCコントローラによって独立して制御され得る。ブーストスイッチは、PFCコントローラにより高周波数で、直列インターリーブ(series interleave)でスイッチングされ、リップル電流を低減して力率を改善する。
ブーストスイッチの各々は、ブーストサブ回路に含まれ得る。第1および第2のブーストサブ回路は直列結合で、かつ、第1のブーストコンバータに含まれ得る。第2のブーストコンバータは、直列結合の第3のブーストサブ回路および第4のブーストサブ回路を備え得る。第1および第2のブーストコンバータは、直列結合で、かつ入力段パワーコンバータに含まれ得る。力率補正パワーサプライがパワーソースからのパワーを消費することしかできない場合、ブーストサブ回路の各々は、ダイオードを含み得る。あるいは、力率補正パワーサプライがパワーソースからのパワーを消費するか、またはパワーソースにパワーを供給することができる場合、ブーストサブ回路の各々は、各々のブーストスイッチと直列で結合されたブーストサブスイッチを備え得る。
ブーストスイッチは、PFCコントローラによって選択されたデューティサイクルで開閉されるように独立して方向付けられる。ブーストスイッチは、同じ周波数でスイッチングするように方向付けられる。さらに、ブーストスイッチは、各ブーストスイッチのスイッチングデューティがスイッチングサイクル内で連続的に位相制御されるようにインターリーブ位相制御を用いてスイッチングするように方向付けられる。ブーストスイッチの各々のデューティサイクルは、入力段パワーコンバータ内に含まれるブーストインダクタを磁化および消磁する。ブーストインダクタは、パワーソースによって磁化され得る。ブーストインダクタの消磁は、入力段パワーコンバータに含まれたブーストキャパシタを充電し得る正弦波形を有するピーク充電電流(Ic)およびパルス幅変調(PWM)電圧(Vc)を提供する。ブーストキャパシタは、PWM電圧(Vc)および充電電流(Ic)によって充電電圧を充電され得る。充電電圧は、ブースト電圧(Vboost)の少なくとも一部分であり得る。
PWM電圧(Vc)の正弦波形は、力率を改善するためにブーストスイッチを有するPFCコントローラによって生成され得る。PWM電圧(Vc)波形の平均振幅は、AC入力電圧(Vin)の波形の振幅と実質的に類似になるように制御される。従って、AC電流波形は、AC入力電圧(Vin)の波形と実質的に同相に維持され得、力率が改善される。ブーストスイッチのデューティサイクルは、さらに、約90VAC〜約265VACといった大きさの範囲のAC入力電圧(Vin)を補償するように、PFCコントローラによって制御される。約380〜400VDC等の全ブースト電圧(Vboost)を生成するためにAC入力電圧(Vin)が用いられ得る。
PFCコントローラは、さらに、ブーストスイッチを用いて、力率補正パワーサプライのDC出力電圧をレギュレートする。DC出力電圧のレギュレーションは、PFCコントローラの電圧ゲイン全体、従って、ブーストスイッチを用いて生成されたPWM電圧(Vc)の大きさを変更することを包含する。PFCコントローラによる電圧レギュレーションは、測定入力電圧(Vin)、測定DC出力電圧および測定入力電流(Iin)に基づかれ得る。さらに、全電圧ゲインのさらなる安定が、測定ブースト電圧(Vboost)を用いて達成され得る。
力率補正パワーサプライのある特徴は、出力段パワーコンバータを備える。入力段パワーコンバータが、複数のブーストコンバータ、従って、複数のブーストキャパシタを備える場合、出力段パワーコンバータは、ブーストキャパシタを充電する電圧をほぼ等しく維持するように構成される。ブーストコンバータの1つからのブースト電圧(Vboost)へのこの充電電圧の寄与率が高い場合、出力段パワーコンバータは、充電電圧が再び実質的に等しくなるまで、そのブーストコンバータからのさらなる電圧および電流を消費し得る。従って、出力段パワーコンバータは、実質的に同じ定格ですべてのブーストコンバータからの電圧および電流を消費し得る。
本発明のさらなるシステム、方法、特徴、および有利な点は、以下の図および詳細な説明を精査することによって当業者に明らかであるか、または明らかになる。すべてのこのようなさらなるシステム、方法、特徴、および有利な点がこの記載に含まれ、本発明の範囲に含まれ、かつ上記の請求項によって保護されることが意図される。
本発明は、以下の図面および記載を参照してより良く理解され得る。図におけるコンポーネントは必ずしも縮尺通りではなく、本発明の原理を説明することに力点が置かれる。さらに、図において、種々の図を通じて同じ参照符号が対応する部分を示す。
本発明による力率補正パワーサプライは、直列で結合された第1のペアのブーストスイッチと、直列で結合された第2のペアのブーストスイッチとを備える入力段パワーコンバータであって、該第1および該ブーストスイッチの第2のペアは直列で結合される、入力段パワーコンバータと、ブーストスイッチの該第1および該第2のペアと結合された、力率を制御する手段であって、該力率を制御する手段は、ブーストスイッチの該第1および該第2のペアの各々をインターリーブで制御して、ブースト電圧の一部分を提供するように構成される、手段と、該入力段パワーコンバータと結合された出力段パワーコンバータであって、該出力段パワーコンバータは、ブーストスイッチの該第1のペアと結合された第1の出力コンバータおよびブーストスイッチの該第2のペアと結合された第2の出力コンバータを備え、該出力段パワーコンバータは、ブーストスイッチの該第1および該第2の各々によって提供された該ブースト電圧の該部分を実質的に平衡させるように構成される、出力段パワーコンバータとを備え、これにより上記目的を達成する。
前記入力段パワーコンバータは、ブーストスイッチの前記第1および前記第2のペアと結合されたインダクタと複数のブーストキャパシタとを備え、ブーストスイッチの該第1および該第2のペアは、該インダクタを磁化して該ブーストキャパシタを充電するようにスイッチ可能であってもよい。
ブーストスイッチの前記第1のペアは、第1のブーストキャパシタを充電するように連係してスイッチ可能であり、ブーストスイッチの該第2のペアは、第2のブーストキャパシタを充電するように連係してスイッチ可能であってもよい。
ブーストスイッチの前記第1のペアに含まれた第1および第2のブーストスイッチは、各々、第1および第2のブーストキャパシタの各々を充電するようにスイッチ可能であり、ブーストスイッチの前記第2のペアに含まれる第3および第4のブーストスイッチは、各々、第3および第4のブーストキャパシタの各々を充電するようにスイッチ可能であってもよい。
前記入力段パワーコンバータは、ブーストスイッチの前記第1および前記第2のペアの各々と結合されたブーストサブスイッチの第1および第2のペアを備え、該入力段パワーコンバータは、前記力率補正コントローラによって制御の関数としてパワーソースにパワーを供給し、かつパワーを該パワーソースから消費するように構成されてもよい。
前記入力段パワーコンバータは、ブーストスイッチの前記第1および前記第2のペアの各々と結合されたダイオードの第1および第2のペアを備え、該入力段パワーコンバータは、前記力率補正コントローラによって制御の関数としてパワーソースからパワーを消費するように構成されてもよい。
本発明による力率補正パワーサプライは、第2のブーストサブ回路と結合された第1のブーストサブ回路を備える第1のブーストコンバータと、該第1のブーストコンバータと直列で結合された第2のブーストコンバータであって、該第2のブーストコンバータは、第4のブーストサブ回路と結合された第3のサブ回路を備える、第2のブーストコンバータと、該第1および第2のブーストコンバータは、入力電圧を受け取り、ブースト電圧を供給するように構成され、該第1および該第2のブーストコンバータと結合された力率補正コントローラであって、該力率補正コントローラは、該ブースト電圧の関数として該第1および該第2のブーストコンバータをインターリーブで制御するように構成される、力率補正コントローラとを備え、これにより上記目的を達成する。
前記第1および前記第2のブーストサブ回路は直列で結合され、前記第3および前記第4のブーストサブ回路は直列で結合されてもよい。
前記力率補正コントローラは、前記第1および前記第2のブーストコンバータを少なくとも4つのインターリーブで制御するように構成されてもよい。
前記第1、第2、第3および第4のブーストサブ回路の各々はブーストスイッチを備え、該第1、第2、第3および第4のブーストサブ回路の各々の該ブーストスイッチは直列で結合され、かつ、入力電圧と並列で結合されるように構成されてもよい。
前記第1、第2、第3および第4のブーストサブ回路の各々は、各々のブーストスイッチと各々のブーストキャパシタとを備え、該各々のブーストキャパシタは、各々のブーストスイッチによって該ブースト電圧の一部分になるようを充電可能であってもよい。
前記第1のブーストコンバータは第1のブーストキャパシタを備え、および前記第2のブーストコンバータは第2のブーストキャパシタを備え、該第1および該第2のブーストサブ回路は、該第1のブーストキャパシタを前記ブースト電圧の一部分になるように充電するように構成され、前記第3および第4のブーストサブ回路は、該第2のブーストキャパシタを該ブースト電圧の一部分になるように充電するように構成されてもよい。
前記第1、第2、第3および第4のブーストサブ回路の各々は、各々のブーストスイッチを備え、該ブーストスイッチの各々は、前記力率補正コントローラによって、前記ブースト電圧に基づいてスケーリング可能であるダブルエッジ自然パルス幅変調三角波形を用いて、該力率補正コントローラによって独立してスイッチ可能であってもよい。
本発明による力率補正パワーサプライであり、直列で結合された少なくとも4つのブーストスイッチを備える入力段パワーコンバータであって、該少なくとも4つのスイッチは、入力電圧と並列で結合されるように構成される、入力段パワーコンバータと、該少なくとも4つのブーストスイッチと結合された力率補正コントローラであって、該力率補正コントローラは、該入力電圧からDCブースト電圧を提供するように該少なくとも4つのブーストスイッチを独立してインターリーブで方向付ける、力率補正コントローラと、該力率補正コントローラは、フィードフォワード制御で、該少なくとも4つのブーストスイッチを該DCブースト電圧の関数として方向付けるように構成され、これにより上記目的を達成する。
前記入力電圧および前記DCブースト電圧は、前記少なくとも4つのブーストスイッチの各々の間でほぼ均等に分割されてもよい。
前記入力段パワーコンバータと結合された出力段パワーコンバータをさらに備え、該出力段パワーコンバータは、第1の出力コンバータと第2の出力コンバータとを備えてもよい。
前記第1の出力コンバータは、前記少なくとも4つのブーストスイッチの第1のペアと並列で結合され、前記第2の出力コンバータは、該少なくとも4つのブーストスイッチの第2のペアと並列で結合されてもよい。
前記出力段パワーコンバータは、前記少なくとも4つのブーストスイッチの前記第1および第2のペアの出力電圧を実質的に平衡させるように構成されてもよい。
前記第1および第2の出力コンバータの各々は、スイッチモードコンバータと、変圧器と、ブリッジ整流器とを備え、前記DCブースト電圧を、該DCブースト電圧から絶縁されたDCブースト電圧に変換してもよい。
前記第1および第2の出力コンバータの各々は、固定周波数のレギュレートされてない半波ブリッジチョッパを備えてもよい。
前記入力段パワーコンバータは、前記少なくとも4つの各々のブーストスイッチと時間的に交互に動作するように構成された少なくとも4つの各々のブーストサブスイッチを備えてもよい。
前記入力電圧はAC入力電圧であり、前記少なくとも4つのブーストスイッチの2つは、第1の全波ブリッジコンバータとして構成され、該少なくとも4つのブーストスイッチの2つは、第2の全波ブリッジコンバータとして構成されてもよい。
前記入力段パワーコンバータと結合されたブリッジ整流器をさらに備え、該ブリッジ整流器は、整流されたAC入力電圧を前記入力電圧として該入力段パワーコンバータに提供するように構成されてもよい。
前記入力段パワーコンバータと結合された同期整流器をさらに備え、該同期整流器は、整流されたAC入力電圧を前記入力電圧として該入力段パワーコンバータに供給し、かつ、該入力段パワーコンバータから出力電圧を受け取るように構成されてもよい。
本発明による力率補正パワーサプライは、力率補正コントローラと、第2のブーストコンバータと直列で結合された第1のブーストコンバータとを備える入力段パワーコンバータであって、該第1および該第2のブーストコンバータはDCブースト電圧を供給し、かつ、パワーソースによって該力率補正パワーサプライに供給可能なAC入力電流の波形を制御するように該力率補正コントローラによってインターリーブで制御される、入力段パワーコンバータと、該第1および該第2のブーストコンバータと結合される出力段パワーコンバータであって、該出力段パワーコンバータは、該第1および該第2のブーストコンバータと結合された該ブースト電圧を平衡させるように構成される、出力段パワーコンバータとを備え、これにより上記目的を達成する。
前記出力段パワーコンバータは、第1の出力コンバータと第2の出力コンバータとを備え、該第1の出力コンバータは前記第1のブーストコンバータと結合され、該第2の出力コンバータは前記第2のブーストコンバータと結合されてもよい。
前記第1および第2の出力コンバータは、前記第1および前記第2のブーストコンバータの各々からの前記DCブースト電圧への電圧の寄与を平衡させるように構成されてもよい。
前記第1および前記第2のブーストコンバータは、各々、直列で結合された複数のブーストサブ回路を備え、該ブーストサブ回路の各々はブーストスイッチを備えてもよい。
前記第1および前記第2のブーストコンバータは、電磁干渉を低減するために前記力率補正コントローラによって周波数変調で制御されてもよい。
前記出力段パワーコンバータは、固定周波数スイッチモードパワーコンバータと変圧器とを備え、該固定周波数スイッチモードパワーコンバータは、DC出力電圧をDCレールに提供するように構成され、該変圧器は、前記第1および前記第2のブーストコンバータのスイッチングノイズを最小化するためにガルバニック絶縁を有してもよい。
前記出力段パワーコンバータは、前記DCブースト電圧を負荷に供給可能なDC出力電圧に変換するように構成された出力コンバータと出力フィルタとを備えてもよい。
前記力率コントローラは、前記DC出力電圧を前記DCブースト電圧および該DC出力電圧の関数としてレギュレートするように構成されてもよい。
前記力率補正コントローラは、前記DCブースト電圧と、前記DC出力電圧と、前記AC入力電流との関数として該DC出力電圧をレギュレートするように構成されてもよい。
本発明による力率補正パワーサプライは、第1および第2のブーストスイッチは直列で結合され、かつ、ACパワーソースと並列で結合されるように構成される、第1のブーストスイッチおよび第2のブーストスイッチと、該第1のブーストスイッチと直列で結合された第1のブーストサブスイッチと、該第2のブーストスイッチと直列で結合された第2のブーストサブスイッチと、該第1のブーストサブスイッチと直列で結合された該第1のブーストスイッチ、および該第2のブーストサブスイッチと直列で結合された該第2のブーストスイッチの少なくとも1つにわたって結合されるブーストキャパシタと、該第1および該第2のブーストスイッチおよび該第1および該第2のブーストサブスイッチと結合された力率補正コントローラであって、該第1および該第2のブーストスイッチおよび該第1および該第2のブーストサブスイッチは、該ACパワーソースから供給可能なAC入力電圧から該ブーストキャパシタ上にDCブースト電圧の少なくとも一部分を発生させるようにスイッチ可能である、力率補正コントローラとを備え、これにより上記目的を達成する。
前記ブーストキャパシタは、前記第1のブーストスイッチおよび前記第1のブーストサブスイッチの両方にわたって結合され、該ブーストキャパシタは、前記第2のブーストスイッチおよび前記第2のブーストサブスイッチにわたってさらに結合されてもよい。
前記ブーストキャパシタは、第1のブーストキャパシタと第2のブーストキャパシタとを備え、該第1のブーストキャパシタは、前記第1のブーストスイッチおよび前記第1のブーストサブスイッチにわたって結合され、前記第2のブーストキャパシタは、前記第2のブーストスイッチおよび前記第2のブーストサブスイッチにわたって結合されてもよい。
出力段パワーコンバータの少なくとも一部分は、前記ブーストキャパシタと並列に結合されてもよい。
前記ブーストキャパシタと並列で結合される出力段パワーコンバータをさらに備え、該出力段コンバータは、スイッチモードコンバータと、変圧器と、出力フィルタとを備え、前記DCブースト電圧を該DCブースト電圧から絶縁されたDC出力電圧に変換してもよい。
非共振固定周波数スイッチモードコンバータと前記DCブースト電圧をガルバニック絶縁する絶縁変圧器とを含む、出力段パワーコンバータをさらに備えてもよい。
本発明による力率補正パワーサプライは、第2のブーストスイッチと直列で結合された第1のブーストスイッチであって、該第1および該第2のブーストスイッチは、ACパワーソースと並列で結合されるように構成される、第1のブーストスイッチと、該第1および該第2のブーストスイッチの各々と結合されたブーストインダクタと、該第1および該第2のブーストスイッチと並列で結合されたブーストキャパシタであって、該第1および第2のブーストスイッチは、該ブーストインダクタを磁化するようにスイッチ可能であり、かつ、該ブーストインダクタが該ブーストキャパシタ上にDCブースト電圧を生成するように消磁される場合、該ブーストキャパシタを充電する、ブーストキャパシタと、該第1および該第2のブーストスイッチと結合される力率補正コントローラであって、該力率補正コントローラは、該DCブースト電圧に基づいて、該第1および該第2のブーストスイッチをフィードフォワード制御で制御するように構成される、力率補正コントローラとを備え、これにより上記目的を達成する。
前記第1および前記第2のブーストスイッチは、整流されないAC入力電圧を受け取るように構成されてもよい。
前記第1および前記第2のブーストスイッチおよび前記ブーストキャパシタは、インターリーブ方式全波ブリッジコンバータを備えてもよい。
前記第1および前記第2の各々のブーストスイッチと結合された第1および第2のブーストサブスイッチをさらに備え、該第1のブーストスイッチおよび該第1のブーストサブスイッチは第1の半波ブリッジを備え、該第2のブーストスイッチおよび該第2のブーストサブスイッチは第2の半波ブリッジを備えてもよい。
前記第1および前記第2の半波ブリッジは直列で結合されてもよい。
前記第1および前記第2のブーストスイッチおよび前記ブーストキャパシタは、前記力率補正コントローラによって方向付けられるように、前記ACパワーソースからのパワーを消費し、かつ、該ACパワーソースにパワーを供給するように構成されてもよい。
前記力率補正コントローラは、前記第1および前記第2のブーストスイッチを少なくとも2のインターリーブで制御してもよい。
本発明による力率補正を力率補正パワーサプライで実行する方法は、入力電圧および入力電流を有するパワーソースを提供するステップと、該入力電圧を第1のDC電圧に変換するように、パワーソースにわたって直列で結合される少なくとも4つのブーストスイッチをインターリーブスイッチングするステップと、出力段パワーコンバータで該第1のDC電圧を第2のDC電圧に変換するステップと、第2のDC電圧を負荷に供給するために、パワーレールに供給するステップとを包含し、これにより上記目的を達成する方法。
前記インターリーブスイッチングするステップは、前記第2のDC電圧を前記第1のDC電圧および該第2のDC電圧の関数として所望の大きさにレギュレートするステップを包含してもよい。
前記インターリーブスイッチングするステップは、少なくとも4つのブーストスイッチの少なくとも1つによってブーストキャパシタに供給されたパルス幅変調の波形を前記入力電圧の波形と実質的に一致させるステップを包含してもよい。
前記インターリーブスイッチングするステップは、前記入力電圧および前記第1のDC電圧を前記少なくとも4つのブーストスイッチ間で分割するステップを包含してもよい。
前記第1のDC電圧を第2のDC電圧に変換するステップは、前記少なくとも4つのブーストスイッチ間での前記第1のDC電圧の分割を実質的に平衡させるステップを包含してもよい。
前記インターリーブスイッチングするステップは、パルス幅変調電圧を生成して、ブーストキャパシタを前記第1のDC電圧の少なくとも一部分を充電するステップを包含してもよい。
前記第1のDC電圧を第2のDC電圧に変換するステップは、該第2のDC電圧から該第1のDC電圧をガルバニック絶縁するステップを包含してもよい。
前記入力電圧は整流されないAC入力電圧であり、前記入力電流は整流されないAC入力電流であってもよい。
前記入力電圧は整流されたAC入力電圧であり、前記入力電流は、整流されたAC入力電流であってもよい。
