JP4595722B2 - 繊維製品管理装置、および、繊維製品管理システム - Google Patents

繊維製品管理装置、および、繊維製品管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP4595722B2
JP4595722B2 JP2005203270A JP2005203270A JP4595722B2 JP 4595722 B2 JP4595722 B2 JP 4595722B2 JP 2005203270 A JP2005203270 A JP 2005203270A JP 2005203270 A JP2005203270 A JP 2005203270A JP 4595722 B2 JP4595722 B2 JP 4595722B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
textile product
antistatic performance
antistatic
performance
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005203270A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007020639A (ja
Inventor
右広 西田
英昌 林
美弘 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP2005203270A priority Critical patent/JP4595722B2/ja
Publication of JP2007020639A publication Critical patent/JP2007020639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4595722B2 publication Critical patent/JP4595722B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)

Description

本発明は、繊維製品管理装置、および、繊維製品管理システムに関し、特に、繊維製品の性能の保証に適した繊維製品管理装置、および、繊維製品管理システムに関する。
従来から、半導体など電子部品の製造メーカーにおいては、製造中の電子部品の電気的破損を防止するために、静電気の帯電を防止する対策が重要となっている。この静電気対策の1つとして、製造現場の作業員が着用する作業服に、制電性能が高い制電作業服が用いられている。
近年、このような制電作業服の耐久性および制電性能が益々向上している。制電作業服の耐久性および制電性能は、制電作業服の洗濯ごとに劣化する。このように、耐久性および制電性能が向上することによって、IEC(International Electrotechnical Commission、国際電気標準会議)規格61340−5(静電気現象からの電子デバイスの保護〜一般要求事項)に定められている制電作業服の表面抵抗や表面電位などの制電性能の範囲を満たさなくなるまでの制電可能洗濯回数が増加する。
この制電可能洗濯回数が少ない場合は、制電可能洗濯回数の分散は通常小さい。このため、制電可能洗濯回数の平均値を予め求めておき、この平均値に基づいて、制電作業服の寿命を判断しても、さほど誤差は生じない。
しかし、制電可能洗濯回数が多い場合は、制電可能洗濯回数の分散が大きくなる。このため、制電可能洗濯回数の平均値を予め求めておいて、この平均値に基づいて、制電作業服の寿命を判断すると、安全率の取り方によっては、まだ十分制電性能が残っているのに寿命であると判断することとなったり、制電性能が限界に達しているのにまだ使えると判断することとなったりするといった問題が生じる。
このため、制電性能が高い制電作業服の恩恵を十分に享受するためには、制電作業服の制電性能の管理が重要となる。
特許文献1には、レンタル用衣類にデータタグを付して、レンタル用衣類の意図がほつれたり、ボタンが破損して修理したときは、データタグに衣類の修理履歴を書込み、レンタル用衣類が寿命となって廃棄する際は、データタグに記憶されている衣類の修理履歴に基づいてほつれが発生し易い部位あるいは破損し易いボタンが分かり、次の製品の製造に反映することができるレンタル用衣類管理システムが開示されている(たとえば、特許文献1の第0005段落参照)。
特開2001−261117号公報
しかし、特許文献1に開示されているレンタル用衣類管理システムによれば、次の製品に修理履歴を反映させることはできるが、現状の製品の性能を保証することはできないといった問題がある。
この発明は上述の問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、繊維製品の性能を保証することが可能な繊維製品管理装置、および、繊維製品管理システムを提供することである。
上述した課題を解決するために、この発明のある局面に従えば、繊維製品管理装置は、制電性能計測部と、制電性能判定部と、制電性能報知部とを備える。制電性能計測部は、繊維製品の制電性能を示す制電性能値を計測する。制電性能判定部は、制電性能計測部によって計測された制電性能値が所定条件を満たしているか否かを判定する。制電性能報知部は、制電性能判定部によって制電性能値が所定条件を満たしていないと判定されたときに、制電性能値が所定条件を満たしていない旨を報知する。
この発明によれば、繊維製品管理装置によって、繊維製品の制電性能を示す制電性能値が計測され、計測された制電性能値が所定条件を満たしているか否かが判定され、制電性能値が所定条件を満たしていないと判定されたときに、制電性能値が所定条件を満たしていない旨が報知される。このため、制電性能値が所定条件を満たさない繊維製品をユーザに提供しないようにできる。その結果、繊維製品の性能を保証することが可能な繊維製品管理装置を提供することができる。
この発明の他の局面に従えば、繊維製品管理装置は、制電性能値入力部と、制電性能判定部と、制電性能報知部とを備える。制電性能値入力部は、繊維製品の制電性能を示す制電性能値の入力を受付ける。制電性能判定部は、制電性能値入力部によって受付けられた制電性能値が所定条件を満たしているか否かを判定する。制電性能報知部は、制電性能判定部によって制電性能値が所定条件を満たしていないと判定されたときに、制電性能値が所定条件を満たしていない旨を報知する。
この発明によれば、繊維製品管理装置によって、繊維製品の制電性能を示す制電性能値の入力が受付けられ、受付けられた制電性能値が所定条件を満たしているか否かが判定され、制電性能値が所定条件を満たしていないと判定されたときに、制電性能値が所定条件を満たしていない旨が報知される。このため、制電性能値が所定条件を満たさない繊維製品をユーザに提供しないようにできる。その結果、繊維製品の性能を保証することが可能な繊維製品管理装置を提供することができる。
好ましくは、繊維製品管理装置は、選択回数記憶部と、選択回数加算部とをさらに備える。洗濯回数記憶部は、繊維製品の洗濯回数を繊維製品を識別するための識別情報と対応させて記憶する。洗濯回数加算部は、繊維製品の洗濯ごとに、当該繊維製品の識別情報に対応して洗濯回数記憶部に記憶されている洗濯回数を加算する。制電性能報知部は、所定条件を満たしていない制電性能値に対応する識別情報に対応して洗濯回数記憶部に記憶されている洗濯回数をさらに報知する。
この発明によれば、繊維製品管理装置によって、繊維製品の洗濯回数が繊維製品を識別するための識別情報と対応されて記憶され、繊維製品の洗濯ごとに、この繊維製品の識別情報に対応して記憶されている洗濯回数が加算され、所定条件を満たしていない制電性能値に対応する識別情報に対応して記憶されている洗濯回数がさらに報知される。このため、洗濯回数が予め保証されている洗濯回数を満たしているか否かを確認することができる。
好ましくは、制電性能計測部は、繊維製品の制電性能値を洗濯ごとに計測する。繊維製品管理装置は、制電性能計測部によって計測された制電性能値をこの繊維製品を識別可能なように記憶する制電性能記憶部をさらに備える。
