JP4600662B2 - チャージポンプ式ledドライバおよびチャージポンプの昇圧率切換え方法 - Google Patents

チャージポンプ式ledドライバおよびチャージポンプの昇圧率切換え方法 Download PDF

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Description

本発明は、白色LED(発光ダイオード)などのLEDを駆動するためのLEDドライバに関し、特に、入力電圧を昇圧率で昇圧して出力電圧を出力するチャージポンプを備えたチャージポンプ式LEDドライバおよびチャージポンプの昇圧率切換え方法に関する。
この種のLEDドライバは、例えば、携帯電話の液晶表示装置のバックライトとして使用される白色LEDを駆動するために使用される。尚、この技術分野において周知のように、携帯電話は、液晶表示装置としてメインディスプレイとサブディスプレイとを備えているものがある。
LEDドライバの一種にチャージポンプ式LEDドライバがある。以下、チャージポンプ式LEDドライバについて説明する。
チャージポンプ式LEDドライバは、チャージポンプを備え、このチャージポンプにはリチウムイオン電池などの電池から電池電圧が入力電圧として印加される。電池には入力コンデンサが並列に接続されており、この入力コンデンサの両端間で入力電圧が保持される。
チャージポンプは、例えば、入力電圧を1倍、1.5倍、又は2倍にして、出力電圧を出力する機能を有する。この場合、チャージポンプは、昇圧率として1倍、1.5倍、及び2倍を持つ。チャージポンプには、第1及び第2のコンデンサが接続されている。
この出力電圧は出力コンデンサに印加される。この出力コンデンサには、複数個の白色LEDが並列に接続され、各白色LEDには定電流源が直列に接続される。
すなわち、チャージポンプ式LEDドライバでは、出力コンデンサに白色LEDを並列に接続し、それぞれのLED電流を定電流源でドライブしている。
前述したように、チャージポンプは1倍、1.5倍、および2倍の昇圧率を持っている。従来のチャージポンプ式LEDドライバでは、この昇圧率の切り換えを、入力電圧のみを監視することによって行っている。
図1に、従来のチャージポンプ式LEDドライバの、入力電圧に対する出力電圧の特性を示す。図1において、横軸に入力電圧VIN(V)を示し、縦軸に出力電圧VOUT(V)を示す。
図1に示されるように、入力電圧VINが4.7V以上において、チャージポンプの昇圧率は1倍に設定される。入力電圧VINが2.6Vから4.7Vの範囲において、チャージポンプの昇圧率は1.5倍に設定される。入力電圧VINが2.6以下において、チャージポンプの昇圧率は2倍に設定される。
図2に、従来のチャージポンプ式LEDドライバの、入力電圧に対する効率の特性を示す。図2において、横軸に入力電圧VIN(V)を示し、縦軸に従来のチャージポンプ式LEDドライバの効率(%)を示す。
図2から明らかように、従来のチャージポンプ式LEDドライバでは、チャージポンプの昇圧率が1倍から1.5倍へ切り替わる、4.7V付近(未満)の入力電圧VINにおいて、効率が悪くなっているのが分かる。これは、この付近の入力電圧VINにおいて、白色LEDを点灯させるために、チャージポンプが必要以上の電力を出力しているからである。よって、電力損失が大きくなり、チャージポンプ式LEDドライバの効率を低下させる。
上述したように、従来のチャージポンプ式LEDドライバでは、チャージポンプの昇圧率の切り換えを入力電圧のみを監視して行っているので、特に昇圧率を1倍から1.5倍へ切り替える付近の入力電圧において、電力損失が大きくなり、効率を低下させているという問題がある。
したがって、本発明の課題は、効率を改善できる、チャージポンプの昇圧率の切り換え方法およびチャージポンプ式LEDドライバを提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、入力電圧(VIN)をチャージポンプ(12)において昇圧率で昇圧して出力電圧(VOUT)を出力し、前記出力電圧を発光ダイオード(LED)(LED1〜LED6)に印加して前記発光ダイオードを駆動するチャージポンプ式LEDドライバ(10)における、前記チャージポンプ(12)の昇圧率の切り換え方法であって、前記入力電圧(VIN)ばかりでなく前記発光ダイオードの順方向降下電圧(V)をも監視して、前記チャージポンプ(12)の昇圧率を切り換えることを特徴とする、チャージポンプの昇圧率切換え方法が得られる。