本発明は、力率補正パワーサプライを含む。この力率補正パワーサプライは、高効率スイッチモード動作を用いてレギュレートされた出力電圧(単数または複数)を提供する。さらに、パワーサプライは、高調波およびリップル電流を最小にすることが。パワーサプライは入力力率を1になるように増加させる力率補正(PFC)を有する非線形パワー電子負荷として動作する。
図1は、オーディオ増幅器102にレギュレートされたDC電圧を供給する例示応用例における力率補正パワーサプライ100のブロック図である。力率補正パワーサプライ100は、1つ以上の出力パワーライン104に出力パワーを提供する。示された例において、出力パワーライン104は、正のDCレール106に提供された正のDC出力電圧(+Vcc)と、負のDCレール108に提供された負のDC出力電圧(−Vcc)とを含む。力率補正パワーサプライ100の他の例は、これよりも少ないか、またはこれよりも多い数の出力電圧およびレールを備え得る。力率補正パワーサプライ100は、入力ライン110をさらに備え得る。ACライン等のパワーソース112からの入力電圧(Vin)および入力電流(Iin)が入力ライン110に提供され得る。
図1において、正のDC出力電圧(+Vcc)および負のDC出力電圧(−Vcc)の形態のDC出力パワーは、オーディオ増幅器102の正および負のDCレールに供給される。力率補正パワーサプライ100によって供給されるDC出力パワーを利用することによって、オーディオ増幅器102は、オーディオ信号入力ライン114にて受信された入力オーディオ信号を増幅して、増幅されたオーディオ信号ライン116上に増幅された出力オーディオ信号を生成し得る。例えば、入力オーディオ信号がマイクロホンから発生され得、増幅された出力オーディオ信号がスピーカを駆動し得る。他の例において、他の負荷は、力率補正パワーサプライ100からパワーを源とし得る。
図2は、力率補正パワーサプライ100の例のより詳細なブロック図である。力率補正パワーサプライ100は、全波ブリッジ整流器(BR1)200、入力段パワーコンバータ202および出力段パワーコンバータ204を備える。力率補正パワーサプライ100は、さらに、前段206を備え得る。図1におけるように、パワーソース112は、力率補正パワーサプライ100にパワーを供給する。パワーソース112によって供給された入力電圧(Vin)は、例えば、約90VAC〜約265VACの範囲であり得る。
説明される例示において、力率補正パワーサプライ100は、パワーソース112である単相アウトレットと取り外し可能に接続することができるパワープラグ210を備える。パワープラグ210は、フィーダライン212、コモンライン214、およびグラウンド216を備え得る。他の例において、パワーソース112に対して他の電圧範囲、位相の数、および相互接続が可能である。本明細書中で用いられるように、用語「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」および「電気的に結合された(electrically coupled)」は、コンポーネントおよび/またはデバイス間に電圧および電流を導通することができる直接的および/または間接的接続を広く含むように意図される。
前段206は、ラインフィルタ220およびソフトスタート回路222を備え得る。ラインフィルタ220は、力率補正パワーサプライ100の入力電流リップルによって引き起こされる電磁干渉(EMI)を低減することができる任意の形態のフィルタであり得る。ソフトスタート回路222は、第1の起動スイッチ224と、第2の起動スイッチ226と、正の温度係数抵抗器等の抵抗器228とを備え得る。第1および第2の起動スイッチ224および226は、抵抗器228においてスイッチングすることによって起動中に突入電流を穏やかにするように動作され得る。さらに、第1および第2の起動スイッチ224および226は、故障を検出すると、力率補正パワーサプライ100に故障電流が流れ込むことを防止するために開かれ得る。EMIおよびソフトスタートが問題でない場合、前段206は不必要である。
全波ブリッジ整流器(BR1)200は、正弦波形の各半サイクルを整流する任意の回路構成であり得る。ある例において、全波ブリッジ整流器200は、ブリッジに接続された4つの整流ダイオードを備える。この構成において、正弦波の各半サイクルは、ブリッジの対向し合う4脚でかつお互いに直列であるダイオードのうちの1対によって整流される。全波ブリッジ整流器(BRI)200は、フィーダライン212およびコモンライン214上の入力電圧(Vin)を整流する。整流されたAC入力電圧(Vin)は、入力段パワーコンバータ202に提供される。
入力段パワーコンバータ202は、整流AC入力電圧(Vin)と並列に電気的に結合される。入力段パワーコンバータ202は、第1のブーストコンバータ230である正のブーストコンバータと、第2のブーストコンバータ232である負のブーストコンバータとを備える。さらに、入力段パワーコンバータ202は、力率補正(PFC)コントローラ234を備える。他の例において、より大きい数(奇数または偶数)のブーストコンバータが入力段パワーコンバータ202に含まれ得る。第1および第2のブーストコンバータ230および232は、整流AC入力電圧(Vin)にわたって並列で電気的に結合される。整流AC入力電圧(Vin)は、第1のブーストコンバータ230と第2のブーストコンバータ232との間で分割される。
第1のブーストコンバータ230は、AC−DCブーストコンバータとして動作して、整流されたAC入力電圧(Vin)の約半分を約190VDCと約200VDCとの間等のDCブースト電圧(Vboost)の約半分になるように上昇させる。第2のブーストコンバータ232は、同様にAC−DCブーストコンバータと動作して、AC入力電圧(Vin)の約半分を、ブースト電圧(Vboost)の約半分になるように上昇させる。したがって、第1のブーストコンバータ230および第2のブーストコンバータ232は、連係して動作して、全ブースト電圧(Voost)の半分を出力段パワーコンバータ204に各々供給する。
PFCコントローラ234は、第1のブーストコンバータ230および第2のブーストコンバータ232を制御する。PFCコントローラ234は、第1のブーストコンバータ230および第2のブーストコンバータ232に力率補正および電圧レギュレーションを実行することを方向付けることができる回路またはデバイスであり得る。PFCコントローラ234による力率補正および電圧レギュレーションは、PFCコントローラ234によって感知された電圧および電流に基づく。
図3は、入力段パワーコンバータ202の模式的回路図である。入力段パワーコンバータ202は、第1のブーストコンバータ230、第2のブーストコンバータ232、および力率補正コントローラ234を備える。第1のブーストコンバータ230は、第1のブーストサブ回路302および第2のブーストサブ回路304を備える。第1のブーストサブ回路302および第2のブーストサブ回路304は、第1のブーストコンバータ230内で電気的に直列に結合される。第1のブーストサブ回路302および第2のブーストサブ回路304は、第1および第2のブーストスイッチ(S1、S2)306および308であるブーストスイッチの第1のペアと、第1および第2のダイオード(D1、D2)310および312であるブーストダイオードの第1のペアと、第1および第2のブーストキャパシタ(C1、C2)314および316であるブーストキャパシタの第1のペアとを各々備える。第1および第2のブーストキャパシタ(C1、C2)314および316は、正の中点318を通じて電気的に結合される。
第1のブーストコンバータ230および第2のブーストコンバータ232は、コンバータ中点320を通じて電気的に結合される。負のブーストコンバータ304は、第3のブーストサブ回路322および第4のブーストサブ回路324を備える。第3のブーストサブ回路322および第4のブーストサブ回路324は、同様に、第2のブーストコンバータ232において電気的に直列で結合される。第3および第4のブーストサブ回路322および324は、第3および第4のブーストスイッチ(S3、S4)326および328であるブーストスイッチの第2のペアと、第3および第4のブーストダイオード(D3、D4)330および332であるブーストダイオードの第2のペアと、第3および第4のブーストキャパシタ(C3、C4)334および336であるキャパシタの第2のペアとを各々備える。第3および第4のブーストキャパシタ(C3、C4)334および336は、負の中点338を通じて電気的に接続される。
入力段202は、ブーストインダクタ(L1)340をさらに備える。ブーストインダクタ(L1)340は、コモンモードEMI(electro−magnetic interference)を低減させるために、第1のセグメントおよび第2のセグメント344に巻き付けられるものとして、示される。第1のセグメント342は、フィーダライン212と第1のブーストサブ回路302との間に電気的に直列接続される。第2のセグメント344は、コモンライン214と第4のブーストサブ回路324との間に電気的に直列で結合される。あるいは、ブーストインダクタ340は、1つの巻線で構成され得るか、または、2つ以上の別個のインダクタであり得る。ブーストインダクタ(L1)340の一部分は、さらに、中点320としても現れ得る。
整流されたAC入力電圧(Vin)は、第1のブーストコンバータ230と第2のブーストコンバータ232との間で分割される。整流されたAC入力電圧(Vin)は、直列接続されたブーストサブ回路302、304、322、および324でさらに分割される。例えば、AC入力電圧(Vin)が約265Vrmsである場合、ブーストサブ回路302、304、322および324の各々が約95VACを処理し得る。
第1のブーストスイッチ(S1)306の一方の側および第1のブーストダイオード(D1)310のアノードが第1のセグメント342と電気的に結合される。第1のブーストキャパシタ(C1)314は、第1のブーストダイオード(D1)310のカソードおよび第1のブーストスイッチ(S1)306のもう一方の側にまたがって電気的に結合される。第2のブーストスイッチ(S2)308の一方の側は、さらに、第1のブーストスイッチ(S1)306のもう一方の側と結合されて、第1のスイッチ(S1)306および第2のブーストスイッチ(S2)308を直列に配置する。第2、第3および第4のブーストサブ回路304、322、および324は、第1のブーストサブ回路302と同様に電気的に接続される。
第1のブーストダイオード(D1)310と第1のブーストキャパシタ(C1)314との間に第1の正のブーストコンバータ出力ライン346が結合される。正の中点ライン348は、第1のブーストキャパシタ(C1)314と第2のブーストキャパシタ(C2)316との間の正の中点318に結合される。第2のブーストダイオード(D2)312と第2のブーストキャパシタ(C2)316との間に、第2の正のブーストコンバータ出力ライン350が結合される。第1の負のブーストコンバータ出力ライン352、負の中点ライン354、および第2の負のブーストコンバータ出力ライン356は、第2のブーストコンバータ232と同様に結合される。
第1および第2のブーストキャパシタ(C1、C2)314および316、ならびに第3および第4のブーストキャパシタ(C3、C4)334および336は、独立して直列ペアで電気的に結合される。従って、ブースト電圧(Vboost)の大きさは、ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336間で分割される。例えば、AC入力電圧(Vin)が約265Vrmsであり、全ブースト電圧(Vboost)が約380VDC〜約400VDCである場合、ブーストサブ回路302、304、322、および324の各々は、約95VACを処理して、約95VDCのブースト電圧(Vboost)の一部分を生成し得る。さらなるブーストコンバータおよびブーストキャパシタを備える他の例において、入力電圧(Vin)は、さらに分割され得る。
直列接続のブーストサブ回路302、304、322、および328は、AC入力電圧(Vin)をDCブースト電圧(Vboost)に変換する一方で、直列インターリーブの最適な使用によってラインリップル電流をフィルタリングするように動作し得る。直列インターリーブ動作は、類似のスイッチング周波数であるが、スイッチングサイクル(または変換サイクル)内で連続的に位相制御されるスイッチングデューティでサブ回路302、304、322、および328を動作させるステップを包含する。直列インターリーブ動作の結果、入力リップル電流は、周波数が大きくなり、振幅が最小になる。リップル電流の最小化は、所望でないAC入力電流(Iin)を最小化し、従って、力率を改善する。さらに、ラインフィルタ220(図2)は、より経済的に構成され得る。なぜなら、最小化されたリップル電流は、入力パワーのフィルタリングをあまり必要としなくて良いからである。
ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328は、ダブルエッジ自然パルス幅変調であるスイッチング信号で開閉され得る。自然ダブルエッジPWMは、時間の連続変数として変調されている信号を搬送する三角波形である変調搬送波波形を示す。自然ダブルエッジPWMは、インターリーブの実行を最適化するために用いられ得る。自然ダブルエッジPWMが用いられた場合、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328の各々のインターリーブの数とコミュテーション周波数との積の整数倍である周波数を除いて、すべてのリップルスペクトルを消去することが可能である。図3において、独立したスイッチング信号が、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328の各々に向けられ得る。
図4は、自然ダブルエッジPWM変調でのインターリーブ位相制御を用いるブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328の動作を示すタイミング図である。第1の変調波形402は、第1のブーストスイッチ(S1)306の動作を表し、第2の変調波形404は、第2のブーストスイッチ(S2)308の動作を表す。第3のブーストスイッチ(S3)326の動作および第4のブーストスイッチ(S4)328の動作は、第3の変調波形406および第4の変調波形408によって各々表される。示された変調波形において、パワーソース112(図2)からの入力電圧(Vin)は、約150VDCおよびこれ以上の大きさ等のブースト電圧(Vboost)の約40%であり得る。変調波形402、404、406および408上の矢印は、減少するブースト比を示す。なぜなら、入力電圧(Vin)は増加するからである。
図4において、変調位相制御図410がさらに含まれる。変調位相制御図410は、第1および第2の変調波形402および404の変調を各々表す第1のベクトル412および第2のベクトル414を含む。さらに、第3および第4の変調波形406および408は、第3のベクトル416および第4のベクトル418によって各々表される。図4に示される変調波形402、404、406および408は、変調位相制御図410の周囲で均等に約90度間隔をあけて離れる。
図3において、ブーストインダクタ(L1)340は、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328の直列インターリーブ動作によって磁化および消磁される。ブーストインダクタ(L1)340を磁化するためのパワーは、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328の各変換サイクルの間、パワーソース112から提供される。ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328の直列インターリーブ動作は、さらに、各変換サイクルの間、ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336を充電する。ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336を充電するために用いられるエネルギーは、ブーストインダクタ(L1)340の消磁から導出される。
動作中、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328は、連続的に開閉される。(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328のすべてが開かれた場合、入力電流(Iin)は、ブーストインダクタ(L1)340、すべてのブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336、ならびにブーストダイオード(D1、D2、D3、D4)310、312、330および332を通じて流れる。整流された入力電圧(Vin)は、ブーストインダクタ(L1)340、ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336、ならびにブーストダイオード(D1、D2、D3、D4)310、312、330および332にわたって降下される。あるいは、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328が閉じられた場合、ブーストインダクタ(L1)340のみが、入力電流(Iin)および整流された入力電圧(Vin)の影響を受ける。
ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328のすべては駆動されて閉じられ得る。従って、ブーストインダクタ(L1)は、入力電流(Iin)および入力電圧(Vin)によって磁化されてエネルギーを蓄積し得る。第1のブーストスイッチ(S1)306が開かれた場合、ブーストインダクタ(L1)のエネルギーは、第1のブーストキャパシタ(C1)314に伝送される。第1のブーストスイッチ(S1)306が、その後、開かれて、ブーストインダクタ(L1)340にさらなるエネルギーを蓄積することを可能にする。残りのブーストスイッチ(S2、S3、S4)308、326および328を直列インターリーブで連続的に開閉することによって、各々のブーストキャパシタ(C2、C3、C4)316、334、および336に、ブーストインダクタ(L1)340によって供給されたエネルギーが同様を充電され得る。
入力電圧(Vin)の周波数と比較して、相対的に高い周波数でブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328をスイッチングすることによって、各々のブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336は、入力電圧(Vin)よりも高い充電電圧になるようを充電され得る。ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336上の充電電圧が組み合わされた大きさがブースト電圧(Vboost)であり得る。さらに、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328のデューティサイクルの制御は、パワーソース112(図1)から引き出された入力電流(Iin)の波形を制御して力率を改善し得る。さらに、デューティサイクルの制御は、さらに、ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336上に蓄積された充電電圧の大きさを制御することによってブースト電圧(Vboost)の電圧レギュレーションを提供し得る。
図3の例において、4つの直列に接続されたブーストサブ回路302、304、322および324は、出力電圧(Vboost)を4分の1に分割する。ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328のスイッチングは、比較的低電圧で生じ得るので、スイッチング周波数が大きくなり得る。さらに、直列インターリーブ位相制御の大部分は、リップル電流を低減するために利用される。リップル電流の低減係数(Rfactor)は
factor=1/N (等式1)
によって決定され得、ここで、Nは、ブーストスイッチの数である。図3によると、N=4およびリップル電流は、16分の1に低減する。さらに、インターリーブの使用によって、リップル周波数は、N倍増加する。図3の例において、リップル周波数は4倍になりこれにより、250KHzでのスイッチングは、1MHzリップル周波数になり得る。リップル電流が低減されるので、ブーストインダクタ340は、物理サイズおよびインダクタンスが著しく低減され得る。さらに、ラインフィルタ220(図2)のフィルタリング要件もまた低減され得る。さらなるブーストコンバータが入力段パワーコンバータ204に含まれた場合、リップル電流のさらなる低減、およびリップル周波数の増加が達成される。
ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336の電圧は、入力電圧(Vin)より大きくなるようにブーストされる。例えば、約265V RMSの高さのライン電圧(Vin)での動作は、個々のブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336の電圧が約95VDC〜約100VDCにブーストされることを必要とし得る。この例において、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328、ならびにブーストダイオード(D1、D2、D3、D4)310、312、330および332は、約95V〜約100Vの電圧にさらされ得る。電圧は比較的低いので、ゼロ電圧スイッチングは必要でないが、実装されてもよい。
起動する間、ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336の第1の充電は、ライン電圧(Vin)および低周波数ピーク充電電流(Ic)から行われ得る。低周波数ピーク充電電流(Ic)は、ブーストインダクタ(L1)340およびフリーホイーリングブーストダイオード(D1、D2、D3、D4)310、312、330および332を通って流れ得る。従って、初期のブースト電圧(Voost)を生成するためにブーストサブ回路302、304、322および324が動作する必要がない。ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336の初期充電の結果生じた突入電流は、ソフトスタート回路222(図2)で穏やかにされ得る。第1の起動スイッチ224を閉じ、第2の起動スイッチ226を開けた状態にしておくことによって、突入電流を穏やかにするために抵抗器228のインピーダンスが用いられ得る。
起動に続いて、第2の起動スイッチ226が閉じられ得る。故障状態が生じた場合、パワーソース112からの入力電流(Iin)の流れを停止するために、第1の起動スイッチ224および第2の起動スイッチ226の両方が開かれ得る。第1および第2のブーストコンバータ230および232の動作は、PFCコントローラ234で制御される。
PFCコントローラ234は、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328のスイッチングデューティ(デューティサイクル)を制御する。PFCコントローラ234は、正のブースト制御ライン360上の独立した各々のスイッチング信号により、第1のブーストコンバータ230の第1および第2のブーストスイッチ(S1、S2)306および308を選択的に活性化および不活性化する。第3および第4のブーストスイッチ(S3、S4)326および328の制御は、負のブースト制御ライン362上の独立した各々のスイッチング信号により、PFCコントローラ234によって活性化および不活性化される。ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328のデューティサイクルは、PFCコントローラ234によって感知された電圧および電流に基づいて、PFCコントローラ234によって方向付けられ得る。
示されたPFCコントローラ234は、入力電圧感知ライン364上の入力段パワーコンバータ202への入力電圧(Vin)を感知する。入力電圧(Vin)は、フィーダライン212とコモンライン214との間を測定することによって、入力段パワーコンバータ202の入力側にわたって測定され得る。パワーソース112から流れる入力電流(Iin)の大きさおよび波形は、AC電流を感知するための電流変圧器、ロゴスキーコイル(Rogowski coil)、抵抗分路器、または、任意の他のメカニズムといった電流センサ368で測定され得る。電流センサ368は、測定された入力電流(Iin)を入力電流感知ライン370でPFCコントローラ234に提供し得る。測定された入力電流(Iin)は、スケーリングファクタ(Ka)でスケーリングされ、スケーリングして測定された入力電流(KaIin)を形成し得る。
正のDCレール106および負のDCレール108(図1)上の正のDC出力電圧(+Vcc)および負のDC出力電圧(−Vcc)は、さらに、正のVcc感知ライン372および負のVcc感知ライン374上のPFCコントローラ234によって各々感知される。PFCコントローラ234は、さらに、正のブースト電圧感知ライン376および負のブースト電圧感知ライン378上の入力段パワーコンバータ202のブースト電圧(Vboost)を感知し得る。ブースト電圧(Voost)の半分は、正のブースト電圧感知ライン376で第1の正のブーストコンバータ出力ライン346と第2の正のブーストコンバータ出力ライン350との間で測定され得る。ブースト電圧(Vboost)のもう半分は、第1の負のブーストコンバータ出力ライン352と第2の負のブーストコンバータ出力ライン356との間で測定され得る。
PFCコントローラ234による力率補正は、パワーソース112(図1)から入力段パワーコンバータ202に供給されたAC入力電流(Iin)の正弦波形の調整を暗黙的に含む。AC入力電流(Iin)の正弦波形は、パルス幅変調(PWM)電圧(Vc)に対する調整によって暗黙的に調整される。「PWM電圧(Vc)」という用語は、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328の高周波数インターリーブスイッチングによって生成される電圧の平均的大きさのことである。力率補正を実行するために、PWM電圧(Vc)の平均的大きさは、ライン電圧(Vin)と同じ周波数および位相の正弦波に維持され得る。PWM電圧(Vc)の正弦波および平均的大きさは、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328の高周波数インターリーブスイッチングから生じたより高い周波数波形から形成され得る。従って、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328のデューティサイクルの制御は、PWM電圧(Vc)の正弦波形の平均的大きさ、周波数および位相を制御し得る。
PWM電圧(Vc)の平均波形を入力電圧(Vin)の正弦波形と実質的に同じものとして維持することによって、高調波が最小化され、力率が改善される。PWM電圧(Vc)の平均波形および入力電圧(Vin)の正弦波形が実質的に同様である場合、入力電流(Iin)の波形も入力電圧(Vin)と実質的に同様である。従って、力率補正パワーサプライ100は、パワーソース112(図1)の観点から、実質的に抵抗負荷として見える。
他方、電圧レギュレーションは、力率補正パワーサプライ100上の入力電圧(Vin)と負荷が変動する場合の、PFCコントローラ234の全電圧ゲインを制御することを含む。電圧ゲインの制御は、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328のスイッチングを制御して、ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336に供給されたPWM電圧(Vc)およびピーク充電電流(Ic)の大きさを制御することを含む。PWM電圧(Vc)の大きさは、正のDCレール106および負のDCレール108(図1)上で所望の電圧を維持するように変更され得る。
図5は、Texas Instruments/Unitrode UC3854と類似のPFCコントローラ234の例である。示されたPFCコントローラ234は、差動増幅器502、入力電圧フィードフォワード制御ループ504、出力電圧フィードバック制御ループ506および電流制御内部ループ508を備える。差動増幅器502は、スケーリングファクタ(Kin)で動作し、入力電圧感知ライン364上で受け取られた入力電圧(Vin)を所定の電圧の大きさにスケーリングする。スケーリングされた入力電圧(Kin*Vin)は、その後、入力電圧フィードフォワード制御ループ504および出力電圧フィードバック制御ループ506に供給される。
入力電圧フィードフォワード制御ループ504は、ローパス(LP)フィルタ512、二乗乗算器514、および除算器516を備える。LPフィルタ512は、スケーリングされた入力電圧(Kin*Vin)のDCまたは平均値を抽出するように動作する。入力電圧(Vin)は、ブリッジ整流器200(図2)で予め整流されている。二乗乗算器514は、LPフィルタ512によって提供されるスケーリングされた入力電圧(Kin*Vin)の平均値を二乗する。スケーリングされた入力電圧(Kin*Vin)の二乗した値が除算器516の分母として提供される。
ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328(図3)のデューティサイクルは、入力電圧フィードフォワード制御ループ504で制御され得る。デューティサイクルは、パワーソース112(図1)から力率補正パワーサプライ100に提供された入力電圧(Vin)の範囲に基づいて制御され得る。従って、入力電圧フィードフォワード制御ループ504は、変化する入力電圧(Vin)に対して、定常的平均入力パワーで機能する入力段パワーコンバータ202(図2)を保持する1つのフィードフォワード技術を提供する。他の例において、類似の機能を達成するために他の技術を用い得る。
出力電圧フィードバック制御ループ506は、差動入力増幅器520、加算器522、積分器524、および乗算器526を備える。差動入力増幅器520は、正のVcc感知ライン372から正のDC出力電圧(+Vcc)、および、負のVcc感知ライン374から負のDC出力電圧(−Vcc)を受け取る。差動入力増幅器520は、正のDC出力電圧(+Vcc)および負のDC出力電圧(−Vcc)の差をスケーリングし得る。
単相の応用例において、差動入力増幅器520は、所定のゲイン定数(Kf)をさらに備え得る。ゲイン定数(Kf)は、差動入力増幅器520の出力電圧を差動入力増幅器520の動作電圧と適合するようにスケーリングし得る。スケーリングされたバージョンの所望のDC出力電圧(Vref)、加算器522によってスケーリングされた差動電圧(2*Kf*Vcc)から引かれる。出力電圧フィードバック制御ループ506の応答速度をかなり大きくすると、単相回路におけるライン電流の歪みは実質的に低下され得る。従って、制御は、積分器524によって減速され得る。積分器524は、積分器524の出力に比例項を含むことによって、比例積分器(PI)コントローラとしても動作し得る。加算器522の出力は、積分器524によって積分され、かつ、電圧誤差補償信号(Verr)として乗算器526に提供される。
電圧誤差補償信号(Verr)は、実際のDC出力電圧(+Vcc、−Vcc)と基準電圧(Vref)との間の誤差電圧を表す高度にフィルタリングされた信号である。乗算器526は、電圧誤差補償信号(Verr)とスケーリングされた入力電圧(Kin*Vin)を乗算する。乗算器526は、さらに、ゲイン係数を調整するためにゲイン定数(Km)も含み得る。その結果が分子として除算器に提供され、スケーリングされた入力電圧(Kin*Vin)の二乗値によってスケーリングされる。除算器516は、所望の電流波形(Id)のスケーリングされたバージョンを生成する。所望の電流波形(Id)は、実質的に1の力率を達成し得る電流波形である。所望の電流波形(Id)は、電流制御内部ループ508に提供される。
電流制御内部ループ508は、加算器530、誤差増幅器532、およびスイッチコントローラ534を備える。加算器530は、入力電流感知ライン370上で受け取られたスケーリングされた測定入力ライン電流(Ka*Iin)を所望の電流波形(Id)から引く。誤差増幅器532は、電流誤差信号を積分し、かつ、比例誤差を提供して、誤差信号(Ie)を形成し、スイッチコントローラ534を駆動し、ピーク充電電流(Ic)およびPWM電圧(Vc)を生成する。スイッチコントローラ534は、比例誤差によって駆動され、入力段パワーコンバータ202を通じてのトランスコンダクタンスを制御することによって、入力段パワーコンバータ202(図2)の実効入力インピーダンスを制御する。
入力段パワーコンバータ202の実効入力インピーダンスは、入力電流(Iin)で除算された入力電圧(Vin)から引かれたPWM電圧(Vc)である。実効入力インピーダンスの制御は、AC入力電流(Iin)の波形の位相制御、従って、力率を制御する。負の電流フィードバックの制御された量は、入力段パワーコンバータ202(図2)の実効入力インピーダンスの増大の効果を有し得る。入力段パワーコンバータ202の実効入力インピーダンスの変動が、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328のデューティサイクルによって達成され得る。デューティサイクルは、トランスコンダクタンス、従って、入力段パワーコンバータ202の実効入力インピーダンスを調整するように選択的に変動され得る。
図5に示されるPFCコントローラ234に関して、トランスコンダクタンスの制御は、主に、内部電流制御ループ508の入力ライン電流(Iin)に基づく。PWM電圧(Vc)と入力電圧(Vin)との大きさの差は、入力電流(Iin)の流れに基づいて決定され得る。換言すると、PWM電圧(Vc)(例えば、より高い電圧ゲイン)の大きさがより大きいと、結果的にはピーク充電電流(Ic)をより低くする。同様に、PWM電圧(Vc)(例えば、より低いゲイン)の大きさがより小さいと、ピーク充電電流(Ic)がより高くなる。入力ライン電流(Iin)の大きさに基づいて、PFCコントローラ234の全電圧ゲインは調整され得る。
スイッチコントローラ534は、パルス幅変調(PWM)変調器536、およびブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328を駆動するための複数のゲートドライバ538を備え得る。図3に示される例において、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328は、正のブースト制御ライン360および負のブースト制御ライン362を介して各々駆動される。
ブーストサブ回路302、304、322および324を駆動するために、PWM変調器536は、ダブルエッジ自然PWMで動作し、インターリーブの使用を最適化し得る。ダブルエッジ自然PWMを用いて、変調する波形は三角波形であり、変調された信号は、時間の連続変数である。従って、PWM変調器は、Nのインターリーブで動作し、ここで、Nは、ブーストスイッチおよびゲートドライバ538の数である。示される例において、第1および第2のブーストコンバータ230および232(図2)の各々は、2つのブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328を備え、従って、N=4である。他の例において、さらなるブーストスイッチが含まれ得る。
図6は、図5を参照して記載されたものとは異なった制御構造を有するPFCコントローラ234の別の例である。簡略化するために、以下の記載は、これらの差異に的を絞る。この例において、電圧ゲインは、入力電圧(Vin)に基づいてPFCコントローラ234によって主に制御される。図6のPFCコントローラ234は、差動増幅器502、入力電圧フィードフォワード制御ループ602、出力電圧フィードバック制御ループ604、および電圧制御内部ループ606を備える。差動増幅器502は、スケーリングされた入力電圧(Kin*Vin)を入力電圧フィードフォワード制御ループ602に含まれる加算器610に提供する。
出力電圧フィードバック制御ループ604は、図5と同様に、差動増幅器520、加算器522および積分器524を備える。さらに、出力電圧フィードバック制御ループ604は、電圧誤差補償信号(Verr)とスケーリングされた入力電圧(Kin*Vin)を乗算する乗算器612を備える。その結果は、加算器610に提供される。加算器610は、電圧誤差補償信号(Verr*Km*Kin*Vin)およびスケーリングされた測定された入力電流(Ka*Iin)をスケーリングされた入力電圧(Kin*Vin)から引いて、駆動信号(Vd)を生成してスイッチコントローラ606を駆動する。スイッチコントローラ606は、PWM変調器616および複数のゲートドライバ618を備える。
図5のPWM変調器536と同様に、PWM変調器616は、ブーストサブ回路302、304、322および324におけるブーストスイッチのデューティサイクル(図3の例においてN=4)を方向付けるNのインターリーブで動作する。しかしながら、図6のPWM変調器616は、さらなるフィードフォワード制御ループをさらに備える。ブースト電圧(Vboost)は、フィードフォワード信号として、正および負のブースト電圧感知ライン376および378上のPWM変調器616に提供される。内部電圧制御フープ606は、PWM変調器616によって生成された変調波形のスケーリングの制御を提供する。変調する三角波形は、所望のブースト電圧(Vboost)に比例するようにスケーリングされ得る。さらなるフィードフォワード制御ループは、加算器610から提供された駆動信号(Vd)のゲインの安定化を提供する。
電圧制御内部ループ606の電圧ゲインは、固定され得る。従って、PWM変調器616のゲインは、ブーストキャパシタ上のブースト電圧(Vboost)の誤差を補償する逆数ゲインであり得る。このような補償がない場合、PWM変調器616のゲインは、ブーストキャパシタのブースト電圧(Vboost)に比例し、すなわち、固定されず、変化する。この制御法を用いて、PFCコントローラ234は、PWM電圧(Vc)がブースト電圧(Vboost)に基づいて振幅制御された場合、電圧制御を提供するデューティとして線形である内部制御ループ(電圧制御内部ループ606)を備える。ゲイン安定化のための類似のタイプのフィードフォワード制御ループが、さらに、図5を参照して記載されたPFCコントローラ234で実装され得る。
図6の例示的PFCコントローラ234において、入力電圧フィードフォワード制御ループ602は、電圧制御内部ループ606への主な信号としてスケーリングされた入力電圧(Kin*Vin)を確立する。電圧制御内部ループ606は、(1/Kin)の電圧ゲインを備える。電圧ゲイン(1/Kin)は、(Kin)を消去し、制御信号として入力電圧(Vin)のみを残して、負荷のない状態下でPWM電圧(Vc)を生成する。その結果、静止状態(例えば、力率補正パワーサプライへの負荷が小さいか、または無い)の間、入力段パワーコンバータ202(図2)は、PWM電圧(Vc)で入力電圧(vin)をトラッキングし得る。
入力電圧(Vin)は、トラッキングゲイン比に基づいて、PWM電圧(Vc)によってトラッキングされ得る。「トラッキングゲイン比」は、ピークツーピーク(peak to peak)AC PWM電圧(Vc)の大きさに対するピークツーピークAC入力電圧(Vin)の大きさの比として定義される。従って、入力段パワーコンバータ202(図2)は、デフォルトでは電力を伝達し得ない。図6のPFCコントローラ234を用いる入力段パワーコンバータ202の動作は、動作の反転(reverse)増幅器の形態として記載され得る。反転増幅器の動作は、従来の増幅器動作の反対であり、そこでは、増幅器は、ここでの場合のように、入力をトラッキングするのではなく、期待された形態の出力を有するように駆動される。
フィードフォワード制御ループは、主な制御信号としてスケーリングされた入力電圧(Kin*Vin)で動作するので、出力電圧フィードバック制御ループ604からの電圧誤差補償信号(Verr)の影響が最小化される。フィードフォワード制御が電圧制御内部ループ606によって提供されるため、力率補正パワーサプライ100(図1)の電圧レギュレーションを損なうことなく電圧誤差補償信号(Verr)が最小化され得る。ブースト電圧(Vboost)でのさらなるフィードフォワード制御の結果、乗算器612は、フィードフォワード制御信号の一部分のみを管理し得る。さらに、乗算器612は、ダイナミックレンジをあまり有しなくて良い。従って、乗算器612は、図5を参照して記載される乗算器526ほどには正確でなく、かつ高価でなくて良い。
非静止状態の間、図6のPFCコントローラ234は、スケーリングされた、測定された入力電流(Ka*Iin)の形態での比較的適度な量の負の電流フィードバックを用いて、入力段パワーコンバータ202(図2)の実効入力インピーダンスを制御し得る。実効入力インピーダンスの制御は、上述のように、力率を制御する。
さらに、非静止状態の間、全電圧ゲインは、力率補正パワーサプライ100(図1)のDC出力電圧(正および負のDC出力電圧(+Vccおよび−Vcc))をレギュレートするように調整され得る。上述のように、全電圧ゲインの調整は、出力フィードバック制御ループ604を通じて行われ得る。PFCコントローラ234の全電圧ゲインが変更されると、入力段パワーコンバータ202は、良好な制御で、パワーソース112(図1)から取得されるパワーの量を調整し得る。
