JP4604437B2 - 通信装置、及び、情報提供システム - Google Patents

通信装置、及び、情報提供システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品の購入者に対してのみ特有の情報を提供するための通信装置、及び、情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
小説、新聞又は雑誌等の書籍において、例えば特集記事等、書籍の購入者に対してのみ開示を期待する、いわゆる特別情報が存在する場合がある。
【0003】
かかる特別情報を書籍の購入者のみに対して提供するために、従来から特別情報のページのみを袋綴じにして販売していた。また、購入者のみが特別情報の郵送を後日申し込めるように、書籍に応募券を添付したり、或いは書籍の一部に応募券を印刷する等の処理を施していた。また、書籍の販売時に購入者の住所を登録し、後日特別情報のみをダイレクトメールで発送する方法も採用されていた。更に、特別情報を一部に含む書籍の店頭における閲覧や書き写し等を防止するために、書籍全体をビニールでカバーする方法も採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、たとえ特別情報のみを袋綴じにした場合においても、その書籍を万引き等により不正に入手した者に対して、同一の特別情報を提供することになる。
【0005】
また、書籍に応募券を添付したり印刷した場合において、実際に書籍を購入せずに店頭において不正に応募券のみ抜き取ったり或いは切り取る等して入手した者も、特別情報の郵送を申し込むことができるため、かかる不正入手者に対しても同一の特別情報を提供することにもなり、また応募者の中からかかる不正入手者を選別するのは困難である。
【0006】
また、販売時に購入者の住所を登録する方法では、販売の都度、購入者の住所を登録しなければならないため労力の負担が増大し、加えて正規に書籍を購入したにも関わらず住所等が登録されていない者に対しては、特別情報を一切提供することができないという問題点がある。
【0007】
更に、書籍全体をビニールでカバーする方法では、書籍を購入するか否か判断する際の必要最小限の情報についても一切提供することができなくなるという問題点がある。
【0008】
そこで、本発明は、上述したような実情に鑑みて提案されたものであり、商品の購入者のみに対して特別情報を提供することができる通信装置、及び、情報提供システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上述の課題を解決するために、購入時に提供制御装置から送信される識別情報更新要求に基づき、記憶手段に記憶した識別情報を更新することで、新規に購入者が所有している端末装置から特別情報を取得することができる通信装置を発明した。
【0010】
すなわち、本発明に係る通信装置は、物品に装着され、提供制御装置及び端末装置と無線通信によりデータを送受信する通信手段と、データの送受信を制御する通信制御手段と、少なくとも所定のデータと当該データの送受信可能な提供制御装置及び端末装置を識別するための識別情報とを記憶する記憶手段と、提供制御装置から受信した識別情報更新要求に基づき、識別情報を更新可能と判定した場合に、記憶手段における識別情報を更新する更新判定手段と、提供制御装置又は端末装置から書込み/読出し要求を受けて、記憶手段に記憶した識別情報に基づきデータの書込み/読出しの可否を判定するR/W判定手段とを備え、更新判定手段は、追加の識別情報更新要求を提供制御装置から受信した場合に、識別情報の更新の可否を判定し、通信制御手段は、R/W判定手段においてデータの書込み/読出しが可能と判定した場合に、通信手段を介して提供制御装置或いは端末装置から受信したデータを記憶手段へ書込み、又は記憶手段から読出したデータを通信手段を介して提供制御装置或いは端末装置へ送信し、通信手段を介して受信したデータを記憶手段へ書込めない場合に、データの記憶手段への書込みを所定の回数に限り試行する。
【0014】
本発明に係る情報提供システムは、上述の課題を解決するために、物品に装着され、他の装置とデータを送受信する通信手段と、データの送受信を制御する通信制御手段と、少なくとも所定のデータと当該データの送受信可能な提供制御装置及び端末装置を特定するための識別情報とを記憶する記憶手段とを有する通信装置と、通信装置とデータを送受信する通信手段と、データの送受信を制御する制御手段と、少なくとも所定のデータを記憶する記憶手段とを有する提供制御装置とを備え、通信装置は、提供制御装置から受信した識別情報更新要求に基づき識別情報を更新できるものと判定した場合に記憶手段における識別情報を更新し、提供制御装置から書込み/読出し要求を受けて記憶手段に記憶した識別情報に基づきデータの書込み/読出しの可否を判定し、データの書込み又は読出しが可能と判定した場合に、提供制御装置から受信したデータを記憶手段へ書込み、又は記憶手段に記憶しているデータを提供制御装置へ送信し、追加の識別情報更新要求を提供制御装置から受信した場合に、識別情報の更新の可否を判定し、提供制御装置から受信したデータを記憶手段へ書込めない場合に、データの記憶手段への書込みを所定の回数に限り試行する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、例えば図1に示すような情報提供システム1に適用される。