上記本発明の第1の態様によるチャージポンプの昇圧率切換え方法において、前記チャージポンプ(12)は前記昇圧率として1倍、1.5倍及び2倍を持ち、前記発光ダイオードの順方向降下電圧(V)に対応する電圧として、前記入力電圧から前記発光ダイオードの順方向降下電圧を減算して得られるLED端子電圧を監視するようにしても良い。この場合、前記チャージポンプの昇圧率切換え方法は、前記入力電圧が所定の電圧以下であるか否かを判断するステップ(S1)と、前記入力電圧が前記所定の電圧以下(S1のYes)で、かつ前記LED端子電圧が基準電圧以下(S2のYes)の場合に、前記昇圧率を2倍に設定するステップ(S3)と、前記入力電圧が前記所定の電圧以下(S1のYes)で、かつ前記LED端子電圧が前記基準電圧より高い(S2のNo)場合に、前記昇圧率を1.5倍に設定するステップ(S4)と、前記入力電圧が前記所定の電圧より高く(S1のNo)て、かつ前記LED端子電圧が前記基準電圧以下(S5のYes)の場合に、前記昇圧率を1.5倍に設定するステップ(S6)と、前記入力電圧が前記所定の電圧より高く(S1のNo)て、かつ前記LED端子電圧が前記基準電圧より高い(S5のNo)場合に、前記昇圧率を1倍に設定するステップ(S7)とを含むもので良い。
本発明の第2の態様によれば、入力電圧(VIN)を昇圧率で昇圧して出力電圧(VOUT)を出力するチャージポンプ(12)と、前記チャージポンプの昇圧率を選択するセレクタとを備え、前記出力電圧を少なくとも1つの発光ダイオード(LED)(LED1〜LED6)に印加して前記発光ダイオードを駆動するチャージポンプ式LEDドライバ(10)において、前記セレクタ(16)は、前記入力電圧(VIN)ばかりでなく前記発光ダイオードの順方向降下電圧(V)をも監視して、前記昇圧率を切り換えることを特徴とする、チャージポンプ式LEDドライバが得られる。
上記本発明の第2の態様によるチャージポンプ式LEDドライバにおいて、前記セレクタ(16)は、例えば、前記入力電圧(VIN)を監視して、第1の選択信号(A)を出力する第1の監視手段(40)と、前記発光ダイオードの順方向降下電圧(V)を監視して、第2の選択信号(B)を出力する第2の監視手段(41〜46,51〜55;41A,42A,50)とから構成されるもので良い。この場合、前記チャージポンプ(12)は、前記第1及び前記第2の選択信号(A,B)に基いて前記昇圧率を設定する。
また、前記チャージポンプ式LEDドライバは前記発光ダイオードとして1個の発光ダイオードのみ駆動するものであり、前記第2の監視手段は、前記発光ダイオードの順方向降下電圧に対応する電圧として、前記入力電圧から前記発光ダイオードの順方向降下電圧を減算して得られるLED端子電圧を監視するものであって良い。この場合、前記第1の監視手段は、前記入力電圧(VIN)と所定の電圧(3V)とを比較して主比較結果信号を前記第1の選択信号(A)として出力する主比較手段(40)から構成されて良く、前記第2の監視手段は、前記LED端子電圧と基準電圧(Vref)とを比較して副比較結果信号を前記第2の選択信号(B)として出力する副比較手段から構成されて良い。そして、前記チャージポンプ(12)は前記昇圧率として1倍、1.5倍及び2倍を持つもので良い。この場合、前記主比較結果信号として前記入力電圧が前記所定の電圧以下であることを示す信号を受け、かつ前記副比較結果信号として前記LED端子電圧が前記基準電圧以下であることを示す信号を受けた場合に、前記チャージポンプ(12)は前記昇圧率を2倍に設定し、前記主比較結果信号として前記入力電圧が前記所定の電圧以下であることを示す信号を受け、かつ前記副比較結果信号として前記LED端子電圧が前記基準電圧より高いことを示す信号を受けた場合に、前記チャージポンプ(12)は前記昇圧率を1.5倍に設定し、前記主比較結果信号として前記入力電圧が前記所定の電圧より高いことを示す信号を受け、かつ前記副比較結果信号として前記LED端子電圧が前記基準電圧以下であることを示す信号を受けた場合に、前記チャージポンプ(12)は前記昇圧率を1.5倍に設定し、前記主比較結果信号として前記入力電圧が前記所定の電圧より高いことを示す信号を受け、かつ前記副比較結果信号として前記LED端子電圧が前記基準電圧より高いことを示す信号を受けた場合に、前記チャージポンプ(12)は前記昇圧率を1倍に設定する。
