JP4599185B2 - アンテナ回路、及び非接触型icインレットの周波数調整方法 - Google Patents

アンテナ回路、及び非接触型icインレットの周波数調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、個人認証、商品管理、物流管理等に使用される、非接触型ICタグや非接触型ICカード等に利用できる非接触型ICインレット用アンテナ回路、同アンテナ回路を組込んだ非接触型ICインレット、及びその周波数調整方法、更には前記非接触型ICインレットを組込んだ非接触型ICタグ及び非接触型ICカードに関する。
近年、管理対象の人や商品(被着体)に取付け、これら管理対象の流通等を管理する非接触型ICタグが普及している。この非接触型ICタグは、内蔵するICチップにデータを記憶させることができ、電波を介して非接触で質問機と交信することにより、管理するデータを質問機と交換できるものである。
非接触型ICタグの利用分野としては、例えば各種の交通機関の定期券、企業等における人の入出管理、商品の在庫管理、物流管理等多岐にわたる。これらの利用分野に応じて各種の形態の非接触型ICタグや非接触型ICカードがある。
これらの非接触型ICタグや非接触型ICカードは、その内部に、非接触型ICインレットを収納している。
図8に、非接触型ICインレットの代表的例を示す。図8中、500は非接触型ICインレットである。502は樹脂フィルム等で形成された絶縁基材で、その表面には導電材料を渦巻き状に巻回してなる平面アンテナ504が形成されている。前記巻回した平面アンテナ504の外側一端は、外側電極506に接続されている。また、前記平面アンテナ504の内側他端は、一方の接続パッド508に接続されている。
510は他方の接続パッドで、前記一方の接続パッド508と対向すると共に所定間隔離間して形成されている。
前記他方の接続パッド510と外側電極506との間には、平面アンテナ504の上面を覆って絶縁層512が形成されており、この絶縁層512の上面に形成されたジャンパー514により、前記外側電極506と他方の接続パッド510とが接続されている。
以上のように構成されたアンテナ回路の一方の接続パッド508と、他方の接続パッド510とに、ICチップ接続用端子(不図示)を介してICチップ516が実装される。ICチップ516は、接続用端子が2箇所に形成されているので、アンテナ回路には図8に示されるように2個の接続パッド508、510が必要になる。
図9は、異なる配置の接続パッドを示すもので、(a)は2個の接続パッド602、604に、ICチップ606の対角線上に形成された接続用端子608、610が接続されて実装されている様子が示されている。(b)は、互いに平行に配列された接続パッド620、622に、ICチップ624の一縁部に形成された接続用端子626、628が接続されて実装されている様子が示されている。
図8に示される上記構成の非接触型ICインレット500においては、平面アンテナ504とICチップ516に内蔵されているコンデンサー(不図示)とで、共振回路が構成され、その共振周波数を持つ電波を介して、外部の質問器(不図示)と非接触で交信ができるようになっている。
アンテナ回路とICチップで構成される共振回路の共振周波数(f)は、ICチップの静電容量(C)と、アンテナ回路のインダクタンス(L)が定まれば、下記式(1)により決定される。

f=2π/(LC)1/2 (1)

ICチップの静電容量は、各ICチップ毎に固有の値を持っており、ICチップが変れば、静電容量も変る。
アンテナ回路にICチップを実装した非接触型ICインレットを製造する際には、アンテナ回路の設計段階で、目的の共振周波数になるように平面アンテナの巻数等を設計した後、アンテナ回路が試作される。この試作されたアンテナ回路にICチップが実装されて非接触型ICインレットが得られる。しかし、この非接触型ICインレットの共振周波数を測定すると、設計した共振周波数と一致している場合は希で、むしろ通常は多少異なっている。このため、通常はこの設計した共振周波数からの偏差を調整するために、アンテナ回路の巻回数を再設計した後、再試作が行われる。しかし、再試作には、長期間を必要とし、また煩雑なものである。
この問題を解決するため、アンテナ回路に予め調整用コンデンサーを形成しておき、ICチップを実装した後、調整用コンデンサーを切断することにより共振周波数の微調整をする方法が提案されている(特許文献1)。
また、予めアンテナ回路に回路長の調整用配線パターンを形成しておき、周波数の偏差に応じて調整用配線パターンを切断することにより共振周波数を微調整する方法が提案されている(特許文献2)。
