JP4599515B2 - 3次元形状データの位置合わせ方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、対象物体の3次元計測を行って得られる3次元形状データについて、対象物体に設けられたターゲットマークを利用して位置合わせを行うための方法および装置に関する。
対象物体の3次元形状データを取得するために、しばしば非接触による3次元計測が行われる。3次元計測には、レンズ焦点法やステレオ画像法などの受動型と、光レーダ法や光投影法などの能動型とがある。ステレオ画像法では、例えばカメラによって互いに異なる複数の位置から対象物体を撮影し、得られた複数の画像から三角測量の原理によって、対象物体上の各点の3次元座標を算出する。対象物体の写真を撮影して3次元座標を求めるので写真測量法とも呼ばれる。また、光投影法では、対象物体に対して検出光を投射し、対象物体からの反射光を撮像素子で受光する。検出光としてスリット光を用いたものがスリット光投影法(光切断法ともいう)である。スリット光投影法では、スリット光を偏向して対象物体を光学的に走査し、対象物体の表面形状に基づくスリット光の変形の程度から、三角測量の原理によって対象物体上の各点の3次元座標を算出する。
さて、1つの対象物体についての完全な3次元形状データを得るには、その対象物体に対して異なる位置から複数回の3次元計測を行い、得られた複数の3次元形状データを繋ぎ合わせて統合する必要がある。特に、能動型の3次元計測機(3次元デジタイザ)では、視野角に制限があるため、対象物体の全体を1回の計測の視野に入れられないことがある。そのため、対象物体を部分ごとに計測し、得られた複数の3次元形状データを繋ぎ合わせて最終的に1つの3次元形状モデルとすることが行われている(非特許文献1)。
複数の3次元形状データを繋ぎ合わせる際には、それらの位置合わせを行う必要がある。3次元形状データの位置合わせのために、対象物体に多数のターゲットマークを貼り付けておき、ターゲットマークの3次元座標位置であるターゲット座標に基づいて位置合わせすることが行われている。
FUSION OF PHOTOGRAMMETRIC AND LASER SCANNER DATA(Dr.Ing. ALOYS WEHR/ALBERT WIEDEMANN) 0ct/1999
しかし、従来のようにターゲット座標のみに基づいて位置合わせを行った場合に、類似の位置関係のターゲット座標が複数あった場合に、どのターゲット座標が対応するのかが分からない場合がある。
例えば、図14(A)に示すように、対象物体Qに6つのターゲットマークTMが設けられている場合に、それぞれ鎖線で囲まれた3つずつのターゲットマークTMからなる2つのグループA,Bの三角形が似ている場合に、それらを互いに区別できないという問題がある。この例では、図14(B)に示すように、グループA,Bの2つの三角形は互いに鏡面対称であり、したがってターゲットマークTMの対応関係が一致するため、これらを区別することが困難である。したがって、3次元形状データの位置合わせを誤ってしまう可能性があった。
このように、従来においては、ターゲット座標の対応関係の決定に当たってのロバスト性が低いという問題がある。この問題を解決するためには、対象物体QにターゲットマークTMを貼るときに不規則に貼ったり、ターゲットマークTMの数を増やすことが考えられる。しかし、ターゲットマークTMを不規則に貼るというのは定量化が難しくノウハウ的な要素が大きいので、それのみに頼ることは問題である。また、ターゲットマークTMの数を増やすとそれによって対象物体の隠れる面積が増大してしまうので、計測された3次元形状データの品質が落ちるという問題が新たに生じる。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、対象物体の3次元計測を行って得られる3次元形状データの位置合わせに際し、ターゲットマークの対応の決定に当たってのロバスト性を向上させることを目的とする。
本発明に係る方法は、対象物体の3次元計測を行って得られる3次元形状データについて前記対象物体に設けられた複数のターゲットマークを利用して位置合わせを行うための方法であって、前記対象物体について写真測量を行い、少なくとも3つの前記ターゲットマークについての3次元位置および法線ベクトルを演算によって取得し、前記3次元計測によって、少なくとも3つの前記ターゲットマークについての3次元位置および法線ベクトルを取得し、前記写真測量によって取得した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの3次元位置前記3次元計測によって取得した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの3次元位置との一致度合いと前記写真測量によって取得した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの法線ベクトルと前記3次元計測によって取得した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの法線ベクトルとの一致度合いとによって、前記写真測量によって取得した前記ターゲットマークの3次元位置と前記3次元計測によって取得した前記ターゲットマークの3次元位置との対応関係を決定し、前記ターゲットマークの3次元位置の対応関係に基づいて前記3次元計測によって得られた3次元形状データの位置合わせを行う。