この図1に示す情報提供システム1は、商品3に装着され、商品3の購入者のみに対して開示するいわゆる特別情報を格納する通信装置2と、商品3を販売する店舗等に設置される提供制御装置4と、商品3の購入者が、その商品3についての特別情報を取得するための端末装置5とを備える。またこの端末装置5は、公衆通信網50に接続される場合もある。
【0017】
通信装置2は、提供制御装置4及び端末装置5と無線通信を行う。この通信装置2は、通信装置2とデータを送受信可能な提供制御装置4及び端末装置5を識別するための識別情報を格納する。
【0018】
この無線通信は、例えばBluetooth方式を利用した近距離無線通信や、RFID(Radio Frequency IDentification:電波方式認識)を利用した近距離無線通信も含まれる。
【0019】
Bluetooth方式とは、日欧米5社が1998年5月に標準化活動を開始した近距離無線通信技術の呼称である。このBluetooth方式では、最大データ伝送速度が1Mbps(実効的には721kbps)、最大伝送距離が10m程度の近距離無線通信網を構築してデータ通信を行う。このBluetooth方式では、無許可で利用可能な2.4GHz帯のISM(Industrial Scientific Medical)周波数帯域に帯域幅が1MHzのチャネルを79個設定し、1秒間に1600回チャネルを切り換える周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散技術を採用し、通信装置2提供制御装置4又は端末装置5との間で電波を送受信する。
【0020】
また、このBluetooth方式においては、処理内容に応じて、周波数ホッピングパターンを決定するマスタ機器と、マスタ機器に制御される通信相手のスレーブ機器に役割を分担し、マスタ機器では、一度に7台のスレーブ機器と同時にデータ通信を行うことができる。マスタ機器とスレーブ機器とを加えた計8台の機器で構成するサブネットは、”piconet(ピコネット)”と呼ばれる。
【0021】
一方、RFIDは、質問機から質問電波を送信することで、RFIDタグに格納されている識別情報を自動的に読み取る自動認識技術である。RFIDタグは、人や物等の移動体に取り付けることができる情報媒体である。このRFIDタグは、質問機から受信した質問電波による電力により動作するため、無電源でも質問機と無線通信することが可能である。このRFIDを情報提供システム1に適用する場合には、質問機を提供制御装置4又は端末装置5とし、RFIDタグを通信装置2とする。
【0022】
商品3は、例えば小説、新聞又は雑誌等のいわゆる紙媒体に印刷された書籍に加え、例えば音楽用CDやパーソナルコンピュータのソフトウェア等が該当する。また商品3は、実際の取引の局面において常に代金の支払いを要求されるものではなく、例えば無償で譲渡する物品等も含まれる。
【0023】
提供制御装置4は、商品3の購入処理におけるPOSシステムと連動し、通信装置2へ識別情報更新要求を送信し、又は通信装置2と所定のデータを送受信する。
【0024】
端末装置5は、例えば公衆通信網50と接続するためのモデム等を備えたパーソナルコンピュータ、cdma(Code Division Multiple Access)One方式やW−CDMA(Wide Band-Code Division Multiple Access)方式を採用した携帯電話等である。
【0025】
公衆通信網50は、端末装置5からアクセスされることで各種情報を提供したり、端末装置5と図示しない各種サーバとの間でデータを送受信するためのゲートウェイとしての役割を担う。
【0026】
この公衆通信網50は、例えば、パーソナルコンピュータと電話回線を介して接続されるインターネット(Internet)網、携帯電話と接続される移動体通信網(Mobile Network)、TA/モデムと接続されるISDN(Integrated Services Digital Network)/B(broadband)−ISDN,STBと接続される衛星通信網(Broadcasting)等である。
【0027】
次に、本発明を適用した通信装置2の具体的な内部構成例について図2を用いて説明する。この図2において、通信装置2は、アンテナ21と、送受信処理部22と、更新判定部23と、R/W判定部24と、制御部25と、記憶部26とを備えている。
【0028】
