JP4592628B2 - 光モジュールの製造方法 - Google Patents

光モジュールの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4592628B2
JP4592628B2 JP2006088925A JP2006088925A JP4592628B2 JP 4592628 B2 JP4592628 B2 JP 4592628B2 JP 2006088925 A JP2006088925 A JP 2006088925A JP 2006088925 A JP2006088925 A JP 2006088925A JP 4592628 B2 JP4592628 B2 JP 4592628B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
clad
light
manufacturing
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006088925A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007264286A (ja
Inventor
達弥 山下
学 各務
崇行 松井
幸利 伊縫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd, Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2006088925A priority Critical patent/JP4592628B2/ja
Publication of JP2007264286A publication Critical patent/JP2007264286A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4592628B2 publication Critical patent/JP4592628B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、自己形成光導波路に受光素子及び/又は発光素子、その他の光学素子を組み付けた光モジュールに関する。
本発明者らは、光硬化性樹脂液に硬化波長光を導入し、当該光硬化性樹脂液を自己集光的に硬化させて軸状のコアとする、自己形成光導波路を種々提案している。例えば下記特許文献1乃至3、非特許文献1である。これらの技術によれば、透明容器に光ファイバを固定して樹脂の硬化波長光の導入端とし、光ファイバ端面からコアを成長させることで、光ファイバ端と光軸のずれの全く無い軸状の樹脂から成るコアを有する光導波路が容易に形成できる。このような光導波路を形成した後、コア端(成長端)が達した透明容器外側に受光素子又は発光素子(以下単に「受発光素子」と記載する)を組み付けることで、容易に光モジュールを構成できる。
光導波路を形成した後に受発光素子を組み付ける場合、光導波路端における光軸と受発光素子の光軸を一致させる必要がある。発光素子を組み付ける場合には、アクティブアライメント方式を用いることもできる。この方式は、発光素子が発光する光を光導波路に入射させて、他端から出射した光の出力強度を測定しながら、光を入射した発光素子を3次元方向に微調整移動させて、最も良好な光結合効率が得られる位置で光導波路を固定する方式である。
組み付け自体により光軸を調整するパッシブアライメント方式もある。最良の光結合効率は得られないものの、多少の光結合効率の低下が問題とならない場合(短距離伝送用光通信モジュールなど)において、低コスト及び量産性に優れた方法である。特許文献4では、アライメント用の治具を用いて、光ファイバと光素子の光軸が一致するように配置せしめ、さらにこれらを光硬化性樹脂で固定する方法が開示されている。特許文献5では、光モジュール筐体中にアライメント用の構造が一体として形成されており、具体的には一方が有する勘合孔に、他方の位置合わせピンを勘合することで、素子が位置決めされた状態で固定される方法が開示されている。特許文献6においては、光重合性材料を充填するモールド型にガイドピンを設けておくことにより、光重合性材料に光照射して受発光素子上に光導波路を作製すると同時に、光導波路との位置合わせの基準となる勘合孔を作製する方法が開示されている。
特許第3444352号公報 特開2001−242353号公報 特開平11−326660号公報 特開2005−208612号公報 特開2001−154066号公報 特解2004−240315号公報 M. Yonemura et. al., Optics Letters, vol. 30, no. 17, pp. 2206-2208, 2005
アクティブアライメント方式は、高い光結合効率が得られる反面、光軸調整装置が必要、かつ光軸調整に時間がかかる為、コスト及び量産性に問題がある。また、パッシブアライメント方式では、個々の光軸が外形乃至は勘合ピンに対して既定の位置となるよう精度良く定まっていなければ、組み付け時に光軸がずれてしまう可能性がある。したがって、個別部品が高い形状(位置)精度で作製されていることが要求され、コスト高につながる。
また、上記自己形成光導波路においては、更に次のような問題もあった。
第1に、光ファイバからの出射光で導波路作製するとき、自己形成過程の途中で樹脂液のゆらぎ(対流)により導波路の成長方向にずれが生じて、導波路の終端位置が安定しなかった。したがって、パッシブアライメントをしても受発光素子との結合効率が安定しなかった。
第2に、光導波路の光軸に対して位置合わせできる高精度の基準が無かった。従来は、透明筐体の外形を基準として導波路の位置を設定したが、透明筐体の作製精度は不安定な為に実用的ではなかった。