さらに、前記チャージポンプ式LEDドライバは前記発光ダイオードとして複数個の発光ダイオード(LED1〜LED6)を駆動するものであり、前記第2の監視手段は、前記発光ダイオードの順方向降下電圧に対応する電圧として、前記入力電圧から前記発光ダイオードの順方向降下電圧を減算して得られるLED端子電圧を監視するものであって良い。この場合、前記第1の監視手段は、前記入力電圧(VIN)と所定の電圧(3V)とを比較して主比較結果信号を前記第1の選択信号(A)として出力する主比較手段(40)から構成されて良く、前記第2の監視手段は、前記複数個の発光ダイオードの前記LED端子電圧と基準電圧(Vref)とを比較して複数の副比較結果信号を出力する複数の副比較手段(41〜42;41A,42A)と、前記複数の副比較結果信号の論理和をとって論理和結果信号を前記第2の選択信号(B)として出力するオア回路(51〜55;50)とから構成されて良い。そして、前記チャージポンプ(12)は前記昇圧率として1倍、1.5倍及び2倍を持つもので良い。この場合、前記主比較結果信号(A)として前記入力電圧(VIN)が前記所定の電圧(3V)以下であることを示す信号を受け、かつ前記論理和結果信号(B)として前記複数個の発光ダイオードの前記LED端子電圧の全てが前記基準電圧(Vref)以下であることを示す信号を受けた場合に、前記チャージポンプ(12)は前記昇圧率を2倍に設定し、前記主比較結果信号(A)として前記入力電圧(VIN)が前記所定の電圧(3V)以下であることを示す信号を受け、かつ前記論理和結果信号(B)として前記複数個の発光ダイオードの前記LED端子電圧の少なくとも1つが前記基準電圧(Vref)より高いことを示す信号を受けた場合に、前記チャージポンプ(12)は前記昇圧率を1.5倍に設定し、前記主比較結果信号(A)として前記入力電圧(VIN)が前記所定の電圧(3V)より高いことを示す信号を受け、かつ前記論理和結果信号として前記複数個の発光ダイオードの前記LED端子電圧の全てが前記基準電圧(Vref)以下であることを示す信号を受けた場合に、前記チャージポンプ(12)は前記昇圧率を1.5倍に設定し、前記主比較結果信号(A)として前記入力電圧(VIN)が前記所定の電圧(3V)より高いことを示す信号を受け、かつ前記論理和結果信号(B)として前記複数個の発光ダイオードの前記LED端子電圧の少なくとも1つが前記基準電圧(Vref)より高いことを示す信号を受けた場合に、前記チャージポンプ(12)は前記昇圧率を1倍に設定する。
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、入力電圧ばかりでなく発光ダイオードの順方向降下電圧を監視してチャージポンプの昇圧率の切り換えを行うので、チャージポンプ式LEDドライバの効率を向上させることができるという効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図3を参照して、本発明の一実施の形態に係るLEDドライバ10について説明する。図示のLEDドライバ10は、携帯電話(図示せず)の液晶表示装置のバックライトとして使用される白色LEDを駆動するために使用される。携帯電話は、液晶表示装置としてメインディスプレイとサブディスプレイとを備えている。図示のLEDドライバ10は、白色LEDとして、第1乃至第6の白色発光ダイオードLED1〜LED6を駆動するためのものである。メインディスプレイとして第1乃至第4の白色発光ダイオードLED1〜LED4が使用され、サブディスプレイとして第5及び第6の白色発光ダイオードLED5、LED6が使用される。図示のLEDドライバ10は、チャージポンプ式LEDドライバである。
チャージポンプ式LEDドライバ10は、チャージポンプ12を備え、このチャージポンプ12にはリチウムイオン電池などの電池20から電池電圧が入力電圧VINとして印加される。電池20には入力コンデンサCINが並列に接続されており、この入力コンデンサCINの両端間で入力電圧VINが保持される。
換言すれば、チャージポンプ式LEDドライバ10は、電源入力端子VINと接地端子GNDとを持つ。これら電源入力端子VINと接地端子GNDとの間に、電池20と入力コンデンサCINが並列に接続されている。
チャージポンプ12は、入力電圧VINを1倍、1.5倍、又は2倍にして、出力電圧VOUTを出力する機能を有する。すなわち、チャージポンプ12は、超圧率として1倍、1.5倍、及び2倍を持つ。チャージポンプ12には、第1及び第2のコンデンサC1、C2が接続されている。
換言すれば、チャージポンプ式LEDドライバ10は、第1の一対のコンデンサ接続端子C1P、C1Nと、第2の一対のコンデンサ接続端子C2P、C2Nとを持つ。第1の一対のコンデンサ接続端子C1P、C1Nには、第1のコンデンサC1が接続され、第2の一対のコンデンサC2P、C2Nには、第2のコンデンサC2が接続されている。
この出力電圧VOUTは出力コンデンサCOUTに印加される。この出力コンデンサCOUTには、前述した第1乃至第6の白色発光ダイオードLED1〜LED6が並列に接続されている。第1乃至第6の白色発光ダイオードLED1〜LED6には、それぞれ、第1乃至第6の定電流源31〜36が直列に接続される。
