JP4601671B2 - 仮想キャラクタ育成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、仮想キャラクタを育成する技術に関するものである。
近年、パソコンや携帯電話、PDA(personal digital assistant)、携帯ゲーム機など、画面出力機能を持つ電子機器において、デジタルペット(仮想キャラクタ)を育成するソフトウェアが流行している。
これらのソフトウェアは、携帯電話や歩数計のアプリケーションソフトとして組み込まれるものや、ゲーム専用機や携帯ゲーム機のゲームとして提供されるもの、パーソナルコンピュータ用に販売されるものなどがある。
また、本願発明に関連する先行技術として、例えば、下記の文献に開示される技術がある。
特開2003−190651号公報 特開2000−187435号公報 特開2002−239230号公報
従来のデジタルペットの育成ソフトでは、ユーザによるボタン操作や歩数計にて検出した歩行歩数が所定の条件を満たせば、育成対象のデジタルペットが成長する構成となっている。
従って、操作者がデジタルペットの飼い主(ユーザ)以外であっても、同じ操作を行えば、同じ条件で育成することが出来てしまう。即ち、飼い主以外の者に操作されたことによるデジタルペットの変化を出すことができなかった。
この為、ユーザのデジタルペットに対する愛着の度合いが低いという問題点があった。
そこで本発明は、ユーザの認証結果に応じて育成度を変え、ユーザの愛着を高める技術を提供する。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の構成を採用した。
即ち、本発明の仮想キャラクタ育成装置は、
ユーザの認証を行う手段と、前記認証結果に応じて仮想キャラクタのパラメータを更新する手段と、前記パラメータに応じた育成度で前記仮想キャラクタを出力する手段と、を備えた。
また、前記仮想キャラクタ育成装置は、前記ユーザが正しく認証された場合に、前記仮想キャラクタのパラメータを更新し、前記ユーザが認証されなかった場合に、前記仮想キャラクタのパラメータを更新しなくても良い。
前記仮想キャラクタ育成装置は、複数の仮想キャラクタについて夫々複数の育成度に応じた出力パターンを記憶する手段を備え、該複数の仮想キャラクタのうち認証されたユーザと対応する仮想キャラクタについて、前記パラメータに応じた育成度の出力パターンを読出し、該出力パターンに基づいて前記出力を行っても良い。
前記仮想キャラクタ育成装置は、複数の仮想キャラクタについて夫々複数の育成度に応じた出力パターンを記憶する手段を備え、前記ユーザが正しく認証されなかった場合に、前記複数の仮想キャラクタのうち、当該ユーザと対応しない仮想キャラクタの出力パターンを読出し、該出力パターンに基づいて前記出力を行っても良い。
前記仮想キャラクタ育成装置は、所定の処理を行う手段を更に備え、該所定の処理の前に前記認証を行い、前記ユーザが正しく認証された場合に該所定の処理を可能としても良い。
また、本発明の仮想キャラクタ育成方法は、コンピュータが、ユーザの認証を行うステップと、前記認証結果に応じて仮想キャラクタのパラメータを更新するステップと、前記パラメータに応じた育成度で前記仮想キャラクタを出力するステップとを行う。
前記仮想キャラクタ育成方法は、前記ユーザが正しく認証された場合に、前記仮想キャラクタのパラメータを更新し、前記ユーザが認証されなかった場合に、前記仮想キャラクタのパラメータを更新しなくても良い。
前記仮想キャラクタ育成方法は、複数の仮想キャラクタについて夫々複数の育成度に応じた出力パターンを記憶する手段を参照し、該複数の仮想キャラクタのうち認証されたユーザと対応する仮想キャラクタについて、前記パラメータに応じた育成度の出力パターンを読出し、該出力パターンに基づいて前記出力を行っても良い。
前記仮想キャラクタ育成方法は、複数の仮想キャラクタについて夫々複数の育成度に応じた出力パターンを記憶する手段を参照し、前記ユーザが正しく認証されなかった場合に、前記複数の仮想キャラクタのうち、当該ユーザと対応しない仮想キャラクタの出力パターンを読出し、該出力パターンに基づいて前記出力を行っても良い。
前記仮想キャラクタ育成方法は、所定の処理を行うステップを更に含み、該所定の処理の前に前記認証を行い、前記ユーザが正しく認証された場合に該所定の処理を可能としても良い。