第3に、透明容器の壁厚により導波路と受発光素子の間に光が自由伝搬する領域ができ、光結合効率が減少する要因となっていた。
本発明者らは、光モジュールの低コスト化、量産性と光結合効率の向上を図り、自己形成光導波路の終端に受発光素子等を組み付ける方法を鋭意検討して本願発明を完成させた。即ち、本発明の目的は、自己形成光導波路を用いた光モジュールの量産性を向上させるべく、光学素子(受発光素子等)の実装工程を容易にすることである。また他の目的は、自己形成光導波路を用いた光モジュールにおける光結合効率を改善することである。
請求項1に係る発明は、光硬化性樹脂液を自己集光的に硬化させた軸状のコアと、当該コアを覆うクラッドとから成る光導波路と、1個以上の光学素子とを有する光モジュールの製造方法において、光学素子を取り付ける為の位置決め用の所定の構造をクラッドに形成するための型部と、当該型部と組み合わせることで、光硬化性樹脂液を保持可能な筐体を形成する容器片とを用い、光硬化性樹脂液を、型部と容器片とを組み合わせて得られる筐体内に保持し、少なくとも型部により位置決めされた光導入部を含む、2箇所以上から導入された所定の波長の光により硬化させて軸状のコアを形成する工程と、型部を用いて位置決め用の所定の構造を有するクラッドを形成する工程と、当該型部を光導波路から取り外す工程と、クラッドに形成された位置決め用の所定の構造を用いて、少なくとも1個の光学素子を取り付ける工程とを有し、当該光学素子の光軸を、型部の光導入部から導入された硬化波長光により形成されたコア端の光軸と一致させることを特徴とする光モジュールの製造方法である。
請求項2に係る発明は、光学素子は、発光素子、受光素子、又は光導波路であることを特徴とする。請求項3に係る発明は、光モジュールは1個以上の分岐を有し、当該分岐点毎に波長選択性ミラーを有するものであって、当該波長選択性ミラーは硬化波長光に対して透過率及び反射率がいずれも20%以上であって、容器片に当該1個以上の波長選択性ミラーを固定した後に、光硬化性樹脂液を導入することを特徴とする。請求項4に係る発明は、容器片に、少なくとも1本の光ファイバを固定し、当該光ファイバを介して硬化波長光を光硬化性樹脂液に導入することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、光学素子を取り付ける為の位置決め用の所定の構造は、型部の凸部及び/又は凹部を転写してクラッドの表面に形成された凹部及び/又は凸部によるものであることを特徴とする。当該クラッドの表面に形成された凹部及び/又は凸部は、請求項6に係る発明においては光学素子表面の対応する凸部及び/又は凹部と勘合するものであることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、光学素子を取り付ける為の位置決め用の所定の構造は、クラッドの形成前には型部に保持され、クラッドの形成後にはクラッドに固着された構造体によるものであることを特徴とする。構造体のクラッドからの露出部分の形状は、請求項8に係る発明においては、光学素子表面の対応する凸部及び/又は凹部と勘合するものであることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、型部は複数個の型片から成り、分離可能であることを特徴とする。請求項10に係る発明は、型部の少なくとも1個の光導入部は、そのコアの端部と接する部分に、コア端部に凸レンズを形成するための凹部が形成されていることを特徴とする。
型部には、光学素子を取り付ける為の位置決め用の所定の構造をクラッドに形成するための形状を有すると共に、コアを形成するための硬化波長の光の導入部が設けられている。よって、成長開始端であるコア端の光軸の位置と、当該クラッドに形成された位置決め構造との間に不整合は無い。即ち、ここに光学素子を組み付けることで、コア端の光軸と光学素子の光軸のずれを最小限に抑えることが可能となり、光学素子を容易に精度良く組み付けることが可能となる。また、クラッドの表面に設けられた位置決めの構造が、組み付けるべき光学素子との勘合構造であれば、“はめ合わせ”作業だけで光学素子の組み付けを、光軸のずれを最小限に抑えながら可能とできる。尚、複数箇所から光硬化により成長するコアは、若干の軸ズレが生じたとしてもセルフアライメントにより容易に合体するので、所望の光導波路コアを形成できる。
また、光導波路と光学素子の結合部分は、透明容器の壁を介さずに結合されるので、光導波路と光学素子間の距離の短縮が可能になり、光結合効率が向上する。また、これらの結合は、立体的構造を有する勘合部によって行われる為、外力を受けて光軸ズレが生じる恐れもない。
このように、自己形成光導波路と、光学素子から構成される光導波路デバイスの作製工程の簡略化でき、生産性が向上する。また、自己形成光導波路と、光学素子との光軸のズレが無く、それらの間に透明容器等を介さないので光結合効率が向上する。
その他、型部を設けることで、型部と接する部分のクラッドの表面に任意の形状をかたどることができる。例えば、型部の光導入部はコアと接するのであるから、当該コア端を凸レンズその他に形どることもできる。
型部の光導入部を含めて、3個以上の位置から光硬化によりコアを成長させると、分岐導波路も容易に形成できる。各分岐点に、波長選択性ミラーを配置させた後にコアを成長させれば、上記特許文献1乃至3に記載された光モジュールが容易に形成できる。この時、受発光素子等の光学素子を組み付けた際の光軸と、コアの成長開始点が一致しているので、多分岐の光モジュールを精度良く容易に形成することができる。