すなわち、チャージポンプ式LEDドライバ10では、出力コンデンサCOUTに第1乃至第6の白色発光ダイオードLED1〜LED6を並列に接続し、それぞれのLED電流を第1乃至第6の定電流源31〜36でドライブしている。
チャージポンプ12は1倍、1.5倍、および2倍の昇圧率を持っている。チャージポンプ式LEDドライバ10では、この昇圧率の切り換えを、後述するように入力電圧VINばかりでなく白色発光ダイオードの順方向降下電圧Vをも監視することによって行っている。
チャージポンプ12には、発振器(OSC)13からクロック信号が供給される。過電圧保護回路14は、出力電圧VOUTが過電圧であるか否かを判断して、出力電圧VOUTが過電圧であると判断した場合には、チャージポンプ12の動作を停止するように制御する。この過電圧保護回路14には、基準電圧発生器15から基準電圧Vrefが供給されている。
セレクタ16は、後述するように、チャージポンプ12の昇圧率を選択するためのものである。セレクタ16には、電源入力端子VINから入力電圧VINが供給されるともに、基準電圧発生器15から基準電圧Vrefが供給されている。セレクタ16には、第1乃至第6の白色発光ダイオードLED1〜LED6のカソード側の電圧(LED端子電圧)が供給される。このLED端子電圧は、白色発光ダイオードの順方向降下電圧Vに対応している。すなわち、LED端子電圧は、出力電圧VOUTから発光ダイオードの順方向降下電圧Vを減算して得られる電圧に等しい。
メイン/サブ制御ロジック17は、携帯電話の液晶表示装置として、メインディスプレイ及び/又はサブディスプレイのバックライトの点灯を制御するためのものである。メインディスプレイのバックライトを点灯させる場合、メイン/サブ制御ロジック17は、そのメイン端子MAINからアクティブ信号を出力して、第1乃至第4の定電流源31〜34をアクティブ状態にする。サブディスプレイのバックライトを点灯させる場合、メイン/サブ制御ロジック17は、そのサブ端子SUBからアクティブ信号を出力して、第5及び第6の定電流源35、36をアクティブ状態にする。メイン/サブ制御ロジック17にはカレントミラー回路18が接続されている。
図4を参照して、セレクタ16の動作について説明する。ここでは、基準電圧Vrefが0.15Vで、所定の電圧が3Vであるとして説明する。セレクタ16は、先ず、入力電圧VINが3V以下であるか否かを判断する(ステップS1)。
入力電圧VINが3V以下であったとする(ステップS1のYes)。この場合、セレクタ16は、LED端子電圧が0.15V以下であるか否かを判断する(ステップS2)。LED端子電圧が0.15V以下の場合(ステップS2のYes)、セレクタ16は、チャージポンプ12へその昇圧率を2倍に選択する選択信号を送出する(ステップS3)。LED端子電圧が0.15Vより高い場合(ステップS2のNo)、セレクタ16は、チャージポンプ12へその昇圧率を1.5倍に選択する選択信号を送出する(ステップS4)。
入力電圧VINが3Vより高かったとする(ステップS1のNo)。この場合、セレクタ16は、LED端子電圧が0.15V以下であるか否かを判断する(ステップS5)。LED端子電圧が0.15V以下の場合(ステップS5のYes)、セレクタ16は、チャージポンプ12へその昇圧率を1.5倍に選択する選択信号を送出する(ステップS6)。LED端子電圧が0.15Vより高い場合(ステップS5のNo)、セレクタ16は、チャージポンプ12へその昇圧率を1倍に選択する選択信号を送出する(ステップS7)。
図5を参照して、セレクタ16の具体的なハードウェア構成の一例について説明する。セレクタ16には、電源入力端子VINから入力電圧VINが供給され、基準電圧発生器15から基準電圧Vrefが供給され、第1乃至第6の白色発光ダイオードLED1〜LED6の第1乃至第6のLED端子電圧が供給される。
セレクタ16は、入力電圧VINを監視して、第1の選択信号Aを出力する第1の監視手段と、発光ダイオードLED1〜LED6の順方向降下電圧VFを監視して、第2の選択信号Bを出力する第2の監視手段とを備える。チャージポンプ12は、第1及び第2の選択信号A,Bに基いて、後述するように昇圧率を設定する。
図示の例では、第1の監視手段は、入力電圧VINと所定の電圧である3Vとを比較するコンパレータ40から構成されている。入力電圧VINはコンパレータ40の反転入力端子−に供給され、所定の電圧である3Vはコンパレータ40の非反転入力端子+に供給される。従って、入力電圧VINが3V以下のとき、コンパレータ40は論理ローレベルの主比較結果信号を出力し、入力電圧VINが3Vより高いとき、コンパレータ40は論理ハイレベルの主比較結果信号を出力する。