図3に示された入力段パワーコンバータ202は、パワーソース112(図1)にパワーを戻すことを可能にしない。なぜなら、ブーストダイオード(D1、D2、D3、D4)310、312、330および332(図3)は、パワーソース112に向かってエネルギーが逆流することを防ぐからである。従って、図3の入力段パワーコンバータ202は、パワーソース112からのパワーを消費するために、第2象現および第4象現にて動作し得る。しかしながら、入力段パワーコンバータ202が、パワーソース112へのエネルギーを逆流させることができる場合、PFCコントローラ234は、ブーストサブ回路302、304、322および324の制御をサポートして、パワーをパワーソース112に戻し得る。従って、入力段パワーコンバータ202は、パワーソース112へのパワーのソースとして、第1象現および第3象現にて動作し得、第2および第4象現は、パワーソース112からのパワーを消費するように動作し得る。PFCコントローラ234が1未満の全フィードフォワード増幅器ゲインを生成した場合、パワーは、入力段パワーコンバータ202に流れ込む。しかしながら、全電圧ゲインが1を超える場合、パワーは、入力段パワーコンバータ202からパワーソース112に流れ出す。
PFCコントローラ234の全電圧ゲインを約1になるように変更するために、電圧ゲインの制御に寄与する乗算器612は、乗算器612のバイポーラ入力に提供された入力電圧(Kin*Vin)を有する、少なくとも1つの2象現分で動作する乗算器(2および4象現で動作する)であり得る。PFCコントローラ234の全電圧ゲインは、乗算器612および電圧制御内部ループ606を考慮しない場合、スケーリング増幅器502のスケーリングファクタ(Kin)または加算器610内のスケーリングを調整することによって、わずかに1を超えるように設定され得る。従って、全電圧ゲインを低減するために乗算器612が用いられ得る。
入力段パワーコンバータ202がパワーソース112からのパワーのみを消費し得る場合、乗算器612の必要とされる全作業範囲は、2象現分であり得る。乗算器612は、2象現分であり得る。力率補正パワーサプライ100(図1)への負荷が増加すると、出力電圧フィードバック制御ループ604は、乗算器612にバイアスをかけて電圧誤差補償信号(Verr)で動作することが必要とされるに過ぎないから、乗算器612は2象現分であり得る。図3の入力段パワーコンバータ202は、パワーソース112にパワーを戻すことができないので、乗算器612は、4象現分動作をサポートする必要がない。
あるいは、入力段パワーコンバータ202(図2)がパワーソース112からパワーを消費するか、またはこれにパワーを戻すことができる場合、乗算器612は、4象現分動作をサポートし得る。この構成において、PFCコントローラ234は、パワーソース112(図1)にパワーを送達するか、または、これからのパワーを消費するように入力段パワーコンバータ202を制御し得る。4象現分動作をサポートする際に、PFCコントローラ234の全電圧ゲインは、乗算器612および電圧制御内部ループ606を考慮しない場合、実質的に1に設定され得る。その結果、乗算器612は、全電圧ゲインを1を超える、および1未満の両方に調整し得る。
入力段パワーコンバータ202(図2)のブーストキャパシタが過剰なエネルギーを蓄積した場合、エネルギーは、パワーソース112(図1)に戻され得る。蓄積されるエネルギーが過剰になる主な原因は、出力電圧フィードバック制御ループ604または電圧制御内部ループ606におけるパワーソース112のサージおよび制御オーバーシュートであり得る。ブーストキャパシタ上の電圧が入力および出力段パワーコンバータ202および204(図2)にとって有害である場合、PFCコントローラ234は、電圧が安全なレベルに低下(bleed down)するまでブーストスイッチのすべてのスイッチングをディセーブルし得る。
図7は、さらに別の例示的PFCコントローラ234である。示されたPFCコントローラ234は、図6と同様に、差動増幅器502、入力電圧フィードフォワード制御ループ602および電圧制御内部ループ606を備える。差動増幅器502、入力電圧フィードフォワード制御ループ602および電圧制御内部ループ606は、すべて、図6の例と同様に機能する。図7のPFCコントローラは、図6を参照して記載された出力電圧フィードバック制御ループ604と同様である出力電圧フィードバック制御ループ702をさらに備える。
しかしながら、出力電圧制御ループ702は、ローパス(LP)フィルタ706および加算器708のさらなる要素を備える。ローパスフィルタ706および加算器708は、測定された入力電流(Iin)を出力電圧フィードバック制御ループ702に導入する。測定された入力電流(Iin)は、スケーリングファクタ(Kb)でスケーリングされて、スケーリングされた測定入力電流(Kb*Iin)を形成し得る。
スケーリングされた測定入力電流(Kb*Iin)は、ブリッジ整流器200(図2)によって整流され、LPフィルタ706に提供され得る。あるいは、スケーリングされた測定入力電流(Kb*Iin)は、LPフィルタ706の前の整流器によって整流され得る。整流、スケーリングされた測定入力電流(Kb*Iin)の平均は、LPフィルタ706によってフィルタリングされる。フィルタリングに続いて、フィルタリング、整流、スケーリングした測定された入力電流(Kb*Iin)は、加算器708によって電圧誤差補償信号(Verr)に加算され、DC出力電圧の(正および負のDC出力電圧(+Vccおよび−Vcc))「スーパーレギュレーション(super regulation)」を行う。
スーパーレギュレーションは、入力段パワーコンバータ202(図2)によって引き出された測定された入力電流(Iin)の平均値の大きさを感知することによって導出され得る。DC出力電圧(正および負のDC出力電圧(+Vccおよび−Vcc))は、その後、測定された入力電流(Iin)の平均値の大きさに応答して調整され得る。DC出力電圧が上昇した場合、この効果は、任意の実効供給インピーダンスを低下させ、従って、測定された入力電流(Iin)の平均値の大きさを増加させることである。同様に、DC出力電圧が低下した場合、実効供給インピーダンスは上昇し、測定された入力電流(Iin)の平均値の大きさは小さくなる。十分な電流フィードバックが行われた場合、DC出力電圧がパワーの流出の増加を伴って上昇する。このような応答は、負の出力抵抗を定義することによる。
電圧制御内部制御ループ606上で用いられる瞬間的な負の電流フィードバックの量は、スーパーレギュレーションによって増加され得る。図5に示されるPFCコントローラ234の電流制御内部ループ508等におけるような、比較的大量の瞬間的な負の電流フィードバックの場合には、スーパーレギュレーションは不必要である。しかしながら、図6および図7におけるような比較的少ない量の負の電流フィードバックの場合には、瞬間的な負の電流フィードバックを増加させることは小さいデューティ対電圧変換誤差から生じた入力電流(Iin)の歪みを低減する。入力段パワーコンバータ202の入力インピーダンスが非常に低いので、PWM電圧(Vc)における小さい歪みは、入力電流(Iin)の大きい歪みとして表し得る。負の電流フィードバックを通じて第1のパワー段コンバータ202のインピーダンスを増加することにより、第1のパワー段コンバータ202の線形的要求が緩和され得る。しかしながら、DC出力電圧のレギュレーションは、影響され得る。
図6を参照して記載されたPFCコントローラ234と同様に、単相PFC回路におけるライン電流の歪みは、出力電圧フィードバック制御ループ702の過度に速い応答速度によって実質的に劣化される。従って、図6および図7に示されるPFCコントローラ234の出力電圧フィードバック制御ループ604および702の応答速度は、穏やかに遅くなり得る。しかしながら、この遅さが負荷または入力電圧(Vin)変化に対する応答を高速でトラッキングすることを難しくさせ得る。
図7のスーパーレギュレーションは、応答速度の改善を達成する。測定入力電流(Iin)の追加フィードバックもまた、早くなくても、入力電流(Iin)の歪みに加算することを避けるために、速すぎてもいけないが、改善された応答速度が達成され得る。制御補償信号のリップル(電圧誤差補償信号(Verr)および整流、スケーリングした測定入力電流(Kb*Iin))は、異なるように位相制御され得る。リップルは、正味リップルが、制御補償信号のどちらか1つによってもたらされたものよりも小さくなるように位相制御され得る。
図2において、出力段パワーコンバータ204は、入力段パワーコンバータ202によって提供されたブースト電圧(Vboost)の電圧変換、および出力段パワーコンバータ204によって提供されたDC出力電圧のガルバニック絶縁を提供することができる回路またはデバイス(単数または複数)であり得る。あるいは、ブースト電圧(Vboost)が負荷に直接パワーを供給するために使用できる場合、出力段パワーコンバータ204は省略され得る。示された出力段パワーコンバータ204のDC出力電圧は、正のDCレール106に提供された正のDC出力電圧(+Vcc)、および負のDCレール108に提供された負のDC出力電圧(−Vcc)を備える。例示的出力段パワーコンバータ204は、第1の出力コンバータ236、第2の出力コンバータ238および出力フィルタ240を備えるDC−DCパワーコンバータである。
示された出力段パワーコンバータ204は、入力段パワーコンバータ202からブースト電圧(Boost)および電流を受け取る。第1および第2の出力コンバータ236および238は、第1および第2のブーストコンバータ230および232のガルバニック絶縁を各々提供し得る。第1および第2のブーストコンバータ230および232は、力率補正パワーサプライ100からパワーを送達するオーディオ増幅器等のようにグラウンド基準負荷からガルバニック絶縁され得る。出力フィルタ240は、過渡的高周波数ノイズ等に対して力率補正パワーサプライ100のDC出力電圧をフィルタリングすることができる回路またはデバイスであり得る。
図8は、第1および第2の出力コンバータ236および238ならびに出力フィルタ240を備える出力段204の例示的模式的回路図である。第1の出力コンバータ236は、第1のスイッチモードコンバータ802、第1の変圧器(T1)804、および第1の出力ブリッジ整流器(BR2)806を備える。第2の出力コンバータ236は、第2のスイッチモードコンバータ808、第2の変圧器(T2)810および第2の出力ブリッジ整流器(BR3)812を備える。示された第1および第2のスイッチモードコンバータ802および808は、半波ブリッジチョッパである。他の例において、第1および第2のスイッチモード変換器802および808は、半波ブリッジ直列共振スイッチモードコンバータ、全波ブリッジ直列共振スイッチモードコンバータ、全波ブリッジチョッパ、または同様の機能を提供する任意の他のスイッチモードコンバータ構成であり得る。
第1のスイッチモードコンバータ802は、第1の出力スイッチ(S5)816、第2の出力スイッチ(S6)818を備え、第2のスイッチモードコンバータ808は、第3の出力スイッチ(S7)820および第4の出力スイッチ(S8)822を備える。出力スイッチ(S5、S6、S7、S8)816、818、820および822は、スイッチモードコンバータ802および808のアクティブ要素を形成する。出力スイッチ(S5、S6、S7、S8)816、818、820および822は、MOSFET、IGBT、または任意の他のスイッチングデバイスであり得る。出力スイッチ(S5、S6、S7、S8)816、818、820および822は、さらに、ゼロ電圧スイッチング(ZVS)動作で、ゼロ電圧でオンにすることを可能にするために、十分なデッドタイムで、コミュテーションシーケンスで設計され得る。
第1および第2の正のブーストコンバータ出力ライン346および350は、第1の出力スイッチ(S5)816および第2の出力スイッチ(S6)818と各々電気的に結合される。従って、第1および第2のブーストキャパシタ(C1、C2)314および316(図3)に蓄積された充電電圧は、第1および第2の出力スイッチ(S5、S6)816および818間に供給される。第3および第4の出力スイッチ(S7、S8)820および822は、第1および第2の負のブースト出力ライン352および356と各々電気的に結合される。第3および第4のブーストキャパシタ(C3、C4)334および336(図3)に蓄積された充電電圧は、第3および第4の出力スイッチ(S7、S8)820および822間に供給される。さらに、第1および第2の変圧器(T1、T2)804および810は、各々の正および負の中点ライン348および354によって正および負の中点318および338と各々電気的に結合される。
第1および第2の変圧器(T1、T2)804および810は、第1および第2のスイッチモードコンバータ802および808から提供された信号のガルバニック絶縁および電圧スケーリングを提供することができる任意の電圧変換デバイスであり得る。第1および第2の変圧器(T1、T2)804および810は、各々の第1および第2のスイッチモードコンバータ802および808の状態をゼロ電圧でオン状態にフリーホイールする十分な磁化電流を含み得、これによりZVS動作を可能にする。第1および第2の変換器(T1、T2)804および810の磁化電流は、第1および第2の変圧器(T1、T2)804および810の各々のコアにギャップを付けることによって達成され得る。あるいは、外部インダクタが、第1および第2の変圧器(T1、T2)804および810の1次巻線とシャントに電気的に結合され得る。
出力スイッチ(S5,S6,S7,S8)816、818、820および822にMOSFETが用いられる場合、ゼロ電圧状態は、ボディダイオード導通を伴い得る。ボディダイオード導通において、絶対的なゼロ電圧ではなく小さい逆電圧が形成され得る。他方、IGBTが用いられた場合、出力スイッチ(S5、S6、S7、S8)816、818、820および822は、これらの出力スイッチ(S5、S6、S7、S8)816、818、820および822の各々とシャントのさらなるフリーホイーリングダイオードを備え得る。
第1および第2のスイッチモードコンバータ802および808の半波ブリッジチョッパの使用は、第1および第2のブーストコンバータ230および232(図3)の電圧平衡を提供する。軽い負荷の場合、入力段パワーコンバータ202は、ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336において等しくない電圧を生成する傾向を有する。従って、より高い電圧によるブーストコンバータ230または232へのさらなるストレスが回避される。さらに、第1および第2のブーストコンバータ230および232による不完全リップルの消去が回避される。
出力スイッチ(S5,S6,S7,S8)816、818、820および822の各々において約50%のデューティサイクルを維持することによって、第1および第2のブーストコンバータ230および232(図2)の電圧平衡が達成される。その結果、正および負の中点318および338における電圧の大きさは強制的に平衡され得る。正および負の中点318および338における電圧が平衡から外れた場合、補正電流は、関連した変圧器(T1、T2)804または810の磁化インダクタンスを通って流れ、この外れを補正し得る。第1および第2の出力コンバータ236および238は、第1および第2のブーストコンバータ230および232(図3)に対して電荷平衡器(charge balancer)として機能し得る。(図3)ギャップ付けは、インバランスが生じた場合、補正電流の流れから生じたDC平衡電流によって第1および第2の変圧器(T1、T2)804および810のコアの飽和を回避し得る。
各々の第1および第2のブーストコンバータ230および232(図3)から第1および第2の出力コンバータ236および238の各々に供給された全電圧も実質的に平衡状態に留まり得る。全電圧は、出力ブリッジ整流器(BR2、BR3)806および812によって、実質的に平衡し得る。出力ブリッジ整流器(BR2、BR3)806および812は、全波ブリッジ整流器を形成するように構成された複数のダイオード824を備える。
出力ブリッジ整流器(BR2、BR3)806および812の非線形負荷特性は、実質的に平衡状態を維持し得る。第1および第2のブーストコンバータ230および232のうちの一方がもう一方よりも大きいブースト電圧(Vboost)を生成した場合、そのブーストコンバータは、全負荷をサポートし得る。より高いブースト電圧(Vboost)を有するコンバータ236または232の固有のインピーダンス、ならびに各々の出力コンバータ236または238のインピーダンスは、第1および第2のブーストコンバータ230および232によって処理されるパワーを平衡させるように機能し得る。第1および第2のブーストコンバータ230および232は直列であるので、入力電流(Iin)は、ほぼ等しい状態のままでなければならない。
第1および第2の出力コンバータ236および238は、選択的に、インターリーブの態様で固定周波数で動作し得る。さらに、第1および第2の出力コンバータ236および238は、直交にて動作し得る。インターリーブは、出力フィルタ240に供給されるRMS充電電流の大きさを低減し得る。さらに、インターリーブは、正のDCレール106および負のDCレール108上に見出されるリップル周波数を2倍にし得る。出力ブリッジ整流器(BR2、BR3)806および812は、リップル周波数を2倍にし得る。直列インターリーブの使用は、このリップル周波数をさらに2倍にする。従って、リップル周波数は、第1および第2のスイッチモードコンバータ802および808のスイッチング周波数の4倍のファクタで増加する。
出力フィルタ240は、力率補正パワーサプライ100のDC出力パワーを最終的にフィルタリングするために、第1の2次キャパシタ(C5)826および第2の2次キャパシタ(C6)828を備える。DC出力パワーは、正のDCレール106に提供された正のDC出力電圧(+Vcc)、および負のDCレール108に提供された負のDC出力電圧(−Vcc)を備える。第1の2次キャパシタ(C5)826は、正のDCレール106とグラウンド接続830との間に電気的に結合される。第2の2次キャパシタ(C6)828は、負のDCレール108とグラウンド接続830との間に結合される。
出力スイッチ(S5、S6、S7、S8)816、818、820および822は、直列共振不連続スイッチングモード(DCM)制御で動作して、ブースト電圧(Vboost)を第1および第2のDC出力電圧(+Vcc、−Vcc)に変換するように、出力段スイッチモードコントローラ(図示せず)によって方向付けられ得る。出力段パワーコンバータ204は、出力スイッチ(S5、S6、S7、S8)816、818、820および822が、スイッチがゼロ電流でオフになる動作の不連続モードに留まることを可能にするためにレギュレートされ得ない。デッドタイムを管理することによって、スイッチは、さらに、ゼロ電圧でオンにされ得る。これはゼロ電圧スイッチング(ZVS)として知られ、かつ出力スイッチ(S5、S6、S7、S8)816、818、820および822におけるスイッチング損失を最小化するために用いられ得る。
他方、入力段パワーコンバータ202の制御は、PFCコントローラ234(図3)を用い、かつ、上述のような電圧レギュレーションを含む。従って、出力段パワーコンバータ204の電圧レギュレーションは必要でない。起動の間、出力段パワーコンバータ204は、さらに、別個の制御のソフトスタートモデルを必要とせずに、動作を直ちに開始し、第2の2次キャパシタ(C5、C6)826および828を充電し得る。
出力段パワーコンバータ204の動作周波数は、固定され得る。出力段パワーコンバータ204は、入力段パワーコンバータ202(図2)と、オーディオ増幅器102(図1)等の負荷との間に挿入される。この構成において、出力段パワーコンバータ204は、負荷のスイッチモード動作から入力段パワーコンバータ202の可変の周波数動作のスイッチングノイズをフィルタかつ切り離すために適切であり得る。力率補正パワーサプライ100(図1)がオーディオ増幅器102(図1)に供給する場合、出力段パワーコンバータ204の周波数は、スイッチモードオーディオ増幅器102の動作の固定周波数に同期されて、オーディオ増幅器102の増幅されたオーディオ出力信号におけるビートトーンを回避し得る。