この発明によれば、繊維製品管理装置によって、繊維製品の制電性能値が洗濯ごとに計測され、計測された制電性能値がこの繊維製品を識別可能なように記憶される。このため、繊維製品ごとに洗濯ごとの制電性能値を後で確認することができる。
好ましくは、制電性能値入力部は、繊維製品の制電性能値の入力を洗濯ごとに受付ける。繊維製品管理装置は、制電性能値入力部によって受付けられた制電性能値をこの繊維製品を識別可能なように記憶する制電性能記憶部をさらに備える。
この発明によれば、繊維製品管理装置によって、繊維製品の制電性能値の入力が洗濯ごとに受付けられ、受付けられた制電性能値がこの繊維製品を識別可能なように記憶される。このため、繊維製品ごとに洗濯ごとの制電性能値を後で確認することができる。
さらに好ましくは、制電性能記憶部は、データの読み書きが可能な記録媒体であり、繊維製品に取付けられることにより、この繊維製品を識別可能である。
この発明によれば、繊維製品管理装置側に制電性能記憶部を設けておかなくても、計測された制電性能値をこの繊維製品を識別可能なように記憶しておくことができる。
さらに好ましくは、繊維製品管理装置は、制電性能記憶部に記憶された洗濯ごとの制電性能値に基づいて、制電性能値の統計値を算出する制電性能統計値算出部をさらに備える。
この発明によれば、繊維製品管理装置によって、繊維製品の制電性能値の統計的に解析可能なデータを提供することができる。
さらに好ましくは、繊維製品管理装置は、制電性能記憶部に記憶された洗濯ごとの制電性能値に基づいて、制電性能値が所定条件を満たさなくなるまでの当該繊維製品の残洗濯回数を予測する残洗濯回数予測部をさらに備える。
この発明によれば、繊維製品管理装置によって、制電性能値が所定条件を満たさなくなるまでの繊維製品ごとの残洗濯回数を予測することができる。
さらに好ましくは、繊維製品管理装置は、残洗濯回数予測部によって予測された残洗濯回数および当該残洗濯回数に対応する繊維製品を特定する特定情報を報知する残洗濯回数報知部をさらに備える。
この発明によれば、繊維製品管理装置によって、繊維製品ごとの残洗濯回数を報知することができる。
さらに好ましくは、繊維製品管理装置は、残洗濯回数予測部によって予測された残洗濯回数が所定回数未満となった繊維製品を発注する繊維製品発注部をさらに備える。
この発明によれば、制電性能値が所定条件を満たさなくなる前に予め繊維製品を製造しておくことができる。
好ましくは、制電性能値は、繊維製品の表面抵抗値、および、繊維製品の表面電位である。
好ましくは、繊維製品は、制電性能の劣化が緩やかな繊維製品である。
この発明によれば、繊維製品管理装置によって、制電性能の管理がより重要な制電性能の劣化が緩やかな繊維製品の制電性能を管理することができる。
この発明のさらに他の局面に従えば、繊維製品管理システムは、繊維製品のリネン業者に備えられる制電性能計測部と、繊維製品を製造する繊維製品製造業者に備えられる制電性能判定部と、繊維製品製造業者に備えられる繊維製品回収指示部とを備える。
制電性能計測部は、繊維製品の制電性能を示す制電性能値を洗濯ごとに計測する。制電性能判定部は、制電性能計測部によって計測された制電性能値が所定条件を満たしているか否かを判定する。繊維製品回収指示部は、制電性能判定部によって制電性能値が所定条件を満たしていないと判定されたときに、当該制電性能値に対応する繊維製品の回収をリネン業者に指示する。
この発明によれば、繊維製品管理システムによって、繊維製品の制電性能を示す制電性能値が洗濯ごとに計測され、計測された制電性能値が所定条件を満たしているか否かが判定され、制電性能値が所定条件を満たしていないと判定されたときに、その制電性能値に対応する繊維製品の回収がリネン業者に指示される。このため、繊維製品の性能を保証することが可能な繊維製品管理システムを提供することができる。
この発明のさらに他の局面に従えば、繊維製品管理システムは、繊維製品のリネン業者に備えられる制電性能計測部と、繊維製品を製造する繊維製品製造業者に備えられる制電性能記憶部と、繊維製品製造業者に備えられる残洗濯回数予測部と、繊維製品製造業者に備えられる繊維製品製造指示部とを備える。
制電性能計測部は、繊維製品の制電性能を示す制電性能値を洗濯ごとに計測する。制電性能記憶部は、制電性能計測部によって計測された制電性能値を当該繊維製品を識別可能なように記憶する。残洗濯回数予測部は、制電性能記憶部に記憶された洗濯ごとの制電性能値に基づいて、制電性能値が所定条件を満たさなくなるまでの当該繊維製品の残洗濯回数を予測する。繊維製品製造指示部は、残洗濯回数予測部によって予測された残洗濯回数が所定回数未満となった繊維製品の製造を指示する。
この発明によれば、繊維製品管理システムによって、繊維製品の制電性能を示す制電性能値が洗濯ごとに計測され、計測された制電性能値がその繊維製品を識別可能なように記憶され、記憶された洗濯ごとの制電性能値に基づいて、制電性能値が所定条件を満たさなくなるまでのその繊維製品の残洗濯回数が予測され、予測された残洗濯回数が所定回数未満となった繊維製品の製造が繊維製品製造業者に指示される。このため、繊維製品の性能を保証することが可能な繊維製品管理システムを提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態における繊維製品管理システム1の構成の概略を示す図である。
図1を参照して、繊維製品管理システム1は、繊維製品製造業者10に備えられる繊維製品管理サーバ100と、リネン業者20に備えられる制電性能計測装置200とを含む。繊維製品管理サーバ100は、繊維製品データベース(以下、「繊維製品DB」という)161を備える。
繊維製品製造業者10は、耐久制電性能を有する布帛11を製造し、製造した布帛11から耐久制電作業服12を製造する。次に、繊維製品製造業者10は、製造した耐久制電作業服12にICタグ121を縫い込み、繊維製品管理サーバ100によって、後述する所定のデータをICタグ121に書込む。そして、繊維製品製造業者10は、耐久制電作業服12を半導体製造メーカ30に使用させるために、ICタグ121が縫い込まれた耐久制電作業服12をリネン業者20に供給する。
なお、本実施の形態においては、繊維製品製造業者10を1つの業者で構成されていることとするが、これに限定されず、繊維製品製造業者10は、複数の業者で構成されていてもよい。たとえば、繊維製品製造業者10が、布帛11を製造する布帛製造業者、布帛11に所定の染色仕上げを施す染色仕上げ加工業者、および、布帛11から繊維製品を製造する縫製業者から構成されていてもよい。
また、本実施の形態においては、繊維製品は、耐久制電作業服12として説明するが、これに限定されず、制電性能が必要な帽子、軍手、下着、靴下など他の繊維製品であってもよいし、制電性能が特に必要でない繊維製品であってもよい。
リネン業者20は、繊維製品製造業者10から供給された耐久制電作業服12を半導体製造メーカ30に貸出す。半導体製造メーカ30は、リネン業者20から貸出された耐久制電作業服12を作業者に着用させる。その後、半導体製造メーカ30は、使用済みの耐久制電作業服12をリネン業者に返却する。リネン業者20は、半導体製造メーカ30から返却された耐久制電作業服12を洗濯して、洗濯済みの耐久制電作業服12を半導体製造メーカ30に再び貸出す。
リネン業者20は、制電性能計測装置200の計測部231によって、洗濯済みの耐久制電作業服12の制電性能を計測する。また、リネン業者20は、制電性能計測装置200によって、後述する所定のデータをICタグ121から読出したり、ICタグ121に書込んだりする。
なお、本実施の形態においては、繊維製品製造業者10およびリネン業者20をそれぞれ独立した業者として説明するが、これに限定されず、繊維製品製造業者10およびリネン業者20は、1つの業者で構成されていてもよい。
また、本実施の形態においては、リネン業者20が耐久制電作業服12を所有して、半導体製造メーカ30に貸出すようにする。しかし、これに限定されず、半導体製造メーカ30が耐久制電作業服12を所有して、リネン業者20は半導体製造メーカ30から耐久制電作業服12を受取って洗濯するようにしてもよい。