アンテナ21は、提供制御装置4又は端末装置5から受信した信号を送受信処理部22へ出力する。またこのアンテナ21は、送受信処理部22から入力される信号を提供制御装置4又は端末装置5へ送信する。
【0029】
送受信処理部22は、提供制御装置4又は端末装置5へ送信する信号を、例えばRFIDの無線周波数帯域まで変調し、アンテナ21へ出力する。また、この送受信処理部22は、アンテナ21から入力される受信信号を中間周波数帯域まで変調する。更にこの送受信処理部22は、ディジタル信号とアナログ信号間の変換や、送受信するデータのフォーマット変換やプリアンブルを検出する機能をも有する。なお送受信処理部22は、受信信号を通信装置2の駆動電力に変換する場合もある。これにより、紙媒体の書籍等、電源を供給することができない移動体に装着されても、駆動電力を自己発電することができ、電源供給の不可能な書籍等に装着しても無線通信が可能となる。
【0030】
更新判定部23は、提供制御装置4から識別情報更新要求を受信した場合に、記憶部26に格納されている識別情報と受信した識別情報更新要求とを比較し、識別情報を更新できるか否か判定する。識別情報を更新できるものと判定した場合には、記憶部26に格納されている識別情報を更新する。
【0031】
R/W判定部24は、提供制御装置4又は端末装置5からデータの書込み/読出し要求を受けて、記憶部26に記憶した識別情報に基づきデータの書込み/読出しの可否を判定する。
【0032】
制御部25は、提供制御装置4及び端末装置5との間における信号の送受信を制御する。またこの制御部25は、通信装置2の各構成部(21〜24、26)間のデータ等の入出力を制御する。
【0033】
記憶部26は、例えば、実行すべきプログラムを格納するROM(Read Only Memory)、及びデータの蓄積や展開等に使用する作業領域としてのRAM(Random Access Memory)等から構成され、指定されたアドレスにデータを記憶する。また記憶部26は、識別情報を記憶する。この識別情報は、提供制御装置4から送信される識別情報更新要求に基づいてのみ更新することができる。
【0034】
なお、本発明を適用した通信装置2は、図2に示す内部構成例に限定されるものではなく、例えば図3に示すような通信装置20に代替することも可能である。この図3において図2と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0035】
通信装置20は、アンテナ21と、送受信処理部22と、記憶部26と、CPU27とを備える。CPU27は、通信装置2の更新判定部23、R/W判定部24、制御部25における処理を全て行う。
【0036】
次に、本発明を適用した提供制御装置4の具体的な内部構成例について図4を用いて説明する。
【0037】
この提供制御装置4は、アンテナ41と、送受信処理部42と、CPU43と、記憶部44と、操作部45とを備える。
【0038】
アンテナ41は、送受信処理部42に接続され、通信装置2とデータを送受信する。送受信処理部42は、CPU43の制御の下、識別情報の更新を要求するための識別情報更新要求をアンテナ41を介して送信する。また、記憶部44に格納されているデータをアンテナ41を介して送信し、或いは通信装置2からアンテナ41を介して受信したデータを記憶部26へ出力する。送受信処理部42は、通信装置2へ送信する信号を、例えばRFIDの無線周波数帯域まで変調し、また受信信号を中間周波数帯域まで変調する。
【0039】
CPU43は、データの入出力制御等を行う。記憶部44は、例えばフラッシュメモリからなり、少なくとも識別情報更新要求を送信するためのプログラムを格納する。またこの記憶部44は、通信装置2へ送受信するデータを格納する。例えば販売時に、通信装置2へ識別情報更新要求を行うと共に、購入者のみに対して特有の情報やメッセージを送信する場合には、かかる特有の情報等をこの記憶部44に格納する。
【0040】
操作部45は、この提供制御装置4における信号の送受信を手動で制御するためのキーボード又はボタン等である。なお、提供制御装置4は、この操作部45を設けない構成も含まれ、かかる構成においては、識別情報更新要求やその他データの送受信は自動的に行われる。
【0041】
次に、端末装置5の具体的な内部構成例について図5を用いて説明する。この図5において図4と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0042】
この端末装置5は、アンテナ41と、送受信処理部41と、CPU43と、記憶部44と、操作部45と、表示部46とを備える。
【0043】
送受信処理部52は、CPU43の制御の下、記憶部44に格納されているデータをアンテナ41を介して送信し、或いは通信装置2や公衆通信網50からアンテナ41を介して受信したデータを記憶部26へ出力する。また、この送受信処理部42は、通信装置2へ送信する信号を、例えばRFIDの無線周波数帯域まで変調し、受信信号を中間周波数帯域まで変調する。