本発明に用いる自己形成光導波路の製造方法は、本願出願人らによる任意の先行技術を用いることができる。コア材料となる第1の光硬化性樹脂液を用いてコアを形成した後、未硬化の残余の第1の光硬化性樹脂液を除き、クラッド材を充填する方法を採用しても良い。この場合、クラッド材の硬化方法は任意である。クラッド材として第2の光硬化性樹脂液を用いるのならば、第1の光硬化性樹脂液と相溶性があり、共重合可能なものを用いることで、第1の光硬化性樹脂液の排除の後の洗浄工程を省略できる。
共重合せず(重合機構が異なり)、屈折率の異なる2種類の光硬化性樹脂液の混合液を用い、各々の硬化波長が異なるように光重合開始剤を選定し、2段階の光硬化により、未硬化の光硬化性樹脂液を排除せずにコアとクラッドとを形成する技術を本願出願人らは2種類提案している。第1の技術は、より長波長で高屈折率側の光硬化性樹脂液のみを比較的ゆっくり硬化させ、高屈折率側の光硬化性樹脂硬化物をより多く含んだ軸状のコアを形成する技術である。第2の技術は、より長波長で低屈折率側の光硬化性樹脂液のみを比較的速やかに硬化させて、コア外周部の「液相」において2種類の光硬化性樹脂液の拡散により、最終的には低屈折率側の光硬化性樹脂硬化物をより多く含んだ鞘状のクラッドを有する、軸状のコアを形成する技術である。第1の技術は、特開2002−365459号公報その他にも記載されている。また、第2の技術は、特開2004−1499579号公報、特開2004−151160号公報その他に記載されたものである。
容器片は、クラッドを保持できるものが好ましく、使用するクラッド材との接着性が良いことが好ましい。クラッド材として光硬化性樹脂液を用いる場合は透明の樹脂を用いると硬化光を照射しやすい。容器片に光ファイバ端を接続する場合は、容器片の1箇所に貫通孔を開けて当該光ファイバ全体又はコアのみを挿入し、固定すると良い。その他、容器片に、型部に設ける光導入部と同様な光導入部を任意個形成しても良い。
型部には、クラッド表面に、受発光素子等の位置決めのための構造体を設ける。嵌め合わせのための構造体とするには、受発光素子等の当該嵌め合わせのための凹凸に対応して、型部に凹凸を設ける。型部は、光導入部が貫通孔であれば遮光性の材料を用いても良く、また、光導入部が貫通孔でない場合も、当該部分に透明の材料を用いれば他は透明で無くても良い。クラッドとの型離れを良くするため、型部に離型剤を塗布する等の工夫は任意に行って良い。
型部と容器片の一例を示すと共に、型部の「光導入部」、クラッド表面に形成すべき所定の構造、そのための型部の形状について説明する。図1.Aは、本発明の一具体例における、容器片10、型部21及び22を示した斜視図、図1.Bは、それらを組み合わせて光硬化性樹脂液を保持可能な筐体Mとした時の斜視図、図1.Cは本発明の一具体例における光モジュール1000の外観を示す斜視図である。
図1.Aのように、本例では容器片10として、概略直方体の3面と接するような、3つの平板状の部分である、左側壁10a、底部10b、奥側壁10cを有するものを想定している。このうち、左側壁10aには貫通孔101が設けられており、外側からここに光ファイバのコアを挿入する。尚、図1.A及び図1.Bでは、波長選択性ミラー31及び32を底部10bに立設した図を示している。尚、波長選択性ミラー31及び32は、誘電体多層膜により任意の波長透過率特性となるように設計する。
図1.Aの容器片10の右側には型部21を、容器片10の手前側には型部22を配置させる。型部21と型部22には、図2以下で説明する凹部211−1及び211−2、凹部221−1及び221−2並びに凹部222−1及び222−2が設けられ、また、図3以下で説明する光導入部211、221及び222が設けられている。光導入部211、221及び222は、貫通孔であっても良く、また少なくともその部分が透明であっても良い。
図1.Bのように、容器片10、型部21及び22を組み合わせて、筐体Mと成す。即ち、容器片10には左側壁10a、底部10b、奥側壁10cがあるが右側壁と手前側壁が無い。これらの役割を型部21及び22に補わせるのである。尚、光導入部211、221及び222が貫通孔である場合は、貫通孔101と同様に光ファイバのコアを挿入することで孔は塞がれる。こうして、少なくとも貫通孔101に挿入する光ファイバのコア端が埋没する量の、第1の光硬化性樹脂液を充填し、貫通孔101に挿入する光ファイバ及び光導入部211、221及び222から硬化波長光を導入すれば、コアが形成される。この後、未硬化の第1の光硬化性樹脂液を筐体Mから除き、第2の光硬化性樹脂液を筐体Mに充填して光硬化させる。
この後、型部21及び22を外すと、図1.Cの如く光モジュール1000が得られる。光モジュール1000は、容器片10に、第2の光硬化性樹脂液が硬化したクラッド50cが接合しており、右側面にコア端411−fと突起511−1及び511−2が、手前側面にコア端421−fと突起521−1及び521−2並びにコア端422−fと突起522−1及び522−2が露出している。尚、左側面には光ファイバ100が接合されており、光ファイバの図示しない側の端から導入する光は、波長により、右側面のコア端411−f、手前側面のコア端421−f及び422−fのいずれかから出射されることになる。クラッド50cの表面に形成された、第2の光硬化性樹脂液が硬化した突起511−1、511−2、521−1、521−2、522−1及び522−2は、接続される光学素子の位置決めに用いられる所定の構造である。
