JP4594352B2 - 光学装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光学装置に関するもので、特に、電力消耗が少なく、耐震性を増加する光学装置に関するものである。
現在、レンズモジュールに応用される自動変位駆動装置中、ドライバは運動方向によって大きく二種に分けられ、第一種のドライバは回転力を提供し、回転軸がレンズモジュールの光軸に平行で、第二種のドライバは水平移動力を提供し、移動方向がレンズモジュールの光軸に平行である。
第一種のドライバ、例えば、ステッピングモーターの旋転運動は通常、別に伝動方向転換機構が必要で、レンズモジュールを光軸の移動に平行にする。第一種のドライバの自動変位駆動装置の特徴は、レンズモジュールが最終位置に達する時、レンズモジュールの位置を維持する電力が必要がないことである。しかし、第一種のドライバを有する自動変位駆動装置は非常に多くの構成素子を必要とするので、その構造複雑度が非常に高く、自動変位駆動装置の体積を縮小するのが容易ではない。
第二種のドライバ、例えば、ボイスコイルモーターは、直接、レンズモジュールの位置を調整する。第一種ドライバを運用する自動変位駆動装置と比較すると、このようなドライバは構成素子が少なく、そして、小さい。しかし、レンズモジュールが最終位置に達する時、レンズモジュールを最終位置に維持するために、電力の不断供給と同時制御により、相当の電力を消耗するので、長時間携帯使用するカメラや光学装置にとって非常に不利である。この他、第二種ドライバを運用する自動変位駆動装置は耐震力が悪いという欠点がある。
この他、図1を参照すると、特許文献1で、磁性素子9、間隔素子12および弾性素子50がレンズ2の光軸に平行に排列されたレンズ駆動装置が開示され、公知のレンズ駆動装置は磁性素子9と駆動磁石6間の磁力作用と弾性素子50により、レンズ2に対し挟持動作を実行する。しかし、レンズ2の定位を維持するのに電力を消耗し、また、駆動磁石6と磁性素子9の移動位置と磁力の変化間の関係が非線形であり、公知のレンズ駆動装置はレンズ2の定位制御上の困難がある。
この他、図2Aと図2Bを参照すると、特許文献2で開示される公知の制動挟持機構は、特定位置で、レンズモジュール608を釈放、あるいは、挟持するものである。制動装置は主に、制動挟持素子621、磁性素子627、コイル623、回転軸622および弾性素子Eからなる。コイル623が通電する時、磁性素子627とコイル623は磁性吸引作用を生成し、この時、制動挟持素子621が回転軸622を回転し、図2Bで示されるように、レンズモジュール608を釈放する。コイル623の通電が停止する時、磁性素子627とコイル623間の磁性吸引作用は消失し、この時、制動挟持素子621は弾性素子Eにより提供される弾性回復力により、回転軸622を元の位置まで回転させ、図2Aで示されるように、レンズモジュール608を挟持する。しかし、公知の制動機構は構成素子が多く、構造が複雑、組み立てと小型化が困難である等の欠点がある。
この他、図3Aと図3Bを参照すると、特許文献3で開示される公知のレンズモジュール駆動装置1は、上弾性片9と下弾性片11がレンズモジュール(レンズ20、上蓋24、下ワッシャ17、コイル15、レンズ支承座7)の精確な移動を可能にし、移動時の摩擦力を減少させる。上弾性片9と下弾性片11はコイル15の延伸とみなされて、コイル15両端のコンダクタとなる。上フレーム23上の槽37とレンズ支承座7上のリブ31は、移動素子(レンズ20、上蓋24、下ワッシャ17、コイル15、レンズ支承座7)とステーター(上フレーム23、ヨーク3、磁石13)間の接触により衝撃や振動を生じ、光軸に対する移動素子の偏向値を受け入れられることができる範囲内に制御し、レンズ20が過度に回転し、その他の構造に影響するのを防止する。しかし、公知のレンズ駆動装置1の移動素子を特定位置に維持するのには電力が必要なので、携帯式装置の長時間の定位能力を減少させる。
米国特許第6856469号明細書 国際公開第2005/060242号パンフレット 特開2005−128405号公報
よって、本発明は光学装置を提供し、簡単な構造によりレンズモジュールを固定および釈放して、電力消耗と体積を減少されると共に、耐震、耐衝撃効果を提供することを目的とする。