また、本発明は、上記仮想キャラクタ育成方法をコンピュータに実行させる仮想キャラクタ育成プログラムであっても良い。更に、本発明は、この仮想キャラクタ育成プログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録したものであっても良い。コンピュータに、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータが読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体の内コンピュータから取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。
また、コンピュータに固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
本発明によれば、ユーザの認証結果に応じて育成度を変え、ユーザの愛着を高める技術を提供できる。
本発明に係る仮想キャラクタ育成装置の概略図 本発明に係る実施形態1の仮想キャラクタ育成方法の説明図 表示イメージの説明図 オープニング処理の表示例を示す図 認証スレッドの説明図 仮想キャラクタ育成時の説明図 仮想キャラクタ育成時の説明図 仮想キャラクタ育成時の説明図 仮想キャラクタの出力パターン例を示す図 初期登録手順の説明図 指紋情報の読み取り方法の説明図 本発明に係る実施形態2の仮想キャラクタ育成方法の説明図 終了スレッドの説明図
〈実施形態1〉
《装置構成》
図1は、本発明に係る仮想キャラクタ育成装置の概略図である。デジタルペット育成装置1は、演算処理部12や、記憶部(ハードディスク)13、入出力ポート14、通信制御部15等を備えた汎用のコンピュータである。
該入出力ポート14には、キーボードやマウス、認証装置(指紋読取装置)11等の入力デバイス、そして表示装置やプリンター、スピーカ等の出力デバイスが適宜接続される。
通信制御部15は、ネットワークを介して他のコンピュータとの通信を制御する。
記憶部13は、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションソフト(仮想キャラクタ育成プログラム等)がインストールされている。また、記憶部13は、指紋読取装置11で読み取った各仮想キャラクタのユーザの指紋情報を各キャラクタの識別情報や育成度を示すパラメータと対応付けキャラクタデータベース(DB)として記憶する。更に、記憶部13は、複数の仮想キャラクタについて夫々複数の育成度に応じた出力パターンを記憶する手段である。
演算処理部12は、CPUやメインメモリ等からなり、プログラムに従って所定の処理を行う手段である。該演算処理部12は、前記OSやアプリケーションプログラムを記憶部13から適宜読み出して実行し、入出力ポート14から入力された情報や、通信制御部15によって取得した情報、記憶部13から読み出した情報を演算処理することにより、認証部や、育成部、出力制御部としても機能する。
この認証部は、装置1を操作するユーザの認証、例えば該ユーザの指紋情報を指紋読取装置11で読み取って、記憶手段13に記憶されている指紋情報と一致するか否かによって認証を行う手段である。該認証部は、指紋情報に限らず、手のひらの静脈パターンや、ユーザの顔、虹彩といったユーザの生体情報で認証しても良い。更に、該認証部は、生体情報に限らず、パスワードや、メモリに記憶した認証鍵であっても良い。
育成部は、前記認証結果に応じて記憶部13に記憶されている仮想キャラクタのパラメータを更新する手段である。
出力制御部は、前記パラメータに応じた育成度で前記仮想キャラクタを表示装置へ出力し、表示させる手段である。また、出力制御部は、前記パラメータに応じて表示装置への表示を制御することに限らず、プリンターへの印刷出力やスピーカへの音声出力を制御しても良い。
<育成方法>
上記仮想キャラクタ育成装置1が、記憶部(記録媒体)13から読み出したプログラムに従って実行する仮想キャラクタ育成方法について、図2〜図9を用いて説明する。
本実施形態の仮想キャラクタ育成プログラムは、スクリーンセーバであり、装置1を停止或は休止状態から動作状態とした場合や、所定時間操作を行わなかった場合に起動する。なお、ユーザは、予め後述のように指紋情報の登録と仮想キャラクタの選択を行っておく。
