JP4600362B2 - 還元剤添加弁の異常検出装置 - Google Patents

還元剤添加弁の異常検出装置 Download PDF

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本発明は、排気通路に還元剤を添加する還元剤添加弁の異常検出装置に関する。
還元剤添加弁(以下「添加弁」と略することもある。)から添加される還元剤添加量を空燃比センサ出力に基づいて推定し、この推定された還元剤添加量を添加指示量と比較することにより、添加弁の異常判定を行う装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−54723号公報 特開2005−146900号公報
ところで、添加弁の異常検出時に、触媒浄化能力回復時(「触媒再生時」ともいう。)と同様のリッチスパイクを実施すると、排気ガス中のHC濃度が高くなる可能性がある。そうすると、空燃比センサ出力がリーンずれを起こしてしまい、添加量を精度良く推定することができなくなる可能性がある。このため、添加弁の異常検出を精度良く行うことができない場合がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、空燃比検出手段の出力リーンずれを抑制し、添加弁の異常検出を精度良く行うことが可能な還元剤添加弁の異常検出装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、触媒の浄化能力を回復させるために該触媒の上流に還元剤を添加する還元剤添加弁の異常を検出する異常検出装置であって、
前記還元剤添加弁に対して還元剤の添加量を指示する添加量指示手段と、
前記還元剤添加弁の下流の排気空燃比を検出する空燃比検出手段と、
前記排気空燃比に基づいて、前記還元剤添加弁から添加された還元剤の添加量を計測する添加量計測手段と、
前記添加量指示手段により指示された添加量と、前記添加量計測手段により計測された添加量とを比較することにより、前記還元剤添加弁の異常を検出する異常検出手段と、
前記添加量指示手段は、前記還元剤添加弁の異常検出時は、前記触媒の浄化能力回復時に比して、1噴射当たりの添加量を減量することを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記添加量指示手段は、前記還元剤添加弁の異常検出時は、前記触媒の浄化能力回復時に比して、噴射回数を増加させることを特徴とする。
また、第3の発明は、第1又は第2の発明において、
排気系の温度を取得する排気系温度取得手段と、
前記排気系温度取得手段により取得された排気系温度が、触媒の還元剤浄化能が低い温度域では、前記還元剤添加弁の異常検出を禁止する禁止手段とを更に備えたことを特徴とする。
また、第4の発明は、触媒の浄化能力を回復させるために該触媒の上流に還元剤を添加する還元剤添加弁の異常を検出する異常検出装置であって、
前記還元剤添加弁に対して還元剤の添加量を指示する添加量指示手段と、
前記還元剤添加弁の下流の排気空燃比を検出する空燃比検出手段と、
前記排気空燃比に基づいて、前記還元剤添加弁から添加された還元剤の添加量を計測する添加量計測手段と、
前記添加量指示手段により指示された添加量と、前記添加量計測手段により計測された添加量とを比較することにより、前記還元剤添加弁の異常を検出する異常検出手段と、
排気系の温度を取得する排気系温度取得手段と、
前記排気系温度取得手段により取得された排気系温度が、触媒の還元剤浄化能が低い温度域では、前記還元剤添加弁の異常検出を禁止する禁止手段とを備えたことを特徴とする。
第1の発明によれば、前記還元剤添加弁の異常検出時は、前記触媒の浄化能力回復時に比して、1噴射当たりの添加量が減量される。これにより、排気ガス中の還元剤濃度を低くすることができるため、空燃比検出手段の出力リーンずれを回避することができる。従って、還元剤の添加量を精度良く計測することができるため、還元剤添加弁の異常検出を精度良く行うことができる。
第2の発明によれば、還元剤添加弁の異常検出時の還元剤噴射回数は、浄化能力回復時の還元剤噴射回数に比して多くされる。これにより、異常検出時に還元剤の総添加量が著しく少なくなる事態が回避されるため、還元剤添加弁の噴射ばらつきの影響を抑えることができる。よって、還元剤の添加量を精度良く計測することができる。
第3の発明によれば、触媒の還元剤浄化能が低い温度域では、還元剤添加弁の異常検出が禁止される。よって、還元剤浄化能の低下に起因する排気ガス中の還元剤濃度の上昇が抑止されるため、空燃比検出手段の出力リーンずれを回避することができる。
第4の発明によれば、触媒の還元剤浄化能が低い温度域では、還元剤添加弁の異常検出が禁止される。よって、還元剤浄化能の低下に起因する排気ガス中の還元剤濃度の上昇が抑止されるため、空燃比検出手段の出力のリーンずれを回避することができる。従って、還元剤の添加量を精度良く計測することができるため、還元剤添加弁の異常検出を精度良く行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態1.
