JP4609402B2 - パケット化データ記録再生装置及びパケット化データ記録再生方法 - Google Patents

パケット化データ記録再生装置及びパケット化データ記録再生方法 Download PDF

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Description

本発明は、パケット化された映像、音声データの記録及び再生を行うパケット化データ記録再生装置及びパケット化データ記録再生方法に関する。
最近になり、BSディジタル、地上波ディジタルなど符号化された映像、音声データがTS(Transport Stream)により放送され、それらのTSの受信を行うディジタル信号受信装置が市場導入されるようになってきた。MPEG(moving picture experts group)システム標準に準拠して放送される信号には、符号化及びパケット化されて放送される信号の復号開始時刻を指定するDTS(Decoding Time Stamp)や、復号化して得られる映像信号を表示したり、音声信号を発音する時刻を指定するPTS(Presentation Time Stamp)が付されている。ディジタル放送受信装置は受信されるTS信号から基準クロック信号を生成し、生成された基準クロックと受信されるパケットのDTSやPTSを照合することにより同期の取れた映像、音声信号を得ることができる。
一方、TS信号を記録再生する映像記録再生装置も市場導入されている。例えば、回転ヘッドを用いるディジタル映像記録装置もある。そのディジタル映像記録装置は回転ヘッドの切り換わりタイミングとTSパケット化データの入力タイミングによりTSパケット化データの連続性を保つための対処方法として、TSパケット化データを少し遅延させてヘッド切り換わりタイミングと重ならないようにして記録する方法を用いている。TSパケット化データを少し遅延させる場合では、データの記録位置を基にした再生では受信された信号と再生される信号とのタイミングがずれてしまう。そのタイミングのずれにより、再生された信号から生成される基準クロック信号にずれが生じてしまう。基準クロック信号は再生装置を動作させるための基準信号であり、基準クロック信号にずれが含まれる場合は正常な復号、表示動作を行えなくなったり、映像、音声信号に歪や雑音が含まれたりする。
その解決方法として、入力時刻情報を生成し、TSパケット化データと共に記録、再生を行うことによりタイミングずれを補正する磁気記録再生装置がある。
図12を参照し、従来のパケット化データ記録再生装置について説明する。
同図に示す従来のパケット化データ記録再生装置6のパケットデータ処理部61にはTSデータが入力される。入力用タイムカウンタ63は上記のタイミングのずれを防止するための入力用タイムカウント信号を生成する。生成される入力用タイムカウント信号のカウント値は入力されるクロック信号に応じて1づつカウント値を増加させる。タイムスタンプ付加部62はパケットデータ処理部61に入力されたTSデータに入力用タイムカウンタ63で生成された入力用タイムカウント信号を付加し、付加された信号を記録媒体71に記録する。
タイムスタンプ分離部81は入力用タイムカウント信号の付加されたTSデータを記録媒体71から読み出すと共に、読み出された入力用タイムカウント信号及びTSデータを分離する。データレジスタ82はTSデータを記憶し、タイムスタンプ(TMS)レジスタ86は入力用タイムカウント信号を記憶する。送出用タイムカウンタ92は、連続して記録されるTSパケット化データの単位毎に初期化されたタイムカウント値を生成する。カウント値一致判定部93は1クロック前にタイムスタンプレジスタ86から供給された入力用タイムカウント信号と送出用タイムカウンタ92で生成されたタイムカウント値とを比較し、カウント値が一致したとして判定されたときにシフトパルスを出力する。データレジスタ82は供給されるシフトパルスに応じて記憶されているTSデータを送出ゲート部85を介して出力する。データリクエスト制御部98は次の入力用タイムカウント信号の付加されたTSデータを記録媒体71から読出させる。タイムスタンプレジスタ86は記憶されている入力用タイムカウント信号をカウント値一致判定部93に供給しておく。
パケット化データ記録再生装置6は、記憶媒体71に記録されるTS信号の一部のパケット化情報信号に遅延されるパケット化情報信号が含まれる場合であっても、その遅延を入力用タイムカウント信号を用いて補償することが出来る。
しかし、記録媒体に誤りデータが含まれる場合には記録した入力時刻情報が正常に再生されないため、その対策として再生された入力時刻情報をデータ順に比較し、時刻差が一定の割合であるか否かを検出する。誤りデータの含まれる入力時刻情報を破棄するようにして、正確な入力時刻情報を得るようにしてTSパケット化データに与えた遅延を補償するようにし、磁気記録再生装置を構成する方法がある。
ところで、TSパケットデータをハードディスクに記録して再生する場合では、記録媒体にテープメディアを用いるのと異なり、再生時に誤りデータが含まれる可能性は少ない。しかし、放送受信状態によっては受信信号からTSパケットデータを正確に得られない場合もある。誤りデータを含むTSパケットデータは、再生時にパケット化を解いて後に誤りデータが含まれていたことが検出される場合もある。常に正確な基準クロック信号を得られないことになる。
特許文献1には、再生時に、記録媒体から再生した信号のデータエラー検出を容易に行えるようにしたエラー検出装置が開示されている。即ち、TSパケットデータ列であるトランスポートストリームがハードディスクに記録される際にタイムスタンプ付加回路が各TSパケットデータにそれぞれ構成状態を表すタイムスタンプを付加し、差分検出器がハードディスクから各TSパケットデータと共に再生された各タイムスタンプのうち時間軸に沿って順次隣り合う2つの各タイムスタンプ同士の差分値を算出し、エラー検出用比較器が差分値の算出結果に基づいて、タイムスタンプの付加されたTSパケットデータにエラーが生じているか否かを検出する。これにより、誤り検出用の誤り訂正符号を必要とせずに、TSパケットデータにエラーが生じているか否かを容易に検出でき、ハードディスクから再生したTSパケットデータに対するエラー検出処理を容易に行える様にしたエラー検出装置が開示されている。
