JP4602585B2 - 漏れ波アンテナ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁波を伝送する偏平な伝送路の表面から電磁波を漏出させる漏れ波アンテナを広帯域化するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
漏れ波アンテナは、一般的に、電磁波を一端側から他端側へ伝送する伝送路の表面に所定の間隔で金属ストリップやスロットを平行に装荷して、伝送路内の電磁波を表面から漏出させている。
【0003】
このような漏れ波アンテナとしては、平行平板伝送路を用いたもの、導波管を伝送路として用いたもの等の他に、誘電体基板を伝送路として用いたものがある。
【0004】
図10は、この誘電体を伝送路として用いた従来の誘電体漏れ波アンテナ10の構造を示している。
【0005】
この誘電体漏れ波アンテナ10は、金属の地板導体11と、この地板導体11上に重ね合わせるように配置され、電磁波を一端側から他端側へ伝送する誘電体伝送路を形成する一定厚さの誘電体基板12と、誘電体基板12の表面に誘電体伝送路の電磁波の伝送方向に一定間隔dをあけて平行に装荷され、誘電体基板12の表面から電磁波を漏出させる所定幅sの複数の金属ストリップ13とを有しており、図示しない給電部から誘電体基板12の一端側に電磁波を給電して、その表面から放射する。
【0006】
このような構造の誘電体漏れ波アンテナ10は、ミリ波帯あるいは準ミリ波帯で他の構造のアンテナに比べて損失が非常に少なく、ミリ波帯や準ミリ波帯を用いた車載レーダ、車車間通信、高速無線アクセス等に有効である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記誘電体漏れ波アンテナや他の漏れ波アンテナでは、一般的な進行波アンテナと同様に、周波数の変化に対して指向性が変化するビームシフト現象が発生する。
【0008】
即ち、前記した誘電体漏れ波アンテナ10の主ビームの方向は、
φ=sin−1[(λ/λ)−(λ/d)] ……(1)
で表され、その漏出量は金属ストリップ13の幅sが大きい程大となることが知られている。また、この種のアンテナでは、線路内の電磁波は放射しながら伝送するため、漏出量は、金属ストリップ13の給電端から距離が大きいほど小さくなる。
【0009】
ここで、λは自由空間波長で、光速cを周波数fで除算した値である。また、λは伝送路内波長で自由空間波長λと誘電体基板12によって決まり、誘電体基板12が形成する伝送路がその伝送方向について均一であれば、自由空間波長λの変化に応じて変化するので、式(1)のλ/λの値は、周波数fの変化に対して緩やかに変化する。
【0010】
これに対し、式(1)のλ/dの値は、金属ストリップ13の間隔dが一定であれば、周波数fに反比例(波長に比例)して変化する。
【0011】
したがって、この誘電体漏れ波アンテナ10で周波数をfaからfbに変化させると、図11に示しているように、その主ビーム方向はφaからφbに変化してしまい、前記した車載レーダのように単一周波数の場合には問題ないが、送受信で異なる周波数を使う通信や広帯域の通信を行う場合には、周波数によって利得が大きく変化するという問題があった。
【0012】
このビームシフトの問題は、上記誘電体漏れ波アンテナだけでなく、他の漏れ波アンテナでも同様に発生する。
【0013】
本発明は、この問題を解決して広帯域な漏れ波アンテナを提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の請求項1の漏れ波アンテナは、
一端側から他端側へ電磁波を伝送する略偏平な伝送路と、
前記伝送路の一端側に電磁波を給電する給電部と、
前記伝送路の表面に該伝送路の電磁波伝送方向に間隔をあけて平行に装荷され、前記伝送路内の電磁波を前記表面から漏出させる複数の装荷体とを有する漏れ波アンテナにおいて、
前記漏出波のビーム特性を決定する前記装荷体の間隔、前記装荷体の幅および前記伝送路の厚さを、同一公比αの等比数列にしたがって前記伝送路の一端側から他端側へ順次変化するように設定して、該公比αについてfa=α i−1 ・fb(iは装荷体の順番を示す整数)の関係を満たす異なる周波数fa、fbにおける漏出波のビーム特性を同等にして広帯域化したことを特徴としている。
【0015】
また、本発明の請求項2の漏れ波アンテナは、請求項1の漏れ波アンテナにおいて、
前記伝送路は、地板導体と、該地板導体の一面側に重なるように配置された誘電体基板とによって構成され、
