JP4595443B2 - 噴霧乾燥装置 - Google Patents
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Description
スラリーを吐出するためのスラリー吐出部と、前記スラリー吐出部を保持するための保持部と、前記吐出部から吐出されたスラリーを放射状に噴霧する回転ディスクと、を有する噴霧乾燥装置であって、
前記回転ディスクには、上板が形成されており、
前記保持部には、前記回転ディスクの回転軸方向から見て、前記上板と前記保持部とが重なり合う部分の少なくとも一部に、外周に向かって前記上板との隙間が広くなるようなテーパーが形成してあることを特徴とする。
スラリーを吐出するためのスラリー吐出部と、前記スラリー吐出部を保持するための保持部と、前記吐出部から吐出されたスラリーを放射状に噴霧する回転ディスクと、を有する噴霧乾燥装置であって、
前記回転ディスクには、上板が形成されており、
前記上板の内周側端部上面には、内周に向かって隙間が広くなるテーパーが形成してあることを特徴とする。
前記保持部には、前記回転ディスクの回転軸方向から見て、前記上板と前記保持部とが重なり合う部分の少なくとも一部に、外周に向かって前記上板との隙間が広くなるようなテーパーを形成し、かつ、
前記上板の内周側端部上面には、内周に向かって隙間が広くなるテーパーが形成してもよい。
図1は本発明の一実施形態に係る噴霧乾燥装置の全体構成図、
図2は本発明の一実施形態に係る噴霧乾燥装置の噴霧部の要部断面図、
図3は本発明の一実施形態に係る噴霧乾燥装置の噴霧部の拡大断面図、
図4〜図10は本発明の他の実施形態に係る噴霧乾燥装置の噴霧部の要部断面図、
図11は従来の噴霧乾燥装置の噴霧部の要部断面図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る噴霧乾燥システムは、乾燥手段である噴霧乾燥装置1と、噴霧乾燥装置1にスラリーポンプ11を介してスラリーを供給するスラリー供給手段と、送風機12を介して乾燥用熱風を供給する熱風供給手段と、排気手段(サイクロン14、バグフィルター15、回収機用ブロアー16)とを有する。
図4に示す本実施形態の噴霧部2aは、第1実施形態の噴霧部2と以下に示す以外は、同様な構成と作用を有し、その重複する説明は省略する。
図5,6に示す本実施形態の噴霧部2bは、第1実施形態の噴霧部2と以下に示す以外は、同様な構成と作用を有し、その重複する説明は省略する。
図7に示す本実施形態の噴霧部2cは、第3実施形態の噴霧部2bと以下に示す以外は、同様な構成と作用を有し、その重複する説明は省略する。
第5実施形態に係る噴霧乾燥装置は、噴霧部の回転ディスク上に図8に示す上板33dが形成されている以外は、第1実施形態の噴霧乾燥装置1と同様な構成と作用を有し、その重複する説明は省略する。なお、図8は、図2のVIII−VIII線断面図に相当する。
第6実施形態に係る噴霧乾燥装置は、噴霧部の回転ディスク上に図9に示す上板33eが形成されている以外は、第5実施形態の噴霧乾燥装置1と同様な構成と作用を有し、その重複する説明は省略する。なお、図9は、図2のIX−IX線断面図に相当する。
図10に示す本実施形態の噴霧部2fは、第1実施形態の噴霧部2と以下に示す以外は、同様な構成と作用を有し、その重複する説明は省略する。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
表1より、本発明の噴霧乾燥装置(実施例)を使用して得られたセラミック顆粒は、黒色の異物および顆粒の固まりが、全く存在せず、良好な結果となった。一方、従来の噴霧乾燥装置(比較例)を使用して得られたセラミック顆粒は、黒色の異物および顆粒の固まりが、それぞれ確認され、不良率が1.38%であった。なお、比較例にて確認された黒色の異物は、ディストリビュータおよび/または回転ディスクの上板の一部が摩耗することにより混入した摩耗物であり、また、顆粒の固まりは、ディストリビュータと回転ディスクの上板との間に堆積した付着物であった。
表2より、本発明の噴霧乾燥装置(実施例)を使用して得られたセラミック顆粒は、良品率が94%となり、良好な結果であった。一方、従来の噴霧乾燥装置(比較例)を使用して得られたセラミック顆粒は、良品率が87.6%となり、90%を下回り、良品率に劣る結果となった。
10… 乾燥筒体
11… スラリーポンプ
12… 送風機
13… 乾燥材料排出口
14… サイクロン
15… バグフィルター
16… 回収機用ブロアー
2… 噴霧部
3… 回転ディスク
31… 下板
32… 分散ピン
33… 上板
4… 回転軸
5… スラリーホース
5a… 吐出部
6… ディストリビュータ
7… ケーシング
7−1… 下端部
8… テーパー
8−1… テーパー開始点
8−2… テーパー終点
Claims (7)
- スラリーを吐出するためのスラリー吐出部と、前記スラリー吐出部を保持するための保持部と、前記吐出部から吐出されたスラリーを放射状に噴霧する回転ディスクと、を有する噴霧乾燥装置であって、
前記回転ディスクには、上板が形成されており、
前記保持部には、前記回転ディスクの回転軸方向から見て、前記上板と前記保持部とが重なり合う部分の少なくとも一部に、外周に向かって前記上板との隙間が広くなるようなテーパーが形成してあり、
前記上板には、前記回転ディスクの回転軸方向から見て、前記上板と前記保持部とが重なり合う部分の少なくとも一部に、スリットまたは貫通孔が形成されていることを特徴とする噴霧乾燥装置。 - 前記保持部のテーパーは、前記回転ディスクの回転軸方向から見て、前記上板と前記保持部とが重なり合う部分の全体にわたって形成してある請求項1に記載の噴霧乾燥装置。
- スラリーを吐出するためのスラリー吐出部と、前記スラリー吐出部を保持するための保持部と、前記吐出部から吐出されたスラリーを放射状に噴霧する回転ディスクと、を有する噴霧乾燥装置であって、
前記回転ディスクには、上板が形成されており、
前記上板の内周側端部上面には、内周に向かって隙間が広くなるテーパーが形成してあり、
前記上板には、前記回転ディスクの回転軸方向から見て、前記上板と前記保持部とが重なり合う部分の少なくとも一部に、スリットまたは貫通孔が形成されていることを特徴とする噴霧乾燥装置。 - 前記上板の内周側端部上面のテーパーは、前記回転ディスクの回転軸方向から見て、前記上板と前記保持部とが重なり合う部分の少なくとも一部に、形成してある請求項3に記載の噴霧乾燥装置。
- 前記上板の内周側端部上面のテーパーは、前記回転ディスクの回転軸方向から見て、前記上板と前記保持部とが重なり合う部分の全体にわたって形成してある請求項4に記載の噴霧乾燥装置。
- スラリーを吐出するためのスラリー吐出部と、前記スラリー吐出部を保持するための保持部と、前記吐出部から吐出されたスラリーを放射状に噴霧する回転ディスクと、を有する噴霧乾燥装置であって、
前記回転ディスクには、上板が形成されており、
前記保持部には、前記回転ディスクの回転軸方向から見て、前記上板と前記保持部とが重なり合う部分の少なくとも一部に、外周に向かって前記上板との隙間が広くなるようなテーパーが形成してあり、かつ、
前記上板の内周側端部上面には、内周に向かって隙間が広くなるテーパーが形成してあり、
前記上板には、前記回転ディスクの回転軸方向から見て、前記上板と前記保持部とが重なり合う部分の少なくとも一部に、スリットまたは貫通孔が形成されていることを特徴とする噴霧乾燥装置。 - 前記保持部には、ガスを吐出するためのガス吐出機構が具備してある請求項1〜6のいずれかに記載の噴霧乾燥装置。
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