特開2003−87734号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているエラー検出装置では、受信される1つの番組に対する受信データパケットのデータ誤りや記録メディアのデフェクトに起因して生じるデータエラーにより生じるタイムスタンプの並びの異常を検出することは出来るものの、例えばコマーシャルカットなどにより断続的に記録した場合、異なる番組を続けて記録した場合、記録後に編集した場合、及びランダムアクセスにより異なる記録部分を編集しながら再生した場合などの再生信号からは付加したタイムスタンプは所定の時間間隔で連続的に時刻が増加するタイムスタンプとしては再生されなく、付加したタイムスタンプに不連続が生じる。
従来のパケット化されたディジタルデータの記録再生装置では、連続記録したディジタルデータをそのまま連続再生することを想定しており、上記のような連続しないディジタルデータをそのまま再生しようとする場合では不連続な箇所で次データ待ちとなる。その回避のため、記録再生装置の制御部は、連続記録されたデータ群単位(ルーチン)での再生が終了したとして検出し、送出用タイムカウンタを初期化することにより新たなデータ群単位の再生を開始させるための処理を行うような制御を行う。そのルーチン処理を行うことにより、不連続なタイムスタンプを有する記録番組を続けて再生する方法もある。
さらに、連続して記録される複数番組のそれぞれに係る時刻情報が連続記録情報として記録再生装置内にある場合は、その連続記録情報を用いてルーチン処理の管理を行うことが出来る。しかし、パケット化されたディジタルデータを記録メディア間でコピーする場合、特に、例えば磁気記録媒体に記録された受信データをハードディスクにコピーするなど、種類の異なるメディア間でデータコピーを行う場合などでは連続記録情報などの管理データはコピー対象外となる場合が多い。連続記録情報を用いてルーチン処理を行う場合であっても、連続記録情報がコピーされない場合は連続記録情報を用いたルーチン処理の管理を行うことが出来ない。コピー先で連続記録されたデータを管理するための情報を新たに生成してデータパケットの時間管理を行う必要がある。
以上のように、連続して再生される複数番組のそれぞれについて短時間でルーチン処理を行うことが出来ないなど、複数に分割された番組や複数の記録された番組を連続的にスムーズに再生することの出来るディジタルデータ記録再生装置を実現することはできなかった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、受信データパケットのデータ誤り、記録メディアのデフェクトに起因して生じるタイムスタンプのデータエラーにより生じる時刻情報のデータ誤り、及び複数の番組や複数の番組部分が続けて再生されることにより生じるタイムスタンプ値の不連続、さらには連続記録情報が付されない複数の番組に対しても、それらの番組を中断することなく続けてスムースな再生を可能とするパケット化データ記録再生装置及びパケット化データ記録再生方法を提供することを目的とする。
本願発明における第1の発明は、
分割された情報信号毎にタイムスタンプを付したパケット化情報信号を媒体に記録し、前記媒体に記録された所定個のパケット化情報信号であるパケット化情報信号群をアクセスしながら読み出し前記パケット化情報信号群から前記タイムスタンプを除いた情報信号群を連続的に出力するパケット化データ記録再生装置において、
前記媒体から読み出される前記パケット化情報信号を前記タイムスタンプと前記分割 された情報信号とに分離する分離手段と、
縦列接続されたN(Nは3以上の整数)個のシフトレジスタ1〜Nであって、前記シフトレジスタ1へ入力される前記タイムスタンプと前記分離された情報信号とを、供給されるシフトパルスによって順次シフトして、前記シフトレジスタNから出力するN個のシフトレジスタ1〜Nと、
設定されるタイムスタンプの値を初期値として基準クロックをカウントし、カウント値を得るタイムカウント手段と、
前記カウント値と前記シフトレジスタNから出力される前記タイムスタンプの値が一致した場合に前記シフトパルスを生成して前記シフトレジスタ1〜Nへ供給するシフトパルス生成手段と、
供給される破棄信号に基づいて、前記シフトレジスタ2〜Nのいずれか1つに記憶された前記タイムスタンプと前記分離された情報信号とを破棄し、前記シフトレジスタ2〜Nのいずれか1つの直前に位置する1つのシフトレジスタ1〜(N−1)のいずれかに記憶されている前記タイムスタンプと前記分離された情報信号とを詰めるように前記シフトパルスを制御するデータ破棄手段と、
前記シフトレジスタ1〜Nにそれぞれ記憶されている前記タイムスタンプの値をそれぞれ取得し、隣接するシフトレジスタ間における前記タイムスタンプの値の差分を差分値1〜(N−1)とし、シフトレジスタ1とシフトレジスタNとの間におけるタイムスタンプの値の差分を差分値Nとした合計N個の差分値を得、この得られたN個の差分値に対して、それぞれの差分値が予め設定された所定範囲内であるか否かの2値の情報を生成し、この生成した2値の情報の組み合わせパターンに対して、予め複数の前記組み合わせパターン毎に設定してある属性のうちの1つを割り当てるパターン属性割当手段と、
前記シフトレジスタ1へ前記タイムスタンプが順次入力されることによって、前記パターン属性割当手段により割り当てられた前記組み合わせパターンの前記属性が変化する状況に応じて、前記タイムスタンプの値が不連続になったことを検出するとともに、不連続となった要因が、タイムスタンプの値に誤りデータが含まれていたことによる第1の要因か、或いは、前記情報信号が別の情報信号へ切換わったことによる第2の要因かを判断し、
その判断結果が、
前記第1の要因の場合は、前記データ破棄手段へ前記破棄信号を供給し、
前記第2の要因の場合は、前記タイムカウント手段へ、切換わり直後の前記別の情報信号に対応する前記パケット化情報信号から分離された前記タイムスタンプの値を、前記タイムカウント手段に初期値として設定するパターン判定手段と、
前記分離手段で分離された情報信号のうち、前記シフトレジスタから順次出力されるタイムスタンプ値に対応する分割された情報信号を前記情報信号群として連続的に出力するデータ出力手段と、
を備えることを特徴とするパケット化データ記録再生装置を提供する。
第2の発明は、
分割された情報信号毎にタイムスタンプを付したパケット化情報信号を媒体に記録し、前記媒体に記録された所定個のパケット化情報信号であるパケット化情報信号群をアクセスしながら読み出し前記パケット化情報信号群から前記タイムスタンプを除いた情報信号群を連続的に出力するパケット化データ記録再生方法において、
前記媒体から読み出される前記パケット化情報信号を前記タイムスタンプと前記分割 された情報信号とに分離する分離ステップと、