本発明の光学装置は、駆動部移動素子、駆動ステーター、制動コイルおよび制動弾性素子からなる。駆動部移動素子は、レンズモジュールと駆動コイルとからなる。レンズモジュールは光軸を提供する。駆動コイルはレンズモジュールを囲繞し、光軸に平行な中央軸を提供する。駆動ステーターはハウジング、磁性素子およびヨークからなる。レンズモジュールはハウジングに可動設置される。磁性素子は駆動コイルを囲繞し、開口を有する。ヨークは磁性素子と作用し、安定した磁界を生成する。磁性素子、ヨークおよび駆動コイルが相互作用して、光軸に平行な力を生成し、光軸に平行に駆動部移動素子を移動させる。制動コイルは磁性素子の開口に配置され、光軸に垂直な中央軸を提供する。制動コイルは駆動コイルに相対する。制動弾性素子は駆動ステーターと制動コイルの間に接続され、磁性素子の開口に配置される。制動コイルは磁性素子、ヨーク、制動弾性素子と作用し、駆動部移動素子を着脱可能に取り付ける。
光学装置はさらに、ハウジングに配置され、レンズモジュールの光軸に平行な引導バーを有する。
ヨークは、主要部、第一延長部、第二延長部および第三延長部からなる。主要部はハウジングに接続される。第一および第二延長部は主要部に接続される。第二延長部は第一延長部から離れている。第一延長部は磁性素子を囲繞する。駆動コイルと磁性素子は第一と第二延長部間に配置される。第三延長部は第一延長部に接続され、磁性素子の開口に配置される。
光学装置はさらに、駆動部移動素子と駆動ステーター間に接続される駆動弾性素子を有する。駆動部移動素子は、駆動コイル、磁性素子、ヨークおよび駆動弾性素子の相互作用により光軸に平行に移動する。
光学装置はさらに、制動コイルに接続される滑動素子を有し、制動コイルが光軸に垂直に移動するよう制限する。
光学装置はさらに、制動コイルに接続される摩擦素子を有し、駆動部移動素子を抵接する。
光学装置はさらに、滑動素子に接続される摩擦素子を有し、駆動部移動素子を抵接する。
摩擦素子は摩擦物質である。
滑動素子はハウジング上でスライドし、引導突起を有する。ハウジングは引導溝を有し、引導突起がスライドする。
滑動素子はハウジング上でスライドし、引導溝を有する。ハウジングは引導突起を有し、引導溝中でスライドする。
光学装置はさらに、第三延長部上でスライドする滑動素子を有し、制動コイルを接続し、制動コイルが光軸に垂直に移動するよう制限する。
滑動素子はベアリングを有する。第三延長部は軸を有し、ベアリングがスライドする。
滑動素子は軸を有する。第三延長部はベアリングを有し、軸がスライドする。
本発明の光学装置は、レンズモジュールが縮小化され、レンズモジュールの定位に必要な電力が節約される。レンズモジュールの耐震能力と安定性も増加する。
第一実施例:
図4A〜図4Cを参照すると、光学装置100はハウジング110、二引導バー120、レンズモジュール130、駆動コイル140、磁性素子150、ヨーク160、駆動弾性素子170、制動弾性素子175、制動コイル180、滑動素子190および摩擦素子195からなる。
光学装置100は駆動機構と制動機構に分けられる。駆動機構は駆動部移動素子(レンズモジュール130と駆動コイル140)と駆動ステーター(ハウジング110、引導バー120、磁性素子150およびヨーク160)からなる。制動機構は、制動弾性素子175、制動コイル180、滑動素子190および摩擦素子195を有する。駆動機構はレンズモジュール130を光軸に平行に移動させる。光学装置100(あるいは、駆動機構)の焦点調整が完了、あるいは、停止する時、制動機構はレンズモジュール130を配置、あるいは、固定する。
図4Aと図4Bで示されるように、引導バー120はハウジング110中に配置される。レンズモジュール130はハウジング110に配置され、引導バー120上で可動形式で取り付けられる。特に、レンズモジュール130はレンズ131とレンズホルダー132からなり、光軸Oを有し、引導バー120は光軸Oに平行である。
図4A〜図4Cで示されるように、駆動コイル140はレンズモジュール130を囲繞し、レンズモジュール130の光軸Oと重合する中央軸を提供する。
磁性素子150は駆動コイル140を囲繞し、開口151を有する(図4Cで示される)。特に、二つの相反する磁極が開口151に形成される。さらに、磁性素子150は磁石からなる。
図4A〜図4Cで示されるように、ヨーク160は主要部161、第一延長部162、第二延長部163および第三延長部164からなる。主要部161はハウジング110に接続される。第一および第二延長部162、163は主要部161に接続される。第二延長部163は第一延長部162から離れている。第一延長部162は磁性素子150を囲繞する。特に、駆動コイル140と磁性素子150は、第一延長部162と第二延長部163間に配置される。図4Cで示されるように、第三延長部164は第一延長部162に接続され、磁性素子150の開口151に配置される。
図4Aと図4Bで示されるように、駆動弾性素子170は、駆動機構の駆動部移動素子と駆動ステーター間に接続される。
図4Cで示されるように、制動弾性素子175は第一延長部162に接続され、磁性素子150の開口151に配置される。
