JP2002008040A - 三次元情報検出装置及び三次元情報検出方法 - Google Patents

三次元情報検出装置及び三次元情報検出方法

Info

Publication number
JP2002008040A
JP2002008040A JP2000181612A JP2000181612A JP2002008040A JP 2002008040 A JP2002008040 A JP 2002008040A JP 2000181612 A JP2000181612 A JP 2000181612A JP 2000181612 A JP2000181612 A JP 2000181612A JP 2002008040 A JP2002008040 A JP 2002008040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
dimensional information
dimensional
detection
detection target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000181612A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Hamazaki
省吾 濱崎
Hiroyuki Yoshida
裕之 吉田
Masabumi Yoshizawa
正文 吉澤
Eiji Fukumiya
英二 福宮
Takaaki Nishi
隆暁 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Science and Technology Agency
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Japan Science and Technology Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Science and Technology Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Japan Science and Technology Corp
Priority to JP2000181612A priority Critical patent/JP2002008040A/ja
Publication of JP2002008040A publication Critical patent/JP2002008040A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用性が高く、かつ、処理負担が軽い三次元
情報検出装置を提供する。 【解決手段】 互いに異なる方向から検出対象を撮像す
る少なくとも3つのカメラ1,2,3と、指示に従っ
て、これらのカメラから複数のカメラを部分選択する選
択手段20と、選択されたカメラによる画像情報から検
出対象の三次元空間における位置情報を求める三次元情
報演算手段24と、求めた位置情報から直後における動
き予測を行う動き予測手段26と、動き予測結果を参照
して適正な撮像手段を決定し選択手段へ指示を与える決
定手段27を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三次元空間におけ
る検出対象の位置や速度などの情報を検出する三次元情
報検出装置及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】検出対象の三次元空間における位置など
を検出するには、2台のステレオカメラを撮像手段とし
て固定し、このカメラで撮像した画像において、検出対
象の対応点の視差を利用する手法が一般的である。
【0003】しかしながら、このものでは、検出対象同
士が画像において干渉し、検出対象の一部又は全部が影
に隠れてしまう、オクルージョン(隠蔽)が発生しやす
いし、検出対象がカメラの光軸方向に移動すると、検出
精度が著しく低下するという問題点がある。
【0004】このため、3台以上、できるだけ多くの、
カメラを用いて、この問題点を解消することも行われて
いる。
【0005】しかしながら、このようにすると、処理す
べき画像データが膨大になって、処理に要する負担及び
コストが増大する。その結果、実時間で処理することが
困難になる。
【0006】この点を考慮した技術が、特開平8−26
3629号公報として、開示されている。このもので
は、3つ以上の撮像手段から、好ましい2つの撮像手段
が選択される。つまり、処理すべき画像データを少なく
している。
【0007】そして、選択にあたっては、(1)検出対
象の法線ベクトルとカメラの光軸ベクトルとのなす角が
小さいものを優先する、又は、(2)検出対象の法線ベ
クトルとカメラの光軸ベクトルとの内積が大きいものを
優先する、という基準を採用している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このも
のでは、法線ベクトルを利用するために、検出対象を平
面的なものに限定しており、平面的な近似になじまない
検出対象には、適用できないという問題点がある。実際
には、球状のマーカや、腕、頭のように人体の一部な
ど、平面的な近似になじまないが、検出の要望が強いも
のも多く、このものは、汎用性が低いといわざるを得な
い。
【0009】そこで本発明は、汎用性が高く、かつ、処
理負担が軽い三次元情報検出装置及びその方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の本発明では、互い
に異なる方向から検出対象を撮像する少なくとも3つの
撮像手段と、指示に従って、少なくとも3つの撮像手段
から複数の撮像手段を部分選択する選択手段と、選択さ
れた撮像手段による画像情報から検出対象の三次元空間
における位置情報を求める三次元情報演算手段と、求め
た位置情報から直後における動き予測を行う動き予測手
段と、動き予測結果を参照して適正な撮像手段を決定し
選択手段へ指示を与える決定手段を備える。
【0011】また、第2の本発明では、撮像手段毎に、
撮像適性の指標として予め定義された画像特徴量を求め
る画像特徴量抽出手段と、求めた画像特徴量を参照して
適正な撮像手段を決定し、選択手段へ指示を与える決定
手段を備える。
【0012】また、第3の本発明では、検出対象の移動
経路を入力する動き入力手段と、入力された移動経路に
基づいて、複数の撮像手段の配置を求める配置演算手段
と、求めた配置を出力する出力手段を備える。
【0013】これらの構成により、汎用性が高く、か
つ、処理負担が軽い三次元情報検出装置を実現できる。
【0014】
【発明の実施の形態】請求項1、18記載の発明では、
少なくとも3つの撮像手段により、互いに異なる方向か
ら検出対象を撮像する。また、指示に従って、少なくと
も3つの撮像手段から複数の撮像手段を部分選択する。
選択された撮像手段による画像情報から検出対象の三次
元空間における位置情報を求める。求めた位置情報から
直後における動き予測を行う。そして、動き予測結果を
参照して適正な撮像手段を決定し選択手段へ指示を与え
る。
【0015】この構成により、動き予測結果を反映し
て、検出対象を正しく撮像できる蓋然性が高い、撮像手
段が選択され、処理すべき画像データを少なくすること
ができる。しかも、検出対象は、平面的近似性を持つも
のに限られないため、汎用性を向上できる。
【0016】請求項2、19記載の発明では、検出対象
は、移動する物体そのもの、移動する物体に取り付けら
れたマーカ、人体の一部又は全部のうちの、いずれかで
ある。
【0017】この構成により、平面的な近似になじま
ず、しかも検出の要望が高い検出対象にも対応できる。
【0018】請求項3、20記載の発明では、動き予測
は、検出対象の位置、速度、加速度又は法線ベクトルの
一種又は二種以上に基づく。
【0019】この構成により、動き予測を検出対象の動
きに追随させ、適正な撮像手段を選択できる。
【0020】請求項4、21記載の発明では、動き予測
は、線形外挿による。
【0021】この構成により、簡単な計算により高速に
動き予測できる。
【0022】請求項5、22記載の発明では、決定手段
は、検出対象毎に適正な撮像手段を決定する。
【0023】この構成により、各検出対象の動きにあわ
せて、適正な撮像手段を選択できる。
【0024】請求項6、23記載の発明では、該当撮像
手段の画像中において、検出対象同士のオクルージョン
の発生条件を検討し、発生するおそれがあるときは、該
当撮像手段を選択しない。
【0025】この構成により、オクルージョンの発生を
未然に予防して、検出精度の低下を抑制できる。
【0026】請求項7、24記載の発明では、該当撮像
手段の光軸ベクトルと検出対象の速度ベクトルのなす角
又はこの角の関数値を参照し、この角が大きい順に優先
的に選択する。
【0027】この構成により、この角が大きいものが優
先されるので、検出精度の低下を防止できると共に、画
像中における検出対象の移動が比較的大きめになるか
ら、より精密に動きを検出できる。
【0028】請求項8、25記載の発明では、適正な撮
像手段を撮像時毎に決定する。
【0029】この構成により、時々刻々に変化する検出
対象の動きにあわせて、適正な撮像手段による検出を行
える。
【0030】請求項9、26記載の発明では、少なくと
も3つの撮像手段により、互いに異なる方向から検出対
象を撮像する。また、指示に従って、少なくとも3つの
撮像手段から複数の撮像手段を部分選択する。選択され
た撮像手段による画像情報から検出対象の三次元空間に
おける位置情報を求める。撮像手段毎に、撮像適性の指
標として予め定義された画像特徴量を求める。そして、
求めた画像特徴量を参照して適正な撮像手段を決定し、
選択手段へ指示を与える。
【0031】この構成により、予め定義された画像特徴
量を選択指標とすることにより、適正な撮像手段を選択
でき、処理すべき画像データを少なくすることができ、
しかも、動き予測を省略してもよい。さらに、この画像
特徴量は、検出対象の平面近似性を前提としないので、
広い用途に適用できる。
【0032】請求項10、27記載の発明では、検出対
象は、移動する物体そのもの、移動する物体に取り付け
られたマーカ、人体の一部又は全部のうちの、いずれか
である。
【0033】この構成により、請求項2と同様の効果が
ある。
【0034】請求項11、28記載の発明では、画像特
徴量は、画像に含まれる検出対象の面積である。
【0035】この構成により、検出対象を多くの画素に
よって、精密に撮像でき、その結果、位置精度高く、検
出できる。
【0036】請求項12、29記載の発明では、画像特
徴量は、検出対象のフレーム間移動距離である。
【0037】この構成により、移動距離が大きい方を優
先しているため、検出対象がある撮像手段の光軸方向又
はそれに近い方向に移動している場合、この撮像手段
は、選択されないこととなり、検出精度の低下を抑制で
きる。
【0038】請求項13、30記載の発明では、画像特
徴量は、画像に含まれる検出対象の個数である。
【0039】この構成により、検出対象を捉えていない
撮像手段を選択しないようにすることができる。
【0040】請求項14、31記載の発明では、画像特
徴量は、画像に含まれる検出対象の面積、検出対象のフ
レーム間移動距離、画像に含まれる検出対象の個数のう
ち、二種以上を組み合わせたものである。
【0041】この構成により、請求項11から請求項1
3の効果を複合的に得ることができる。
【0042】請求項15、32記載の発明では、複数の
撮像手段により、互いに異なる方向から検出対象を撮像
する。また、検出対象の移動経路を入力し、入力された
移動経路に基づいて、複数の撮像手段の配置を求め、求
めた配置を出力する。
【0043】この構成により、予め検出対象の移動経路
が既知であるとき、各撮像手段の合理的な配置をオペレ
ータに知らせることができ、より少ない撮像手段でも、
つまり処理すべき画像データを少なくしながら、検出が
でき、しかも、不慣れなオペレータであっても、精度よ
く検出が行える。
【0044】請求項16、33記載の発明では、入力さ
れた移動経路上の一点を頂点とする正三角形の、他の二
つの頂点に撮像手段を配置する。
【0045】この構成により、簡単な演算により、2つ
の撮像手段を、理想的な位置に配置できる。
【0046】請求項17、34記載の発明では、入力さ
れた移動経路の始点から終点に至る線分を底辺とする二
等辺三角形の頂角を、等分する軸上に複数の撮像手段を
配置する。
【0047】この構成により、簡単な演算により、2つ
又は3つ以上の撮像手段を、理想的な位置に配置でき
る。
【0048】次に図面を参照しながら、本発明の実施の
形態を説明する。さて、各形態の説明に先立ち、各形態
で共通して使用する、ハードウエア構成を、図1を用い
て説明する。図1は、本発明の一実施の形態における三
次元情報検出装置の構成図である。
【0049】図1に示すように、この三次元情報検出装
置は、第1カメラ1、第2カメラ2、…、第nカメラ3
を備える。これらのカメラ1、2、3は、撮像手段に相
当し、互いに異なる方向から検出対象を撮像する。後述
する実施の形態1、2では、これらのカメラは、3台以
上必要だが、実施の形態3では、2台のみでも十分な場
合もある。
【0050】さて、これらのカメラ1、2、3が撮像し
た画像データは、第1キャプチャ装置4、第2キャプチ
ャ装置5、第nキャプチャ装置6を経由し、バス7へ取
り込まれる。バス7には、オペレータの入力を受け取る
キーボード8及びマウス9の他、後述するフローチャー
トに沿って処理を行う中央処理装置10、中央処理装置
10により必要な情報が読み書きされる主記憶装置11
及び記録媒体12が接続されている。さらに、バス7に
は、オペレータに動作状況などを表示するために、グラ
フィック装置13が接続され、グラフィック装置13に
ディスプレイ14が接続されている。そして、図2、図
9、図11における各手段(出力手段を除く)は、中央
処理装置10が後述するフローチャートに沿ったプログ
ラムを実行することにより実現される。
【0051】なお、本発明における検出対象は、検出対
象となりうる全ての要素であってもよいし、これら全て
の要素から選ばれた特定の要素のみであってもよい。ま
た、移動する物体そのもの、移動する物体に取り付けら
れたマーカ、人体の一部(例えば、腕や頭など)又は全
部のように、平面近似性が低いものであっても良い。勿
論、平面近似性が良いものも、検出対象にすることがで
きる。これは、後述するように、本発明が検出対象の平
面近似性に依存しないように構成されているためであ
り、本発明は広い用途に適用できる。
【0052】(実施の形態1)以下、検出対象として、
人体などの特定箇所に取り付けたマーカを用いた例を説
明する。さらにその後、他の検出対象の例に論及する。
【0053】図2は、本発明の実施の形態1における三
次元情報検出装置のブロック図である。図2において、
カメラ選択手段20は、最適カメラ決定手段27の指示
に従って3台以上のカメラ1、2、3(台数:n)か
ら、処理を行うべき複数(台数:m)のカメラを部分選
択する。即ち、選択されるカメラの台数mは、全カメラ
の台数nより小さく、処理すべき画像データの量を減ら
して、高速な検出が行えるようになっている。
【0054】第1二次元情報演算手段21、第2二次元
情報演算手段22、第m二次元情報演算手段23は、選
択された各カメラの画像データから検出対象の二次元的
な位置を求める。二次元的な位置を求めるには、例え
ば、RGB色空間における抽出を行うなど、周知の手法
を用いることができる。
【0055】三次元情報演算手段24は、第1二次元情
報演算手段21、第2二次元情報演算手段22、第m二
次元情報演算手段23が出力する二次元的な位置から検
出対象の三次元空間における位置情報を求める。
【0056】m=2の場合、2つの画像データ間の対応
関係から、三角測量の原理で物体の三次元的位置を計算
する一般的手法を用いることができる。この手法は、例
えば、金谷:「空間データの数理」(朝倉書店、199
5年)または、出口:「コンピュータビジョンのための
幾何学」(情報処理、Vol.37,No.7,pp.
662−670,1996年)などに詳細に記載されて
いる。
【0057】また、m≧3の場合、例えば、米元ら:
「多視点カメラを用いた実時間全身モーションキャプチ
ャシステム ‐視覚に基づいた仮想世界との実時間イン
タラクション‐」,PRMU98−248, pp4
9, 1999 に記載の手法を用いることができる。
この手法では、キャリブレーション情報を用いて各画像
データ上の検出対象の2次元位置とカメラ原点とを結ぶ
直線(視線)を求め、m本の視線の交点を三次元位置と
する。各視点が交わらない場合は、これら直線からの最
小距離の点を交点とみなす。
【0058】動き予測手段26は、三次元情報演算手段
24が求めた三次元空間における位置情報から、その直
後(カメラの次の撮影時刻)における動き予測を行う。
本例では、動き予測手段26は、次式により直後の検出
対象の位置Pと速度ベクトルVを計算する。
【0059】
【数1】
【0060】このように、線形外挿による動き予測を行
っているため、簡単な計算により、高速に動き予測でき
る。また、動き予測は、検出対象の位置、速度、加速度
を利用しているため、検出対象の動きを良好に追従でき
る。なお、平面近似性が良い検出対象にあっては、動き
予測に法線ベクトルの履歴を利用しても良い。さらに、
線形外挿に代えて、スプライン補間等を行っても良い。
【0061】最適カメラ決定手段27は、動き予測手段
26の動き予測結果を参照して、適正なカメラを決定
し、カメラ選択手段20へその旨の指示を与える。この
決定手法を、以下図3〜図5を参照しながら説明する。
【0062】まず、最適カメラ決定手段27は、次の要
領で、検出対象(ここではマーカ)同士のオクルージョ
ン発生のおそれを検討する。そして、このおそれがある
カメラを除外する。図3に示すように、あるカメラiが
撮像を行っている際、カメラiの光学中心に対してマー
カM1、M2がなす角φiを求める。この角φiが比較
的大きいときは、図4(a)に示すように、画像上でマ
ーカM1、M2は離れており、オクルージョンは発生し
ない。逆に、この角φiが小さいとき、図4(b)に示
すように、画像上でマーカM1、M2が重なってオクル
ージョンが発生する。オクルージョンが発生すると、マ
ーカM1、M2の画像を分離することが困難になって、
検出精度が低下する。
【0063】このため、経験的にこれ以上小さくなると
オクルージョンの発生のおそれがある、閾値φsを、予
め定めておき、求めた角φと閾値φsとを、大小比較す
ると良い。あるいは、図4(c)に示すように、カメラ
iにおける視直径が既知であるときは、視直径による角
(最大値でも平均値でも良い)を閾値φsとしてもよ
い。即ち、条件φ<φsを満たすとき、該当カメラを選
択しないようにする。
【0064】次に、オクルージョンの発生のおそれがな
いカメラが、台数mよりも多く存在した場合、最適カメ
ラ決定手段27は、次の要領で、より好ましいm台のカ
メラに絞り込む。図5に示すように、オクルージョンの
発生のおそれなしとされた、カメラ1、2が、いま、三
次元空間内のマーカM1、M2を撮像しており、カメラ
1、2について担当するマーカを定めたいとする。
【0065】ここで、カメラiの光軸ベクトルLiと、
マーカMjの速度ベクトルVjのなす角をθijとす
る。そして、カメラiについて、全てのマーカにつき、
求めた角θijの総和を、和Θiとする。このとき、和
Θiが大きい順にカメラを選択する。
【0066】このようにすることにより、マーカの動き
が画像中に大きく現れるカメラが優先的に選択され、検
出精度が向上する。なぜなら、マーカがカメラの光軸方
向又はそれに近い方向に移動していると、和Θiが小さ
くなり、測定精度が低下するが、その逆の関係(最善は
直交する方向)になるカメラが優先的に選択されること
となるからである。
【0067】以上のように、最適カメラ決定手段27
は、好ましい適正なカメラを決定し、カメラ選択手段2
0に指示する。そして、これらの処理は、撮影の都度、
つまり撮影のサンプリング間隔毎に、行うのが望まし
い。こうすると、時々刻々と変化するマーカの動きに、
的確に追従した検出ができる。また、図2から明らかな
ように、本形態は、動き予測結果に基づくカメラ決定の
流れを、フィードバックしている点に特徴がある。
【0068】次に、図6のフローチャートに沿って、本
形態の三次元情報検出装置の動作を説明する。さてま
ず、動作に移る前に、次の準備を行っておく。
【0069】本例では、人の追跡したい部位にそれぞれ
色の異なる球状のマーカをe個装着し、検出対象をこれ
らのマーカとする。また、このとき、装着部位とマーカ
色の対応はあらかじめ入力しておく。そして、図5に示
すように、人を囲むようにn台(n≧3)のカメラを配
置する。このとき、人が動いても、各カメラの視野に常
に人が含まれるように光軸等を設定する。
【0070】さらに、この状態でカメラキャリブレーシ
ョン作業を行ない、カメラの位置、姿勢、レンズ特性等
の、いわゆるカメラパラメータを、記録媒体12に記録
しておく。
【0071】次に、図6(a)のステップ1に示すよう
に、最適カメラ決定手段27は、選択するm台のカメラ
識別子D1〜Dmに初期値(当初は、オペレータが指示
してもよい)を指定する。
【0072】次に、ステップ2において、全てのカメラ
で同時に撮影し画像データとして出力する。
【0073】ステップ3では、カメラ選択手段20が、
最適カメラ決定手段27によって指示されたカメラ識別
子D1〜Dmのm個の画像データのみを選択し、二次元
情報演算手段21〜23へ送る。二次元情報演算手段2
1〜23では、各々の入力した画像データを走査して色
情報、輝度情報から全てのマーカ領域を抽出し、その重
心位置を各マーカの二次元位置とする(図6(b)のス
テップ9〜ステップ11)。なお、各画像データ間での
マーカの対応は、色情報により容易に対応づけられる。
【0074】次に、ステップ5にて、三次元情報演算手
段24が、各マーカの二次元位置とカメラパラメータか
ら三次元位置を演算する(図6(c)のステップ12〜
ステップ13)。
【0075】次に、ステップ6にて、各マーカの三次元
位置が出力手段25に表示される。
【0076】次に、ステップ7にて、動き予測手段26
は、過去のマーカの位置から速度および加速度を計算
し、これらの履歴から、(数1)により、次の瞬間(カ
メラによる次の撮影時刻)のマーカの位置Pと速度ベク
トルV(運動方向と速さ)を計算する。
【0077】そして、ステップ8にて、最適カメラ決定
手段27は、図7(a)、(b)、(c)に示すよう
に、n台のカメラからマーカ同士のオクルージョンが発
生する可能性のあるカメラを除外し、つぎにマーカの動
きが画像データの変化量として大きく現れると予想され
るカメラをm台決定し、適正なカメラ識別子D1〜Dm
を決定する。以上の処理を、全てのカメラでの撮影毎に
繰り返す。
【0078】以上の手法に代えて、想定される最適カメ
ラ決定手段27の入力と出力の関係をあらかじめデータ
ベースに蓄えておいても良い。
【0079】つまり、図8(a)に示すように、想定さ
れるマーカ位置を幾つかの領域(ここでは、10*10
*10)に分けて、全ての領域について想定されるマー
カ速度と組み合わせて、それぞれの組合せについて最適
なカメラ識別子D1〜Dmをあらかじめ前述したアルゴ
リズムおよび経験で決定して、その結果を、図8(b)
に示すように、最適カメラテーブルに保存しておく。
【0080】そして、動作時に、動き予測手段26が出
力した予測位置をキーとして、最適カメラテーブルを検
索し、最適なカメラ識別子D1〜Dmを決定する。
【0081】こうすると、最適カメラの決定を短時間で
高速に処理することが可能となる。またアルゴリズムで
は表現しにくい経験則的なカメラ選択のノウハウもシス