好ましくは、多数の前記ターゲットマークのうちから3つターゲットマークを選択し、選択した3つのターゲットマークの組について、前記対応関係を決定する。
また、前記写真測量によって取得した前記ターゲットマークの3次元位置の精度に関する評価係数を求め、前記評価係数を適用して前記対応関係の信頼度の判定を行う。前記対応関係の信頼度の判定の結果、信頼度が低い場合に、その旨の信号を出力する。
本発明に係る装置は、対象物体の3次元計測を行って得られる3次元形状データについて前記対象物体に設けられた複数のターゲットマークを利用して位置合わせを行うための装置であって、前記対象物体について写真測量により得た画像データに基づいて、少なくとも3つの前記ターゲットマークについての3次元位置および法線ベクトルを演算する第1の手段と、前記3次元計測を行って得られた3次元形状データに基づいて、少なくとも3つの前記ターゲットマークについての3次元位置および法線ベクトルを演算する第2の手段と、前記第1の手段によって演算した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの3次元位置前記第2の手段によって演算した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの3次元位置との一致度合いと、前記第1の手段によって演算した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの法線ベクトルと前記第2の手段によって演算した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの法線ベクトルとの一致度合いとによって、前記第1の手段によって演算した3次元位置と前記第2の手段によって演算した3次元位置との対応関係を決定する第3の手段と、前記第3の手段により決定された対応関係に基づいて、前記3次元計測によって得られた3次元形状データを前記写真測量によって得られた3次元位置に合うように座標変換を行う第4の手段と、を有する。
好ましくは、前記第1の手段によって演算した3次元位置の精度に関する評価係数を求める第5の手段を有し、前記第3の手段は、前記評価係数を適用して前記対応関係の信頼度の判定を行う。
また、前記第3の手段によって前記対応関係の信頼度の判定の結果、信頼度が低い場合に、その旨の信号を出力する第6の手段を有する。
本発明によると、対象物体の3次元計測を行って得られる3次元形状データの位置合わせに際し、ターゲットマークの対応の決定に当たってのロバスト性が向上する。
図1は本発明に係る3次元形状モデル生成システム1を示すブロック図、図2はデジタルカメラCMによって対象物体Qを撮影する様子を示す図、図3はターゲットマークTMの例を示す図、図4は3次元計測機VDによって対象物体Qの3次元計測を行う様子を示す図、図5はターゲット座標TZおよび法線ベクトルHVの例を示す図、図6は法線ベクトルと面法線ベクトルとのなす角度の例を示す図、図7は三角形リストSLの例を示す図、図8は測定精度を説明する図、図9は生成された3次元形状モデルMDの例を示す図である。
図1において、3次元形状モデル生成システム1は、カメラCM、3次元計測機VD、処理装置3、入力装置4、表示装置5、プリンタ6、および記憶装置7などから構成される。
カメラCMは、写真測量に用いるものであり、1回の撮影で対象物体の全体または部分についての1枚の画像データが得られる。図2に示すように、1つの対象物体Qに対して、撮影位置および撮影方向を変えて様々な視点から万遍なく複数回の撮影を行う。対象物体Qには、適所にターゲットマークTMが貼り付けてあり、1回の撮影に少なくとも3つのターゲットマークTMが写されるようにカメラCMの視野および姿勢を決める。ターゲットマークTMは、例えば、シート状体の表面に描かれた直径が数mmから1cm程度の円または円周線であり、粘着剤などによってシート状体が対象物体Qの表面に貼り付けられる。