縦列接続されたN(Nは3以上の整数)個のシフトレジスタ1〜Nを制御するレジスタ制御ステップであって、前記シフトレジスタ1へ入力される前記タイムスタンプと前記分離された情報信号とを、供給されるシフトパルスによって順次シフトして、前記シフトレジスタNから出力するよう制御するレジスタ制御ステップと、
設定されるタイムスタンプの値を初期値として基準クロックをカウントし、カウント値を得るタイムカウントステップと、
前記カウント値と前記シフトレジスタNから出力される前記タイムスタンプの値が一致した場合に前記シフトパルスを生成して前記レジスタ制御ステップへ供給するシフトパルス生成ステップと、
供給される破棄信号に基づいて、前記シフトレジスタ2〜Nのいずれか1つに記憶された前記タイムスタンプと前記分離された情報信号とを破棄し、前記シフトレジスタ2〜Nのいずれか1つの直前に位置する1つのシフトレジスタ1〜(N−1)のいずれかに記憶されている前記タイムスタンプと前記分離された情報信号とを詰めるように前記シフトパルスを制御するデータ破棄ステップと、
前記シフトレジスタ1〜Nにそれぞれ記憶されている前記タイムスタンプの値をそれぞれ取得し、隣接するシフトレジスタ間における前記タイムスタンプの値の差分を差分値1〜(N−1)とし、シフトレジスタ1とシフトレジスタNとの間におけるタイムスタンプの値の差分を差分値Nとした合計N個の差分値を得、この得られたN個の差分値に対して、それぞれの差分値が予め設定された所定範囲内であるか否かの2値の情報を生成し、この生成した2値の情報の組み合わせパターンに対して、予め複数の前記組み合わせパターン毎に設定してある属性のうちの1つを割り当てるパターン属性割当ステップと、
前記シフトレジスタ1へ前記タイムスタンプが順次入力されることによって、前記パターン属性割当ステップにより割り当てられた前記組み合わせパターンの前記属性が変化する状況に応じて、前記タイムスタンプの値が不連続になったことを検出するとともに、不連続となった要因が、タイムスタンプの値に誤りデータが含まれていたことによる第1の要因か、或いは、前記情報信号が別の情報信号へ切換わったことによる第2の要因かを判断し、
その判断結果が、
前記第1の要因の場合は、前記データ破棄ステップへ前記破棄信号を供給し、
前記第2の要因の場合は、切換わり直後の前記別の情報信号に対応する前記パケット化情報信号から分離された前記タイムスタンプの値を、前記タイムカウントステップに初期値として設定するパターン判定ステップと、
前記分離手段で分離された情報信号のうち、前記シフトレジスタから順次出力されるタイムスタンプ値に対応する分割された情報信号を前記情報信号群として連続的に出力するデータ出力ステップと、
を含むことを特徴とするパケット化データ記録再生方法を提供する。
本発明によれば、受信データパケットのデータ誤り、記録メディアのデフェクトに起因して生じるタイムスタンプのデータエラーにより生じる時刻情報のデータ誤り、及び複数の番組や複数の番組部分が続けて再生されることにより生じるタイムスタンプ値の不連続、さらには連続記録情報が付されない複数の番組に対しても、それらの番組を中断することなく続けてスムースな再生を可能とするパケット化データ記録再生装置及びパケット化データ記録再生方法を実現できる。
以下に本発明の実施例に係るパケット化データ記録再生装置について図1〜図11を用いて説明する。
図1は、本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の構成例を示すブロック図である。図2は、本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の細部の構成例を示すブロック図である。図3は、本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の動作を説明するための図(その1)である。図4は、本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の動作を説明するための図(その2)である。図5は、本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の動作を説明するための図(その3)である。図6は、本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の細部の動作を説明するための図(その1)である。図7は、本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の細部の動作を説明するための図(その2)である。図8は、本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の細部の動作を説明するための図(その3)である。図9は、本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の細部の動作を説明するための図(その4)である。図10は、本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の細部の動作を説明するための図(その5)である。図11は、本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の動作をフローチャートで示した図である。
パケット化データ記録再生装置の構成について述べる。
図1に示すパケット化データ記録再生装置1は、パケットデータ処理部11、タイムスタンプ付加部12、記録媒体21、タイムスタンプ分離部31、データレジスタ<3>32、データレジスタ<2>33、データレジスタ<1>34、送出ゲート部35、タイムスタンプ(TMS)レジスタ<3>36、タイムスタンプレジスタ<2>37、タイムスタンプレジスタ<1>38、パターン判定部41、送出用タイムカウンタ42、カウント値一致判定部43、データ破棄用シフト制御部44、及びOR回路45〜47から構成される。
図2に示すパターン判定部41は、時間差演算器411a〜411c、レベル判定器412a〜412c、パターン判定器413、時刻データ生成器414、及び破棄データ判定器415より構成される。
パケット化データ記録再生装置の動作について述べる。
