JP4595014B2 - 電子透かし埋め込み装置および検出装置 - Google Patents
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Description
本発明は、文書データへ人間の目にはわかりにくい形で情報を埋め込む電子透かし埋め込み装置と、文書データに埋め込まれた情報を検出する電子透かし検出装置に関する。
近年、会社内で保管する情報の電子化が進み、将来的にも紙文書による保管は減っていくことが予想される。しかしながら、紙文書はなくなるわけではないため、必然的に発生し続ける紙文書と電子文書の混在環境になっているのが現状である。また、企業や公共機関が取り扱う顧客データ等の個人情報の流出・漏洩が懸念されており、より厳格な管理システムの導入が求められている。
このような状況に対応するためのセキュリティ技術の1つとして、電子透かしが挙げられる。電子透かしとは、画像、文書、音声等のデータに著作権者名や複製履歴等の情報を埋め込む技術である。会社内で取り扱う重要なデータや会社外へ提供する製品に情報を埋め込むことで、情報漏洩防止、複製防止、原本保証等を可能にする。このように、電子化されたデータに対する電子透かしについての研究は盛んであり、各種の電子透かしが製品化されている。
しかしながら、2値の文書データ、特に一度印刷出力された紙媒体から、埋め込まれた情報を抽出するのは困難である。印刷およびスキャンする際に起こり得る位置のずれ、ノイズ付加、解像度変換等による高周波成分の損失等により、埋め込まれた情報が失われやすいためである。
下記の特許文献1の方法では、人間の視覚特性を利用した技術により、画質の向上と情報の埋め込みを同時に実現しているが、図形や文字の輪郭や切れ目に重点的に情報を埋め込んでいるため、コピーによって輪郭部分がかすれたり、ぼけたり、ファックス送信により解像度が変化した場合に、埋め込まれた情報を失う可能性が高い。埋め込める情報量も文字数に依存する。
また、地紋パターンを用いた電子透かし技術として、下記の特許文献2〜6が挙げられる。特許文献2および3の方法では、紙媒体を印刷、コピー、またはスキャンした際に発生するノイズ付加、輪郭部のぼけ等による検出精度の低下を避けるために、地紋パターンを構成するドットを一定方向に並べる等の方法を用いている。しかし、こうした比較的単純な特徴を持った地紋パターンは、人の目に認識されやすく、埋め込まれた情報を第三者に解読され、ドットパターンを悪用される可能性がある。
特許文献4の方法では、地紋パターンの方向をパターンマッチングによって検出しており、コピーによる歪み等の幾何学的変形により検出精度が低下する。また、地紋パターン自体が大きいので、人の目で見てパターンの並びがわかってしまうという欠点がある。
特許文献5の方法では、文書画像に地紋パターンを埋め込む際に、文字を避けてパターンが埋め込まれる。パターンの識別においては、複数種類のフィルタによりマッチングが行われる。特許文献6の方法では、解像度の異なるドットを組み合わせて地紋パターンが作成される。コピーによって解像度の高いドットは消滅するが、解像度の低いドットは残るため、原本性を確認できる印刷物の作成と同時に流出経路の特定も可能になる。
特許文献5および6の方法では、地紋パターンの方向をフィルタによって検出しているが、特許文献4と同様に、地紋パターン自体が大きいので、人の目で見てパターンの並びがわかってしまうという欠点がある。
特開2004−289783号公報
特開2001−346032号公報
特開2003−101762号公報
特開2002−305646号公報
特開2003−209676号公報
特開2006−005399号公報
本発明の課題は、視覚的に判別しにくい地紋パターンにより、電子文書に情報を埋め込み、文書を印刷、コピー、またはスキャンした後でも、埋め込まれた情報を安定して検出することである。
本発明の電子透かし埋め込み装置は、文書画像入力部、透かし情報入力部、背景地紋生成部、画像合成部、および合成画像出力部を備え、複数のドットを含む地紋パターンを用いて文書画像の背景領域に情報を埋め込む。
文書画像入力部は、文書画像を入力し、透かし情報入力部は、埋め込まれる情報を入力する。背景地紋生成部は、ドットが存在しない領域からそれぞれ異なる特徴が抽出されるように複数のドットが配置された、複数の地紋パターンを組み合わせて配列することで、埋め込まれる情報を表す地紋パターンの列を生成する。画像合成部は、文書画像の背景領域に地紋パターンの列を埋め込んで、合成画像を生成し、合成画像出力部は、合成画像を出力する。
上記複数の地紋パターンにおいて、ドットが存在しない領域の数や形状等の特徴はパターン毎に異なり、この特徴を抽出することで、各地紋パターンを識別することができる。背景地紋生成部は、埋め込まれる情報の内容に合わせてこれらの地紋パターンを配列し、画像合成部は、文書画像の背景領域に地紋パターンの列を埋め込む。
ドットが存在しない領域の特徴は、視覚的には判別しにくいため、埋め込まれた地紋パターンの列が人の目に認識される可能性は、極めて低くなる。
本発明の電子透かし検出装置は、文書画像入力部、数理形態学的変換部、および情報識別部を備え、複数のドットを含む地紋パターンを用いて文書画像の背景領域に埋め込まれた情報を検出する。
本発明の電子透かし検出装置は、文書画像入力部、数理形態学的変換部、および情報識別部を備え、複数のドットを含む地紋パターンを用いて文書画像の背景領域に埋め込まれた情報を検出する。
文書画像入力部は、文書画像を入力する。数理形態学的変換部は、文書画像の背景領域を構成する複数の地紋パターンの各々に対して数理形態学的変換を行うことで、各地紋パターンのドットが存在しない領域の特徴を抽出する。情報識別部は、抽出された特徴に基づいて、各地紋パターンが表す情報を識別する。
数理形態学的変換によれば、注目画素を含むように構造要素が配置され、構造要素の定義域に対応する範囲内の画素の値に基づいて、注目画素の値が変更される。文書画像中の各画素を順番に注目画素として走査することで、文書画像全体の変換結果が得られる。この変換結果には、各地紋パターンのドットが存在しない領域の特徴が反映されており、各地紋パターンの変換結果から、その地紋パターンが表す情報を識別することができる。
このような地紋パターンの地理的構造特徴に基づく識別方法には、歪みやコピーやスキャンによる輪郭のぼけ等に対する耐性があるため、コピーやスキャン等を行った後でも、安定した検出が可能になる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
本実施形態では、地紋パターンを用いた電子透かし技術を採用し、地紋パターンの識別には、数理形態学に基づいた非線形フィルタによる特徴抽出アルゴリズムを用いる。従来技術では、地紋を構成するパターンのドットの並んでいる方向を抽出して、埋め込まれている情報を識別していたのに対して、数理形態学的変換により地紋パターンの地理的構造特徴を抽出すれば、方向性のない地紋パターンでも情報を識別することができる。したがって、人の目では違いを認識するのが困難な地紋パターンを使用することができ、第三者に解読される危険性が低くなる。
本実施形態では、地紋パターンを用いた電子透かし技術を採用し、地紋パターンの識別には、数理形態学に基づいた非線形フィルタによる特徴抽出アルゴリズムを用いる。従来技術では、地紋を構成するパターンのドットの並んでいる方向を抽出して、埋め込まれている情報を識別していたのに対して、数理形態学的変換により地紋パターンの地理的構造特徴を抽出すれば、方向性のない地紋パターンでも情報を識別することができる。したがって、人の目では違いを認識するのが困難な地紋パターンを使用することができ、第三者に解読される危険性が低くなる。
また、地紋パターンの地理的構造特徴により情報を識別するため、パターンマッチング等の識別方法とは異なり、歪みやコピーやスキャンによる輪郭のぼけ等に対する耐性があり、コピーやスキャン等を行った後でも、安定した検出が可能になる。
埋め込める情報量に関しては、1枚の文書に占める文字(黒画素)の割合は5〜20%程度なので、残りの80〜95%の余白に地紋パターンを埋め込めば、ユーザIDや印刷日時等、「いつ」、「どこで」、「誰が」印刷したのかを特定することは可能である。情報を繰り返し埋め込むことも可能なので、文書の一部切り取りに対しても耐性がある。
図1は、このような電子透かし埋め込み装置の構成例を示している。この電子透かし埋め込み装置は、文書画像入力部101、透かし情報入力部102、背景地紋生成部103、画像合成部104、合成画像出力部105、およびプリンタ106を備える。
文書画像入力部101は、2値または多値の文書画像データを入力し、透かし情報入力部102は、文書画像に埋め込まれるユーザIDや印刷日時等の情報を入力する。背景地紋生成部103は、入力された情報を示す地紋パターンを生成し、画像合成部104は、入力された文書画像の背景領域に地紋パターンを埋め込んで、背景地紋付きの合成画像データを生成する。合成画像出力部105は、合成画像をプリンタ106に出力し、プリンタ106は、2値または多値の合成画像を印刷出力する。
電子透かし埋め込み装置内には、例えば、図2または図3に示すように、埋め込まれる情報に対応した複数の地紋パターンがあらかじめ用意される。図2の4つの地紋パターン201〜204は、それぞれ異なるシンボルを表し、図3の4つの地紋パターン301〜304も、それぞれ異なるシンボルを表す。