この主比較結果信号は、第1の選択信号Aとしてチャージポンプ12へ送出される。すなわち、この第1の選択信号Aは、白色発光ダイオードの順方向効果電圧Vに関係なく、入力電圧VINのみを監視して、チャージポンプ12の昇圧率を制御する信号である。入力電圧VINが3V以下のとき、第1の選択信号Aは論理ハイレベルHとなり、入力電圧VINが3Vより高いとき、第1の選択信号Aは論理ローレベルLとなる。
とにかく、第1の監視手段は、入力電圧VINと所定の電圧とを比較して主比較結果信号を第1の選択信号として出力する主比較手段(コンパレータ)40から構成されている。
図示の例では、第2の監視手段は、第1乃至第6のコンパレータ41〜46と、第1乃至第5のオアゲート51〜55とから構成されている。
第1乃至第6のコンパレータ41〜46は、それぞれ、基準電圧Vrefと第1乃至第6のLED端子電圧とを比較する。基準電圧Vrefは第1乃至第6のコンパレータ41〜46の非反転入力端子+には供給され、第1乃至第6のLED端子電圧は、それぞれ、第1乃至第6のコンパレータ41〜46の反転入力端子−に供給されている。従って、第1乃至第6のLED端子電圧が基準電圧Vref以下のとき、第1乃至第6のコンパレータ41〜46は論理ハイレベルの第1乃至第6の副比較結果信号を出力し、第1乃至第6のLED端子電圧が基準電圧Vrefより高いとき、第1乃至第6のコンパレータ41〜46は論理ローレベルの第1乃至第6の副比較結果信号を出力する。
第1のオアゲート51は、第1の副比較結果信号と第2の副比較結果信号との論理和をとって、第1の論理和結果信号を出力する。第2のオアゲート52は、第3の副比較結果信号と第4の副比較結果信号との論理和をとって、第2の論理和結果信号を出力する。第3のオアゲート53は、第5の副比較結果信号と第6の副比較結果信号との論理和をとって、第3の論理和結果信号を出力する。第4のオアゲート54は、第1の論理和結果信号と第2の論理和結果信号との論理和をとって、第4の論理和結果信号を出力する。第5のオアゲート55は、第4の論理和結果信号と第3の論理和結果信号との論理和をとって、第5の論理和結果信号を出力する。
従って、第1乃至第5のオアゲート51〜55の組み合わせから成るオア回路は、第1乃至第6の副比較結果信号の全てが論理ローレベルのとき、論理ローレベルの第5の論理和結果信号を出力し、第1乃至第6の副比較結果信号のいずれか1つが論理ハイレベルのとき、論理ハイレベルの第5の論理和結果信号を出力する。
この第5の論理和結果信号は第2の選択信号Bとしてチャージポンプ12へ送出される。すなわち、この第2の選択信号Bは、白色発光ダイオードのカソード側の電圧であるLED端子電圧(換言すれば、白色発光ダイオードの順方向効果電圧V)を監視して、チャージポンプ12の昇圧率を制御する信号である。第1乃至第6のLED端子電圧の全てが基準電圧Vref以下のとき、第2の選択信号Bは論理ハイレベルHであり、第1乃至第6のLED端子電圧の少なくとも1つが基準電圧Vrefより高いとき、第2の選択信号Bは論理ローレベルLである。
とにかく、第2の監視手段は、第1乃至第6の発光ダイオードLED1〜LED6のLED端子電圧と基準電圧Vrefとを比較して第1乃至第6の副比較結果信号を出力する第1乃至第6の副比較手段(コンパレータ)41〜46と、第1乃至第6の副比較結果信号の論理和をとって論理和結果信号(第5の論理和結果信号)を第2の選択信号Bとして出力するオア回路(53〜55)とから構成されている。
図6は、図5に示したセレクタ16から送出される第1及び第2の選択信号A、Bと、チャージポンプ12の昇圧率との関係を示す表である。第1及び第2の選択信号A、Bが両方とも論理ローレベルLのとき、チャージポンプ12はその昇圧率を1倍に設定して、1倍モードで動作する。第1の選択信号Aが論理ローレベルLで、第2の選択信号Bが論理ハイレベルHのとき、チャージポンプ12はその昇圧率を1.5倍に設定して、1.5倍モードで動作する。第1の選択信号Aが論理ハイレベルHで、第2の選択信号Bが論理ローレベルLのとき、チャージポンプ12はその昇圧率を1.5倍に設定して、1.5倍モードで動作する。第1及び第2の選択信号A、Bの両方が論理ハイレベルHのとき、チャージポンプ12はその昇圧率を2倍に設定して、2倍モードで動作する。
図7を参照して、別のセレクタ16Aの具体的なハードウェア構成例について説明する。図示のセレクタ16Aは、第1乃至第6のコンパレータ41〜46の代わりに、第1及び第2のコンパレータ41Aおよび42Aを使用し、第1乃至第5のオアゲート51〜55の代わりに1つのオアゲート50を使用している点を除いて、図5に図示したセレクタ16と同様の構成を有し、動作をする。