【0044】
記憶部54は、例えばフラッシュメモリからなり、受信したデータを格納する。
【0045】
表示部56は、例えば液晶画面等から構成され、記憶部44に格納したデータに基づく特別情報を購入者に対して表示する。購入者は、この表示部56を介して、商品3に関する特別情報を取得することができる。
【0046】
この端末装置5は、その他の機能として、携帯電話等を構成するために必要な機能や、パーソナルコンピュータを構成するために必要な機能を全て備える場合もある。また、公衆通信網50と信号を送受信するために図示しないネットワークインターフェースを備える場合もある。
【0047】
次に、通信装置2が提供制御装置4及び端末装置5との間で送受信するデータフォーマットについて図6を用いて説明する。このデータフォーマットは、無線通信用プリアンブル61と、IDコード62と、制御コード63と、情報コード64と、誤り検出/訂正コード65と、無線通信用ポストアンブル66とから構成される。データの送受信は、このデータフォーマットを1ブロックとし、通信装置2と、提供制御装置4及び端末装置5との間で相互にブロック単位で無線通信を行う。
【0048】
無線通信用プリアンブル61は、データ通信開始時において同期をとるために設定する。IDコード62は、各通信装置2、提供制御装置4、端末装置5毎に設定し、データ発信元、送信先を明確化させる。制御コード63は、データの種別を明確化させたり、更新判定部23やR/W判定部24における判定に関する手続を規定する。更にこの制御コード63は、情報コード64の制御方法についても規定する。情報コード64は、実際に送受信するデータの内容を示すものであり、特別情報も情報コード64に変換される。誤り検出/訂正コード65は、この送受信するデータの誤り検出や訂正を行うために規定したものである。無線通信用ポストアンブル66は、データ通信終了を確認すべく設定したものである。
【0049】
次に、通信装置2における信号の送受信の手順について図7を用いて説明する。
【0050】
まずステップS101において通信装置2は、提供制御装置4又は端末装置5からID要求を受信し、IDコード62を送信する(S102)。このIDコード62を受信した提供制御装置4又は端末装置5は、ID要求を送信した通信装置2を認識することができる。
【0051】
次に通信装置2は、ステップS103の受信待ち状態に移行する。この状態では、提供制御装置4からの識別情報更新要求と、提供制御装置4及び端末装置5からの書込み又は読出し要求を双方とも受信できる態勢が整えられている。
【0052】
ここで、仮に提供制御装置4から識別情報更新要求を受信した場合(S104)、通信装置2は、ステップS105へ移行し、識別情報を更新できるか否か判定する。この判定を行うことにより、店頭に置かれている提供制御装置4以外の別の装置からの識別情報の更新を防止することができ、ひいては第三者が不正に特別情報を取得するのを防止することができる。
【0053】
通信装置2は、識別情報を更新できないものと判定した場合において、ステップS106へ移行し、不許可通知を提供制御装置4へ送信する。一方通信装置2は、識別情報を更新可能と判断した場合は、ステップS107へ移行して識別情報の更新を行い、ステップS108に移行して提供制御装置4へ許可通知を送信する。通信装置2は、識別情報の更新の有無を問わず、最終的にはステップS103へ移行し、受信待ち状態となる。
【0054】
一方、受信待ち状態(S103)において提供制御装置4又は端末装置5から書込み/読出し要求を受信した場合(S110)には、ステップS111へ移行し、受信した書込み/読出し要求が正当か否か条件判定を行う。このS111における条件判定は、データの送受信を可能な提供制御装置4及び端末装置5を識別するため、記憶部26に格納されている識別情報に基づいて行う。
【0055】
通信装置2は、書込み/読出し要求を発信した提供制御装置4又は端末装置5とデータを送受信できないものと判定した場合には、ステップS106へ移行し、不許可通知を送信する。また通信装置2は、データを送受信できるものと判定した場合には、読出しデータを送信し(S112)、或いは許可通知を送信した上で(S113)書込みデータを受信する(S114)。ちなみに、この書込みデータの受信は上述の書込み要求と同時に受信することも可能である。書込みデータを受信することができた場合には、正常終了通知S116を提供制御装置4又は端末装置5へ送信する。また受信したデータを記憶部26に書込むことができなかった場合には(S115)、再度書き込みデータを受信し(S114)、受信したデータの記憶部26への書込みを規定回数試行する。なお、この規定回数は、要求されるセキュリティに応じて自由に設定することができ、場合によっては1回の失敗でループを抜けることも可能である。
【0056】