これらの地紋パターン内には、図4および図5に示すように、パターン毎に特徴の異なる空白領域が形成されるように複数のドットが配置されている。ここで、空白領域の特徴とは、空白領域の数、面積、形状、画素の平均値等を意味する。各地紋パターンに対して数理形態学的変換を行うことで、パターン内部の空白領域を検出することができる。
なお、文書画像全体の濃度を一様にして、人の目で地紋パターンを判別しにくくするために、それぞれの地紋パターンを構成するドットの数は同じにすることが望ましい。
まず、透かし情報入力部102は、0と1のビット列からなる情報を入力する。このとき、入力情報に対してデータ圧縮、暗号化、誤り検出符号化、誤り訂正符号化等を行ってもよい。次に、背景地紋生成部103は、1ビットまたは複数ビットを1シンボルとして、ビット列の先頭から順番に地紋パターンを割り当てていき、ビット列を地紋パターンの列に変換する。
まず、透かし情報入力部102は、0と1のビット列からなる情報を入力する。このとき、入力情報に対してデータ圧縮、暗号化、誤り検出符号化、誤り訂正符号化等を行ってもよい。次に、背景地紋生成部103は、1ビットまたは複数ビットを1シンボルとして、ビット列の先頭から順番に地紋パターンを割り当てていき、ビット列を地紋パターンの列に変換する。
例えば、図2の地紋パターン201、202、203、および204がそれぞれ00、01、10、11を表すものとすると、入力情報のビット列の先頭から順番に、2ビットずつ地紋パターンが割り当てられる。同様にして、図3の地紋パターン301、302、303、および304をそれぞれ00、01、10、11に割り当てることも可能である。画像合成部104は、得られた地紋パターンの列を、文書画像の背景部分に繰り返し描画する。
図6は、こうして埋め込まれた地紋パターンの情報を検出する電子透かし検出装置の構成例を示している。この電子透かし検出装置は、文書画像入力部601、数理形態学的変換部602、2値化部603、シンボル識別部604、および多数決処理部605を備える。
文書画像入力部601は、電子透かし埋め込み装置により印刷された紙文書の文書画像データを入力し、数理形態学的変換部602は、構造要素を用いて、入力された文書画像の各画素をラスタ走査し、各画素の値を変換する。2値化部603は、文書画像が多値画像である場合に、各画素に対して閾値処理による2値化を行い、文書画像を2値画像に変換する。
シンボル識別部604は、変換された文書画像から、地紋パターンが表すシンボルを識別し、シンボル列を生成する。文書画像の背景部分に地紋パターンの列が繰り返し埋め込まれている場合は、同じ情報を表す複数のシンボル列が生成される。そこで、多数決処理部605は、これらのシンボル列についてシンボル毎に多数決を取り、最も確からしいシンボル列を検出結果として出力する。
なお、数理形態学的変換部602と2値化部603の順序を入れ替えて文書画像を変換しても構わない。2値化に用いられる閾値としては、あらかじめパラメータとして設定された固定値を用いてもよく、判別分析法等により入力画像から動的に求められた値を用いてもよい。
図7は、数理形態学的変換部602が行う数理形態学的変換処理のフローチャートである。ここでは、数理形態学的変換処理の一種であるエロージョン(erosion )により、各地紋パターンから形状の異なる空白領域を検出する。
数理形態学において、集合Aと集合Bのミンコフスキー和もしくはミンコフスキー差を求める際、集合Aを処理対象の図形とした場合の集合Bを、構造要素と呼ぶ。構造要素は行列や関数として扱うことが可能であり、本実施形態では構造要素を行列として扱う。視覚的には、所定形状を有する小領域として構造要素を表現することができる。
エロージョンとは、画像中の注目画素を中心に構造要素を配置して、構造要素の定義域に対応する範囲内の画素の輝度を求め、注目画素の輝度をそれらの輝度の最小値で置き換える操作である。
数理形態学的変換部602は、まず、構造要素の中心等を基準位置として、その位置を文書画像中の注目画素に重ねて構造要素を配置する(ステップ701)。次に、構造要素の定義域内の画素の輝度を求め、注目画素の輝度をそれらの輝度の最小値で置き換える(ステップ702)。そして、文書画像中の全画素にエロージョンを行ったか否かをチェックし(ステップ703)、未処理の画素があれば、構造要素の基準位置を次の画素に移動させて(ステップ701)、ステップ702の処理を行う。このような操作を文書画像中の全画素について繰り返す。
例えば、図2に示した4つの地紋パターンから、図4のような直線で囲まれた部分の空白領域を抽出する場合、図8および図9に示すような2つの長方形の構造要素を用いてエロージョンが行われる。