第1のコンパレータ41Aは、第1乃至第4のLED端子電圧と基準電圧Vrefとを比較して、第1の副比較結果信号を出力する。基準電圧Vrefは第1のコンパレータ41Aの非反転入力端子+に供給され、第1乃至第4のLED端子電圧が第1のコンパレータ41Aの反転入力端子−に供給されている。従って、第1乃至第4のLED端子電圧の全てが基準電圧Vref以下のとき、第1のコンパレータ41Aは論理ハイレベルの第1の副比較結果信号を出力し、第1乃至第4のLED端子電圧の少なくとも1つが基準電圧Vrefより高いとき、第1のコンパレータ41Aは論理ローレベルの第1の副比較結果信号を出力する。
第2のコンパレータ42Aは、第5及び第6のLED端子電圧と基準電圧Vrefとを比較して、第2の副比較結果信号を出力する。基準電圧Vrefは第2のコンパレータ42Aの非反転入力端子+に供給され、第5及び第6のLED端子電圧が第2のコンパレータ42Aの反転入力端子−に供給されている。従って、第5及び第6のLED端子電圧の両方が基準電圧Vref以下のとき、第2のコンパレータ42Aは論理ハイレベルの第2の副比較結果信号を出力し、第5及び第6のLED端子電圧の少なくとも1つが基準電圧Vrefより高いとき、第2のコンパレータ42Aは論理ローレベルの第2の副比較結果信号を出力する。
オアゲート50は、第1の副比較結果信号と第2の副比較結果信号との論理和をとり、論理和結果信号を出力する。この論理和結果信号は第2の選択信号Bとしてチャージポンプ12へ送出される。
したがって、図5に示された場合と同様に、第1乃至第6のLED端子電圧の全てが基準電圧Vref以下のとき、第2の選択信号Bは論理ハイレベルHであり、第1乃至第6のLED端子電圧の少なくとも1つが基準電圧Vrefより高いとき、第2の選択信号Bは論理ローレベルLである。
図7に示したセレクタ16Aから送出される第1及び第2の選択信号A、Bと、チャージポンプ12の昇圧率との関係は、図6に示した表と同じであるので、その説明については省略する。
図7に図示したセレクタ16Aは、図5に図示したセレクタ16と比較して、4個のコンパレータと4個のオアゲートを減らすことができる。従って、図7に図示したセレクタ16Aの方が、図5に図示したセレクタ16に比較して、チップサイズ及びコスト面で有利である。
尚、上述した実施の形態では、チャージポンプ式LEDドライバが複数個の発光ダイオードを駆動するものであるが、1個のみの発光ダイオードを駆動するものであっても良い。この場合、第2の監視手段は、LED端子電圧と基準電圧Vrefとを比較して副比較結果信号を第2の選択信号Bとして出力する1つの副比較手段(コンパレータ)から構成される。
図8は、従来および図3に図示したチャージポンプ式LEDドライバの、入力電圧VINに対する出力電圧VOUTのVOUT−VIN特性を示す特性図である。図8において、横軸に入力電圧VIN(V)を示し、縦軸に出力電圧VOUT(V)を示す。図8において、実線は図3に図示したチャージポンプ式LEDドライバのVOUT−VIN特性を示し、破線は従来のチャージポンプ式LEDドライバのVOUT−VIN特性を示す。
図8から明らかなように、従来のチャージポンプ式LEDドライバのVOUT−VIN特性では、チャージポンプ12の昇圧率の1倍と1.5倍との間の切換えを、入力電圧VINが4.7Vのときに行っているのに対して、図3に図示したチャージポンプ式LEDドライバのVOUT−VIN特性では、チャージポンプ12の昇圧率の1倍と1.5倍との間の切換えを、入力電圧VINが3.75Vのときに行っている。
図8の斜線で示す範囲(部分)は、図3に図示したチャージポンプ式LEDドライバに比べて従来のチャージポンプ式LEDドライバが余計に電力を消費している部分を示している。
図9は、従来および図3に図示したチャージポンプ式LEDドライバの、入力電圧VINに対する効率特性を示す特性図である。図9において、横軸に入力電圧VIN(V)を示し、縦軸にチャージポンプ式LEDドライバの効率(%)を示す。図9において、実線は図3に図示したチャージポンプ式LEDドライバの効率特性を示し、破線は従来のチャージポンプ式LEDドライバの効率特性を示す。
図9から明らかように、従来のチャージポンプ式LEDドライバでは、チャージポンプの昇圧率が1倍から1.5倍へ切り替わる、4.7V付近(未満)の入力電圧VINにおいて、効率が悪くなっている。それに対して、図3に図示した
チャージポンプ式LEDドライバでは、チャージポンプ12の昇圧率が1倍から1.5倍へ切り替わる、3.75V付近(未満)の入力電圧VINにおいても、比較的高い効率を維持している。
図9の斜線で示す範囲(部分)は、図3に図示したチャージポンプ式LEDドライバに比べて従来のチャージポンプ式LEDドライバの効率が悪くなっている部分を示している。