図2において、出力フィルタ240によってフィルタリングが提供されるので、PFCコントローラ234は、第1および第2のブーストコンバータ230および232の動作をFM(frequency modulation)で動作するように方向付け得る。入力段パワーコンバータ202は、共振ではないので、実質的なFMが可能である。入力段パワーコンバータ202のFMの使用が電磁磁気干渉(EMI)制御を改善し、従って、ライン導通スイッチングノイズを除去するために用いられ得るラインフィルタ220のコスト、サイズおよび重量をさらに低減し得る。FMの実行は、さらに、より高いスイッチング周波数によって支援され得る。なぜなら、ノイズスペクトルの著しい広がりを達成する変調指数が低減され得るからである。EMIを最小化するために、スペクトルは、典型的な通信チャネルよりも大きく、かつ9KHz等の規定スペクトルアナライザの帯域幅よりも幅広い帯域幅にわたって広がり得る。
PFCコントローラ234および出力段スイッチモードコントローラは、スイッチの各々のゲートドライバをさらに、ガルバニック絶縁し得る。従って、PFCコントローラ234および出力段スイッチモードコントローラは、出力段パワーコンバータ204の2次側でグラウンド830(図8)にグラウンド基準化され得る。DC出力電圧(第1および第2のDC出力電圧(+Vcc、−Vcc))がレギュレートされる変数として直接利用可能である。PFCコントローラ234が入力および出力段パワーコンバータ202および204のグラウンド基準側にある場合、入力電圧感知ライン364(図3)および入力電流感知ライン370(図3)に提供された信号が、さらにガルバニック絶縁され得る。PFCコントローラ234に含まれるPWM変調器のフィードフォワードゲイン制御を提供するためのブースト電圧(Voost)の感知は、さらに、ガルバニック絶縁され得る。
出力段スイッチモードコントローラは、さらに、負の第2のブーストコンバータ出力ライン356(図3)からパワー供給され得る。これは、PFCコントローラ234および出力段スイッチモードコントローラの両方に初期パワーを印加するために別個に制御されたパワーサプライを用いることなく、出力段パワーコンバータ204を始動することを可能にし得る。
図9は、入力段パワーコンバータ202の別の例の模式的回路図を示す。図3と同様に、入力段パワーコンバータ202は、電気的に直列で結合された第1のブーストコンバータ902および第2のブーストコンバータ904を用いてAC−DCブーストコンバータとして動作し得る。さらに、入力段パワーコンバータ204には、フィーダライン212およびコモンライン214上で入力電圧(Vin)が供給される。他の例において、さらなるブーストコンバータが入力段パワーコンバータ202に含まれ得る。
第1のブーストコンバータ902は、第1のブーストサブ回路906を備え、これは第2のブーストサブ回路908と直列で電気的に結合される。第2のブーストコンバータ904は、直列で電気的に結合された第3のブーストサブ回路910および第4のブーストサブ回路912を備える。第1および第2のブーストコンバータ902および904の各々は、図3を参照して記載された第1および第2のブーストコンバータ230および232と同様に動作する。
第1および第2のブーストサブ回路906および908の各々、各々第1および第2のブーストスイッチ(S1、S2)920および922、ならびに各々第1および第2のブーストキャパシタ(C1、C2)924および926を備える。さらに、第1および第2のブーストサブ回路906および908の各々は、各々第1および第2のブーストサブスイッチ(S1’、S2’)928および930を備える。第3および第4のブーストサブ回路910および912の各々、各々第3および第4のブーストスイッチ(S3、S4)940および942ならびに第1および第2のキャパシタ(C1、C2)944および946を備える。第3および第4のブーストサブ回路910および912は、各々第3および第4のブーストサブスイッチ(S3’、S4’)948および950をさらに備える。
入力段パワーコンバータ202は、さらに、図3と同様に、インダクタ340、正の中点318、中点320、および負の中点338を備える。さらに、第1および第2のブーストキャパシタ(C1、C2)924および926上の充電電圧は、第1の正のブーストコンバータ出力ライン346、正の中点ライン348および第2の正のブーストコンバータ出力ライン350上の出力段パワーコンバータ204に供給され得る。第3および第4のブーストキャパシタ(C3、C4)944および946上の充電電圧は、図3と同様に、第1の負のブーストコンバータ出力ライン352、負の中点ライン354および第2の負のブーストコンバータ出力ライン356上に供給され得る。
ブーストサブスイッチ(S1’、S2’、S3’、S4’)928、930、948および950は、図3のブーストダイオード(D1、D2、D3、D4)310、312、330および332と置換される。ブーストサブスイッチ(S1’、S2’、S3’、S4’)928、930、948および950は、各々のブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)920、922、940および942と時間的に交互に駆動され得る。時間的に交互にすることによって、ブーストダイオード(D1、D2、D3、D4)310、312、330および332の場合にすでに経験されたよりもフリーホイーリング機能における導通損が少ない。さらに、ブーストサブスイッチ(S1’、S2’、S3’、S4’)928、930、948および950、ならびに各々のブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)920、922、940および942は、デッドタイムで動作され得、貫通電流を避ける。さらに、第1、第2、第3および第4のブーストサブスイッチ(S1’、S2’、S3’、S4’)928、930、948および950は、各々の第1、第2、第3および第4のブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)920、922、940および942が時間的に交互に駆動され得る。時間的に交互にすることによって、力率補正パワーサプライ100(図1)の入力段202(図2)にてエネルギーが両方向に流れることを可能にする。
エネルギーが両方向に流れることによって、力率補正パワーサプライ100がパワーをパワーソース112(図1)に供給するか、パワーソース112からのパワーを消費することが可能になる。さらに、ブーストサブスイッチ(S1’、S2’、S3’、S4’)928、930、948および950のために、ブーストサブ回路906、908、910および912の不連続電流モード(DCM)が除去される。両方向エネルギーの流れおよび非DCM動作は、入力段パワーコンバータ204に含まれるPFCコントローラ234によって制御される。
第1および第2のブーストスイッチ(S1、S2)920および922、ならびに第1および第2のブーストサブスイッチ(S1’、S2’)928および930のデューティサイクルは、正のスイッチ制御ライン952上のPFCコントローラ234から提供されたスイッチング信号で制御され得る。第2および第3のブーストスイッチ(S3、S4)940および942、ならびに第3および第4のブーストサブスイッチ(S3’、S4’)948および950のデューティサイクルは、負のスイッチ制御ライン954上のPFCコントローラ234からのスイッチング信号で制御され得る。入力電圧(Vin)、入力電流(Iin)およびブースト電圧(Vboost)は、図3と同様のPFCコントローラ234に提供され得る。
PFCコントローラ234は、図3、図5、図6および図7を参照して記載されたPFCコントローラ234と同様である。図6および図7を参照してすでに記載されたように、PFCコントローラ234は、1未満の全電圧ゲインで動作し得る。あるいは、PFCコントローラ234は、力率補正パワーサプライ100のエネルギーの流れの両方向機能のため、1未満または1を超える全電圧ゲインで動作し得る。全電圧ゲインが1よりも大きい場合、力率補正パワーサプライ100(図1)は、パワーソース112(図1)にパワーを供給する。逆に、全電圧ゲインが1未満である場合、力率補正パワーサプライ100は、パワーソース112からのパワーを消費する。図6および図7を参照してさらに記載されたように、乗算器612は、4象現分動作範囲で動作して、全電圧ゲインを1を超えるか、または1未満の両方に調整するように構成され得る。
全電圧ゲインがPFCコントローラ234によって1を超えるように調整された場合、エネルギーは、ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)924、926、944および946からパワーソース112(図1)に戻される。ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)924、926、944および946に蓄積された電圧および電流は、ブーストサブスイッチ(S1’、S2’、S3’、S4’)928、930、948および950を通ってパワーソース112に流れ得る。ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)924、926、944および946が上述のように過剰なエネルギーを蓄積した場合にこのようなエネルギーの流れが生じる。
全波ブリッジ整流器(BR1)200(図2)の使用は、パワーソース112(図2)への実質的なエネルギーの流れを防止する。エネルギーが実質的にパワーソース112に戻ることを可能にするために、全波ブリッジ整流器(BR1)200が同期整流器として実装され得る。同期整流器は、MOSFETか、または両方向エネルギーの流れを提供する他のスイッチで実装され得る。
PFCコントローラ234は、リップル電流を最小化する4つの動作のインターリーブを用いて、ブーストサブ回路906、908、910および912を制御し得る。さらに、ブーストサブ回路906、908、910および912は、図3の例におけるようにEMIを改善するためにFMで制御され得る。ブーストスイッチ(S1、S2,S3、S4)920、922、940および942の動作は、図4のタイミング図および変調位相制御図410に示される各々の変調波形402、404、406および408によって示される。
図10は、力率補正パワーサプライ100の別の例の模式的回路図を示す。図2と同様に、力率補正パワーサプライ100は、前段1006を備え得る。さらに、力率補正パワーサプライ100は、入力段パワーコンバータ1002および出力段パワーコンバータ1004を備える。しかしながら、示された力率補正パワーサプライ100は、図2におけるようなブリッジ整流器を備えない。ブリッジ整流器は、入力段パワーコンバータ1004の構成であるために、必要でない。入力段パワーコンバータ1004は、非整流されたAC入力電圧(Vin)を受ける。さらに、パワーは、ここで、パワーソース112(図1)に戻され得る。なぜなら、エネルギーの逆流を遮断するためのブリッジ整流器がないからである。
パワーソース112は、約90VAC〜約265VACの範囲の単相パワーを力率補正パワーサプライ100に供給し得る。パワーは、フィーダライン212、コモンライン214、およびグラウンド216を備えるパワープラグ210によって供給され得る。他の例において、パワーソース112への他の電圧範囲、多相、および相互接続が可能である。
図2のように、前段1006は、EMIをフィルタリングするためのラインフィルタ1012と、起動電流および故障電流制御のためのソフトスタート回路1014を備えてもよいし備えなくてもよい。図10に示される入力段パワーコンバータ1004は、PFCコントローラ234、ブーストインダクタ1020、および、インターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1022であるブーストコンバータを備える。ブーストインダクタ1020は、示されるように、複数のインダクタ、単巻線または2つのセグメントの巻線であり得る。他の例において、さらなるブーストコンバータが、入力段パワーコンバータ202に含まれ得る。
インターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1022は、第1のブーストサブ回路1024および第2のブーストサブ回路1026およびブーストキャパシタ1028を備える。第1のブーストサブ回路1024は、第1のブーストスイッチ(S1)1030および第1のブーストサブスイッチ(S1’)1032を備える。第2のブーストサブ回路1026は、第2のブーストスイッチ(S2)1034および第2のブーストサブスイッチ(S2’)1036を備える。第1および第2のブーストサブ回路1024および1026は、ブーストキャパシタ1028、したがって、同じ大きさの電圧を共有する。第1および第2のブーストサブ回路1024および1026の各々は、直列で結合され、各々が、半波ブリッジと呼ばれ得る。第1のブーストスイッチ(S1)1030および第2のブーストスイッチ(S2)1034は直列に結合され、かつ入力電圧(Vin)と並列に電気的に結合される。従って、インターリーブ動作の観点から、インターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1022は、前の例のように、直列インターリーブで動作する。
動作中、第1および第2のブーストスイッチ(S1、S2)1030および1034の両方が閉じられた場合、ブーストインダクタ1020は、入力電圧(Vin)および入力電流(Iin)で磁化され得る。第1のブーストスイッチ(S1)1030が閉じ、第2のブーストスイッチ(S2)1034が開いた場合、第2のブーストサブスイッチ(S2’)1036が閉じられて、ブーストインダクタ1020を消磁し、ブーストキャパシタ(C1)1028を充電し得る。逆に、第2のブーストスイッチ(S2)1034および第1のブーストサブスイッチ(S1’)1032を閉じることによって、ブーストインダクタ1020を消磁して、ブースト電圧(Vboost)になるようにブーストキャパシタ(C1)1028を充電する。
ブーストキャパシタ(C1)1028は、ブーストスイッチ(S1、S2)1030および1034ならびにブーストサブスイッチ(S1’、S2’)1032および1036の高周波数直列インターリーブ動作によってブースト電圧(Vboost)電圧を充電され得る。ブーストサブ回路1024および1026ならびにブーストキャパシタ(C1)1028上の動作電圧は、ほぼブースト電圧(Vboost)の大きさであり得る。例えば、約265VACの入力電圧(Vin)および約380VDC〜約400VDCのブースト電圧の場合、動作電圧は約380Vである。図10に示される力率補正パワーサプライ100は、さらに、図6および図8を参照して記載されたように、両方向のエネルギーの流れが可能である。
前の例と同様に、PFCコントローラ234は、ブーストスイッチ(S1、S2)1030および1034ならびにブーストサブスイッチ(S1’、S2’)1032および1036のデューティサイクルを制御し得る。制御信号は、PFCコントローラ234によって、第1のブースト信号ライン1042上の第1のブーストスイッチ(S1)1030および第1のブーストサブスイッチ(S1’)1032に提供され得る。PFCコントローラ234は、制御信号を第2のブースト信号ライン1044上に提供して、第2のブーストスイッチ(S2)1034および第2のブーストサブスイッチ(S2’)1036を制御し得る。ブーストスイッチ(S1、S2)1030および1034は、Nのインターリーブで動作し得、ここで、Nは、ブーストスイッチの数である。示された例において、N=2である。インターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1022は、EMIを最小化するためにPFCコントローラ234によってFMで制御され得る。リップルの低減およびFMの組み合わせの効果は、EMIを低減するために用いられるラインフィルタ1012の物理サイズおよびコストを低減し得る。
PFCコントローラ234による制御は、上述のように、測定電圧および電流に基づく。図10の例において、入力電圧(Vin)は、入力電圧ライン1046で測定され、入力電流(Iin)は、電流センサ1048で測定され、かつこの電流センサは入力電流ライン1050上に提供される。ブースト電圧(Vboost)は、ブースト電圧ライン1052によってブーストキャパシタ(C1)1028間で測定される。正のDCレール電圧+Vccおよび負のDCレール電圧−Vccは、DCレール電圧ライン1054上で測定される。種々の電圧および電流の関数として、PFCコントローラ234は、ブーストスイッチ(S1、S2)1030および1034の動作を制御する。
図11は、インターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1022(図10)内の第1および第2のブーストスイッチ(S1、S2)1030および1034の動作を示すタイミング図である。第1および第2のブーストサブスイッチ(S1’、S2’)1032および1036は、各々の第1および第2のブーストスイッチ(S1、S2)1030および1034と時間的に交互に動作し得る。第1の変調波形1102および第2の変調波形1104は、各々のブーストスイッチ(S1、S2)1030および1034の動作を表す。図4と同様に、第1および第2の変調波形1102および1104の各々はPWM信号である。タイミング図にて矢印で示されるように、入力電圧(Vin)は、負であり、示されるタイミングのより正の電圧に遷移する。約180度の等しい間隔を空けた第1および第2の変調ベクトル1108および1110を含む変調位相図1106もまた、示されている。図4の変調位相制御図におけるように、変調ベクトル1108および1110の各々は、2のインターリーブ(N=2)で動作する変調波形1102および1104の各々を表す。
図10において、出力段パワーコンバータ1004は、出力コンバータ1056および出力フィルタ1058を備える。出力コンバータ1056は、スイッチモードコンバータ1060、変圧器(T1)1062、およびブリッジ整流器(BR1)1064を備える。出力フィルタ1058、変圧器(T1)1062およびブリッジ整流器(BR1)1064は、図8を参照して既に記載されたように、出力フィルタ240、変圧器(T1)804、およびブリッジ整流器(BR2)806と同様である。スイッチモードコンバータ1060は、全波ブリッジ非共振スイッチモードコンバータ(全波ブリッジチョッパ)として示される。他の例において、スイッチモードコンバータ1060は、直列共振全波ブリッジスイッチモードコンバータか、または、同様の機能を有する任意の他のスイッチモードコンバータであり得る。スイッチモードコンバータ1060は、出力段スイッチモードコントローラ(図示せず)で制御され得る。この出力段スイッチモードコントローラは、スイッチモードコンバータ1060を固定周波数で動作し得る。さらに、力率補正パワーサプライ100がオーディオ増幅器または他のスイッチング負荷にパワーを供給する場合、スイッチモードコンバータ1060は、スイッチング負荷の動作に同期され得る。
図12は、図10と同様に前段1202を含み得るさらなる別の例示的力率補正パワーサプライ100である。前段1202は、EMIをフィルタリングするラインフィルタ1208と、突入電流および故障電流を管理するソフトスタート回路1210とを備え得る。さらに、力率補正パワーサプライ100は、入力段パワーコンバータ1204および出力段パワーコンバータ1206を備える。図10と同様に、力率補正パワーサプライ100は、ブリッジ整流器を備え、入力段パワーコンバータ1204は、整流されてないAC入力電圧(Vin)を受ける。簡略化するために、図10との差異のみがさらに詳細に記載される。
図12において、入力段パワーコンバータ1204は、直列で電気的に結合された第1のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1212である第1の(正の)ブーストコンバータと、第2のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1214である第2(負の)ブーストコンバータとを備える。第1のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1212は、直列で電気的に結合されている第1のブーストサブ回路1216と第2のブーストサブ回路1218とを備える。第1のブーストサブ回路1216は、第1のブーストスイッチ(S1)1220および第1のブーストサブスイッチ(S1’)1222とを備える。第2のブーストサブ回路1218は、第2のブーストスイッチ(S2)1224および第2のブーストサブスイッチ(S2’)1226を備える。第1および第2のブーストサブ回路1216および1218は、各々の第1および第2の半波ブリッジとして構成され得る。第1のブーストスイッチ(S1)1220および第2のブーストスイッチ(S2)1224は、互いに直列で、かつ、入力電圧(Vin)と並列で電気的に結合される。第1のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1212は、第1および第2のブーストサブ回路1216および1218によって共有される第1のブーストキャパシタ(C1)1228をさらに備える。