図4Aと図4Cで示されるように、制動コイル180は制動弾性素子175に接続され、第三延長部164を囲繞する。特に、制動コイル180はレンズモジュール130の光軸Oに垂直で、駆動コイル140に相対する中央軸を提供する。
図4A、図4Cおよび図5Bで示されるように、滑動素子190は制動コイル180に接続される。摩擦素子195は滑動素子190に接続され、駆動コイル140に接する。さらに、摩擦素子195は、高摩擦係数の摩擦物質からなり、摩擦素子195と駆動コイル140間の固定力を増加させ、さらに、定位時のレンズモジュール130の安定性を増加させる。
さらに、滑動素子190はハウジング110上でスライドする。図5Aと図5Bで示されるように、滑動素子190は引導突起191を有し、ハウジング110は引導溝111を有し、引導突起191と組み合わされる。よって、滑動素子190がハウジング110上でスライドする時、引導突起191は引導溝111内でスライドする。
以下は、光学装置100の作動方式を説明する。
図4Bと図4Cで示されるように、磁性素子150はヨーク160と作用し、光軸Oに垂直な磁力線(磁界)B1とB2を生成する。特に、磁性素子150は主要部161、第一延長部162、第二延長部163と作用し、光軸Oに垂直で、駆動コイル140を通過する磁力線B1(図4Bで示される)を生成する。磁性素子150は第一延長部162と第三延長部164と作用し、光軸Oに垂直で、制動コイル180を通過する磁力線B2(図4Cで示される)を生成する。
レンズモジュール130を移動させるため、制動コイル180は電流の供給により磁力線B2と作用し、ローレンツ法則に従って作用力F2(図4C)を生成する。作用力F2は制動コイル180、滑動素子190および摩擦素子195を光軸Oに垂直に移動させ、制動弾性素子175を圧縮する。ここで、摩擦素子195はレンズモジュール130から分離される。すなわち、レンズモジュール130が釈放される。同時に、駆動コイル140は導通して電流により磁力線B1と作用し、ローレンツ法則に従って、光軸Oに平行なもう一つの作用力F1(図4B)を生成する。作用力F1はレンズモジュール130と駆動コイル140を、光軸Oに沿って引導バー120上で移動させ、駆動弾性素子170を圧縮、あるいは、引き伸ばす。これにより、レンズモジュール130の焦点移動が達成される。
レンズモジュール130が標的位置に達する時、制動コイル180と駆動コイル140への電流の供給が停止される。ここで、レンズモジュール130と駆動コイル140は、作用力F1の消失により光軸Oに沿って移動できなくなり、制動コイル180、滑動素子190および摩擦素子195は、作用力F2の消失と制動弾性素子175により提供される弾性回復力により、直ちにレンズモジュール130の光軸O方向に移動する。摩擦素子195は再度、レンズモジュール130に抵接し、標的照準位置でレンズモジュール130を固定する。
上述のように、制動コイル180、滑動素子190および摩擦素子195はレンズモジュール130と駆動コイル140を速やかに釈放および固定し、レンズモジュール130と駆動コイル140を標的照準位置に維持するのに電力が不要である。よって、光学装置100の電力消耗が減少する。さらに、滑動素子190の引導突起191は、ハウジング110の引導溝111中でスライドし、レンズモジュール130の外力振動や衝突による偏向、偏位、あるいは、焦点エラーを防止する。
特に、光学装置100の操作が完了する時、レンズモジュール130と駆動コイル140は、駆動弾性素子170により提供される弾性により光軸Oに沿って初期位置に戻る。
さらに、本実施例では、滑動素子190が引導時191を有し、ハウジング110が引導溝111を有するが、それに限定されず、すなわち、滑動素子190が引導溝を有し、ハウジング110が引導突起を有し、光学装置100に同じ耐震性効果をもたらす。
さらに、本実施例の制動弾性素子は、第一延長部162と制動コイル180間での接続に制限されず、制動弾性素子はハウジング110と制動コイル180間に接続されて、制動機構に弾力を提供する。
さらに、滑動素子190とハウジング110間のスライドは軸とベアリングにより達成してもよい。図5Cと図5Dで示されるように、制動弾性素子175は第一延長部162に接続され、磁性素子150の開口151に配置される。滑動素子190’は第三延長部164を囲繞し、磁性素子150の開口151に配置される。制動コイル180は滑動素子190’を囲繞し、レンズモジュール130の光軸Oに垂直な中央軸を提供する。制動コイル180は駆動コイル140に相対する。摩擦素子195は制動コイル185に接続され、駆動コイル140を抵接する。さらに、摩擦素子195は高摩擦係数の摩擦物質からなり、摩擦素子195と駆動コイル140間の固定力を増加させ、さらに、定位時のレンズモジュール130の安定性を増加させる。