なお、データの書込み、読出しを終了後、ステップS103へ移行し、受信待ち状態となる。
【0057】
この図7に示す手順を実行することより、商品3に装着された通信装置2は、商品3の購入時に提供制御装置4から識別情報更新要求を受信することができ(S104)、記憶部26に記憶する識別情報を更新することができる(S107)。これにより、その後に書込み/読出し要求を受信した場合に(S110)、ステップS111の書込み/読出し条件の判定は、更新した識別情報に基づき行うことができる。従って、更新する識別情報として提供制御装置4及び端末装置5を規定することにより、新規に提供制御装置4及び端末装置5とデータを送受信することができるようになる。
【0058】
すなわち図7に示す手順を実行することで、識別情報の更新を、提供制御装置4及び端末装置5のデータの送受信のいわゆるトリガとすることができる。この識別情報の更新により、商品3の購入者は、通信装置2から、端末装置5を介して新規に特別情報を取得することができるようになる。また、この識別情報は、購入時に店頭における提供制御装置4のみに基づいて更新することができるため、購入者以外の不正入手者に対する特別情報の提供を抑制することも可能となる。
【0059】
次に図7に示す手順を実行する通信装置2の内部におけるデータフローについて図面を参照しながら詳細に説明する。
【0060】
先ず、受信待ち状態S103において、提供制御装置4から識別情報更新要求を受信した場合におけるデータフローを図8を用いて説明する。
【0061】
通信装置2内部の送受信処理部22は、アンテナ21を介して、識別情報更新要求を受信し、更新判定部23へ出力する。更新判定部23は、記憶部26に記憶されている更新の許可条件を読出し、入力された識別情報更新要求と比較し、更新判定を行う(S105)。この更新判定(S105)は、制御コード63に基づいて行う。その結果、更新要求が無効であるものと判定した場合に、更新判定部23は、更新要求無効の通知を送受信処理部22へ出力し、送受信処理部22は、所定の周波数変調を行い、提供制御装置4へ不許可通知を送信する(S106)。
【0062】
一方、更新判定部23は、更新判定(S105)の結果、更新要求が有効であるものと判定した場合に、記憶部26に格納している識別情報の更新を行うと同時に(S107)、更新要求有効の通知を送受信処理部22へ送信する。送受信処理部22は、更新要求有効の通知を受けて、提供制御装置4へ許可通知を送信する(S108)。
【0063】
なお、上述のように更新判定(S105)を1回で行う場合のみならず、複数回に分割して行う場合も含まれる。例えば図9に示すように、最初の更新判定(S105)が行われた後に、更新判定部23から追加手順要求(1)が送受信処理部22へ出力され、かかる追加手順要求(1)が入力された送受信処理部22は、提供制御装置4へ追加手順要求(1)を送信する。この追加手順要求(1)を受信した提供制御装置4は、追加の識別情報更新要求(1)を新規に通信装置2へ送信する。通信装置2は、この追加の識別情報更新要求(1)を受けて再度更新判定を更新判定部23を介して行い、追加手順要求(2)を提供制御装置4へ送信する。以上の処理を複数回行うことにより、特別情報のセキュリティが特に必要な場合に、識別情報の更新をより慎重に行うことができる。
【0064】
次に、受信待ち状態(S103)において、提供制御装置4又は端末装置5から読出し要求を受信した場合の通信装置2内部のデータフローについて説明する。
【0065】
例えば図10に示すように、送受信処理部22は、提供制御装置4又は端末装置5から読出し要求(S110)をアンテナ21を介して受信し、R/W判定部24へ出力する。R/W判定部24は、記憶部26に記憶されている識別情報を確認し、読出し要求を送信した提供制御装置4又は端末装置5とデータを送受信することができるか否かを、制御コード63を用いて条件判定する(S111)。その結果、読出しが不可能であると判定した場合に、R/W判定部24は、送受信処理部22にその旨を通知し、送受信処理部22は、提供制御装置4又は端末装置5へ不許可通知を送信する(S106)。
【0066】
一方、R/W判定部24は、条件判定S111の結果、読出し要求が有効であると判定した場合には、記憶部26から要求されたデータを読出し、送受信処理部22を介して提供制御装置4又は端末装置5へ送信する(S112)。
【0067】
次に、受信待ち状態(S103)において、提供制御装置4又は端末装置5から書込み要求を受信した場合の通信装置2内部のデータフローについて説明する。
【0068】
例えば図11に示すように、送受信処理部22は、提供制御装置4又は端末装置5から書込み要求(S110)をアンテナ21を介して受信し、R/W判定部24へ出力する。R/W判定部24は、記憶部26に記憶されている識別情報を確認し、書込み要求を送信した提供制御装置4又は端末装置5とデータを送受信することができるか否か条件判定する(S112)。その結果、書込みが不可能であると判定した場合に、R/W判定部24は、送受信処理部24にその旨を通知し、送受信処理部24は、提供制御装置4又は端末装置5へ不許可通知を送信する(S106)。