前記装荷体は、前記誘電体基板の一面側にパターン形成された金属ストリップによって構成されている。
【0016】
また、本発明の請求項3の漏れ波アンテナは、請求項1の漏れ波アンテナにおいて、
前記伝送路は、2枚の対向する金属板によって構成され、
前記装荷体は、前記金属板の一方に設けられたスロットによって構成されている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用した誘電体漏れ波アンテナ20の構造を示している。
【0018】
この誘電体漏れ波アンテナ20は、金属の地板導体21と、地板導体21の一面側に図示しないスペーサを介して所定の隙間をあけて重なり合うように支持され、その一端側から他端側へ電磁波を伝送するほぼ偏平な伝送路を形成する誘電体基板22と、誘電体基板22の表面22aに電磁波の伝送方向に間隔をあけて平行に装荷された複数組(図面では6組で示している)の金属ストリップ23〜23と、誘電体基板22の一端側から伝送路の幅方向に位相が揃った電磁波を給電する給電部24とによって構成されている。
【0019】
この誘電体漏れ波アンテナ20では、前記したビームシフトによる利得のばらつきを防止するために、誘電体漏れ波アンテナ20のビーム特性を決める3種類のパラメータ、即ち、装荷体としての金属ストリップ23〜23の間隔d〜d、金属ストリップ23〜23の幅s〜s、および金属ストリップ23〜23の装荷位置における誘電体基板22の厚さt〜tが、ともに1より僅かに大きい同一の公比をもつ等比数列にしたがって、誘電体基板22の一端側から他端側へ向かって順次増加させている。
【0020】
次に、この3種類のパラメータと、誘電体漏れ波アンテナ20のビーム特性との関係について説明する。
【0021】
図2に示すように、誘電体基板22の一面22aと反対面22dとを一端側へ延長して交わる位置を原点Oとし、この原点Oから距離zの位置にある金属ストリップ231aとこれと組をなす次の金属ストリップ231bの間隔をd、金属ストリップ231a、231bの幅をともにs、距離zの位置の誘電体基板22の厚さをtとして、1より僅かに大きい定数αに対して、次の組の金属ストリップ232a、232bの位置z、間隔d、幅sを、それぞれ次のように選ぶ。
【0022】
=αz ……(2a)
=αd ……(2b)
=αs ……(2c)
【0023】
このように選ぶと、相似形の原理から、位置z=αzにおける誘電体基板22の厚さtは、
=αt ……(3)
となる。
【0024】
ここで、
−z=(α−1)z=2d ……(4)
と定めると、
α=(2d/z)+1 ……(5)
となるから、始めに、距離zと間隔dを決めておけば、αは一義的に定まる。
【0025】
同様に、次の組の金属ストリップ233a、233bの位置z、間隔d、幅s、および誘電体基板の厚さtを、それぞれ
=αz=α ……(6a)
=αd=α ……(6b)
=αs=α ……(6c)
=αt=α ……(6d)
と決定する。
【0026】
以下同様にして、i番目の各パラメータを、初期値がそれぞれz、d、s、t、公比がともにαの等比数列をなす値、即ち、
=αi−1 ……(7a)
=αi−1 ……(7b)
=αi−1 ……(7c)
=αi−1 ……(7d)
のように決定する(i=1〜n)。
【0027】
このように、装荷体としての金属ストリップ23〜23の間隔d〜d、金属ストリップ23〜23の幅s〜s、および金属ストリップ23〜23の装荷位置における誘電体基板22の厚さt〜tを、ともに1より僅かに大きい同一の公比をもつ等比数列をなすように、誘電体基板22の一端側から他端側へ向かって増大させた誘電体漏れ波アンテナ20において、周波数が次の関係にある2つの波を考える。
fa=αi−1fb ……(8)
【0028】
これを波長で表せは゛、
λb=αi−1λa ……(9)
となる。
【0029】
前記式(7)、(8)から、位置z付近のd、s、t等の寸法パラメータの波長λaに対する比と、位置z付近の寸法パラメータの波長λbに対する比は同じになる。このため、周波数faにおける位置z付近の局部的漏れ波アンテナと周波数fbにおける位置z付近の局部的漏れ波アンテナの電波の振る舞いは同じになる。
【0030】
したがって、自由空間波長λaに対応する線路内波長λaと自由空間波長λbに対応する線路内波長λbの間には、式(9)に対応して次の関係が成立する。
λb=αi−1λa ……(10)
【0031】
ここで、周波数faで位置z付近の金属ストリップ231a、231bによって局部的に漏出されるビームの方向φaは、
φa=sin−1[(λa/λa)−(λa/d)] ……(11)
となる。
【0032】
