JP5253352B2 - 文書内にメッセージを埋め込む方法、及び距離場を使用して文書内にメッセージを埋め込む方法 - Google Patents

文書内にメッセージを埋め込む方法、及び距離場を使用して文書内にメッセージを埋め込む方法 Download PDF

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Description

本発明は、包括的には文書内にメッセージを埋め込むことに関し、より詳細には距離場を使用して文書内にメッセージを埋め込むと共に文書内のメッセージを検出することに関する。
以下の特許及び特許出願は、本出願に関連し、参照により本明細書に援用される。
米国特許第6396492号明細書 米国特許第7002570号明細書 米国特許第7034845号明細書 米国特許第7123271号明細書 米国特許出願第12/329869号明細書
透かし
透かしは、文書内にメッセージとして埋め込まれることが多い。埋め込みメッセージは、たとえば、セキュリティ、プライバシー、及び著作権保護のために使用することができる。
紙の「ハードコピー」文書のための透かしは、電子的な「ソフトコピー」透かしとは異なる。ソフトコピー文書の場合、透かし挿入、文書コピー、文書の品質引き下げ、及び透かし抽出のようなすべての操作は、デジタル領域、たとえばPDF文書又はPostscript文書において発生する。逆に、ハードコピー文書の場合、文書の品質引き下げはハードコピー領域において発生する。ハードコピー文書における透かしは、文書がコピーされるか、スキャンされるか、ファックスされるか、又は他の態様で操作されるときに品質を引き下げられる可能性がある。ハードコピー透かしは、故意に又は意図されずに、物理的損傷を受ける、たとえばしわくちゃにされるか又は引き裂かれる可能性もある。
グリフ
グリフは、本明細書で定義される場合、基本図形物体である。グリフの最も一般的な例は、テキスト文字又は書記素である。グリフは合字、すなわち複合文字、又は発音区別符号とすることもできる。グリフは象形文字又は表意文字とすることもできる。用語グリフは非文字パターン又は複数文字パターンにも使用することができる。本明細書で使用される場合、グリフは何らかの任意の図形形状又は図形物体であり、これは2次元又はN次元である可能性がある。ここで、Nは2より大きい整数である。
メッセージ埋め込み
画像、ビデオ、及び音声のような媒体信号内に、隠しメッセージを埋め込む多くの既知の方法が存在する。しかしながら、構造化されたグリフの内部に隠しメッセージを埋め込むことは難しい問題である。構造、たとえば間隔及び配向に対する小さな変化であっても、人間の視覚系によって検出される可能性がある。したがって、透かしの目的のために、グリフに対する変更は非常に小さくなければならない。
この問題は、ハードコピー透かしの場合に一層困難である。ハードコピー文書は、持ち主が変わるか、引き裂かれるか、又は折りたたまれると、物理的劣化を受ける可能性がある。文書の電子バージョンでは検出可能であったメッセージは、印刷文書が写真複写又はスキャンされるときに失われる可能性があり、たとえばコピー後に階調レベルの微細な変化が失われる可能性がある。
従来のメッセージ埋め込み方法
幾つかの従来のメッセージ埋め込み方法はテキスト文書を画像として扱い、画像ベースの透かし技法を使用する。これらの方法の1つの不利な点は、これらの方法が主に個々のテキスト文字のビットマップ表現、又は色及び陰の中間調表現に対して動作するプリンタと上手く協働しないことである。
また、別の従来方法は、違いが目には知覚することができないがスキャナによって感知することができるように文字の色を微細に変化させる。埋め込みメッセージは不可視であるため、透かしを変化させることは困難である。しかしながら、この方法の不利な点は、色又は階調レベルの小さな違いが、文書がコピーされるときに簡単に失われることである。
さらに、別の方法は、個々の文字間、個々の単語間、又はテキストの連続する行の行間の距離を調節する。低い埋め込み率において、この方法は目にはほとんど不可視であり、コピーを乗り切る。しかしながら、この方法の不利な点は、高い埋め込み率において、文字間、単語間、又は行間の不均一な距離が、読み手にとって可視になると共に目障りになることである。