【0069】
一方、R/W判定部24は、条件判定(S112)の結果、書込み要求が有効であると判定した場合には、記憶部26に対して書込み処理を指示すると同時に、書込みが可能な旨を送受信処理部22へ通知する。送受信処理部22は、提供制御装置4又は端末装置5へ許可通知を送信する(S113)。
【0070】
提供制御装置4又は端末装置5は、許可通知を受けて、書込むデータを通信装置2へ送信する(S114)。通信装置2は、受信したデータを記憶部26へ書込み試行し、終了通知を送信する。この終了通知は、書込みが正常に行われた場合のみならず、書込みを失敗した場合にも送信する。
【0071】
なお、この書込み要求を受信した場合の通信装置2内部のデータフローは図11に限定されるものではない。例えば、図12に示すように書込み要求S110と共に書込むデータを受信し、書込み処理指示の後に、その受信したデータを書き込むフローも含まれる。
【0072】
次に、提供制御装置4における信号の送受信の手順について図13を用いて説明する。
【0073】
まずステップS121において提供制御装置4は、通信装置2へID要求を送信し、通信装置2の詳細を問い合わせる。次に、この提供制御装置4は、ID要求を送信した通信装置2からIDコードを受信し(S122)、送信待ち状態に入る(S123)。この送信待ち状態において、識別情報更新要求の送信に加え、書込み/読出し要求の送信も可能となる。
【0074】
ここで、仮に、識別情報更新要求を送信した場合(S124)、提供制御装置4は、通信装置2から許可通知(S125)若しくは不許可通知(S126)のどちらかを受信し、再度送信待ち状態(S123)へ移行する。
【0075】
一方、送信待ち状態(S123)において、書込み/読出し要求を送信した場合(S130)、通信装置2から不許可通知(S126)、読出しデータ(S131)又は許可通知(S132)を受信する。ここで、読出しデータを受信した場合には(S131)、記憶部44にデータを格納し、再び送信待ち状態S123へ移行する。また許可通知S132を受信した場合には、書込みデータの送信(S133)を行い、書込み失敗通知(S134)又は正常終了通知(S135)を通知する。なお、書込み失敗通知(S134)を受信した場合には、規定回数に限り、ステップS133へ移行して書込みデータを送信する場合もある。
【0076】
端末装置5における信号の送受信の手順は、図14に示すように、ステップS130における「書込み/読出し要求の送信」以降のフローにおいて、提供制御装置4と共通するので、同一の符号を付して説明を省略する。なお、端末装置5からは、識別情報更新要求を送信できないため、図13におけるステップS124における「識別情報更新要求の送信」以降のフローは、割愛される。
【0077】
次に本発明を適用した情報提供システム1のアプリケーション例について説明する。
【0078】
例えば、書籍に上記通信装置2を装着し、記憶部26に特集記事を記憶させておく。書籍には、一般の情報記事のみ印刷して販売する。販売時に、書店の提供制御装置4から識別情報を更新し、購入者が所有する携帯電話やパーソナルコンピュータ等の端末装置5とデータの入出力を可能な状態にする。
【0079】
これにより、購入者のみが、自身で所有している端末装置5を介して特集記事を閲覧することができることとなり、万引き等により書籍を不正に入手した者に対して同一の特集記事の提供を抑制することが可能となる。また、この識別情報更新要求は、提供制御装置4から自動的に行うこともできるため、労力の負担の軽減を図ることも可能である。また、一般の情報記事は、購入時に閲覧することが可能なため、書籍を購入するか否か判断する際の必要最小限の情報を提供しつつ、実際に書籍を購入した者のみに対して特集記事を提供することも可能である。更に、不正に書籍を入手しても特集記事等の特別情報を取得することができないという観念を植え付けることで万引き等の減少が期待でき、これに伴い書店も防犯のための設備投資を削減することができる。
【0080】
また、書籍の購入者のみに提供する特集記事のデータが大量で、通信装置2の記憶部26に全て記憶できない場合には、特集記事を掲載したホームページのアドレス、パスワード、専用ID等を特別情報として記憶部26に記憶させることも可能である。
【0081】
これにより購入者のみが、端末装置5を介して公衆通信網50におけるホームページにアクセスし、パスワードを入力することができるため、購入者のみが、特集記事の掲載されているホームページを閲覧することができる。
【0082】
