JP5276941B2 - 大変位アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明はアクチュエータに関し、詳しくは、形状記憶合金を用いた変位量の大きいアクチュエータに関する。
近年、アクチュエータとして、形状記憶合金を用いた機構で、種々の特徴を有するものが提案されている。
<従来技術1>
上述の従来のアクチュエータの一つとして、図12に示すようなアクチュエータが提案されている(特許文献1参照)。
このアクチュエータ50は、図12に示すように、同軸線上に配置された一対のフランジ51,52と、上記一対のフランジ51,52間に張架された、形状記憶合金からなる複数本の形状記憶ワイヤ53と、これらの形状記憶ワイヤ53が加熱される前には、フランジ51、52がその周方向に所定の角度を持つように回転され、形状記憶ワイヤ53がねじれて鼓のような構造となるように、一対のフランジ51,52を所定の角度だけ回転させた状態に保持するバイアスコイル(図示せず)を備えている。
そして、形状記憶合金からなる形状記憶ワイヤ53が加熱され、記憶する所定の形状に復帰しようとする力により、フランジ51(またはフランジ52)がバイアスコイルの付勢力に打ち勝って所定の方向に回転するように構成されている。
しかしながら、この従来技術1のアクチュエータ50は、形状記憶ワイヤ53を構成する形状記憶合金の相転移による4%程度の歪を利用してフランジを所定の角度だけ回転させるものであり、変位量をそれほど大きくとることはできないという問題点がある。
<従来技術2>
また、その他にも、以下に説明するような構成を有する多自由度アクチュエータが提案されている(特許文献2の図6参照)。
この多自由度アクチュエータ60においては、図13(a)に示すように、フレキシブルシャフト64の両側に配設された可動円板61と固定円板62の間に、形状記憶合金からなる3本の形状記憶コイル63が周方向に120°の間隔をおいて掛け渡しされている。そして、形状記憶コイル63がジュール熱により一定温度まで加熱されると、形状記憶コイル63は記憶する形状(長さ)に戻ろうとして収縮する。その結果、形状記憶コイル63が記憶する形状に戻ろうとする力により、図13(b)に示すように、可動円板61の傾き角を変えることが可能になる。
この従来技術2の場合、単なる線状の形状記憶合金ではなく、コイル状の形状記憶合金(形状記憶コイル)を用いているため、単なる線状の形状記憶合金(形状記憶ワイヤ)を用いる場合に比べて、歪を40%程度にまで大きくすることができる。従って、この形状記憶ワイヤを、図13(a),(b)に示すような態様で用いることにより、従来技術1の場合に比べて変位量を、例えば40%程度まで大きくすることができる。しかし、この従来技術2の場合にも、変位量には制約があり、さらに大きな変位量を実現することが可能なアクチュエータが求められているのが実情である。
また、従来技術2のように、形状記憶コイルを用いた場合、収縮する方向には変位量を多くとりやすく、また、意図する方向に変位させることも比較的容易であるが、形状記憶合金を伸張させることにより変位させようとした場合、所望の方向に変位させることが困難であるという問題点がある。
特開昭61−33400号公報 特開平5−104475号公報
本発明は、上記課題を解決するものであり、変位量を大きくとることが可能な大変位アクチュエータ、形状記憶合金の伸張方向に変位させる際にも、意図する方向に確実に変位させることが可能な大変位アクチュエータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の大変位アクチュエータは、
互いに対向するように位置する一対の支持体と、
前記支持体間に配設された、座屈していない所定の線形状を記憶している複数本の線状の形状記憶合金と
を備え、
前記線状の形状記憶合金として、予備折り曲げ加工が施されたものが用いられており、外部から所定の応力が加わった場合に座屈して、座屈により生じる屈曲または湾曲部分が、座屈前の当該部分に比べて、前記一対の支持体により挟まれた領域から外側に向かう方向に変位するように構成されていること
を特徴としている。
また、本発明の大変位アクチュエータは、