また、この漏出量Paは金属ストリップ231a、231bの位置zと幅sによって決まる。
【0033】
また、周波数fbで位置z付近の金属ストリップ23ia、23ibから局部的に漏出されるビームの方向φbは、アンテナのパラメータが前記式(7)を満たしているから、
Figure 0004602585
となり、周波数faのときに位置z付近から漏出されるビームの方向φaと等しくなる。
【0034】
また、前記したように、漏出量は、金属ストリップ23ia、23ibの位置zが給電端から遠い程小となり、その幅sが大きい程大となるが、位置zは位置zのαi−1倍なので、位置に関して漏出量は1/αi−1倍となり、幅sは幅sのαi−1倍なので、幅に関して漏出量はαi−1倍となり、両者がほぼ相殺されてこの位置zにおける漏出量Pbは、位置zにおける漏出量Paとほぼ等しくなる。
【0035】
よって、図3に示すように、周波数fのときに位置z付近から漏出されるビームの方向φaと漏出量Paとで決まるビーム特性Aと、周波数fbのときに位置z付近から漏出されるビームの方向φbと漏出量Pbとで決まるビーム特性Bと等しくなる。
【0036】
これは特定の周波数だけに当てはまることではなく、式(8)が任意のiに対して成立することから、各位置z〜zでそれぞれ式(8)を満たす離散的な周波数f、f、……、fについての局部的なビーム特性も、図3の特性A、Bと同一となり、アンテナ全体としては、図4に示すように、周波数f〜fでの範囲でビーム方向と漏出量がほぼ等しい広帯域な特性Cとすることができる。
【0037】
ただし、上記したパラメータの条件は、無限に長いアンテナを想定した場合であり、有限長の実際のアンテナでは打ち切り誤差を低減したり、誘電体基板22の厚みの増大による高次モードの発生を防止するために、前記パラメータの僅かな調整が必要となり、このような条件を考慮して、各金属ストリップ23の間隔や幅、および誘電体基板22の厚さを選ぶことにより、広い周波数範囲で特性がほとんど変化しない広帯域な誘電体漏れ波アンテナを得ることができる。
【0038】
前記した誘電体漏れ波アンテナ20の各パラメータは、この条件を満たすように設定されていて、図4に示したように、広い周波数範囲でビームの方向と放射量が等しい広帯域な特性を持っており、送受信で異なる周波数を用いる通信や広帯域通信を行う際でも、周波数による利得のバラツキがない、能率的な通信が行える。
【0039】
なお、上記説明では、幅sが等しい隣合う2つの金属ストリップ23を一組の装荷体としていたが、連続して並ぶ幅が等しい3つ以上の金属ストリップを1組の装荷体としてもよい。
【0040】
また、上記誘電体漏れ波アンテナ20では、誘電体基板22の厚さtを一端側から他端側に向かって増大するようにしていたが、一般的に前記したビームシフトに対する金属ストリップ23の間隔dの依存性は、厚さtの依存性より大きいので、図5に示す誘電体漏れ波アンテナ30のように、厚さ一定の誘電体基板22′を用い、その表面の金属ストリップ23の間隔と幅を前記同様に等比数列をなすように設定してもよい。このようにすれば、誘電体基板の加工上の煩雑さをなくすことができる。
【0041】
また、漏出量のバラツキが無視できる場合には、図6に示す誘電体漏れ波アンテナ40のように、誘電体基板22′(または誘電体基板22)の表面に設ける金属ストリップ23の幅を全て同一にしてもよい。
【0042】
なお、ここでは漏れ波アンテナとして誘電体基板を伝送路とする誘電体漏れ波アンテナについて説明したが、2枚の金属板を対向させてその間に伝送路を形成し、一方の金属板にスロットを伝送方向に沿って間隔をあけるようにして装荷して、伝送路内の電磁波を漏出させる漏れ波アンテナについても本発明を適用できる。
【0043】
例えば、図7に示す漏れ波アンテナ50のように、第1の金属板51と第2の金属板52とを対向するように配置して、その間に電磁波を一端側から他端側へ伝送する伝送路を形成し、一方の金属板51に伝送路の電磁波伝送方向に間隔をあけて複数のスロット53を平行に設けて、伝送路の一端側の給電部54から伝送路内に給電された電磁波を漏出させる。なお、符号55は、伝送路の側方を塞ぐ側板である。
【0044】
ここで、各スロット53の位置z、幅s、間隔dおよびその位置の第1の金属板51からの高さtを、前記誘電体漏れ波アンテナ20の場合と同様に、同一の公比αの等比数列をなすように、一端側から他端側に向かって増大させることで、広い周波数範囲でビーム特性がほとんど変化しない広帯域なアンテナとすることができる。
【0045】