本願の図4.A以下では、図2.Aの如く、第2の光硬化性樹脂液が硬化したクラッド50cの断面図を示し、あたかも図1.Cのような突起511−1、511−2、521−1、521−2、522−1及び522−2のみを意味するかに記載するが、クラッド50cの表面形状は図1.Cのような突起には限定されない。例えば図2.Bの平面図、図2.Cの断面図(図2.Bの一点鎖線での断面)のような、輪環状の凸部501でも良い。また、図2.Dの平面図、図2.Eの正面図のような、稜線を有する星型の凸部502でも良い。その他、公知の任意形状を採用することができ、各位置決め構造毎に異なっても良い。また、その個数も、接続される光学素子毎に、1個以上の任意である。
次に型部について図3で説明する。図3.Aのように、型部21は、凹部211−1及び211−2を有し、その形状は、受発光素子611の凹部611−1及び611−2に対応する。型部21の凹部211−1及び211−2の大きさ等は、それらにより形成される図2.Aの突起511−1、511−2が受発光素子611の凹部611−1及び611−2に嵌め合わせる用に適宜大きめ又は小さめに形成される。また、型部21は、光導入部211を有し、受発光素子611の有効面611−0の光軸と一致している。即ち、型部21の凹部211−1及び211−2と光導入部211との位置関係は、受発光素子611の凹部611−1及び611−2と有効面611−0の位置関係と対応する。
図3.Aの型部22の凹部221−1及び221−2と光導入部221との位置関係は、受発光素子621の凹部621−1及び621−2と有効面621−0の位置関係と対応する。同様に型部22の凹部222−1及び222−2と光導入部222は、図3.Aでは省略された受発光素子622の凹部621−1及び621−2と有効面621−0の位置関係と対応する。
型部21の代わりに、図3.Bの型部21’を用いる実施例について後述されている。型部21’は、光導入部211’のコアと接する面が、凹面211cとなっており、コアにレンズ状の凸部を形成するために用いられる。図3.Bの型部21’の凹部211’−1及び211’−2と光導入部211’との位置関係は、図3.Aの受発光素子611の凹部611−1及び611−2と有効面611−0の位置関係と対応する。
型部21の光導入部211は、次のように構成すると良い。尚、型部22の光導入部221及び222についても同様である。図3.Cのように、型部21に貫通孔211−thを設け、そこに光ファイバ200を挿入する。図3.Cでは、光ファイバ200のコア200−crとクラッド200−cldの破線より左側全てが型部21の貫通孔211−thに挿入される場合を示している。この際、光ファイバ200のコア200−crの破線より左側部分が、以下の各図における、型部21に設けられた光導入部211である。
図3.Dのように、型部21に貫通孔211−thを設け、そこに光ファイバ200のコア200−crのみを挿入する。この際、光ファイバ200のコア200−crの破線より左側部分が、以下の各図における、型部21に設けられた光導入部211である。
図3.Eのように、型部21に透明部分21−trpを設け、ここに光ファイバ200のコア200−crを結合する。この際、型部21の透明部分21−trpが、以下の各図における、型部21に設けられた光導入部211である。尚、型部21の他の部分は透明であっても、遮光性であっても良い。
図3.Fのように、型部21の光硬化性樹脂液と接する側に透明部分21−trpを設け、その外側には凹部21−vを設け、ここに光ファイバ200のコア200−crを挿入する。この際、型部21の透明部分21−trpと光ファイバ200のコア200−crの破線より左側部分が、以下の各図における、型部21に設けられた光導入部211である。尚、型部21の他の部分は透明であっても、遮光性であっても良い。
このように、型部21及び22の各光導入部は様々に構成できる。容易に着想されるように、図3.C乃至図3.Fの「光ファイバ200」は他の光導波路に置き換えても良い。例えば、所望のレンズやアパチャーを介して、図3.Eの透明部分にレーザ光を直接照射しても良い。また、上記の構成を任意に変形、組み合わせることができる。
図4.A〜図4.Fは、本実施例による光モジュール1000の製造方法を説明するための各工程を示す断面図である。図4.Aのように、容器片10と型部21及び22を用意した。容器片10は、図1.Aでも示した通り、3つの平板状の部分である、左側壁10a、底部10b、奥側壁10cを有する透明樹脂から成る。本実施例ではアクリル製で肉厚1mmとした。また、左側壁10aには貫通孔101が設けられている。この底部10bに、波長選択性ミラー31及び32を立設する。また、型部21と型部22には、図2及び図3で説明したように、凹部211−1、211−2、221−1、221−2、222−1及び222−2と、光導入部211、221及び222が設けられている。尚、図を簡略化するため、光導入部211、221及び222には、既に「光ファイバ等」が接続されているものとする。
図4.Bのように、容器片10の貫通孔101に光ファイバ100のコアを挿入した。光ファイバ100及び、3つの光導入部211、221及び222に接続された図3.C〜3.Fの光ファイバ200としては、コア径100μm、クラッド径140μmの石英からなる光ファイバを用いた。次に容器片10と型部21及び22で形成された筐体Mに第1の光硬化性樹脂液40を充填する。第1の光硬化性樹脂液40としては、高屈折率を有し光照射によりラジカル重合反応を示すアクリル系の光硬化性樹脂を用いた。