このように従来のチャージポンプ式LEDドライバに比べて図3に図示したチャージポンプ式LEDドライバが効率が良くなっている理由は、チャージポンプ12の昇圧率の切換えを、入力電圧VINばかりでなく、第1乃至第6の白色発光ダイオードLED1〜LED6の順方向降下電圧V(LED端子電圧)をも監視して行っているからである。また、第1乃至第6の白色発光ダイオードLED1〜LED6の順方向降下電圧V(LED端子電圧)をも監視してチャージポンプ12の昇圧率を切り換えるので、第1乃至第6の白色発光ダイオードLED1〜LED6の順方向降下電圧Vのバラツキにも対応可能である。尚、白色発光ダイオードの順方向降下電圧Vのバラツキは、白色発光ダイオード単体、温度変化に起因する。
したがって、図3に図示したチャージポンプ式LEDドライバにおいて、チャージポンプ12の昇圧率を切り換える点は、図8及び図9に示されるように、固定した点になるではなく、白色発光ダイオードの順方向降下電圧Vに応じて変動することに注意されたい。
以上、本発明について好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、セレクタは上述した実施の形態のものに限定されず、種々の構成のものを採用して良いのは勿論である。
従来のチャージポンプ式LEDドライバの、入力電圧に対する出力電圧のVOUT−VIN特性を示す特性図である。 従来のチャージポンプ式LEDドライバの、入力電圧に対する効率特性を示す特性図である。 本発明の一実施の形態に係るチャージポンプ式LEDドライバを示すブロック図である。 図1に示したチャージポンプ式LEDドライバに使用されるセレクタの動作を説明するためのフロー図である。 図1のチャージポンプ式LEDドライバに使用されるセレクタの一構成例を示すブロック図である。 図5に示したセレクタから送出される第1及び第2の選択信号と、チャージポンプの昇圧率との関係を示す表である。 図1のチャージポンプ式LEDドライバに使用されるセレクタの他の構成例を示すブロック図である。 従来および図3に図示したチャージポンプ式LEDドライバの、入力電圧に対する出力電圧のVOUT−VIN特性を示す特性図である。 従来および図3に図示したチャージポンプ式LEDドライバの、入力電圧に対する効率特性を示す特性図である。
符号の説明
10 チャージポンプ式LEDドライバ
12 チャージポンプ
16、16A セレクタ
LED1〜LED6 白色発光ダイオード
40〜46、41A,42A コンパレータ
50〜55 オアゲート

Claims (8)

  1. 入力電圧をチャージポンプにおいて昇圧率で昇圧して出力電圧を出力し、前記出力電圧を発光ダイオード(LED)に印加して前記発光ダイオードを駆動するチャージポンプ式LEDドライバにおける、前記チャージポンプの昇圧率の切り換え方法であって、
    前記入力電圧ばかりでなく前記発光ダイオードの順方向降下電圧をも監視して、前記チャージポンプの昇圧率を切り換えることを特徴とする、チャージポンプの昇圧率切換え方法。
  2. 前記チャージポンプは前記昇圧率として1倍、1.5倍及び2倍を持ち、前記LEDの順方向降下電圧に対応する電圧として、前記入力電圧から前記発光ダイオードの順方向降下電圧を減算して得られるLED端子電圧を監視し、前記チャージポンプの昇圧率切換え方法は、
    前記入力電圧が所定の電圧以下であるか否かを判断するステップと、
    前記入力電圧が前記所定の電圧以下で、かつ前記LED端子電圧が基準電圧以下の場合に、前記昇圧率を2倍に設定するステップと、
    前記入力電圧が前記所定の電圧以下で、かつ前記LED端子電圧が前記基準電圧より高い場合に、前記昇圧率を1.5倍に設定するステップと、
    前記入力電圧が前記所定の電圧より高くて、かつ前記LED端子電圧が前記基準電圧以下の場合に、前記昇圧率を1.5倍に設定するステップと、
    前記入力電圧が前記所定の電圧より高くて、かつ前記LED端子電圧が前記基準電圧より高い場合に、前記昇圧率を1倍に設定するステップと
    を有する、請求項1に記載のチャージポンプの昇圧率切換え方法。
  3. 入力電圧を昇圧率で昇圧して出力電圧を出力するチャージポンプと、前記チャージポンプの昇圧率を選択するセレクタとを備え、前記出力電圧を少なくとも1つの発光ダイオード(LED)に印加して前記発光ダイオードを駆動するチャージポンプ式LEDドライバにおいて、前記セレクタは、前記入力電圧ばかりでなく前記発光ダイオードの順方向降下電圧をも監視して、前記昇圧率を切り換えることを特徴とする、チャージポンプ式LEDドライバ。
  4. 前記セレクタは、前記入力電圧を監視して、第1の選択信号を出力する第1の監視手段と、前記発光ダイオードの順方向降下電圧を監視して、第2の選択信号を出力する第2の監視手段とを備え、