また、このパスワードを時刻関数を用いて発行することも可能である。例えば、通信装置2は、識別情報の更新と同時に提供制御装置4へ現在の時刻情報を要求する。そして提供制御装置4から受信した時刻情報を記憶部26へ格納し、これをパスワード化する。購入者が端末装置5を介してインターネットにアクセスする際に、通信装置2の記憶部26に格納したパスワードを読み出す。ホームページでは、送信されたパスワードからパスワード発行時間を解読し、有効期間を過ぎていなければアクセス可能と判断する。これと同様に、端末装置5から受信した時刻情報を記憶部26へ格納し、これをパスワード化することも可能である。
【0083】
また、特集記事等の特別情報を応募者のみに対して郵送する場合に、通信装置2のIDを書籍に添付する応募券の代替とすることも可能である。すなわち、購入時に提供制御装置4に基づき識別情報を更新することにより、購入者の端末のみから通信装置2のIDを読み取ることができ、このIDを応募券の代替とすることで、応募券のみ不正に入手した者に対する特別情報の提供を抑制することができる。
【0084】
また、商品3を購入する際に購入希望者の所有する端末装置5のIDを読み取り、提供制御装置4からその商品3に装着されている通信装置2へ識別情報を更新するとともに読み取ったIDを書込む。そして特別情報を、通信装置2に書込んだIDを有する端末装置5のみに対して提供することも可能である。
【0085】
これにより、実際に商品3を購入した者のみに対して、書き込んだIDを有する端末装置5を介して特別情報を提供することも可能である。
【0086】
また、本発明に係る情報提供システム1は、商品3として書籍以外に、例えば音楽CDやパーソナルコンピュータのソフトウェアに対しても適用可能であり、音楽CDやソフトウェアに関する特別情報を、同様の手法で、購入者のみに対して提供することが可能である。
【0087】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る通信装置は、商品に装着され、提供制御装置から受信した識別情報更新要求に基づき、記憶部における識別情報を更新する。そして、提供制御装置又は端末装置から書込み/読出し要求を受けて、記憶部に記憶した識別情報に基づき、データの書込み/読出しが可能と判定した場合に、提供制御装置或いは端末装置から受信したデータを記憶手段へ書込み、又は記憶手段から読出したデータを通信手段を介して提供制御装置或いは端末装置へ送信する。さらに、追加の識別情報更新要求を提供制御装置から受信した場合に、識別情報の更新の可否を判定し、提供制御装置から受信したデータを記憶手段へ書込めない場合に、データの記憶手段への書込みを所定の回数に限り試行する。
【0088】
これにより本発明に係る通信装置は、識別情報の更新により、商品の購入者のみに対して端末装置を介して特別情報を提供することができる。また、この識別情報の更新は、商品の販売時に提供制御装置のみに基づいて行うことができるため、購入者以外の不正入手者に対する特別情報の提供を抑制することができる。また、追加の識別情報更新要求を提供制御装置から受信した場合に、識別情報の更新の可否を判定する処理を行うことにより、特別情報のセキュリティが特に必要な場合に、識別情報の更新をより慎重に行うことができる。さらに、要求されるセキュリティに応じて、データの記憶手段への書込みを所定の回数を自由に設定することができる。
【0091】
以上詳細に説明したように、本発明に係る情報提供システムは、提供制御装置から、商品に装着された通信装置へ、商品の販売時に識別情報更新要求を送信し、通信装置の記憶部における識別情報を更新する。そして、提供制御装置又は端末装置から通信装置へ送信された書込み/読出し要求を受けて、通信装置の記憶部に記憶した識別情報に基づき、データの書込み/読出しが可能と判定した場合に、提供制御装置或いは端末装置から受信したデータを記憶手段へ書込み、又は記憶手段から読出したデータを通信手段を介して提供制御装置或いは端末装置へ送信する。さらに、追加の識別情報更新要求を提供制御装置から受信した場合に、識別情報の更新の可否を判定し、提供制御装置から受信したデータを記憶手段へ書込めない場合に、データの記憶手段への書込みを所定の回数に限り試行する。
【0092】
これにより本発明に係る情報提供システムは、商品の購入者のみに対して端末装置を介して特別情報を提供することができる。また、この識別情報の更新は、商品の販売時に提供制御装置のみに基づいて行うため、購入者以外の不正入手者に対する特別情報の提供を抑制することができる。また、追加の識別情報更新要求を提供制御装置から受信した場合に、識別情報の更新の可否を判定する処理を行うことにより、特別情報のセキュリティが特に必要な場合に、識別情報の更新をより慎重に行うことができる。さらに、要求されるセキュリティに応じて、データの記憶手段への書込みを所定の回数を自由に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報提供システムのシステム構成図を説明するための図である。
【図2】本発明を適用した通信装置の内部構成例を説明するための図である。