次に、光ファイバ100の図示しない側の端と、光導入部211、221及び222から、短波長レーザ(波長λW)を筐体Mに保持された第1の光硬化性樹脂液40に導入した。短波長レーザとしては、波長λW=488nmのアルゴンイオンレーザを出力強度30mWで出射させた。これにより光硬化性樹脂液40を光重合反応させて硬化させた。このときコアの先端部では光硬化性樹脂液の硬化による屈折率上昇が起こり、セルフフォーカシング効果による導波光を閉じ込めながらコアが成長を続けた(自己形成光導波路)。即ち、図4.Cのように、光硬化性樹脂液40の、貫通孔101に挿入された光ファイバ100のコア端、光導入部211、221及び222と接している部分を成長開始面として、コア401、411、421、422が軸状に成長していった。硬化波長光は、波長λWに対して半透明の波長選択性ミラー31及び32に達し、一部は反射し一部は透過する。即ち、その反射経路および透過経路に沿って、コア401、411、421、422が軸状に成長した。この時、異なる成長開始面から成長したコアは、セルフアライメント(光ハンダ効果)により、互いに引き込みあいコアが結合した。このセルフアライメント効果により、導波路形成途中で、導波路成長方向に設計との角度ずれが若干生じた場合でも、コア同士が結合する。すべてのコアが結合されたのを確認して、光ファイバによるレーザ照射を停止した。この時、形成されたコアの直径は、約120μmであった(図4.D)。波長850nmに対する伝送損失は約0.8dB/cm、波長選択性ミラー31及び32での損失は約0.5dB/cmであった。尚、波長選択性ミラー31及び32の紙面内上方向に、コアの成長が若干生じたが、図4.D以下では省略した。
図4.Dの未硬化の第1の光硬化性樹脂液40を除去し、コア401、410、411、421、422(以下単にコア400)の屈折率より低い硬化後屈折率を有する第2の光硬化性樹脂液50を充填した(図4.E)。第2の光硬化性樹脂液50としてはアクリル系の低屈折光硬化性樹脂を用いた。これは、残余の第1の光硬化性樹脂液40と共重合可能であり、洗浄が不要となる点が良い。このとき、コアは、型部21及び22、波長選択性ミラー31及び32で固定されているので、光硬化性樹脂液の入れ替え時にもコアが変形したり離脱することがなかった。また、機械振動等にも頑強となっていた。
この後、紫外線ランプで、紫外線(波長λC<λW)を全体に照射し、透明樹脂から成る容器片10内部の、低屈折率の第2の光硬化性樹脂液50を硬化させ全体を固化させた。これにより、コアの周囲にクラッド50cが形成されてステップインデックス型の光導波路が形成された。このとき、波長850nmに対する光伝送損失は約0.5dB/cmとなった。尚、クラッドを形成するための樹脂としては、上記の光硬化性樹脂の他、低屈折率の熱硬化性樹脂を用いて、熱照射により硬化させる方法を用いてもよい。
こうして型部21及び22を取り外し、受発光素子611、621及び622を組み付けて光モジュール1000を得た。受発光素子611、621及び622は、クラッド50cの表面に形成された位置決め構造である突起511−1、511−2、521−1、521−2、522−1及び522−2により容易に組付けられた。また、受発光素子611、621及び622の有効面611−0、621−0及び622−0は、コア411、421及び422と光軸のズレが無く、精度良く光学結合された。また、受発光素子611、621及び622の有効面611−0、621−0及び622−0とコア411、421及び422との間に隙間は無く、この部分での光損失も抑制され、高い光結合効率が得られた。以上のようにして、3波長多重用の光モジュール1000を作製することができた。
型部21及び22と、コア400及びクラッド50cとの接着を防ぎ、取り外しが容易となるように、型部21及び22の表面をフッ素樹脂面とすると良く、あるいは離形剤等により表面処理がされていると良い。型部21及び22は取り外しやすいように、2つに分離できる構造を採用したが、1体のものを用いても良い。また例えば紫外線硬化性樹脂等の接着剤を光モジュール1000の表面に塗布することにより全ての素子を確実に固定させても良い。
〔変形例1〕
実施例1では、第1の光硬化性樹脂液40で光導波路のコア部400を形成し、第2の光硬化性樹脂液50に入れ替えて、固化させてクラッド50cを形成する例であったが、本願出願人らの出願公開公報に記載されているような、硬化開始波長と硬化後の屈折率が異なる2種類の光硬化性樹脂液を混合させた混合液を用い、液の入れ替え工程を省略してもよい。この場合、図4.Dの後、光硬化性樹脂液を入れ替えずに、即座に紫外線を照射してクラッド50cを形成できる。
〔変形例2〕
実施例1では、光導入部211、221、222に各々光ファイバ200を接続してコア411、421、422を成長させたが、光ファイバ200を用いなくてもよい。例えば、所定波長光を半値全幅が約3mmのアルゴンイオンレーザ(100mW)を型部21及び22の光導入部211、221、222から導入しても良い。これにより直径2〜3mmの光導波路が得られる。或いは、紫外線ランプを2つ以上のアパーチャで取り出して概略平行光(ビーム)としても、同等の結果が得られる。
図5は、図3.Bで示した型部21’と、同様の型部22’を用いて凸レンズ状の集光光学系等の光学的形状を有するコア411c、421c、422cを形成する例である。図5.Aのように、型部21’及び22’の光導入部211’、221’、222’の第1の光硬化性樹脂液40と接する面は、凹面211c、221c、222cとなっている。これを用いて、実施例1の図4.Eまでと同様の工程を実施すると、凸レンズ状の集光光学系等の光学的形状を有するコア411c、421c、422cが形成される(図5.B)。型部21’及び22’を外して受発光素子611、621及び622を組み付けると、凸レンズの集光作用により、コア411c、421c、422cと受発光素子611、621及び622の光結合効率をより高めた光モジュール2000を得ることができる(図5.C)。尚、凸レンズを設けることにより生じる隙間には、設計により、任意の樹脂又は油脂を充填すると良い。