まず、パケットデータ処理部11は、ディジタル放送を受信して入力される例えばMPEG(moving picture experts group)システム標準により規定されるTS(Transport Stream)からパケット化された動画、音声信号を取得すると共に参照時刻情報でもある入力タイミング信号を取得する。入力用タイムカウンタ13は入力されるクロック信号とパケットデータ処理部11で取得された入力タイミング信号を基にタイムスタンプ信号を生成する。タイムスタンプ付加部12はパケットデータ処理部11で取得され、パケット化された動画、音声信号に入力用タイムカウンタ13で生成されたタイムスタンプ信号を付加したパケット化情報信号を生成する。パケット化情報信号はハードディスクなどの記録媒体21に記録される。
タイムスタンプ分離部31は、記録媒体21に記録され、読み出されたパケット化情報信号をパケット化された動画、音声信号とタイムスタンプ信号とに分離する。データレジスタ<3>32、データレジスタ<2>33及びデータレジスタ<1>34のそれぞれは入力されるパケット化された動画、音声信号の1パケットづつを合計3パケット記憶する。記憶されたパケット化された動画、音声信号は入力されるシフトパルスごとに1パケットづつデータレジスタ<3>32、データレジスタ<2>33、データレジスタ<1>34、及び送出ゲート部35に転送される。
タイムスタンプレジスタ<3>36、<2>37、及び<1>38のそれぞれはタイムスタンプ分離部31で分離され、入力されるタイムスタンプ信号の時刻データを3個順に記憶する。それらの時刻データは入力されるシフトパルスごとにタイムスタンプレジスタ<3>36、<2>37、<1>38、及びカウント値一致判定部43の方に転送される。
パターン判定部41は、タイムスタンプレジスタ<3>36、<2>37、及び<1>38に記憶される3個の時刻データを後述の5つのパターンのうち、どのパターンに属するかを判定する。通常再生される時刻データは、パケット化されて伝送される時間の単位で増加するため、時刻データは一様に増加する。その一様に増加する時刻データによりパケット化されて受信される動画、音声信号は一連のデータであることが分かる。それに比し、パケットごとの時刻データに大きな時間差がある場合は、その時刻データが誤っているため大きい時間差となったか、又は異なる時刻に記録されたデータであるために時間差が大きいなどによる。パターン判定部41は時刻データのパターンを判定することにより時刻データが誤っている場合はその時刻データを破棄して次の時刻データを入力させると共に、異なる時刻に記録された動画、音声信号であるとして判定された場合には、送出用タイムカウンタ42のカウント値をその時刻に初期化する。送出用タイムカウンタ42は初期化時に与えられたカウント値から、入力されるクロック信号毎にカウント値を所定値づつ増加させた送出用カウント値を生成する。カウント値一致判定部43は送出用タイムカウンタ42で生成される送出用カウント値の時刻データと、タイムスタンプレジスタ<1>38から出力されるタイムスタンプ信号の時刻データとを比較し、一致される場合にシフトパルスを生成する。
データ破棄用シフト制御部44は、パターン判定部41により時刻データが誤っているため無効であり、無効データを破棄するとして判定された場合に、パケット化された動画、音声信号、及びタイムスタンプ信号を破棄するためのシフトパルスを生成する。OR回路45〜47はカウント値一致判定部43で時刻データが一致したとして判定された場合に生成されるシフトパルスと、データ破棄用シフト制御部44で破棄すべきデータであるとして生成されたシフトパルスのOR演算を行い、何れか一方のシフトパルスが生成された場合にデータレジスタ<3>32、<2>33、<1>34、タイムスタンプレジスタ<3>36、<2>37、乃至は<1>38に記憶されているデータをシフトさせる。送出ゲート部35からはカウント値一致判定部43で時刻データが一致したとして判定された場合にデータレジスタ<1>34に記憶されているパケット化された誤りデータを含まない動画、音声信号が出力される。また、動画、音声信号が連続して記録されていない場合であっても、個別に記憶された動画、音声信号は連続的な信号として出力される。
また、パケット化された動画、音声信号の開始や終了に係る時刻情報がパケット化情報信号として記録媒体21に記録され、タイムスタンプ分離部31においてパケット化情報信号が得られる場合であり、且つパケット化された動画、音声信号の開始や終了時に生じるタイムスタンプ信号の誤りデータや不連続が検出されある場合は、後述のデータケースで述べる方法により時刻データの修正がなされる。
次に、詳細に説明する。
図2を参照してパターン判定部41について述べる。
同図において、時間差演算器411a〜411cのそれぞれにはタイムスタンプレジスタ<3>36、<2>37、及び<1>38のそれぞれに記憶されているタイムスタンプ信号の時刻データが供給され、時刻データ同士の時間差が演算される。レベル判定器412a〜412cは、時間差演算器411a〜411cのそれぞれで演算して得られる3個の時間差について、それらの時間差はデータパケットの期間に増加する標準的な差分値であるか、又は標準的な差分値を大きく越えた差分値であるかの判定を行う。パターン判定器413はレベル判定器412a〜412cで判定された3つのレベル判定結果を基に正常なタイムスタンプ値が得られているか、タイムスタンプ値に誤りデータが含まれているか、又は連続しない時刻で記録された動画、音声信号であるかなどを判定する。破棄データ判定器415は、タイムスタンプ値に誤りデータが含まれていると判定された場合にはその誤りデータを破棄し、次に入力されるべき信号を入力するための制御信号を生成する。時刻データ生成器414は、パターン判定の結果から連続しない時刻で記録された動画、音声信号であるとして判定された場合には、タイムスタンプ値を新たな動画、音声信号に付されているタイムスタンプ値に修正(初期化)するための信号を送出用タイムカウンタ42に送る。
図3、図4を参照し、パターン判定器413で判定されるパターンの種類について述べる。
図3の横軸はタイムスタンプレジスタ<1>38、<2>37、及び<3>36の位置を示す。縦軸はそれらのタイムスタンプレジスタに記憶されるタイムスタンプの時刻データであるタイムスタンプ値を示す。タイムスタンプレジスタ<3>36に入力されたタイムスタンプ値はタイムスタンプレジスタ<2>37、<1>38とシフトされるためタイムスタンプレジスタ<1>38には古いタイムスタンプ値が、タイムスタンプレジスタ<3>36には新しいタイムスタンプ値が入力されている。(以降、タイムスタンプレジスタ<1>38を単に<1>と略記することがある。<2>、<3>も同様。)
ここで、タイムスタンプ値は<1>、<2>、<3>の順に緩やかに増加している。パターン1はシフトパルス毎に増加するタイムスタンプ値は標準的な差分値を与える通常状態のパターンである。