そして、仮想キャラクタ育成プログラムが起動されると、図2に示すように、先ずオープニング処理を行う(ステップ1、以下S1のように略記する)。このオープニング処理としては、出力制御部が、図3に示す2画面分のイメージ40を表示装置に右端から左端へスクロールさせて表示する。
図3中の点線41で囲む領域が、前記イメージ40の最右端を表示させた時の表示画面であり、この画面内の地面に仮想キャラクタである花42を配置し、空に太陽43を配置している。この花42と太陽43は、前記イメージ40内の右部において固定で、左端へのスクロールに伴って表示画面からスクロールアウトする。また、雲44は、ランダムに出現し、左或は右へ移動する。
更に、出力制御部は、イメージ40の左端までスクロールして停止させた後、図4に示すように左端からユーザキャラクタ45を登場させ、歩く動作で右方向へ移動させ、立て札46の位置で停止させる。
そして、演算処理部は、装置認証スレッドを開始する(S2)。
認証スレッドでは、認証部が、図5に示すように指紋読取装置11を初期化し(S31)、入力を促すダイアログ(不図示)を表示して(S32)、入力の有無を監視する(S33)。該指紋読取装置11から指紋情報の入力があれば、認証部は、キャラクタDBを参照し、該当する指紋情報があるか否かによって認証する(S34)。
該入力がキャラクタDBの指紋情報と一致すれば、正しく認証された、即ち登録したユーザ本人であることが認証(本人認証)されたとして、この認証結果をイベントにセットする。例えば認証成功を示す情報をメモリ内の所定アドレスに記憶する(S35)。
また、ステップ34で、入力がキャラクタDBの指紋情報と一致しなければ非認証である旨の認証結果をイベントにセットする(S35)。また、ステップ33で、入力を監視しているときに、前記入力が行われず所定時間以内に前記入力が行われたか否かを判断し(S36)、入力が行われなければタイムアウトとして入力なしをイベントにセットする(S37)。
そして、育成部は、前記認証結果を参照、即ち前記イベントに応じ(S3)、仮想キャラクタのパラメータを更新する。例えば、認証結果が認証成功、即ち正しく認証されていれば、育成部は、キャラクタDBに記憶されている当該キャラクタの育成度をインクリメントする(S4)。
次に出力制御部は、前記記憶部13に記憶した出力パターンから、予めユーザが選択したタイプであって前記育成度に対応した出力パターンを抽出し、表示装置に表示させる(S5)。
このとき出力制御部は、先ずオープニング処理で立て札46の前に立ち止まっていたユーザキャラクタ45を図6Aに示すように手にじょうろを持ったユーザキャラクタ45Aに換えて右へ移動させ、これに伴って表示画面を右方向へスクロールする。
イメージ40の右端までスクロールし、ユーザキャラクタ45Aを仮想キャラクタ4の隣に位置させた後、出力制御部は、図6Bに示すように仮想キャラクタ4に水をあげるアニメーションを発生させる。
5秒間の水あげの後、出力制御部は、ユーザキャラクタ45Aを右又は左に移動させて、表示領域外へサイドアウトさせ、仮想キャラクタ4を前記育成部によってインクリメントされた育成度の出力パターンに切換える。図6Cでは、図6Bでパターン2の育成度4だったキャラクタを育成度5にした例を示している。これにより、仮想キャラクタ4が一段階成長したように見える。
前記キャラクタ4を所定時間表示後、演算処理部は、該キャラクタ4を含むイメージ40を閉じて仮想キャラクタ育成プログラムを終了させる。
また、ステップ3において、認証結果が、非認証又は入力なし、即ち認証成功以外の場合、育成部は仮想キャラクタ4のパラメータ(育成度)を更新せず、出力制御部が表示領域をイメージ40の右側へスクロールさせ、ステップ1に戻る。
なお、本実施形態では、装置1を停止或は休止状態から動作状態とした場合、或は、所定時間操作を行わなかった場合、この仮想キャラクタ育成プログラムを起動し、該プログラムを終了するまで、他のプログラムを起動させない。即ち、ユーザが正しく認証された場合にのみ、他のプログラムの起動(所定の処理に相当)を可能とする。
<出力パターン>
