JP4599963B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に関する。
現在、電力制御用スイッチング素子として、駆動が容易なパワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等を使用した半導体装置が多く用いられている。このような半導体装置には、スイッチング素子の状態検知を目的とした、スイッチング素子を制御する機能(制御部)を内蔵したものがある。
例えば、特許文献1には、スイッチング素子部が動作中、スイッチング素子の熱による部品破壊を防止するために、半導体基板またはスイッチング素子の温度を検出し、その検出温度に応じて制御部でスイッチング素子部の動作を制御する、感熱素子部を内蔵した半導体装置が提案されている。
特許第2701824号公報
ところで、感熱素子部は、スイッチング素子部の近傍に配置されることが好ましい。これは、感熱素子部が、発熱源であるスイッチング素子部の温度を検出する役割を有するためである。また、感熱素子部をスイッチング素子部の近傍に配置しないと、スイッチング素子部で発生した熱の伝達に時間的ロスが生じ、スイッチング素子部の制御が困難になるおそれがあり、制御部がスイッチング素子部の温度変化に対応できず、場合によっては部品劣化、部品破壊を起こしてしまう。
また、ボンディングパッド51,52は、放熱板としての役割を有する。このため、スイッチング素子部と感熱素子部との間にボンディングパッドがあると、感熱素子部で検知した温度とスイッチング素子部の温度とに違いが生じやすくなり、正確にスイッチング素子部の温度を検知することができない。
例えば、図8に示すように、半導体装置50の端部に配置された2つのボンディングパッド51,52を繋ぐように感熱素子部53が配置されている場合には、感熱素子部53と対向する面、または、近接する箇所、例えば、領域54、55のスイッチング素子部の温度は検知しやすく、領域56〜59のスイッチング素子部の温度は検知しにくい。よって、検知する精度を上げようとすると、スイッチング素子部を配置する箇所が限定されてしまう。スイッチング素子部を配置する箇所、すなわち、感熱素子部53とスイッチング素子部とが対向する面、または、近接する面を多くする(有効面積を広くする)方法が考えられるが、この方法では、チップサイズが大きくなってしまう。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、チップサイズを大きくすることなく、スイッチング素子部の温度を容易に検知し、制御することができる半導体装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、チップサイズを大きくすることなく、スイッチング素子部の温度を正確に検知することができる半導体装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、感熱素子部の配置を工夫することで感熱素子部とスイッチング素子部が対向する面、または、近接する面を多くし、チップサイズを小さくすることができる半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の半導体装置は、
スイッチング機能を有する半導体領域と、該半導体領域の温度を検知する検知部と、該検知部に電気的に接続された一対の電極パッドと、を有する半導体装置であって、
前記検知部は、
前記一対の電極パッドを繋ぐように形成された第1の素子部と、
前記第1の素子部の一端から一方の電極パッドの外周を取り囲むように形成された第2の素子部と、
前記第1の素子部の他端から他方の電極パッドの外周を取り囲むように形成されるとともに、前記第2の素子部を取り囲む方向と反対方向に取り囲むように形成された第3の素子部と、
を備えている、ことを特徴とする。
前記第2の素子部及び第3の素子部は、前記一対の電極パッドの対向する辺に沿ってそれぞれ延びるように形成され、さらに、当該電極パッドを取り囲むように隣接する辺に延びるように形成されていることが好ましい。
前記第1の素子部は、前記一対の電極パッドの対向する辺の中央近傍を繋ぐように形成されていることが好ましい。
本発明によれば、チップサイズを大きくすることなく、スイッチング素子部の温度を容易に検知し、制御することができる。また、本発明によれば、チップサイズを大きくすることなく、スイッチング素子部の温度を正確に検知することができる。さらに、本発明によれば、感熱素子部の配置を工夫することで感熱素子部とスイッチング素子部が対向する面、または、近接する面を多くし、チップサイズを小さくすることができる。