第2のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1214は、第3のブーストサブ回路1230および第4のブーストサブ回路1232を備える。第3のブーストサブ回路1230は、第3のブーストスイッチ(S3)1240および第3のブーストサブスイッチ(S3’)1242を備える。第4のブーストサブ回路1232は、第4のブーストスイッチ(S4)1244および第4のブーストサブスイッチ(S4’)1246を備える。第3および第4のブーストサブ回路1230および1232は、各々第3および第4の半波ブリッジとして直列で構成され得る。第2のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1214は、第3および第4のブーストサブ回路1230および1232によって共有される第2のブーストキャパシタ(C2)1248をさらに備える。
入力段パワーコンバータ1204は、ブーストインダクタ(L1)1240をさらに備える。例示的ブーストインダクタ(L1)1240は、コモンモードノイズを低減する2つのセクションで示される。他の例において、ブーストインダクタ(L1)は、1つのセクション、2つの別個のブーストインダクタ、または、同様の機能を実行する任意の他の構成であり得る。インダクタセグメントは、第1のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1212と第2のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1214との間にも結合され得る。
第1および第2のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1212および1214は2の直列インターリーブで動作し得る。さらに、第1および第2のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1212および1214は、結果的には、4のインターリーブ(N=4)で直列インターリーブされ得る。ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)1220、1224、1240および1244は、互いに直列で、および入力電圧(Vin)と並列で電気的に結合される。従って、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)1220、1224、1240および1244は、前の例におけるように、直列インターリーブで動作し得る。
PFCコントローラ(図示せず)は、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)1220、1224、1240および1244、ならびにブーストサブスイッチ(S1’、S2’、S3’、S4’)1222、1226、1242および1246のデューティサイクルを自然ダブルエッジPWMで制御し得る。ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)1220、1224、1240および1244、ならびに各々のブーストサブスイッチ(S1’、S2’、S3’、S4’)1222、1226、1242および1246は、時間的に交互に動作され得る。さらに、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)1220、1224、1240および1244、ならびにブーストサブスイッチ(S1’、S2’、S3’、S4’)1222、1226、1242および1246は、FMで動作されて、EMIを改善し、かつ、上述のように、ラインフィルタの物理サイズを低減し得る。
図12の力率補正パワーサプライ100は、4のインターリーブ数(N=4)で動作する。第1および第2のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1212および1214は、直列であるので、第1および第2のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1212および1214の各々は、全ブースト電圧(Vboost)の約半分を提供する。例えば、所望の全ブースト電圧(Vboost)は、約380VDC〜約400VDCである場合、第1および第2のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1212および1214の各々は、第1および第2のブーストキャパシタ(C1、C2)1228および1248上の動作電圧の約190VDC〜約200VDCで各々動作し得る。従って、第1および第2の全波ブリッジコンバータ1214および1216の各々のPWM電圧(Vc)は、さらに、2のファクタで低減され得る。
4のインターリーブ数に基づいて、入力リップル電流振幅が、非インターリーブブーストコンバータPFCと比較して16のファクタで低減される。さらに、リップル周波数は、4倍に増加される。さらに、変調ベクトルは、4象現の周囲に約90度の間隔で配置される。実際、より低い動作電圧は、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)1220、1224、1240および1244のより高いスイッチング周波数を可能にする。より高いスイッチング周波数は、正味のインダクタの大きさおよび物理サイズが、標準的非インターリーブPFCブーストコンバータにおいて必要とされるものよりも十分小さくなるように低減されることを可能にする。
図13は、図12に示される力率補正パワーサプライ100のタイミング図である。タイミング波形は、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)1220、1224、1240および1244の各々を駆動するPWM波形である。第1および第2の変調波形1302および1304は、第1のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1212の第1および第2のブーストスイッチ(S1、S2)1220および1224の動作を表す。第3および第4の変調波形1306および1308は、第2のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1214の各々のブーストスイッチ(S3、S4)1240および1244の動作を表す。
タイミング波形は、波形上の矢印で示されるように、より負になる正の入力電圧(Vin)を表す。第1および第2のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1212および1214は、直交で変調される。さらに、各々の変調波形1302、1304、1306および1308の各々を示す4つの変調ベクトル1312、1314、1316および1318(N=4)を示す変調位相制御図1310が示される。変調ベクトルは、変調位相制御図1310の周囲に約90度離れて均等に配置される。
図12において、出力段パワーコンバータ1206は、第1の出力コンバータ1250および第2の出力コンバータ1252を備える。図10と同様に、例示的第1および第2の出力コンバータ1250および1252は、各々、全波ブリッジ非共振スイッチモードコンバータ1254(チョッパ)、変圧器1256およびブリッジ整流器1258を備える。他の例において、第1および第2の出力コンバータ1250および1252は、各々、直列共振、または、同様の機能を有する任意の他のスイッチモードコンバータ構成を備え得る。第1および第2の出力コンバータ1250および1252は、出力段スイッチモードコントローラ(図示せず)で制御され得る。出力段スイッチモードコントローラは、固定周波数およびインターリーブで動作するように、第1および第2の出力コンバータ1250および1252を方向付け得る。N=2のインターリーブ動作は、正のDCレール106および負のDCレール108上のリップル周波数を2倍にし得る。さらに、出力コンバータ1250および1252のキャパシタ(C5、C6)におけるリップル電流が低減される。
第1および第2のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1212および1214の直列構成は、自己安定性を提供し得る。第1のブーストキャパシタ(C1)1228および第2のブーストキャパシタ(C2)1248にわたる電圧が実質的に平衡状態である場合、ほぼ同じ放電電流が第1の出力コンバータ1250および第2の出力コンバータ1252の各々を通って流れる。同じ電流経路に接続されることによって、第1および第2のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1212および1214は、実質的に同一の電流を処理する。電圧がほぼ等しくない場合、ブーストキャパシタ(C1、C2)1228または1248上に蓄積されたより大きい電圧を有するブリッジ出力コンバータ1250または1252が、充電電圧がブーストキャパシタ(C1、C2)1228および1248上で平衡状態に達するまで、各々の蓄積された電圧を放電する。一旦ブーストキャパシタ(C1、C2)1228および1248上の電圧がほぼ等しくなると、出力コンバータ1250および1252がパワーを共有し、従って、電流をほぼ等しく共有する。出力コンバータ1250および1252の両方が、DC出力電圧を同じ正のDCレール106および負のDCレール108に供給する。従って、出力コンバータ1250および1252は、さらに、ほぼ同じ電圧で動作することによってパワーを共有し得る。
図14は、図10および図12と同様である力率補正パワーサプライ100のさらに別の例である。力率補正パワーサプライ100は、前段1402を備え得る。さらに、力率補正パワーサプライ100は、入力段パワーコンバータ1404および出力段パワーコンバータ1406を備える。ブリッジ整流器は、入力段パワーコンバータ1404の前には含まれない。簡略化するために、図10および図12との差異のみが主に記載される。
入力段パワーコンバータ1404は、直列で電気的に結合された、第1のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1410である第1のブーストコンバータと、第2のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1412である第2のブーストコンバータと、インターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1414である第3のブーストコンバータとを備える。さらに、入力段パワーコンバータ1404は、図3を参照してすでに記載されたブーストインダクタ(L1)340と同様であるブーストインダクタ1416を備える。他の例において、さらなるブーストコンバータは、入力段パワーコンバータ1404に含まれ得る。
インターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1410、1412および1414の各々は、電気的に直列で結合された第1のブーストサブ回路1420および第2のブーストサブ回路1422を備える。ブーストサブ回路は、各々、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4、S5、S6)1424およびブーストサブスイッチ(S1’、S2’、S3’、S4’、S5’、S6’)1426を備える。第1および第2のブーストサブスイッチ1416および1418の各々は、ブーストキャパシタ(C1、C2、C3)1428を共有する。前の例と同様に、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4、S5、S6)1424は、互いに電気的に直列で結合され、かつ、入力電圧(Vin)と並列で接続される。従って、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4、S5、S6)1424は、直列インターリーブで動作され得る。
入力段パワーコンバータ1404は、6個のブーストスイッチ1424があるために、6個のインターリーブで動作し得る。入力リップル電流は、36のファクタで低減され得る。低減されたリップル電流は、ブーストインダクタ1416の物理サイズを低減し、前段1402に含まれるラインフィルタを最小化し得る。
入力電圧(Vin)およびブースト電圧(Vboost)は、インターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1410、1412および1414間で分割され得る。例えば、入力電圧(Vin)が約265Vrmsであり、ブースト電圧(Vboost)が約380VDC〜約400VDCであった場合、インターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1410、1412および1414の各々は、約127Vを処理し得、ブーストキャパシタ(C1、C2、C3)1428は、約126VDC〜約134VDCを蓄積し得る。従って、ブーストスイッチ1424は、高性能トレンチMOSFET等のより低い電圧定格のスイッチ設計であり得る。さらに、より低い電圧定格スイッチは、ブーストサブスイッチ(S1’、S2’、S3’、S4’、S5’、S6’)1426のために、および、出力段パワーコンバータ1406において用いられ得る。
インターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1410、1412および1414は、上述のように、PFCコントローラによって制御され得る。PFCコントローラ(図示せず)は、3つの別個のPWM変調三角波を生成して、各々のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1410、1412および1414を制御し得る。PWM変調三角波は、自然ダブルエッジPWM波形として用いられ得る。ブーストスイッチ1424のスイッチング周波数は、EMIスペクトルを拡散させるために、FMのPFCコントローラによって制御され得る。その結果、前段1402に含まれるラインフィルタを用いるフィルタリングが低減され得る。
図15は、N=6であるので、6つのインターリーブで動作するインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1410、1412および1414の各々のブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4、S5、S6)1424(図14)の動作を示すタイミング図である。第1のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1410において第1の変調波1502は、第1のブーストスイッチ(S1)1424の動作を表し、第2の変調波1504は、第2のブーストスイッチ(S2)1424の動作を表す。第2のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1412における第3のブーストスイッチ(S3)1424および第4のブーストスイッチ(S4)1424の動作の表現は、第3の変調波1506および第4の変調波1508の各々である。第3のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1414において、第5の変調波形1510は、第5のブーストスイッチ(S5)1424の動作を表し、第6の変調波1512は、第6のブーストスイッチ(S6)1424の動作を表す。前の例と同様に、ブーストサブスイッチ(S1’、S2’、S3’、S4’、S5’、S6’)1426は、各々のブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4、S5、S6)1424と時間的に交互に動作され得る。
示された例示的変調波において、パワーソース112(図1)からの入力電圧(Vin)は、正であり、ゼロに向かって低下して、第1、第2、第3、第4、第5および第6の変調波形1502、1504、1506、1508、1510および1512上の矢印によって示されるデューティおよびデューティトレンドを有する。
さらに、図15に変調位相図1516が示される。変調位相図1516は、各々の変調波形1502、1504、1506、1508、1510および1512の変調を表す複数のベクトル1518、1520、1522、1524、1526および1528の位相制御を示す。示されるように、これらのベクトルは、約60度の間隔を空けて配置される。
図14において、出力段パワーコンバータ1406は、第1の出力コンバータ1430、第2の出力コンバータ1432、第3の出力コンバータ1434および出力フィルタ1436を備える。出力コンバータ1430、1432および1434は、各々のインターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1410、1412および1414と結合され、上述の出力コンバータにおけるように、DC−DC変換およびガルバニック絶縁を提供する。図14に示される例示的出力コンバータ1430、1432および1434の各々は、全波ブリッジ非共振スイッチモードコンバータ(チョッパ)であるスイッチモードコンバータ1438を備える。他の例において、出力コンバータ1430、1432および1434は、各々、直列共振、または同様の機能を有する任意の他のスイッチモードコンバータ構成を備え得る。出力コンバータ1430、1432および1434は、各々、変圧器1440およびブリッジ整流器1442をさらに備える。
図12と同様に、出力コンバータ1430、1432および1434は、固定周波数およびインターリーブで動作する出力段スイッチモードコントローラ(図示せず)で制御され得る。直列インターリーブ動作は、約120度ずつ離れた位相で行われ、この結果、出力コンバータ1430、1432および1434のスイッチング周波数の6倍の出力リップル周波数をもたらし得る。出力コンバータ1430、1432および1434は、さらに、インターリーブ方式全波ブリッジコンバータ1410、1412および1414の自己安定性を提供し得る。上述のように、ブーストキャパシタ(C1、C2、C3)1428の各々の充電電圧は、実質的に平衡状態に留まり得、ほぼ同じ放電電流が各々の出力コンバータ1430、1432および1434の各々を通って流れ得る。
図16は、図1〜図8を参照して記載されたように、力率補正パワーサプライ100の例示的動作を示すプロセスフローチャートである。入力段パワーコンバータ202は、直列で結合された2つのブーストコンバータ230および232を備え、各々は、互いに直列で結合された2つのブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328を有する。4つの直列で結合されたブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328は、さらに、入力電圧(Vin)と並列で結合される。他の例において、任意の数の直列で結合されたブーストコンバータは、入力段パワーコンバータ202に含まれ得る。動作は、ブロック1600で開始し、ここで、AC入力電圧(Vin)およびAC入力電流(Iin)の形態のACパワーは、パワーソース112から力率補正パワーサプライ100に供給される。ソフトスタート回路222は、ブロック1602で駆動され、抵抗器224へのスイッチングによってソフトスタートして突入電流を制限することを可能にする。ブロック1604において、AC入力電圧(Vin)は、ブリッジ整流器によって整流される。ブロック1606において、入力段パワーコンバータ202のブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336、ならびに出力段パワーコンバータ204のキャパシタ(C5、C6)826および828は、初期充電され、ソフトスタート回路222は、第1の起動スイッチ224により抵抗器228を切り離す(スイッチングアウト)ことによってソフトスタートを無効にする(disable)。
ブロック1608において、PFCコントローラ234は、ブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328のスイッチングを制御して、整流されたAC入力電圧(Vin)を第1のDC電圧に変換する。整流されたAC電圧は、ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336の各々に充電電圧を充電することによって変換される。直列で接続されたブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336のすべてにおける全充電電圧は、第1のDC電圧であるブースト電圧(Vboost)と等しい。ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336は、ブーストインダクタ340の消磁によって提供されたPWM電圧(Vc)およびピーク充電電流(Ic)で充電される。ブロック1610において、第1のDC電圧は、出力段パワーコンバータ204に供給される。