また、図8に示す漏れ波アンテナ60のように、金属板51、52を平行に対向させて、各スロット53の位置z、幅s、間隔dを、前記誘電体漏れ波アンテナ30の場合と同様に、同一の公比αの等比数列をなすように、一端側から他端側に向かって増大させるように設定してもよい。
【0046】
また、図9に示す漏れ波アンテナ70のように、金属板51、52を平行に対向させて、前記誘電体漏れ波アンテナ40の場合と同様に、各スロット53の幅を同一にし、その位置z、間隔dのみを、同一の公比αの等比数列をなすように、一端側から他端側に向かって増大させるように設定してもよい。
【0047】
また、前記した漏れ波アンテナ30〜70では、装荷体の間隔d、幅sおよび伝送路の厚さtのうち、少なくとも装荷体の間隔dを、給電部側から1より僅かに大きい公比αの等比数列にしたがって順次増加させていたが、逆に、給電部側から1より僅かに小さい公比(1/α)の等比数列にしたがって、少なくとも装荷体の間隔dを順次減少させてもよい。
【0048】
また、上記した漏れ波アンテナ50、60、70では、2枚の金属板51、52によって、波長に比べて十分広い伝送路を形成していたが、狭い幅の伝送路を形成する導波管の表面にスロットを設けて、電磁波を漏出させる導波管スロットアンテナにも本発明を同様に適用できる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の漏れ波アンテナでは、
一端側から他端側へ電磁波を伝送する略偏平な伝送路と、
前記伝送路の一端側に電磁波を給電する給電部と、
前記伝送路の表面に該伝送路の電磁波伝送方向に間隔をあけて平行に装荷され、前記伝送路内の電磁波を前記表面から漏出させる複数の装荷体とを有する漏れ波アンテナにおいて、
前記漏出波のビーム特性を決定する前記装荷体の間隔、前記装荷体の幅および前記伝送路の厚さを、同一公比αの等比数列にしたがって前記伝送路の一端側から他端側へ順次変化するように設定して、該公比αについてfa=α i−1 ・fb(iは装荷体の順番を示す整数)の関係を満たす異なる周波数fa、fbにおける漏出波のビーム特性を同等にして広帯域化したことを特徴としている。
【0050】
このため、広い周波数範囲でビーム特性が変化しない広帯域なアンテナを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の誘電体漏れ波アンテナを示す斜視図
【図2】実施形態の要部の構造を示す図
【図3】実施形態の特性例を示す図
【図4】実施形態の特性例を示す図
【図5】実施形態の変形例を示す斜視図
【図6】実施形態の変形例を示す斜視図
【図7】他の実施形態の斜視図
【図8】他の実施形態の斜視図
【図9】他の実施形態の斜視図
【図10】従来の漏れ波アンテナを示す斜視図
【図11】従来の漏れ波アンテナの特性を示す図
【符号の説明】
20、30、40 誘電体漏れ波アンテナ
21 地板導体
22、22′ 誘電体基板
23 金属ストリップ
24 給電部
50、60、70 漏れ波アンテナ
51 第1の金属板
52 第2の金属板
53 スロット
54 給電部
55 側板

Claims (3)

  1. 一端側から他端側へ電磁波を伝送する略偏平な伝送路と、
    前記伝送路の一端側に電磁波を給電する給電部と、
    前記伝送路の表面に該伝送路の電磁波伝送方向に間隔をあけて平行に装荷され、前記伝送路内の電磁波を前記表面から漏出させる複数の装荷体とを有する漏れ波アンテナにおいて、
    前記漏出波のビーム特性を決定する前記装荷体の間隔、前記装荷体の幅および前記伝送路の厚さを、同一公比αの等比数列にしたがって前記伝送路の一端側から他端側へ順次変化するように設定して、該公比αについてfa=α i−1 ・fb(iは装荷体の順番を示す整数)の関係を満たす異なる周波数fa、fbにおける漏出波のビーム特性を同等にして広帯域化したことを特徴とする漏れ波アンテナ。
  2. 前記伝送路は、地板導体と、該地板導体の一面側に重なるように配置された誘電体基板とによって構成され、
    前記装荷体は、前記誘電体基板の一面側にパターン形成された金属ストリップによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の漏れ波アンテナ。
  3. 前記伝送路は、2枚の対向する金属板によって構成され、
    前記装荷体は、前記金属板の一方に設けられたスロットによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の漏れ波アンテナ。
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