    前記チャージポンプは、前記第1及び前記第2の選択信号に基いて前記昇圧率を設定することを特徴とする請求項3に記載のチャージポンプ式LEDドライバ。
  5. 前記チャージポンプ式LEDドライバは前記発光ダイオードとして1個の発光ダイオードのみを駆動するものであり、前記第2の監視手段は、前記発光ダイオードの順方向降下電圧に対応する電圧として、前記入力電圧から前記発光ダイオードの順方向降下電圧を減算して得られるLED端子電圧を監視するものであり、
    前記第1の監視手段は、前記入力電圧と所定の電圧とを比較して主比較結果信号を前記第1の選択信号として出力する主比較手段から構成され、
    前記第2の監視手段は、前記LED端子電圧と基準電圧とを比較して副比較結果信号を前記第2の選択信号として出力する副比較手段から構成されている、請求項4に記載のチャージポンプ式LEDドライバ。
  6. 前記チャージポンプは前記昇圧率として1倍、1.5倍及び2倍を持ち、
    前記主比較結果信号として前記入力電圧が前記所定の電圧以下であることを示す信号を受け、かつ前記副比較結果信号として前記LED端子電圧が前記基準電圧以下であることを示す信号を受けた場合に、前記チャージポンプは前記昇圧率を2倍に設定し、
    前記主比較結果信号として前記入力電圧が前記所定の電圧以下であることを示す信号を受け、かつ前記副比較結果信号として前記LED端子電圧が前記基準電圧より高いことを示す信号を受けた場合に、前記チャージポンプは前記昇圧率を1.5倍に設定し、
    前記主比較結果信号として前記入力電圧が前記所定の電圧より高いことを示す信号を受け、かつ前記副比較結果信号として前記LED端子電圧が前記基準電圧以下であることを示す信号を受けた場合に、前記チャージポンプは前記昇圧率を1.5倍に設定し、
    前記主比較結果信号として前記入力電圧が前記所定の電圧より高いことを示す信号を受け、かつ前記副比較結果信号として前記LED端子電圧が前記基準電圧より高いことを示す信号を受けた場合に、前記チャージポンプは前記昇圧率を1倍に設定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のチャージポンプ式LEDドライバ。
  7. 前記チャージポンプ式LEDドライバは前記発光ダイオードとして複数個の発光ダイオードを駆動するものであり、前記第2の監視手段は、前記発光ダイオードの順方向降下電圧に対応する電圧として、前記入力電圧から前記発光ダイオードの順方向降下電圧を減算して得られるLED端子電圧を監視するものであり、
    前記第1の監視手段は、前記入力電圧と所定の電圧とを比較して主比較結果信号を前記第1の選択信号として出力する主比較手段から構成され、
    前記第2の監視手段は、前記複数個の発光ダイオードの前記LED端子電圧と基準電圧とを比較して複数の副比較結果信号を出力する複数の副比較手段と、前記複数の副比較結果信号の論理和をとって論理和結果信号を前記第2の選択信号として出力するオア回路とから構成されている、請求項4に記載のチャージポンプ式LEDドライバ。
  8. 前記チャージポンプは前記昇圧率として1倍、1.5倍及び2倍を持ち、
    前記主比較結果信号として前記入力電圧が前記所定の電圧以下であることを示す信号を受け、かつ前記論理和結果信号として前記複数個の発光ダイオードの前記LED端子電圧の全てが前記基準電圧以下であることを示す信号を受けた場合に、前記チャージポンプは前記昇圧率を2倍に設定し、
    前記主比較結果信号として前記入力電圧が前記所定の電圧以下であることを示す信号を受け、かつ前記論理和結果信号として前記複数個の発光ダイオードの前記LED端子電圧の少なくとも1つが前記基準電圧より高いことを示す信号を受けた場合に、前記チャージポンプは前記昇圧率を1.5倍に設定し、
    前記主比較結果信号として前記入力電圧が前記所定の電圧より高いことを示す信号を受け、かつ前記論理和結果信号として前記複数個の発光ダイオードの前記LED端子電圧の全てが前記基準電圧以下であることを示す信号を受けた場合に、前記チャージポンプは前記昇圧率を1.5倍に設定し、
    前記主比較結果信号として前記入力電圧が前記所定の電圧より高いことを示す信号を受け、かつ前記論理和結果信号として前記複数個の発光ダイオードの前記LED端子電圧の少なくとも1つが前記基準電圧より高いことを示す信号を受けた場合に、前記チャージポンプは前記昇圧率を1倍に設定する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のチャージポンプ式LEDドライバ。
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