[システム構成の説明]
図1は、本発明の実施の形態1によるシステム構成を説明するための図である。図1に示すシステムは、内燃機関1として、4サイクルのディーゼルエンジン(圧縮着火内燃機関)を備えている。ディーゼルエンジン1は、車両に搭載され、その動力源とされているものとする。図1に示すディーゼルエンジン1は直列4気筒型であるが、本発明において、気筒数および気筒配置はこれに限定されるものではない。
ディーゼルエンジン1の各気筒2のピストンは、クランク機構を介してクランク軸4に連結されている。クランク軸4の近傍には、クランク軸4の回転角度(クランク角)を検出するクランク角センサ5が設けられている。
ディーゼルエンジン1の各気筒2には、燃料を筒内に直接噴射するインジェクタ6が設置されている。各気筒のインジェクタ6は、共通のコモンレール7に接続されている。図示しない燃料タンク内の燃料は、サプライポンプ8によって所定の燃圧まで加圧される。この加圧された燃料は、コモンレール7内に蓄えられ、コモンレール7から各インジェクタ6に供給される。インジェクタ6は、1サイクル中に複数回、任意のタイミングで燃料を筒内に噴射することができる。
ディーゼルエンジン1の吸気ポート10には、吸気バルブ12が設けられている。この吸気バルブ12の開弁特性(開弁時期、リフト量、作用角)は、図示しない公知の可変動弁機構により変更可能である。
吸気ポート10は、吸気マニホールド16を介して吸気通路18に接続されている。吸気通路18の途中には、吸気絞り弁20が設けられている。吸気絞り弁20は、アクセル開度センサ21により検出されるアクセル開度AAに基づき、その開度が決定される電子制御弁である。吸気絞り弁20の上流には、インタークーラ22が設けられている。インタークーラ22の上流にはターボ過給機24のコンプレッサ24aが設けられている。コンプレッサ24aは、排気通路38のタービン24bと連結軸により連結されている。
コンプレッサ24aの上流には、吸入空気量Gaを検出するエアフロメータ26が設けられている。エアフロメータ26の上流にはエアクリーナ28が設けられている。
このような構成によれば、ターボ過給機24のコンプレッサ24aにより圧縮された吸入空気は、インタークーラ22で冷却される。インタークーラ22を通過した吸入空気は、吸気マニホールド16によって各気筒の吸気ポート10に分配される。
また、ディーゼルエンジン1の排気ポート30には、排気バルブ32が設けられている。この排気バルブ32の開弁特性(開弁時期、リフト量、作用角)は、図示しない公知の可変動弁機構により変更可能である。
排気ポート30は、排気マニホールド36を介して排気通路38に接続されている。排気通路38には、ターボ過給機24のタービン24bが設けられている。タービン24bの下流には、前処理触媒である酸化触媒40が設けられている。酸化触媒40は、HCやCOを酸化する機能を有する触媒である。
酸化触媒40の下流には、NOx触媒42が設けられている。NOx触媒42は、空燃比が理論空燃比より大きい雰囲気中、つまり理論空燃比よりリーンな雰囲気中では排気ガス中のNOxを吸蔵し、空燃比が理論空燃比以下の雰囲気中、つまり理論空燃比以下のリッチの雰囲気中では吸蔵されたNOxを還元浄化して放出する機能を有している。
このNOx触媒42は、NOxを吸蔵還元する機能のみを有するものでもよく、あるいは、排気ガス中のすすを捕集する機能を併せ持つDPNR(Diesel Particulate-NOx-Reduction system)のようなものでもよい。また、NOx触媒42は、すすを捕集すること以外の機能を併せ持つものでもよい。なお、酸化触媒40とNOx触媒42とは、1つの容器内に収納されていてもよい。
タービン24bと酸化触媒40との間には、排気ガス中に還元剤である燃料を添加する排気燃料添加弁44が設けられている。排気燃料添加弁44は、図示しない燃料供給管を介して上記サプライポンプ8と連通している。また、酸化触媒40の上流には、酸化触媒40に流入する排気ガス温度Texgを検出する排気温センサ45が設けられている。
酸化触媒40とNOx触媒42との間には、第1空燃比センサ46が設けられている。また、NOx触媒42の下流には、第2空燃比センサ48が設けられている。これらの空燃比センサ46,48は、設置位置での排気空燃比をそれぞれ検出するように構成されている。また、酸化触媒40には、該酸化触媒40の触媒床温を検出する触媒床温センサ47が設けられている。
吸気通路18の吸気マニホールド16の近傍には、外部EGR通路52の一端が接続されている。外部EGR通路52の他端は、排気通路38の排気マニホールド36近傍に接続されている。本システムでは、この外部EGR通路52を通して、排気ガス(既燃ガス)の一部を吸気通路18に還流させること、つまり外部EGR(Exhaust Gas Recirculation)を行うことができる。
外部EGR通路52の途中には、外部EGRガスを冷却するためのEGRクーラ54が設けられている。外部EGR通路52におけるEGRクーラ54の下流には、EGR弁56が設けられている。このEGR弁56の開度を大きくするほど、外部EGR通路52を通る排気ガス量(すなわち、外部EGR量もしくは外部EGR率)を増大させることができる。
また、本実施の形態1のシステムは、制御装置としてのECU(Electronic Control Unit)60を備えている。ECU60の出力側には、インジェクタ6、サプライポンプ8、吸気絞り弁20、排気燃料添加弁44、EGR弁56等が接続されている。ECU60の入力側には、クランク角センサ5、アクセル開度センサ21、エアフロメータ26、排気温センサ45、第1空燃比センサ46、触媒床温センサ47、第2空燃比センサ48等が接続されている。
また、ECU60は、クランク角センサ5の出力に基づいて、機関回転数NEを算出する。また、ECU60は、アクセル開度AA等に基づいて、機関負荷KLを算出する。また、ECU60は、この機関負荷KLに基づいて、インジェクタ6からの燃料噴射量(筒内噴射量)Qを算出する。ECU60は、各センサからの信号に基づき、所定のプログラムに従って各アクチュエータを作動させることにより、ディーゼルエンジン1の運転状態を制御する。
[本実施の形態1の特徴]
上記システムのNOx触媒42に吸蔵されたNOx量が所定値以上になると、NOxを還元・放出させるため、いわゆるリッチスパイクが実施される。すなわち、排気燃料添加弁44から還元剤である燃料の添加が行われ、この還元剤によりNOx触媒42の浄化能力回復処理(再生処理)が行われる。本実施の形態1では、以下に説明するように、この排気燃料添加弁44の異常(故障)を検出する手法について提案する。
図2は、排気燃料添加弁44の異常を判別する方法を説明するための図である。図2における横軸は、ECU60から排気燃料添加弁44に対して指示される添加量(指示添加量)であり、縦軸は後述する方法により計測(推定)される添加量(計測添加量)である。
図2に示すように、指示添加量と計測添加量とを比較することで、排気燃料添加弁44の異常検出を行うことができる。指示添加量に対する計測添加量の比率Rが1である場合、すなわち、排気燃料添加弁44から還元剤が指示量だけ添加される場合には、当然排気燃料添加弁44は正常であると判定される。しかし、排気燃料添加弁44のばらつき・経時変化を考慮して、比率Rが図2に示す基準範囲内であれば、排気燃料添加弁44は正常であると判定される。一方、比率Rがこの基準範囲外であれば、排気燃料添加弁44は異常(故障)であると判定される。なお、この基準範囲は、車種に応じて予め設定しておくことができる。
図3は、リッチスパイク実施時の第1空燃比センサ46の出力(以下「空燃比センサ出力」という。)の変化を示す図である。
リッチスパイクが実施されていない時、つまり、排気燃料添加弁44から燃料添加が行われていない時には、空燃比センサ出力は、図3において一点鎖線で示すような出力A/F_Aとなる。
一方、リッチスパイクが実施されている時、つまり、排気燃料添加弁44から燃料添加が行われている時には、空燃比センサ出力は、図3において実線で示すような出力A/F_Bに変化する。
後述するように、これらのリッチスパイク非実施時の空燃比センサ出力A/F_Aとリッチスパイク実施時の空燃比センサ出力A/F_Bとを用いて、排気燃料添加弁44から添加された燃料量を計測(推定)することができる。すなわち、空燃比センサ出力A/F_A,A/F_Bに基づいて、上記の計測添加量を求めることができる。
図4は、空燃比センサ出力A/F_A,A/F_Bに基づいて、排気燃料添加弁44から添加された燃料量を計測する方法を説明するための図である。図4において、上記図3と同様に、符号「A/F_A」はリッチスパイク非実施時の空燃比センサ出力を、符号「A/F_B」はリッチスパイク実施時の空燃比センサ出力を、それぞれ表している。
リッチスパイク非実施時の空燃比センサ出力A/F_Aは、次式(1)のように表すことができる。次式(1)において、「Ga」は吸入空気量であり、「Q」は筒内燃料噴射量である。
A/F_A=Ga/Q・・・(1)
上式(1)を変形すると、次式(2)が得られる。
Q=Ga/(A/F_A)・・・(2)
また、リッチスパイク実施時の空燃比センサ出力A/F_Bは、次式(3)のように表すことができる。次式(3)において、「Qex」は排気燃料添加弁44から添加された燃料量である。
A/F_B=Ga/(Q+Qex)・・・(3)
上式(3)を変形すると、次式(4)が得られる。
Q+Qex=Ga/(A/F_B)・・・(4)
上式(4)から上式(2)を減算することにより次式(5)が得られ、さらに次式(5)を変形することにより次式(6)が得られる。
Qex=Ga×{1/(A/F_B)-1/(A/F_A)}・・・(5)
=Ga×{(A/F_A)-(A/F_B)}/(A/F_A)/(A/F_B)・・・(6)
上式(6)中の空燃比センサ出力A/F_Aは、リッチスパイク実施直前のリッチスパイク非実施時に、予め取得することができる。よって、吸入空気量Gaと空燃比センサ出力A/F_Bを用いて、上式(6)に従って、リッチスパイク実施中における瞬時(ある時刻)の添加燃料量が算出される。この添加燃料量を、図4に示すリッチスパイク時間tの間だけ積算することで、リッチスパイク実施時に排気燃料添加弁44から添加された燃料量を計測することができる。すなわち、計測添加量が求められる。
ところで、排気ガス中のHC濃度が高い場合には、図3において破線で示すように、空燃比センサ出力が、上記出力A/F_Bよりもリーン側の出力A/F_Cとなってしまう。すなわち、空燃比センサ出力がリーンずれを起こしてしまう。このリーンずれの発生理由は、燃料(HC)は高分子であるため、空燃比センサ46の図示しない拡散抵抗層(例えば、ジルコニア層)を通過することができず、センサ部に到達することができないためである。よって、排気ガス中のHC濃度が高いほど、空燃比センサ出力がより大きくリーン側にずれることとなる。
本発明者等が検討を行った結果、指示添加量に対する計測添加量の比率Rと、排気ガス中のHC濃度(HC量)との間に相関があることが分かった。図5は、指示添加量に対する計測添加量の比率Rと、排気ガス中のHC濃度との関係を示す図である。
図5に示すように、排気ガス中のHC濃度が低い場合には比率Rが100%に近く、該HC濃度が高くなるに連れて比率Rが低くなることが分かった。これは、排気ガス中のHC濃度が高いほど、上述した空燃比センサ出力のリーンずれの度合が大きくなり、その結果として計測添加量が本来よりも小さく算出されるためである。よって、排気ガス中のHC濃度が高い場合には、精度良く計測添加量を求めることができないため、排気燃料添加弁44の異常検出を精度良く行うことができない可能性がある。かかる空燃比センサ出力のリーンずれの影響を抑えて、計測添加量を精度良く求めるためには、排気ガス中のHC濃度をできるだけ低くすることが望ましい。具体的には、排気ガス中のHC濃度を1000(ppm)以下に抑えることが望ましい。
さらに、本発明者等が検討を行った結果、排気燃料添加弁44の添加パターンを変化させると、排気ガス中のHC濃度が変化することが分かった。図6は、還元剤(燃料)の添加パターンを変化させた場合において排気ガス中のHC濃度をそれぞれ示す図である。添加パターンは、1噴射当たりの添加量(mm3/st)と、噴射回数とによって規定されている。なお、図6に示す5つの異なる添加パターンは、総添加量が約1000mm3に合わせられている。
図6において、添加パターン“333×3”及び“250×4”が、通常の触媒浄化能力回復時(以下「触媒再生時」という。)の添加パターンである。触媒再生時には、触媒再生を早期に完了させるべく、噴射回数が少なくされると共に、1噴射当たりの添加量が多くされる。そうすると、排気燃料添加弁44から一度に添加された多量のHCを酸化するために必要な酸素が不足するため、酸化触媒40においてHCが十分反応せず、多量のHCがそのまま酸化触媒40をすり抜けてしまう。その結果、排気ガス中のHC濃度が高くなってしまう。
図6に示すように、1噴射当たりの添加量を少なくすることで、排気ガス中のHC濃度を低くすることができる。これは、添加された少量のHCを酸化するために十分な酸素が存在するため、酸化触媒40でHCを反応させることができるためである。
上述したように、排気ガス中のHC濃度を1000(ppm)以下に抑える観点からは、例えば、図6に示す添加パターン“63×16”及び“32×32”が望ましい。さらに、噴射回数を多くするほど計測添加量を求めるのに必要な時間が長くなってしまうことを考慮すれば、例えば、図6に示す添加パターン“63×16”がより望ましい。
図7は、排気燃料添加弁44の1噴射当たりの添加量を示す図である。具体的には、図7(A)は、通常の触媒再生時の添加量を示す図であり、図7(B)は、排気燃料添加弁44の異常検出時の添加量を示す図である。
図7(B)に示す排気燃料添加弁44の異常検出時には、図7(A)に示す通常の触媒再生時に比して、1噴射当たりの添加量が少なくされる。これにより、図6に示すように、リッチスパイク実施時の排気ガス中のHC濃度を低くすることができる。
以上説明したように、本実施の形態1によれば、排気燃料添加弁44の異常検出時には、通常の触媒再生時に比して、排気燃料添加弁44の1噴射当たりの添加量が少なくされる。これにより、酸化触媒40をすり抜けるHC量を低減することができるため、排気ガス中のHC濃度を低くすることができる。そうすると、空燃比センサ出力のリーンずれを低減することができ、計測添加量を精度良く求めることができる。よって、指示添加量と計測添加量を比較することで、排気燃料添加弁44の異常検出を精度良く行うことができる。
[実施の形態1における具体的処理]
図8は、本実施の形態1において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。図8に示すルーチンは、所定間隔毎に起動される。
図8に示すルーチンによれば、先ず、排気燃料添加弁44の異常検出要求が有るか否かを判別する(ステップ100)。ここで、例えば、ECU60は、前回異常検出を実行してから所定距離又は所定時間だけ走行した場合や、前回異常検出を実行してから排気燃料添加弁44への指示添加量が所定値を超えた場合に、異常検出要求が有ると判別することができる。このステップ100で異常検出要求が無いと判別された場合には、本ルーチンを一旦終了する。
上記ステップ100で異常検出要求が有ると判別された場合には、排気燃料添加弁44に対して、通常の触媒再生時よりも1噴射当たりの添加量を少なく、かつ、噴射回数を多くして、還元剤を添加するよう指示する(ステップ102)。このステップ102でECU60から排気燃料添加弁44に対して与えられる燃料添加量は、上記の指示添加量である。これにより、排気燃料添加弁44から燃料が添加され、リッチスパイクが実施されることとなる。
次に、第1空燃比センサ46の出力A/F_Bと吸入空気量Gaを用いて、上式(6)に従って還元剤添加量を計測する(ステップ104)。このステップ104では、上記の計測添加量が求められる。
次に、上記ステップ102で排気燃料添加弁44に対して指示された指示添加量に対する上記ステップ104で求められた計測添加量の比率Rを算出する(ステップ106)。
次に、上記ステップ106で算出された比率Rが基準範囲内であるか否かを判別する(ステップ108)。この基準範囲は、図2に示すように、排気燃料添加弁44が正常である場合に取り得る比率Rを定めた範囲である。このステップ108で比率Rが基準範囲内であると判別された場合には、指示添加量と計測添加量とのずれが小さいと判断される。この場合、排気燃料添加弁44は正常であると判定される(ステップ110)。
一方、上記ステップ108で比率Rが基準範囲外であると判別された場合には、指示添加量と計測添加量とのずれが大きいと判断される。この場合、排気燃料添加弁44は異常(故障)であると判定される(ステップ112)。そうすると、図示しないインジケータを点灯させること等により、車両運転者に排気燃料添加弁44の異常が通知される。
上記ステップ110又はステップ112の後、本ルーチンを終了する。
以上説明したように、図8に示すルーチンによれば、第1空燃比センサ46の出力A/F_Bに基づき計測添加量が求められ、指示添加量に対する計測添加量の比率Rが算出される。そして、この比率Rが基準範囲内である場合には、指示添加量に対する計測添加量のずれが小さいため、排気燃料添加弁44は正常であると判定される。一方、この比率Rが基準範囲外である場合には、指示添加量に対する計測添加量のずれが大きいため、排気燃料添加弁44は異常(故障)であると判定される。
ここで、排気燃料添加弁44の異常検出時には、通常の触媒再生時に比して、1噴射当たりの添加量が少なくされる。これにより、酸化触媒40をすり抜けるHC量を低減することができるため、排気ガス中のHC濃度を低くすることができる。よって、空燃比センサ出力のリーンずれを低減することができる。そうすると、計測添加量を精度良く求めることができる。従って、排気燃料添加弁44の異常検出を精度良く行うことができる。
ところで、排気燃料添加弁44の異常検出時に、通常の触媒再生時に比して噴射回数はそのままで1噴射当たりの添加量だけが少なくされると、総添加量及び計測添加量が著しく少なくなる場合がある。この場合、排気燃料添加弁44の噴射ばらつきの影響を受けて、求められた計測添加量の精度が低下してしまう可能性がある。これに対して、本実施の形態1では、上述したように通常の触媒再生時に比して噴射回数が多くされる。これにより、排気燃料添加弁44の噴射ばらつきの影響を抑えることができるため、計測添加量を精度良く求めることができる。
ところで、本実施の形態1では、第1空燃比センサ46の出力A/F_Bに基づいて計測添加量を求めているが、第2空燃比センサ48の出力に基づいて求めることもできる。但し、第1空燃比センサ46の出力を用いる方が、第2空燃比センサ48の出力を用いる場合に比して精度良く計測添加量を求めることができる。
また、本実施の形態1では、排気燃料添加弁44がタービン24bと酸化触媒40との間に設けられているが、タービン24bの上流に設けられてもよい。この場合も、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
尚、本実施の形態1においては、NOx触媒42が第1の発明における「触媒」に、排気燃料添加弁44が第1の発明における「還元剤添加弁」に、第1空燃比センサ46が第1の発明における「空燃比検出手段」に、それぞれ相当している。また、本実施の形態1においては、ECU60が、ステップ102の処理を実行することにより第1及び第2の発明における「添加量指示手段」が、ステップ104の処理を実行することにより第1の発明における「添加量計測手段」が、ステップ106,108,110,112の処理を実行することにより第1の発明における「異常検出手段」が、それぞれ実現されている。
実施の形態2.
次に、図9及び図10を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態8のシステムは、図1に示すハードウェア構成を用いて、ECU60に、後述する図10に示すルーチンを実行させることにより実現することができる。
[実施の形態2の特徴]
上記実施の形態1では、排気燃料添加弁44の異常検出時に、1噴射当たりの添加量を通常の触媒再生時に比して少なくすることで、排気ガス中のHC濃度が低く抑えられている。
ところで、酸化触媒40が正常であっても、排気系の温度によっては、HC浄化率(HC浄化能)が低くなってしまう場合がある。図9は、酸化触媒40に流入する排気ガスの温度(排気ガス温度)と、酸化触媒40のHC浄化率との関係を示す図である。図9には、排気ガス温度と、NOx触媒42のNOx浄化率との関係が、一点鎖線を用いて併せて示されている。
通常のNOx触媒再生は、NOx浄化率が低い排気ガス温度Ta(例えば、200℃)に達すると実施される。この排気ガス温度Taは、最高のNOx浄化率が得られる排気ガス温度Tb(例えば、350℃)に比して低い。これは、低い排気ガス温度Taでも、NOx触媒再生の要求があるためである。この排気ガス温度Taで、1噴射当たりの添加量を少なくして、排気燃料添加弁44の異常検出を行うことも考えられる。
ところが、図9に示すように、排気ガス温度Taでは、酸化触媒40のHC浄化率が低い。このため、仮にこの排気ガス温度Taで排気燃料添加弁44の異常検出を行うと、酸化触媒40をすり抜けるHC量が多くなってしまう。そうすると、上記実施の形態1で説明したように、排気ガス中のHC濃度が高くなってしまうため、空燃比センサ出力のリーンずれが大きくなってしまう。その結果、計測添加量を精度良く求めることができなくなる可能性がある。その結果、排気燃料添加弁44の異常検出の精度が低下してしまう場合がある。
そこで、本実施の形態2では、酸化触媒40が十分に高いHC浄化率が得られる排気ガス温度Tth(例えば、250℃)に達している場合に、排気燃料添加弁44の異常検出を実行する。具体的には、排気ガス温度Texgが基準値Tth以上で、排気燃料添加弁44の異常検出を実行する。これにより、排気ガス中のHC濃度の上昇を抑えることができるため、計測添加量を精度良く求めることができる。従って、排気燃料添加弁44の異常検出を精度良く行うことができる。
[実施の形態2における具体的処理]
図10は、本実施の形態2において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。図10に示すルーチンは、所定間隔毎に起動される。
図10に示すルーチンによれば、図8に示すルーチンと同様に、先ず、排気燃料添加弁44の異常検出要求が有るか否かを判別する(ステップ100)。このステップ100で異常検出要求が無いと判別された場合には、本ルーチンを一旦終了する。
上記ステップ100で異常検出要求が有ると判別された場合には、排気ガス温度Texgが基準値Tth以上であるか否かを判別する(ステップ114)。この基準値Tthは、酸化触媒40において高いHC浄化率が得られる排気ガス温度である。このステップ114で排気ガス温度Texgが基準値Tthよりも低いと判別された場合、排気燃料添加弁44の異常検出の実行を禁止する(ステップ116)。これにより、酸化触媒40のHC浄化率が低い場合、すなわち、空燃比センサ出力のリーンずれが大きくなると推定される場合には、排気燃料添加弁44の異常検出が禁止される。その後、本ルーチンを一旦終了する。
一方、上記ステップ114で排気ガス温度Texgが基準値Tth以上であると判別された場合、つまり、酸化触媒40において高いHC浄化率が得られる排気ガス温度Tthに達している場合には、図8に示すルーチンと同様に、排気燃料添加弁44に対して、通常の触媒再生時よりも1噴射当たりの添加量を少なく、かつ、噴射回数を多くして、還元剤を添加するよう指示する(ステップ102)。これにより、リッチスパイクを実施しても、HC浄化率に起因する排気ガス中のHC濃度の上昇が抑えられる。
次に、図8に示すルーチンと同様に、第1空燃比センサ46の出力A/F_Bと吸入空気量Gaを用いて、上式(6)に従って還元剤添加量(すなわち、計測添加量)を求める(ステップ104)。そして、指示添加量に対する計測添加量の比率Rを算出し(ステップ106)、この比率Rが基準範囲内であるか否かを判別する(ステップ108)。このステップ108で比率Rが基準範囲内であると判別された場合には、排気燃料添加弁44が正常であると判定される(ステップ110)。一方、比率Rが基準範囲外であると判別された場合には、排気燃料添加弁44が異常(故障)であると判定される(ステップ112)。その後、本ルーチンを終了する。
以上説明したように、図10に示すルーチンによれば、第1空燃比センサ46の出力A/F_Bに基づき計測添加量が求められ、指示添加量に対する計測添加量の比率Rが算出される。そして、この比率Rが基準範囲内である場合には、指示添加量に対する計測添加量のずれが小さいため、排気燃料添加弁44は正常であると判定される。一方、この比率Rが基準範囲外である場合には、指示添加量に対する計測添加量のずれが大きいため、排気燃料添加弁44は異常(故障)であると判定される。
ここで、排気燃料添加弁44の異常検出時には、通常の触媒再生時に比して、1噴射当たりの添加量が少なくされる。これにより、排気ガス中のHC濃度を低くすることができ、空燃比センサ出力のリーンずれを低減することができる。さらに、酸化触媒40において高いHC浄化率が得られる排気ガス温度Tthとなるまでは、排気燃料添加弁44の異常検出が禁止される。これにより、排気燃料添加弁44の異常検出時に、酸化触媒40のHC浄化率低下に起因するHC濃度の上昇を抑制することができる。そうすると、第1空燃比センサ46の出力のリーンずれを抑制することができ、計測添加量を精度良く求めることができる。従って、排気燃料添加弁44の異常検出を精度良く行うことができる。
ところで、上記実施の形態2では、排気温センサ45により排気ガス温度Texgを検出しているが、運転状態(NE,Q等)に基づきマップ又はモデルにより排気ガス温度Texgを推定してもよい。この場合も、上記実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
また、排気ガス温度Texgに代えて、触媒床温センサ47により検出された触媒床温を用いてもよい。触媒床温は、排気ガス温度と同様に排気系温度である。このため、触媒床温とHC浄化率(HC浄化能)との間には、図9に示す関係と同様の関係を有している。よって、触媒床温に基づき、排気燃料添加弁44の異常検出を禁止するか否かを判別することができる。この場合も、上記実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
また、図10に示すルーチンでは、図8に示すルーチンと同様に、通常の触媒再生時よりも1噴射当たりの添加量を少なく、かつ、噴射回数を多くして、還元剤を添加するよう指示しているが(ステップ102)、噴射パターンはこれに限られない。例えば、図7(A)に示す通常の触媒再生時と同様の「1噴射当たりの添加量」及び「噴射回数」を、指示添加量としてもよい。
図11は、本実施の形態2の変形例において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。図11に示すルーチンと、図10に示すルーチンとは、ステップ118の処理のみが相違している。このステップ118では、排気燃料添加弁44に対して、上述したように通常の触媒再生時と同様に還元剤を添加するように指示される。本変形例によれば、上記実施の形態2と同様に、酸化触媒40のHC浄化能が低下する場合には、排気燃料添加弁44の異常検出が禁止される。よって、HC浄化率低下に起因するHC濃度の上昇を抑制しつつ、計測添加量が求められるため、計測添加量を精度良く求めることができる。