しかし、これらの調整方法は、アンテナ回路の切断工程の追加を必要とし、製造工程が煩雑になる問題がある。
特開2001−10264(請求項1、段落番号(0014)) 特開2001−251115(請求項1、要約書)
本発明者らは、上記問題を解決するために種々検討するうちに、平面アンテナの両端および平面アンテナの中間部を接続した複数のICチップ実装用接続パッドを絶縁基材表面に形成したアンテナ回路に想到した。上記構成のアンテナ回路は、ICチップを実装する際に前記複数の接続パッドの何れか1個を選択することにより、平面アンテナのインダクタンスを簡単に変更できること、実装にフリップチップ実装が多用されている現今においては、選択する接続パッドの変更は簡単で、この場合は現存の装置をそのまま使用できるので従来の共振周波数の微調整のためアンテナ回路を切断する等の工程を付加する必要がないこと等を知得した。本発明は上記知見に基づき完成するに至ったものである。
従って、本発明の目的とするところは、上記問題を解決し、新たな工程を付加することなく、確実に共振周波数の微調整のできるアンテナ回路、同アンテナ回路にICチップを実装した非接触型ICインレット及びその周波数調整方法、同非接触型ICインレットを有する非接触型ICタグ及び非接触型ICカードを提供することにある。
上記目的を達成する本発明は、以下に記載するものである。
〔1〕 絶縁基材表面に形成されたアンテナ回路であって、
(a)巻回された平面アンテナと、
(b)前記平面アンテナの一端と接続された共通接続パッドと、
(c)前記共通接続パッドと所定間隔離間して前記共通接続パッドの周囲に配設された複数の個別接続パッドであって、それら個別接続パッドの何れか1個の個別接続パッドが前記平面アンテナの他端に接続されている複数の個別接続パッドと、
(d)前記平面アンテナの中間端子部と、前記複数の個別接続パッドのうち前記平面アンテナの他端に接続された個別接続パッド以外の個別接続パッドとがそれぞれ接続されるインダクタンス調整用配線と、
を有するアンテナ回路。
〔2〕 〔1〕に記載のアンテナ回路と、前記アンテナ回路の共通接続パッドと複数の個別接続パッドの何れか1個の個別接続パッドとにICチップの接続用端子を接続して実装されたICチップとからなる非接触型ICインレット。
〔3〕 〔2〕に記載の非接触型ICインレットを有する非接触型ICタグ類。
〔4〕 〔1〕に記載のアンテナ回路の共通接続パッド及び個別接続パッドに、ICチップの接続用端子を接続してICチップをアンテナ回路に実装する際に、接続する個別接続パッドを選択することにより、非接触型ICインレットの共振周波数を調整する非接触型ICインレットの周波数調整方法。
本発明のアンテナ回路は、平面アンテナの一端に接続された共通接続パッドと平面アンテナの他端及び平面アンテナの中間端子部に接続される2個以上の個別接続パッドを有し、ICチップの実装に際して接続パッドを選択することにより平面アンテナのインダクタンスを変更できる様に構成しているので、追加の加工工程を付加することなく、簡単に所望の共振周波数の非接触型ICインレット、非接触型ICカード、非接触型ICタグ等を製造できる。
ICチップの実装に際しては、フリップチップ実装装置を用いて任意の接続パッドを選択してICチップを実装することにより、共振周波数の微調整が簡単にできる。また、実装しているICチップを異なる静電容量のICチップに変更する場合においても、ICチップを実装する接続パッドを変更することにより簡単に同一共振周波数に調整できる。
従って、上記利点を有するアンテナ回路を用いて製造する非接触型ICカード、非接触型ICタグ等は、上記と同様の効果を奏する有用なものである。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態につき、詳細に説明する。
(アンテナ回路、及び非接触型ICインレット)
図1は、本発明のアンテナ回路の一例を示す平面図である。図1中、100は絶縁基材2表面に形成されたアンテナ回路である。絶縁基材2は後述する平面アンテナ、ICチップ等を保持する支持体として機能する。絶縁基材2としては、上質紙、コート紙等の紙や、合成樹脂フィルム等が好ましい。合成樹脂フィルムを構成する樹脂材料としては、特に制限はなく、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエステル、ポリ酢酸ビニル、ポリブテン、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステル、ポリアクリロニトリル、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアセタール、ポリエチレンテレフタレート、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体等を例示できる。基材2の厚みは10〜200μmが好ましく、特に25〜125μmが好ましい。