なお、カメラCMでの撮影に当たって、通常は人がカメラCMを手でもって撮影するが、マニピュレータなどによってカメラCMを移動させ、自動的に撮影を行うようにしてもよい。図2に示す例では、対象物体Qは自動車のドアであり、ドアの表面側および裏面側の両方とも複数回の撮影を行う。カメラCMとして、デジタルの静止画像データを得るデジタルカメラ、動画像を得るデジタルビデオカメラ、その他の種々のカメラを用いることが可能である。なお、カメラCMとして1つのカメラによって構成されたもの、2つまたは3つ以上のカメラによって構成されたものを用いることができる。
3次元計測機VDは、対象物体Qの3次元計測に用いるものであり、本実施形態においてはスリット光投影法による能動型の3次元計測機を用いる。図4に示すように、3次元計測機VDによって、対象物体Qの全表面を複数回にわたって計測し、対象物体Qの表面の部分ごとの3次元形状データを取得する。1つの3次元形状データSDに少なくとも3つのターゲットマークTMが含まれるように、3次元計測機VDの視野および姿勢を決める。
処理装置3は、カメラCMから出力される画像データGD、および3次元計測機VDから出力される3次元形状データSDに基づいて、対象物体Qについての全体の表面形状を示す3次元形状モデルMDを生成する。なお、処理装置3として、パーソナルコンピュータを用いることが可能である。また、図には示していないが、処理装置3は適当なインタフェースを介してネットワークに接続されており、他の処理装置、パーソナルコンピュータ、またはサーバなどと通信可能である。
入力装置4は、処理装置3に対して指令を与え、データなどを入力するためのものである。入力装置4として、キーボード、マウス、タッチパネルなどが用いられる。
表示装置5は、入力された画像データGDおよび3次元形状データSD、生成された3次元形状モデルMD、演算途中の種々のデータ、その他の画像やメッセージなどを表示するものである。表示装置5として、LCD、PDP、CRTなどが用いられる。
プリンタ6は、種々のデータ、画像、メッセージなどをプリントするものである。記憶装置7は、入力された画像データGDおよび3次元形状データSD、生成された3次元形状モデルMD、演算途中の種々のデータ、その他の画像、データ、またはプログラムなどを記憶する。
以下、処理装置3による処理内容について詳しく説明する。
図1に戻って、処理装置3には、画像データ入力部11、カメラ位置演算部12、ターゲット座標演算部13、法線ベクトル(平均視線ベクトル)演算部14、精度評価係数演算部15、3次元形状データ入力部16、ターゲット座標演算部17、法線ベクトル演算部18、対応関係判定部19、アラーム出力部20、座標変換部21、データ統合部22、および3次元形状モデル出力部23などが設けられる。
画像データ入力部11は、カメラCMからの画像データGDを入力し、適当なメモリ領域または記憶装置7に記憶する。
カメラ位置演算部12は、複数の画像データGDに基づいて、それら画像データGDを撮影したときのカメラ位置PCを演算する。ターゲット座標演算部13は、各ターゲットマークTMについて、それぞれのターゲットマークTMを含む複数の画像データGDに基づいて、ターゲットマークTMの3次元座標位置であるターゲット座標TZgを演算する。法線ベクトル演算部14は、カメラ位置PCおよびターゲット座標TZgに基づいて、それぞれのターゲットマークTMについての法線ベクトルHVgを演算する。これら、カメラ位置PCおよびターゲット座標TZgは、写真測量の公知の手法である、共線条件を用いることにより求めることができる。
また、法線ベクトルHVgは、前記カメラ位置PC、前記ターゲット座標TZgから求めることができる。
すなわち、法線ベクトルHVgについては、例えば、各ターゲット座標TZgの位置から各カメラ位置PCに向かう視線ベクトルV0,V1,V2,V3…を求める。そして、各カメラ位置PCに向かう視線ベクトルの平均ベクトルVを求め、これを当該ターゲットマークTMについての法線ベクトルHVgとする。
つまり、図2に示すように、1つのターゲットマークTMからそのターゲットマークTMを撮影した各カメラ位置PCに向かう視線を視線ベクトルV0,V1,V2,V3…とし、それら視線ベクトルV0,V1,V2,V3…の平均である平均ベクトルVを法線ベクトルHVgとする。
以上のように、写真測量を行って求めた法線ベクトルとは、幾何学的な法線ベクトル(すなわち、ターゲットの中心位置から垂直方向に伸びるベクトル)と異なり、視線ベクトルの平均値で定義されるものであるから、これを「平均視線ベクトル」と呼んでもよい。
精度評価係数演算部15は、写真測量によって取得したターゲットマークTMについての3次元位置、つまりターゲット座標演算部13によって演算されたターゲット座標TZgについて、その精度に関する評価係数HKを求める。
評価係数HKを求める手法として、例えば、視線ベクトルV0,V1,V2,V3…の中から選択される2つの視線ベクトルの全ての組を求める。それらの各組について、2つの視線ベクトルのなす角度αを求める。求めた角度αのうちの最大のものをθとする。この角度θは、測定精度を示すパラメータであり、ここにいう評価係数HKの例である。なお、角度αの範囲は0〜90度とする。