仮想キャラクタ4の出力パターンとしては、図7に示すように複数タイプ(0〜3)の仮想キャラクタについて、それぞれ複数の育成度(1〜5)に応じた画像を記憶部13に記憶している。
従って上記のように育成部が育成度をインクリメントすることで、仮想キャラクタが、芽、葉、葉、つぼみ、花と、5段階に成長する。該花(第5段階)を越えて成長させる場合、即ち5回以上インクリメントされた場合、出力制御部は、仮想キャラクタを2株、3株、4株・・・と1株ずつ仮想キャラクタの数を増やす。また、8株の次は1株に戻すが、次のラウンドでは、色を換えて花を咲かせる。
<初期登録手順>
図8は、本実施形態の仮想キャラクタ育成プログラムで育成を開始する前に、仮想キャラクタのタイプや指紋情報を登録する手順の説明図である。
仮想キャラクタ育成プログラムを起動し、初期登録を選択すると、全タイプの仮想キャラクタを一覧表示し、タイプの選択を促すダイアログ(不図示)を表示する(S21)。
これに応じユーザが育成したいキャラクタのタイプ(1〜3)を選び、キーボードやマウスから入力すると、仮想キャラクタ育成装置1は、指紋の読取を促すダイアログ(不図示)を表示する(S22)。
ユーザが図9に示すように、指紋読取装置11の読み部11A上に指を置き、第一間接から指先まで滑らせるように移動させると、指紋読取装置11は指紋の凹凸を電子データ、即ち指紋情報として読み取る(S23)。
そして、仮想キャラクタ育成装置1は、選択されたキャラクタのタイプと指紋情報とを対応付けてキャラクタDBに記憶する(S24)。
以上のように、本実施形態によれば、育成に際し、必ず指紋による認証を要求されるので、仮想キャラクタを育成することができる唯一の存在であることが実感でき、仮想キャラクタに対する愛着が増すことになる。
また、本実施形態における仮想キャラクタ育成プログラムは、ユーザが正しく認証されなければ、他のプログラムを起動できないので、正規のユーザ以外による不正使用を防止するセキュリティソフトとしても機能する。なお、従来のセキュリティソフトでは、起こるかどうか分からない不正使用のためだけに、ログインの度に指紋認証を行うことになり、指紋認証の必要性を実感できず、セキュリティソフトを使用しなくなる(認証による保護を解除してしまう)ことが多い。しかし、本実施形態によれば、ログイン毎の指紋認証により仮想キャラクタを育成するという演出を行い、指紋認証に不正使用防止だけでなくログイン毎の目的を持たせることにより、指紋認証による保護を解除してしまうことを防止している。
〈実施形態2〉
図10は、本発明にかかる実施形態2の説明図である。本実施形態は、前述の実施形態1と比べて正しく認証されなかった場合の処理が異なっており、その他の構成は略同じである。このため、同一の要素には同符号を付すなどして再度の説明を省略している。
<育成方法>
本実施形態の仮想キャラクタ育成装置1は、停止或は休止状態から動作状態とした場合や、所定時間操作を行わなかった場合に仮想キャラクタ育成プログラムを起動する。なお、ユーザは、予め初期登録を行い指紋情報の登録と仮想キャラクタの選択を行っておく。
そして、仮想キャラクタ育成プログラムが、起動されると、図2に示すように、先ずオープニング処理を行う(ステップ1、以下S1のように略記する)。このオープニング処理としては、出力制御部が、図3に示す2画面分のイメージ40を表示装置に右端から左端へスクロールさせて表示する。
更に、出力制御部は、イメージ40の左端までスクロールして停止させた後、図4に示すように左端からユーザキャラクタ45を登場させ、歩く動作で右方向へ移動させ、立て札46の位置で停止させる。
そして、演算処理部は、装置認証スレッド及び終了条件監視スレッドを開始する(S2,S9)。
認証スレッドでは、認証部が、図5に示すように指紋読取装置11を初期化し(S31)、入力を促すダイアログ(不図示)を表示して(S32)、入力の有無を監視する(S33)。該指紋読取装置11から指紋情報の入力があれば、認証部は、キャラクタDBを参照し、前記初期登録した仮想キャラクタのユーザの指紋情報と一致するか否かによって認証する(S34)。
該入力がキャラクタDBの指紋情報と一致すれば、正しく認証された、即ち登録したユーザ本人であることが認証(本人認証)されたとして、この認証結果をイベントにセットする。例えば認証成功を示す情報をメモリ内の所定アドレスに記憶する。