さらに、本実施例の光学装置は磁性素子150とヨーク160だけを有しているが、光学装置100は選択的に二個以上の磁性素子と二個以上のヨークを使用してもよい。つまり、光学装置100の駆動機構と制動機構はそれぞれ独立した磁性素子とヨークを使用し、レンズモジュール130の移動と定位を達成する。
さらに、本実施例の光学装置100は、一つの制動機構だけに制限されず、一つ以上の制動機構を使用し、必要に応じて、レンズモジュール130を速やかに釈放、固定する。
第二実施例:
本実施例中、第一実施例と対応する素子は同一の符号で示される。
図6Aと図6Bを参照すると、本実施例中、第一実施例の駆動弾性素子170と制動弾性素子175は、それぞれ、駆動導磁素子170’と制動導磁素子175’により代替されている。
図6Aで示されるように、駆動導磁素子170’は駆動機構の駆動部移動素子に接続される。特に、駆動導磁素子170’は駆動コイル140に接続され、第一延長部162、第二延長部163および主要部161間に配置される。
図6Bで示されるように、制動導磁素子175’は磁性素子150の開口151に配置される。制動コイル180は制動導磁素子175’に接続され、第三延長部164を囲繞する。
駆動導磁素子170’と制動導磁素子175’は金属からなる。
特に、駆動導磁素子170’は磁性素子150により吸引され、光軸に水平、垂直な合成磁力を生成する。駆動導磁素子170’が磁性素子150上の特定位置に設置される時、駆動導磁素子170’と磁性素子150間で、光軸に平行な合成磁力は静的平衡になる。ここで、駆動導磁素子170’と磁性素子150間は光軸に垂直な合成磁力を僅かに残し、駆動機構の駆動部移動素子が引導バーに取り付けられるので均衡になる。すなわち、駆動部移動素子と駆動導磁素子170’は安定して固定される。もう一つの側面では、制動導磁素子175’は磁性素子150により吸引され、制動コイル180の中央軸に平行、垂直な合成磁力を生成する。制動導磁素子175’が磁性素子150の開口151の特定位置にある時、制動導磁素子175’と磁性素子150間にあり、制動コイル180の中央軸に平行な合成磁力は静的平衡になる。ここで、制動コイル180の中央軸に垂直な合成磁力だけが制動導磁素子175’が磁性素子150の間に存在し、制動コイル180が第三延長部164を囲繞するので均衡になる。本実施例において、駆動コイル140が電流供給されない時、駆動導磁素子170’は磁性素子150の特定位置にある。駆動導磁素子170’が特定位置にある時、駆動導磁素子170’と磁性素子150間で、光軸に平行な合成磁力は静的平衡になる。制動コイル180が電流供給されない時、制動導磁素子175’は磁性素子150の開口151の特定位置にある。制動導磁素子175’が特定位置にある時、制動導磁素子175’と磁性素子150間で、制動コイル180の中央軸に平行な合成磁力は静的平衡になる。
本実施例中のその他の素子の構造、配置、機能は第一実施例と同様であり、詳述しない。
同様に、レンズモジュール130を移動させるため、制動コイル180が電流供給されて、磁力線B2と作用し、ローレンツ法則に従って光軸Oに垂直な作用力F2(図6B)を生成する。作用力F2は制動コイル180、滑動素子190、摩擦素子195および制動導磁素子175’を光軸Oに垂直に移動させる。ここで、摩擦素子195はレンズモジュール130から分離され、制動導磁素子175’は、磁性素子150の開口151の特定位置から外れる。同時に、駆動コイル140は電流供給され、磁力線B1と作用し、ローレンツ法則に従って、光軸Oに平行なもう一つの作用力F1(図6A)を生成する。作用力F1はレンズモジュール130、駆動コイル140および駆動導磁素子170’を、光軸Oに沿って引導バー120上で移動させる。これにより、レンズモジュール130の焦点移動が達成される。ここで、駆動導磁素子170’は磁性素子150上の特定位置から外れる。
レンズモジュール130が標的照準位置に達する時、制動コイル180と駆動コイル140への電力供給が停止される。ここで、レンズモジュール130と駆動コイル140は作用力F1がない状態で、光軸Oに沿って移動できなくなり、制動導磁素子175’は開口151を経て磁性素子150により吸引されて所定位置方向に直ちに移動し、摩擦素子195が再度レンズモジュール130に抵接する。よって、レンズモジュール130は標的照準位置で固定される。
同様に、制動コイル180、滑動素子190および摩擦素子195は速やかに釈放され、レンズモジュール130と駆動コイル140を標的照準位置で維持する電力が不要である。これにより、光学装置100の電力消耗が減少する。さらに、滑動素子190の引導突起191はハウジング110の引導溝111中でスライドし、レンズモジュール130の外力振動や衝突による偏向、偏位、あるいは、焦点エラーを防止する。