ブロック1612において、第1のDC電圧がブーストコンバータ230および232の各々からほぼ等しく供給されているかどうかが判定される。電圧の供給が実質的に平衡された場合、ブロック1614において、出力段パワーコンバータ204は、第1のDC電圧を第2のDC電圧に変換する。ブロック1616において、第2のDC電圧は、力率補正パワーサプライ100のDC出力電圧(+Vcc、−Vcc)として正のDCレール106および負のDCレール108に提供される。ブロック1612において、第1のDC電圧が第1のブーストコンバータ230および第2のブーストコンバータ232によってほぼ均等に供給されない場合、ブロック1618において、電圧および電流は、より高い電圧を有するブーストコンバータからで供給される。ブロック1620において、ブーストキャパシタ(C1、C2、C3、C4)314、316、334および336上の電圧は、実質的に平衡し、動作はブロック1614に進む。
ブロック1622において、PFCコントローラ234は、測定された電圧および電流を感知する。上述のように、測定される電圧および電流は、パワーソース112からの入力電圧(Vin)、ならびに、パワーソース112からの入力電流(Iin)および正のDCレール106および負のDCレール108上のDC出力電圧を含む。さらに、入力段パワーコンバータ202からの出力として提供されたブースト電圧(Vboost)(第1のDC電圧)が感知され得る。
図17のブロック1624において、PFCコントローラ234は、パワーソース112から提供された可能な入力電圧(Vin)の範囲を許容するために、パワーソース112からの入力電圧(Vin)を考慮する。ブロック1626において、入力電圧(Vin)が、例えば、ブースト電圧(Vboost)の約40%であり、かつ大きさが大きくなる場合、PFCコントローラ234は、インターリーブで動作して、直列で結合されたブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328の各々のデューティサイクルのオン時間部分を低減する。ブロック1624において、入力電圧(Vin)は、例えば、ブースト電圧(Vboost)の約40%であり、大きさが小さくなる場合、ブロック1628において、PFCコントローラ234は、少なくとも4つの直列で結合されたブーストスイッチ(単数または複数)(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328のデューティサイクルのオン時間部分を増加させる。
ブロック1630において、PFCコントローラ234は、直列で結合されたブーストスイッチ(S1、S2、S3、S4)306、308、326および328によって生成されたPWM電圧(Vc)波形の平均振幅が入力電圧(Vin)波形の振幅よりも大きいか、またはこれよりも小さいかどうかを考慮する。YESの場合、ブロック1632において、PFCコントローラ234は、PWM電圧(Vc)の波形をPWM変調器516または616で調整し、電圧を実質的に等しい状態にする。ブロック1634において、PFCコントローラ234は、力率補正パワーサプライ100の第2のDC電圧(DC出力電圧(+Vcc、−Vcc))の大きさが小さいかどうかを判定する。上述のように、第2の電圧が低いことを判定するために第1のDC電圧(ブースト電圧(Vboost))が測定され得る。第2のDC電圧が低い場合、ブロック1636において、全電圧ゲインが増加される。PWM電圧(Vc)の振幅を増大させて、これにより、DCレール106および108上の第2のDC電圧を維持するために、PFCコントローラ234の全電圧ゲインが増加される。その後、動作は、図16のブロック1612に戻り、第1のDC電圧の平衡を継続し、かつ力率を制御し、第1および第2のDC電圧をレギュレートする。
ブロック1630に戻って、PWM電圧(Vc)の平均波形が入力電圧(Vin)の正弦波形と実質的に同じである場合、動作は、ブロック1634に進む。ブロック1634において、第2のDC電圧が低くない場合、ブロック1638において、PFCコントローラ234は、第2の電圧(および第1のDC電圧)が高いかどうかを判定する。YESの場合、ブロック1640において、全電圧ゲインが低減され、第1のDC電圧(ブースト電圧(Vboost))の大きさおよび第2のDC電圧を下げる。その後、動作は、図16のブロック1612に戻る。第2のDC電圧(および/または第1のDC電圧)が図17のブロック1638において高くない場合、動作は、同様に図16のブロック1612に戻り、制御を継続する。
力率補正パワーサプライの上述の例は、DC負荷に供給するACパワーソースを利用する。力率補正パワーサプライは、ブーストスイッチを各々が有するブーストサブ回路を備えるブーストコンバータ(単数または複数)を備える。ブーストスイッチは、互いに直列で結合され、かつ入力電圧(Vin)と並列で結合される。ブーストスイッチは、DC電圧レギュレーションおよび力率補正を実行するために高周波数変換サイクルを用いてスイッチングされ得る。直列インターリーブの使用を通じて、ブーストスイッチは、同一のスイッチング周波数および連続的に位相制御されたスイッチングデューティでスイッチングされ、リップル電流を低減し、かつさらに力率を改善し得る。ブーストスイッチの直列構成を用いて、入力電圧(Vin)は、ブーストスイッチ間で分割され得る。従って、ブーストスイッチは、低電圧を受け、低い状態で定格化され、かつより高い周波数でスイッチングされ得る。
ブーストスイッチは、相対的に高い周波数でスイッチングされ、第1のDC電圧であるブースト電圧(Vboost)を供給し得る。ブースト電圧(Vboost)は、入力段パワーコンバータにおける少なくとも1つのキャパシタに蓄積され得る。力率補正パワーサプライにおいて含まれ得る出力段パワーコンバータは、ブースト電圧(Bvoost)をDC出力電圧に変換し得る。出力段パワーコンバータは、さらに、ブースト電圧(Vboost)からDC出力電圧の絶縁を提供し得る。さらに、出力段パワーコンバータは、入力段パワーコンバータの平衡を提供し得る。ブースト電圧(Bvoost)が複数のブーストキャパシタに蓄積された充電電圧から供給された場合、出力段パワーコンバータは、ブーストキャパシタの充電を平衡させ、各ブーストキャパシタ上の充電電圧をほぼ等しく維持し得る。
ブーストスイッチは、PFCコントローラで制御されて、ブースト電圧(Vboost)を提供する。PFCコントローラは、ブーストスイッチのデューティサイクルを制御して、電圧レギュレーションおよび力率補正の両方を実行する。力率補正は、AC入力電圧(Vin)の波形の振幅と実質的に同様のブーストスイッチによって生成されたPWM電圧の波形の平均振幅を維持することに基づく。
フォードフォワード電圧レギュレーション制御は、さらに、測定された入力電圧(Vin)に基づいて、PFCコントローラによって実行され得る。力率補正パワーサプライのDC出力電圧(正のDC出力電圧(+Vcc)および負のDC出力電圧(−Vcc))に基づいたフィードバック制御は、さらに、電圧レギュレーションのために用いられ得る。フィードバック制御は、さらに、入力段パワーコンバータを通る測定電流の流れを利用して、さらに、電圧レギュレーションを改善し得る。さらなるフィードフォワード制御は、さらに、PFCコントローラに含まれ得る。さらなるフィードフォワード制御は、電圧レギュレーションの測定されたブースト電圧(Vboost)を利用し得る。
本発明の種々の実施形態が記載されたが、本発明の範囲内であるさらに多くの実施形態および実現例が可能であることが当業者に明らかである。従って、本発明は、添付の請求項およびその等価物を除いて制限されるべきでない。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
(要約)
力率補正パワーサプライは、入力段パワーコンバータおよび出力段パワーコンバータを備える。入力段パワーコンバータは、複数の直列で接続されたブーストスイッチおよび力率補正コントローラを備える。力率補正コントローラは、力率補正および電圧レギュレーションを実行するために、直列インターリーブ位相制御によってブーストスイッチの動作を方向付ける。ブーストスイッチには、パワーソースから入力電圧および入力電流が供給される。入力電圧は、ブーストスイッチの高周波数直列インターリーブスイッチングによってDCブースト電圧に変換される。DCブースト電圧は、出力段パワーコンバータによってDC出力電圧に変換される。DC出力電圧は、力率補正パワーサプライの負荷のDCレールに提供される。
図1は、力率補正パワーサプライおよびオーディオ増幅器を示すブロック図である。 図2は、図1に示される力率補正パワーサプライのより詳細なブロック図である。 図3は、図2に示される力率補正パワーサプライに含まれる入力段パワーコンバータの模式的回路図である。 図4は、図2の力率補正パワーサプライに含まれる入力段パワーコンバータのタイミング図である。 図5は、図2に示される力率補正パワーサプライに含まれる力率補正コントローラの模式的回路図である。 図6は、図2に含まれる力率補正パワーサプライに含まれる力率補正コントローラの別の模式的回路図である。 図7は、図2に示される力率補正パワーサプライの別の模式的回路図である。 図8は、図2に示される力率補正パワーサプライに含まれる出力段パワーコンバータの模式的回路図である。 図9は、図2に示される力率補正パワーサプライに含まれる入力段パワーコンバータの別の模式的回路図である。 図10は、図1に示される力率補正パワーサプライの模式的回路図である。 図11は、図10の力率補正パワーサプライに含まれる入力段パワーコンバータのタイミング図である。 図12は、図1に示される力率補正パワーサプライの別の模式的回路図である。 図13は、図12の力率補正パワーサプライに含まれる入力段パワーコンバータのタイミング図である。 図14は、図1に示される力率補正パワーサプライの別の模式的回路図である。 図15は、図14に示される力率補正パワーサプライに含まれる入力段パワーコンバータのタイミング図である。 図16は、図1〜図15に示される力率補正パワーサプライの動作を示すプロセスフローチャートである。 図17は、図16のプロセスフローチャートの第2の部分である。
符号の説明
100 力率補正パワーサプライ
102 オーディオ増幅器
104 出力パワーライン
106 正のDCレール
108 負のDCレール
110 入力ライン
112 パワーソース
114 オーディオ信号入力ライン
116 増幅されたオーディオ信号入力ライン
200 全波ブリッジ整流器(BR1)
202 入力段パワーコンバータ
204 出力段パワーコンバータ
206 前段
210 パワープラグ
212 フィーダライン
214 コモンライン214
216 グラウンド
220 ラインフィルタ
222 ソフトスタート回路
224 第1の起動スイッチ
226 第2の起動スイッチ
228 抵抗器
230 第1のブーストコンバータ
232 第2のブーストコンバータ
234 力率補正(PFC)コントローラ
236 第1の出力コンバータ
238 第2の出力コンバータ
240 出力フィルタ
302 第1のブーストサブ回路
304 第2のブーストサブ回路
306 ブーストスイッチの第1のペア
308 ブーストスイッチの第1のペア
310 ブーストダイオードの第1のペア
312 ブーストダイオードの第1のペア
314 ブーストキャパシタの第1のペア
316 ブーストキャパシタの第1のペア
318 正の中点
320 コンバータ中点
322 第3のブーストサブ回路
324 第4のブーストサブ回路
326 ブーストスイッチの第2のペア
328 ブーストスイッチの第2のペア
330 ブーストダイオードの第2のペア
332 ブーストダイオードの第2のペア
334 第3のブーストキャパシタ
336 第4のブーストキャパシタ
338 負の中点
340 ブーストインダクタ
342 第1のセグメント
344 第2のセグメント
346 第1の正のブーストコンバータ出力ライン
348 正の中点ライン
350 第2の正のブーストコンバータ出力ライン
352 第1の負のブーストコンバータ出力ライン
354 負の中点ライン
356 第2の負のブーストコンバータ出力ライン
360 正のブースト制御ライン
362 負のブースト制御ライン
364 入力電圧感知ライン
368 電流センサ
370 入力電流感知ライン
372 正のVcc感知ライン
374 負のVcc感知ライン
376 正のブースト電圧感知ライン
378 負のブースト電圧感知ライン
402 変調波形
404 変調波形
406 変調波形
406 変調波形
408 変調波形
410 変調位相制御図
412 第1のベクトル
414 第2のベクトル
416 第3のベクトル
418 第4のベクトル
502 差動増幅器
504 入力電圧フィードフォワード制御ループ
506 出力電圧フィードバック制御ループ
508 電流制御内部ループ
512 LPフィルタ
514 二乗乗算器
516 除算器
520 差動入力増幅器
522 加算器
524 積分器
526 乗算器備
530 加算器
532 誤差増幅器
534 スイッチコントローラ
536 PWM変長期
538 ゲートドライバ
602 入力電圧フィードフォワード制御ループ
604 出力電圧フィードバック制御ループ
606 電圧制御内部ループ
610 加算器
612 乗算器
616 PWM変調器
618 ゲートドライバ
702 出力電圧制御ループ
706 LPフィルタ
708 加算器
802 第1のスイッチモードコンバータ
804 第1の変圧器(T1)
806 第1の出力ブリッジ整流器(BR2)
808 第2のスイッチモードコンバータ
810 第2の変圧器(T2)
812 第2の出力ブリッジ整流器(BR3)
816 第1の出力スイッチ(S5)
818 第2の出力スイッチ(S6)
820 第3の出力スイッチ(S7)
822 第4の出力スイッチ(S8)
824 ダイオード
826 第1の2次キャパシタ(C5)
828 第2の2次キャパシタ(C6)
830 グラウンド接続
902 第1のブーストコンバータ
904 第2のブーストコンバータ
906 第1のブーストサブ回路
908 第2のブーストサブ回路
910 第3のブーストサブ回路
912 第4のブーストサブ回路
920 第1のブーストスイッチ
922 第2のブーストスイッチ
924 第1のブーストキャパシタ
926 第2のブーストキャパシタ
928 第1のブーストサブスイッチ
930 第2のブーストサブスイッチ
940 第3のブーストスイッチ
942 第4のブーストスイッチ
944 第1のキャパシタ
946 第2のキャパシタ
948 第3のブーストサブスイッチ
950 第4のブーストサブスイッチ
952 正のスイッチ制御ライン
954 負のスイッチ制御ライン
1002 入力段パワーコンバータ
1004 出力段パワーコンバータ
1006 前段
1012 ラインフィルタ
1014 ソフトスタート回路
1020 ブーストインダクタ
1022 インターリーブ方式全波ブリッジコンバータ
1024 第1のブーストサブ回路
1026 第2のブーストサブ回路
1028 ブーストキャパシタ
1030 第1のブーストスイッチ(S1)
1032 第1のブーストサブスイッチ(S1’)
1034 第2のブーストスイッチ(S2)
1036 第2のブーストサブスイッチ(S2’)
1042 第1のブースト信号ライン
1044 第2のブースト信号ライン
1046 入力電圧ライン
1048 電流センサ
1050 入力電流ライン
1052 ブースト電圧ライン
1054 DCレール電圧ライン
1056 出力コンバータ
1058 出力フィルタ
1060 スイッチモードコンバータ
1062 変圧器(T1)
1064 ブリッジ整流器(BR1)
1058 出力フィルタ
1060 スイッチモードコンバータ
1062 変圧器(T1)
1064 ブリッジ整流器(BR1)
1102 変調波形
1104 変調波形
1106 変調位相図
1108 第1の変調ベクトル
1110 第2の変調ベクトル
1202 前段
1204 入力段パワーコンバータ
1206 出力段パワーコンバータ
1208 ラインフィルタ
1210 ソフトスタート回路
1212 インターリーブ方式全波ブリッジコンバータ
1214 第2(負の)ブーストコンバータ
1216 第1のブーストサブ回路
1218 第2のブーストサブ回路
1220 第1のブーストスイッチ(S1)
1222 第1のブーストサブスイッチ(S1’)
1224 第2のブーストスイッチ(S2)
1226 第2のブーストサブスイッチ(S2’)
1230 第3のブーストサブ回路
1232 第4のブーストサブ回路
1240 第3のブーストスイッチ(S3)
1242 第3のブーストサブスイッチ(S3’)
1244 第4のブーストスイッチ(S4)
1246 第4のブーストサブスイッチ(S4’)
1250 第1の出力コンバータ
1252 第2の出力コンバータ
1254 全波ブリッジ非共振スイッチモードコンバータ(チョッパ)
1256 変圧器
1258 ブリッジ整流器
1302 第1の変調波形
1304 第2の変調波形
1306 第3の変調波形
1308 第4の変調波形
1310 変調位相制御図
1312 変調ベクトル
1314 変調ベクトル
1316 変調ベクトル
1318 変調ベクトル
1502 第1の変調波形
1504 第2の変調波形
1506 第3の変調波形
1508 第4の変調波形
1510 第5の変調波形
1512 第6の変調波形
1516 変調位相図

Claims (49)

  1. 力率補正パワーサプライであって、
    直列結合された第1のペアのブーストスイッチと、直列結合された第2のペアのブーストスイッチと、インダクタと、複数のブーストキャパシタとを含む入力段パワーコンバータであって、該第1のペアのブーストスイッチと該第2のペアのブーストスイッチとは、直列結合されており、該インダクタと該複数のブーストキャパシタとは、該第1のペアのブーストスイッチと該第2のペアのブーストスイッチとに結合されており、該第1のペアのブーストスイッチと該第2のペアのブーストスイッチとは、該インダクタを磁化し、かつ、該複数のブーストキャパシタを充電するようにスイッチ可能である、入力段パワーコンバータと、
    該第1のペアのブーストスイッチと該第2のペアのブーストスイッチとに結合された、力率を制御する手段であって、該力率を制御する手段は、同じスイッチング周波数を用いて、かつ、スイッチングサイクル内で連続的に位相制御されるスイッチングデューティを用いて、該第1のペアのブーストスイッチおよび該第2のペアのブーストスイッチのそれぞれを制御することにより、ブースト電圧の一部分を提供するように構成されてい、力率を制御する手段と、
    該入力段パワーコンバータ結合された出力段パワーコンバータであって、該出力段パワーコンバータは、該第1のペアのブーストスイッチに結合された第1の出力コンバータと、該第2のペアのブーストスイッチに結合された第2の出力コンバータとを含み、該第1の出力コンバータおよび該第2の出力コンバータのそれぞれは、固定スイッチング周波数およびスイッチングデューティサイクルで動作可能な複数のスイッチを有することによって、該第1のペアのブーストスイッチおよび該第2のペアのブーストスイッチのそれぞれによって提供され該ブースト電圧の該一部分を平衡させるための電荷平衡器として機能する、出力段パワーコンバータと
    含む、力率補正パワーサプライ。
  2. 前記第1のペアのブーストスイッチは、第1のブーストキャパシタを充電するように協働してスイッチ可能であり、前記第2のペアのブーストスイッチは、第2のブーストキャパシタを充電するように協働してスイッチ可能である、請求項に記載の力率補正パワーサプライ。
  3. 前記第1のペアのブーストスイッチに含まれる第1のブーストスイッチおよび第2のブーストスイッチのそれぞれは、第1のブーストキャパシタおよび第2のブーストキャパシタをそれぞれ充電するようにスイッチ可能であり、前記第2のペアのブーストスイッチに含まれる第3のブーストスイッチおよび第4のブーストスイッチのそれぞれは、第3のブーストキャパシタおよび第4のブーストキャパシタをそれぞれ充電するようにスイッチ可能である、請求項に記載の力率補正パワーサプライ。
  4. 前記入力段パワーコンバータは、前記第1のペアのブーストスイッチおよび前記第2のペアのブーストスイッチにそれぞれ結合された第1のペアのブーストサブスイッチおよび第2のペアのブーストサブスイッチを含み、該入力段パワーコンバータは、前記力率補正コントローラによって制御の関数としてパワーソースにパワーを供給し該パワーソースからパワーを消費するように構成されている、請求項1〜3に記載の力率補正パワーサプライ。