互いに対向するように位置する一対の支持体と、
前記支持体間に配設され、座屈した形状として、座屈による屈曲または湾曲部分が、伸張した状態の当該部分に比べて、前記一対の支持体により挟まれた領域から外側に向かう方向に変位した形状を記憶している複数本の線状の形状記憶合金と
を備え、
前記線状の形状記憶合金は、外部から応力を加えることによって、前記一対の支持体間の距離Aが、座屈した状態の距離Bより大きい、伸張した状態となるように構成されていること
を特徴としている。
また、本発明の大変位アクチュエータは、
互いに対向するように位置する一対の支持体と、
前記支持体間に配設された、座屈していない所定の線形状を記憶している複数本の線状の形状記憶合金と
を備え、
各線状の形状記憶合金の一方の支持体への配設点と、該線状の形状記憶合金の他方の支持体への配設点とが、支持体の互いに対向する主面に垂直な方向からみて前記支持体の周方向に30度以上ずれた位置にくるように、互いに対向する前記一対の支持体の一方が他方の支持体に対して回転したときの形状を前記線状の形状記憶合金が記憶しており、
前記線状の形状記憶合金が、記憶している前記形状を有している状態で外部から所定の応力が加わった場合に、前記線状の形状記憶合金が座屈して、座屈により生じる前記形状記憶合金の屈曲または湾曲部分が、座屈前の当該部分に比べて、前記一対の支持体により挟まれた領域から外側に向かう方向に変位するように構成されていること
を特徴としている。
また、本発明の大変位アクチュエータは、
互いに対向するように位置する一対の支持体と、
前記支持体間に配設され、座屈した形状として、座屈による屈曲または湾曲部分が、伸張した状態の当該部分に比べて、前記一対の支持体により挟まれた領域から外側に向かう方向に変位した形状を記憶している複数本の線状の形状記憶合金と
を備え、
各線状の形状記憶合金の一方の支持体への配設点と、該線状の形状記憶合金の他方の支持体への配設点とが、支持体の互いに対向する主面に垂直な方向からみて前記支持体の周方向に30度以上ずれた位置にくるように、互いに対向する前記一対の支持体の一方が他方の支持体に対して回転したときの形状を前記線状の形状記憶合金が記憶しており、
前記線状の形状記憶合金が、記憶している前記形状を有している状態で外部から応力わった場合に、前記線状の形状記憶合金は、前記一対の支持体間の距離Aが、座屈した状態の距離Bより大きい、伸張した状態となるように構成されていること
を特徴としている。
また、前記一対の支持体のうち、一方の支持体には一方側ガイド部材が配設され、他方の支持体には前記一方側ガイド部材と係合する他方側ガイド部材が配設され、前記一対の支持体が接近または離間する際には、前記一方側ガイド部材と前記他方側ガイド部材とが互いに係合した状態で摺動し、前記一対の支持体の少なくとも一方が移動することにより、前記一対の支持体が接近または離間するように構成されていることを特徴としている。
また、前記一方側ガイド部材がパイプ状部材であり、前記他方側ガイド部材が前記一方側ガイド部材である前記パイプ状部材の内側にはまり込み、前記一対の支持体が接近または離間する際には、前記パイプ状部材の内周面に沿ってその軸方向に摺動する部材であることを特徴としている。
本発明の大変位アクチュエータは、互いに対向する一対の支持体と、支持体間に配設された、座屈していない所定の線形状を記憶している複数本の線状の形状記憶合金とを備えた大変位アクチュエータにおいて、線状の形状記憶合金として、外部から所定の応力が加わった場合に、座屈した状態への変形を促すための予備折り曲げ加工が施されたものを用いるようにしているので、形状記憶合金を意図する所定の形状に確実に座屈させて、変位量を大きくとることが可能になる。
なお、本発明において,座屈した状態とは、屈曲した状態に限らず湾曲した状態も含まれる。また、一対の支持体を他方の支持体に対して捻った場合のような斜め方向も含まれる。
また、本発明においては、座屈により生じる形状記憶合金の屈曲または湾曲部分が、座屈前の当該部分に比べて、一対の支持体により挟まれた領域から外側に向かう方向に変位するように構成されているので、形状記憶合金が絡み合うことを回避しつつ、大きな変位量を実現することができる。
また、線状の形状記憶合金が、上述の予備折り曲げ加工が施された部分で変形を開始し、その後変形が進んで座屈状態となった後、外部からの加熱による熱や通電によるジュール熱などにより、記憶する形状に復元する際も、所定の座屈形状から記憶する、座屈していない所定の線形状への復帰になるので、確実に大きな変位を確保することが可能になる。
すなわち、本発明によれば、線状の形状記憶合金を意図する所定の形状に確実に座屈させることが可能になるとともに、例えば、通電によるジュール熱によって座屈した形状記憶合金を、座屈していない線形状に形状復帰させることが可能になるため、座屈変形時の支持体間の距離に比べて、形状復帰後の支持体間の距離を2倍以上にすることが可能になり、大きな歪(変位量)を実現することができる。
また、本発明の大変位アクチュエータは、互いに対向する一対の支持体と、支持体間に配設された、座屈した形状を記憶させた複数本の線状の形状記憶合金とを備えた大変位アクチュエータにおいて、線状の形状記憶合金は、外部から応力を加えることによって、一対の支持体間の距離Aが、座屈した状態より大きい、伸張した状態の距離Bより大きなるように構成されているので、形状記憶合金は、伸張した状態から、形状記憶合金が記憶する座屈した状態に形状が復帰することになり、確実に変位の方向が定まり、高い信頼性を実現することができる。
また、各線状の形状記憶合金の一方の支持体への配設点と、該線状の形状記憶合金の他方の支持体への配設点とが、支持体の互いに対向する主面に垂直な方向からみて前記支持体の周方向に30度以上ずれた位置にくるように、互いに対向する前記一対の支持体の一方が他方の支持体に対して回転したときの形状を前記線状の形状記憶合金に記憶させておくことは、座屈した状態または伸張した状態への変形を促すために有意義であり、外力やバイアス力により、確実に変形を開始させることが可能になるため望ましい。
なお、一方の支持体を他方の支持体に対して回転させる処理と併せて、予備折り曲げ加工を施すことも可能である。
また、一対の支持体のうち、一方の支持体には一方側ガイド部材を配設し、他方の支持体には一方側ガイド部材と係合する他方側ガイド部材が配設され、一対の支持体が接近または離間する際には、一方側ガイド部材と他方側ガイド部材とが互いに係合した状態で摺動し、一対の支持体の少なくとも一方が移動することにより、前記一対の支持体が接近または離間するように構成することにより、確実に変位する方向を規定することが可能になり、信頼性をさらに向上させることができる。
また、一方側ガイド部材をパイプ状部材とし、他方側ガイド部材を、一方側ガイド部材であるパイプ状部材の内側にはまり込み、一対の支持体が接近または離間する際には、パイプ状部材の内周面に沿ってその軸方向に摺動する部材とすることにより、一対の支持体を、相対的に規定された所定の方向の変位させることが可能になるとともに、アクチュエータ全体の剛性を高めることが可能になり、本発明をさらに実効あらしめることができる。
以下に本発明の実施の形態を示して、本発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
図1,2は、本発明の一実施例にかかる大変位アクチュエータを示す図であり、図1は冷却時に外力やバイアス力が加わって座屈した状態を示す図、図2は加熱されて記憶する形状に復帰した状態を示す図である。
この実施例1の大変位アクチュエータ10は、図1および2に示すように、互いに対向する一対の円板状の支持体1,2を備えている。そして支持体1,2間には、線状で、座屈して所定の形状になりやすいように、所定の部分(図2の矢印Pで示す部分)に、図1に示すような、所定の座屈状態への変形を促す予備折り曲げ加工(所定方向へのわずかな曲げ加工)5を施すとともに、その形状を記憶させた、複数本の線状の形状記憶合金3を備えている。なお、図1,2においては、支持体1上に荷重4を置いた図を示しているが、これは概念的なものであり、外力を加えることができる機構であればよい。
この実施例1では、線状の形状記憶合金3としては、NiTiCu材からなり、線径がφ0.15mmのものを用いている。なお、形状記憶合金としてはNiTiCu材に限らず、NiTi材を用いることも可能であり、さらにその他の材料を用いることも可能である。
なお、形状記憶合金は、外部から熱を加えたり、通電によるジュール熱を与えたりすることで、相転移を起こし、歪みが発生する。そのひずみの量は通常は4%程度である。また転移温度以上になるときに、記憶形状に戻るという性質がある。
そこで、この実施例1では、座屈していないが、長さ方向略中央部に、所定方向へのわずかな曲げ加工5が施された形状を記憶させた線状の形状記憶合金3を用いている。すなわち、長さ方向略中央部に、予め少しだけ所定の方向に曲折させておく(折り目をつけておく)ことにより、外力やバイアス力によって、容易に所定の形状に座屈するように構成された、線状の形状記憶合金を用いている。
なお、この実施例1の大変位アクチュエータ10について、線径0.15mm、長さ15mm程度の線状の形状記憶合金3を8本等間隔に配置した状態で、形状記憶合金3が形状復帰する際に発生する力を測定したところ、28gf程度の力が発生することが確認された。また、支持体1,2の間の距離を、線状の形状記憶合金3が座屈した図1の状態の距離B:6mmから、線状の形状記憶合金3が伸張した状態の図2の状態の支持体1,2間の距離A:15mmにまで拡大することができた。また、図2の形状記憶合金3が伸張した状態から、13gf程度の力で図1の形状記憶合金3が座屈した状態に変形させることができた。
したがって、この実施例1の大変位アクチュエータ10によれば、発生する力28gfから、外力(バイアス力)13gfを差し引いた力15gf程度の力を発生させることができたことになる。
この実施例1の大変位アクチュエータ10の構成の場合、線状の形状記憶合金3が外部からの熱や通電によるジュール熱によって、大きく座屈した状態からほぼ直線の状態に形状回復するため、座屈変形時の長さに比べると、100%以上の歪を達成することができる。また、コイル形状のような螺旋状部分がないため、相転移時に伸張変形しやすく、しかも、曲がりにくい(異形状になりにくい)という特有の効果を奏する。その結果、伸張時に外部に対して確実に力を印加することが可能になる。なお、外部からの熱や通電によるジュール熱で相転移を起こすと、形状記憶合金は一般に剛性が向上する。したがって、伸張したときには硬くなるため、さらに確実に外部に対して力を印加することが可能になる。
図3,4は、本発明の一実施例にかかる大変位アクチュエータ10を示す図であり、図3は外部からの熱や通電によるジュール熱を与えていない状態で、外力やバイアス力が加わって線状の形状記憶合金が座屈した状態を示す図、図4は加熱されて記憶している形状に復帰した状態を示す図である。
この実施例2の大変位アクチュエータ10は、図3,4に示すように、互いに対向する一対の円板状の支持体1,2を備えている。そして支持体1,2間には、複数本の線状の形状記憶合金3が配設されている。そして、線状の形状記憶合金3が座屈して所定の形状になりやすいように、互いに対向する一対の支持体1,2の一方、例えば支持体1を、一対の支持体1,2の互いに対向する主面に垂直な方向からみて、他方の支持体2に対して約90度回転させた状態で、その形状を記憶させている(図4参照)。ただし、通電によりジュール熱を与える場合にショートが生じないように、各形状記憶合金3が接触しないように構成されている。
なお、図3,4においても、支持体1上に荷重4をおいた図を示しているが、これは概念的なものであり、外力を加えることができる機構であればよい。
この実施例2でも、線状の形状記憶合金3としては、NiTiCu材からなり、線径がφ0.15mmのものを用いている。
この実施例2の大変位アクチュエータ10について、線径0.15mm、長さ15mm程度の線状の形状記憶合金3を8本等間隔に配置した状態で、形状記憶合金3が形状復帰する際に発生する力を測定したところ、24gf程度の力が発生することが確認された。また、支持体1,2の間の距離を、線状の形状記憶合金3が座屈した図3の状態の距離B:2mmから、線状の形状記憶合金3が伸張した状態の図4の状態の支持体1,2間の距離A:15mmにまで拡大することができた。また、図4の形状記憶合金3が伸張した状態から、9gf程度の力で図3の形状記憶合金3が座屈した状態に変形させることができた.
したがって、この実施例2では、発生する力24gfから、外力(バイアス力)9gfを差し引いた力15gf程度の力を発生させることができたことになる。
上述のように、この実施例2の大変位アクチュエータ10の構成の場合、線状の形状記憶合金3が加熱によって、大きく座屈した図3の状態から、図4に示すような伸張した状態に形状回復するため、座屈変形時の長さに比べると、100%以上の歪を達成することができるなど、上記実施例1の場合と同様の効果が得られることが確認された。
図5は、本願発明の他の実施例(実施例3)にかかる大変位アクチュエータの構成を模式的に示す図である。
この実施例3の大変位アクチュエータ10においては、一対の支持体1,2うち、一方の支持体1に、一方側ガイド部材(一方側パイプ状部材)13が取り付けられているとともに、他方の支持体2には、一方側パイプ状部材13の内側にはまり込み、一対の支持体1,2が接近または離間する際には、一方側パイプ状部材13の内周面に沿ってその軸方向に摺動する他方側ガイド部材(外径が一方側パイプ状部材13の内径よりも小さい他方側パイプ状部材)14が取り付けられている。その他の構成は、実施例1の場合と同様で有り、図5で図1と同一符号を付した部分は同一または相当する部分である。
この実施例3の大変位アクチュエータ10においては、一対の支持体1,2が接近または離間する際に、支持体1,2の変位方向を、一方側パイプ状部材13および他方側パイプ状部材14が、確実に規定するため、支持体1,2は、この一方側パイプ状部材13、他方側パイプ状部材14にガイドされて、両者を結ぶ線に沿って確実に移動することになり、高い信頼性が実現されることになる。
<応用例1>
図6は、実施例1の大変位アクチュエータ10に準じる構造を有する大変位アクチュエータを用いた駆動ユニットの構成を模式的に示す図である。
図6に示すように、この駆動ユニット20は、大変位アクチュエータ10と、ユニット本体11と、一対の支持体1,2の外側から両者に対して、その間隔を縮める方向に常時外力を与えるためのスプリング12とを備えている。
すなわち、この駆動ユニット20に用いられている大変位アクチュエータ10の支持体1には軸状ガイド部材16が取り付けられ、支持体2は軸状ガイド部材16にはまり込み、軸状ガイド16の外周面上をその軸方向に摺動するように構成されている。そして、軸状ガイド部材16の他方の端部には、フランジ17が取り付けられており、支持体2とフランジ17との間には、一対の支持体1,2の外側から、両者の間隔を縮める方向に常時外力を与えるためのスプリング12が、軸状ガイド部材16に保持されるように配設されている。そして、ユニット本体11は支持体2に接続されており、位置関係が固定された支持体1とフランジ17との間で、支持体2が変位するのに対応して、ユニット本体11に駆動力が働くように構成されている。
この駆動ユニット20においては、例えば、大変位アクチュエータ10の線状の形状記憶合金3が座屈している状態で、これを外部の熱や通電によるジュール熱で加熱して形状復帰させると、線状の形状記憶合金3がスプリング12の付勢力に打ち勝って伸張し、支持体2を介してユニット本体11を矢印Aの方向に移動させる一方、形状記憶合金3が冷却されると、形状記憶合金3がスプリング12の付勢力に負けて座屈し、ユニット本体11を矢印Bの方向に移動させる動作を行う。
なお、特に図示しないが、この応用例1の駆動ユニット20において用いられている、実施例1の大変位アクチュエータに準じる大変位アクチュエータに代えて実施例2の大変位アクチュエータに準じる大変位アクチュエータ(支持体の少なくとも一方を回転させた構成のもの)を用いた場合にも、この応用例1の場合と同様の作用効果を奏する駆動ユニットを得ることができる。
図7,8に示す、この実施例4の大変位アクチュエータ10は、以下に説明するように、線状の形状記憶合金3として、座屈した形状を記憶させたものを用いていることを除いて、上記実施例1の大変位アクチュエータ10と同様に構成されている。
なお、図7は、冷却時に外力やバイアス力が加わって線状の形状記憶合金3が伸張した状態を示す図、図8は線状の形状記憶合金3が加熱されて記憶する座屈した形状に復帰した状態を示す図である。
なお、図7,8において、図1,2と同一符号を付した部分は、同一または相当する部分を示している。
この実施例4の大変位アクチュエータ10においては、上述のように、座屈した形状を記憶させた線状の形状記憶合金3が用いられている。
また、線状の形状記憶合金3として、外部から応力が加わって伸長した状態における一対の支持体1,2間の距離Aが、座屈した状態における一対の支持体1,2間の距離Bの2倍以上になるように構成されたものが用いられている。
なお、座屈させた形状を記憶させた線状の形状記憶合金の場合、座屈した所定の形状への変形を促すための変形促進処理は不要であり、この実施例4の大変位アクチュエータ10でも、線状の形状記憶合金3として、座屈した形状への変形促進処理を施していないものを用いている。
なお、図7,8においては、支持体2に荷重4をぶら下げた図を示しているが、これは概念的なものであり、外力を加えることができる機構であればよい。
なお、このことは、実施例5の図9,図10の場合も同様である。
このように構成された実施例4の大変位アクチュエータ10においては、冷却時に外力やバイアス力により線状の形状記憶合金3が図7のように伸張する一方、その状態で外部からの熱や通電によるジュール熱などが加わると、図8に示すように、線状の形状記憶合金3が記憶する座屈した形状に復帰する。したがって、この実施例4の大変位アクチュエータ10においても、上記実施例1〜3の大変位アクチュエータ10の場合と同様に、確実に大きな変位量を確保することが可能になる。
図9,10は、本発明の他の実施例(実施例5)にかかる大変位アクチュエータを示す図であり、図9は、冷却時に外力やバイアス力が加わって線状の形状記憶合金3が伸張した状態を示す図、図10は線状の形状記憶合金3が加熱されて記憶する座屈した形状に復帰した状態を示す図である。
この実施例5の大変位アクチュエータ10においても、上記実施例4の場合と同様、以下に説明するように、線状の形状記憶合金3として、座屈した形状を記憶させたものを用いていることを除いて、上記実施例2の大変位アクチュエータ10と同様に構成されている。
なお、図9,10において、実施例2の大変位アクチュエータ10を示す図3,4と同一符号を付した部分は、同一または相当する部分を示している。
そして、この実施例5の大変位アクチュエータ10においては、上述の実施例2の場合と同様に、互いに対向する一対の支持体1,2の一方、例えば支持体1を、一対の支持体1,2の互いに対向する主面に垂直な方向からみて、他方の支持体2に対して約90度回転させるとともに、座屈させた状態で、その形状を記憶させている(図10参照)。
また、線状の形状記憶合金3として、外部から応力が加わって伸長した状態における一対の支持体1,2間の距離Aが、座屈した状態における一対の支持体1,2間の距離Bの2倍以上になるように構成されたものが用いられている。ただし、通電によりジュール熱を与える場合にショートが生じないように、各形状記憶合金3が接触しないように構成されている。
なお、座屈させた形状を記憶する線状の形状記憶合金の場合、座屈した所定の形状への変形を促すための変形促進処理は不要であり、この実施例5の大変位アクチュエータ10でも、線状の形状記憶合金3として、座屈した形状への変形促進処理を施していないものを用いている。その他の構成は、図3,4に示す実施例2の大変位アクチュエータ10の場合と同様である。
このように構成された実施例5の大変位アクチュエータ10においては、冷却時に外力やバイアス力により線状の形状記憶合金3が図9のように伸張する一方、その状態で外部からの加熱や通電によるジュール熱などが加わると、図10に示すように、線状の形状記憶合金3が記憶する座屈した形状に復帰する。したがって、この実施例5の大変位アクチュエータ10においても、上記実施例4の大変位アクチュエータ10の場合と同様の効果を得ることができる。
<応用例2>
図11は、実施例4の大変位アクチュエータ10に準じる構造を有する大変位アクチュエータを用いた駆動ユニットの構成を模式的に示す図である。
図11に示すように、この駆動ユニット20は、大変位アクチュエータ10と、ユニット本体11と、一対の支持体1,2の間隔を広げる方向に常時外力を与えるためのスプリング12とを備えている。
すなわち、この駆動ユニットに用いられている大変位アクチュエータ10の支持体1には軸状ガイド部材16が取り付けられ、支持体2は軸状ガイド部材16にはまり込み、軸状ガイド16の外周面上をその軸方向に摺動するように構成されている。そして、軸状ガイド部材16の他方の端部には、フランジ17が取り付けられており、支持体1と支持体2の間には、一対の支持体1,2の間隔を広げる方向に常時外力を与えるためのスプリング12が、軸状ガイド部材16に保持されるように配設されている。そして、ユニット本体11は支持体2に接続されており、位置関係が固定された支持体1とフランジ17との間で、支持体2が変位するのに対応して、ユニット本体11に駆動力が働くように構成されている。
この駆動ユニットにおいては、例えば、大変位アクチュエータ10の線状の形状記憶合金3が伸張している状態で、これを加熱して形状復帰させると、線状の形状記憶合金3がスプリング12の付勢力に打ち勝って座屈し、ユニット本体11を矢印Bの方向に移動させ、冷却すると、線状の形状記憶合金3がスプリング12の付勢力に負けて伸張し、ユニット本体11を矢印Aの方向に移動させる動作を行う。
なお、特に図示しないが、この応用例2の駆動ユニットにおいて用いられている、実施例4の大変位アクチュエータ10に準じる大変位アクチュエータに代えて実施例5の大変位アクチュエータ10に準じる大変位アクチュエータ(支持体の少なくとも一方を回転させた構成のもの)を用いた場合にも、この応用例2の場合と同様の作用効果を奏する駆動ユニットを得ることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、形状記憶合金の種類や、その具体的な形状、支持体間に配設する形状記憶合金の本数などに関し、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
本発明の実施例1にかかる大変位アクチュエータを示す図であり、冷却時に外力やバイアス力が加わって座屈した状態を示す図である。 本発明の実施例1にかかる大変位アクチュエータを示す図であり、外部からの熱や通電によるジュール熱で記憶する形状に復帰した状態を示す図である。 本発明の実施例2にかかる大変位アクチュエータを示す図であり、冷却時に外力やバイアス力が加わって座屈した状態を示す図である。 本発明の実施例2にかかる大変位アクチュエータを示す図であり、外部からの熱や通電によるジュール熱で記憶する形状に復帰した状態を示す図である。 本発明の実施例3にかかる大変位アクチュエータを示す図である。 本発明の応用例1にかかる駆動ユニットの構成を模式的に示す図である。 本発明の実施例4にかかる大変位アクチュエータを示す図であり、冷却時に外力やバイアス力が加わって伸張した状態を示す図である。 本発明の実施例4にかかる大変位アクチュエータを示す図であり、外部からの熱や通電によるジュール熱で記憶する座屈した形状に復帰した状態を示す図である。 本発明の実施例5にかかる大変位アクチュエータを示す図であり、冷却時に外力やバイアス力が加わって伸張した状態を示す図である。 本発明の実施例5にかかる大変位アクチュエータを示す図であり、外部からの熱や通電によるジュール熱で記憶する座屈した形状に復帰した状態を示す図である。 本発明の応用例2にかかる駆動ユニットの構成を模式的に示す図である。 従来のアクチュエータの一例を示す図である。 従来の他の多自由度アクチュエータを示す図であり、(a)は形状合金の形状復帰による変形が生じる前の状態、(b)は変形が生じた後の状態を示す図である。
1,2 支持体
3 線状の形状記憶合金
4 荷重
5 折り曲げ加工
10 大変位アクチュエータ
11 ユニット本体
12 スプリング
13 一方側ガイド部材(一方側パイプ状部材)
14 他方側ガイド部材(他方側パイプ状部材)
16 軸状ガイド部材
17 フランジ
20 駆動ユニット
A 伸長した状態における支持体間の距離
B 座屈した状態における支持体間の距離

Claims (6)

  1. 互いに対向するように位置する一対の支持体と、
    前記支持体間に配設された、座屈していない所定の線形状を記憶している複数本の線状の形状記憶合金と
    を備え、
    前記線状の形状記憶合金として、予備折り曲げ加工が施されたものが用いられており、外部から所定の応力が加わった場合に座屈して、座屈により生じる屈曲または湾曲部分が、座屈前の当該部分に比べて、前記一対の支持体により挟まれた領域から外側に向かう方向に変位するように構成されていること
    を特徴とする大変位アクチュエータ。
  2. 互いに対向するように位置する一対の支持体と、
    前記支持体間に配設され、座屈した形状として、座屈による屈曲または湾曲部分が、伸張した状態の当該部分に比べて、前記一対の支持体により挟まれた領域から外側に向かう方向に変位した形状を記憶している複数本の線状の形状記憶合金と
    を備え、
    前記線状の形状記憶合金は、外部から応力を加えることによって、前記一対の支持体間の距離Aが、座屈した状態の距離Bより大きい、伸張した状態となるように構成されていること
    を特徴とする大変位アクチュエータ。
  3. 互いに対向するように位置する一対の支持体と、
    前記支持体間に配設された、座屈していない所定の線形状を記憶している複数本の線状の形状記憶合金と
    を備え、
    各線状の形状記憶合金の一方の支持体への配設点と、該線状の形状記憶合金の他方の支持体への配設点とが、支持体の互いに対向する主面に垂直な方向からみて前記支持体の周方向に30度以上ずれた位置にくるように、互いに対向する前記一対の支持体の一方が他方の支持体に対して回転したときの形状を前記線状の形状記憶合金が記憶しており、
    前記線状の形状記憶合金が、記憶している前記形状を有している状態で外部から所定の応力が加わった場合に、前記線状の形状記憶合金が座屈して、座屈により生じる前記形状記憶合金の屈曲または湾曲部分が、座屈前の当該部分に比べて、前記一対の支持体により挟まれた領域から外側に向かう方向に変位するように構成されていること
    を特徴とする大変位アクチュエータ。
  4. 互いに対向するように位置する一対の支持体と、
    前記支持体間に配設され、座屈した形状として、座屈による屈曲または湾曲部分が、伸張した状態の当該部分に比べて、前記一対の支持体により挟まれた領域から外側に向かう方向に変位した形状を記憶している複数本の線状の形状記憶合金と
    を備え、
    各線状の形状記憶合金の一方の支持体への配設点と、該線状の形状記憶合金の他方の支持体への配設点とが、支持体の互いに対向する主面に垂直な方向からみて前記支持体の周方向に30度以上ずれた位置にくるように、互いに対向する前記一対の支持体の一方が他方の支持体に対して回転したときの形状を前記線状の形状記憶合金が記憶しており、
    前記線状の形状記憶合金が、記憶している前記形状を有している状態で外部から応力わった場合に、前記線状の形状記憶合金が、前記一対の支持体間の距離Aが、座屈した状態の距離Bより大きい、伸張した状態となるように構成されていること
    を特徴とする大変位アクチュエータ。
  5. 前記一対の支持体のうち、一方の支持体には一方側ガイド部材が配設され、他方の支持体には前記一方側ガイド部材と係合する他方側ガイド部材が配設され、前記一対の支持体が接近または離間する際には、前記一方側ガイド部材と前記他方側ガイド部材とが互いに係合した状態で摺動し、前記一対の支持体の少なくとも一方が移動することにより、前記一対の支持体が接近または離間するように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の大変位アクチュエータ。
  6. 前記一方側ガイド部材がパイプ状部材であり、前記他方側ガイド部材が前記一方側ガイド部材である前記パイプ状部材の内側にはまり込み、前記一対の支持体が接近または離間する際には、前記パイプ状部材の内周面に沿ってその軸方向に摺動する部材であることを特徴とする請求項記載の大変位アクチュエータ。
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