以上の実施例では、受発光素子611、621及び622の凹部611−1及び611−2、621−1及び621−2、並びに622−1及び622−2に、クラッド50c自体の表面の形状である突起511−1、511−2、521−1、521−2、522−1、522−2を嵌め合わせるものを示したが、当該突起等は、クラッド50cとは異なる材料、例えば予め成形された金属ピンを用いても良い。これを図6に示す。金属ピン711−1、711−2、721−1、721−2、722−1、722−2が型部21及び22の凹部211−1、211−2、221−1、221−2、222−1、222−2に保持される(図6.A)。この後、実施例1の図4.Eまでと同様の工程を実施すると、図4.Eで突起511−1、511−2、521−1、521−2、522−1、522−2であった部分が、金属ピン711−1、711−2、721−1、721−2、722−1、722−2の露出部となった状態となる(図6.B)。金属ピン711−1、711−2、721−1、721−2、722−1、722−2の足部分はクラッド50cに埋没して抜けにくいように鍵状等としておくと良い。このような金属ピン711−1、711−2、721−1、721−2、722−1、722−2によって受発光素子611、621、622を嵌め合わせても、実施例1と同様に光結合損失の小さい光モジュール3000が容易に得られる。
(その他の変形例)
以上の実施例は、光波長多重用の光受信モジュール(3波長多重片方向受信デバイス)を想定した例であるが、本発明は光受信モジュールに限らない。例えば、2線双方向通信デバイスや、2波長多重単線双方向通信デバイスにも適用できる。
本発明の具体的な第1の実施例に係る光モジュール1000の製造方法の工程に用いる治具を示す斜視図。 クラッド50cの表面に形成する位置決め構造の例を示す図。 型部21及び22の形状と、光導入部211、221及び222の具体例を示す断面図。 本発明の具体的な第1の実施例に係る光モジュール1000の製造方法の1工程を示す断面図。 本発明の具体的な第1の実施例に係る光モジュール1000の製造方法の1工程を示す断面図。 本発明の具体的な第1の実施例に係る光モジュール1000の製造方法の1工程を示す断面図。 本発明の具体的な第1の実施例に係る光モジュール1000の製造方法の1工程を示す断面図。 本発明の具体的な第1の実施例に係る光モジュール1000の製造方法の1工程を示す断面図。 本発明の具体的な第1の実施例に係る光モジュール1000の製造方法の1工程を示す断面図。 本発明の具体的な第2の実施例に係る光モジュール2000の製造方法の工程を示す断面図。 本発明の具体的な第3の実施例に係る光モジュール3000の製造方法の工程を示す断面図。
10:容器片
100:光ファイバ
21、22:型部
211、221、222:光導入部
211−1、211−2、221−1、221−2、222−1、222−2:凹部
31、32:波長選択性ミラー
401、410、411、421、422:コア400の部分
50c:クラッド
511−1、511−2、521−1、521−2、522−1、522−2:突起
611、621、622:受発光素子
611−0、621−0、622−0:有効面
611−1、611−2、621−1、621−2、622−1、622−2:凹部

Claims (10)

  1. 光硬化性樹脂液を自己集光的に硬化させた軸状のコアと、当該コアを覆うクラッドとから成る光導波路と、
    1個以上の光学素子とを有する光モジュールの製造方法において、
    前記光学素子を取り付ける為の位置決め用の所定の構造をクラッドに形成するための型部と、
    当該型部と組み合わせることで、前記光硬化性樹脂液を保持可能な筐体を形成する容器片とを用い、
    前記光硬化性樹脂液を、前記型部と前記容器片とを組み合わせて得られる前記筐体内に保持し、少なくとも前記型部により位置決めされた光導入部を含む、2箇所以上から導入された所定の波長の光により硬化させて前記軸状のコアを形成する工程と、
    前記型部を用いて前記位置決め用の所定の構造を有するクラッドを形成する工程と、
    当該型部を光導波路から取り外す工程と、
    前記クラッドに形成された前記位置決め用の所定の構造を用いて、少なくとも1個の前記光学素子を取り付ける工程とを有し、
    当該光学素子の光軸を、前記型部の光導入部から導入された硬化波長光により形成されたコア端の光軸と一致させることを特徴とする光モジュールの製造方法。
  2. 前記光学素子は、発光素子、受光素子、又は光導波路であることを特徴とする請求項1に記載の光モジュールの製造方法。
  3. 前記光モジュールは1個以上の分岐を有し、当該分岐点毎に波長選択性ミラーを有するものであって、
    当該波長選択性ミラーは前記硬化波長光に対して透過率及び反射率がいずれも20%以上であって、
    前記容器片に当該1個以上の波長選択性ミラーを固定した後に、前記光硬化性樹脂液を導入することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光モジュールの製造方法。
  4. 前記容器片に、少なくとも1本の光ファイバを固定し、
    当該光ファイバを介して前記硬化波長光を光硬化性樹脂液に導入することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の光モジュールの製造方法。