  5. 前記入力段パワーコンバータは、前記第1のペアのブーストスイッチおよび前記第2のペアのブーストスイッチにそれぞれ結合された第1のペアのダイオードおよび第2のペアのダイオードを含み、該入力段パワーコンバータは、前記力率補正コントローラによって制御の関数としてパワーソースからパワーを消費するように構成されている、請求項1〜3に記載の力率補正パワーサプライ。
  6. 力率補正パワーサプライであって、
    第2のブーストサブ回路結合された第1のブーストサブ回路を含む第1のブーストコンバータと、
    該第1のブーストコンバータ直列結合された第2のブーストコンバータであって、該第2のブーストコンバータは、第4のブーストサブ回路結合された第3のブーストサブ回路を含み、該第1のブーストコンバータと該第2のブーストコンバータとは、入力電圧を受け取り、それぞれがブースト電圧の一部分を提供するように構成されている、第2のブーストコンバータと、
    該第1のブーストコンバータと該第2のブーストコンバータと結合された力率補正コントローラであって、同じスイッチング周波数を用いて、かつ、スイッチングサイクル内で連続的に位相制御されるスイッチングデューティを用いて、該ブースト電圧の関数として、該第1のブーストコンバータと該第2のブーストコンバータとを制御するように構成されている力率補正コントローラと
    該第1のブーストコンバータに結合された第1の出力コンバータと、
    該第2のブーストコンバータに結合された第2の出力コンバータと
    を含み、
    該第1の出力コンバータおよび該第2の出力コンバータのそれぞれは、固定スイッチング周波数およびスイッチングデューティサイクルで動作可能な複数のスイッチを有することによって、該第1のペアのブーストコンバータおよび該第2のペアのブーストコンバータのそれぞれによって提供される該ブースト電圧の該一部分を平衡させるための電荷平衡器として機能する、力率補正パワーサプライ。
  7. 前記第1のブーストサブ回路と前記第2のブーストサブ回路とは、直列結合されており、前記第3のブーストサブ回路と前記第4のブーストサブ回路とは、直列結合されている、請求項に記載の力率補正パワーサプライ。
  8. 前記力率補正コントローラは、前記第1のブーストコンバータと前記第2のブーストコンバータとをスイッチングサイクル内の少なくとも4つの位相で制御するように構成されている、請求項6〜7に記載の力率補正パワーサプライ。
  9. 前記第1のブーストサブ回路、前記第2のブーストサブ回路、前記第3のブーストサブ回路、前記第4のブーストサブ回路のそれぞれは、ブーストスイッチを含み、該第1のブーストサブ回路、該第2のブーストサブ回路、該第3のブーストサブ回路、該第4のブーストサブ回路のそれぞれのブーストスイッチは、直列結合されており、かつ、入力電圧並列結合されるように構成されている、請求項6〜8に記載の力率補正パワーサプライ。
  10. 前記第1のブーストサブ回路、前記第2のブーストサブ回路、前記第3のブーストサブ回路、前記第4のブーストサブ回路のそれぞれは、それぞれのブーストスイッチとそれぞれのブーストキャパシタとを含み、それぞれのブーストキャパシタは、それぞれのブーストスイッチによって該ブースト電圧の一部分になるよう充電可能である、請求項6〜8に記載の力率補正パワーサプライ。
  11. 前記第1のブーストコンバータは第1のブーストキャパシタを含み、前記第2のブーストコンバータは第2のブーストキャパシタを含み、該第1のブーストサブ回路と該第2のブーストサブ回路とは、該第1のブーストキャパシタを前記ブースト電圧の一部分になるように充電するように構成されており前記第3のブーストサブ回路と第4のブーストサブ回路とは、該第2のブーストキャパシタを該ブースト電圧の一部分になるように充電するように構成されている、請求項6〜9に記載の力率補正パワーサプライ。
  12. 前記第1のブーストサブ回路、前記第2のブーストサブ回路、前記第3のブーストサブ回路、前記第4のブーストサブ回路のそれぞれは、それぞれのブーストスイッチを含み、該ブーストスイッチの各々は、前記力率補正コントローラによって、前記ブースト電圧に基づいてスケーリング可能であるダブルエッジ自然パルス幅変調三角波形を用いて、該力率補正コントローラによって独立してスイッチ可能である、請求項6〜10に記載の力率補正パワーサプライ。
  13. 力率補正パワーサプライであって、
    直列に結合された少なくとも4つのブーストスイッチを含む入力段パワーコンバータであって、該少なくとも4つのブーストスイッチは、入力電圧に並列に結合されるように構成されている、入力段パワーコンバータと、
    該少なくとも4つのブーストスイッチに結合された力率補正コントローラであって、該力率補正コントローラは、同じスイッチング周波数を用いて、かつ、スイッチングサイクル内で連続的に位相制御されるスイッチングデューティサイクルを用いて、各々、該入力電圧からDCブースト電圧の一部分を提供するように、該少なくとも4つのブーストスイッチを方向付けるように構成されており、該力率補正コントローラは、フィードフォワード制御で、該少なくとも4つのブーストスイッチを該DCブースト電圧の関数として方向付けるように構成されている、力率補正コントローラと、
    該入力段パワーコンバータに結合された出力段パワーコンバータであって、該出力段パワーコンバータは、該少なくとも4つのブーストスイッチのうちの第1のペアのブーストスイッチに結合された第1の出力コンバータと、該少なくとも4つのブーストスイッチのうちの第2のペアのブーストスイッチに結合された第2の出力コンバータとを含み、該第1の出力コンバータおよび該第2の出力コンバータのそれぞれは、固定スイッチング周波数およびスイッチングデューティサイクルで動作可能な複数のスイッチを有することによって、該第1のペアのブーストスイッチおよび該第2のペアのブーストスイッチのそれぞれによって提供される該ブースト電圧の該一部分を平衡させるための電荷平衡器として機能する、出力段パワーコンバータと
    を含む、力率補正パワーサプライ。
  14. 前記入力電圧前記DCブースト電圧は、前記少なくとも4つのブーストスイッチのそれぞれの間でほぼ均等に分割される、請求項13に記載の力率補正パワーサプライ。
  15. 前記第1の出力コンバータは、前記第1のペアのブーストスイッチに並列結合されており、前記第2の出力コンバータは、前記第2のペアのブーストスイッチに並列結合されている、請求項13に記載の力率補正パワーサプライ。
  16. 前記第1の出力コンバータおよび前記第2の出力コンバータのそれぞれは、スイッチモードコンバータと、変圧器と、ブリッジ整流器とを含み、前記DCブースト電圧該DCブースト電圧から絶縁されたDCブースト電圧に変換する、請求項15に記載の力率補正パワーサプライ。
  17. 前記第1の出力コンバータおよび第2の出力コンバータのそれぞれは、固定周波数のレギュレートされてない半波ブリッジチョッパを含む、請求項15〜16に記載の力率補正パワーサプライ。
  18. 前記入力段パワーコンバータは、前記少なくとも4つのブーストスイッチと時間的に交互に動作するように構成された少なくとも4つのブーストサブスイッチを含む、請求項13〜17に記載の力率補正パワーサプライ。
  19. 前記入力電圧はAC入力電圧であり、前記少なくとも4つのブーストスイッチの2つは、第1の全波ブリッジコンバータとして構成されており、該少なくとも4つのブーストスイッチの2つは、第2の全波ブリッジコンバータとして構成されている、請求項13〜18に記載の力率補正パワーサプライ。
  20. 前記入力段パワーコンバータ結合されたブリッジ整流器をさらに含み、該ブリッジ整流器は、整流されたAC入力電圧を前記入力電圧として該入力段パワーコンバータに提供するように構成されている、請求項13〜19に記載の力率補正パワーサプライ。
  21. 前記入力段パワーコンバータ結合された同期整流器をさらに含み、該同期整流器は、整流されたAC入力電圧を前記入力電圧として該入力段パワーコンバータに供給し、かつ、該入力段パワーコンバータから出力電圧を受け取るように構成されている、請求項13〜19に記載の力率補正パワーサプライ。
  22. 力率補正パワーサプライであって、
    力率補正コントローラと、第2のブーストコンバータ直列結合された第1のブーストコンバータとを含む入力段パワーコンバータであって、該第1のブーストコンバータと該第2のブーストコンバータとは、同じスイッチング周波数を用いて、かつ、スイッチングサイクル内で連続的に位相制御されるスイッチングデューティを用いて、該力率補正コントローラによって制御されることにより、該第1のブーストコンバータおよび該第2のブーストコンバータのそれぞれがDCブースト電圧を供給し、かつ、パワーソースによって該力率補正パワーサプライに供給可能なAC入力電流の波形を制御する、入力段パワーコンバータと、
    該入力段パワーコンバータに結合され出力段パワーコンバータであって、該出力段パワーコンバータは、該第1のブーストコンバータと該第2のブーストコンバータとに結合された出力コンバータを含み、該出力コンバータは、固定スイッチング周波数およびスイッチングデューティサイクルで動作可能な複数のスイッチを有することによって、該第1のブーストコンバータおよび該第2のブーストコンバータのそれぞれによって供給される該ブースト電圧の該一部分を平衡させるための電荷平衡器として機能する、出力段パワーコンバータと
    含む、力率補正パワーサプライ。
  23. 前記第1のブーストコンバータおよび前記第2のブーストコンバータのそれぞれは、直列結合された複数のブーストサブ回路を含み、該ブーストサブ回路の各々はブーストスイッチを含む、請求項22に記載の力率補正パワーサプライ。
  24. 前記第1のブーストコンバータと前記第2のブーストコンバータとは、電磁干渉を低減するために前記力率補正コントローラによって周波数変調で制御される、請求項22〜23に記載の力率補正パワーサプライ。
  25. 前記出力段パワーコンバータは、固定周波数スイッチモードパワーコンバータと変圧器とを含み、該固定周波数スイッチモードパワーコンバータは、DC出力電圧をDCレールに提供するように構成されており、該変圧器は、前記第1のブーストコンバータおよび前記第2のブーストコンバータのスイッチングノイズを最小化するためにガルバニック絶縁を有する、請求項22〜24に記載の力率補正パワーサプライ。
  26. 前記出力段パワーコンバータは、前記DCブースト電圧を負荷に供給可能なDC出力電圧に変換するように構成された出力コンバータおよび出力フィルタを含む、請求項22〜24に記載の力率補正パワーサプライ。
  27. 前記力率コントローラは、前記DC出力電圧を前記DCブースト電圧および該DC出力電圧の関数としてレギュレートするように構成されている、請求項26に記載の力率補正パワーサプライ。
  28. 前記力率補正コントローラは、前記DCブースト電圧と、前記DC出力電圧と、前記AC入力電流との関数として該DC出力電圧をレギュレートするように構成されている、請求項26に記載の力率補正パワーサプライ。
  29. 力率補正パワーサプライであって、
    直列に結合された第1のブーストスイッチおよび第2のブーストスイッチであって、ACパワーソースに並列で結合されるように構成されている第1のブーストスイッチおよび第2のブーストスイッチと、
    該第1のブーストスイッチ直列結合された第1のブーストサブスイッチと、
    該第2のブーストスイッチ直列結合された第2のブーストサブスイッチと、
    該第1のブーストサブスイッチ直列結合された該第1のブーストスイッチと、該第2のブーストサブスイッチ直列結合された該第2のブーストスイッチとのうちの少なくとも1つにわたって結合されブーストキャパシタと、
    該第1のブーストスイッチと該第2のブーストスイッチ該第1のブーストサブスイッチと該第2のブーストサブスイッチと結合された力率補正コントローラであって、該第1のブーストスイッチ、該第2のブーストスイッチ、該第1のブーストサブスイッチ、該第2のブーストサブスイッチのそれぞれは、該ACパワーソースから供給可能なAC入力電圧から該ブーストキャパシタ上にDCブースト電圧の少なくとも一部分を提供するようにスイッチ可能である、力率補正コントローラと、
    入力段パワーコンバータに結合された出力段パワーコンバータであって、該出力段パワーコンバータは、出力コンバータを含み、該出力コンバータは、該第1のブーストスイッチと該第1のブーストサブスイッチと該第2のブーストスイッチと該第2のブーストサブスイッチとに結合され、該出力コンバータは、固定スイッチング周波数およびスイッチングデューティサイクルで動作可能な複数のスイッチを有することによって、該第1のブーストスイッチおよび該第1のブーストサブスイッチの組み合わせと該第2のブーストスイッチおよび該第2のブーストサブスイッチの組み合わせとによって提供されるブースト電圧の該一部分を平衡させるための電荷平衡器として機能する、出力段コンバータと
    を含む、力率補正パワーサプライ。
  30. 前記ブーストキャパシタは、前記第1のブーストスイッチおよび前記第1のブーストサブスイッチの両方にわたって結合されており、該ブーストキャパシタは、前記第2のブーストスイッチおよび前記第2のブーストサブスイッチにわたってさらに結合されている、請求項29に記載の力率補正パワーサプライ。
  31. 前記ブーストキャパシタは、第1のブーストキャパシタと第2のブーストキャパシタとを含み、該第1のブーストキャパシタは、前記第1のブーストスイッチおよび前記第1のブーストサブスイッチにわたって結合されており、前記第2のブーストキャパシタは、前記第2のブーストスイッチおよび前記第2のブーストサブスイッチにわたって結合されている、請求項29に記載の力率補正パワーサプライ。
  32. 前記出力段パワーコンバータの少なくとも一部分は、前記ブーストキャパシタ並列に結合されている、請求項29に記載の力率補正パワーサプライ。
  33. 前記ブーストキャパシタ並列で結合された前記出力段パワーコンバータをさらに含み、該出力段コンバータは、スイッチモードコンバータと、変圧器と、出力フィルタとを含み、前記DCブースト電圧を該DCブースト電圧から絶縁されたDC出力電圧に変換する、請求項29に記載の力率補正パワーサプライ。
  34. 非共振固定周波数スイッチモードコンバータと前記DCブースト電圧をガルバニック絶縁する絶縁変圧器とを含む出力段パワーコンバータをさらに含む、請求項29に記載の力率補正パワーサプライ。
  35. 力率補正パワーサプライであって、
    第2のブーストスイッチ直列結合された第1のブーストスイッチであって、該第1のブーストスイッチと該第2のブーストスイッチは、ACパワーソース並列結合されるように構成されている、第1のブーストスイッチと、
    該第1のブーストスイッチおよび該第2のブーストスイッチのそれぞれに結合されたブーストインダクタと、
    該第1のブーストスイッチおよび該第2のブーストスイッチ並列結合されたブーストキャパシタであって、該第1のブーストスイッチおよび該第2のブーストスイッチは、該ブーストインダクタを磁化し、かつ、該ブーストインダクタが該ブーストキャパシタ上にDCブースト電圧を生成するように消磁される場合、該ブーストキャパシタを充電するするようにスイッチ可能である、ブーストキャパシタと、
    該第1のブーストスイッチおよび該第2のブーストスイッチ結合され力率補正コントローラであって、該力率補正コントローラは、該第1のブーストスイッチおよび該第2のブーストスイッチのそれぞれが、該DCブースト電圧の一部分を提供するように該第1のブーストスイッチと該第2のブーストスイッチとを制御するように構成されており、該力率補正コントローラは、該DCブースト電圧に基づいて、該第1のブーストスイッチと該第2のブーストスイッチとをフィードフォワード制御で制御するように構成されている、力率補正コントローラと
    該第1のブーストスイッチに結合された第1の出力コンバータと、
    該第2のブーストスイッチに結合された第2の出力コンバータと
    を含み、
    該第1の出力コンバータおよび該第2の出力コンバータのそれぞれは、固定スイッチング周波数およびスイッチングデューティサイクルで動作可能な複数のスイッチを有することによって、該第1のブーストコンバータおよび該第2のブーストコンバータのそれぞれによって提供される該DCブースト電圧の該一部分を平衡させるための電荷平衡器として機能する、力率補正パワーサプライ。
  36. 前記第1のブーストスイッチと前記第2のブーストスイッチとは、整流されないAC入力電圧を受け取るように構成されている、請求項35に記載の力率補正パワーサプライ。
  37. 前記第1のブーストスイッチと前記第2のブーストスイッチと前記ブーストキャパシタとは、全波ブリッジコンバータを含む、請求項35に記載の力率補正パワーサプライ。
  38. 前記第1のブーストスイッチおよび前記第2のブーストスイッチのそれぞれに結合された第1ブーストサブスイッチおよび第2のブーストサブスイッチをさらに含み、該第1のブーストスイッチおよび該第1のブーストサブスイッチは、第1の半波ブリッジを含み、該第2のブーストスイッチおよび該第2のブーストサブスイッチは、第2の半波ブリッジを含む、請求項35に記載の力率補正パワーサプライ。
  39. 前記第1の半波ブリッジと前記第2の半波ブリッジとは、直列結合されている、請求項38に記載の力率補正パワーサプライ。
  40. 前記第1のブーストスイッチと前記第2のブーストスイッチと前記ブーストキャパシタとは、前記力率補正コントローラによって方向付けられるように、前記ACパワーソースからのパワーを消費し、かつ、該ACパワーソースにパワーを供給するように構成されている、請求項35に記載の力率補正パワーサプライ。
  41. 前記力率補正コントローラは、前記第1のブーストスイッチと前記第2のブーストスイッチとをスイッチングサイクル内の少なくとも2つの位相で制御する、請求項35に記載の力率補正パワーサプライ。
  42. 力率補正パワーサプライを用いて力率補正実行する方法であって、該方法は、
    入力電圧入力電流を有するパワーソースを提供することと、
    同じスイッチング周波数を用いて、かつ、スイッチングサイクル内で連続的に位相制御されるスイッチングデューティを用いて、該パワーソースにわたって直列結合され少なくとも4つのブーストスイッチをスイッチングし、該入力電圧を第1のDC電圧に変換することと、
    出力段パワーコンバータを用いて該第1のDC電圧を第2のDC電圧に変換することであって、該出力段パワーコンバータは、第1のモード出力コンバータと、第2のモード出力コンバータとを含む、ことと、
    第2のDC電圧をパワーレールに供給することにより、負荷を供給すること
    を含み、
    該出力段パワーコンバータは、該入力段パワーコンバータに結合されており、該第1の出力コンバータは、該少なくとも4つのブーストスイッチのうちの第1のペアのブーストスイッチに結合されており、該第2の出力コンバータは、該少なくとも4つのブーストスイッチのうちの第2ペアのブーストスイッチに結合されており、該第1の出力コンバータおよび該第2の出力コンバータのそれぞれは、固定スイッチング周波数およびスイッチングデューティサイクルで動作可能な複数のスイッチを有することによって、該第1のペアのブーストスイッチおよび該第2のペアのブーストスイッチのそれぞれによって提供される該ブースト電圧の該一部分を平衡させるための電荷平衡器として機能する、方法。
  43. 前記スイッチングすることは、前記第2のDC電圧を前記第1のDC電圧および該第2のDC電圧の関数として所望の大きさにレギュレートすること含む、請求項42に記載の方法。
  44. 前記スイッチングすることは、少なくとも4つのブーストスイッチの少なくとも1つによってブーストキャパシタに供給されたパルス幅変調の波形を前記入力電圧の波形と実質的に一致させること含む、請求項42に記載の方法。
  45. 前記スイッチングすることは、前記入力電圧前記第1のDC電圧を前記少なくとも4つのブーストスイッチ間で分割すること含む、請求項42に記載の方法。
  46. 前記スイッチングすることは、パルス幅変調電圧を生成して、ブーストキャパシタを前記第1のDC電圧の少なくとも一部分を充電すること含む、請求項42に記載の方法。
  47. 前記第1のDC電圧を第2のDC電圧に変換することは、該第2のDC電圧から該第1のDC電圧をガルバニック絶縁すること含む、請求項42に記載の方法。
  48. 前記入力電圧は整流されないAC入力電圧であり、前記入力電流は整流されないAC入力電流である、請求項42に記載の方法。
  49. 前記入力電圧は整流されたAC入力電圧であり、前記入力電流は、整流されたAC入力電流である、請求項42に記載の方法。
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