すなわち、図8に示すように、写真測量において、ターゲット座標TZgを精度良く求めるためには、2つのカメラCMの視線ベクトルのなす角度αが90度に近くなるように撮影を行うことである。図8(A)の例では、角度αが小さいため、カメラCMの視線ベクトルに少しの誤差があった場合でも、真のターゲット座標TZgと計算されたターゲット座標TZgmとの誤差が大きくなる。これに対して、図8(B)の例では、角度αが90度に近いので、カメラCMの視線ベクトルに誤差があった場合でも、真のターゲット座標TZgと計算されたターゲット座標TZgmとの誤差は余り大きくならない。したがって、角度θが90度に近いほど精度は高いと評価できる。
3次元形状データ入力部16は、3次元計測機VDからの3次元形状データSDを入力し、適当なメモリ領域または記憶装置7に記憶する。
ターゲット座標演算部17は、3次元形状データSDに基づいて、各ターゲットマークTMについて、ターゲットマークTMの3次元座標位置であるターゲット座標TZsを演算する。例えば、ターゲットマークTMのエッジを検出し、エッジ上の複数の点の3次元座標(x,y,z)を算出する。そのエッジに、適当な円をフィットさせる。フィットした円の直径が所定の範囲であるかどうかによって、そのエッジがターゲットマークTMであるか否かを判定する。ターゲットマークTMであると判定された場合に、フィットした円の中心位置の座標をターゲット座標TZsとする(図3を参照)。
法線ベクトル演算部18は、3次元形状データSDおよびターゲット座標TZsに基づいて、それぞれのターゲットマークTMについての法線ベクトルHVsを演算する。例えば、ターゲット座標TZsの演算においてエッジにフィットさせた円または楕円の法線ベクトルHVsを計算する。法線ベクトルHVsは、測定面から3次元計測機VDに向かう方向を正とする。
ここで、3次元形状データSDに基づいて求めた法線ベクトルとは、写真測量を行って求めた法線ベクトル(平均法線ベクトル)とは異なり、ターゲットの中心位置から垂直方向に伸びるベクトルを、3次元形状データSDを基に算出したものであり、幾何学的に定義される法線ベクトルそのものである。
なお、ターゲット座標TZsおよび法線ベクトルHVsは、他の種々の手法を用いて求めることができる。
対応関係判定部19は、カメラCMによる写真測量に基づくターゲット座標TZgおよび法線ベクトルHVgと、3次元計測機VDによるターゲット座標TZsおよび法線ベクトルHVsを用いて、ターゲット座標TZgとターゲット座標TZsとの対応関係を判断して決定する。つまり、ターゲット座標TZgと一致するターゲット座標TZsを見つけ出し、かつそれらの法線ベクトルHVgと法線ベクトルHVsとが一致するか否かを判断する。一致する場合に、それらのターゲット座標TZgとターゲット座標TZsとが対応すると判定する。
その判定のための手法の例を次に示す。
まず、3次元計測機VDにより得られた多数のターゲット座標TZsについて、3つのターゲット座標TZsを選択する。図5(B)に示すように、選択した3つのターゲット座標TZsによって三角形SKsを定義する。各三角形SKsは、3つの頂点であるターゲット座標TZsによって定義される。このときに、三角形SKsの規格化された面法線ベクトルSHsも求めておく。
次に、写真測量により得られたターゲット座標TZgのうちから、3つターゲット座標TZgの組み合わせを求め、それら全ての組み合わせについて三角形SKgを定義し、三角形リストSLを作成する。つまり、三角形リストSLには、写真測量によって得られたターゲット座標TZgについて、3つのターゲット座標TZgによって定義される全ての組み合わせからなる三角形SKgが記録される。図5(A)には1つの三角形SKgが示されている。
図5(A)において、三角形SKgは、3つのターゲットマークTM1〜3から得られたターゲット座標TZg1〜3によって定義される。それぞれのターゲット座標TZg1〜3には、法線ベクトルHVg1〜3が示されている。また、三角形SKgについて、その面法線ベクトルSHgが示されている。
図5(B)において、三角形SKsは、3つのターゲットマークTM1〜3から得られたターゲット座標TZs1〜3によって定義される。それぞれのターゲット座標TZs1〜3には、法線ベクトルHVs1〜3が示されている。また、三角形SKsについて、その面法線ベクトルSHsが示されている。
3つのターゲット座標TZsによって定義した1つの三角形SKsと、三角形リストSLに記録されたそれぞれの三角形SKgとを比較し、それぞれの誤差値(e0)を求める。例えば、比較した2つの三角形SKg,SKsについて、それらの三角形SKg,SKsの3辺のそれぞれのずれ量(差)を求め、ずれ量の和を誤差値(e0)とする。