さらにまた、別の方法は、文字全体の境界上に格子状の白黒のドットパターンを配置し、文字全体を標準より狭くするか又は広くすることによってディザリング効果を用いる。しかしながら、この方法は写真複写に対してロバストではない。これは、個々のドットパターンが、写真複写後に保持されるには小さすぎるためである。
また、別の方法は、テキストの位置とは無関係な文書の背景にドットの擬似ランダムパターンを埋め込む。ドットは比較的目立たないが、依然として簡単に除去される可能性がある。さらに、ドットは小さく、2回以上の写真複写を乗り切ることができない場合がある。
ダーティペーパ符号化
ダーティペーパ符号化(DPC)は、「ダーティペーパへの書き込み」とも呼ばれ、何らかの副次的情報の存在下でメッセージを符号化する方法である。副次的情報は符号化器には知られているが、復号器には知られていない。副次的情報は通常、符号化器における何らかの干渉信号から成る。符号化器の任務は、復号器が干渉信号のいかなる知識も所有することなくメッセージを回復することが必ずできるように所望のメッセージを符号化することである。換言すれば、復号器は、いずれの部分が実際のメッセージを構成し、いずれの部分がノイズであるのかを事前に知ることなく、「ダーティ」文書からメッセージを読み取ることができなくてはならない。これが「ダーティペーパ符号化」の名前の由来である。
距離場
物体、たとえばグリフの形状は、コンピュータシステムのメモリにおいて、N次元空間内の複数のサンプル点の集合として表すことができる。各サンプル点に、該サンプル点から形状の境界までの距離が関連付けられる。その距離は、サンプル点が境界の内側に位置するか又は外側に位置するかを示すために正又は負となり、厳密に境界上に位置するときはゼロとなる。関連付けられた距離値を有するサンプル点の集合は、サンプリングされた距離場と呼ばれる。距離場はコンピュータシステムのメモリ内に格納される解析プロシージャとして表すこともできる。
本発明では、一般的な用語の距離場を、サンプリングされた距離場及びサンプリングされていない距離場の両方の、すべてのタイプの距離場を指すものとして使用する。
距離場を使用して、色、階調、テクスチャのような、グリフの形状以外の属性を表すことができる。より正確には、グリフを表す距離場の距離値から、グリフの他の属性を表す密度値へのマッピングが存在する。
適応的にサンプリングされた距離場(ADF)
適応的にサンプリングされた距離場(ADF)において、サンプル点の密度は、形状の異なる部分を表すのに必要とされる詳細度によって決まる。たとえば、複雑な局所的な変化は、高いサンプル点密度を必要とする場合がある。したがって、ADFは、任意の形状、たとえば、テキスト文字、漫画、及びロゴのようなグリフの処理を可能にする表現である。
本発明の目的は、ソフトコピー文書及びハードコピー文書内にメッセージを透かしとして埋め込む方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、メッセージが文書の読み手に目立たない方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、比較的大きなメッセージを埋め込むのに適した方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、埋め込みメッセージの抽出が、文書の物理的劣化に対し耐性がある方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、メッセージを損なうことなく文書の物理コピーを可能にすることである。
本発明は、グリフを表す距離場における距離値を変更することによって、そのグリフの形状を微細に変更し、それによって文書内に隠しメッセージを埋め込むことが可能であるという認識からもたらされる。
本発明はさらに、グリフの基本距離場に関連付けられる密度値を変更することによって、グリフの外観を変更し、それによって文書内に隠しメッセージを埋め込むことが可能であるという認識からもたらされる。
ダーティペーパ符号化(DPC)は、「ダーティペーパへの書き込み」とも呼ばれ、何らかの副次的情報の存在下でメッセージを符号化する方法である。副次的情報は符号化器には知られているが、復号器には知られていない。DPCに基づく透かしとの関連において、透かしは符号化されるメッセージの役割を果たし、文書は符号化器における干渉信号の役割を果たす。
適応的にサンプリングされた距離場(ADF)は、デジタル表示のためのスケーラブル文字フォントを表す基本データ構造として広く採用されてきた。原則的に、ADFは距離値を含有し、距離値はたとえばフォントの選択によって指示されるグリフの形状を表す。