特に、光学装置100の操作が完了、あるいは、停止する時、駆動導磁素子170’は、磁性素子150の磁力により、磁性素子150上の所定位置方向に即座に移動し、レンズモジュール130と駆動コイル140を光軸Oに沿って初期位置に戻す。
第三実施例:
図7Aと図7Bを参照すると、光学装置200は、ハウジング210、二引導バー220、レンズモジュール230、磁性素子240、駆動コイル250、ヨーク260、駆動弾性素子270、制動弾性素子275、制動コイル280、滑動素子290および摩擦素子295からなる。
光学装置200は駆動機構と制動機構に分けられる。駆動機構は駆動部移動素子(レンズモジュール230と磁性素子240)と駆動ステーター(ハウジング210、引導バー220、駆動コイル250およびヨーク260)からなる。制動機構は、制動弾性素子275、制動コイル280、滑動素子290および摩擦素子295を有する。駆動機構はレンズモジュール230を光軸に平行に移動させる。光学装置200(あるいは、駆動機構)の焦点調整が完了、あるいは、停止する時、制動機構はレンズモジュール230を配置、あるいは、固定する。
図7Aと図7Bで示されるように、引導バー220はハウジング210に配置される。レンズモジュール230はハウジング210に配置され、引導バー220上で可動形式で取り付けられる。特に、レンズモジュール230はレンズ231とレンズホルダー232からなり、光軸Oを有し、引導バー220は光軸Oに平行である。
磁性素子240はレンズモジュール230を囲繞する。駆動コイル250は、磁性素子240を囲繞し、レンズモジュール230の光軸Oと重合する中央軸を提供する。
ヨーク260は主要部261、第一延長部262、第二延長部263からなる。主要部261はハウジング210に接続される。第一および第二延長部262、263は主要部261に接続される。第二延長部263は第一延長部262から離れている。第一延長部262は駆動コイル250を囲繞する。特に、駆動コイル250と磁性素子240は、第一延長部262と第二延長部263間に配置される。
駆動弾性素子270は、駆動機構の駆動部移動素子と駆動ステーター間に接続される。制動弾性素子275はハウジング210に接続される。特に、駆動弾性素子270は磁性素子240とヨーク260の主要部261間に接続される。
制動コイル280は制動弾性素子275に接続され、磁性素子240に相対する。制動コイル280は、レンズモジュール230の光軸Oに垂直な中央軸を提供する。さらに、制動コイル280は第二延長部263と相対する。
滑動素子290は制動コイル280に接続される。摩擦素子295は滑動素子290に接続され、磁性素子240に接する。さらに、摩擦素子295は、高摩擦係数の摩擦物質からなり、摩擦素子295と磁性素子240間の固定力を増加させ、さらに、定位時のレンズモジュール230の安定性を増加させる。
さらに、滑動素子290はハウジング210上でスライドする。図7Aと図7Bで示されるように、滑動素子290は引導突起291を有し、ハウジング210は引導溝(図示しない)を有し、引導突起291と組み合わされる。よって、滑動素子290がハウジング210上でスライドする時、引導突起291は引導溝内でスライドする。
以下は、光学装置200の作動方式を説明する。
図7Bで示されるように、磁性素子240はヨーク260と作用し、光軸Oに垂直な磁力線(磁界)B1’を生成する。特に、磁性素子240は主要部261、第一延長部262、第二延長部263と作用し、光軸Oに垂直で、駆動コイル250を通過する磁力線B1’(図7Bで示される)を生成する。
レンズモジュール230が照準移動を実行する時、制動コイル280は電流の供給により磁力線(磁界)B2’を生成する。ここで、図7Bで示されるように、制動コイル280は磁性素子240に相対するので、磁力線B2’の方向は、磁力線B1’と反対で、よって、光軸Oに垂直な磁力反発力F4を生成する。磁力反発力F4は、制動コイル280、滑動素子290および摩擦素子295を光軸Oに垂直に移動させ、制動弾性素子275を圧縮する。ここで、摩擦素子295はレンズモジュール230から分離される。すなわち、レンズモジュール230が釈放される。同時に、駆動コイル250は導通して電流により磁力線B1’と作用し、ローレンツ法則に従って、光軸Oに平行な作用力F3(図7B)を生成する。作用力F3はレンズモジュール230と磁性素子240を、光軸Oに沿って引導バー220上で移動させ、駆動弾性素子270を圧縮、あるいは、引き伸ばす。これにより、レンズモジュール230の焦点移動が達成される。