半導体製造メーカ30は、後述するように、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)300を用いて、耐久制電作業服12に関する情報を閲覧することができる。なお、本実施の形態においては、耐久制電作業服12を使用する者は、半導体製造メーカ30であるとして説明するが、これに限定されず、耐久制電作業服12を使用する者は、他の者であってもよい。
繊維製品製造業者10の繊維製品管理サーバ100、リネン業者20の制電性能計測装置200、および、半導体製造メーカ30のPC300は、それぞれ、インターネットなどのネットワーク500を介して接続される。
図2は、この発明の実施の形態における繊維製品管理サーバ100の構成の概略を示すブロック図である。
図2を参照して、繊維製品管理サーバ100は、制御部110と、記憶部120と、入力部130と、出力部140と、通信部150と、外部記憶装置160と、ICリーダライタ170とを含む。制御部110、記憶部120、入力部130、出力部140、通信部150、外部記憶装置160、および、ICリーダライタ170は、互いにバスで接続される。繊維製品管理サーバ100は、PCやワークステーションで構成することができる。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)およびCPUの周辺回路で構成される。制御部110は、記憶部120に記憶されたプログラムに従って、記憶部120、入力部130、通信部150、外部記憶装置160、または、ICリーダライタ170から入力されたデータを処理して、記憶部120、出力部140、通信部150、外部記憶装置160、または、ICリーダライタ170に、処理されたデータを出力する。
記憶部120は、半導体素子で電気的に記録を行なうRAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)のメモリで構成される。また、外部記憶装置160のハードディスクの記憶領域の一部が仮想的なメモリとして用いられる場合がある。記憶部120は、制御部110で実行されるプログラム、プログラムの処理対象のデータ、プログラムが実行されるときの一時的なデータ、および、プログラムの実行結果のデータを記憶する。
入力部130は、キーボードおよびマウスの入力装置で構成される。入力部130は、ユーザからのデータの入力を受付けて、受付けたデータを制御部110に出力する。
出力部140は、ディスプレイおよびプリンタの出力装置で構成される。出力部140は、制御部110から受けた情報をユーザに報知するために、情報を画像として表示したり、情報を紙に印刷したりすることによって、情報を出力する。
通信部150は、ターミナルアダプタまたはモデムの通信装置で構成される。通信部150は、制御部110から受けたデータをネットワーク500を介して他のコンピュータに送信したり、他のコンピュータからネットワーク500を介して受信したデータを制御部110に出力したりする。
外部記憶装置160は、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、MO(Magneto-Optical disk)ドライブ、CD(Compact Disc)ドライブ、または、DVD(Digital Versatile Disk)ドライブなどの記憶装置で構成される。外部記憶装置160は、制御部110から受けた所定のデータまたはプログラムを記録媒体に磁気的または光学的に記録したり、記録媒体から読出して制御部110に受け渡したりする。記録媒体としては、フロッピー(登録商標)ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R,DVD−RW、DVD−RAM、DVD+R、DVD+RWなどがある。
外部記憶装置160は、繊維製品DB161を含む。なお、本実施の形態においては、繊維製品DB161は、繊維製品管理サーバ100に含まれることとするが、これに限定されず、繊維製品DB161は、繊維製品管理サーバ100と異なるコンピュータに含まれるようにして、繊維製品DB161に記憶されているデータが繊維製品管理サーバ100から遠隔的に読み書き可能なように構成してもよい。
ICリーダライタ170は、制御部110から受けたデータを無線でICタグ121に書込んだり、ICタグ121から無線で読込んだデータを制御部110に出力したりする。
図3は、この発明の実施の形態における制電性能計測装置200の構成の概略を示すブロック図である。
図3を参照して、制電性能計測装置200は、制御部210と、記憶部220と、入力部230と、出力部240と、通信部250と、外部記憶措置260と、ICリーダライタ270とを含む。制御部210、記憶部220、入力部230、出力部240、通信部250、外部記憶装置260、および、ICリーダライタ270は、互いにバスで接続される。制電性能計測装置200は、PCやワークステーションで構成することができる。
制御部210、記憶部220、入力部230、出力部240、通信部250、外部記憶装置260、および、ICリーダライタ270の機能は、それぞれ、図1で説明した制御部110、記憶部120、入力部130、出力部140、通信部150、外部記憶装置160、および、ICリーダライタ170の機能と同様であるので、重複する説明は繰返さない。
入力部230は、計測部231を含む。計測部231は、耐久制電作業服12の制電性能を計測して、計測値である制電性能値を制御部210に受け渡す。なお、本実施の形態においては、計測部231で計測された制電性能値が、計測部231から直接、制御部210に受け渡される場合について説明するが、これに限定されず、計測器で計測した値が入力部230のキーボードなどから入力されることによって、計測器から間接的に制御部210に受け渡されるようにしてもよい。
図4は、この発明の実施の形態におけるパーソナルコンピュータ300の構成の概略を示すブロック図である。
図4を参照して、PC300は、制御部310と、記憶部320と、入力部330と、出力部340と、通信部350と、外部記憶装置360とを含む。制御部310、記憶部320、入力部330、出力部340、通信部350、および、外部記憶装置360は、互いにバスで接続される。
制御部310、記憶部320、入力部330、出力部340、通信部350、および、外部記憶装置360の機能は、それぞれ、図1で説明した制御部110、記憶部120、入力部130、出力部140、通信部150、および、外部記憶装置160の機能と同様であるので、重複する説明は繰返さない。
図5は、この発明の実施の形態における耐久制電作業服12の洗濯処理回数と表面抵抗率との関係の一例を示すグラフである。
図5を参照して、表面抵抗率とは、JIS(Japanese Industrial Standard)K6911に定義されているように、試料の単位表面積当りの抵抗を表わす。表面抵抗率の単位は、Ωであるが、単なる抵抗と区別するため、Ω/□またはΩ/sqが用いられる。試料は、23℃50%RH(Relative Humidity、相対湿度)環境下で24時間以上調温調湿したものが用いられる。表面抵抗率は、試料をテフロン(登録商標)製テーブル上に置き、試料の裏面から電流が漏洩しないようにして、試料測定面に電極を押し当てて、電圧100Vを試料に印加した時の値として計測される。計測されたデータは、制電性能計測装置200に入力される。
IEC規格61340−5に定められている表面抵抗率ρsの基準は、1×105<ρs≦1×1012(Ω/□)である。このため、静電気現象から電子デバイスを保護するためには、耐久制電作業服12の表面抵抗率ρsがこの基準の範囲内であることが必要である。表面抵抗率は、図5のグラフで示すように、洗濯処理回数に応じて増加する。