メッセージの埋め込みにADFを使用することによって、文字の形状及び/又は外観に対する微細な変更が一般の読み手には不可視であり、且つ該変更を回復する目的で設計される検出器のみが該変更を回復することができるようにすることを可能にする。
これによって、追跡情報、たとえば著作権情報、又は認証情報を、ポータブル文書フォーマット(PDF)文書若しくはWord文書、画像、ビデオ、企業ロゴ、及び印刷文書内に埋め込むことが可能になる。本発明の潜在的な用途は、著作権保護、電子メール追跡、ファイル転送追跡、文書認証、改ざん検出、並びにプリンタ及びデバイスのフォレンジックを含む。
本発明の実施形態による、グリフのセットを含む文書内に複数のシンボルから成るメッセージを埋め込む方法のブロック図である。 本発明の実施形態による、文書内のメッセージのシンボルを検出する方法のブロック図である。 本発明の実施形態による、グリフを表す四分木のブロック図である。 本発明の実施形態による、未変更グリフ及び変更済みグリフの図である。 本発明の実施形態による、グリフのセットを含む文書内に複数のシンボルから成るメッセージを埋め込む方法の流れ図である。 本発明の実施形態による、グリフのセットを含む文書内の複数のシンボルから成るメッセージを検出する方法の流れ図である。
本明細書において説明される例示的なグリフ及び文書は、適応的にサンプリングされた距離場(ADF)によって表される。しかしながら、すべての実施形態が他のタイプの距離場、たとえば規則的にサンプリングされた距離場又は手続き型距離場(procedural distance field)とも等しく良好に機能する。
本発明の実施形態は、グリフのセットを含有する、すなわち含む文書内に、メッセージのシンボルを埋め込む方法を提供する。たとえば、グリフの形状はADFを使用して表され、ADF内の距離値は埋め込まれるメッセージのシンボルに従って変更される。この結果、通常の観察条件の下では人間の視覚系に通常不可視であるグリフの形状の変更がもたらされる。したがって、形状におけるわずかな変化は位置特定及び改変することが困難であり、同時にこの変化は文書の写真複写のような操作に対してロバストである。
メッセージ埋め込み
図1は、本発明の実施形態による、グリフのセットを含む文書内にメッセージのシンボルを埋め込む方法100のブロック図を示す。文書120は、グリフのセット125、たとえばグリフ125’を含む。グリフ125’’は、グリフ125’の視覚的例である。グリフ125’をADF135として表す(130)。ADF135は距離値を含む。代替的に又は付加的に、文書全体120を単一のADF135として表す(130)。
文書120に埋め込まれるメッセージ110は、シンボルのセット115、たとえばシンボル115’を含む。方法100はシンボル115’をADF135における距離値のサブセット136の変更データ145として表す(140)。
本発明の幾つかの実施形態では、サブセット136は、変更されていないADF135における候補距離値137から選択される。ADF135のこれらの距離値のみが埋め込みの候補137となるべきである。これらを変更すると(150)、結果としてグリフ125’の形状全体に知覚することができない変化がもたらされる。候補距離値137を決定する1つの方法は、グリフ125’の境界を表すADF135の隣接するセル間の形状における変化を測定し、近隣のセルにおける距離に非常に類似したセルの距離値を候補137として選択する。
そのような候補は、たとえばメッセージがグリフ125’の局所的な曲率のわずかな変更として埋め込まれる場合に使用される。候補距離値137を決定する別の方法は、グリフ125’の、ADF135のサンプリング密度が最も高い部分を選択する。そのような候補は、メッセージ110が、グリフ125’をサンプリング密度をわずかに減少させてレンダリングすることによって埋め込まれる場合に使用される。候補距離値137を決定する方法の別の例は、グリフ125’の、局所勾配が非常に高いか又は非常に低いかのいずれかである部分を選択する。境界の勾配は、境界を含むセルの頂点においてADF135の距離値から計算される。