レンズモジュール230が標的位置に達する時、制動コイル280と駆動コイル250への電流の供給が停止される。ここで、レンズモジュール230と磁性素子240は、作用力F3の消失により光軸Oに沿って移動できなくなり、制動コイル280、滑動素子290および摩擦素子295は、磁力反発力F4の消失と制動弾性素子275により提供される弾性回復力により、直ちに磁性素子140方向に移動する。摩擦素子295は再度、磁性素子240に抵接し、標的照準位置でレンズモジュール230を固定する。
上述のように、制動コイル280、滑動素子290および摩擦素子295は速やかにレンズモジュール230と磁性素子240を釈放および固定し、レンズモジュール230と駆動素子240を標的照準位置に維持するのに電力が不要である。よって、光学装置200の電力消耗が減少する。さらに、滑動素子290の引導突起291は、ハウジング210の引導溝中でスライドし、レンズモジュール230の外力振動や衝突による偏向、偏位、あるいは、焦点エラーを防止する。
さらに、本実施例の光学装置200は、滑動素子290が引導時291を有し、ハウジング210が引導溝を有するが、それに限定されず、すなわち、滑動素子290が引導溝を有し、ハウジング210が引導突起を有し、光学装置200に同じ耐震性効果をもたらす。
さらに、本実施例では磁性素子240だけを有しているが、光学装置200は選択的に二個以上の磁性素子を使用してもよい。つまり、光学装置200の駆動機構と制動機構はそれぞれ独立した磁性素子を使用し、レンズモジュール230の移動と定位を達成する。
さらに、本実施例の光学装置200は、一つの制動機構だけに制限されず、一つ以上の制動機構を使用し、必要に応じて、レンズモジュール230を速やかに釈放、固定する。
第四実施例:
本実施例中、第三実施例と対応する素子は同一の符号で示される。
図8を参照すると、本実施例中、第三実施例との差異は、制動機構の設置位置が異なることである。特に、本実施例の光学装置200’は、レンズモジュール230の光軸Oに垂直な中央軸を提供する。しかし、制動コイル280は、第二延長部263に相対しない。また、制動コイル280、滑動素子290および摩擦素子295は速やかに磁性素子240とレンズモジュール230を釈放、固定する。
本実施例中のその他の素子の構造、配置、機能は第三実施例と同様であり、詳述しない。
上述のように、本発明の光学装置は、レンズモジュールが縮小化され、レンズモジュールの定位に必要な電力が節約される。レンズモジュールの耐震能力と安定性も増加する。
本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
公知のレンズ駆動装置の部分立体図である。 公知の制動装置の上視図である。 公知の制動装置のもう一つの上視図である。 もう一つの公知のレンズ駆動装置の断面図である。 図3Aの公知のレンズ駆動装置の立体分解図である。 本発明の第一実施例による光学装置の立体および部分断面図である。 図4Aの部分断面図である。 図4Aのもう一つの部分断面図である。 本発明の第一実施例による光学装置の部分立体図である。 本発明の第一実施例による光学装置のもう一つの部分立体図である。 本発明の第一実施例による光学装置のもう一つの部分立体図である。 本発明の第一実施例による光学装置のもう一つの部分立体図である。 本発明の第二実施例による光学装置の部分断面図である。 本発明の第一実施例による光学装置のもう一つの部分断面体図である。 本発明の第三実施例による光学装置の立体および部分断面図である。 図7Aの部分断面図である。 本発明の第四実施例による光学装置の立体図である。
符号の説明
1 レンズモジュール駆動装置
2、20、131、231 レンズ
3、160、260 ヨーク
6 駆動磁石
7 レンズ支承座
9 磁性素子、上弾性片
11 下弾性片
12 間隔素子
13 磁石
15、623 コイル
17 下ワッシャ
23 上フレーム
24 上蓋
31 リブ
37 槽
50、E 弾性素子
100、100’、200、200’ 光学装置
110、210 ハウジング
111 引導槽
120、220 引導バー
130、230 レンズモジュール
132、232 レンズホルダー
140、250 駆動コイル
150、240 磁性素子
151 開口
161、261 主要部
162、262 第一延長部
163、263 第二延長部
164 第三延長部
170、270 駆動弾性素子
170’ 駆動導磁素子
175、275 制動弾性素子
175’ 制動導磁素子
180、280 制動コイル
190、290、190’ 滑動素子
195、295 摩擦素子
191、291 引導突起
608 レンズモジュールおよび連動装置
621 制動挟持素子
622 回転軸
627 磁性素子
B1、B1’、B2、B2’ 磁力線
1、F2、F3 作用力
4 磁力反発力
O 光軸

Claims (28)

  1. レンズモジュールと駆動コイルとからなり、前記レンズモジュールは光軸を提供し、前記駆動コイルは前記レンズモジュールを取り囲み、前記光軸に平行な中央軸を提供する駆動部移動素子と、
    ハウジング、磁性素子およびヨークからなり、前記レンズモジュールは前記ハウジングに可動設置され、前記磁性素子は前記駆動コイルを取り囲み、開口を有し、前記ヨークは前記磁性素子と作用して磁界を生成し、前記磁性素子、前記ヨーク、前記駆動コイルは相互作用して前記光軸に平行な力を生成し、前記光軸に平行に前記駆動部移動素子を移動させる駆動ステーターと、
    前記磁性素子の開口に配置され、光軸に垂直な中央軸を提供し、前記駆動コイルに相対する制動コイルと、
    前記駆動ステーターと前記制動コイルの間に接続され、前記磁性素子の開口に配置される制動弾性素子と
    からなる光学装置であって、
    前記制動コイルは前記磁性素子、前記ヨーク、前記制動弾性素子と作用し、前記制動コイルには前記駆動部移動素子が取り付けられ、
    前記ヨークは、主要部、第一延長部、第二延長部および第三延長部からなり、前記主要部は前記ハウジングに接続され、前記第一および前記第二延長部は前記主要部に接続され、前記第二延長部は前記第一延長部から離れ、前記第一延長部は前記磁性素子を取り囲み、前記駆動コイルと前記磁性素子は前記第一と前記第二延長部間に配置され、前記第三延長部は前記第一延長部に接続され、前記磁性素子の開口に配置され、
    前記光学装置が、さらに、前記第三延長部上でスライドし、前記制動コイルを接続する滑動素子を有し、前記制動コイルが前記光軸に垂直に移動するよう制限する
    ことを特徴とする光学装置。
  2. さらに、前記ハウジングに配置され、前記レンズモジュールの光軸に平行なガイドバーを有し、前記レンズモジュールは前記ガイドバーに可動設置されることを特徴とする請求項1記載の光学装置。
  3. さらに、前記駆動部移動素子と前記駆動ステーター間に接続される駆動弾性素子を有し、前記駆動部移動素子は前記駆動コイル、前記磁性素子および前記駆動弾性素子の作用により、前記光軸に平行に移動することを特徴とする請求項1記載の光学装置。
  4. さらに、前記制動コイルに接続される摩擦素子を有し、前記駆動部移動素子と当接することを特徴とする請求項1記載の光学装置。
  5. さらに、前記滑動素子に接続される摩擦素子を有し、前記駆動部移動素子と当接することを特徴とする請求項記載の光学装置。
  6. 前記摩擦素子は摩擦物質からなることを特徴とする請求項記載の光学装置。
  7. 前記摩擦素子は摩擦物質からなることを特徴とする請求項記載の光学装置。
  8. 前記滑動素子は前記ハウジング上でスライドし、ガイド突起を有し、前記ハウジングはガイド溝を有し、前記ガイド突起がスライドすることを特徴とする請求項記載の光学装置。
  9. 前記滑動素子は前記ハウジング上でスライドし、ガイド溝を有し、前記ハウジングはガイド突起を有し、前記ガイド溝中でスライドすることを特徴とする請求項記載の光学装置。
  10. レンズモジュールと駆動コイルとからなり、前記レンズモジュールは光軸を提供し、前記駆動コイルは前記レンズモジュールを取り囲み、前記光軸に平行な中央軸を提供する駆動部移動素子と、
    ハウジング、磁性素子およびヨークからなり、前記レンズモジュールは前記ハウジングに可動設置され、前記磁性素子は前記駆動コイルを取り囲み、開口を有し、前記ヨークは前記磁性素子と作用して磁界を生成し、前記磁性素子、前記ヨーク、前記駆動コイルは相互作用して前記光軸に平行な力を生成し、前記光軸に平行に前記駆動部移動素子を移動させる駆動ステーターと、
    前記磁性素子の開口に配置され、光軸に垂直な中央軸を提供し、前記駆動コイルに相対する制動コイルと、
    前記制動コイルに接続され、前記磁性素子の開口に配置される制動導磁素子と
    からなる光学装置であって、
    前記制動コイルは前記磁性素子、前記ヨーク、前記制動導磁素子と作用し、前記制動コイルには前記駆動部移動素子が取り付けられ、
    前記ヨークは、主要部、第一延長部、第二延長部および第三延長部からなり、前記主要部は前記ハウジングに接続され、前記第一および前記第二延長部は前記主要部に接続され、前記第二延長部は前記第一延長部から離れ、前記第一延長部は前記磁性素子を取り囲み、前記駆動コイルと前記磁性素子は前記第一と前記第二延長部間に配置され、前記第三延長部は前記第一延長部に接続され、前記磁性素子の開口に配置され、