この場合、文書画像は2値画像であるから、構造要素の定義域内に1つでも黒画素があれば、注目画素は、輝度の最小値に対応する黒画素に置き換えられ、構造要素の定義域内に1つも黒画素がなければ、注目画素は白画素のまま残されることになる。
まず、図2の地紋パターン202に対して、図8の横長の構造要素を用いてエロージョンを行うと、図10に示すように、地紋パターン202の全体が黒画素に置き換えられた変換結果1202が得られる。
次に、地紋パターン202に対して、図9の縦長の構造要素を用いてエロージョンを行うと、図11に示すように、図4に示した縦長の空白領域を含む変換結果1302が得られる。こうして、図9の構造要素を用いることで、地紋パターン202から空白領域を検出することができる。
図10と同様のエロージョンを、図2の地紋パターン201、203、および204に対しても行うことで、図12に示すような変換結果1201、1203、および1204がそれぞれ得られる。これらの変換結果から、図8の構造要素を用いることで、地紋パターン203および204から空白領域を検出できることがわかる。
また、図11と同様のエロージョンを、図2の地紋パターン201、203、および204に対しても行うことで、図13に示すような変換結果1301、1303、および1304がそれぞれ得られる。これらの変換結果から、図9の構造要素を用いることで、地紋パターン204から空白領域を検出できることがわかる。
シンボル識別部604は、こうして得られた文書画像全体の2種類の変換結果を組み合わせて、地紋パターンが表すシンボルを識別する。具体的には、同一の地紋パターン領域の2種類の変換結果における空白領域の有無に基づいて、シンボルを識別する。
例えば、変換結果1201および1301の組み合わせが示すように、いずれの変換結果にも空白領域が含まれない場合は、シンボルを00と判定し、変換結果1202および1302の組み合わせが示すように、図9の構造要素による変換結果にのみ空白領域が含まれる場合は、シンボルを01と判定する。
また、変換結果1203および1303の組み合わせが示すように、図8の構造要素による変換結果にのみ空白領域が含まれる場合は、シンボルを10と判定し、変換結果1204および1304の組み合わせが示すように、いずれの変換結果にも空白領域が含まれる場合は、シンボルを11と判定する。こうして識別されたシンボルの列から、文書画像に埋め込まれている情報が検出される。
なお、3種類以上の構造要素を用いて得られた変換結果を組み合わせて、シンボルを識別することも可能である。
次に、図3に示した4つの地紋パターンから、図5のような円で囲まれた部分の空白領域を抽出する場合について説明する。この場合、図14に示すような菱形の構造要素を用いてエロージョンが行われる。
次に、図3に示した4つの地紋パターンから、図5のような円で囲まれた部分の空白領域を抽出する場合について説明する。この場合、図14に示すような菱形の構造要素を用いてエロージョンが行われる。
図3の地紋パターン301に対して、図14の構造要素を用いてエロージョンを行うと、図15に示すように、図5に示した左上の空白領域を含む変換結果1601が得られる。同様にして、地紋パターン302、303、および304からは、図16に示すような変換結果1602、1603、および1604がそれぞれ得られる。
これらの変換結果から、図14の構造要素を用いることで、地紋パターン301〜304内の一定サイズ未満の空白領域は黒く塗りつぶされ、一定サイズ以上の空白領域のみを検出できることがわかる。
シンボル識別部604は、こうして得られた文書画像全体の変換結果において、各地紋パターン領域における空白領域の位置情報に基づいて、その地紋パターンが表すシンボルを識別する。
具体的には、各地紋パターン領域を複数のブロック(例えば、N×Nのブロック)に分割し、各ブロックに含まれる空白領域の数に基づいて、地紋パターンが表すシンボルを識別する。図16に示した変換結果の場合は、図17に示すように、各地紋パターン領域が2×2のブロックに分割され、空白領域が存在するブロックの位置からシンボルが識別される。
例えば、変換結果1601が示すように、左上のブロックに空白領域が含まれる場合は、シンボルを00と判定し、変換結果1602が示すように、右上のブロックに空白領域が含まれる場合は、シンボルを01と判定する。また、変換結果1603が示すように、左下のブロックに空白領域が含まれる場合は、シンボルを10と判定し、変換結果1604が示すように、右下のブロックに空白領域が含まれる場合は、シンボルを11と判定する。こうして識別されたシンボルの列から、文書画像に埋め込まれている情報が検出される。
ただし、図18に示すような変換結果1801および1802が得られた場合は、2×2分割を行っても、すべてのブロックに空白領域が含まれてしまうことになり、シンボルを識別することができない。そこで、このような場合は、変換結果に含まれる空白領域の位置座標を求め、その値に基づいてシンボルを識別する。位置座標としては、例えば、空白領域の頂点や中心点の座標値が用いられる。
さらに、図14の構造要素以外の他の構造要素によるエロージョンを行い、複数の変換結果における空白領域の位置情報を組み合わせて、地紋パターンが表すシンボルを識別することも可能である。
以上説明した実施形態では、1つの地紋パターンが1つのシンボルを表しているが、複数の地紋パターンを組み合わせて1つのシンボルを表すことも可能である。
例えば、図19に示すように、同一の地紋パターンを4つずつ組み合わせて、シンボル0〜3を表す複合地紋パターン1901〜1904を形成してもよい。同一の地紋パターンを繰り返し用いることで、埋め込まれた情報を誤り訂正等に使用することができる。
例えば、図19に示すように、同一の地紋パターンを4つずつ組み合わせて、シンボル0〜3を表す複合地紋パターン1901〜1904を形成してもよい。同一の地紋パターンを繰り返し用いることで、埋め込まれた情報を誤り訂正等に使用することができる。
また、図20に示すように、異なる地紋パターンを4つずつ組み合わせて、シンボル4〜9を表す複合地紋パターン2001〜2006を形成してもよい。異なる地紋パターンを組み合わせることで、図19とは異なる情報を表現することができる。
ところで、数理形態学的変換処理によれば、地紋パターンの空白領域の代わりに、輝度の小さな黒色領域を抽出することも可能である。地紋パターンがパターン毎に特徴の異なる黒色領域を有する場合、パターン内部の黒色領域を抽出することで、埋め込まれた情報を検出することができる。
図21および図22は、このような地紋パターンの例を示している。図21の地紋パターン2101〜2104は、図2の地紋パターン201〜204の白黒を反転することで得られ、図22の地紋パターン2201〜2204は、図3の地紋パターン301〜304の白黒を反転することで得られる。
これらの地紋パターンから黒色領域を検出する場合、図7の数理形態学的変換処理において、エロージョンの代わりにダイレーション(dilation)が用いられる。ダイレーションとは、画像中の注目画素を中心に構造要素を配置して、構造要素の定義域に対応する範囲内の画素の輝度を求め、注目画素の輝度をそれらの輝度の最大値で置き換える操作である。
図1の電子透かし埋め込み装置および図6の電子透かし検出装置は、例えば、図23に示すような情報処理装置(コンピュータ)を用いて構成される。図23の情報処理装置は、CPU(中央処理装置)2301、メモリ2302、入力装置2303、出力装置2304、外部記憶装置2305、媒体駆動装置2306、およびネットワーク接続装置2307を備え、それらはバス2308により互いに接続されている。
メモリ2302は、例えば、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)等を含み、処理に用いられるプログラムおよびデータを格納する。CPU2301は、メモリ2302を利用してプログラムを実行することにより、上述した処理を行う。
この場合、図1の文書画像入力部101、透かし情報入力部102、背景地紋生成部103、画像合成部104、および合成画像出力部105と、図6の文書画像入力部601、数理形態学的変換部602、2値化部603、シンボル識別部604、および多数決処理部605は、メモリ2302に格納されたプログラムに対応する。
入力装置2303は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等であり、オペレータからの指示や情報の入力に用いられる。出力装置2304は、例えば、ディスプレイ、プリンタ、スピーカ等であり、オペレータへの問い合わせや処理結果の出力に用いられる。
外部記憶装置2305は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、テープ装置等である。情報処理装置は、この外部記憶装置2305に、プログラムおよびデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ2302にロードして使用する。
媒体駆動装置2306は、可搬記録媒体2309を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬記録媒体2309は、メモリカード、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。オペレータは、この可搬記録媒体2309にプログラムおよびデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ2302にロードして使用する。
ネットワーク接続装置2307は、LAN(local area network)等の通信ネットワークに接続され、通信に伴うデータ変換を行う。また、情報処理装置は、必要に応じて、プログラムおよびデータを外部の装置からネットワーク接続装置2307を介して受け取り、それらをメモリ2302にロードして使用する。
図24は、図23の情報処理装置にプログラムおよびデータを提供する方法を示している。可搬記録媒体2309やサーバ2401のデータベース2411に格納されたプログラムおよびデータは、情報処理装置2402のメモリ2302にロードされる。サーバ2401は、そのプログラムおよびデータを搬送する搬送信号を生成し、通信ネットワーク上の任意の伝送媒体を介して情報処理装置2402に送信する。CPU2301は、そのデータを用いてそのプログラムを実行し、上述した処理を行う。
本発明によれば、文書の印刷、コピー、スキャン時の画質劣化に対して頑強な情報埋め込みおよび情報抽出が可能になる。また、埋め込まれている情報の難読性を高めることも可能になる。これにより、重要な情報が印刷された紙媒体の不正な複製を抑止することができる。
Claims (8)
- 複数のドットを含む地紋パターンを用いて文書画像の背景領域に情報を埋め込むコンピュータのためのプログラムであって、
ドットが存在しない領域からそれぞれ異なる特徴が抽出されるように複数のドットが配置された、複数の地紋パターンを組み合わせて配列することで、埋め込まれる情報を表す地紋パターンの列を生成し、
前記文書画像の背景領域に前記地紋パターンの列を埋め込んで、合成画像を生成する
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記複数の地紋パターンにおいて、前記ドットが存在しない領域の数または形状がパターン毎に異なることを特徴とする請求項1記載のプログラム。
- 複数のドットを含む地紋パターンを用いて文書画像の背景領域に埋め込まれた情報を検出するコンピュータのためのプログラムであって、
前記文書画像の背景領域を構成する複数の地紋パターンの各々に対して数理形態学的変換を行うことで、各地紋パターンのドットが存在しない領域の特徴を抽出し、
抽出された特徴に基づいて、各地紋パターンが表す情報を識別する
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 所定の構造要素を用いて前記文書画像を走査しながら前記数理形態学的変換を行い、各地紋パターンの変換結果にドットが存在しない領域が含まれているか否かに基づいて、該地紋パターンが表す情報を識別する処理を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項3記載のプログラム。
- 所定の構造要素を用いて前記文書画像を走査しながら前記数理形態学的変換を行うことで、各地紋パターンからドットが存在しない領域を抽出し、該地紋パターン内における抽出された領域の位置情報に基づいて、該地紋パターンが表す情報を識別する処理を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項3記載のプログラム。
- 各地紋パターンの変換結果を複数のブロックに分割し、それぞれのブロックに含まれる前記ドットが存在しない領域の数に基づいて、前記位置情報を求める処理を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項5記載のプログラム。
- 複数の構造要素を用いて前記文書画像を走査しながら前記数理形態学的変換を行うことで、各地紋パターンの複数の変換結果を生成し、該地紋パターンの複数の変換結果を組み合わせて、該地紋パターンが表す情報を識別する処理を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項4、5、または6記載のプログラム。
- 複数のドットを含む地紋パターンを用いて文書画像の背景領域に埋め込まれた情報を検出する電子透かし検出装置であって、
前記文書画像を入力する文書画像入力部と、
前記文書画像の背景領域を構成する複数の地紋パターンの各々に対して数理形態学的変換を行うことで、各地紋パターンのドットが存在しない領域の特徴を抽出する数理形態学的変換部と、
抽出された特徴に基づいて、各地紋パターンが表す情報を識別する情報識別部と
を備えることを特徴とする電子透かし検出装置。
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