本発明の幾つかの実施形態では、電子ディスプレイ又は紙に表示される文書内にメッセージ110を埋め込むために連続ストローク変調(Continuos Stroke Modulation)(CSM)を使用する。これらの実施形態では、ADF135の距離場における候補距離値137は、グリフの形状のみでなく、照明条件、グリフが表示される装置又は媒体の特徴等のような他の特性にも依存するマッピング関数を介して、密度値のセットに関連付けられる。密度値の例は、文書内のグリフ又は文書自体の一部分に関連付けられるピクセル強度、色値、グレースケール値、及びテクスチャを含む。
メッセージを符号化するために、方法100は距離値137をそのままにしておくか又は変更するかを選択することができるが、関連付けられる密度値にのみ微細な変更を実施することができる。これらの実施形態は、グリフ125’のストロークの階調レベル、色、又は厚みにおける微細な局所的変更を引き起こす。これらの変更は機器によって検出可能であるが、人間の視覚系には気付かれずに済む。変更される候補距離値を決定するのに使用されるすべての決定論的技法及び確率論的技法は、候補密度値を決定するのにも適用することができる。
メッセージ埋め込みのためにすべての候補距離値又は候補密度値を変更する(150)必要はないことに留意されたい。適切な候補の中で、ADFにおける変更される距離値又は密度値の最終選択は、埋め込み器、たとえば方法100、及び検出器、たとえば方法200(図2を参照されたい)によって知られている秘密鍵141を使用して行うことができる。ADF135における距離値のサブセット136は、シンボル115’を埋め込むために変更されるグリフ125’の形状の一部分を画定する。文書120全体がADFとして表される実施形態において、サブセット136は通常、文書120内に含まれる1つ又は複数のグリフの形状に関連付けられる。
変更データ145は、シンボル115’が埋め込まれるようにADF136のセブセットを変更するのに必要な情報を含む。たとえば、変更データ145はサブセット136の新たな変更された距離値を含むことができる。代替的に、変更データ145は、シンボル115’を埋め込むためにサブセット136における距離値をどのように変更すべきかを示す補正値を含むことができる。
ADF135における距離値のサブセット136を、変更済み文書155における変更済みグリフ156を生成するための変更データ145に従って変更する(150)。ここで、メッセージ110におけるシンボル115’が変更済みグリフ156内に埋め込まれる。サブセット136における距離値が変更される方法に依拠して、この動作の結果、グリフ125’と比較して、グリフ156の形状の局所的な曲率の微細な変化又は他の変更が生じることができ、これによってシンボル115’、たとえば0ビット又は1ビットが埋め込まれる。グリフ156’は変更済みグリフ156の視覚的例である。図4(A)及び図4(B)に示すように、グリフ156の変更は拡大後にのみ見てとることができ、意図のない読み手にはほとんど不可視である。
埋め込みデータに起因するグリフの形状における変更は「決定論的」又は「確率論的」とすることができることに留意されたい。本発明において、「決定論的」とは、変更済みグリフ156の形状が、未変更グリフ125’の形状と、メッセージ110のシンボル115’とによって一意に決定されることを意味する。決定論的変更の例は、上述した変更、すなわち、サンプリング密度又は勾配に基づいて元のADFにおける候補位置を選択することを含む。
本発明において、「確率論的変更」とは、変更済みグリフ156の形状が、未変更グリフ125’とメッセージシンボルとによって一意に決定されるのではなく、埋め込み器及び抽出器にのみ知られている適切に選択されたランダム変数に従って変化することができることを意味する。そのようなランダム変数の一例は、未変更グリフのADF内の埋め込み位置を選択するのに使用される秘密鍵141である。これは、或る未変更グリフが文書内に複数回出現する場合、(メッセージ埋め込み後の)変更済みグリフの外観が毎回異なることを意味する。このランダム化によって、攻撃者が埋め込み方式を逆行分析することが極度に困難になる。
変更済みグリフ156を含む変更済み文書155を、シンボル115’が文書156から抽出される前にレンダリングすることができる。レンダリングの例は、変更済み文書155のコピー、印刷、ファックス、電子メール送信、表示、スキャン、又はこれらの組合せを含む。
本発明の幾つかの実施形態では、メッセージ110のシンボルを複数のパケットにグループ化するために、パケット化シンボルがメッセージ110内に挿入される。パケット化シンボルの例は、開始パケットシンボル、パケット数シンボル、及び同期シンボルを含む。パケットシンボルをメッセージ内に挿入することの詳細な説明に関しては、関連の米国特許出願第12/329,869号明細書を参照されたい。
メッセージ検出
図2は、本発明の実施形態による、文書内のメッセージのシンボルを検出する方法200のブロック図である。変更済み文書210は変更済みグリフ215を含む。変更済み文書210は、図1の変更済み文書155を、たとえば印刷又は写真複写することによってレンダリングした結果である。変更済み文書210は変更済み文書155の全体又は部分を表すことができる。したがって、変更済みグリフ215は図1の変更済みグリフ156に類似する。
変更済み文書210及び/又は変更済みグリフ215をスキャンしてデジタル画像を取得することができる。次に、そのデジタル画像を、変更された距離値を含むADF235として表す(230)ことができる。変更されたADF230の変更された距離値のサブセット236に関連付けられる変更245を検出する(240)。変更された距離値のサブセット236を、鍵241を利用して選択することができる。鍵241は、図1の鍵141に関連し、たとえば鍵141と同一であるか、又は鍵141に基づいて決定される。代替的に又は付加的に、サブセット236は、グリフの共通形状要素のデータベース242を利用して求めることができる。変更245によって、埋め込まれたシンボル255が求められる(250)。
ADFを用いるグリフ形状表現
ADFの空間階層を、ウェーブレット分解、2次元四分木、3次元八分木、及びより高次の次元のための四面体メッシュのような、複数のデータ構造を使用して表すことができる。
図3に示すように、本発明の一実施形態は、他の表現も等しく適用可能であるが、四分木300を使用してグリフ310を表現及び変更する。四分木300は複数の四角形セル301を含む。各セルは角に4つの頂点302を有する。各頂点は、頂点からグリフの最も近い境界まで測定された符号付距離303に関連付けられる。各セルは、該セルによって表される形状を再構成するプロシージャを含む。たとえば、セルのセル頂点間で双一次補間プロシージャを実施してセル内の形状を再構築することができる。
規則的にサンプリングされた距離場の四分木表現から開始して、ADFを構築する幾つかの方法が存在する。それらのうちの2つを以下で説明する。
トップダウンの手法では、四分木表現は形状の粗い近似を提供する。この粗い表現におけるセルのうちの幾つかは形状を含み、他のセルは形状を含まない。形状の境界上のセルのうちの幾つかにとって、この粗い近似における補間された距離値は、形状を再構成するのに十分である。他のセルにとって、補間された距離値は、たとえば曲率、角、及び点のような高レベルの詳細を有する複雑な領域の場合に不正確である。これらのセルは、距離場が詳細の良好な近似を提供するまで再帰的に再分割される。良好な近似を良好でない近似と区別するのに使用することができる多数の判断基準が存在する。1つの例は、真の形状への距離と、双一次補間によって再構築された近似形状への距離との間の差である。
ボトムアップの手法では、四分木表現は特定の許容誤差までの形状の正確な表現を提供する。この場合、4つの隣接セルから成るグループを単一セルに結合した後、結果としての大きなセルの頂点に関連付けられる距離から補間される距離値によって特定の許容誤差まで形状を再構築することが可能である場合、該結合が可能である。
上記の手法のうちの任意のものを使用してADFに対し微細な変更を行うことができる。次に、変更されていないADFと変更されたADFとの間の微細な違いによって埋め込みメッセージを保有することができる。たとえば、グリフの左のエッジの曲率におけるわずかな変更は0ビットを符号化することができ、右のエッジにおける同様の変更は1ビットを符号化することができる。メッセージのシンボルを埋め込むために、グリフ310の形状の他の変更が可能である。
選択される特定の変更は用途によって決まる。ハードコピー文書の場合、写真複写に対するロバスト性が所望されるとき、グリフ310の形状における変更はグリフの色又は階調レベルにおける変更よりもロバストである可能性が高い。
メッセージ埋め込みのための色フリンジング