前記基材2の一隅側には外側電極4が形成されている。
前記絶縁基材2の表面には、導電材料を矩形渦巻状に巻回してなる平面アンテナ6が形成されており、その外側の一端は前記外側電極4に接続されている。
前記外側電極4の近傍であって、且つ平面アンテナ6の内側には長方形の共通接続パッド8が形成されている。
前記外側電極4と共通接続パッド8の間には、絶縁層10が前記平面アンテナ6の上面を覆って形成されている。この平面アンテナ6の内側の共通接続パッド8と前記外側電極4とは、前記絶縁層10の上面に形成されたジャンパー12により、電気的に接続されている。しかし、前記ジャンパー12は、絶縁層10によって、平面アンテナ6と絶縁されている。
前記共通接続パッド8の周囲には、共通接続パッド8と所定間隔離間して複数の個別接続パッド14(本図においては4個の個別接続パッド14a、14b、14c、14d)が形成されている。
個別接続パッド14の何れか1個の個別接続パッド(本例においては14a)には、前記平面アンテナ6の内側の他端が接続されている。
巻回してなる平面アンテナ6の中間部16(本例においては最内側一巻)の、複数の中間端子部18(本例にあっては3個の中間端子部18b、18c、18d)と、前記個別接続パッド14の何れか一個の個別接続パッド(本例においては14a)を除く個別接続パッド14(本例においては、14b、14c、14d)とは、インダクタンス調整用配線20(本例においては20b、20c、20d)により接続されている。
複数の中間端子部18間の間隔は、調整するべき平面アンテナのインダクタンスの大きさに応じて設計される。
上記アンテナ回路100の製造方法は特に限定されないが、回路パターンを絶縁基材上に形成する公知の方法が何ら制限なく採用される。具体的には、公知の導電ペーストを用いて回路パターンをスクリーン印刷する方法、絶縁基板や絶縁フィルムにラミネートした銅等の導電金属フィルムをエッチングして回路パターンを形成する方法等が例示される。
また、絶縁層、ジャンパーの製造方法も公知の方法が何ら制限なく採用できる。具体的には、絶縁インクを用いてスクリーン印刷等により絶縁層のパターンを印刷した後、その印刷した絶縁層のパターンの上に、スクリーン印刷等により導電ペーストを用いてジャンパーのパターンを印刷する方法等が挙げられる。絶縁インクとしては、紫外線硬化型インク等の光硬化型インクなどが挙げられる。絶縁層の厚みは、5〜50μmが好ましく、10〜40μmが特に好ましい。
導電ペーストとしては、金、銀、ニッケル、銅等の金属粒子をバインダーに分散させたものなどが挙げられる。金属粒子の平均粒径は1〜15μmが好ましく、2〜10μmが特に好ましい。バインダーとしては、例えばポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などが挙げられる。ジャンパーの厚みは、5〜50μmが好ましく、10〜40μmがより好ましい。
図2は、上記アンテナ回路100にICチップ26を実装している状態を示す拡大図である。アンテナ回路100にICチップ26を実装することにより、非接触型ICインレット200が得られる。ICチップ26の、一方の接続用端子28aが共通接続パッド8に接続され、他方の接続用端子28bが個別接続パッド14bに接続されている。
ICチップ26の実装位置を変えて、他方の接続用端子28bと接続される個別接続パッド14a〜14dの何れかを選択することにより、平面コイルの巻回長さが変更され、その結果平面コイル6のインダクタンスが変更される。
ICチップ26の実装方式は、ICチップを接続パッドに実装するフリップチップ実装(フェースダウン方式)や、ICチップをフェースアップで実装して導電性ワイヤーを用いて端子と接続するワイヤーボンディング方式等の公知の方式が採用できる。特にフリップチップ実装装置を用いる場合は、簡単にICチップの実装位置を変更できるので好ましいものである。
図3は、本発明のアンテナ回路の他の例を示す、(a)は表面図、(b)は裏面図である。この例においては、平面アンテナの異なる巻回数の中間部に中間端子部18b、18c、18dが設けられている。このように、平面アンテナの異なる巻回数の中間部に中間端子部18b、18c、18dが設けられることにより、大きなインダクタンス量の調整ができる。
また、この例によれば、中間端子部18bとインダクタンス調整用配線20bの接続は、インダクタンス調整用配線20bの端部に形成した端部端子32bと中間端子部18bに形成した中間端子34bとにそれぞれ形成したスル−ホール(不図示)を通して裏面(図3(b))のジャンパー36bにより接続されている。
同様に、中間端子部18cとインダクタンス調整用配線20cとの接続は、インダクタンス調整用配線20cの端部に形成した端部端子32cと中間端子部18cに形成した中間端子34cとにそれぞれ形成したスル−ホール(不図示)を通して裏面(図3(b))のジャンパー36cにより接続されている。
さらに、共通接続パッド8と外側電極4との間もこれらに形成したスルーホール(不図示)を通して裏面に形成したジャンパー12により接続されている。
図4は、本発明のアンテナ回路の共通接続パッド8と、個別接続パッド14a〜14iの配列の他の例を示すものである。この例の場合、共通接続パッド8の周囲に所定間隔離間して9個の個別接続パッド14a〜14iが配列されている。
なお、共通接続パッド8の周りに形成する個別接続パッド14a・・・14xの個数は任意であり、個別接続パッドの個数を増やすことにより、より広い範囲の、又はより微細なインダクタンスの調整ができる。
さらに、共通接続パッド8の形状は、長方形に限られず、円、三角形、帯状の閉じた形状、その他の多角形等の任意の形状が採用される。個別接続パッドの形状も任意である。
またさらに、共通接続パッド8や、個別接続パッド14の形成場所も、任意であり、たとえば平面アンテナ6の外側に形成してもよく、その他本発明の要旨を変更しない範囲で種々変形して差支えない。
(非接触型ICタグ類)
本発明において、非接触型ICタグ類とは、下記非接触型ICタグ及び後述の非接触型ICカードをも含むものである。
次に、上記非接触型ICインレットを備える非接触型ICタグについて、図5を参照して説明する。
図5は、本発明の非接触型ICタグの一例を示す側面図で、300は非接触型ICタグである。この例においては、非接触型ICインレット50のICチップ(不図示)を実装したアンテナ回路(不図示)の上面に、これらアンテナ回路及びICチップを覆って接着剤層52が形成され、更にその上面には剥離材54が剥離自在に貼着されている。
なお、本発明に於いて接着剤とは、通常の接着剤と粘着剤とを含む概念である。
接着剤層52に使用する接着剤としては、公知の接着剤が制限無く利用できる。具体的には、アクリル系接着剤、ウレタン系接着剤、天然ゴムや合成ゴム系接着剤、シリコーン樹脂系接着剤、ポリオレフィン系接着剤、ポリエステル系接着剤、エチレン−酢酸ビニル系接着剤等を例示できる。
接着剤層52は、例えば接着剤を剥離材54の剥離処理面上に塗布し、その後非接触型ICインレット50のアンテナ回路形成面に貼り合わせることで形成できる。接着剤の塗布量は、5〜300g/m2が好ましく、10〜50g/m2が特に好ましい。
剥離材54としては、何れのものを使用しても良く、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの各種樹脂よりなるフィルムや、ポリエチレンラミネート紙、ポリプロピレンラミネート紙、クレーコート紙、樹脂コート紙、グラシン紙等の各種紙材を基材とし、この基材の接着剤層との接合面に必要により剥離処理が施されたものを用いることができる。この場合、剥離処理が施された形態の代表例としては、シリコーン系樹脂、長鎖アルキル系樹脂、フッ素系樹脂等の剥離剤よりなる剥離剤層の形成が挙げられる。剥離材の厚みは特に制限されず、適宜選定すればよい。
次に、上記の非接触型ICタグ300の使用方法につき説明する。
先ず、剥離材54を接着剤層52から剥がし、データ管理対象物である不図示の被着体に非接触型ICタグを貼着する。これにより、非接触型ICタグは使用できる状態となり、質問機とデータを交換することにより、被着体の各種管理を行える状態になる。
図6は、非接触型ICタグの異なる例を示す断面図で、320は非接触型ICタグある。
図6中、82は非接触型ICインレットで、絶縁基材84の下面に形成したアンテナ回路86にICチップ88が実装されている。
前記絶縁基材84の上面(ICチップ88の非実装面)には、表面基材90が貼着されている。この表面基材90の表面には、商品名等の可視情報を印字することができるものが好ましく、表面に印字することに適しているものであれば特に制限はない。例えば、合成樹脂フィルム、合成紙、不織布、紙、あるいは、これらの表面に感熱記録、感圧記録、熱転写記録、レーザー光記録、インクジェット記録用の各種記録層を形成したものでも良い。
非接触型ICインレット82の下面には、両面粘着材92が積層されている。この両面粘着材92は支持体94の一面(本図においては上面)に粘着剤層96が形成され、他面(本図においては下面)に接着剤層98が形成されている。
支持体94としては、上質紙、不織布、コート紙等の紙や、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリイミド等の合成樹脂フィルムが好ましい。支持体94の厚さとしては、10〜100μmが好ましく、12〜80μmがより好ましい。
粘着剤層96は、ICチップやアンテナ回路の上を覆うと共にこれらの凹凸に追従してこれらを粘着剤層96中に埋入させて封止する機能を有する。粘着剤層96を構成する粘着剤としては、十分な接着性と、埋入機能とを有するものであれば何れのものでも採用できる。具体的には、ゴム系、アクリル系、シリコーン系、ポリウレタン系等の粘着剤が好ましく、アクリル系粘着剤が特に好ましい。
粘着剤層96の厚さとしては、5〜300μmが好ましく、10〜50μmがより好ましい。
接着剤層98は、この非接触型ICタグを商品等の被着体に接着して使用する際に被着体から剥がれることなく接着できることが重要である。接着剤層98を構成する接着剤としては、ゴム系、アクリル系、シリコーン系、ポリウレタン系等の公知の感熱接着剤、感圧接着剤、熱硬化型接着剤などが制限無く使用できる。接着剤層98の厚さとしては、5〜300μmが好ましく、10〜50μmがより好ましい。
前記接着剤層98の下面には、剥離材99が貼着されている。この剥離材99は非接触型ICタグの使用前の接着剤層98の保護を目的とする。この剥離材99を設けることにより、例えば、表面基材90に印字する際に接着剤層98を保護する。
剥離材99としては、剥離材54と同様のものを用いることができる。
(非接触型ICカード)
本発明の非接触型ICインレットは、更に、以下に述べる非接触型ICカードの形態に構成することもできる。
図7は、本発明の非接触型ICカードの一例を示す側面断面図で、310は非接触型ICカードである。この例においては、非接触型ICインレット50は、その周縁部62を接着した2枚の表面基材64、66内に封入されたカードの形態に形成されている。なお、図7中、68は絶縁基材、70は絶縁基材68上に形成されたアンテナ回路、72はICチップである。
表面基材64、66の周縁部62の接着方法としては、熱融着や各種接着剤を用いる接着方法が例示される。
表面基材としては、特に制限がないが、上質紙、コート紙等の紙や、合成樹脂フィルム等が好ましい。合成樹脂フィルムを構成する樹脂材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエステル、ポリ酢酸ビニル、ポリブテン、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステル、ポリアクリロニトリル、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアセタール、ポリエチレンテレフタレート、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体等を例示できる。表面基材の厚みは10〜500μmが好ましく、特に50〜400μmが好ましい。
この非接触型ICカードの用途としては、キャッシュカード、クレジットカード、会員証、社員証、入退室管理カード、定期券等が例示される。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例1
(非接触型ICインレットの製造)
図1に示すアンテナ回路100に準じて、アンテナ回路を以下に記載する方法で製造した。製造したアンテナ回路は、その巻回数等が図1のアンテナ回路と多少異なるものである。
まず、銅箔とポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムとを貼り合わせたラミネートフィルム(商品名ニカフレックス(ニッカン工業製、Cu/PET=35μm/50μm)の銅箔面に、スクリーン印刷法を用いて外側電極4、平面アンテナ6、共通接続パッド8、個別接続パッド14a〜14d、インダクタンス調整用配線20b〜20dの形成用レジストパターンを印刷した。その後エッチングすることにより、不要な銅箔部分を除去して一体配線パターンを形成した。