尚、本実施の形態2及びその変形例においては、排気温センサ45が第3及び第4の発明における「排気系温度取得手段」に相当している。また、本実施の形態2及びその変形例においては、ECU60が、ステップ116の処理を実行することにより第3及び第4の発明における「禁止手段」が実現されている。
本発明の実施の形態1によるシステム構成を説明するための図である。 排気燃料添加弁44の異常を判別する方法を説明するための図である。 リッチスパイク実施時の第1空燃比センサ46の出力の変化を示す図である。 空燃比センサ出力A/F_A,A/F_Bに基づいて、排気燃料添加弁44から添加された燃料量を計測する方法を説明するための図である。 指示添加量に対する計測添加量の比率Rと、排気ガス中のHC濃度との関係を示す図である。 還元剤の添加パターンを変化させた場合において排気ガス中のHC濃度をそれぞれ示す図である。 排気燃料添加弁44の1噴射当たりの添加量を示す図である。 本発明の実施の形態1において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。 酸化触媒40に流入する排気ガスの温度と、酸化触媒40のHC浄化率との関係を示す図である。 本発明の実施の形態2において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2の変形例において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
1 内燃機関
38 排気通路
40 酸化触媒
42 NOx触媒
44 排気燃料添加弁
45 排気温センサ
46 第1空燃比センサ
47 触媒床温センサ
48 第2空燃比センサ
60 ECU

Claims (4)

  1. 触媒の浄化能力を回復させるために該触媒の上流に還元剤を添加する還元剤添加弁の異常を検出する異常検出装置であって、
    前記還元剤添加弁に対して還元剤の添加量を指示する添加量指示手段と、
    前記還元剤添加弁の下流の排気空燃比を検出する空燃比検出手段と、
    前記排気空燃比に基づいて、前記還元剤添加弁から添加された還元剤の添加量を計測する添加量計測手段と、
    前記添加量指示手段により指示された添加量と、前記添加量計測手段により計測された添加量とを比較することにより、前記還元剤添加弁の異常を検出する異常検出手段と、
    前記添加量指示手段は、前記還元剤添加弁の異常検出時は、前記触媒の浄化能力回復時に比して、1噴射当たりの添加量を減量することを特徴とする還元剤添加弁の異常検出装置。
  2. 請求項1に記載の還元剤添加弁の異常検出装置において、
    前記添加量指示手段は、前記還元剤添加弁の異常検出時は、前記触媒の浄化能力回復時に比して、噴射回数を増加させることを特徴とする還元剤添加弁の異常検出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の還元剤添加弁の異常検出装置において、
    排気系の温度を取得する排気系温度取得手段と、
    前記排気系温度取得手段により取得された排気系温度が、触媒の還元剤浄化能が低い温度域では、前記還元剤添加弁の異常検出を禁止する禁止手段とを更に備えたことを特徴とする還元剤添加弁の異常検出装置。
  4. 触媒の浄化能力を回復させるために該触媒の上流に還元剤を添加する還元剤添加弁の異常を検出する異常検出装置であって、
    前記還元剤添加弁に対して還元剤の添加量を指示する添加量指示手段と、
    前記還元剤添加弁の下流の排気空燃比を検出する空燃比検出手段と、
    前記排気空燃比に基づいて、前記還元剤添加弁から添加された還元剤の添加量を計測する添加量計測手段と、
    前記添加量指示手段により指示された添加量と、前記添加量計測手段により計測された添加量とを比較することにより、前記還元剤添加弁の異常を検出する異常検出手段と、
    排気系の温度を取得する排気系温度取得手段と、
    前記排気系温度取得手段により取得された排気系温度が、触媒の還元剤浄化能が低い温度域では、前記還元剤添加弁の異常検出を禁止する禁止手段とを備えたことを特徴とする還元剤添加弁の異常検出装置。
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