【図3】本発明を適用した通信装置の他の内部構成例を説明するための図である。
【図4】本発明を適用した提供制御装置の内部構成例を説明するための図である。
【図5】本発明を適用した端末装置の内部構成例を説明するための図である。
【図6】送受信するデータフォーマットを説明するための図である。
【図7】通信装置における信号の送受信の手順について説明するための図である。
【図8】提供制御装置から識別情報更新要求を受信した通信装置の内部におけるデータフローを説明するための図である。
【図9】提供制御装置から識別情報更新要求を受信した通信装置の内部における他のデータフローを説明するための図である。
【図10】提供制御装置又は通信端末装置から読出し要求を受信した通信装置の内部におけるデータフローを説明するための図である。
【図11】提供制御装置又は通信端末装置から書込み要求を受信した通信装置の内部におけるデータフローを説明するための図である。
【図12】提供制御装置又は通信端末装置から書込み要求を受信した通信装置の内部における他のデータフローを説明するための図である。
【図13】提供制御装置における信号の送受信の手順について説明するための図である。
【図14】端末装置における信号の送受信の手順について説明するための図である。
【符号の説明】
1 情報提供システム、2 通信装置、3 商品、4 提供制御装置、5 端末装置、21,41 アンテナ、22,42 送受信処理部、23 更新判定部、24 R/W判定部、25 制御部、26,44 記憶部、27,43 CPU、45 操作部、50 公衆通信網

Claims (5)

  1. 物品に装着され、提供制御装置及び端末装置と無線通信によりデータを送受信する通信手段と、
    データの送受信を制御する通信制御手段と、
    少なくとも所定のデータと、当該データの送受信可能な提供制御装置及び端末装置を特定するための識別情報とを記憶する記憶手段と、
    上記提供制御装置から受信した識別情報更新要求に基づき、識別情報を更新可能と判定した場合に、上記記憶手段における識別情報を更新する更新判定手段と、
    上記提供制御装置又は上記端末装置から書込み/読出し要求を受けて、上記記憶手段に記憶した識別情報に基づきデータの書込み/読出しの可否を判定するR/W判定手段とを備え、
    上記更新判定手段は、追加の識別情報更新要求を上記提供制御装置から受信した場合に、識別情報の更新の可否を判定し、
    上記通信制御手段は、
    上記R/W判定手段においてデータの書込み/読出しが可能と判定した場合に、上記通信手段を介して上記提供制御装置或いは上記端末装置から受信したデータを上記記憶手段へ書込み、又は上記記憶手段から読出したデータを上記通信手段を介して上記提供制御装置或いは上記端末装置へ送信し、
    上記通信手段を介して受信したデータを上記記憶手段へ書込めない場合に、データの上記記憶手段への書込みを所定の回数に限り試行する通信装置。
  2. 上記提供制御装置又は上記端末装置から上記通信手段を介して受信した電波を駆動電力に変換する整流手段を更に備える請求項1記載の通信装置。
  3. 物品に装着され、他の装置とデータを送受信する通信手段と、データの送受信を制御する通信制御手段と、少なくとも所定のデータと当該データの送受信可能な提供制御装置及び端末装置を特定するための識別情報とを記憶する記憶手段とを有する通信装置と、
    上記通信装置とデータを送受信する通信手段と、データの送受信を制御する制御手段と、少なくとも所定のデータを記憶する記憶手段とを有する提供制御装置とを備え、
    上記通信装置は、
    上記提供制御装置から受信した識別情報更新要求に基づき識別情報を更新できるものと判定した場合に記憶手段における識別情報を更新し、上記提供制御装置から書込み/読出し要求を受けて上記記憶手段に記憶した識別情報に基づきデータの書込み/読出しの可否を判定し、データの書込み又は読出しが可能と判定した場合に、上記提供制御装置から受信したデータを上記記憶手段へ書込み、又は上記記憶手段に記憶しているデータを上記提供制御装置へ送信し、
    追加の識別情報更新要求を上記提供制御装置から受信した場合に、識別情報の更新の可否を判定し、
    上記提供制御装置から受信したデータを上記記憶手段へ書込めない場合に、データの上記記憶手段への書込みを所定の回数に限り試行する情報提供システム。
  4. 上記通信装置は、受信した電波を駆動電力に変換する整流手段を更に有する請求項記載の情報提供システム。
  5. 書込み/読出し要求を上記通信装置へ送信し、上記通信装置においてデータの書込み/読出しが可能と判定された場合に、上記通信装置からデータを受信し、又は上記通信装置へデータを送信する端末装置を更に備える請求項記載の情報提供システム。
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