図4(A)〜図4(D)にパターン2〜パターン5のデータ順に対するタイムスタンプ値の関係を示す。
図4(A)のパターン2は<1>と<2>との間の差分値は通常状態の差分値であるが<2>と<3>との差分値及び<1>と<3>との差分値は通常状態を越えた差分値を与える。<3>のタイムスタンプ値が通常状態にない場合である。
図4(B)のパターン3は<2>と<3>との間の差分値は通常状態の差分値であるが<1>と<2>との差分値及び<1>と<3>との差分値は通常状態を越えた差分値を与える。<1>のタイムスタンプ値が通常状態にない場合である。
図4(C)のパターン4は<1>と<3>との間の差分値は通常状態の差分値であるが<1>と<2>との差分値及び<2>と<3>との差分値は通常状態を越えた差分値を与える。<2>のタイムスタンプ値が通常状態にない場合である。
図4(D)のパターン5は<1>、<2>、及び<3>との間のいずれの差分値も通常状態を越えた差分値を与える。<1>、<2>、及び<3>のタイムスタンプ値の2つ以上が通常状態にない場合である。
図5を参照して判定パターンについてさらに述べる。
同図において、横方向に<1>、<2>、及び<3>それぞれのタイムスタンプ値間の差分値を、縦方向に判定パターンの種類を示す。差分値を通常状態である「小」と、通常状態を越えた「大」とで示す場合、8通りの組合せがある。<1>と<2>、<2>と<3>、及び<1>と<3>との差分値が「小、小、小」である場合は図3に示したパターン1の状態である。順に「小、大、大」「大、小、大」「大、大、小」「大、大、大」はパターン2、3、4、5の状態である。ここで「小、小、大」「小、大、小」「大、小、小」の3つの組合せは存在しないことになるので、8つの組合せのうち5つの組合せについてパターン1〜5を割り当てている。
図6〜図10を参照し、判定されるパターンに対応したタイムスタンプの処理についてデータケース1〜9のそれぞれについて説明する。
図6(A)の横軸はタイムスタンプレジスタ<3>36に順次タイムスタンプ値が入力されるデータ順を(1)〜(9)で示している。縦軸はタイムスタンプ値である。データ順が(3)の位置でタイムスタンプレジスタ<1>38、<2>37、及び<3>36のそれぞれに(1)、(2)、及び(3)のタイムスタンプ値が記憶されている。それらのタイムスタンプ値は通常状態の差分値を与えるため、パターン1として判定される。つまり、このときに連続3データの判定結果として中心位置データである。同図のデータ順(2)の位置に判定パターンが1であるとして記述されている。その後、データ順(5)までのタイムスタンプ値は通常状態であるため、データ順(3)、(4)の位置の判定パターンは1、1となる。次のデータ順(6)のタイムスタンプ値は通常状態よりも大きな差分値を与えるタイムスタンプ値であるので、データ順(4)〜(6)のタイムスタンプ値はパターン2として判定される。データ順(5)の箇所に記述される判定パターンは、パターン2である。
次のデータ順(7)において、データ順(6)、(7)の差分値は小であり、パターン3である。データ順(6)の箇所に記述される判定パターンは、パターン3である。ここで、パターン3と判定された場合は、タイムスタンプレジスタ<2>37に記憶されるデータ順(6)のタイムスタンプ値が次のシフトパルスにより送出直前となるタイムスタンプレジスタ<1>38にシフトされたタイミングで、送出用タイムカウンタ42のカウント値をデータ順(6)のタイムスタンプ値に書き換える。データケース1の場合はデータ順(1)〜(5)と、データ順(6)〜(9)とは連続しない時刻で記録された動画、音声信号である。タイムスタンプ値はデータ順(6)の位置で次に再生されるストリームのタイムスタンプ値に初期化され、新たなシリーズの動画、音声信号として送出ゲート部35から出力される。
図6(B)はデータ順(5)の位置に大きな差分値を与えるタイムスタンプ値が存在するデータケース2の場合を示した図である。この場合の判定パターンは「1124311」となる。データ順(6)のタイムスタンプ値およびデータがそれぞれタイムスタンプレジスタ<3>36およびデータレジスタ<3>32に入力されるときにデータ順(5)が中心となる位置で判定パターン4と判定される。パターン4と判定された場合は、データ破棄用シフト制御部44からレジスタ<2><3>に空シフトパルスを入力させることで、タイムスタンプレジスタ<2>37に記憶されるデータ順(5)のタイムスタンプ値およびデータレジスタ<2>33に記憶されるデータ順(5)のデータを破棄し、次のデータ順のタイムスタンプ値およびデータを順次タイムスタンプレジスタ<2>37、<1>38とデータレジスタ<2>33、<1>34に入力させる。それにより判定パターン「4311」の処理後判定パターンは「111」となる。
図7(A)はデータ順(4)及び(5)が大きな差分値を与えるタイムスタンプ値である、データケース3の場合である。この場合の判定パターンは「1255311」となる。データ順(4)の位置で、パターン5として判定された場合は、データ破棄用シフト制御部44からレジスタ<2><3>に空シフトパルスを入力させることで、タイムスタンプレジスタ<2>37に記憶されるデータ順(4)のタイムスタンプ値およびデータレジスタ<2>33に記憶されるデータ順(4)のデータを破棄し、次のデータ順のタイムスタンプ値およびデータを順次タイムスタンプレジスタ<2>37、<1>38とデータレジスタ<2>33、<1>34に入力させる。それにより処理後の判定パターンは「55311」が「4311」となる。つまり、上記処理後はデータ順(4)の位置でパターン4として判定される。このため、データ破棄用シフト制御部44からレジスタ<2><3>に空シフトパルスを入力させることで、タイムスタンプレジスタ<2>37に記憶されるデータ順(4)のタイムスタンプ値およびデータレジスタ<2>33に記憶されるデータ順(4)のデータを破棄し、次のデータ順のタイムスタンプ値およびデータを順次タイムスタンプレジスタ<2>37、<1>38とデータレジスタ<2>33、<1>34に入力させる。それにより再処理後の判定パターン「4311」は「111」となる。
図7(B)はデータ順(4)が大きな差分値を与えるタイムスタンプ値であり、データ順(5)から新たなシリーズの動画、音声信号が始まる場合のデータケース4の場合である。この場合の判定パターンは「1253111」となる。データ順(4)の位置で、パターン5として判定されるので、データ破棄用シフト制御部44からレジスタ<2><3>に空シフトパルスを入力させることで、タイムスタンプレジスタ<2>37に記憶されるデータ順(4)のタイムスタンプ値およびデータレジスタ<2>33に記憶されるデータ順(4)のデータを破棄し、次のデータ順のタイムスタンプ値およびデータを順次タイムスタンプレジスタ<2>37、<1>38とデータレジスタ<2>33、<1>34に入力させる。それにより処理後の判定パターンは「53111」から「3111」になる。つまり、上記処理後はデータ順(4)の位置でパターン3として判定される。データ順(4)の位置でパターン3として判定されている。次のシフトパルスによりデータ順(4)がタイムスタンプレジスタ<1>38にシフトされたタイミングで、送出用タイムカウンタ42をそのカウント値に初期化することによって、新たなシリーズの動画、音声信号として送出ゲート部35から出力される。
図8(A)はデータ順(4)及び(5)が大きな差分値を与えるタイムスタンプ値とされるデータケース5の場合である。判定パターンは「1255311」となる。データ順(4)における判定パターン5となる位置でタイムスタンプレジスタ<2>37およびデータレジスタ<2>33に記憶されるデータ順(4)のタイムスタンプ値およびデータを破棄し、次のデータ順のタイムスタンプ値およびデータを順次タイムスタンプレジスタ<2>37、<1>38およびデータレジスタ<2>33、<1>34に入力させる。それにより判定パターは「55311」が「5311」となる。データ順(4)における判定パターンは5であるので、再度タイムスタンプレジスタ<2>37およびデータレジスタ<2>33に記憶されるデータ順(4)のタイムスタンプ値およびデータを破棄し、次のデータ順のタイムスタンプ値およびデータを順次タイムスタンプレジスタ<2>37、<1>38およびデータレジスタ<2>33、<1>34に入力させる。その再処理により判定パターン「5311」は「311」となる。データ順(4)のタイムスタンプ値およびデータが次のシフトパルスによって送出直前レジスタに移った段階でタイムカウンタをそのタイムスタンプ値に初期化させて、新たなシリーズの動画、音声信号として送出ゲート部35から出力させる再々処理を行う。
図8(B)は、データ順(1)の位置より新たなシリーズの動画、音声信号の再生開始を行うに際し、データ順(1)で大きな差分値を与えるタイムスタンプ値が存在しているデータケース6の場合である。この場合の判定パターンは「3111111」とされる。最初のデータにより最初の判定パターン3が生成されたことから、最初のデータが入っているタイムスタンプレジスタ<1>38およびデータレジスタ<1>34の記憶内容を破棄するようにシフトレジスタをシフトさせる。処理後の判定パターンは「111111」となる。この状態は通常のデータ送出パターンであるから、この状態のタイムスタンプレジスタ<1>38にあるタイムスタンプ値で送出用タイムカウンタ42を初期化することで、データ送出がスタートする。
図9(A)は、シリーズの動画、音声信号の再生終了時に、データ順(9)で大きな差分値を与えるタイムスタンプ値が存在しているデータケース7の場合である。この場合は、データ順(9)の位置でタイムスタンプレジスタ<2>37に記憶される最終のタイムスタンプ値およびデータレジスタ<2>33に記憶される最終のデータを破棄し、送出処理を修了させる。
図9(B)は、データ順(1)の位置より新たなシリーズの動画、音声信号の再生開始を行うに際し、データ順(2)で大きな差分値を与えるタイムスタンプ値が存在しているデータケース8の場合である。この場合の判定パターンは「4311111」とされる。この最初の判定パターン4が検出された時点でのタイムスタンプレジスタ<2>37およびデータレジスタ<2>33の内容を破棄し、その後のデータを順次シフトさせる。処理後の判定パターンは「111111」となる。この状態は通常のデータ送出パターンであるから、この状態のタイムスタンプレジスタ<1>38にあるタイムスタンプ値で送出用タイムカウンタ42を初期化することで、データ送出がスタートする。
図10は、データ順(1)の位置より新たなシリーズの動画、音声信号の再生開始を行うに際し、データ順(1)(2)で大きな差分値を与えるタイムスタンプ値が存在しているデータケース9の場合である。この場合の判定パターンは「5311111」とされる。この最初の判定パターン5が検出された時点でのタイムスタンプレジスタ<2>37およびデータレジスタ<2>33の内容を破棄し、その後のデータを順次シフトさせる。処理後の判定パターンは「311111」となる。この状態での最初のデータで最初の判定パターン3が生成されていることから、このデータが入っているタイムスタンプレジスタ<1>38およびデータレジスタ<1>34の記憶内容を破棄するようにシフトレジスタをシフトさせる。再処理後の判定パターンは「11111」となる。この状態は通常のデータ送出パターンであるから、この状態のタイムスタンプレジスタ<1>38にあるタイムスタンプ値で送出用タイムカウンタ42を初期化することで、データ送出がスタートする。
図11を参照し、データケース1〜9で示した処理の流れを説明する。
まず、S(ステップ)51でパターン判定部41のパターン判定器413はレベル判定器412a〜412cでレベル判定して得られた大、小の判定値を基にパターン判定を行う。S52でパターンは3以下でないとして検出される場合はS59へ進みタイムスタンプレジスタ<2>37に記憶されているタイムスタンプ値を破棄し、そこに次のタイムスタンプ値をシフトさせながら入力する。S52でパターンは3以下であるとして検出される場合はS53に進む。S53でパターンの値が1であるとして検出される場合はS61に進み、パターンの値が2であるとして検出される場合はS54に進む。S54で、再生されるパケット化された動画、音声信号ストリームがデータエンドであるとして検出される場合はタイムスタンプレジスタ<2>37に記憶されているタイムスタンプ値を破棄し、そこに次のタイムスタンプ値をシフトさせながら入力してS61に進む。S54で、動画、音声信号ストリームがデータエンドであるとして検出されない場合はS61に進む。
S53でパターンの値が3であるとして検出される場合はS56に進み、動画、音声信号ストリームが開始直後であるか否かを検出する。開始直後として検出される場合は、S57でタイムスタンプレジスタ<1>38に記憶されているタイムスタンプ値を破棄し、そこに、次に入力すべきタイムスタンプ値のデータをシフトさせて入力し、S61に進む。S56で開始直後として検出されない場合は、S58でタイムスタンプレジスタ<2>37に記憶されているタイムスタンプ値がタイムスタンプレジスタ<1>38を介してカウント値一致判定部43に出力されるタイミング、即ちデータレジスタ<1>34に記憶されるパケット化された動画、音声信号が送出ゲート部35から送出されるタイミングに合う様に送出用タイムカウンタ42の値を初期化し、S61に進む。S61では次のシフトパルスが供給されるまで動作を待機する。S62で動画、音声信号の再生を終了するか否かを検出し、終了しないとして検出される場合はS51からの動作を繰り返し、終了するとして検出される場合は動画、音声信号の再生を終了する。
記録媒体から再生され、3個のシフトレジスタ36〜38に記憶される3個のタイムスタンプ値の差分値を順次求め、その差分値の組合せによりパターン判定を行い、判定されたパターンの値に従ってタイムスタンプ値を破棄したり、新たなタイムスタンプ値から送出用タイムカウンタ42のカウントを開始させる様にし、タイムスタンプ値に誤りデータが含まれる場合、及び異なる時間帯で記録されたビットストリームを連続的に再生するパケット化データ記録再生装置について述べた。それらのシフトレジスタは4個以上を用いて構成することも出来る。4個以上を用いる場合では、それらのシフトレジスタに記憶されるタイムスタンプ値同士の差分値の組合せにより存在しうるパターンによりタイムスタンプ値の状態を分類する。タイムスタンプ値の状態によりタイムスタンプ値に誤りが含まれていることを示すパターンの場合は、所定のレジスト位置に記憶されているタイムスタンプ値を破棄し、次に記憶すべき新たなタイムスタンプ値を記憶させる。タイムスタンプ値が、例えばCMカットして再生するような異なるパケット化情報信号群をアクセスして連続的に再生することを示すパターンの場合は送出用タイムカウンタ42を後に再生する方のパケット化情報信号群のタイムスタンプ値に書き替えるようにする。異なるパケット化情報信号群をアクセスして連続的に再生する際に、アクセスのために誤りデータが生じる様な場合であっても、多くのパターンの組合せによりタイムスタンプ値の状態を細かく分類することができ、多くの差分値の場合分けによるタイムスタンプ値の破棄、更新を適応的に行わせることが出来る。よって、パケット化データ記録再生装置は、記録媒体1に記録されたタイムスタンプの付されるパケット化情報信号を間欠的に読み出し、間欠読出しの開始及び終了時点でのタイムスタンプ値の不連続に対しても誤りデータを含まない符号化及びパケット化されたオーディオ信号の付される動画信号などの情報信号を連続してスムーズに出力することが出来る。
なお、ここで、タイムスタンプ値に誤りデータが含まれる場合は、そのデータを破棄し、次のタイムスタンプ値をタイムスタンプレジスタに供給するとして述べた。例えば、図6(B)に示したデータ順(5)のタイムスタンプ値はデータ順(4)、(6)のタイムスタンプ値より補間して得ることが出来る。図示しないデータの誤り検出回路により情報信号に誤りデータが含まれないとして検出され、タイムスタンプ値のみが誤っているとして検出された場合には、誤りを含むタイムスタンプ値を補間により得られる値を用いるようにしても良い。
以上のように、本実施例で示したパケット化データ記録再生装置によれば、受信データパケットのデータ誤り、記録メディアのデフェクトに起因して生じるタイムスタンプのデータエラーにより生じる時刻情報のデータ誤り、及び複数の番組や複数の番組部分が続けて再生されることにより生じるタイムスタンプ値の不連続、さらには連続記録情報が付されない複数の番組に対しても、それらの番組を中断することなく続けてスムースな再生を可能とするパケット化データ記録再生装置を実現できる。






本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の細部の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の動作を説明するための図(その1)である。 本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の動作を説明するための図(その2)である。 本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の動作を説明するための図(その3)である。 本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の細部の動作を説明するための図(その1)である。 本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の細部の動作を説明するための図(その2)である。 本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の細部の動作を説明するための図(その3)である。 本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の細部の動作を説明するための図(その4)である。 本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の細部の動作を説明するための図(その5)である。 本発明の実施に係るパケット化データ記録再生装置の動作をフローチャートで示した図である。 従来の実施に係るパケット化データ記録再生装置の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1、6 パケット化データ記録再生装置
11、61 パケットデータ処理部
12、62 タイムスタンプ付加部
13、63 入力用タイムカウンタ
21、71 記録媒体
31、83 タイムスタンプ分離部
32 データレジスタ<3>
33 データレジスタ<2>
34 データレジスタ<1>
35、85 送出ゲート部
36 タイムスタンプレジスタ<3>
37 タイムスタンプレジスタ<2>
38 タイムスタンプレジスタ<1>
41 パターン判定部
42、92 送出用タイムカウンタ
43、93 カウント値一致判定部
44 データ破棄用シフト制御部
45〜47 OR回路
82 データレジスタ
86 タイムスタンプレジスタ
411a〜411c 時間差演算器
412a〜412c レベル判定器
413 パターン判定器
414 時刻データ生成器
415 破棄データ判定器

Claims (2)

  1. 分割された情報信号毎にタイムスタンプを付したパケット化情報信号を媒体に記録し、前記媒体に記録された所定個のパケット化情報信号であるパケット化情報信号群をアクセスしながら読み出し前記パケット化情報信号群から前記タイムスタンプを除いた情報信号群を連続的に出力するパケット化データ記録再生装置において、
    前記媒体から読み出される前記パケット化情報信号を前記タイムスタンプと前記分割 された情報信号とに分離する分離手段と、
    縦列接続されたN(Nは3以上の整数)個のシフトレジスタ1〜Nであって、前記シフトレジスタ1へ入力される前記タイムスタンプと前記分離された情報信号とを、供給されるシフトパルスによって順次シフトして、前記シフトレジスタNから出力するN個のシフトレジスタ1〜Nと、
    設定されるタイムスタンプの値を初期値として基準クロックをカウントし、カウント値を得るタイムカウント手段と、
    前記カウント値と前記シフトレジスタNから出力される前記タイムスタンプの値が一致した場合に前記シフトパルスを生成して前記シフトレジスタ1〜Nへ供給するシフトパルス生成手段と、
    供給される破棄信号に基づいて、前記シフトレジスタ2〜Nのいずれか1つに記憶された前記タイムスタンプと前記分離された情報信号とを破棄し、前記シフトレジスタ2〜Nのいずれか1つの直前に位置する1つのシフトレジスタ1〜(N−1)のいずれかに記憶されている前記タイムスタンプと前記分離された情報信号とを詰めるように前記シフトパルスを制御するデータ破棄手段と、
    前記シフトレジスタ1〜Nにそれぞれ記憶されている前記タイムスタンプの値をそれぞれ取得し、隣接するシフトレジスタ間における前記タイムスタンプの値の差分を差分値1〜(N−1)とし、シフトレジスタ1とシフトレジスタNとの間におけるタイムスタンプの値の差分を差分値Nとした合計N個の差分値を得、この得られたN個の差分値に対して、それぞれの差分値が予め設定された所定範囲内であるか否かの2値の情報を生成し、この生成した2値の情報の組み合わせパターンに対して、予め複数の前記組み合わせパターン毎に設定してある属性のうちの1つを割り当てるパターン属性割当手段と、
    前記シフトレジスタ1へ前記タイムスタンプが順次入力されることによって、前記パターン属性割当手段により割り当てられた前記組み合わせパターンの前記属性が変化する状況に応じて、前記タイムスタンプの値が不連続になったことを検出するとともに、不連続となった要因が、タイムスタンプの値に誤りデータが含まれていたことによる第1の要因か、或いは、前記情報信号が別の情報信号へ切換わったことによる第2の要因かを判断し、
    その判断結果が、
    前記第1の要因の場合は、前記データ破棄手段へ前記破棄信号を供給し、
    前記第2の要因の場合は、前記タイムカウント手段へ、切換わり直後の前記別の情報信号に対応する前記パケット化情報信号から分離された前記タイムスタンプの値を、前記タイムカウント手段に初期値として設定するパターン判定手段と、
    前記分離手段で分離された情報信号のうち、前記シフトレジスタから順次出力されるタイムスタンプ値に対応する分割された情報信号を前記情報信号群として連続的に出力するデータ出力手段と、
    を備えることを特徴とするパケット化データ記録再生装置。
  2. 分割された情報信号毎にタイムスタンプを付したパケット化情報信号を媒体に記録し、前記媒体に記録された所定個のパケット化情報信号であるパケット化情報信号群をアクセスしながら読み出し前記パケット化情報信号群から前記タイムスタンプを除いた情報信号群を連続的に出力するパケット化データ記録再生方法において、
    前記媒体から読み出される前記パケット化情報信号を前記タイムスタンプと前記分割 された情報信号とに分離する分離ステップと、
    縦列接続されたN(Nは3以上の整数)個のシフトレジスタ1〜Nを制御するレジスタ制御ステップであって、前記シフトレジスタ1へ入力される前記タイムスタンプと前記分離された情報信号とを、供給されるシフトパルスによって順次シフトして、前記シフトレジスタNから出力するよう制御するレジスタ制御ステップと、
    設定されるタイムスタンプの値を初期値として基準クロックをカウントし、カウント値を得るタイムカウントステップと、
    前記カウント値と前記シフトレジスタNから出力される前記タイムスタンプの値が一致した場合に前記シフトパルスを生成して前記レジスタ制御ステップへ供給するシフトパルス生成ステップと、
    供給される破棄信号に基づいて、前記シフトレジスタ2〜Nのいずれか1つに記憶された前記タイムスタンプと前記分離された情報信号とを破棄し、前記シフトレジスタ2〜Nのいずれか1つの直前に位置する1つのシフトレジスタ1〜(N−1)のいずれかに記憶されている前記タイムスタンプと前記分離された情報信号とを詰めるように前記シフトパルスを制御するデータ破棄ステップと、
    前記シフトレジスタ1〜Nにそれぞれ記憶されている前記タイムスタンプの値をそれぞれ取得し、隣接するシフトレジスタ間における前記タイムスタンプの値の差分を差分値1〜(N−1)とし、シフトレジスタ1とシフトレジスタNとの間におけるタイムスタンプの値の差分を差分値Nとした合計N個の差分値を得、この得られたN個の差分値に対して、それぞれの差分値が予め設定された所定範囲内であるか否かの2値の情報を生成し、この生成した2値の情報の組み合わせパターンに対して、予め複数の前記組み合わせパターン毎に設定してある属性のうちの1つを割り当てるパターン属性割当ステップと、
    前記シフトレジスタ1へ前記タイムスタンプが順次入力されることによって、前記パターン属性割当ステップにより割り当てられた前記組み合わせパターンの前記属性が変化する状況に応じて、前記タイムスタンプの値が不連続になったことを検出するとともに、不連続となった要因が、タイムスタンプの値に誤りデータが含まれていたことによる第1の要因か、或いは、前記情報信号が別の情報信号へ切換わったことによる第2の要因かを判断し、
    その判断結果が、
    前記第1の要因の場合は、前記データ破棄ステップへ前記破棄信号を供給し、
    前記第2の要因の場合は、切換わり直後の前記別の情報信号に対応する前記パケット化情報信号から分離された前記タイムスタンプの値を、前記タイムカウントステップに初期値として設定するパターン判定ステップと、
    前記分離手段で分離された情報信号のうち、前記シフトレジスタから順次出力されるタイムスタンプ値に対応する分割された情報信号を前記情報信号群として連続的に出力するデータ出力ステップと、
    を含むことを特徴とするパケット化データ記録再生方法。
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