本実施の形態における耐久制電作業服12の表面抵抗率は、IEC61340−5の基準の下限である1×106Ω/□を上回る1×1011Ω/□を超える値から、洗濯処理の回数に応じて徐々に増加し、100回洗濯処理を行なったときでも、IEC61340−5の基準の上限である1×1012Ω/□を下回っている。
図6は、この発明の実施の形態における耐久制電作業服12の洗濯処理回数と表面電位との関係の一例を示すグラフである。
図6を参照して、表面電位は、試料の表面の電位を表わす。表面電位の単位は、Vである。試料は、23℃50%環境下で24時間以上調温調湿したものが用いられる。表面電位は、試料をポリエステル製のハンガーに吊るし、表面をアクリル板で3秒間擦過し帯電させた後、表面電位計を用いて計測される。計測されたデータは、制電性能計測装置200に入力される。
IEC規格61340−5に定められている表面電位の基準は、±100V未満である。このため、静電気現象から電子デバイスを保護するためには、耐久制電作業服12の表面電位がこの基準の範囲内であることが必要である。表面電位は、図5のグラフで示すように、洗濯処理回数に応じて増加する。
本実施の形態における耐久制電作業服12の表面電位は、IEC61340−5の基準の下限である−100Vを上回る20V程度の値から、洗濯処理の回数に応じて徐々に増加し、50回洗濯処理を行なったときでも、IEC61340−5の基準の上限である+100Vを下回っている。
また、電位減衰は、試料の電位が減衰する時間を表わす。電位減衰の単位は、秒である。試料は、23℃50%環境下で24時間以上調温調湿したものが用いられる。電位減衰は、試料をスタティックオネストメータ(JIS L1094準拠)に設置し、10Vを30秒印加した後、初期電位の1/10の値となる経過時間として計測される。計測されたデータは、制電性能計測装置200に入力される。
なお、表面抵抗率、表面電位、および、電位減衰は、耐久制電作業服12に用いられている布帛の種類や厚さなどによって異なる値を示す。
図7は、この発明の実施の形態における繊維製品管理サーバ100で実行される繊維製品管理処理の流れを示すフローチャートである。
図7を参照して、繊維製品管理処理において、まず、ステップS111で、繊維製品管理サーバ100の制御部110は、繊維製品管理処理のメニューを表示するように、出力部140を制御する。
図8は、この発明の実施の形態における繊維製品管理処理のメニューを示す表示画面図である。
図8を参照して、繊維製品管理処理のメニューである繊維製品管理メニューの表示画面には、この画面の名称である「繊維製品管理メニュー」の文字と、ICタグ121に所定の情報を書込む処理を選択するための選択肢である「1.ICタグ書込み」の文字と、繊維製品DB161に記録されたデータを表示させる処理を選択するための選択肢である「2.データ表示」の文字とが表示される。
図7に戻って、ステップS121で、制御部110は、「ICタグ書込み」の選択肢が選択されたか否かを判断する。「ICタグ書込み」の選択肢が選択されたと判断した場合(ステップS121でYESの場合)、ステップS122で、制御部110は、その耐久制電作業服12に割振られた通番と、その耐久制電作業服12および耐久制電作業服12の素材である布帛11の製造時の発注番号や品番や経由した工程名称やその工程における生産条件や試験データなどの製造情報と、その耐久制電作業服12の出荷日と、その耐久制電作業服12の出荷時の制電性能その他の性能と、その耐久制電作業服12に用いられた布帛の種類である生地種類と、その耐久制電作業服12の推奨される洗濯条件とを、ICタグ121に書込むように、ICリーダライタ170を制御する。
なお、本実施の形態においては、繊維製品製造業者によって、前述した情報がICタグ121に書込まれるようにするが、これに限定されず、その耐久制電作業服12に関する他の情報がICタグ121に書込まれるようにしてもよい。
「ICタグ書込み」の選択肢が選択されていないと判断した場合(ステップS121でNOの場合)、または、ステップS122の後、ステップS131で、制御部110は、制電性能計測装置200から耐久制電作業服12の計測データを受信したか否かを判断する。計測データには、後述するように、表面抵抗率、表面電位、および、電位減衰の制電性能の計測値のそれぞれのデータの他、表面状態、洗濯処理回数、および、特記事項をそれぞれ示すデータが含まれる。
計測データを受信していないと判断した場合(ステップS131でNOの場合)、制御部110は、実行する処理をステップS141に進める。一方、計測データを受信したと判断した場合(ステップS131でYESの場合)、制御部110は、受信した計測データを繊維製品ごとに繊維製品DB161に記憶させる。
次に、ステップS133で、制御部110は、受信した計測データに含まれる制電性能の計測値の統計値を算出する。たとえば、同じロットの制電性能の平均値、標準偏差、および、分散が算出される。これによって、繊維製品製造業者10は、耐久制電作業服12などの繊維製品の制電性能などの性能を統計的に解析することができる。
そして、ステップS134で、制御部110は、算出された統計値および受信した計測データをそれぞれ、耐久制電作業服12などの繊維製品ごとに閲覧可能なようにホームページに登録する。これによって、半導体製造メーカ30は、PC300によってホームページを閲覧することにより、自社に貸出されている耐久制電作業服12などの繊維製品の制電性能などの情報を得ることができる。その結果、半導体製造メーカ30は、制電性能などの情報に基づいて、半導体の製造管理を行なったり、耐久制電作業服12などの繊維製品の選定を行なったりすることができる。
次いで、ステップS135で、制御部110は、受信した計測データに含まれる制電性能の計測値が所定条件を満たすか否かを判断する。所定条件とは、図5で説明した表面抵抗率の範囲および図6で説明した表面電位の範囲の条件である。
制電性能の計測値が所定条件を満たさないと判断した場合(ステップS135でNOの場合)、ステップS136で、制御部110は、制電性能の計測値が所定条件を満たさない耐久制電作業服12の回収を指示するための回収指示情報を制電性能計測装置200に送信するように、通信部150を制御する。
制電性能の計測値が所定条件を満たすと判断した場合(ステップS135でYESの場合)、または、ステップS136の後、ステップS137で、制御部110は、受信した計測データに含まれる制電性能の計測値に基づいて、制電性能の計測値が所定条件を満たさなくなるまでのその耐久制電作業服12の残洗濯回数を予測する。予測の方法としては、様々な統計的手法を用いることができる。たとえば、過去の洗濯処理ごとの制電性能の計測値の近似曲線を求めて、制電性能の計測値が所定条件を満たさなくなるときの洗濯回数を求めて、求められた洗濯回数と現在の選択回数との差を残洗濯回数として算出することができる。
次に、ステップS138で、制御部110は、ステップS137で予測された残洗濯回数が所定回数未満であるか否かを判断する。残洗濯回数が所定回数未満であると判断した場合(ステップS138でYESの場合)、ステップS139で、制御部110は、その残洗濯回数に対応する耐久制電作業服12の製造を指示するための製造指示情報を出力するように、出力部140を制御する。
なお、本実施の形態においては、繊維製品管理サーバ100が繊維製品製造業者10に備えられるので、繊維製品管理サーバ100から製造指示が出力されるようにするが、繊維製品管理サーバ100が繊維製品製造業者10に備えられない場合は、繊維製品管理サーバ100は耐久制電作業服12を発注するための発注情報を繊維製品製造業者10に出力するようにする。
残洗濯回数が所定回数未満でないと判断した場合(ステップS138でNOの場合)、または、ステップS139の後、制御部110は、実行する処理をステップS141に進める。
ステップS141では、制御部110は、図8で説明した繊維製品管理メニューの画面で「データ表示」の選択肢が選択されたか否かを判断する。「データ表示」の選択肢が選択されたと判断した場合(ステップS141でYESの場合)、ステップS142で、制御部110は、繊維製品DB161に記憶されている耐久制電作業服12に関するデータを読出す。そして、ステップS143で、制御部110は、読出したデータをディスプレイに表示するように、出力部140を制御する。