  5. 前記光学素子を取り付ける為の位置決め用の所定の構造は、前記型部の凸部及び/又は凹部を転写して前記クラッドの表面に形成された凹部及び/又は凸部によるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の光モジュールの製造方法。
  6. 前記クラッドの表面に形成された凹部及び/又は凸部は、前記光学素子表面の対応する凸部及び/又は凹部と勘合するものであることを特徴とする請求項5に記載の光モジュールの製造方法。
  7. 前記光学素子を取り付ける為の位置決め用の所定の構造は、クラッドの形成前には前記型部に保持され、前記クラッドの形成後には前記クラッドに固着された構造体によるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の光モジュールの製造方法。
  8. 前記構造体の前記クラッドからの露出部分の形状は、前記光学素子表面の対応する凹部と勘合するものであることを特徴とする請求項7に記載の光モジュールの製造方法。
  9. 前記型部は複数個の型片から成り、分離可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の光モジュールの製造方法。
  10. 前記型部の少なくとも1個の前記光導入部は、その前記コアの端部と接する部分に、前記コア端部に凸レンズを形成するための凹部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の光モジュールの製造方法。
JP2006088925A 2006-03-28 2006-03-28 光モジュールの製造方法 Expired - Fee Related JP4592628B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006088925A JP4592628B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 光モジュールの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006088925A JP4592628B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 光モジュールの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007264286A JP2007264286A (ja) 2007-10-11
JP4592628B2 true JP4592628B2 (ja) 2010-12-01

Family

ID=38637338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006088925A Expired - Fee Related JP4592628B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 光モジュールの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4592628B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4979649B2 (ja) * 2008-07-25 2012-07-18 株式会社豊田中央研究所 光モジュールの製造方法
JP5071456B2 (ja) * 2009-08-28 2012-11-14 豊田合成株式会社 光カプラおよび光モジュール

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835507A (ja) * 1981-08-26 1983-03-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 光コネクタ
JPS6398508U (ja) * 1986-12-16 1988-06-25
JPH0411205A (ja) * 1990-04-27 1992-01-16 Teiji Uchida 光表面実装回路及びその光部品
JP2002267893A (ja) * 2001-03-13 2002-09-18 Seiko Epson Corp 光モジュール及びその製造方法並びに光伝達装置
JP2002365459A (ja) * 2001-06-12 2002-12-18 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 光導波路デバイスの製造方法
JP2003057476A (ja) * 2001-08-13 2003-02-26 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 光導波路デバイス製造用治具及びそれを用いた光導波路デバイスの製造方法並びにその光導波路デバイス
JP2003315636A (ja) * 2002-04-25 2003-11-06 Smk Corp フェルール及び光モジュール
JP2005257741A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 光回路及びその製造方法
JP2005347441A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Toyoda Gosei Co Ltd 光モジュール及びその製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2626760B2 (ja) * 1987-05-31 1997-07-02 松下電器産業株式会社 光回路基板の製造方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835507A (ja) * 1981-08-26 1983-03-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 光コネクタ