また、ステップ34で入力された指紋情報がキャラクタDBの指紋情報と一致しなければ、他人による認証が行われた旨の認証結果(他人認証)をイベントにセットする。例えば、仮想キャラクタのユーザではないが、コンピュータを利用する権利のあるユーザの指紋が入力された場合には、他人認証とする。
また、ステップ34で入力された指紋情報が読み取れない或は仮想キャラクタのユーザでもコンピュータのユーザでもない指紋認証が入力された場合には、認証エラーをイベントにセットする。更に、ステップ33で、入力を監視しているときに、前記入力が行われず所定時間以内に前記入力が行われているか否かを判断し(S36)、入力が行われなければタイムアウトとして入力なしをイベントにセットする(S37)。
終了条件監視スレッドでは、図11に示すように、まず、終了条件を初期化(例えば終了ボタンが押されていない状態)し(S41)、終了条件を満たしたか否かを監視(例えば終了ボタンを押したか否か)し(S42)、終了条件を満たした場合には終了条件をセットする(S43)。
そして、育成部は、前記認証結果を参照、即ち前記イベントに応じ(S3)、仮想キャラクタのパラメータを更新する。例えば、認証結果が認証成功、即ち正しく認証されていれば、育成部は、キャラクタの育成度をインクリメントする(S4)。
出力制御部は、前記記憶部13に記憶されている出力パターンから、前記パラメータの更新の結果(S4)、キャラクタDBに登録されている仮想キャラクタのタイプと育成度に対応した出力パターンを抽出し、表示装置に表示させる(S5)。これにより、仮想キャラクタ4が一段階成長したように見える。
また、認証結果が認証エラーであれば、仮想キャラクタの育成度をデクリメントする。例えば、育成度を所定値下げる或は育成度を最小値とする(S6)。
そして出力制御部は、前記記憶部13に記憶されている出力パターンから、前記パラメータの更新の結果(S6)、キャラクタDBに登録されている仮想キャラクタのタイプと育成度に対応した出力パターンを抽出し、表示装置に表示させる(S5)。これにより、仮想キャラクタ4の成長が後退したように見える。
また、認証結果が他人認証であれば、仮想キャラクタのタイプをインクリメントする。例えば、正規のユーザに選択された仮想キャラクタのタイプが、2の場合には3、3の場合には1、1の場合には2のように、キャラクタのタイプを変更する(S7)。
なお、認証結果が他人認証の場合に、キャラクタのタイプが変更できれば良く、インクリメントに限らずデクリメントでも良い。また、初期登録で選択可能なタイプ1−3以外に特定のタイプ0を用意し、このタイプ0に変更しても良い(S53)。
そして出力制御部は、前記記憶部13に記憶されている出力パターンから、前記パラメータの更新の結果(S7)、キャラクタDBに登録されている仮想キャラクタのタイプと育成度に対応した出力パターンを抽出し、表示装置に表示させる(S5)。これにより、全く別の仮想キャラクタ4が表示される。
更に、認証結果が入力なしであれば、キャラクタのタイプ、育成度ともに変更しない(S8)。
従って出力制御部は、前記記憶部13に記憶されている出力パターンから、キャラクタDBに登録されている仮想キャラクタのタイプと育成度に対応した出力パターンを抽出し、表示装置に表示させる(S5)。これにより、仮想キャラクタ4の成長が止まったように見える。
そして、終了ボタンが押される等して終了条件が満たされたら、仮想キャラクタ育成プログラムを終了する(S10)。
上述のように、本実施形態によれば、仮想キャラクタのユーザ以外がコンピュータを使用した場合には、仮想キャラクタのタイプや育成度が異なるため、他人が使用したことを認識でき、セキュリティが向上する。
〈その他〉
本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。また、上記構成要素は可能な限り組み合わせることができる。
上記仮想キャラクタ育成装置は、パーソナルコンピュータに限らず、携帯電話、携帯型ゲーム機、歩数計、仮想キャラクタ育成プログラムを実行できる情報処理装置を組み込んだ電子機器であっても良い。

Claims (6)

  1. 複数の仮想キャラクタのタイプのそれぞれについて複数の段階的育成度対応の出力パターンを記憶するとともに、前記複数の仮想キャラクタのうちのユーザ選択の仮想キャラクタタイプと、ユーザの認証情報とを対応付けて予め記憶する手段と、