その後、外側電極4と共通接続パッド8とを接続するために、絶縁レジストインク(日本アチソン社製、ML25089)を用いて平面アンテナ6を覆う絶縁層10を形成し、さらにAgペースト材(東洋紡績社製、DW250L−1)を用いジャンパー12を形成した。絶縁層及びジャンパーの形成はスクリーン印刷法を用いた。絶縁層の厚さは25μm、ジャンパーの厚さは25μmであった。
製造した平面アンテナ6は、線幅0.2mmで、12回巻回した縦16mm、横47mmの略長方形であった。また、中間端子部18b、18c、18dは平面アンテナ6の最内周に3箇所形成し、これらと個別接続パッド14b、14c、14dとをそれぞれ接続した。中間端子部18b、18c、18dは、図1に示すように、平面アンテナ6の内側の他端(個別接続パッド14aと接続しているアンテナ端部)側から、巻回しているアンテナ回路の角の位置に順次形成した。
製造したアンテナ回路100にICチップ(フィリップス社製、I Code 1)を実装した。共通接続パッド8と個別接続パッド14a〜14dの何れか一個の個別接続パッドとを選択してICチップを実装し、4通りの共振周波数の異なる非接触型ICインレットをそれぞれ5個ずつ製造した。ICチップの実装はフリップチップ実装機(九州松下製、FB30TーM)を用いた。ICチップの接続用端子と接続パッドとの接合材料には、異方導電性ペースト(京セラケミカル社製、TAP0402E)を使用し、200℃、300gf、10秒の条件で熱圧着した。
動作の確認方法
製造した非接触型ICインレットの動作の確認は、フィリップス社製I Code評価キットSLEV400を用いて、RFIDに関するRead/Write試験をすることにより行った。更に、Agilent社製ネットワークアナライザー8712ETを用いて共振波形/共振周波数試験を行った。
ネットワークアナライザー8712ETを用いて各非接触型ICインレットの共振周波数の測定を行った後、SLEV400を用いてRFID回路としての動作を確認した。全ての非接触型ICインレットについて、Read/Write通常動作を行えることを確認した。表1に共振周波数に関する結果を示した。表1に記載された共振周波数は、5個の同一実装位置の非接触型ICインレットの共振周波数の平均値である。
表1に示すように、ICチップの実装位置を変えることにより、共振周波数がもっとも低い共振周波数(個別接続パッド14aに実装)を基準として0.1MHz〜0.6MHzの共振周波数の変化が観測された。従って、ICチップを実装する際に個別接続パッドを選択することにより、この範囲の共振周波数の微調整が可能であり、個別接続パッド14dにICチップを実装することで、所望の共振周波数13.8MHzのものを得ることが出来た。
実施例2
実施例1で製造したアンテナ回路に、ICチップ(フィリップス社製I Code SLI)を各個別接続パッドの位置に実装した非接触型ICインレットを各5個ずつ製造し、実施例1と同じ試験を行った。全ての非接触型ICインレットについて、Read/Write通常動作を行えることを確認した。共振周波数に関する結果を表1に示した。表1に示すように、0.1MHz〜0.7MHzの範囲で共振周波数の調整が可能であり、個別接続パッド14bにICチップを実装することで、所望の共振周波数のものを得ることが出来た。
ICチップ(I Code1)とICチップ(I Code SLI)とは、規格上同じ静電容量を持っている。しかし、何れも実施例1で製造したアンテナ回路にこれらICチップを実装した実施例1の非接触型ICインレットと、実施例2の非接触型ICインレットとの共振周波数は約0.5MHz相違していた。
このようにICチップを交換することにより共振周波数が変化する場合でも、ICチップの実装位置(個別接続パッド位置)を変更する事により、同じ共振周波数に調整できる。
即ち、実施例1の個別接続パッド14dに実装した非接触型ICインレットと実施例2の個別接続パッド14bに実装した非接触型ICインレットとは同等の共振波数を持つことから、選択する個別接続パッドを変更することにより、同一アンテナ回路で同一の共振周波数を持つ非接触型ICインレットを異なるICチップで実現できる。
実施例3
実施例1で使用した同一形状のアンテナ回路であるが、巻回数が1巻少ないアンテナ回路を実施例1と同様にして製造した。このアンテナ回路に、ICチップ(フィリップス社製I Code1)を実施例1と同様に各個別接続パッドの位置を違えて実装して非接触型ICインレットを製造した。非接触型ICインレットは、実装する際に選択した各個別接続パッド1個当り5個ずつ製造した。
これら非接触型ICインレットを用いて、実施例1と同様の試験を行った。全ての非接触型ICインレットについて、Read/Write 通常動作を行えることを確認した。巻数を減少させたことで、最も低い共振周波数は13.9MHzとなった。実装する際に選択する個別接続パッドを違える事により、実施例1と同様に0.1MHz〜0.6MHzの範囲で共振周波数の調整が可能であった。個別接続パッド14aにICチップを実装することで、所望の共振周波数のものを得ることが出来た。
実施例4
図3に示すアンテナ回路を実施例1と同様にして製造した。この平面アンテナは実施例1の平面アンテナと同一形状である。但し、巻回されている平面アンテナの途中の内側から巻回数2巻目の2箇所18b、18dと、4巻目1箇所18cの中間端子部にインダクタンス調整用配線を接続した。
実装の際に、各個別接続パッドの位置を違えて、ICチップ(フィリップス社製I Code1)を実装した。選択する個別接続パッドが異なる非接触型ICインレットを各5個ずつ製造した。これらの非接触型ICインレットを用いて、実施例1と同様の試験を行った。全ての非接触型ICインレットについて、Read/Write通常動作を行えることを確認した。フリップチップ実装機の実装位置の設定を変更することにより、実装に際して選択される個別接続パッドを簡単に変更できた。その結果、0.7MHz〜2.5MHzの範囲で共振周波数の調整が可能であった。個別接続パッド14bにICチップを実装することで、所望の共振周波数13.9MHzのものを得ることが出来た。
なお、この非接触型ICインレットはジャンパーを裏面に形成するようにしたので、インダクタンス調整用配線を平面アンテナの任意の位置に接続できる利点がある。絶縁基材の表裏の電気的接続はスルーホールにAgペースト(東洋紡績社製 DW250L−1)を流し込む方法を採用した。
比較例1
図8に示すように、個別接続パッドが1個である以外は、実施例1と同じアンテナ回路を製造した。このアンテナ回路に、ICチップ(フィリップス社製I Code1)を実装して、非接触型ICインレットを5個製造した。これらのICインレットについて、実施例1と同様の試験を行った。全ての非接触型ICインレットについて、Read/Write通常動作を行えることを確認した。共振周波数に関する結果を、表1に示した。共振周波数は実施例1の個別接続パッド14aを選択した非接触型ICインレットと同じ値であった。しかし周波数の調整ができない為、目標とする共振周波数に調整するには、回路設計の変更が必要となる。
比較例2
比較例1で使用したアンテナ回路にICチップ(フィリップス社製ICode SLI)を実装した非接触型ICインレットを5個製造し、比較例1と同様の試験を行った。全ての非接触型ICインレットについて、Read/Write通常動作を行えることを確認した。共振周波数に関する結果を表1に示した。
規格上静電容量が比較例1で用いたICチップと同一の静電容量のICチップを比較例2で用いたが、共振周波数に0.5MHzの違いが発生した。したがって、同一アンテナ回路、同一静電容量の異品種ICチップを用いる場合、同じ共振周波数にならないので、ICチップの交換はできない。
Figure 0004599185
実施例5
実施例1で製造した実装位置の異なる4種類の非接触型ICインレットをそれぞれ5個ずつ用いて、以下に示すようにして図6に示す非接触型ICタグ320を製造した。図6中、82は非接触型ICインレットを示す。
非接触型ICインレット82のICチップ88実装面に、両面粘着材(リンテック社製 PET25W PA−T1 8KX 8EC)の片側剥離紙8ECを剥がして、ラミネーターを用いて貼り合わせた。この両面粘着材92は、厚さ25μmのポリエチレンテレフタレート94の基材の両面に、アクリル系粘着剤がそれぞれ25μmの厚さで塗布され、片側の接着剤98面に剥離紙8KX(図中の99に相当)を積層したものである。
次いで、非接触型ICインレット82の裏面(ICチップ非実装面)にアクリル系粘着剤が20μmの厚さに塗布された印字用表面基材90(リンテック社製 FR3412-50)を貼り合わせながら、抜き型で打抜き、20x55mmの大きさの、実装位置の異なる4種類の非接触型ICタグを5個ずつ製造した。なお、上記非接触型ICタグの製造は連続した製造工程を採用することにより、連続的に行った。
得られた非接触型ICタグについて、Read/Write通常動作を行えることを確認した。測定された共振周波数に関しては、表1に示す実施例1の結果と同様であった。
実施例6
実施例1で製造した、図6中に示す実装位置の異なる4種類の非接触型ICインレット82をそれぞれ5個ずつ用いて、以下のようにして図7に示す非接触型ICカード310を製造した。
ホットメルト剤(熱溶融型接着剤)を用いて、非接触型ICインレット50の両面に白色のポリエチレンテレフタレートフィルム64、66(厚さ125μm)を熱プレス機で貼り合わせることにより、実装位置の異なる4種類の非接触型ICカードをそれぞれ5個ずつ製造した。
得られた非接触型ICカードについて、Read/Write通常動作を行えることを確認した。測定された共振周波数に関しては、表1に示す実施例1の結果と同様であった。
本発明のアンテナ回路の一例を示す説明図である。 図1のアンテナ回路にICチップを実装する状態を示す部分拡大図である。 本発明の非接触型ICインレットの一例を示す、(a)は表面図、(b)は裏面図である。 本発明のアンテナ回路の個別接続パッドの配列の一例を示す表面部分拡大図である。 本発明の非接触型ICタグの構成の一例を示す側面図である。 本発明の非接触型ICタグの構成の他の例を示す側面断面図である。 本発明の非接触型ICカードの構成の一例を示す側面断面図である。 従来の非接触型ICインレットの一例を示す説明図である。 従来のICチップの実装状態を示す部分拡大説明図で、(a)は接続用端子がICチップの対角線上に形成されている場合を示し、(b)は接続用端子がICチップの縁部に形成されている場合を示を示す。
符号の説明
500、50、82 非接触型ICインレット
502 絶縁基材
504 平面アンテナ
506 外側電極
508、510、602、604、620、622 接続パッド
512 絶縁層
514 ジャンパー
516、606、624、72 ICチップ
608、610、626、628 接続用端子
200 非接触型ICインレット
100 アンテナ回路
2、84、68 絶縁基材
4 外側電極
6、70、86 平面アンテナ
8 共通接続パッド
10 絶縁層
12、36b、36c、36d ジャンパー
14a、14b、14c、14d、14e、14f、14g、14h、14i、14x 個別接続パッド
16 中間部
18b、18c、18d 中間端子部
20b、20c、20d インダクタンス調整用配線
26、88 ICチップ
28a、28b 接続用端子
32b、32c、32d 端部端子
34b、34c、34d 中間端子
300、320 非接触型ICタグ
52 接着剤層
54 剥離材
310 非接触型ICカード
62 周縁部
64、66 表面基材
90 表面基材
92 両面粘着材
94 支持体
96 粘着剤層
98 接着剤層
99 剥離材

Claims (7)

  1. 絶縁基材表面に形成されたアンテナ回路であって、
    (a)巻回された平面アンテナと、
    (b)前記平面アンテナの一端と接続され、各個別接続パッドとICチップにより接続することの出来る形状の共通接続パッドと、
    (c)前記共通接続パッドと所定間隔離間して前記共通接続パッドの周囲に配設された複数の個別接続パッドであって、それら個別接続パッドの何れか1個の個別接続パッドが前記平面アンテナの他端に接続されている複数の個別接続パッドと、
    (d)前記平面アンテナの中間端子部と、前記複数の個別接続パッドのうち前記平面アンテナの他端に接続された個別接続パッド以外の個別接続パッドとをそれぞれ接続されるインダクタンス調整用配線と、
    を有するアンテナ回路。
  2. 各個別接続パッドと共通接続パッドとがアンテナ回路の内側に配設された請求項1に記載のアンテナ回路。
  3. 各個別接続パッドと共通接続パッドとがアンテナ回路の外側に配設された請求項1に記載のアンテナ回路。
  4. 共通接続パッドが長方形状、円形状、三角形状、帯状の閉じた形状、又は多角形の形状である請求項1−3に記載のアンテナ回路。
  5. 請求項1〜4に記載のアンテナ回路と、前記アンテナ回路の共通接続パッドと複数の個別接続パッドの何れか1個の個別接続パッドとにICチップの接続用端子を接続して実装されたICチップとからなる非接触型ICインレット。
  6. 請求項に記載の非接触型ICインレットを有する非接触型ICタグ類。
  7. 請求項1〜4に記載のアンテナ回路の共通接続パッド及び個別接続パッドに、ICチップの接続用端子を接続してICチップをアンテナ回路に実装する際に、接続する個別接続パッドを選択することにより、非接触型ICインレットの共振周波数を調整する非接触型ICインレットの周波数調整方法。
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