本発明の一実施形態は、電子スクリーン上に表示される文書内にメッセージを埋め込むために、ADF135の距離場に関連付けられる密度値を使用する。密度値は、LCD及びLEDのような表示装置上にレンダリングされるグリフの色を表し、それらはアドレス指定可能なピクセル構成要素を有する。そのような装置上でグリフのサブピクセルレンダリングを行うことの結果として、グリフの境界において色フリンジングのアーチファクトが出現する。文書の表示及び内容の特徴が知られている場合、色フリンジングが出現するロケーションを求めることが可能である。これらのロケーションは、上述したように、メッセージのシンボルを埋め込むことができる候補密度値を与える。
エイリアシングアーチファクト
当該技術分野において既知であるように、デジタルディスプレイ上でグリフをレンダリングすることによって、既知のジャギーのようなエイリアシングアーチファクトがもたらされる(援用される参照文献を参照されたい)。本発明の一実施形態において、メッセージはエイリアシングアーチファクト内に埋め込まれる。換言すれば、本発明では、密度値のセットの、エイリアシングアーチファクトが発生するサブセットを選択する。
実施形態例
文書内へのメッセージの埋め込み
図5は、グリフのセットを含む文書502内にメッセージ501のシンボルを埋め込む方法を示している。文書内のグリフはADFによって表される。
メッセージを文書に対する意図的な攻撃及び意図的でない変更から守るために、誤り訂正符号(ECC)を使用してメッセージのシンボルを符号化する(510)。パケット化シンボルは、誤り及びノイズの存在下でメッセージの復号を可能にするように付加される。印刷文書の場合、誤り及び消失は、文書の物理的劣化及び検出器の制限に起因して発生し得る。ポータブル文書フォーマット(PDF)文書のような電子文書の場合、物理的劣化又は送信誤りが起こる可能性はより小さい。しかしながら、検出器が埋め込みメッセージの誤った推定を回復するとき、誤りは依然として発生し得る。ECCは、代数的復号又は確率論的(軟判定)復号を可能にする。好都合な選択は、リード・ソロモン符号を使用することである。これらの符号は消失訂正に最適である。さらに、リード・ソロモン復号の成功は、一定の最低限の数のビットが正確に復号される限り、誤りのパターンに関わらず保証される。
メッセージのシンボル及びパリティシンボルを、同期シンボルを含む複数のパケットになるように構成する(520)。これによって、検出器における同期の損失が低減され、ひいては復号が容易になる。
グリフごと又は文書全体に対してADF502が構築される。ADFは、シンボルを埋め込む(540)ことができる位置又はサブセット、すなわち頂点を求める(530)ためにトラバースされる。ADFのトラバースは、ラスタ走査順、形状の外周に沿って、又は任意の他の好都合な方式で行うことができる。好ましい実施形態では、トラバースはADFによって表される形状から独立している。
メッセージ埋め込みに適していると共に、たとえば候補距離値によって記述される候補位置のうち、幾つかの位置は埋め込み器及び検出器によって知られている秘密鍵531を使用して選択される。
次に、シンボルは、選択された位置において1つずつ埋め込まれる。1つの単純な方法は、位置においてADFを局所的にサブサンプリングすることである。この動作によって、形状の関連部分を表す忠実度がわずかに低減される。
別の方法は、埋め込み位置の近隣における距離値をわずかに変更する。距離が変更される方法に応じて、この操作の結果はグリフの形状の局所的な曲率における微細な変化となり得る。この変化によって、次にシンボル、すなわち0ビット又は1ビットが埋め込まれる。
次に、変更されたADFを使用して文書をレンダリングする(550)ことができる。次に、用途に応じて、文書を、たとえば印刷するか、電子メール送信するか、又はスクリーン上に表示する(560)ことができる。
各グリフのADFを独立して変更する代わりに、一実施形態はADFの普遍性を利用する。任意の数のグリフを含む文書内の領域を特定することができると共に、単一のADFを構築してその領域を表すことができる。したがって、メッセージ埋め込みの目的のために、本方法は一度に複数のグリフ、若しくはテキストのページ全体、又は何らかの他のグラフィックを処理することができる。グリフの任意の集合物内にメッセージを埋め込むための唯一の要件は、ADFを使用してその集合物を表すことが可能でなくてはならないということである。
文書内のメッセージの検出
図6は変更済み文書560内のメッセージ650を検出する方法を示している。ADFを文書560から構築する(610)。上述したように、ADFは個々のグリフ又はグリフのグループを表すことができる。この情報は、埋め込み器及び検出器によって共有されるか、又は副次的情報として検出器に明示的に送信されるかのいずれかである。検出器は、グリフが表示される解像度、すなわちグリフに関連付けられる四分木300の分解レベルも知っている。
検出器は、各グリフを表すADFのデータベース601を或る所定の解像度で維持することができる。代替的に、データベースは、より複雑なグリフを構築するための構成要素として使用される、ストローク又はセリフのような基本形状のセットを格納することができる。
鍵531を使用して、ADFにおける、メッセージシンボル及びパリティシンボルが埋め込まれている位置(頂点)を特定し、位置における距離値を検出して(620)メッセージのシンボルを回復する。
たとえば、特定の位置において受信される文書560において表される形状と、所与の解像度における形状との間の誤差が所定の閾値を超える場合、0ビットが埋め込まれたと推定し、そうでない場合、1ビットが埋め込まれたと推定する。
回復されたシンボルをパケット化解除(depacketize)し(630)、ECC復号640を適用してメッセージ650を推定する。
発明の用途
本発明は、文書内に含まれるグリフ内にメッセージを埋め込む。本明細書内で使用される場合、用語「グリフ」は、任意の言語の任意のフォントのテキスト文字、句読点、数字、及び飾り文字を含むが、これらに限定されない。この用語「グリフ」は、英語に似たアルファベット、又は日本語、中国語、韓国語、若しくはサンスクリット語デバナーガリ文字のフォントのようなストロークベースのフォントを含む。グリフは、アイコン、ロゴ、クリップアート、漫画、及び上記のすべてのもののアニメーションバージョンとすることもできる。
本発明は、プリンタ、プロッタ、又はファックス機の出力であるハードコピー文書、電子メールの添付ファイルとして送信されるか又はファイル転送プロトコル(FTP)を使用してインターネットを介して転送されることが多いPDFファイル又はPSファイルのような電子文書、MS Word若しくはPagesのような文書処理プログラム又はAdobe Photoshopのようなグラフィック編集ソフトの出力である電子文書、2Dデジタルディスプレイ又は3Dデジタルディスプレイ上にレンダリングされる文書におけるグリフに適用することができる。
本発明によって以下の用途、すなわち、著作権保護及びデジタル著作権管理(DRM)、文書認証、改ざん検出、文書、たとえば電子メールの流通経路の追跡、印刷、写真複写の反復、スキャン、再印刷、及びデバイスフォレンジックが可能になる。
本発明を特定の好ましい実施形態を参照して説明してきたが、本発明の精神及び範囲内で様々な他の適応及び変更を行うことができることは理解されたい。したがって、添付の特許請求の範囲の目的は、本発明の真の精神及び範囲内に入るすべての変形及び変更を包含することである。

Claims (25)

  1. グリフのセットを含む文書内にメッセージのシンボルを埋め込む方法であって、
    文書内のグリフを距離場として表すこと、
    前記文書内に埋め込まれるメッセージ内のシンボルを、前記距離場における値のサブセットの変更として表すこと、及び
    前記距離場における前記値のサブセットを前記変更に従って変更することであって、変更済み文書における変更済みグリフを生成し、前記メッセージ内の前記シンボルが前記変更済みグリフ内に埋め込まれる、変更すること、
    を含み、プロセッサにより実行される方法。
  2. 前記距離場は規則的にサンプリングされた距離場である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記距離場は適応的にサンプリングされた距離場(ADF)である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記距離場はメモリ装置内のデータ構造内に格納される値のセットである、請求項1に記載の方法。
  5. 前記距離場は、前記埋め込まれるメッセージシンボルに基づいて前記グリフを再構築及びレンダリングするプロシージャを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記変更は決定論的変更及び確率論的変更を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記距離場における前記値のサブセットを鍵に従って選択することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記変更は、前記距離場における前記値のサブセットの新たな値を規定する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記変更は、前記距離場における前記値のサブセットの補正値を規定する、請求項1に記載の方法。