テムに容易に組み込むことができる。なお、図8(a)
では、マーカ数e=1の場合を示したが、マーカが複数
の場合も、全てのマーカの予測位置と予測速度を組み合
わせたテーブルを用意すれば同様に対応できる。
【0082】また、本例では、人にマーカを取り付けて
マーカを検出対象としたが、マーカを取り付けず、例え
ば顔、手、足の部位に着目しこれらの着目部位のみ露出
した服を装着し、検出対象をこれらの着目部位の肌色領
域として追跡することもできる。
【0083】この場合、以上の説明において、「マー
カ」を「肌色領域」と置き換えれば、上記アルゴリズム
をそのまま適用できる。ただし、肌色の単色となるた
め、マーカの色情報を使っている二次元情報演算手段2
1〜23は別なアルゴリズムに置き換える必要がある。
【0084】例えば、肌色領域を追跡する手法として、
Pfinderがある。(C.R.Wren, A.A
zarbayejani, T.Darrell, A
ndA.P. Pentland : ”Pfinde
r:Real−TimeTracking of th
e Human Body”, IEEE Tran
s. Pattern Analysis and M
achine Intelligence, Vol.
19, No.7, pp.780−785, Jul
y 1997)。Pfinderによれば、色情報と位
置情報とを使うことにより、肌色単色であっても、部位
の追跡およびラベリングが可能で、各部位の二次元の位
置情報をリアルタイムに計算することが可能である。
【0085】なお、検出対象が手の平や板状マーカなど
の平面に近似できる場合は、近似した平面の重心点を位
置Pとし、平面に垂直な法線Uを三次元情報として復元
することができる。
【0086】平面の位置と法線を三次元情報として算出
するアルゴリズムは、上述の「物体の形状 姿勢検出装
置」の記載によればよい。このとき、動き予測手段26
では、次の瞬間の検出対象の重心位置Pおよび速度ベク
トルV(運動方向と速さ)を(数1)で求め、さらに法
線ベクトルUは、過去の法線ベクトルの履歴から外補す
ることにより容易に求めることができる。
【0087】最適カメラ決定手段27では、法線ベクト
ルUと各カメラ光軸Lとのなす角が小さいものから順に
m台を選ぶか、または法線ベクトルUと各カメラの光軸
Lとの内積が大きいものから順にm台を選ぶ。
【0088】なお、本例では、ある瞬間における最適な
n台のカメラを決定し、そのカメラ画像から全ての検出
対象の二次元情報を演算しているが、これを、ある瞬間
において、全ての検出対象の1つ1つについてn台の最
適なカメラを決定し、それぞれのカメラ画像からそれぞ
れの二次元情報を演算することもできる。
【0089】本形態によれば、次の効果がある。まず、
検出対象の位置と速度を予測し、予測した位置・速度と
各カメラの光軸との位置関係からカメラを選択すること
により、オクルージョンの発生を最低限に押え、さらに
最適な画像データを取捨選択することができ、少ないデ
ータ量から三次元情報の高精度な検出が可能となる。
【0090】データベースに予測した位置と速度とそれ
に対応したカメラを前もって記述しておくことにより、
オクルージョン発生の可能性等を毎回演算することな
く、最適なカメラを高速に決定することができる。さら
に、アルゴリズムでは表現しにくい経験則的なカメラ選
択のノウハウもシステムに容易に組み込むことができ
る。
【0091】(実施の形態2)図9に示すように、本形
態の三次元情報検出装置は、実施の形態1に対し、動き
予測手段がなく、各カメラ1、2、3毎に、第1画像特
徴量抽出手段30、第2画像特徴量抽出手段31、第n
画像特徴量抽出手段32が設けられ、最適カメラ決定手
段33が第1画像特徴量抽出手段30、第2画像特徴量
抽出手段31、第n画像特徴量抽出手段32が求めた画
像特徴量を参照する点が異なる。
【0092】第1画像特徴量抽出手段30、第2画像特
徴量抽出手段31、第n画像特徴量抽出手段32は、カ
メラ1、2、3から入力した画像データに基づいて、図
10(b)、(c)、(d)のいずれか1つ又は2以上
組み合わせた画像特徴量を計算する。図10(b)で
は、画像に含まれる全マーカの面積(画素数)を画像特
徴量とする(ステップ37〜ステップ39)。このよう
にすると、二次元情報演算手段21〜23において画像
データからマーカの重心位置を求める場合、マーカの画
素数が大きいほど位置の誤差が小さくなるため、検出精
度を向上できる。
【0093】図10(c)では、マーカのフレーム間移
動距離を画像特徴量とする(ステップ40〜ステップ4
3)。ここで、マーカの移動距離が少ない画像データ
は、カメラの光軸方向にマーカが移動している可能性が
あり、その場合、検出精度が低下する。このため、でき
るだけ検出対象の移動方向と垂直に近いカメラ光軸を持
つ画像データ、すなわちマーカの移動距離が大きいもの
を優先的に選択することにより、検出精度を向上させ
る。
【0094】図10(d)では、マーカとみなす画素に
対して、クラスタリング処理を行い、得られたクラスタ
の個数を画像特徴量とする(ステップ44〜ステップ4
5)。これにより、検出対象を効率的に捉えていないカ
メラを排除できる。
【0095】さらに、上記画像特徴量は、いずれも検出
対象の平面近似性を前提としないので、広範な用途に適
用できる。
【0096】次に、図10(a)のフローチャートに沿
って、本形態の三次元情報検出装置の動作を説明する。
さてまず、動作に移る前に、次の準備を行っておく。
【0097】本例では、人の追跡したい部位にそれぞれ
色の異なる球状のマーカをe個装着し、検出対象をこれ
らのマーカとする。また、このとき、装着部位とマーカ
色の対応はあらかじめ入力しておく。そして、人を囲む
ようにn台(n≧3)のカメラを配置する。このとき、
人が動いても、各カメラの視野に常に人が含まれるよう
に光軸等を設定する。
【0098】さらに、この状態でカメラキャリブレーシ
ョン作業を行ない、カメラの位置、姿勢、レンズ特性等
の、いわゆるカメラパラメータを、記録媒体12に記録
しておく。
【0099】ステップ30にて、全てのカメラ1、2、
3で撮影を行い、第1画像特徴量抽出手段30、第2画
像特徴量抽出手段31、第n画像特徴量抽出手段32が
上述の画像特徴量を求める(ステップ31)。
【0100】次に、最適カメラ決定手段33が画像特徴
量が大きい順に、カメラをm台部分選択する決定を行い
(ステップ32)、カメラ選択手段20に指示を与え
る。そして、カメラ選択手段20は、指示されたカメラ
の画像データを第1二次元情報演算手段21、第2二次
元情報演算手段22、第m二次元情報演算手段23に渡
し(ステップ33)、第1二次元情報演算手段21、第
2二次元情報演算手段22、第m二次元情報演算手段2
3は、マーカの二次元位置を計算する(ステップ3
4)。
【0101】次に、三次元情報演算手段24がこれらの
二次元位置からマーカの三次元位置を計算し(ステップ
35)、結果が出力手段25に表示される(ステップ3
6)。
【0102】以上の処理が、撮像サンプリング間隔毎に
繰り返される。
【0103】さらに、本形態は、実施の形態1と同様
に、マーカに代えて肌色領域を検出対象とすることがで
きる。
【0104】(実施の形態3)本形態は、実施の形態
1、2と異なり、検出対象の移動経路が想定できること
を前提とする。このとき、想定される移動経路を入力し
て、最適なカメラ配置を提示する構成である。さらに、
指示にしたがってオペレータが配置したカメラの画像か
ら、正しい配置とのずれを計算し、状況に応じて再設定
を指示することも可能である。
【0105】図11は、本発明の実施の形態3における
三次元情報検出装置のブロック図である。但し、要点の
みを記載してある。このうち、動き入力手段40は、オ
ペレータが想定する検出対象の移動経路を入力するため
のものである。
【0106】最適カメラ配置決定手段41は、入力され
た移動経路から、後述する要領で、最適なカメラ配置を
決定する。また、出力手段42は、決定した最適カメラ
配置をオペレータに表示する。
【0107】次に、図12のフローチャートに沿って、
動作を説明する。まず、オペレータは、検出対象の動き
をあらかじめ想定し、動き入力手段40で移動経路とし
て入力する(ステップ101)。ここでは、図13に示
すように、移動経路が入力されたものとし、この移動経
路のうち、特に動き始めの点を動き始点S、動き終りの
点を動き終点T、経路の中央の点を中間点Qとする。
【0108】すると、最適カメラ配置決定手段41は、
最適なカメラF1、F2の位置と姿勢を計算する。つま
り、中間点Qを頂点とし、線分STに平行な底辺(線分
B1B2)となる正三角形を設定する(ステップ10
2)。このとき、正三角形の一辺の長さは、カメラの画
素数等から決定される値をあらかじめ与えておいてもよ
いし、線分STの長さの整数倍としてもよい。
【0109】そして、最適カメラ配置決定手段41は、
点B1および点B2を、カメラF1、F2の光学中心と
なるようにそれぞれの位置を決める。また、正三角形の
辺B1Mおよび辺B2Mと、カメラF1、F2の光軸と
を一致するように、カメラの姿勢をそれぞれ決定する
(ステップ103、104)。
【0110】そして、決定した2つのカメラF1および
F2の位置および姿勢を座標値やグラフィックスで出力
手段42に表示し、オペレータにカメラの配置を促す
(ステップ105)。なお、正三角形の頂点を中間点M
としたが、動き始点Sや動き終点Tを頂点としてもよ
い。
【0111】また、図14に示すようにしてもよい。即
ち、動き始点Sと動き終点Tを底辺とする正三角形(頂
点R)を想定し、辺RSの延長線上に点B1、辺RTの
延長線上に点B2を設定し、点B1および点B2を、カ
メラF1、F2の光学中心となるようにそれぞれの位置
を決める。また、線分B1Sおよび線分B2T、カメラ
F1、F2の光軸とを一致するように、カメラの姿勢を
それぞれ決定する。
【0112】また、カメラをn台配置する場合には、図
15に示すように、頂点角(角SRT)をn―1等分し
た線分上にBi(i=1〜n)をとり、カメラFiの位
置と姿勢を決めても良い。
【0113】なお、検出対象の実際の移動経路は、オペ
レータが想定した移動経路と必ずしも一致する必要はな
く、大きくずれなければ一定の効果が得られる。
【0114】本形態によれば、次の効果がある。即ち、
検出対象の動き経路をあらかじめ想定して入力し、入力
した経路から最適なカメラ配置を計算し、オペレータに
提示することにより、不慣れなオペレータでも最適なカ
メラ配置が行える。
【0115】なお、最適なカメラ配置の決定要領は、種
々変更しても差し支えない。
【0116】
【発明の効果】第1発明では動き予測を利用し、第2発
明では画像特徴量を利用することにより、複数のカメラ
から少なくかつ最適なカメラを常に選択することがで
き、(1)オクルージョンの発生を極力防止し、安定し
た検出ができる。(2)カメラの台数を増やしても画像
処理負担を軽減できる。(3)平面近似できない対象物
体についても適用できる。
【0117】第3発明では、対象物体の動き経路をあら
かじめ想定して入力し、入力した経路から最適なカメラ
配置を計算し、ユーザに提示することにより、不慣れな
ユーザでも最適なカメラ配置を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における三次元情報検出
装置の構成図
【図2】本発明の実施の形態1における三次元情報検出
装置のブロック図
【図3】同角φの説明図
【図4】(a)同オクルージョン非発生時の画像例示図 (b)同オクルージョン発生時の画像例示図 (c)同視直径の説明図
【図5】同角θの説明図
【図6】(a)同フローチャート (b)同フローチャート (c)同フローチャート
【図7】(a)同フローチャート (b)同フローチャート (c)同フローチャート
【図8】(a)同領域分割説明図 (b)同最適カメラテーブルの例示図
【図9】本発明の実施の形態2における三次元情報検出
装置のブロック図
【図10】(a)同フローチャート (b)同フローチャート (c)同フローチャート (d)同フローチャート
【図11】本発明の実施の形態3における三次元情報検
出装置のブロック図
【図12】同フローチャート
【図13】同配置例示図
【図14】同配置例示図
【図15】同配置例示図
【符号の説明】
1、2、3 カメラ 20 カメラ選択手段 21、22、23 二次元情報演算手段 24 三次元情報演算手段 25 出力手段 26 動き予測手段 27 最適カメラ決定手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 315 G06T 1/00 340B 5L096 340 7/00 C 7/00 H04N 5/225 F H04N 5/225 Z 13/02 13/02 G01P 15/00 A (72)発明者 吉田 裕之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉澤 正文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 福宮 英二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西 隆暁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA04 BB15 BB27 CC16 FF09 FF27 FF64 FF67 HH02 JJ03 JJ05 JJ26 MM02 QQ00 QQ08 QQ17 QQ21 QQ24 QQ32 2F112 AC02 AC06 BA06 CA08 CA12 FA03 FA21 FA45 5B057 AA20 BA02 BA19 DA07 DA20 DB02 DB03 DC04 DC08 DC30 DC36 5C022 AA01 AB61 AB68 AC01 AC69 5C061 AA20 AB04 AB24 5L096 AA02 AA09 BA18 CA05 DA02 FA46 FA52 FA59 FA66 FA67 FA69 HA04 HA05 MA07

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動可能な検出対象の三次元空間における
    位置情報を検出する三次元情報検出装置であって、 互いに異なる方向から検出対象を撮像する少なくとも3
    つの撮像手段と、 指示に従って、前記少なくとも3つの撮像手段から複数
    の撮像手段を部分選択する選択手段と、 選択された撮像手段による画像情報から検出対象の三次
    元空間における位置情報を求める三次元情報演算手段
    と、 求めた位置情報から直後における動き予測を行う動き予
    測手段と、 動き予測結果を参照して適正な撮像手段を決定し前記選
    択手段へ指示を与える決定手段を備えることを特徴とす
    る三次元情報検出装置。
  2. 【請求項2】前記検出対象は、移動する物体そのもの、
    移動する物体に取り付けられたマーカ、人体の一部又は
    全部のうちの、いずれかであることを特徴とする請求項
    1記載の三次元情報検出装置。
  3. 【請求項3】前記動き予測は、検出対象の位置、速度、
    加速度又は法線ベクトルの一種又は二種以上に基づくこ
    とを特徴とする請求項1から2記載の三次元情報検出装
    置。
  4. 【請求項4】前記動き予測は、線形外挿によることを特
    徴とする請求項1から3記載の三次元情報検出装置。
  5. 【請求項5】前記決定手段は、検出対象毎に適正な撮像
    手段を決定することを特徴とする請求項1から4記載の
    三次元情報検出装置。
  6. 【請求項6】前記決定手段は、該当撮像手段の画像中に
    おいて、検出対象同士のオクルージョンの発生条件を検
    討し、発生するおそれがあるときは、該当撮像手段を選
    択しないことを特徴とする請求項1から5記載の三次元
    情報検出装置。
  7. 【請求項7】前記決定手段は、該当撮像手段の光軸ベク
    トルと検出対象の速度ベクトルのなす角又はこの角の関
    数値を参照し、この角が大きい順に優先的に選択するこ
    とを特徴とする請求項1から6記載の三次元情報検出装
    置。
  8. 【請求項8】前記決定手段は、適正な撮像手段を撮像時
    毎に決定することを特徴とする請求項1から7記載の三
    次元情報検出装置。
  9. 【請求項9】移動可能な検出対象の三次元空間における
    位置情報を検出する三次元情報検出装置であって、 互いに異なる方向から検出対象を撮像する少なくとも3
    つの撮像手段と、 指示に従って、前記少なくとも3つの撮像手段から複数
    の撮像手段を部分選択する選択手段と、 選択された撮像手段による画像情報から検出対象の三次
    元空間における位置情報を求める三次元情報演算手段
    と、 前記撮像手段毎に、撮像適性の指標として予め定義され
    た画像特徴量を求める画像特徴量抽出手段と、 求めた画像特徴量を参照して適正な撮像手段を決定し、
    前記選択手段へ指示を与える決定手段を備えることを特
    徴とする三次元情報検出装置。
  10. 【請求項10】前記検出対象は、移動する物体そのも
    の、移動する物体に取り付けられたマーカ、人体の一部
    又は全部のうちの、いずれかであることを特徴とする請
    求項9記載の三次元情報検出装置。
  11. 【請求項11】前記画像特徴量は、画像に含まれる検出
    対象の面積であることを特徴とする請求項9から10記
    載の三次元情報検出装置。
  12. 【請求項12】前記画像特徴量は、検出対象のフレーム
    間移動距離であることを特徴とする請求項9から11記
    載の三次元情報検出装置。
  13. 【請求項13】前記画像特徴量は、画像に含まれる検出
    対象の個数であることを特徴とする請求項9から12記
    載の三次元情報検出装置。
  14. 【請求項14】前記画像特徴量は、画像に含まれる検出
    対象の面積、検出対象のフレーム間移動距離、画像に含
    まれる検出対象の個数のうち、二種以上を組み合わせた
    ものであることを特徴とする請求項9から10記載の三
    次元情報検出装置。
  15. 【請求項15】移動可能な検出対象の三次元空間におけ
    る位置情報を検出する三次元情報検出装置であって、 互いに異なる方向から検出対象を撮像する複数の撮像手
    段と、 検出対象の移動経路を入力する動き入力手段と、 入力された移動経路に基づいて、複数の撮像手段の配置
    を求める配置演算手段と、 求めた配置を出力する出力手段を備えることを特徴とす
    る三次元情報検出装置。
  16. 【請求項16】前記配置演算手段は、入力された移動経
    路上の一点を頂点とする正三角形の、他の二つの頂点に
    撮像手段を配置することを特徴とする請求項15記載の
    三次元情報検出装置。
  17. 【請求項17】前記配置演算手段は、入力された移動経
    路の始点から終点に至る線分を底辺とする二等辺三角形
    の頂角を、等分する軸上に複数の撮像手段を配置するこ
    とを特徴とする請求項15記載の三次元情報検出装置。
  18. 【請求項18】移動可能な検出対象の三次元空間におけ
    る位置情報を検出する三次元情報検出方法であって、 少なくとも3つの撮像手段により、互いに異なる方向か
    ら検出対象を撮像するステップと、 指示に従って、前記少なくとも3つの撮像手段から複数
    の撮像手段を部分選択するステップと、 選択された撮像手段による画像情報から検出対象の三次
    元空間における位置情報を求めるステップと、 求めた位置情報から直後における動き予測を行うステッ
    プと、 動き予測結果を参照して適正な撮像手段を決定し前記選
    択手段へ指示を与えるステップを備えることを特徴とす
    る三次元情報検出方法。
  19. 【請求項19】前記検出対象は、移動する物体そのも
    の、移動する物体に取り付けられたマーカ、人体の一部
    又は全部のうちの、いずれかであることを特徴とする請
    求項18記載の三次元情報検出方法。
  20. 【請求項20】前記動き予測は、検出対象の位置、速
    度、加速度又は法線ベクトルの一種又は二種以上に基づ
    くことを特徴とする請求項18から19記載の三次元情
    報検出方法。
  21. 【請求項21】前記動き予測は、線形外挿によることを
    特徴とする請求項18から20記載の三次元情報検出方
    法。
  22. 【請求項22】検出対象毎に適正な撮像手段を決定する
    ことを特徴とする請求項18から21記載の三次元情報
    検出方法。
  23. 【請求項23】該当撮像手段の画像中において、検出対
    象同士のオクルージョンの発生条件を検討し、発生する
    おそれがあるときは、該当撮像手段を選択しないことを
    特徴とする請求項18から22記載の三次元情報検出方
    法。
  24. 【請求項24】該当撮像手段の光軸ベクトルと検出対象
    の速度ベクトルのなす角又はこの角の関数値を参照し、
    この角が大きい順に優先的に選択することを特徴とする
    請求項18から23記載の三次元情報検出方法。
  25. 【請求項25】適正な撮像手段を撮像時毎に決定するこ
    とを特徴とする請求項18から24記載の三次元情報検
    出方法。
  26. 【請求項26】移動可能な検出対象の三次元空間におけ
    る位置情報を検出する三次元情報検出方法であって、 少なくとも3つの撮像手段により、互いに異なる方向か
    ら検出対象を撮像するステップと、 指示に従って、前記少なくとも3つの撮像手段から複数
    の撮像手段を部分選択するステップと、 選択された撮像手段による画像情報から検出対象の三次
    元空間における位置情報を求めるステップと、 前記撮像手段毎に、撮像適性の指標として予め定義され
    た画像特徴量を求めるステップと、 求めた画像特徴量を参照して適正な撮像手段を決定し、
    前記選択手段へ指示を与えるステップを備えることを特
    徴とする三次元情報検出方法。
  27. 【請求項27】移動する物体そのもの、移動する物体に
    取り付けられたマーカ、人体の一部又は全部のうちの、
    いずれかであることを特徴とする請求項26記載の三次
    元情報検出方法。
  28. 【請求項28】前記画像特徴量は、画像に含まれる検出
    対象の面積であることを特徴とする請求項26から27
    記載の三次元情報検出方法。
  29. 【請求項29】前記画像特徴量は、検出対象のフレーム
    間移動距離であることを特徴とする請求項26から28
    記載の三次元情報検出方法。
  30. 【請求項30】前記画像特徴量は、画像に含まれる検出
    対象の個数であることを特徴とする請求項26から29
    記載の三次元情報検出方法。
  31. 【請求項31】前記画像特徴量は、画像に含まれる検出
    対象の面積、検出対象のフレーム間移動距離、画像に含
    まれる検出対象の個数のうち、二種以上を組み合わせた
    ものであることを特徴とする請求項26から27記載の
    三次元情報検出方法。
  32. 【請求項32】移動可能な検出対象の三次元空間におけ
    る位置情報を検出する三次元情報検出方法であって、 少なくとも3つの撮像手段により、互いに異なる方向か
    ら検出対象を撮像するステップと、 検出対象の移動経路を入力するステップと、 入力された移動経路に基づいて、複数の撮像手段の配置
    を求めるステップと、 求めた配置を出力するステップを備えることを特徴とす
    る三次元情報検出方法。
  33. 【請求項33】入力された移動経路上の一点を頂点とす
    る正三角形の、他の二つの頂点に撮像手段を配置するこ
    とを特徴とする請求項32記載の三次元情報検出方法。
  34. 【請求項34】入力された移動経路の始点から終点に至
    る線分を底辺とする二等辺三角形の頂角を、等分する軸
    上に複数の撮像手段を配置することを特徴とする請求項
    32記載の三次元情報検出方法。
JP2000181612A 2000-06-16 2000-06-16 三次元情報検出装置及び三次元情報検出方法 Pending JP2002008040A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000181612A JP2002008040A (ja) 2000-06-16 2000-06-16 三次元情報検出装置及び三次元情報検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000181612A JP2002008040A (ja) 2000-06-16 2000-06-16 三次元情報検出装置及び三次元情報検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002008040A true JP2002008040A (ja) 2002-01-11

Family

ID=18682513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000181612A Pending JP2002008040A (ja) 2000-06-16 2000-06-16 三次元情報検出装置及び三次元情報検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002008040A (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005295004A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Sanyo Electric Co Ltd 立体画像処理方法および立体画像処理装置
JP2006039770A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Sony Corp 画像処理装置及び方法、プログラム
JP2006329842A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Konica Minolta Sensing Inc 3次元形状データの位置合わせ方法および装置
JP2008027362A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Shimadzu Corp モーショントラッカ装置
JP2008522324A (ja) * 2004-12-03 2008-06-26 ソニー株式会社 顔動作および身体動作を取り込むシステムおよび方法
JP2009002761A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Nikon Corp 測距装置およびその測距方法
JP2009175961A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Mori Seiki Co Ltd 干渉確認装置
JP2010038753A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Toyota Central R&D Labs Inc 運動推定装置及びプログラム
JP2010286450A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Matsuno Design Tenpo Kenchiku Kk 被写体面積算出装置、被写体面積算出システム、被写体面積算出方法
JP2011228846A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Canon Inc 画像処理装置および方法
JP2012037946A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Matsuno Design Tenpo Kenchiku Kk デザイン製作に用いられる記憶装置
JP2013026770A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Nissan Motor Co Ltd 車輌用映像表示装置
JP2013098739A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Canon Inc 画像処理装置およびその制御方法
JP2014211404A (ja) * 2013-04-22 2014-11-13 株式会社ノビテック モーションキャプチャー方法
JP2016045670A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 ジェスチャ管理システム、ジェスチャ管理プログラム、ジェスチャ管理方法および指さし認識装置
JP2018529130A (ja) * 2015-06-09 2018-10-04 オックスフォード メトリックス ピーエルシー モーション・キャプチャ・システム
JP2019203770A (ja) * 2018-05-23 2019-11-28 株式会社リアルグローブ 測位装置及び方法、並びに、コンピュータプログラム
JP2020173211A (ja) * 2019-04-12 2020-10-22 俊雄 川口 角度測定装置、距離測定装置、速度測定装置、標高測定装置、座標測定装置、角度測定方法、およびプログラム
US10893207B2 (en) 2017-12-19 2021-01-12 Fujitsu Limited Object tracking apparatus, object tracking method, and non-transitory computer-readable storage medium for storing program
CN112750153A (zh) * 2019-10-30 2021-05-04 广赛布托有限公司 轨道算出装置、轨道算出方法、计算机可读取记录介质
WO2024004190A1 (ja) * 2022-06-30 2024-01-04 富士通株式会社 3次元位置算出方法、装置、及びプログラム
JP7491035B2 (ja) 2020-04-21 2024-05-28 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005295004A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Sanyo Electric Co Ltd 立体画像処理方法および立体画像処理装置
JP2006039770A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Sony Corp 画像処理装置及び方法、プログラム
JP4586447B2 (ja) * 2004-07-23 2010-11-24 ソニー株式会社 画像処理装置及び方法、プログラム
JP2008522324A (ja) * 2004-12-03 2008-06-26 ソニー株式会社 顔動作および身体動作を取り込むシステムおよび方法
JP2006329842A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Konica Minolta Sensing Inc 3次元形状データの位置合わせ方法および装置
JP4599515B2 (ja) * 2005-05-27 2010-12-15 コニカミノルタセンシング株式会社 3次元形状データの位置合わせ方法および装置
JP2008027362A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Shimadzu Corp モーショントラッカ装置
JP4656016B2 (ja) * 2006-07-25 2011-03-23 株式会社島津製作所 モーショントラッカ装置
JP2009002761A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Nikon Corp 測距装置およびその測距方法
JP2009175961A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Mori Seiki Co Ltd 干渉確認装置
JP2010038753A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Toyota Central R&D Labs Inc 運動推定装置及びプログラム
JP2010286450A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Matsuno Design Tenpo Kenchiku Kk 被写体面積算出装置、被写体面積算出システム、被写体面積算出方法
JP2011228846A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Canon Inc 画像処理装置および方法
JP2012037946A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Matsuno Design Tenpo Kenchiku Kk デザイン製作に用いられる記憶装置
JP2013026770A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Nissan Motor Co Ltd 車輌用映像表示装置
JP2013098739A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Canon Inc 画像処理装置およびその制御方法
JP2014211404A (ja) * 2013-04-22 2014-11-13 株式会社ノビテック モーションキャプチャー方法
JP2016045670A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 ジェスチャ管理システム、ジェスチャ管理プログラム、ジェスチャ管理方法および指さし認識装置
JP2018529130A (ja) * 2015-06-09 2018-10-04 オックスフォード メトリックス ピーエルシー モーション・キャプチャ・システム
US10893207B2 (en) 2017-12-19 2021-01-12 Fujitsu Limited Object tracking apparatus, object tracking method, and non-transitory computer-readable storage medium for storing program
JP2019203770A (ja) * 2018-05-23 2019-11-28 株式会社リアルグローブ 測位装置及び方法、並びに、コンピュータプログラム
JP2020173211A (ja) * 2019-04-12 2020-10-22 俊雄 川口 角度測定装置、距離測定装置、速度測定装置、標高測定装置、座標測定装置、角度測定方法、およびプログラム
CN112750153A (zh) * 2019-10-30 2021-05-04 广赛布托有限公司 轨道算出装置、轨道算出方法、计算机可读取记录介质
JP7491035B2 (ja) 2020-04-21 2024-05-28 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
WO2024004190A1 (ja) * 2022-06-30 2024-01-04 富士通株式会社 3次元位置算出方法、装置、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002008040A (ja) 三次元情報検出装置及び三次元情報検出方法
JP5812599B2 (ja) 情報処理方法及びその装置
US8144238B2 (en) Image processing apparatus and method
JP3054681B2 (ja) 画像処理方法
JP5388932B2 (ja) 情報処理装置およびその制御方法
JP4004899B2 (ja) 物品の位置姿勢検出装置及び物品取出し装置
WO2011105522A1 (en) Three-dimensional measurement apparatus, processing method, and non-transitory computer-readable storage medium
JPH10320588A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP4938748B2 (ja) 画像認識装置及びプログラム
JP2986455B1 (ja) 手振り認識装置
JP6723743B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
CN112492195A (zh) 光学传感装置及方法
JP2002259984A (ja) 動作解析装置及び動作解析方法
JP2003346185A (ja) 情報表示システム及び携帯情報端末
JP2006227739A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2627483B2 (ja) 姿勢検出装置および方法
JPH08212327A (ja) 身振り認識装置
JP2001012946A (ja) 動画像処理装置及び方法
JP7096176B2 (ja) 物体位置推定装置およびその方法
JP2922503B1 (ja) 3次元座標検出方法
US20210165999A1 (en) Method and system for head pose estimation
JP2934190B2 (ja) 手振り認識装置
JPH08263629A (ja) 物体の形状・姿勢検出装置
JP3668168B2 (ja) 動画像処理装置
US20230267646A1 (en) Method, System, And Computer Program For Recognizing Position And Attitude Of Object Imaged By Camera

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040210