JPS6398508U (ja) * 1986-12-16 1988-06-25
JPH0411205A (ja) * 1990-04-27 1992-01-16 Teiji Uchida 光表面実装回路及びその光部品
JP2002267893A (ja) * 2001-03-13 2002-09-18 Seiko Epson Corp 光モジュール及びその製造方法並びに光伝達装置
JP2002365459A (ja) * 2001-06-12 2002-12-18 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 光導波路デバイスの製造方法
JP2003057476A (ja) * 2001-08-13 2003-02-26 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 光導波路デバイス製造用治具及びそれを用いた光導波路デバイスの製造方法並びにその光導波路デバイス
JP2003315636A (ja) * 2002-04-25 2003-11-06 Smk Corp フェルール及び光モジュール
JP2005257741A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 光回路及びその製造方法
JP2005347441A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Toyoda Gosei Co Ltd 光モジュール及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007264286A (ja) 2007-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220390693A1 (en) Micro-optical interconnect component and its method of fabrication
JP3984009B2 (ja) 光導波路デバイスの製造方法
JP2008151843A (ja) 光伝送用光学部品及びその製造方法
JP2008089879A (ja) 光結合器、光コネクタ及びレセプタクル型光伝送モジュール
US20190121030A1 (en) Optical coupler for coupling light in/out of an optical receiving/emitting structure
JP2007178852A (ja) 光配線基板及びこれを用いた光モジュール
JP4592628B2 (ja) 光モジュールの製造方法
JP2014029386A (ja) シングルモードのポリマー導波路アレイアセンブリを形成する方法
EP1602950A1 (en) Optical module and manufacturing method of the same
US9671573B2 (en) Light receptacle and light module
JP2016224347A (ja) 光モジュール
JP4487643B2 (ja) 光モジュール及びその製造方法
JP5737108B2 (ja) 光ファイバユニット及びその製造方法
JP2008003197A (ja) 光モジュール及びその製造方法
JP2008233556A (ja) レンズ筐体及び光モジュール
JPWO2019039049A1 (ja) 光通信用部品の製造方法、及び光通信用部品
Trewhella et al. Evolution of optical subassemblies in IBM data communication transceivers
JP2010286549A (ja) 光信号処理回路、光信号処理回路付半導体装置および光信号処理回路の製造方法
JP2009162807A (ja) 光結合用光導波路の製造方法
Van Erps et al. Design and fabrication of embedded micro-mirror inserts for out-of-plane coupling in PCB-level optical interconnections
WO2022024855A1 (ja) 光コネクタ及び光コネクタモジュール
JP4946879B2 (ja) 光コネクタ及び光コネクタの製造方法
US20200142135A1 (en) Optical module, optical waveguide, and method of manufacturing optical waveguide
Frese et al. Polymer based optical interconnect components for high-speed Datacom approaches–Micromachining supported manufacturing
JP4924441B2 (ja) 自己形成光導波路の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100914

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100914

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees