JP4600068B2 - 製作装置および製作方法 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の長さを有する形状記憶合金の部品が張設される製品の製作が可能な製作技術に関する。
アクチュエータにおいては、加熱すると記憶形状に復元するという形状記憶合金(SMA)の特徴を利用したものがある(非特許文献1)。このSMAを利用するアクチュエータとしては、例えば張設されたSMAワイヤーの伸縮によって可動するものがある。
(株)古河テクノマテリアル、"古河テクノマテリアル形状記憶合金・超弾性合金のページ"、[online]、[平成17年2月5日検索]、インターネット<URL:http://www.fitec.co.jp/ftm/index.htm>
しかしながら、上記のSMAワイヤーは弾性係数(弾性値)が低い状態では応力の加わる方向に伸長するという特性があるため、アクチュエータの組立においてSMAワイヤーを張架する際には、応力の加わる方向に意図しない伸びが生じることとなる。このように組み立てられたアクチュエータは、初期張力や、加熱時のSMAワイヤーの変位にバラツキが生じるため、アクチュエータ(製品)の品質が低下するという問題がある。
例えば、図18に示すようにSMAワイヤー90を固定部92に固定しガイド部91からSMA90を送り出して張架する場合、SMA90が緩む(マイナスリード)方向にガイド部91を移動させてしまうと、SMA90では収縮運動が起こるため、ねじれが生じてアクチュエータの組立に支障を来すこととなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、形状記憶合金が張設される製品を高品質に製作できる製作技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、所定の長さを有する形状記憶合金の部品が第1固定部から第2固定部まで張設される製品の製作が可能な製作装置であって、(a)少なくとも前記第1固定部と前記第2固定部とに形状記憶合金を固定する前に、前記形状記憶合金を張架状態に保持する張架手段と、(b)前記張架手段による張架状態において、前記形状記憶合金に通電する通電手段とを備え、前記通電手段は、前記製品に前記形状記憶合金が固定された後、前記形状記憶合金への通電を解除する手段を有し、前記張架状態の形状記憶合金が前記製品に固定された後に前記形状記憶合金の部品とすることにより、前記製品が製作される。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る製作装置において、(c)前記形状記憶合金をガイドして送り出すガイド部をさらに備え、前記ガイド部は、前記製品に対して相対的な移動および/または回転が可能である。
また、請求項3の発明は、請求項2の発明に係る製作装置において、前記ガイド部は、前記形状記憶合金が送り出される出口開口部を備えた筒状の形状を有しており、前記出口開口部は、前記形状記憶合金の厚みに対して5倍以上の曲率半径を有する曲面を備えるとともに、前記出口開口部の開口面積は、前記形状記憶合金の断面積の2倍以上である。
また、請求項4の発明は、請求項3の発明に係る製作装置において、前記出口開口部における前記形状記憶合金の屈曲角度は120度以下である。
また、請求項5の発明は、請求項2ないし請求項4のいずれかの発明に係る製作装置において、前記ガイド部は、前記形状記憶合金より表面硬度が高い金属またはセラミックで形成される。
また、請求項6の発明は、請求項2ないし請求項5のいずれかの発明に係る製作装置において、前記ガイド部から送り出される形状記憶合金は、回転するローラによって送り出される。
また、請求項7の発明は、請求項1の発明に係る製作装置において、前記形状記憶合金は、直径が0.1mm以下のワイヤーとして形成されている。
また、請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかの発明に係る製作装置において、前記通電手段は、(b-1)少なくとも前記第1固定部から前記第2固定部までの区間に対応する形状記憶合金の箇所に通電を行う通電部を有する。
また、請求項9の発明は、請求項8の発明に係る製作装置において、前記通電部は、前記ガイド部から送り出された形状記憶合金に接触する接触部を有し、前記ガイド部から送り出された前記接触部より以遠の形状記憶合金のみ前記通電部による通電を行う。
また、請求項10の発明は、請求項9の発明に係る製作装置において、前記接触部は、導電性を有する前記ガイド部の一部、または全部として形成される。
また、請求項11の発明は、請求項9の発明に係る製作装置において、前記接触部は、ローラ状の形状、ブラシ状の形状または平滑面を有する導電性の部材として形成される。
また、請求項12の発明は、請求項2の発明に係る製作装置において、前記通電手段は、(b-2)前記ガイド部からの形状記憶合金の送り出しが行われる期間のうち所定の期間、前記形状記憶合金に通電を行う手段を有する。
また、請求項13の発明は、請求項2の発明に係る製作装置において、前記通電手段は、(b-3)前記ガイド部からの前記形状記憶合金の送り出しが完了してから、前記製品に前記形状記憶合金が固定されるまでの間、前記形状記憶合金に通電を行う手段を有する。
また、請求項14の発明は、請求項2の発明に係る製作装置において、前記張架手段は、(a-1)前記形状記憶合金が送り込まれる前記ガイド部の入口の手前で、前記形状記憶合金に所定の張力を付与して前記張架状態にする張力付与部を有する。
また、請求項15の発明は、請求項2の発明に係る製作装置において、前記張架手段は、(a-2)前記形状記憶合金が送り込まれる前記ガイド部の入口の手前で、前記形状記憶合金を所定の長さ引っ張って前記張架状態にする引張部を有する。
また、請求項16の発明は、請求項2の発明に係る製作装置において、前記張架手段は、(a-3)少なくとも前記ガイド部からの形状記憶合金の送り出しが行われる期間、前記形状記憶合金が送り込まれる前記ガイド部の入口の手前で前記形状記憶合金に張力を付与する第1張力付与手段と、(a-4)少なくとも前記ガイド部からの前記形状記憶合金の送り出しが完了してから、前記製品に前記形状記憶合金が固定されるまでの間、前記形状記憶合金が送り出される前記ガイド部の出口の以遠で前記形状記憶合金に張力を付与する第2張力付与手段とを有する。
また、請求項17の発明は、請求項16の発明に係る製作装置において、前記第2張力付与手段で付与する張力値は、前記第1張力付与手段で付与する張力値より大きい。
また、請求項18の発明は、請求項1ないし請求項17のいずれかの発明に係る製作装置において、前記通電手段による通電時の形状記憶合金は、未通電時の形状記憶合金より高い弾性係数を有する。
また、請求項19の発明は、請求項18のの発明に係る製作装置において、前記通電時の形状記憶合金の弾性係数は、形状記憶合金が記憶形状に復元した時の弾性係数、または当該弾性係数の近傍値である。
また、請求項2の発明は、請求項2の発明に係る製作装置において、前記張架状態において前記形状記憶合金が製品に固定されてから、次の製品の製作を開始するまでの間、前記ガイド部から送り出された形状記憶合金をフリーの状態としない。
また、請求項2の発明は、請求項2の発明に係る製作装置において、(d)前記張架状態において前記形状記憶合金が前記製品に固定された後に、前記ガイド部から送り出された前記形状記憶合金を保持する保持部をさらに備える。
また、請求項2の発明は、請求項2の発明に係る製作装置において、(e)前記製品と前記保持部との間で、前記形状記憶合金を切断する切断手段をさらに備え、前記形状記憶合金が前記保持部で保持されてから、前記切断手段により前記形状記憶合金が切断される。
また、請求項2の発明は、請求項2の発明に係る製作装置において、前記張架状態において前記形状記憶合金が前記製品に固定された後、前記形状記憶合金を切断せずに前記次の製品の製作を開始する。
また、請求項2の発明は、所定の長さを有する形状記憶合金の部品が第1固定部から第2固定部まで張設される製品を製作する製作方法であって、(a)少なくとも前記第1固定部と前記第2固定部とに形状記憶合金を固定する前に、前記形状記憶合金を張架状態に保持する張架工程と、(b)前記張架状態において、前記形状記憶合金に通電する通電工程と、(c)前記張架状態の形状記憶合金が前記製品に固定された後に前記形状記憶合金の部品とすることにより、前記製品を製作する工程とを備え、前記通電工程は、(b-1)前記製品に前記形状記憶合金が固定された後、前記形状記憶合金への通電を解除する工程、を有する。
請求項1ないし請求項2の発明によれば、少なくとも第1固定部と第2固定部とに形状記憶合金を固定する前に形状記憶合金を張架状態に保持し、この張架状態において形状記憶合金に通電する。そして、張架状態の形状記憶合金が製品に固定された後に形状記憶合金の部品とすることにより製品が製作される。その結果、形状記憶合金が張設される製品を高品質に製作できる。また、製品に形状記憶合金が固定された後、形状記憶合金への通電を解除するため、適切なタイミングで通電を終了できる。
特に、請求項2の発明においては、形状記憶合金をガイドして送り出すガイド部は製品に対して相対的な移動および/または回転が可能であるため、形状記憶合金を容易に張架できる。
また、請求項3の発明においては、ガイド部の出口開口部は形状記憶合金の厚みに対して5倍以上の曲率半径を有する曲面を備えるとともに、その開口面積は形状記憶合金の断面積の2倍以上であるため、形状記憶合金に過大な応力を加えずスムーズにガイド部からの送り出しを行える。
また、請求項4の発明においては、ガイド部の出口開口部における形状記憶合金の屈曲角度は120度以下であるため、形状記憶合金に過度な応力を加えずにガイド部からの送り出しを行える。
また、請求項5の発明においては、ガイド部は形状記憶合金より表面硬度が高い金属またはセラミックで形成されるため、形状記憶合金の送り出しによるガイド部の磨耗を防止できる。
また、請求項6の発明においては、ガイド部から送り出される形状記憶合金は回転するローラによって送り出されるため、形状記憶合金に過大な応力を加えず送り出しを行える。
また、請求項7の発明においては、形状記憶合金は直径が0.1mm以下のワイヤーとして形成されているため、形状記憶合金の加熱・冷却を迅速に行える。その結果、製品に張設された形状記憶合金の応答性を向上できる。
また、請求項8の発明においては、少なくとも第1固定部から第2固定部までの区間に対応する形状記憶合金の箇所に通電を行うため、適切な箇所に通電できる。
また、請求項9の発明においては、ガイド部から送り出された形状記憶合金に接触する接触部より以遠の形状記憶合金のみ通電部による通電を行うため、適切な通電を行える。
また、請求項10の発明においては、接触部は導電性を有するガイド部の一部または全部として形成されるため、省スペースを図れる。
また、請求項11の発明においては、接触部はローラ状の形状、ブラシ状の形状または平滑面を有する導電性の部材として形成されるため、形状記憶合金に適切に接触して通電できる。
また、請求項12の発明においては、ガイド部からの形状記憶合金の送り出しが行われる期間のうち所定の期間、形状記憶合金に通電を行うため、製品の製作時に形状記憶合金の張力を調整できる。
また、請求項13の発明においては、ガイド部からの形状記憶合金の送り出しが完了してから製品に形状記憶合金が固定されるまでの間、形状記憶合金に通電を行うため、製品に形状記憶合金が張架されてから形状記憶合金の張力を調整できる。
また、請求項14の発明においては、形状記憶合金が送り込まれるガイド部の入口の手前で形状記憶合金に所定の張力を付与して張架状態にするため、適切に形状記憶合金の張力を調整できる。
また、請求項15の発明においては、形状記憶合金が送り込まれるガイド部の入口の手前で形状記憶合金を所定の長さ引っ張って張架状態にするため、適切に形状記憶合金の張力を調整できる。
また、請求項16の発明においては、少なくともガイド部からの形状記憶合金の送り出しが行われる期間、形状記憶合金が送り込まれるガイド部の入口の手前で形状記憶合金に張力を付与するとともに、少なくともガイド部からの形状記憶合金の送り出しが完了してから製品に形状記憶合金が固定されるまでの間、形状記憶合金が送り出されるガイド部の出口の以遠で形状記憶合金に張力を付与する。その結果、ガイド部からの形状記憶合金の送り出し完了前後における形状記憶合金の張力調整を適切に行える。
また、請求項17の発明においては、第2張力付与手段で付与する張力値は第1張力付与手段で付与する張力値より大きいため、形状記憶合金に対して適切に張力を付与できる。
また、請求項19の発明においては、通電時の形状記憶合金の弾性係数は形状記憶合金が記憶形状に復元した時の弾性係数または当該弾性係数の近傍値であるため、形状記憶合金の伸びが少ない状態で張架を行える。
また、請求項2の発明においては、張架状態において形状記憶合金が製品に固定されてから次の製品の製作を開始するまでの間、ガイド部から送り出された形状記憶合金をフリーの状態としないため、効率良く次の製品の製作に移行できる。
また、請求項2の発明においては、張架状態において形状記憶合金が製品に固定された後にガイド部から送り出された形状記憶合金を保持するため、次の製品の製作にスムーズに移行できる。
また、請求項2の発明においては、形状記憶合金が保持部で保持されてから、製品と保持部との間で形状記憶合金が切断されるため、次の製品の製作開始までに形状記憶合金がフリーの状態となるのを防止できる。
また、請求項2の発明においては、張架状態において形状記憶合金が製品に固定された後、形状記憶合金を切断せずに次の製品の製作を開始するため、次の製品の製作開始までに形状記憶合金がフリーの状態となるのを防止でき、製作の効率化を図れる。
<第1実施形態>
<アクチュエータ組立装置の構成>
本発明の第1実施形態に係るアクチュエータ組立装置(以下では単に「組立装置」という)1を説明する前に、製作装置として機能する組立装置1で製作されるアクチュエータ(製品)2について説明する。
図1および図2は、アクチュエータ8の要部構成を示す図である。図1および図2は、アクチュエータ8の上面図および側面図を表している。
アクチュエータ8は、可動部80と固定部81とを備えており、可動部80と固定部81との間には、部品であるバネ82と形状記憶合金(SMA)83とが張架されている。
可動部80は、その中央に軸80cが設けられており、この軸80cを中心に回動自在となっている。
SMA83は、一定の長さ(以下では「記憶長さ」ともいう)が形状記憶されたワイヤーとして構成されており、可動部80の突起部801に引っ掛けられるとともに両端付近が上下2個の電極部84(84a、84b)の各カシメ材85により固定されている。すなわち、SMA83は、所定の長さを有するアクチュエータ8の部品として、電極部84b(第1固定部)から電極部84a(第2固定部)まで張設されている。このSMA83の直径は、0.1mm以下とするのが好ましい。これは、SMAが0.1mmを超える直径を持つ場合には、応力や形状が安定してしまうためにワイヤーの持つ剛性による張架が困難となったり、通電して記憶長さに復元させる際に温度の上昇や降下に時間がかかり応答性が悪化するためである。
上部電極部84aは、電流源GNと電気的に直接接続されるとともに、下部電極部84bは、電流源GNとスイッチSWを介して接続されている。
このような構成により、スイッチSWがオフの状態では、可動部80はバネ82の付勢力によって回転方向Daの向きに力が加えられ、この力はSMA83に伝達される。ここで、SMA83の周囲の温度がSMA83の弾性値が低くなる温度に該当する場合には、SMA83は記憶長さより伸びることとなる。これにより、可動部80は回転方向Daに回動される。
一方、スイッチSWをオンしてSMA83に通電を行うと、SMA83は自身の抵抗成分によってジュール熱を発生し、この発熱により記憶長さへの復元を開始する。そして、収縮するSMA83は、弾性値が高い温度状態を超えた段階で記憶長さに戻る。この場合、可動部80が回転方向Dbの向きに力が加えられ、この力がバネ82の付勢力より大きくなると、可動部80は回転方向Dbに回動することとなる。
SMA83の加熱状態においてスイッチSWをオフする場合には、SMA83が周囲の雰囲気によって冷却されるため、弾性値の低い状態に移行しバネ82の付勢力による伸長が開始される。そして、SMA83の弾性値が最低となる温度に冷却された場合には、SMA83の伸びは最大となって、回転方向Daに回動することとなる。
このようにSMA83への通電による加熱や自然冷却が行われることで、可動部80は軸80cを中心とした回動運動を行える。ここで、可動部80の動作は、可動部80の突起801に掛けられたSMA83に加えられる張力によって決定されるため、可動部80において予定通りの可動量を得るには製作時にSMA83の張力調整を適切に行う必要がある。一方、製作されたアクチュエータ8において可動部80の応答性を向上するには、SMA83が一定の張力を有していることも重要である。
以上のようにSMA83を可動部80に張るアクチュエータ8の製作時には、その張力調整が重要となるが、この張力調整を容易に行える組立装置1について以下で説明する。
図3は、組立装置1の要部構成を示す図である。
組立装置1は、アクチュエータ8に張設されたSMA83(図1)の材料となるSMA10を巻き付けたロール部11と、ロール部11から供給されるSMA10に張力を与える張力調整部12と、張力調整部12を出たSMA10をガイドして送り出すガイド部13とを備えている。このガイド部13は、製作中のアクチュエータに対して相対的な移動や回転が可能となっているが、このような動作により可動部80にSMA10を張れることとなる。ここでは、SMA10が送り込まれるガイド部13の入口の手前に設けられた張力調整部12によりSMA10に一定の張力を付与するため、適切なSMA10の張架が可能となる。
また、組立装置1は、SMA10に通電するためにガイド部13の近傍に設けられた電極部(通電部)14と、電極部14に電力を供給する電流源15と、電流源15による通電のオン・オフを切替えるスイッチ16とを備えている。さらに、組立装置1は、SMA10を可動部80に張る際にSMA10を保持するための第1保持部17と第2保持部18とを有している。この第1保持部17は、スイッチ16を介して電流源15と電気的に接続している。
図4は、ガイド部13の下部付近を説明するための図である。
ガイド部13は、円筒形の形状を有しており、その出口開口部13aは曲面で構成されている。ここで、出口開口部13aの開口面積は、SMA10の断面積の2倍以上であるのが好ましい。これは、SMA10の断面積に対して2倍未満の開口面積(隙間)では、出口部分で摩擦が発生し必要以上の応力が生じるためである。
出口開口部13aにおいては、その曲率半径が張架に用いるSMA10の直径(厚み)の5倍以上であるのが好ましい。一般に線材をその直径の5倍未満の曲率で曲げると線材の内側・外側で約10%以上の圧縮・伸長が生じるが、このような内外の変位差によってSMAの記憶能力が損なわれたり、素材としてダメージを受けるため、出口開口部13aの曲率半径はSMA10の直径の5倍以上が好適となる。なお、ガイド部13の出口から送り出されるSMA10については、アクチュエータ8の形状に応じた張架を考慮すると、ガイド部13の中心軸13cからの角度θ1、θ2(図5)が0〜120度の範囲内に収まるのが好適である。すなわち、120度を超える角度でSMA10を屈曲するとSMA10にかかる応力が過大になるため、出口開口部13aにおけるSMA10の屈曲角度は120度以下が望ましいこととなる。
また、ガイド部13は、SMA10より表面硬度が低いと摩擦による磨耗が生じるため、SMA10より表面硬度が高い材質の金属やセラミックで形成する。
電極部14は、ガイド部13の出口から送り出されたSMA10に接触する接触部141と、接触部141をSMA10に確実に接触させるために付勢力を与える付勢部142とを備えている。このような構成の電極部14により、ガイド部13から送り出されたSMA10であって接触部141より以遠のSMA10のみ通電が行われることとなる。
接触部141では、SMA10に当接する先端に回転軸14cを中心に回転自在な導電性の回転部材144(図6)が設けられている。この回転部材144には、送り出し時にSMA10が外れないように保持するための溝14mが形成されている。このような構成によりガイド部13から送り出されるSMA10は回転するローラ(回転部材144)によって送り出されることとなるため、SMA10に対する接触抵抗を抑制でき、SMA10に過大な応力が加わるのを防止できる。
また、電極部14は、例えばパルスモータを利用して接触部141および付勢部142を回転方向Rtに回転させる回転部143を備えている。ガイド部13は、後述のようにSMA10を張る過程において移動・回転し、SMA10の送り出し方向も変化するが、この方向の変化に応じてガイド部13に対する接触部141の向きを変化させる必要がある。そこで、回転部143によりガイド部13の中心軸13cを中心として接触部141を相対的に回動させることで、スムーズなSMA10の張架動作を行えることとなる。
<組立装置1によるアクチュエータ8の組立について>
以上の構成を有する組立装置1を利用したアクチュエータ8を組み立てる手順、特にSMA10の張設手順を、図3を参照しつつ以下で説明する。
(1)まず、ガイド部13から出たSMA10を第1保持部17に係止する。
(2)次に、SMA10を送り出しつつガイド部13を下部電極部84b、本体部80の突起部801、上部電極部84aの順に、移動方向K1〜K3に沿って自動的に移動させる。この場合、張力調整部12によってSMA10には所定の張力が付与されることとなる。また、SMA10を突起部801に掛ける際などには、回転部143によりSMA10に接触する接触部141が適宜に回転される。
(3)ガイド部13から送り出されるSMA10を第2保持部18に係止する。
(4)各カシメ材85によって電極部84a、84bにSMA10を固定する。そして、電極部84から第1・第2保持部17、18までの不要なSMA10を、例えば刃物によって切断する。このように張架状態のSMA10をアクチュエータに固定した後に切断することで、アクチュエータ8の部品としてのSMA83が生成されてアクチューエータ8が製作されることとなる。
上述の工程(1)〜(3)においては、ガイド部13からのSMA10の送り出しが行われる期間のうちの全期間(または一部の期間)、スイッチ16をオンにして電極部14からSMA10に通電を行う。すなわち、少なくとも電極部84aと電極部84bとにSMA10を固定する直前にSMA10を張架状態に保持し、この張架状態において少なくとも電極部84bから電極部84aまでの区間に対応するSMA10の箇所に通電が行われることとなる。そして、アクチュエータにSMA10が固定された後にはSMA10への通電を解除する。
上記のように未通電時のSMA10より高い弾性係数(弾性値)、具体的には通電によってSMA10が記憶形状に復元した時の弾性係数または当該弾性係数の近傍値を有するSMA10の状態において張架するため、SMA10の伸びが極めて少なくなってSMA10の張架を適切に行えるようになる。この場合、SMA10に流す電流を調整して発熱量を制御することにより、一定の張力でSMAを張ることも可能となる。
以上のような組立装置1を利用することにより、アクチュエータにSMAを張る際にSMAに通電して弾性値の高い状態にできるため、SMAの張設を安定して行える。その結果、アクチュエータを高品質に製作できることとなる。
なお、組立装置1においては、図4に示す形状のガイド部13を使用するのは必須でなく、図7に示すガイド部13Aを使用しても良い。このガイド部13Aは、曲面部13rが出口の手前に設けられている。これにより、SMA10は、ガイド部13の出口を出るまで、しなやかな状態を維持できる。
また、組立装置1においては、図4に示すような電極部14が設けられるのは必須でなく、図8に示す電極部14Aを設けても良い。この電極部14Aは、付勢部142の直下になくガイド部13から離れて配設されるSMA10との接触部14dを有している。
また、組立装置1における電極部14の接触部については、図6に示す形状の回転部材(ローラ状の部材)144を有するのは必須でなく、図9(a)〜(c)に示すSMA10を滑らせるための平滑面を有する導電性の部材145〜147や、図9(d)に示すブラシ状の形状を有する導電性の部材148を有しても良い。
部材145は、SMA10が接触して滑る凹面を有しており、送り出されるSMA10が部材145から外れるのを防止できる。
部材146は、SMA10が接触して滑る平面を有しているが、図10に示すようにガイド部13の中心軸13cを中心としたリング状の部材として形成する。図10に示す構成では、図4に示す回転部143も不要となる。
部材147は、SMA10が接触して滑る凸面で構成されており、部材146と同様にリング状として形成する。これにより、部材147とSMA10とが点接触となるため、SMA10との摩擦を低減できる。
部材148は、その先端にSMA10に接触するブラシ149が設けられている。これにより、SMA10との摩擦が低減できることとなる。
また、組立装置1は、図1〜2に示すアクチュエータ8のように可動部80と固定部81とが独立して製造される場合において相互の相対位置を変化させずにSMA10を張る作業に有効であるが、図11〜12に示すアクチュエータ8Aのように可動部80と固定部81とが一体的に製造される場合において、相互の相対位置を変化させずにSMA10を張る作業にも有効である。
アクチュエータ8Aは、可動部80と固定部81とが結合部86で結合した状態で製造される。そして、組立装置1を用いてSMA83の張架を行った後に、切断面CTで結合部86を分断することにより、アクチュエータとして機能することとなる。
さらに、組立装置1を利用してアクチュエータを1個づつ組み立てるのは必須でなく、複数のアクチュエータを同時に組み立るようにしても良い。この場合、例えば図13に示す組立装置1Aが利用される。
この組立装置1Aは、組立装置1(図3)に対してSMA10を保持するための保持部19が付加されている。この保持部19は、アクチュエータにおいてSMA10の張架が完了しSMA10が固定されてから、例えばアクチュエータと保持部19との間にあるSMA10の範囲に大電流を流し発熱できる切断手段(不図示)によりSMA10の不要部が切断される場合でも、次のアクチュエータの製作が開始されるまでの間、ガイド部13から送り出されるSMA10の先端部がフリーの状態にしないように保持するものである。
このような組立装置1Aを利用して例えば図11〜12に示すアクチュエータ8Aを2個組み立てる場合には、電極部14からSMA10に通電を行いつつガイド部13を移動方向H1、H2、H3、H4の順に移動させる。そして、電極部84にSMA10を固定した後に不要部を切断して、2個のアクチュエータ8Aの組み立てが完了する。
以上の組立装置1では、1個目(図13下側)のアクチュエータ8AのSMA10の張架が完了してSMA10がアクチュエータ8Aに固定された後も、SMA10を切断せずに引き続き次の2個目(図13上側)のアクチュエータ8Aの張架を行えば、生産性の向上を図れることとなる。
また、アクチュエータの組立においては、図1〜2に示すような可動部80と固定部81とが設けられていないSMA部品8B(図14)を対象としても良い。このSMA部品8Bは、2個の環状部材87にSMA83が張架される構成となっている。
このようなSMA部品8Bを組み立てる場合には、図15に示す組立装置1Bを利用する。この組立装置1Bは、図3に示す組立装置1と類似の構成を有している。なお、図15においては、組立装置1と同様の機能を有する部位には、同一の参照符号を付している。
以上の構成を有する組立装置1Bにおいても、第1保持部17でSMA10を係止した後にガイド部13を移動方向Kaに移動させてSMA10を張架する際には電極部14によってSMA10に通電する。このように組み立られたSMA部品8Bは伸びが少なく捩れがないため、その後のアクチュエータ等への組み付けが容易となる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、アクチュエータの組立時にSMAの張力調整を行ったが、第2実施形態では、アクチュエータに張架されたSMAの張力調整を行う。本実施形態で利用する張力調整装置2について以下で説明する。
図16は、本発明の第2実施形態に係る張力調整装置2の要部構成を示す図である。
張力調整装置2は、図15に示す組立装置1Bと類似の構成を有しているが、2つの張力調整部21が付加されている点が異なっている。なお、図16においては、組立装置1Bと同様の機能を有する部位には、同一の参照符号を付している。
張力調整部21は、第1保持部17と第2保持部18とに接続し、例えばバネの力を利用して各保持部17、18を左方向Faと右方向Fbに引っ張ってSMA10の張力を調整する部位である。この張力調整部(第2張力付与手段)21については、ガイド部13からのSMA10の送り出しが行われてアクチュエータが組み立てられる期間、ガイド部13の入口の手前でSMA10に張力を付与する張力調整部(第1張力付与手段)12とは役割が異なっており、少なくともガイド部13からのSMA10の送り出しが終了しアクチュエータの組立が完了してからSMA10が固定されるまでの間、ガイド部13の出口の以遠でSMA10に張力を付与する役割を担っている。このため、張力調整部21における張力の設定値(張力値)については、SMA10の張架の際に必要な最低限の張力を付与する張力調整部12の張力値より大きい値に設定している。
以上の構成を有する張力調整装置2においては、以下で説明する手順でSMA10の張力が調整される。
まず、始点の第1保持部17から終点の第2保持部18までSMA10を張りSMA10が第2保持部18で係止された後に、スイッチ16をオンにして電流源15からSMA10に一定の電流を流すことにより、SMA10にオーステナイト変態を生じさせる。
次に、第1保持部17と第2保持部18とに接続する各張力調整部21によってSMA10を左右方向Fa、Fbに引っ張って張力調整を行う。
そして、張力調整部21による張力調整が終了した後には、カシメ材85によってSMA10を固定し、カシメ材85から第1・第2保持部17、18までの不要なSMA10を、例えば刃物によって切断する。なお、SMA10の不要部の切断については、SMA10の狭い範囲に大電流を流して溶解させることで切断するようにしても良い。また、不要部の切断後、第2保持部18からSMA10を解除せず次のアクチュエーターの組立てまで保持すれば、ガイド部13から繰り出されたSMA10はフリーとならず好適である。
以上のような張力調整装置2を利用することにより、ガイド部13からのSMA10の送り出しが完了してからアクチューエータにSMA10が固定されるまでの間において、張架状態のSMA10に通電を行うため、張設されるSMA10の張力を適切に調整できる。その結果、安定な動作が行える高品質なアクチュエータを製作できることとなる。