  10. 前記変更は、前記距離場における前記値のサブセットのサンプリング密度の補正値を規定する、請求項1に記載の方法。
  11. 前記距離場における前記値のサブセットを局所的なサンプリング密度に従って選択することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記距離場における前記値のサブセットを、前記グリフの形状の境界上の局所的に計算された勾配に従って選択することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記メッセージ内に少なくとも1つのパケット化シンボルを挿入することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記パケット化シンボルは、開始パケットシンボル、パケット数シンボル、及び同期シンボルを含むグループから選択される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記方法は、
    変更された距離値を含む変更された距離場を用いて前記変更済みグリフを表すこと、
    前記変更された距離場における前記変更された距離値のサブセットに関連付けられる埋め込まれた変更を検出すること、及び
    前記埋め込まれた変更に基づいて前記メッセージの前記シンボルを求めること、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  16. 前記変更された距離値のサブセットを鍵に従って求めることをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記変更された距離値のサブセットを、グリフの形状要素のデータベースに従って求めることをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  18. 文書内にメッセージを埋め込む方法であって、
    文書の少なくとも一部を距離値を含む距離場として表すこと、
    前記文書内に埋め込まれるメッセージ内のシンボルを、前記距離場における前記値のサブセットの変更として表すこと、及び
    前記距離場における前記値のサブセットを前記変更に従って変更することであって、変更済み文書を生成し、前記メッセージ内の前記シンボルが前記変更済み文書内に埋め込まれる、変更すること、
    を含み、プロセッサにより実行される方法。
  19. 前記距離場における前記値のサブセットは、前記文書内のグリフに関連付けられる、請求項18に記載の方法。
  20. 前記変更済み文書を処理することをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  21. 前記処理は、前記変更済み文書のレンダリング、コピー、印刷、ファックス、電子メール送信、表示、スキャン、該変更済み文書のファイル転送、又はそれらの組合せを含むグループから選択される、請求項20に記載の方法。
  22. 前記距離場における前記値のサブセットを鍵に従って選択することをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  23. 前記方法は、
    変更された距離場を用いて前記変更済み文書を表すこと、
    前記変更された距離場における前記変更された距離値のサブセットに関連付けられる変更を検出すること、及び
    前記変更に基づいて前記メッセージの前記シンボルを求めること、
    をさらに含む、請求項18に記載の方法。
  24. 前記変更された距離場における前記値のサブセットを鍵に従って求めることをさらに含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記変更された距離場における前記値のサブセットを、グリフの形状要素のデータベースに従って求めることをさらに含む、請求項23に記載の方法。
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