そして、それらの誤差値(e0)に応じて、三角形リストSLにおける三角形SKgの順位を記録する。例えば、誤差値(e0)の小さい順に三角形リストSLの三角形SKgのデータを並べ替える。これによって、ターゲット座標TZに基づく一致度について、三角形SKsに対して一致度の最も高い三角形SKgがどれであるかが分かる。なお、順位を記録することに代えて、誤差値(e0)などを記録し、これによって順位を表すようにしてもよい。
次に、三角形リストSLの各三角形SKgについて、三角形SKgの面法線ベクトルSHgと三角形SKgの各頂点のターゲットマークTMの法線ベクトルHVgとのなす角度γa,γb,γcを求める。図6(A)には、1つの三角形SKgが示され、各頂点a,b,cの法線ベクトルA,B,Cについて、面法線ベクトルUとのなす角度γa,γb,γcが示されている。ただし、面法線ベクトルSHgおよび法線ベクトルHVgは共に規格化されている。
三角形SKsについても、同様に、面法線ベクトルSHsと法線ベクトルHVsとのなす角度γa’,γb’,γc’を求める。図6(B)には、三角形SKsが示され、各頂点a,b,cの法線ベクトルA,B,Cについて、面法線ベクトルUとのなす角度γa’,γb’,γc’が示されている。ここで、(γa,γa’)(γb,γb’)(γc,γc’)は、対応するターゲットマークTMについての法線ベクトルHVと三角形SKの面法線ベクトルSHとのそれぞれなす角度である。角度γの範囲は0〜90度である。
三角形リストSLの各三角形SKgについて、三角形SKsとの一致または不一致の判定を行う。一致または不一致の判定の基準として種々の基準を用いることが可能である。本実施形態では、判定の基準の決定のために、上に述べた測定精度を用いる。測定精度が高いほど判定が高精度で行えるので、判定の基準を厳しくする。測定精度が低い場合には、判定が難しいので、判定の基準を緩やかにする。
そこで、例えば、上に述べた各ターゲットマークTMの三角形に対してなす角度のずれを基準として用いる。つまり、fおよびgを次のように定義する。
f=〔cos(γa−γa’)+cos(γb−γb’)
+cos(γc−γc’)〕/3 ……(1)
g=f−cos(β) ……(2)
この場合に、次の(3)式、
h=e0−g2 …(3)
で示されるhを、評価係数HKとする。e0は上に述べた誤差値である。誤差値e0とg2 との差が小さいほど、一致度が高くなる。したがって、hが最小となる組み合わせを、一致する三角形とする。ここで、βは、上に述べた角度θを用いて、以下のように定義する。
β=θ+10 ……(4)
ただし、β>90のときはβ=90とする。
このように、β=θ+10とするのは、精度の条件を緩和するためである。つまり、条件を緩和するために、写真測量の精度の高さについて10度分上乗せする。
なお、上の(1)式では、対応するターゲットマークTMにおいて、γaとγa’とは一致する。つまり、fは、ターゲットマークTMの法線ベクトルHVを用いた一致度の指標となる。f=1のときに、ターゲットマークTMは完全に対応が一致することとなる。
また、g<0のときにはg=0とする。つまり、写真測量の測定精度が高いとき(βが90度に近いとき)には、cos(β)は0に近づく。つまり、写真測量の測定精度が高いときに、(2)式から分かるようにgはfに近づく。写真測量の測定精度が低いときには、cos(β)が1に近づくため、gは0に近づく。
上の(3)式において「g2 」のように自乗としたのは、誤差値e0とのオーダーのバランスをとるためである。
このように、評価係数HKを(3)式で示されるhとした。この場合には評価係数HKが低いほど一致の度合いが高い。しかし、これに限らず、評価係数HKおよび判定の基準などについて、種々の適当なものを定義することが可能である。
図7において、三角形リストSL1の例が示されている。この例の三角形リストSL1では、3つの頂点1〜3によって三角形SKgが定義されている。各頂点は、ターゲット座標TZgおよび法線ベクトルHVgによって定義されている。各頂点の法線ベクトルHVgについて、比較される三角形SKsの法線ベクトルHVsとの一致の有無、またはその一致の度合いなどが記録される。また、三角形SKgの面法線ベクトルSHg、誤差値e0、評価係数HKなども記録される。
三角形リストSL1には、対応関係判定部19における処理によってデータが書き込まれる。三角形リストSL1の中から、評価係数HKに基づいて、1つの三角形SKgが対応するものとして決定される。対応すると決定された三角形SKgについて、当該三角形SKsとの対応関係が記録される。いずれの三角形SKgについても評価係数HKが低い(高い)場合には、アラーム出力部20からその旨の信号が出力される。信号の形態として、表示装置5の表示面に表示するためのメッセージ信号、音声で知らせるための音声信号、外部の機器に伝達するための出力信号などがある。このような信号によって、対応関係の信頼度の判定で、評価係数HKが予め定めたしきい値を下回ったこと、すなわち信頼度が低いことの警報が出される。
このようにして、対応関係判定部19において、ターゲット座標TZgとターゲット座標TZsとの対応関係が決定される。ターゲット座標の対応関係が決まると、次に、対応するターゲット座標が一致するような座標変換行列が求められる。
すなわち、座標変換部21において、3次元計測機VDにより得たターゲット座標TZsと写真測量により得たターゲット座標TZgとが一致するような座標変換行列が求められる。
データ統合部22は、座標変換部21で求めた座標変換行列を用いて、3次元計測機VDにより得た複数の3次元形状データSDを、写真測量により得たターゲット座標TZgに合わせるように変換を行い、1つの3次元形状データSDに統合する。3次元形状データSDの統合に当たっては、複数の3次元形状データSDが重なる部分については、例えば、それら複数の3次元形状データSDの自乗平均をとるなど、種々の手法を適用することが可能である。統合された3次元形状データSDが、対象物体Qについての3次元形状モデルMDである。
図9においては、複数の3次元形状データSD1,2,3…が統合され、生成された3次元形状モデルMD1の例が示されている。
3次元形状モデル出力部23は、生成された3次元形状モデルMDを、表示装置5に表示し、または外部機器に出力する。
次に、3次元形状モデル生成システム1における3次元形状モデルMDの生成の手順について、フローチャートを参照して説明する。
図10は3次元形状モデル生成処理を示すフローチャート、図11は写真測量の手順を示すフローチャート、図12は3次元計測の手順を示すフローチャートである。
図10において、まず、対象物体QにターゲットマークTMを貼り付ける(#11)。写真測量を行う(#12)。3次元計測を行う(#13)。それぞれで得られたターゲット座標TZについて、ターゲット座標TZおよび法線ベクトルHVを用いて対応関係を判定する(#14)。対応関係で信頼度が低いと判定された場合には警報を出力する(#15、16)。3次元形状データSDについて、対応関係に基づいて座標変換を行い(#17)、3次元形状データSDを統合して3次元形状モデルMDを生成する(#18)。なお、3次元形状データSDの座標変換に際しては、ターゲット座標TZを用いるが、法線ベクトルHVは用いない。
図11において、写真測量では、カメラCMで対象物体Qを様々な位置やアングルで撮影し、多数のデジタル画像(画像データGD)を取得する(#21)。デジタル画像をコンピュータ(処理装置3)に取り込む(#22)。カメラ位置PCおよびターゲット座標TZgを求める(#23)。ターゲットマークTMの法線ベクトルHVgを求める(#24)。求めたターゲット座標TZgおよび法線ベクトルHVgをメモリに記憶して保存する(#25)。
図12において、3次元計測では、3次元計測機VDによって対象物体Qを測定する(#31)。測定によって得られた3次元形状データSDから、ターゲットマークTMの部分を検出する(#32)。ターゲット座標TZsおよび法線ベクトルHVsを求める(#33)。
上に述べた実施形態によると、写真測量により得られるターゲット座標TZgと3次元計測により得られるターゲット座標TZsとの対応関係の決定に際し、ターゲット座標TZg,TZsのみならず、各ターゲットマークTMの法線ベクトルHVg,HVsも用いられる。したがって、従来においては類似の位置関係のターゲット座標が複数あった場合に対応関係を誤る可能性が高かったが、本実施形態においては、対応関係を正確に決定することが可能となり、ターゲットマークTMの対応の決定に当たってのロバスト性が向上する。
上に述べた実施形態において、評価係数HKおよび判定の基準の決定のためのパラメータとして、カメラCMによる撮影に際しての2つの視線ベクトルのなす角度を用いた。次に、これ以外の方法の例を説明する。
例えば、図13に示すように、各ターゲットマークTMへの視線ベクトルV0,V1,V2,V3…と、計算されたターゲット座標TZとの間の距離d1,d2,d3…を求める。求めた距離d1,d2,d3…についての平均値、最大値、または自乗和などを、測定精度を示すパラメータとして用いる。
また、それらの距離d1,d2,d3…を、カメラCMの撮像面(例えば、CCD面)上での画素ズレ量に変換したものを用いてもよい。つまり、ターゲット座標TZを各カメラ位置PCにある撮像面に投影し、撮影により求めた各ターゲットマークTMの位置と投影により求めたターゲットマークTMの位置との画素ズレ量dp0,dp1,dp3…を用い、これらの平均値、最大値、または自乗和などを測定精度を示すパラメータとして用いる。
また、ターゲット座標TZgを求める際に用いた画像の枚数Nを、測定精度を示すパラメータとして用いてもよい。それら種々の方法を組み合わせることも可能である。評価係数HK、角度、しきい値などは、種々の方法で計算することが可能である。
上に述べた実施形態において、ターゲットマークTMの形状、対象物体Qへの取り付け方法などは、上に述べた以外の種々のものを採用することができる。
その他、処理装置3および3次元形状モデル生成システム1の全体または各部の構成、構造、形状、個数、処理の内容または順序などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、産業用機器、日用品、建造物など、種々の対象物体Qについての3次元形状モデルを生成するために利用可能である。
本発明に係る3次元形状モデル生成システムを示すブロック図である。 デジタルカメラによって対象物体を撮影する様子を示す図である。 ターゲットマークの例を示す図である。 3次元計測機によって対象物体の3次元計測を行う様子を示す図である。 ターゲット座標および法線ベクトルの例を示す図である。 法線ベクトルと面法線ベクトルとのなす角度の例を示す図である。 三角形リストの例を示す図である。 測定精度を説明する図である。 生成された3次元形状モデルの例を示す図である。 3次元形状モデル生成処理を示すフローチャートである。 写真測量の手順を示すフローチャートである。 3次元計測の手順を示すフローチャートである。 視線ベクトルとターゲット座標と距離を説明する図である。 従来におけるターゲットマークの対応関係の決定に際しての問題点を説明するための図である。
符号の説明
1 3次元形状モデル生成システム
CM カメラ
VD 3次元計測機
3 処理装置
13 ターゲット座標演算部(第1の手段)
14 法線ベクトル演算部(第1の手段)
15 精度評価係数演算部(第5の手段)
17 ターゲット座標演算部(第2の手段)
18 法線ベクトル演算部(第2の手段)
19 対応関係判定部(第3の手段)
20 アラーム出力部(第6の手段)
21 座標変換部(第4の手段)
22 データ統合部(第4の手段)
Q 対象物体
SD 3次元形状データ
TM ターゲットマーク
TZ ターゲット座標
HV 法線ベクトル
GD 画像データ

Claims (6)

  1. 対象物体の3次元計測を行って得られる3次元形状データについて前記対象物体に設けられた複数のターゲットマークを利用して位置合わせを行うための方法であって、
    前記対象物体について写真測量を行い、少なくとも3つの前記ターゲットマークについての3次元位置および法線ベクトルを演算によって取得し、
    前記3次元計測によって、少なくとも3つの前記ターゲットマークについての3次元位置および法線ベクトルを取得し、
    前記写真測量によって取得した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの3次元位置前記3次元計測によって取得した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの3次元位置との一致度合いと前記写真測量によって取得した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの法線ベクトルと前記3次元計測によって取得した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの法線ベクトルとの一致度合いとによって、前記写真測量によって取得した前記ターゲットマークの3次元位置と前記3次元計測によって取得した前記ターゲットマークの3次元位置との対応関係を決定し、
    前記ターゲットマークの3次元位置の対応関係に基づいて前記3次元計測によって得られた3次元形状データの位置合わせを行う、
    ことを特徴とする3次元形状データの位置合わせ方法。
  2. 対象物体の3次元計測を行って得られる3次元形状データについて前記対象物体に設けられた複数のターゲットマークを利用して位置合わせを行うための方法であって、
    前記対象物体について写真測量を行い、少なくとも3つの前記ターゲットマークについての3次元位置および法線ベクトルを演算によって取得し、
    前記3次元計測によって、少なくとも3つの前記ターゲットマークについての3次元位置および法線ベクトルを取得し、
    前記写真測量によって取得した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの3次元位置と前記3次元計測によって取得した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの3次元位置との一致度合いと、前記写真測量によって取得した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの法線ベクトルと当該少なくとも3つの前記ターゲットマークで定義される面の面法線ベクトルとのなす角度と前記3次元計測によって取得した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの法線ベクトルと当該少なくとも3つの前記ターゲットマークで定義される面の面法線ベクトルとのなす角度との一致度合いとによって、前記写真測量によって取得した前記ターゲットマークの3次元位置と前記3次元計測によって取得した前記ターゲットマークの3次元位置との対応関係を決定し、