以下、本発明の実施の形態の半導体装置について説明する。図1は本実施の形態の半導体装置の平面図である。
半導体装置10は、例えば、図1に示すように、上方から見た状態で(平面視)長方形に形成されている。半導体装置10は、一対の電極パッドとしてのボンディングパッド11,12と、スイッチング機能を有するスイッチング素子部13と、スイッチング素子部13の状態、例えば、温度を検知する検知部としての感熱素子部14と、を備えている。なお、本実施の形態では、スイッチング素子部13の動作を制御する制御部がスイッチング素子部13とは別の基板に形成されている。
ボンディングパッド11,12は、例えば、半導体装置10を上方から見た状態で長方形となるように形成されている。本実施の形態では、ボンディングパッド11は半導体装置10の長辺方向の一端側(図1の左側)に形成され、ボンディングパッド12が他端側(図1の右側)に形成されている。このボンディングパッド11,12の形状は、長方形の他、正方形、円形、小判型等の非円形であってもよい。
スイッチング素子部13としては、例えば、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)が用いられており、その構成の詳細については後述する。
感熱素子部14は、後述するように、例えば、多結晶シリコン(ポリシリコン)ダイオードから構成されている。感熱素子部14は、半導体装置10を上方から見た状態で、2つのボンディングパッド11,12を繋ぐように形成された第1の素子部14aと、第1の素子部14aの一端からボンディングパッド11の外周を取り囲むように形成された第2の素子部14bと、第1の素子部14aの他端からボンディングパッド12の外周を取り囲むように形成されるとともに、第2の素子部14bを取り囲む方向と反対方向に取り囲むように形成された第3の素子部14cと、を備えている。
ここで、第2の素子部14bを取り囲む方向と反対方向に取り囲むとは、図1に示すように、第2の素子部14bがボンディングパッド11の辺11aの上側に向かって延びるように形成されている場合には、第3の素子部14cがボンディングパッド12の辺12aの下側に向かって延びるように、半導体装置10を上方から見た状態で、反対方向に延びるように形成されていることをいう。
このように、第1の素子部14aの端部から第2の素子部14b及び第3の素子部14cがボンディングパッド11,12の外周を取り囲むように形成され、第3の素子部14cが第2の素子部14bを取り囲む方向と反対方向に取り囲むように形成されているので、スイッチング素子部13と感熱素子部14とが対向するように配置することができる面(有効面積)を増やすことができる。このため、感熱素子部14をスイッチング素子部13の近傍に配置することができ、スイッチング素子部13から感熱素子部14への熱応答がよくなり、スイッチング素子部13から発生した熱の伝達に時間的ロスが生じにくくなる。この結果、チップサイズを大きくすることなく、スイッチング素子部13の温度を容易に検知し、制御することができる。また、チップサイズを大きくすることなく、スイッチング素子部13の温度を正確に検知することができる。さらに、有効面積を同じにした場合には、チップサイズを小さくすることができる。
第1の素子部14aは、2つのボンディングパッド11,12を繋ぐように、これらの間に形成されていればよく、例えば、半導体装置10を上方から見た状態で、ボンディングパッド11及びボンディングパッド12に接していなくともよい。また、第1の素子部14aは、ボンディングパッド11,12の間を直線状に繋ぐように形成されていなくてもよい。例えば、波状に繋ぐように形成されていてもよい。
第2の素子部14b及び第3の素子部14cは、第1の素子部14aの端部からボンディングパッド11またはボンディングパッド12の外周を取り囲むように形成されるとともに、両者が反対方向に取り囲むように形成されていればよく、ボンディングパッド11,12の形状に応じて、その形状は異なる。
例えば、ボンディングパッド11,12が矩形状(長方形状)に形成されている場合、図1に示すように、第1の素子部14aは、ボンディングパッド11,12の対向する辺11a,12aを繋ぐように形成される。第2の素子部14bは、ボンディングパッド11の外周である辺11aに沿って、例えば、上側に向かって延びるように形成される。また、第3の素子部14cは、ボンディングパッド12の外周である辺12aに沿って、例えば、下側に向かって延びるように形成される。
ここで、第2の素子部14bは、辺11aに沿って延びるように形成され、さらにボンディングパッド11を取り囲むように辺11bに沿って延びるように形成されていることが好ましい。また、第3の素子部14cは、辺12aに沿って延びるように形成され、さらにボンディングパッド12を取り囲むように辺12bに沿って延びるように形成されていることが好ましい。このように、第2の素子部14b及び第3の素子部14cが辺11b、12bに沿って延びるように形成されていることにより、有効面積をさらに増やすことができる。このため、チップサイズを大きくすることなく、スイッチング素子部13の温度をさらに容易に検知し、制御することができる。また、チップサイズを大きくすることなく、スイッチング素子部13の温度をさらに正確に検知することができる。さらに、有効面積を同じにした場合には、チップサイズをより小さくすることができる。
この第2の素子部14b及び第3の素子部14cは、ボンディングパッド11,12を取り囲むようにさらに屈曲させて延ばすように形成されていることが好ましい。
また、感熱素子部14は、半導体装置10を上方から見た状態で点対称となるように形成されていることが好ましい。例えば、ボンディングパッド11,12が長方形に形成されている場合には、第1の素子部14aが2つのボンディングパッド11,12の辺11a及び辺12aの中央を繋ぐように形成されることが好ましい。また、感熱素子部14の屈曲する箇所は、湾曲させるように形成することが好ましい。
次に、半導体装置10の構成について詳細に説明する。図2は図1のA−A’断面図であり、図3は図1のB−B’断面図である。図2及び図3に示すように、半導体装置10は、半導体基板20と、ゲート絶縁膜31と、ゲート電極32と、第1の絶縁膜33と、感熱素子部14を構成するポリシリコンダイオード34と、ボンディングパッド11,12と、第2の絶縁膜35と、第3の絶縁膜37と、ドレイン電極38と、ソース電極39と、を備えている。
半導体基板20は、ドレイン領域21と、ドリフト領域22と、ベース領域23と、ソース領域24と、Pウエル領域25とを備えている。
ドレイン領域21は、ドリフト領域22よりも相対的に不純物濃度の高い、N+型半導体領域から構成されている。ドリフト領域22は、ドレイン領域21の上面に形成されている。ドリフト領域22は、ドレイン領域21よりも相対的に不純物濃度の低いN型半導体領域から構成されている。
ベース領域23は、ドリフト領域22(半導体基板20)の表面に形成されている。ベース領域23は、例えば、半導体基板20を上方から見た状態で、帯状、または、ドット状に複数形成されている。ベース領域23は、p型半導体領域から構成されている。
ソース領域24は、ベース領域23の表面領域に形成され、例えば、ベース領域23の外周縁に沿って環状に形成されている。このため、ソース領域24の外周側には、ベース領域23が環状に露出する。ソース領域24は、ドリフト領域22よりも不純物濃度の高いn型半導体領域から構成されている。
Pウエル領域25は、ドリフト領域22の表面領域に形成されている。Pウエル領域25は、p型半導体領域から構成されている。Pウエル領域25は、主として、半導体基板20の耐圧(ドレイン−ソース間電圧VDSS)を向上させる機能を有する。なお、ベース領域23とPウエル領域25とは同一の拡散工程で形成されないことが多い。
ゲート絶縁膜31は、ソース領域24とドリフト領域22とに挟まれたベース領域23の上面に形成されている。ゲート絶縁膜31は、例えば、シリコン酸化膜から形成されている。このソース領域24とドリフト領域22とに挟まれたベース領域23は、チャネル領域として機能し、スイッチング素子部を形成する。
ゲート電極32は、ゲート絶縁膜31の上面に形成されている。ゲート電極32は、例えば、ポリシリコン、アルミニウム、銅、ニッケル等の金属からなる導体膜から構成され、CVD等により形成されている。ゲート電極32に所定の電圧(ゲート電圧)が印加されると、ベース領域23の表面近傍にチャネルが形成される。
第1の絶縁膜33は、Pウエル領域25の上面に形成されている。第1の絶縁膜33は、例えば、シリコン酸化膜から形成されている。
ポリシリコンダイオード34は、第1の絶縁膜33の上面に形成されている。ポリシリコンダイオード34は、例えば、多結晶シリコン(ポリシリコン)からなるダイオードからなり、感熱素子部14を構成する。
ポリシリコンダイオード34は、P型領域34aとN型領域34bとを備えている。P型領域34aとN型領域34bとの界面にはPN接合が形成されており、ポリシリコンダイオード34は、PN接合ダイオードを構成している。本実施の形態では、図1に示すように、上方から見た状態で、P型領域34aとN型領域34bとが並列に形成されており、図1の破線部分にPN接合が形成されている。なお、図2〜図4では、ポリシリコンダイオード34のP型領域34aとN型領域34bとを明確に示すためにP型領域34aを黒く塗りつぶしている。
ボンディングパッド11,12は、Pウエル領域25の上面に第1の絶縁膜33を介して形成されている。なお、ボンディングパッド11,12上には、例えば、ボンディングワイヤからなる図示しない接続導体が接続されており、この接続導体が制御部に接続されている。
第2の絶縁膜35は、ゲート電極32及びポリシリコンダイオード34を覆うように、ポリシリコンダイオード34の上面、ポリシリコンダイオード34が形成されていない第1の絶縁膜33の上面、ゲート電極32を覆うように、ゲート電極32の上面、ゲート電極32が形成されていないゲート絶縁膜31の上面等に形成されている。第2の絶縁膜35は、例えば、シリコン酸化膜から形成されている。
第2の絶縁膜35には、ポリシリコンダイオード34のP型領域34aの上面に対応する位置に開孔35aが形成され、N型領域34bの上面に対応する位置に開孔35bが形成されている。開孔35a内には、ボンディングパッド・ダイオード間接続配線36aが配置され、ボンディングパッド・ダイオード間接続配線36aがボンディングパッド11に電気的に接続されている。また、開孔35b内には、ボンディングパッド・ダイオード間接続配線36bが配置され、ボンディングパッド・ダイオード間接続配線36bがボンディングパッド12に電気的に接続されている。
第3の絶縁膜37は、ボンディングパッド・ダイオード間接続配線36a、36b及び第2の絶縁膜35の上面に形成されている。第3の絶縁膜37は、例えば、シリコン酸化膜から形成されている。
ドレイン電極38は、ドレイン領域21の下面に形成されている。ドレイン電極38は、例えば、金、銀、銅、ニッケル等の金属から構成されている。
ソース電極39は、露出したベース領域23及びソース領域24及びPウエル領域25の上面に形成され、ベース領域23とソース領域24とPウエル領域25とを電気的に接続する。ソース電極39は、例えば、金、銀、銅、ニッケル等の金属から構成されている。ドレイン電極38とソース電極39とが半導体装置10の一対の主電極を構成する。
このように構成された半導体装置10では、第1の素子部14aの端部から第2の素子部14b及び第3の素子部14cがボンディングパッド11,12の外周を取り囲むように形成され、第3の素子部14cが第2の素子部14bの取り囲む方向と反対方向に取り囲むように形成されている。このため、従来の半導体装置に比べて、有効面積を増やすことができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、感熱素子部14が第2の素子部14b及び第3の素子部14cを備えているので、有効面積を増やすことができる。有効面積を増やすことができるので、チップサイズを大きくすることなく、スイッチング素子部13の温度を容易に検知し、制御することができる。また、チップサイズを大きくすることなく、スイッチング素子部13の温度を正確に検知することができる。さらに、有効面積を同じにした場合には、チップサイズを小さくすることができる。
本実施の形態によれば、第2の素子部14bが辺11bに沿って延びるように形成され、第3の素子部14cが辺12bに沿って延びるように形成されているので、有効面積をさらに増やすことができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な他の実施の形態について説明する。
上記実施の形態では、半導体装置10を上方から見た状態で、P型領域34aとN型領域34bとが並列に形成されている場合を例に本発明を説明したが、例えば、図4に示すように、P型領域34aとN型領域34bとが上方から見て直列にかつ交互に複数配置されるように形成してもよい。ただし、P型領域34aとN型領域34bとが逆方向特性を有する箇所においては、アルミニウムなどで予め短絡しておくことが望ましい。
上記実施の形態では、半導体装置10を上方から見た状態で、感熱素子部14が点対称となるように、第1の素子部14aが2つのボンディングパッド11,12の辺11aと辺12aとの中央を繋ぐように形成されている場合を例に本発明を説明したが、例えば、図5に示すように、辺11aと辺12aとの中央以外を繋ぐように形成してもよい。この場合にも、有効面積を増やすことができる。
上記実施の形態では、第2の素子部14bが辺11bに沿って取り囲むように形成され、第3の素子部14cが辺12bに沿って取り囲むように形成されている場合を例に本発明を説明したが、例えば、図6に示すように、第2の素子部14bが辺11aのみに沿って延びるように形成され、第3の素子部14cが辺12aのみに沿って延びるように形成されていてもよい。この場合にも、従来の半導体装置に比べ、有効面積を増やすことができる。
上記実施の形態では、半導体装置10を上方から見た状態で、感熱素子部14がボンディングパッド11,12に接するように形成されている場合を例に本発明を説明したが、例えば、感熱素子部14とボンディングパッド11,12とが一部重なるように形成してもよい。
上記実施の形態では、半導体装置10を上方から見た状態で、ボンディングパッド11,12が長方形に形成されている場合を例に本発明を説明したが、正方形、円形、小判型等の非円形であってもよい。例えば、ボンディングパッド11,12が円形に形成されている場合、第2の素子部14b及び第3の素子部14cがボンディングパッド11,12の外周(円周)に沿うように形成される。また、図7に示すように、ボンディングパッド11,12の外周(円周)を取り囲むように感熱素子部14を形成してもよい。
上記実施の形態では、スイッチング素子部13の動作を制御する制御部がスイッチング素子部13とは別の基板に形成されている場合を例に本発明を説明したが、制御部とスイッチング素子部13とを同一基板上に形成してもよい。
上記実施の形態では、感熱素子部14としてポリシリコンダイオードを用いた場合を例に本発明を説明したが、本発明はポリシリコンダイオードに限定されるものではなく、スイッチング素子部13の所望の状態を検知できるものであればよい。例えば、スイッチング素子部13の温度を検知する方法としては、ポリシリコンダイオード等の温度−順方向電圧特性(VF特性)を用いる方法、温度−順方向電流特性(IF特性)を用いる方法、サーミスタ等の抵抗の温度−抵抗特性を用いる方法などがある。
上記実施の形態では、ドレイン領域21及びドリフト領域22がN型半導体領域の場合を例に本発明を説明したが、ドレイン領域21及びドリフト領域22をP型半導体領域とし、対応する各部材の導電型を反転してもよい。
本実施の形態の半導体装置の平面図である。 図1のA−A’断面図である。 図1のB−B’断面図である。 他の実施の形態の半導体装置の平面図である。 他の実施の形態の半導体装置の平面図である。 他の実施の形態の半導体装置の平面図である。 他の実施の形態の半導体装置の平面図である。 従来の半導体装置の平面図である。
符号の説明
10 半導体装置
11,12 ボンディングパッド
11a,11b,12a,12b 辺
13 スイッチング素子部
14 感熱素子部
14a 第1の素子部
14b 第2の素子部
14c 第3の素子部
20 半導体基板
21 ドレイン領域
22 ドリフト領域
23 ベース領域
24 ソース領域
25 Pウエル領域
31 ゲート絶縁膜
32 ゲート電極
33 第1の絶縁膜
34 ポリシリコンダイオード
35 第2の絶縁膜
37 第3の絶縁膜
38 ドレイン電極
39 ソース電極

Claims (3)

  1. スイッチング機能を有する半導体領域と、該半導体領域の温度を検知する検知部と、該検知部に電気的に接続された一対の電極パッドと、を有する半導体装置であって、
    前記検知部は、
    前記一対の電極パッドを繋ぐように形成された第1の素子部と、
    前記第1の素子部の一端から一方の電極パッドの外周を取り囲むように形成された第2の素子部と、
    前記第1の素子部の他端から他方の電極パッドの外周を取り囲むように形成されるとともに、前記第2の素子部を取り囲む方向と反対方向に取り囲むように形成された第3の素子部と、
    を備えている、ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第2の素子部及び第3の素子部は、前記一対の電極パッドの対向する辺に沿ってそれぞれ延びるように形成され、さらに、当該電極パッドを取り囲むように隣接する辺に延びるように形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1の素子部は、前記一対の電極パッドの対向する辺の中央近傍を繋ぐように形成されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
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