    前記光学装置が、さらに、前記第三延長部上でスライドし、前記制動コイルを接続する滑動素子を有し、前記制動コイルが前記光軸に垂直に移動するよう制限する
    ことを特徴とする光学装置。
  11. さらに、前記ハウジングに配置され、前記レンズモジュールの光軸に平行なガイドバーを有し、前記レンズモジュールは前記ガイドバー上に可動設置されることを特徴とする請求項10記載の光学装置。
  12. さらに、前記駆動部移動素子に接続される駆動導磁素子を有し、前記駆動部移動素子は、前記駆動コイル、前記磁性素子、前記ヨーク、前記駆動導磁素子の作用により、前記光軸に平行に移動することを特徴とする請求項10記載の光学装置。
  13. さらに、前記制動コイルに接続される摩擦素子を有し、前記駆動部移動素子と当接することを特徴とする請求項10記載の光学装置。
  14. さらに、前記滑動素子に接続される摩擦素子を有し、前記駆動部移動素子と当接することを特徴とする請求項10記載の光学装置。
  15. 前記摩擦素子は摩擦物質からなることを特徴とする請求項13記載の光学装置。
  16. 前記摩擦素子は摩擦物質からなることを特徴とする請求項14記載の光学装置。
  17. 前記滑動素子は前記ハウジング上でスライドし、ガイド突起を有し、前記ハウジングはガイド溝を有し、前記ガイド突起がスライドすることを特徴とする請求項10記載の光学装置。
  18. 前記滑動素子は前記ハウジング上でスライドし、ガイド溝を有し、前記ハウジングはガイド突起を有し、前記ガイド溝中でスライドすることを特徴とする請求項10記載の光学装置。
  19. レンズモジュールと磁性素子とからなり、前記レンズモジュールは光軸を提供し、前記磁性素子は前記レンズモジュールを取り囲む駆動部移動素子と、
    ハウジング、磁性素子およびヨークからなり、前記レンズモジュールは前記ハウジングに可動設置され、前記磁性素子が駆動コイルによって取り囲まれ、前記光軸に平行な中央軸を提供し、前記ヨークは前記磁性素子と作用して磁界を生成し、前記磁性素子、前記ヨーク、前記駆動コイルは相互作用して前記光軸に平行な力を生成し、前記光軸に平行に前記駆動部移動素子を移動させる駆動ステーターと、
    前記ハウジングに接続される制動弾性素子と、
    前記制動弾性素子に接続され、前記磁性素子に相対する制動コイルと
    からなる光学装置であって、
    前記制動コイルが、前記光軸に垂直な中央軸を提供し、前記磁性素子と前記制動弾性素子と作用し、前記制動コイルには前記磁性素子が取り付けられ、
    前記ヨークは、主要部、第一延長部、第二延長部および第三延長部からなり、前記主要部は前記ハウジングに接続され、前記第一および前記第二延長部は前記主要部に接続され、前記第二延長部は前記第一延長部から離れ、前記第一延長部は前記駆動コイルを取り囲み、前記駆動コイルと前記磁性素子は前記第一と前記第二延長部間に配置され、
    前記制動コイルは前記第二延長部に相対する
    ことを特徴とする光学装置。
  20. さらに、前記ハウジングに配置され、前記レンズモジュールの光軸に平行なガイドバーを有し、前記レンズモジュールは前記ガイドバーに可動設置されることを特徴とする請求項19記載の光学装置。
  21. さらに、前記駆動部移動素子と前記駆動ステーター間に接続される駆動弾性素子を有し、前記駆動部移動素子は、前記駆動コイル、前記磁性素子、前記ヨーク、前記駆動導磁素子の作用により、前記光軸に平行に移動することを特徴とする請求項19記載の光学装置。
  22. さらに、前記制動コイルに接続される滑動素子を有し、前記制動コイルが前記光軸に垂直に移動するよう制限することを特徴とする請求項19記載の光学装置。
  23. さらに、前記制動素子に接続される摩擦素子を有し、前記駆動部移動素子と当接することを特徴とする請求項19記載の光学装置。
  24. さらに、前記滑動素子に接続される摩擦素子を有し、前記駆動部移動素子と当接することを特徴とする請求項22記載の光学装置。
  25. 前記摩擦素子は摩擦物質からなることを特徴とする請求項23記載の光学装置。
  26. 前記摩擦素子は摩擦物質からなることを特徴とする請求項24記載の光学装置。
  27. 前記滑動素子は前記ハウジング上でスライドし、ガイド突起を有し、前記ハウジングはガイド溝を有し、前記ガイド突起がスライドすることを特徴とする請求項22記載の光学装置。
  28. 前記滑動素子は前記ハウジング上でスライドし、ガイド溝を有し、前記ハウジングはガイド突起を有し、前記ガイド溝中でスライドすることを特徴とする請求項22記載の光学装置。
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