    前記ターゲットマークの3次元位置の対応関係に基づいて前記3次元計測によって得られた3次元形状データの位置合わせを行う、
    ことを特徴とする3次元形状データの位置合わせ方法。
  3. 前記写真測量によって取得した前記ターゲットマークの3次元位置の精度に関する評価係数を求め、
    前記評価係数を適用して前記対応関係の信頼度の判定を行う、
    請求項1または2記載の3次元形状データの位置合わせ方法。
  4. 前記対応関係の信頼度の判定の結果、信頼度が低い場合に、その旨の信号を出力する、
    請求項3記載の3次元形状データの位置合わせ方法。
  5. 対象物体の3次元計測を行って得られる3次元形状データについて前記対象物体に設けられた複数のターゲットマークを利用して位置合わせを行うための装置であって、
    前記対象物体について写真測量により得た画像データに基づいて、少なくとも3つの前記ターゲットマークについての3次元位置および法線ベクトルを演算する第1の手段と、
    前記3次元計測を行って得られた3次元形状データに基づいて、少なくとも3つの前記ターゲットマークについての3次元位置および法線ベクトルを演算する第2の手段と、
    前記第1の手段によって演算した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの3次元位置前記第2の手段によって演算した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの3次元位置との一致度合いと、前記第1の手段によって演算した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの法線ベクトルと前記第2の手段によって演算した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの法線ベクトルとの一致度合いとによって、前記第1の手段によって演算した3次元位置と前記第2の手段によって演算した3次元位置との対応関係を決定する第3の手段と、
    前記第3の手段により決定された対応関係に基づいて、前記3次元計測によって得られた3次元形状データを前記写真測量によって得られた3次元位置に合うように座標変換を行う第4の手段と、
    を有することを特徴とする3次元形状データの位置合わせ装置。
  6. 対象物体の3次元計測を行って得られる3次元形状データについて前記対象物体に設けられた複数のターゲットマークを利用して位置合わせを行うための装置であって、
    前記対象物体について写真測量により得た画像データに基づいて、少なくとも3つの前記ターゲットマークについての3次元位置および法線ベクトルを演算する第1の手段と、
    前記3次元計測を行って得られた3次元形状データに基づいて、少なくとも3つの前記ターゲットマークについての3次元位置および法線ベクトルを演算する第2の手段と、
    前記第1の手段によって演算した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの3次元位置と前記第2の手段によって演算した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの3次元位置との一致度合いと、前記第1の手段によって演算した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの法線ベクトルと当該少なくとも3つの前記ターゲットマークで定義される面の面法線ベクトルとのなす角度と前記第2の手段によって演算した少なくとも3つの前記ターゲットマークについてのそれぞれの法線ベクトルと当該少なくとも3つの前記ターゲットマークで定義される面の面法線ベクトルとのなす角度との一致度合いとによって、前記第1の手段によって演算した3次元位置と前記第2の手段によって演算した3次元位置との対応関係を決定する第3の手段と、
    前記第3の手段により決定された対応関係に基づいて、前記3次元計測によって得られた3次元形状データを前記写真測量によって得られた3次元位置に合うように座標変換を行う第4の手段と、
    を有することを特徴とする3次元形状データの位置合わせ装置。
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