「データ表示」の選択肢が選択されていないと判断した場合(ステップS141でNOの場合)、または、ステップS143の後、制御部110は、実行する処理をステップS111に戻す。
図9は、この発明の実施の形態における繊維製品管理処理で表示される耐久制電作業服12に関するデータの表示画面を示す表示画面図である。
図9を参照して、ステップS143で表示される耐久制電作業服12に関するデータの表示画面には、この耐久制電作業服12の「通番」「出荷日」「生地種類」および「洗濯条件」が、それぞれ、「123456」、「17年7月1日」「ABC−12」および「W−3」であることが表示される。なお、「ABC−12」は、生地の種類の品番であり、「W−3」は、予め定められた洗濯条件の番号である。
また、この表示画面には、この耐久制電作業服12の「洗濯回数」ごとの「表面抵抗」率、「表面電位」「電位減衰」および「表面状態」が、それぞれ、「0」「2.0×1011」「12」「2.5」「A」、「1」「2.5×1011」「13」「2.6」「A」、「2」「3.0×1011」「14」「2.7」「A」、「3」「3.5×1011」「15」「2.8」「A」、「4」「4.0×1011」「16」「2.9」「A」、「5」「4.5×1011」「17」「3.0」「A」、「6」「5.0×1011」「18」「3.1」「A」であることが表示される。なお、表面状態の「A」とは、表面状態の段階がAレベルであることを示す。また、「洗濯回数」が「0」〜「6」回目に対応する「特記事項」の欄には、何も入力されていない。
この「洗濯回数」「表面抵抗」率、「表面電位」「電位減衰」「表面状態」および「特記事項」の各項目に対応するデータは、この欄の右側のスクロールバーでスクロールさせることが可能である。スクロールさせることにより、「洗濯回数」が「6」回目以降のデータを表示させることができる。
さらに、この表示画面には、この耐久制電作業服12の「現洗濯回数」が「90」回であり、「予測残洗濯回数」が「30」回であることが表示される。また、この表示画面には、前の通番の耐久制電作業服12に関するデータを表示させるためのGUI(Graphical User Interface)ボタンである「前の通番へ」ボタンと、次の通番の耐久制電作業服12に関するデータを表示させるためのGUIボタンである「後の通番へ」ボタンと、この耐久制電作業服12に関するデータの表示画面の表示を終了させてメニュー画面に戻るためのGUIボタンである「OK」ボタンとが表示される。
図10は、この発明の実施の形態における制電性能計測装置200で実行される制電性能計測処理の流れを示すフローチャートである。
図10を参照して、制電性能計測処理において、まず、ステップS211で、制電性能計測装置200の制御部210は、繊維製品計測処理のメニューを表示するように、出力部240を制御する。
図11は、この発明の実施の形態における繊維製品計測処理のメニューを示す表示画面図である。
図11を参照して、繊維製品計測処理のメニューである繊維製品計測メニューの表示画面には、この画面の名称である「繊維製品計測メニュー」の文字と、耐久制電作業服12の制電性能を計測する処理を選択するための選択肢である「1.制電性能計測」の文字と、ICタグ121に記録されているデータを表示させる処理を選択するための選択肢である「2.ICデータ表示」の文字と、繊維製品計測装置200の外部記憶装置260に記憶されたデータを表示させる処理を選択するための選択肢である「3.記憶データ表示」の文字とが表示される。
図10に戻って、ステップS221で、制御部210は、「制電性能計測」の選択肢が選択されたか否かを判断する。「制電性能計測」の選択肢が選択されていないと判断した場合(ステップS221でNOの場合)、制御部210は、実行する処理をステップS231に進める。
一方、「制電性能計測」の選択肢が選択されたと判断した場合(ステップS221でYESの場合)、ステップS222で、制御部210は、耐久制電作業服12のICタグ121からこの耐久制電作業服12の通番が読込まれたか否かを判断する。制御部210は、通番が読込まれるまで、ステップS222の処理を繰返す。
通番が読込まれたと判断した場合(ステップS222でYESの場合)、ステップS223で、読込まれた通番の耐久制電作業服12の洗濯回数を加算する。次に、ステップS224で、制御部210は、図5および図6で説明した計測方法で、耐久制電作業服12の制電性能を計測する。そして、ステップS225で、制御部210は、計測された計測値を外部記憶装置260に記憶させる。
次いで、ステップS226で、制御部210は、計測された計測値をICタグ121に書込むように、ICリーダライタ270を制御する。さらに、ステップS227で、制御部210は、通番、洗濯回数、および、計測された計測値を含む計測データを繊維製品管理サーバ100に送信するよう、通信部250を制御する。なお、この制電性能計測処理には示していないが、耐久制電作業服12の表面状態および特記事項などのデータは、入力部230から入力されて、外部記憶装置260に記憶されて、計測データに含められる。
ステップS228では、制御部210は、計測された制電性能の計測値が所定条件を満たすか否かを判断する。所定条件とは、図5で説明した表面抵抗率の範囲および図6で説明した表面電位の範囲の条件である。
制電性能の計測値が所定条件を満たさないと判断した場合(ステップS228でNOの場合)、ステップS229で、制御部210は、制電性能の計測値が所定条件を満たさない耐久制電作業服12の回収を指示するための回収指示情報、および、その耐久制電作業服12の洗濯回数をディスプレイに表示するように、出力部240を制御する。
制電性能の計測値が所定条件を満たすと判断した場合(ステップS228でYESの場合)、または、ステップS229の後、ステップS231で、制御部210は、「ICデータ表示」の選択肢が選択されたか否かを判断する。「ICデータ表示」の選択肢が選択されていないと判断した場合(ステップS231でNOの場合)、制御部210は、実行する処理をステップS241に進める。
一方、「ICデータ表示」の選択肢が選択されたと判断した場合(ステップS231でYESの場合)、ステップS232で、制御部210は、ICタグ121からデータが読込まれたか否かを判断する。制御部210は、データが読込まれるまで、ステップS232の処理を繰返す。
ICタグ121からデータが読込まれたと判断した場合(ステップS232でYESの場合)、ステップS233で、制御部210は、ICタグ121から読込まれたデータをディスプレイに表示するよう、出力部140を制御する。その後、制御部210は、実行する処理をステップS241に進める。
図12は、この発明の実施の形態における制電性能計測装置200で表示される耐久制電作業服12に関するICタグ121から読込まれたデータの表示画面を示す表示画面図である。
図12を参照して、ステップS233で制電性能計測装置200に表示される耐久制電作業服12に関するICタグ121から読込まれたデータの表示画面は、図9で説明した繊維製品管理サーバ100に表示される耐久制電作業服12に関するデータの表示画面から、予測残洗濯回数の欄、「前の通番へ」ボタン、および、「後の通番へ」ボタンを除いたものである。したがって、各表示データに関する説明は図9で説明したので、重複する説明は繰返さない。
図10に戻って、ステップS241で、制御部210は、「記憶データ表示」の選択肢が選択されたか否かを判断する。「記憶データ表示」の選択肢が選択されていないと判断した場合(ステップS241でNOの場合)、制御部210は、実行する処理をステップS251に進める。
一方、「記憶データ表示」の選択肢が選択されたと判断した場合(ステップS241でYESの場合)、ステップS242で、制御部210は、外部記憶装置260に記憶されている耐久制電作業服12に関するデータを読出す。そして、ステップS243で、制御部210は、読出したデータをディスプレイに表示するように、出力部240を制御する。ここで、表示される表示画面は、図9で説明した表示画面から、予測残選択回数の欄を除いた表示画面である。その後、制御部210は、実行する処理をステップS251に進める。