    予め記憶されているユーザの認証情報と、入力されたユーザの認証情報との照合により、ユーザの認証を行う手段と、
    前記認証の結果、前記ユーザが本人認証された場合に、前記ユーザ選択の仮想キャラクタタイプにおいて仮想キャラクタのパラメータを育成度生長方向に更新し、前記ユーザが本人認証されなかった場合に、前記ユーザ選択の仮想キャラクタタイプにおいて仮想キャラクタのパラメータを育成度後退方向に更新し、前記ユーザが予め許容された他人であると認証された場合に、前記ユーザ選択の仮想キャラクタタイプを他の仮想キャラクタタイプに更新する手段と、
    前記更新されたパラメータに応じた育成度及び前記更新された仮想キャラクタタイプのいずれかで前記仮想キャラクタの出力パターンを読出し、該出力パターンに基づいて前記仮想キャラクタを出力する手段と、
    を備えた仮想キャラクタ育成装置。
  2. 所定の処理を行う手段を更に備え、
    該所定の処理の前に前記認証を行い、前記ユーザが前記本人認証された場合にのみ該所定の処理を可能とする請求項1記載の仮想キャラクタ育成装置。
  3. コンピュータが、
    複数の仮想キャラクタのタイプのそれぞれについて複数の段階的育成度対応の出力パターンを記憶するとともに、前記複数の仮想キャラクタのうちのユーザ選択の仮想キャラクタタイプと、ユーザの認証情報とを対応付けて予め記憶するステップと、
    予め記憶されているユーザの認証情報と、入力されたユーザの認証情報との照合により、ユーザの認証を行うステップと、
    前記認証の結果、前記ユーザが本人認証された場合に、前記ユーザ選択の仮想キャラクタタイプにおいて仮想キャラクタのパラメータを育成度生長方向に更新し、前記ユーザが本人認証されなかった場合に、前記ユーザ選択の仮想キャラクタタイプにおいて仮想キャラクタのパラメータを育成度後退方向に更新し、前記ユーザが予め許容された他人であると認証された場合に、前記ユーザ選択の仮想キャラクタタイプを他の仮想キャラクタタイプに更新するステップと、
    前記更新されたパラメータに応じた育成度及び前記更新された仮想キャラクタタイプのいずれかで前記仮想キャラクタの出力パターンを読出し、該出力パターンに基づいて前記仮想キャラクタを出力するステップと、
    を実行する仮想キャラクタ育成方法。
  4. 前記コンピュータが、所定の処理を行うステップを更に実行し
    前記コンピュータは、該所定の処理の前に前記認証を行い、前記ユーザが前記本人認証された場合にのみ該所定の処理を可能とする制御を行う、
    請求項3記載の仮想キャラクタ育成方法。
  5. 複数の仮想キャラクタのタイプのそれぞれについて複数の段階的育成度対応の出力パターンを記憶するとともに、前記複数の仮想キャラクタのうちのユーザ選択の仮想キャラクタタイプと、ユーザの認証情報とを対応付けて予め記憶するステップと、
    予め記憶されているユーザの認証情報と、入力されたユーザの認証情報との照合により、ユーザの認証を行うステップと、
    前記認証の結果、前記ユーザが本人認証された場合に、前記ユーザ選択の仮想キャラクタタイプにおいて仮想キャラクタのパラメータを育成度生長方向に更新し、前記ユーザが本人認証されなかった場合に、前記ユーザ選択の仮想キャラクタタイプにおいて仮想キャラクタのパラメータを育成度後退方向に更新し、前記ユーザが予め許容された他人であると認証された場合に、前記ユーザ選択の仮想キャラクタタイプを他の仮想キャラクタタイプに更新するステップと、
    前記更新されたパラメータに応じた育成度及び前記更新された仮想キャラクタタイプのいずれかで前記仮想キャラクタの出力パターンを読出し、該出力パターンに基づいて前記仮想キャラクタを出力するステップと、
    をコンピュータに実行させる仮想キャラクタ育成プログラム。
  6. 前記コンピュータに、所定の処理を行うステップを更に実行させ
    前記コンピュータに、該所定の処理の前に前記認証を行い、前記ユーザが前記本人認証された場合にのみ該所定の処理を可能とする制御を行わせる、
    請求項5記載の仮想キャラクタ育成プログラム。
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