なお、張力調整装置2の張力調整部21については、バネの力を利用してSMAの張力調整を行うのは必須でなく、例えばモータなどのアクチュエータを使用して張力を調整するようにしても良い。この場合、SMAの張力を計測しつつ張力調整を行えば、所望の張力で精度良くSMAの張架を行えることとなる。なお、上記のSMAの張力を計測する代わりに、アクチュエータに張られるSMAの長さを計測して張力調整を行っても良い。
<変形例>
◎上記の各実施形態におけるガイド部については、図4に示すように曲面で構成される出口開口部13aを有するのは必須でなく、図17に示すように尖った出口開口部13bを有しても良い。
◎上記の各実施形態においては、ワイヤー(線)状のSMAをアクチュエータに取付けるのは必須でなく、細長い方形状の薄板のような箔を取付けるようにしても良い。
◎上記の各実施形態における電極部の接触部については、図4に示す接触部141のようにガイド部13と別体として構成されるのは必須でなく、導電性を有するガイド部13の一部または全部として形成されるようにしても良い。
◎上記の各実施形態における張力調整部12については、SMA10を所定の長さ引っ張って張架状態にする構成としても良い。
本発明の第1実施形態に係る組立装置1で製作されるアクチュエータ8の要部構成を示す図である。 アクチュエータ8の要部構成を示す図である。 組立装置1の要部構成を示す図である。 ガイド部13の下部付近を説明するための図である。 ガイド部13から送り出されるSMA10の角度を説明するための図である。 回転部材144を説明するための図である。 ガイド部13Aを説明するための図である。 電極部14Aを説明するための図である。 SMA10に接触する電極部14の部材を説明するための図である。 電極部14の部材146を説明するための図である。 アクチュエータ8Aの要部構成を示す図である。 アクチュエータ8Aの要部構成を示す図である。 組立装置1Aの要部構成を示す図である。 アクチュエータ8Bの要部構成を示す図である。 組立装置1Bの要部構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る張力調整装置2の要部構成を示す図である。 本発明の変形例に係るガイド部13の出口開口部13bを説明するための図である。 従来技術に係るSMA90の張架を説明するための図である。
符号の説明
1、1A、1B アクチュエータ組立装置(組立装置)
2 張力調整装置
8、8A アクチュエータ
10、83 形状記憶合金(SMA)
12 張力調整部
13、13A ガイド部
14 電極部
15 電流源
17 第1保持部
18 第2保持部
19 保持部
21 張力調整部
80 可動部
81 固定部
84 電極部
141 接触部
144 回転部材

Claims (24)

  1. 所定の長さを有する形状記憶合金の部品が第1固定部から第2固定部まで張設される製品の製作が可能な製作装置であって、
    (a)少なくとも前記第1固定部と前記第2固定部とに形状記憶合金を固定する前に、前記形状記憶合金を張架状態に保持する張架手段と、
    (b)前記張架手段による張架状態において、前記形状記憶合金に通電する通電手段と、
    を備え、
    前記通電手段は、
    前記製品に前記形状記憶合金が固定された後、前記形状記憶合金への通電を解除する手段を有し、
    前記張架状態の形状記憶合金が前記製品に固定された後に前記形状記憶合金の部品とすることにより、前記製品が製作されることを特徴とする製作装置。
  2. 請求項1に記載の製作装置において、
    (c)前記形状記憶合金をガイドして送り出すガイド部、
    をさらに備え、
    前記ガイド部は、前記製品に対して相対的な移動および/または回転が可能であることを特徴とする製作装置。
  3. 請求項2に記載の製作装置において、
    前記ガイド部は、前記形状記憶合金が送り出される出口開口部を備えた筒状の形状を有しており、
    前記出口開口部は、前記形状記憶合金の厚みに対して5倍以上の曲率半径を有する曲面を備えるとともに、
    前記出口開口部の開口面積は、前記形状記憶合金の断面積の2倍以上であることを特徴とする製作装置。
  4. 請求項3に記載の製作装置において、
    前記出口開口部における前記形状記憶合金の屈曲角度は120度以下であることを特徴とする製作装置。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の製作装置において、
    前記ガイド部は、前記形状記憶合金より表面硬度が高い金属またはセラミックで形成されることを特徴とする製作装置。
  6. 請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の製作装置において、
    前記ガイド部から送り出される形状記憶合金は、回転するローラによって送り出されることを特徴とする製作装置。
  7. 請求項1に記載の製作装置において、
    前記形状記憶合金は、直径が0.1mm以下のワイヤーとして形成されていることを特徴とする製作装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の製作装置において、
    前記通電手段は、
    (b-1)少なくとも前記第1固定部から前記第2固定部までの区間に対応する形状記憶合金の箇所に通電を行う通電部、
    を有することを特徴とする製作装置。
  9. 請求項8に記載の製作装置において、
    前記通電部は、
    前記ガイド部から送り出された形状記憶合金に接触する接触部、
    を有し、
    前記ガイド部から送り出された前記接触部より以遠の形状記憶合金のみ前記通電部による通電を行うことを特徴とする製作装置。
  10. 請求項9に記載の製作装置において、
    前記接触部は、導電性を有する前記ガイド部の一部、または全部として形成されることを特徴とする製作装置。
  11. 請求項9に記載の製作装置において、
    前記接触部は、ローラ状の形状、ブラシ状の形状または平滑面を有する導電性の部材として形成されることを特徴とする製作装置。
  12. 請求項2に記載の製作装置において、
    前記通電手段は、
    (b-2)前記ガイド部からの形状記憶合金の送り出しが行われる期間のうち所定の期間、前記形状記憶合金に通電を行う手段、
    を有することを特徴とする製作装置。
  13. 請求項2に記載の製作装置において、
    前記通電手段は、
    (b-3)前記ガイド部からの前記形状記憶合金の送り出しが完了してから、前記製品に前記形状記憶合金が固定されるまでの間、前記形状記憶合金に通電を行う手段、
    を有することを特徴とする製作装置。
  14. 請求項2に記載の製作装置において、
    前記張架手段は、
    (a-1)前記形状記憶合金が送り込まれる前記ガイド部の入口の手前で、前記形状記憶合金に所定の張力を付与して前記張架状態にする張力付与部、
    を有することを特徴とする製作装置。
  15. 請求項2に記載の製作装置において、
    前記張架手段は、
    (a-2)前記形状記憶合金が送り込まれる前記ガイド部の入口の手前で、前記形状記憶合金を所定の長さ引っ張って前記張架状態にする引張部、
    を有することを特徴とする製作装置。
  16. 請求項2に記載の製作装置において、
    前記張架手段は、
    (a-3)少なくとも前記ガイド部からの形状記憶合金の送り出しが行われる期間、前記形状記憶合金が送り込まれる前記ガイド部の入口の手前で前記形状記憶合金に張力を付与する第1張力付与手段と、
    (a-4)少なくとも前記ガイド部からの前記形状記憶合金の送り出しが完了してから、前記製品に前記形状記憶合金が固定されるまでの間、前記形状記憶合金が送り出される前記ガイド部の出口の以遠で前記形状記憶合金に張力を付与する第2張力付与手段と、
    を有することを特徴とする製作装置。
  17. 請求項16に記載の製作装置において、
    前記第2張力付与手段で付与する張力値は、前記第1張力付与手段で付与する張力値より大きいことを特徴とする製作装置。
  18. 請求項1ないし請求項17のいずれかに記載の製作装置において、
    前記通電手段による通電時の形状記憶合金は、未通電時の形状記憶合金より高い弾性係数を有することを特徴とする製作装置。
  19. 請求項18の記載の製作装置において、
    前記通電時の形状記憶合金の弾性係数は、形状記憶合金が記憶形状に復元した時の弾性係数、または当該弾性係数の近傍値であることを特徴とする製作装置。
  20. 請求項2に記載の製作装置において、
    前記張架状態において前記形状記憶合金が製品に固定されてから、次の製品の製作を開始するまでの間、前記ガイド部から送り出された形状記憶合金をフリーの状態としないことを特徴とする製作装置。
  21. 請求項20に記載の製作装置において、
    (d)前記張架状態において前記形状記憶合金が前記製品に固定された後に、前記ガイド部から送り出された前記形状記憶合金を保持する保持部、
    をさらに備えることを特徴とする製作装置。
  22. 請求項21に記載の製作装置において、
    (e)前記製品と前記保持部との間で、前記形状記憶合金を切断する切断手段、
    をさらに備え、
    前記形状記憶合金が前記保持部で保持されてから、前記切断手段により前記形状記憶合金が切断されることを特徴とする製作装置。
  23. 請求項2に記載の製作装置において、
    前記張架状態において前記形状記憶合金が前記製品に固定された後、前記形状記憶合金を切断せずに前記次の製品の製作を開始することを特徴とする製作装置。
  24. 所定の長さを有する形状記憶合金の部品が第1固定部から第2固定部まで張設される製品を製作する製作方法であって、
    (a)少なくとも前記第1固定部と前記第2固定部とに形状記憶合金を固定する前に、前記形状記憶合金を張架状態に保持する張架工程と、
    (b)前記張架状態において、前記形状記憶合金に通電する通電工程と、
    (c)前記張架状態の形状記憶合金が前記製品に固定された後に前記形状記憶合金の部品とすることにより、前記製品を製作する工程と、
    を備え、
    前記通電工程は、
    (b-1)前記製品に前記形状記憶合金が固定された後、前記形状記憶合金への通電を解除する工程、
    を有することを特徴とする製作方法
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