ステップS251では、制御部210は、繊維製品管理サーバ100から回収指示情報を受信したか否かを判断する。回収指示情報を受信したと判断した場合(ステップS251でYESの場合)、ステップS252で、制御部210は、制電性能の計測値が所定条件を満たさない耐久制電作業服12の回収を指示するための回収指示情報、および、その耐久制電作業服12の洗濯回数をディスプレイに表示するように、出力部240を制御する。
回収指示情報を受信していないと判断した場合(ステップS251でNOの場合)、または、ステップS252の後、制御部210は、実行する処理をステップS211に戻す。
以上説明したように、本実施の形態における繊維製品管理システム1によれば、図1および図10のステップS224で説明したように、耐久制電作業服12の制電性能を示す計測値が計測される。または、図3で説明したように、耐久制電作業服12の制電性能を示す計測値が入力部230から入力される。図7のステップS135および図10のステップS228で説明したように、計測または入力された制電性能の計測値が所定条件を満たしているか否かが判断される。
図7のステップS137、図10のステップS251、ステップS252、および、図10のステップS229で説明したように、耐久制電作業服12の制電性能を示す計測値が所定条件を満たしていないと判定されたときに、制電性能の計測値が所定条件を満たしていない旨が報知される。
これにより、制電性能の計測値が所定条件を満たさない耐久制電作業服12を半導体製造メーカ30に提供しないようにできる。その結果、耐久制電作業服12の性能を保証することができる。
また、繊維製品管理システム1によれば、図10のステップS225、および、図7のステップS132で説明したように、耐久制電作業服12の洗濯回数が耐久制電作業服12を識別するための通番と対応されて記憶される。図10のステップS223で説明したように、耐久制電作業服12の洗濯ごとに、この耐久制電作業服12の通番に対応して記憶されている洗濯回数が加算される。図10のステップS229、および、ステップS252で説明したように、所定条件を満たしていない制電性能の計測値に対応する通番に対応して記憶されている洗濯回数がさらに報知される。
これにより、洗濯回数が予め保証されている洗濯回数を満たしているか否かを確認することができる。
また、繊維製品管理システム1によれば、図10のステップS224で説明したように、耐久制電作業服12の制電性能の計測値が洗濯ごとに計測される。または、図3で説明したように、耐久制電作業服12の耐電性能の計測値が洗濯ごとに入力部230から入力される。図10のステップS225、および、図7のステップS132で説明したように、計測または入力された制電性能の計測値がこの耐久制電作業服12を識別可能なように、それぞれ、外部記憶装置260および繊維製品DB161に記憶される。
このように、耐久制電作業服12ごとに洗濯ごとの制電性能の計測値を後で確認することができる。
また、繊維製品管理システム1によれば、図1で説明したように、ICタグ121が耐久制電作業服12に取り付けられることにより、この耐久制電作業服12を識別可能である。
このように、繊維製品管理サーバ100や制電性能計測装置200側に耐電性能の計測値を記憶しておかなくても、計測された制電性能の計測値をこの耐久制電作業服12を識別可能なように記憶しておくことができる。
また、繊維製品管理システム1によれば、図7のステップS133で説明したように、記憶された洗濯ごとの制電性能の計測値に基づいて、制電性能の計測値の統計値が算出される。
このように、耐久制電作業服12の制電性能の計測値の統計的に解析可能なデータを提供することができる。
また、繊維製品管理システム1によれば、図7のステップS137で説明したように、繊維製品DB161に記憶された洗濯ごとの制電性能の計測値に基づいて、制電性能の計測値が所定条件を満たさなくなるまでの当該耐久制電作業服12の残洗濯回数が予測される。
このように、制電性能の計測値が所定条件を満たさなくなるまでの繊維製品ごとの残洗濯回数を予測することができる。
また、繊維製品管理システム1によれば、図7のステップS143、および、図9で説明したように、予測された残洗濯回数および当該残洗濯回数に対応する耐久制電作業服12を特定する通番が報知される。
このように、耐久制電作業服12ごとの残洗濯回数を報知することができる。
また、繊維製品管理システム1によれば、図7のステップS139で説明したように、予測された残洗濯回数が所定回数未満となった耐久制電作業服12が発注される。
このように、制電性能の計測値が所定条件を満たさなくなる前に予め耐久制電作業服12を製造しておくことができる。
また、この繊維製品管理システム1は、制電性能の劣化が緩やかな耐久制電作業服12などの繊維製品の管理に特に適している。制電性能の劣化が緩やかな場合は、繊維製品の寿命の分散が大きくなるため、このような繊維製品管理システム1を用いて、繊維製品を管理することにより、長くなった寿命をさらに有効に利用することができるからである。
なお、本実施の形態においては、繊維製品管理サーバ100と制電性能計測装置200とを含む繊維製品管理システム1として発明を説明したが、繊維製品管理サーバ100と制電性能計測装置200とが1つの繊維製品管理装置に含まれるようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、繊維製品管理システム1として発明を説明したが、図7の繊維製品管理処理および図10の制電性能計測処理を繊維製品管理システム1または繊維製品管理装置で実行する繊維製品管理方法、および、図7の繊維製品管理処理または図10の制電性能計測処理を繊維製品管理装置に実行させる繊維製品管理プログラムとして発明を捉えることができる。
また、本実施の形態においては、洗濯後に耐久制電作業服12の制電性能が計測されるようにしたが、これに限定されず、洗濯前に耐久制電作業服12の制電性能が計測されるようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、ステップS227で、計測データに耐久制電作業服12のユーザである半導体製造メーカ30に関する情報や、半導体製造メーカ30がどのような製造分野や製造方法にその耐久制電作業服12を用いているかを示す情報や、耐久制電作業服12が廃棄された場合にその廃棄理由を示す情報などが含まれるようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、繊維製品管理サーバ100の繊維製品DB161、制電性能計測装置200の外部記憶装置260、および、ICタグ121に、耐久制電作業服12に関する情報を記憶させるようにした。しかし、これに限定されず、ICタグ121を耐久制電作業服12に取り付けずに、繊維製品DB161および外部記憶装置260に耐久制電作業服12に関する情報を記憶させるようにしてもよいし、繊維製品DB161または外部記憶装置260に耐久制電作業服12に関する情報を記憶させるようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、耐久制電作業服12を特定するための通番をICタグ121に記憶させるようにした。しかし、これに限定されず、耐久制電作業服12を特定するための特定情報をバーコードや番号表示タグとして耐久制電作業服12に付するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態における繊維製品管理システムの構成の概略を示す図である。 この発明の実施の形態における繊維製品管理サーバの構成の概略を示すブロック図である。 この発明の実施の形態における制電性能計測装置の構成の概略を示すブロック図である。 この発明の実施の形態におけるパーソナルコンピュータの構成の概略を示すブロック図である。 この発明の実施の形態における耐久制電作業服の洗濯処理回数と表面抵抗率との関係の一例を示すグラフである。 この発明の実施の形態における耐久制電作業服の洗濯処理回数と表面電位との関係の一例を示すグラフである。 この発明の実施の形態における繊維製品管理サーバで実行される繊維製品管理処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態における繊維製品管理処理のメニューを示す表示画面図である。 この発明の実施の形態における繊維製品管理処理で表示される耐久制電作業服に関するデータを示す表示画面図である。 この発明の実施の形態における制電性能計測装置で実行される制電性能計測処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態における繊維製品計測処理のメニューを示す表示画面図である。 この発明の実施の形態における制電性能計測装置で表示される耐久制電作業服に関するICタグから読込まれたデータの表示画面を示す表示画面図である。
符号の説明
1 繊維製品管理システム、10 繊維製品製造業者、11 布帛、12 耐久制電作業服、20 リネン業者、30 半導体製造メーカ、100 繊維製品管理サーバ、110 制御部、120 記憶部、121 ICタグ、130 入力部、140 出力部、150 通信部、160 外部記憶装置、161 繊維製品DB、170 ICリーダライタ、200 制電性能計測装置、210 制御部、220 記憶部、230 入力部、231 計測部、240 出力部、250 通信部、260 外部記憶装置、270 ICリーダライタ、300 PC、310 制御部、320 記憶部、330 入力部、340 出力部、350 通信部、360 外部記憶装置、500 ネットワーク。

Claims (14)

  1. 繊維製品の制電性能を示す制電性能値を計測する制電性能計測手段と、
    前記制電性能計測手段によって計測された前記制電性能値が所定条件を満たしているか否かを判定する制電性能判定手段と、
    前記制電性能判定手段によって前記制電性能値が前記所定条件を満たしていないと判定されたときに、前記制電性能値が前記所定条件を満たしていない旨を報知する制電性能報知手段とを備える、繊維製品管理装置。
  2. 繊維製品の制電性能を示す制電性能値の入力を受付ける制電性能値入力手段と、
    前記制電性能値入力受付手段によって受付けられた前記制電性能値が所定条件を満たしているか否かを判定する制電性能判定手段と、
    前記制電性能判定手段によって前記制電性能値が前記所定条件を満たしていないと判定されたときに、前記制電性能値が前記所定条件を満たしていない旨を報知する制電性能報知手段とを備える、繊維製品管理装置。
  3. 前記繊維製品の洗濯回数を前記繊維製品を識別するための識別情報と対応させて記憶する洗濯回数記憶手段と、
    前記繊維製品の洗濯ごとに、当該繊維製品の識別情報に対応して前記洗濯回数記憶手段に記憶されている洗濯回数を加算する洗濯回数加算手段とをさらに備え、
    前記制電性能報知手段は、前記所定条件を満たしていない制電性能値に対応する識別情報に対応して前記洗濯回数記憶手段に記憶されている洗濯回数をさらに報知する、請求項1または請求項2に記載の繊維製品管理装置。
  4. 前記制電性能計測手段は、前記繊維製品の前記制電性能値を洗濯ごとに計測し、
    前記制電性能計測手段によって計測された前記制電性能値を当該繊維製品を識別可能なように記憶する制電性能記憶手段をさらに備える、請求項1に記載の繊維製品管理装置。
  5. 前記制電性能値入力手段は、前記繊維製品の前記制電性能値の入力を洗濯ごとに受付け、
    前記制電性能値入力手段によって受付けられた前記制電性能値を当該繊維製品を識別可能なように記憶する制電性能記憶手段をさらに備える、請求項2に記載の繊維製品管理装置。
  6. 前記制電性能記憶手段は、データの読み書きが可能な記録媒体であり、前記繊維製品に取付けられることにより当該繊維製品を識別可能である、請求項4または請求項5に記載の繊維製品管理装置。
  7. 前記制電性能記憶手段に記憶された洗濯ごとの前記制電性能値に基づいて、前記制電性能値の統計値を算出する制電性能統計値算出手段をさらに備える、請求項4から請求項6までのいずれかに記載の繊維製品管理装置。
  8. 前記制電性能記憶手段に記憶された洗濯ごとの前記制電性能値に基づいて、前記制電性能値が前記所定条件を満たさなくなるまでの当該繊維製品の残洗濯回数を予測する残洗濯回数予測手段をさらに備える、請求項4から請求項7までのいずれかに記載の繊維製品管理装置。
  9. 前記残洗濯回数予測手段によって予測された残洗濯回数および当該残洗濯回数に対応する前記繊維製品を特定する特定情報を報知する残洗濯回数報知手段をさらに備える、請求項8に記載の繊維製品管理装置。
  10. 前記残洗濯回数予測手段によって予測された残洗濯回数が所定回数未満となった前記繊維製品を発注する繊維製品発注手段をさらに備える、請求項8に記載の繊維製品管理装置。
  11. 前記制電性能値は、前記繊維製品の表面抵抗値、および、前記繊維製品の表面電位である、請求項1から請求項10までのいずれかに記載の繊維製品管理装置。
  12. 前記繊維製品は、前記制電性能の劣化が緩やかな繊維製品である、請求項1から請求項11までのいずれかに記載の繊維製品管理装置。
  13. 繊維製品のリネン業者に備えられ、前記繊維製品の制電性能を示す制電性能値を洗濯ごとに計測する制電性能計測手段と、
    前記繊維製品を製造する繊維製品製造業者に備えられ、前記制電性能計測手段によって計測された前記制電性能値が所定条件を満たしているか否かを判定する制電性能判定手段と、
    前記繊維製品製造業者に備えられ、前記制電性能判定手段によって前記制電性能値が前記所定条件を満たしていないと判定されたときに、当該制電性能値に対応する繊維製品の回収を前記リネン業者に指示する繊維製品回収指示手段とを備える、繊維製品管理システム。
  14. 繊維製品のリネン業者に備えられ、前記繊維製品の制電性能を示す制電性能値を洗濯ごとに計測する制電性能計測手段と、
    前記繊維製品を製造する繊維製品製造業者に備えられ、前記制電性能計測手段によって計測された前記制電性能値を当該繊維製品を識別可能なように記憶する制電性能記憶手段と、
    前記繊維製品製造業者に備えられ、前記制電性能記憶手段に記憶された洗濯ごとの前記制電性能値に基づいて、前記制電性能値が前記所定条件を満たさなくなるまでの当該繊維製品の残洗濯回数を予測する残洗濯回数予測手段と、
    前記繊維製品製造業者に備えられ、前記残洗濯回数予測手段によって予測された残洗濯回数が所定回数未満となった前記繊維製品の製造を前記繊維製品製造業者に指示する繊維製品製造指示手段とを備える、繊維製品管理システム。
JP2005203270A 2005-07-12 2005-07-12 繊維製品管理装置、および、繊維製品管理システム Expired - Fee Related JP4595722B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005203270A JP4595722B2 (ja) 2005-07-12 2005-07-12 繊維製品管理装置、および、繊維製品管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005203270A JP4595722B2 (ja) 2005-07-12 2005-07-12 繊維製品管理装置、および、繊維製品管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007020639A JP2007020639A (ja) 2007-02-01
JP4595722B2 true JP4595722B2 (ja) 2010-12-08

Family

ID=37782202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005203270A Expired - Fee Related JP4595722B2 (ja) 2005-07-12 2005-07-12 繊維製品管理装置、および、繊維製品管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4595722B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6980839B2 (ja) * 2020-05-22 2021-12-15 伊藤忠ファッションシステム株式会社 マイクロプラスチック排出量評価方法及びそれを用いた製品評価表示方法
CN112213373A (zh) * 2020-09-17 2021-01-12 中国日用化学研究院有限公司 一种洗护发产品抗静电性能的快速检测方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000035994A (ja) * 1998-07-16 2000-02-02 Duskin Co Ltd レンタル商品管理システム
JP2001164474A (ja) * 1999-12-08 2001-06-19 Toray Ind Inc 防塵衣用織物および作業衣
JP2001261117A (ja) * 2000-03-16 2001-09-26 Denso Corp レンタル用衣類管理システム
JP2001321418A (ja) * 2000-05-15 2001-11-20 Goldwin Inc 無菌衣の管理方法と装置
JP2002138517A (ja) * 2000-11-06 2002-05-14 Komatsu Ltd メンテナンスシステムおよびメンテナンス方法
JP2006097142A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Toyobo Co Ltd 制電作業服

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07144099A (ja) * 1993-11-22 1995-06-06 Dan Sangyo Kk 無塵衣のクリーニング装置
JP3572597B2 (ja) * 1995-06-14 2004-10-06 オムロン株式会社 リネンサプライシステム及びリネン用データキャリア
JP3761924B2 (ja) * 1995-06-19 2006-03-29 オムロン株式会社 衣服回収システムおよび衣服管理システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000035994A (ja) * 1998-07-16 2000-02-02 Duskin Co Ltd レンタル商品管理システム
JP2001164474A (ja) * 1999-12-08 2001-06-19 Toray Ind Inc 防塵衣用織物および作業衣
JP2001261117A (ja) * 2000-03-16 2001-09-26 Denso Corp レンタル用衣類管理システム
JP2001321418A (ja) * 2000-05-15 2001-11-20 Goldwin Inc 無菌衣の管理方法と装置
JP2002138517A (ja) * 2000-11-06 2002-05-14 Komatsu Ltd メンテナンスシステムおよびメンテナンス方法
JP2006097142A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Toyobo Co Ltd 制電作業服

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007020639A (ja) 2007-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Bracquené et al. Analysis of evaluation systems for product repairability: A case study for washing machines
CN103189849B (zh) 显示处理系统、显示处理方法和程序
US20070168200A1 (en) Customer management system
US20170186027A1 (en) Cross-site online shopping assistant
JP5431430B2 (ja) 依存データからの依存マップの生成
EP1967996A1 (en) Factor estimating support device and method of controlling the same, and factor estimating support program
JP2009181536A (ja) ソフトウェアの障害管理装置、テスト管理装置、ならびにそれらのプログラム
US20080306786A1 (en) License management tool to monitor and analyze license usage to determine need for additional licenses
JP2003150732A (ja) 設備保守業務支援方法および保守業務支援サーバ
WO2002001445A2 (fr) Procede de recyclage de marchandises boursieres
JP4595722B2 (ja) 繊維製品管理装置、および、繊維製品管理システム
Vadde et al. Product life cycle monitoring via embedded sensors
JP2009075644A (ja) 製品ライフサイクル情報管理システム及び方法
US6650954B2 (en) Method and system for implementing a preferred parts plan over a communications network
US20210073846A1 (en) Systems and methods for dynamically modifying content of a website
US20110154293A1 (en) System and method to identify product usability
JP2003067032A (ja) 生産履歴管理システムおよび生産履歴管理方法およびそれを実行するためのコンピュータプログラムおよび記録媒体
JP6844113B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、制御方法、及びプログラム
CN103189848A (zh) 显示处理系统、显示处理方法和程序
Fredholm et al. Characterizing architectural options for electronic waste recycling systems
KR100275696B1 (ko) 전자기기의 서비스 정보 입력/표시 방법
JP2004030349A (ja) 通信型部品リサイクル方法
JP2007102732A (ja) 工程管理方法及び工程管理プログラム
CN109976934A (zh) 设备使用异常判定方法、装置以及计算机存储介质
JP4293861B2 (ja) 電子マニュアル提供システムおよび方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100824

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100906

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4595722

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees