JP4592456B2 - タンブラスイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、操作子を揺動することにより電気的接続状態が切り替わるタンブラスイッチに関するものである。
自動車のドアのアームレストやドアの内側壁面等には、ウインドウを開閉するためのパワーウインドウスイッチが設けられている。パワーウインドウスイッチとしては、一般にタンブラスイッチやスライドスイッチが用いられている。
タンブラスイッチには、例えば下記の特許文献1の図8および図9に開示されているように、指で操作するノブの下部に2つのばねを介して装着された2つの操作子と、ベースの底部に並設された一対の第1の固定接点および一対の第2の固定接点と、略M字形の第1の可動接片および第2の可動接片と、第1、第2の固定接点の略中央で第1、第2の可動接片の略中央を支持する2つの支持板等から構成されているものがある。このタンブラスイッチでは、ノブを介して操作子を揺動させて、操作子の操作位置を中立位置と該中立位置の両側にある位置の3つの位置に変えることにより、操作子が第1、第2の可動接片を揺動させて、該可動接片の両端部と第1、第2の固定接点との接触状態、即ち電気的接続状態を3つの状態に切り替える。
また、タンブラスイッチには、例えば下記の特許文献2に開示されているように、ノブの下部にばねを介して装着された操作子と、ケースの内底部に設けられた一対の固定接点と、該固定接点間に設けられた略L字形の共通接点と、共通接点に軸を介して揺動自在に支持された略M字形の可動接片等から構成されているものがある。このタンブラスイッチでは、ノブを介して操作子を揺動させて、操作子の操作位置を中立位置と該中立位置の一方側にある位置の2つの位置に変えることにより、操作子が可動接片を揺動させて、該可動接片の両端部と一対の固定接点との接触状態を2つの状態に切り替える。
また、タンブラスイッチには、例えば下記の特許文献3に開示されているように、ノブの下部にばねを介して装着された操作子と、操作子の移動を案内する段差が形成された略V字形の窪みと、ノブのアームに押圧されて上下動する2つのロッドと、各ロッドの下方にラバーを介して設けられた第1の可動接点および該第1の可動接点より短い第2の可動接点と、基板に各第1、第2の可動接点に対応するように設けられた第1、第2の固定接点等から構成されているものがある。このタンブラスイッチでは、ノブを介して操作子を揺動させて、操作子の操作位置を中立位置と該中立位置の両側にある近い段差および遠い段差の近接位置の5つの位置に変えることにより、クリック感(節度感)を出しつつ、ノブがロッドを介して第1、第2の可動接片を移動させて、第1、第2の可動接片と第1、第2の固定接点との接触状態を5つの状態に切り替える。
さらに、タンブラスイッチには、例えば下記の特許文献4に開示されているように、ノブの下部に装着された操作子と、操作子に2つのばねを介して装着された2つのボールと、各ボールを遊嵌させる略V字形の節度溝が形成された第1、第2の可動接片と、ケースの内底部に設けられた一対の第1の固定接点および一対の第2の固定接点と、第1、第2の固定接点の略中央で第1、第2の可動接片の略中央を支持する2つの支持接点等から構成されているものがある。このタンブラスイッチでは、ノブを介して操作子を揺動させて、操作子の操作位置を中立位置と該中立位置の両側にある位置の3つの位置に変えることにより、クリック感を出しつつ、操作子がボールを介して第1、第2の可動接片を揺動させて、該可動接片の両端部と第1、第2の固定接点との接触状態を3つの状態に切り替える。また、可動接片や固定接点等から成る接点機構が基板の下面側に配置されていて、操作子が基板を貫通して接点機構を上記のように動作させる。
一方、スライドスイッチには、例えば下記の特許文献5の図4に開示されているように、ノブとケースの2つの突起との間に2つのばねを介して設けられた2つのピンと、ノブの下部に設けられた2つの操作子と、各操作子と係合する2つの被作動部を有するスイッチ素子等から構成されているものがある。このスライドスイッチでは、ノブを介して操作子を平行移動させて、操作子の操作位置を中立位置と該中立位置の前後の位置の3つの位置に変えることにより、操作子が被作動部を平行移動させて、スイッチ素子の状態を3つの状態に切り替える。また、スイッチ素子が各被作動部を基板に貫通させた状態で基板の下面側に配置されていて、各操作子が基板を貫通して各被作動部と係合し、スイッチ素子を上記のように動作させる。
特開平9−274828号公報(段落0003〜0009、図8、図9) 実開平7−25539号公報 実用新案登録第2519813号公報 実用新案登録第2516147号公報 特開2003−77370号公報(段落0012〜0017、図4)
スイッチにおいては、コスト削減、組立性の向上、および組立誤差の減少等を図るために、部品点数を少なくすることが好ましい。上述の特許文献1〜5に開示されたスイッチでは、主な構成部品の部品点数が10点以上と多いため、コストが高く、各部の組み立てに手間がかかり、組み立て誤差が大きくなって可動接点と固定接点の接触状態、即ち電気的接続状態が正確に切り替わらない恐れがある。また、スイッチにおいては、1つのスイッチでウインドウ等の操作対象に「停止」以外の複数の動作(例えば「開く」と「閉じる」)を行わせる等のために、電気的接続状態の切り替え数を3つ以上にすることが好ましい。さらに、スイッチにおいては、該スイッチを取り付けるケース等の筺体の内部や基板等の設計自由度を上げる等のために、接点機構を基板の両面のいずれ側にも配置できることが好ましい。
よって、本発明の課題とするところは、部品点数が少なく、電気的接続状態の切り替え数が3つ以上であり、接点機構を基板の両面のいずれ側にも配置可能なタンブラスイッチを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るタンブラスイッチは、第1の固定接点と第2の固定接点と該第1、第2の固定接点間の中央に位置する第3の固定接点とがそれぞれ設けられた基板と、第1、第2の固定接点を結んだ直線と平行な面内で揺動自在に設けられた操作子と、中央部が操作子に係り、両端部が中央部より基板側へ対称に突出して、該両端部に設けられた可動接点が基板に接するばね状接触子と、操作子が嵌入され該操作子の移動を案内する窪みが設けられた案内台と、操作子を窪みに押し付ける弾性力を発する弾性体とを備えている。そして、操作子に操作力を加えていないときは、操作子が弾性体の弾性力により窪みの底部に接して、ばね状接触子を第3の固定接点の中央に位置させ、ばね状接触子の両端部の可動接点を第3の固定接点に接触させる。また、操作子に操作力を加えて一方向へ揺動させると、操作子が窪みの一方の傾斜部に接して、ばね状接触子を第1の固定接点に向う方向へ移動させ、ばね状接触子の一端部の可動接点を第1の固定接点に接触させ他端部の可動接点を第3の固定接点に接触させる。さらに、操作子に操作力を加えて他方向へ揺動させると、操作子が窪みの他方の傾斜部に接して、ばね状接触子を第2の固定接点に向う方向へ移動させ、ばね状接触子の一端部の可動接点を第3の固定接点に接触させ他端部の可動接点を第2の固定接点に接触させる。
このようにすると、タンブラスイッチの主な構成部品が、基板、操作子、ばね状接触子、弾性体、および案内台を各1点ずつの合計5点なので、従来より部品点数を大幅に少なくすることができる。また、操作子に操作力を加えないでまたは加えて、操作子の操作位置を中立位置と該中立位置の両側にある位置の3つの位置に変えることにより、ばね状接触子が両端部の可動接点を基板に接した状態のまま、操作子の揺動に追従して第1、第2の固定接点間を移動し、両端部の可動接点と第1、第2、第3の固定接点との接触状態、即ち電気的接続状態を3つの状態に切り替えることができる。また、ばね状接触子が基板の両面のいずれ側に配置されていても、操作子を基板の一方の面側にまたは基板へ貫通させた状態で配置することにより、該操作子とばね状接触子の中央部とを係り合わせて、上記のようにばね状接触子を追従移動させることができるので、ばね状接触子や基板の各固定接点等から成る接点機構を基板の両面のいずれ側にも配置可能となる。さらに、ばね状接触子の両端部が基板側へ対称に突出しているので、両端部の可動接点の固定接点との接触圧力が均等になり、可動接点が固定接点から浮くのを防ぐことができる。
また、本発明の一実施形態では、上記のタンブラスイッチにおいて、ばね状接触子の各可動接点を基板に均等に押し付けて、ばね状接触子の基板から離れる方向への移動を規制する壁を設ける。
このようにすると、ばね状接触子の両端部の可動接点の固定接点との接触圧力が、操作子の操作位置に関係なく常に一定となり、可動接点と固定接点との接触信頼性を高く維持することができる。
また、本発明に係る他のタンブラスイッチでは、上述のばね状接触子に代えて、中央部が操作子に回転可能に取り付けられ、両端部が中央部より基板側へ対称に突出して、該両端部に設けられた可動接点が基板に接するばね状接触子を備えている。
このようにしても、タンブラスイッチの主な構成部品が合計5点なので、従来より部品点数を大幅に少なくすることができる。また、操作子の操作位置を中立位置と該中立位置の両側にある位置の3つの位置に変えることにより、ばね状接触子が両端部の可動接点を基板に接した状態のまま、操作子の揺動に追従して第1、第2の固定接点間を移動し、両端部の可動接点と第1、第2、第3の固定接点との接触状態、即ち電気的接続状態を3つの状態に切り替えることができる。また、ばね状接触子が基板の両面のいずれ側に配置されていても、操作子を基板の一方の面側にまたは基板へ貫通させた状態で配置することにより、該操作子にばね状接触子の中央部を回転可能に取り付けて、上記のようにばね状接触子を追従揺動させることができるので、接点機構を基板の両面のいずれ側にも配置可能となる。さらに、ばね状接触子の両端部が基板側へ対称に突出しているので、両端部の可動接点の固定接点との接触圧力が均等になり、可動接点が固定接点から浮くのを防ぐことができる。
また、本発明の一実施形態では、上述のタンブラスイッチにおいて、基板の第3の固定接点の第1の固定接点側と第2の固定接点側とに、第3の固定接点との間隔が第1、第2の固定接点より広い第4の固定接点と第5の固定接点とを設け、ばね状接触子の可動接点として、一端部に第1、第4の固定接点に対応する第1、第4の可動接点を設け、他端部に第2、第5の固定接点に対応する第2、第5の可動接点を設けている。そして、操作子に操作力を加えていないときは、操作子がばね状接触子を第3の固定接点の中央に位置させて、可動接点の全てを第3の固定接点に接触させる。また、操作子に操作力を加えて一方向へ揺動させると、操作子がばね状接触子を第1、第4の固定接点に向う方向へ移動させて、第1の可動接点を第1の固定接点に接触させ、第4の可動接点を固定接点のいずれにも接触させず、第2、第5の可動接点を第3の固定接点に接触させる。また、操作子に操作力を加えて一方向へさらに揺動させると、操作子がばね状接触子を第1、第4の固定接点に向う方向へさらに移動させて、第1の可動接点を第1の固定接点に接触させ、第4の可動接点を第4の固定接点に接触させ、第2、第5の可動接点を第3の固定接点に接触させる。また、操作子に操作力を加えて他方向へ揺動させると、操作子がばね状接触子を第2、第5の固定接点に向う方向へ移動させて、第2の可動接点を第2の固定接点に接触させ、第5の可動接点を固定接点のいずれにも接触させず、第1、第4の可動接点を前記第3の固定接点に接触させる。また、操作子に操作力を加えて他方向へさらに揺動させると、操作子がばね状接触子を第2、第5の固定接点に向う方向へさらに移動させて、第2の可動接点を第2の固定接点に接触させ、第5の可動接点を第5の固定接点に接触させ、第1、第4の可動接点を第3の固定接点に接触させる。
このようにすると、操作子に操作力を加えないでまたは操作力を加えて、操作子の操作位置を中立位置と該中立位置の両側にある近い位置と遠い位置の5つの位置に変えることにより、ばね状接触子が両端部の第1、第2、第4、第5の可動接点を基板に接した状態のまま、操作子の揺動に追従して固定接点間を移動し、第1、第2、第4、第5の可動接点と第1、第2、第3、第4、第5の固定接点との接触状態、即ち電気的接続状態を5つの状態に切り替えることができる。
また、本発明の一実施形態では、上述のタンブラスイッチにおいて、窪みの両傾斜部に段差を設ける。
このようにすると、操作子が窪みの傾斜部に沿って移動して、段差に接したときや段差を越えるときにクリック感(節度感)を出すことができる。
また、本発明の一実施形態では、上述のタンブラスイッチにおいて、第3の固定接点が接地されている。
このようにすると、ばね状接触子の可動接点のいずれかが常に第3の固定接点に接触しているので、漏電時にタンブラスイッチを操作しても、感電を確実に防止することができる。
さらに、本発明の一実施形態では、上述のタンブラスイッチにおいて、操作子を、弾性体を構成するばねを介して指で操作するノブに装着する。
前述の特許文献4、5のように操作子がノブに直接装着されていると、ノブを指で操作して操作子を一方向または他方向へ揺動させた後、ノブから指を離したときに、ノブが他の部品との摩擦等により中立位置(操作前の位置)に正確に戻らなかった場合には、操作子と可動接片または被作動部が移動前の位置に正確に戻らず、可動接片と固定接点との接触状態やスイッチ素子の状態が正常に切り替わらなくなる。即ち、スイッチが誤った電気的接触状態となる。また、前述の特許文献3のように操作子をばねを介してノブに装着し、ノブで操作子を揺動させてクリック感を出し、かつノブで可動接片を移動させて固定接点と接触させると、ノブを指で操作して操作子および可動接片を移動させた後、ノブから指を離したときに、操作子がばねの弾性力によって中立位置に正確に戻っても、ノブが中立位置に正確に戻らなかった場合には、可動接片が移動前の位置に正確に戻らず、可動接片と固定接点との接触状態が正常に切り替わらなくなる。即ち、スイッチが誤った電気的接触状態となる。然るに、上記本発明の一実施形態では、操作子をばねを介してノブに装着し、操作子でばね状接触子を移動させまたクリック感を出すので、ノブが中立位置に正確に戻らなくても、操作子が確実にばねの弾性力によって中立位置に正確に戻って、ばね状接触子を移動前の位置に正確に戻し、可動接点と固定接点との接触状態を正常に切り替えることができる。即ち、誤った電気的接触状態の発生を確実に防ぐことが可能となる。
本発明によれば、タンブラスイッチの主な構成部品の部品点数を従来より大幅に少なくすることができる。また、操作子の操作位置を中立位置と該中立位置の両側にある位置の3つ以上の位置に変えることにより、ばね状接触子が操作子に追従して固定接点間を移動し、両端部の可動接点と固定接点との接触状態、即ち電気的接続状態を3つ以上の状態に切り替えることができる。さらに、操作子を基板の一方の面側にまたは基板へ貫通させた状態で配置することにより、該操作子とばね状接触子の中央部とを係り合せることにより、上記のようにばね状接触子を追従移動させることができるので、ばね状接触子や各固定接点等から成る接点機構を基板の両面のいずれ側にも配置可能となる。
図1〜図5は、本発明の第1実施形態に係るタンブラスイッチ1を示す図である。タンブラスイッチ1は、例えば図6に示すような車載用のスイッチモジュール100に、自動車の運転席のウインドウを開閉するためのパワーウインドウスイッチとして設けられる。スイッチモジュール100は、運転席のドアのアームレスト等に取り付けられる。タンブラスイッチ1のノブ11以外の部品は、スイッチモジュール100のロック嵌合された上下ケース20、30内に配置される。
図1はタンブラスイッチ1の分解状態を示す斜視図、図2はタンブラスイッチ1の組立状態を示す斜視図、図3はタンブラスイッチ1の組立状態を示す側方断面図である。図1〜図3において、10はスイッチモジュール100の上下ケース20、30内に固定される基板である。この基板10には、図示しない電子部品が実装されかつ図示しない電気回路が形成されている。基板10の上面には、導体から成る第1、第2、第3、第4、第5の固定接点10a〜10eが設けられている。最も面積の広い第3の固定接点10eは接地されている。第3の固定接点10eの左右両側には、第1、第2、第4、第5の固定接点10a〜10dが対称に設けられている。図2に示すように、第1の固定接点10aと第2の固定接点10bを結んだ直線(矢印Mで示す一点鎖線)と、第4の固定接点10cと第5の固定接点10dを結んだ直線(矢印Lで示す一点鎖線)とは平行である。また、第1の固定接点10aと第4の固定接点10cおよび第2の固定接点10bと第5の固定接点10dは、それぞれ上記直線に対して垂直に並んでいて、所定の間隔で離間している。さらに、図1に示すように、第4、第5の固定接点10c、10dのそれぞれと第3の固定接点10eとの間隔は、第1、第2の固定接点10a、10bのそれぞれと第3の固定接点10eとの間隔より広くなっている。
11は指で操作するノブである。このノブ11は、両側面に設けられた穴11aと、図3に示す上ケース20の筒部20bの両側面に設けられた軸20aとを嵌め合わせることにより、上ケース20の上部に軸20aを中心に回転可能に取り付けられる。ノブ11が回転する面、即ち軸20aに対して垂直な面Z(図2)は、基板10の第1、第2の固定接点10a、10bを結んだ直線(矢印Mで示す一点鎖線)と平行である。12は棒状の操作子である。この操作子12は、図3に示すようにノブ11の下部に、弾性体であるコイル状のばね13を介して装着される。該装着状態では、操作子12は、上ケース20の筒部20bを貫通し、基板10の上方で上記Z面内を揺動自在である。
14は中央に略V字形の窪み14kが設けられた案内台である。この案内台14は、上ケース20に一体的に設けられている。これ以外に、案内台14を上ケース20と別体にして、上ケース20または基板10に固定してもよい。窪み14kは、中央の底部14tが最も深くなっている。底部14tの左右両側の傾斜部14l、14rは、底部14tから斜め上方へ向って対称に開いていて、各傾斜部14l、14rには、段差14a〜14dが2つずつ対称に設けられている。窪み14kには、図2および図3に示すように操作子12の先端部12aが嵌入される。該嵌入状態では、ばね13が発する弾性力により操作子12が窪み14kに押し付けられていて、操作子12の移動が窪み14kによって案内される。
15はインサート成形によりばね状接触子16が一体化されたストライカである。ばね状接触子16は導体から成り、上方から見ると、図4(a)に示すように両端部16l、16rがそれぞれ2つに分割されて、略H字形に形成されていて、側方から見ると、図4(b)に示すように両端部16l、16rが中央部16eより左右両側へ斜め下方に向って対称に突出して、略山形に形成されている。両端部16l、16rには、基板10の第1、第2、第4、第5の固定接点10a〜10dにそれぞれ対応する第1、第2、第4、第5の可動接点16a〜16dが2つずつ対称に設けられている。ばね状接触子16の中央部16eは、図1および図2に示すように、ストライカ15に保持されていて、両端部16l、16rは、ストライカ15から突出している。ストライカ15の中央に設けられた切欠き15aに操作子12の側面から手前側に突出する突起12bを嵌入させることにより、ばね状接触子16の中央部16eは操作子12に係った状態となる。
図1および図2に二点鎖線で示す17は、L形に形成された壁である。この壁17は、上ケース2に一体的に設けられている。これ以外に、壁17を上ケース2と別体にして、上ケース2または基板10に固定してもよい。壁17は、ストライカ15の上面に接して、ばね状接触子16の各可動接点16a〜16dを基板10の上面に均等に押し付け、ばね状接触子16の基板10から離れる方向(上方向)への移動を規制する。また、壁17は、案内台14との間にストライカ15を挟み込んで、ばね状接触子16の操作子12から離れる方向(矢印Mと反対方向)への移動を規制する。
図5は、タンブラスイッチ1の各部の動作状態を表形式で示す図である。図5において、上段には、図2のK−K断面図、即ち操作子12と案内台14の動作状態を示している。中段には、図2のL−L断面図、即ちばね状接触子16の第4、第5の可動接点16c、16dと基板10の第3、第4、第5の固定接点10e、10c、10dの接触状態を示している。下段には、図2のM−M断面図、即ちばね状接触子16の第1、第2の可動接点16a、16bと基板10の第3、第1、第2の固定接点10e、10a、10bの接触状態を示している。
ノブ11を指で操作していないときは、ノブ11から操作子12に操作力が加わっていないので、図3および図5の左から3列目に示すように、操作子12がばね13の弾性力によって下方へ押されて、先端部12aが窪み14kの底部14tに接する。即ち、操作子12が左右に揺動していない中立位置で静止する。これにより、ノブ11が図3に実線で示す中立位置Nに静止する。また、図5の左から3列目に示すように、ストライカ15およびばね状接触子16が基板10の第3の固定接点10eの中央に位置して、ばね状接触子16の可動接点16a〜16dの全てが第3の固定接点10eに接触する。このような接触状態では、基板10の第3の固定接点10eと他の固定接点10a〜10dとが導通しないので、図示しないウインドウ制御回路がウインドウ作動モータを回転駆動せず、ウインドウを開閉しない。
ノブ11の先端部11b(図3)を指で引き上げて、ノブ11を中立位置Nから時計回りに回転させると、ノブ11から操作子12に操作力が加わるので、図5の左から2列目に示すように、操作子12が左へ揺動し、先端部12aが窪み14kの左傾斜部14lに沿って上方へ移動して、左下段差14aに接する。即ち、操作子12が左下段差14aのある位置で静止する。これにより、ノブ11が図3に一点鎖線で示すマニュアル閉位置MCに静止し、操作子12およびノブ11を介してクリック感(節度感)が出る。また、図5の左から2列目に示すように、ストライカ15およびばね状接触子16が操作子12に引っ張られて第1、第4の固定接点10a、10cに向う方向(左方向)へ移動し、第1の可動接点16aが第1の固定接点10aに接触し、第4の可動接点16cが固定接点10a〜10eのいずれにも接触せず、第2、第5の可動接点16b、16dが第3の固定接点10eに接触する。このような接触状態では、ばね状接触子16により第3の固定接点10eと第1の固定接点10aとが導通するので、ウインドウ制御回路が該導通のある間だけ、ウインドウ作動モータを逆転駆動して、ウインドウを閉じて行く。
上記のようにノブ11をマニュアル閉位置MCまで引き上げた後、ノブ11の先端部11bを指でさらに引き上げて、ノブ11をマニュアル閉位置MCから時計回りに回転させると、ノブ11から操作子12により大きな操作力が加わるので、操作子12がさらに左へ揺動し、先端部12aが窪み14kの左下段差14aを乗り越えて左傾斜部14lに沿ってさらに上方へ移動し、図5の左から1列目に示すように左上段差14cに接する。即ち、操作子12が左上段差14cのある位置で静止する。これにより、ノブ11が図3に二点鎖線で示すオート閉位置ACに静止し、該静止時および上記左下段差14aの乗り越え時に操作子12およびノブ11を介してクリック感が出る。また、図5の左から1列目に示すように、ストライカ15およびばね状接触子16が操作子12に引っ張られて第1、第4の固定接点10a、10cに向う方向へさらに移動し、第1の可動接点16aが第1の固定接点10aに接触し、第4の可動接点16cが第4の固定接点10cに接触し、第2、第5の可動接点16b、16dが第3の固定接点10eに接触する。このような接触状態では、ばね状接触子16により第3の固定接点10eと第1、第4の固定接点10a、10cとが導通するので、ウインドウ制御回路がウインドウを完全に閉じるまで、ウインドウ作動モータを逆転駆動する。
一方、ノブ11の先端部11bを指で押し下げて、ノブ11を中立位置Nから反時計回りに回転させると、ノブ11から操作子12に操作力が加わるので、図5の左から4列目に示すように、操作子12が右へ揺動し、先端部12aが窪み14kの右傾斜部14rに沿って上方へ移動して、右下段差14bに接する。即ち、操作子12が右下段差14bのある位置で静止する。これにより、ノブ11が図3に一点鎖線で示すマニュアル開位置MOに静止し、操作子12およびノブ11を介してクリック感が出る。また、図5の左から4列目に示すように、ストライカ15およびばね状接触子16が操作子12に引っ張られて第2、第5の固定接点10b、10dに向う方向(右方向)へ移動し、第2の可動接点16bが第2の固定接点10bに接触し、第5の可動接点16dが固定接点10a〜10eのいずれにも接触せず、第1、第4の可動接点16a、16cが第3の固定接点10eに接触する。このような接触状態では、ばね状接触子16により第3の固定接点10eと第2の固定接点10bとが導通するので、ウインドウ制御回路が該導通のある間だけ、ウインドウ作動モータを正転駆動して、ウインドウを開いて行く。
上記のようにノブ11をマニュアル開位置MOまで押し下げた後、ノブ11の先端部11bを指でさらに押し下げて、ノブ11をマニュアル開位置MOから反時計回りに回転させると、ノブ11から操作子12により大きな操作力が加わるので、操作子12がさらに右へ揺動し、先端部12aが窪み14kの右下段差14bを乗り越えて右傾斜部14rに沿ってさらに上方へ移動し、図5の左から5列目に示すように右上段差14dに接する。即ち、操作子12が右上段差14dのある位置で静止する。これにより、ノブ11が図3に二点鎖線で示すオート開位置AOに静止し、該静止時および上記右下段差14bの乗り越え時に操作子12およびノブ11を介してクリック感が出る。また、図5の左から5列目に示すように、ストライカ15およびばね状接触子16が操作子12に引っ張られて第2、第5の可動接点10b、10dに向う方向へさらに移動し、第2の可動接点16bが第2の固定接点10bに接触し、第5の可動接点16dが第5の固定接点10dに接触し、第1、第4の可動接点16a、16cが第3の固定接点10eに接触する。このような接触状態では、ばね状接触子16により第3の固定接点10eと第2、第5の固定接点10b、10dとが導通するので、ウインドウ制御回路がウインドウを完全に開くまで、ウインドウ作動モータを正転駆動する。
また、上述のようにノブ11をマニュアル閉位置MC、オート閉位置AC、マニュアル開位置MO、またはオート開位置AOのいずれかまで操作した後、ノブ11から指を離すと、ノブ11から操作子12に操作力が加わらなくなるので、図3および図5の左から3列目に示すように、操作子12がばね13の弾性力によって中立位置に戻る。そしてこれにより、ノブ11が中立位置Nに戻り、ストライカ15およびばね状接触子16が第3の固定接点10eの中央に戻り、可動接点16a〜16dの全てが第3の固定接点10eに接触して、第3の固定接点10eと他の固定接点10a〜10dとが導通しなくなる。
図7は、第1実施形態の変形例であるタンブラスイッチ1’の側面図である。本図では、タンブラスイッチ1と実質的に同一部分には、同一符号を付してある。タンブラスイッチ1では、可動接点16a〜16dや固定接点10a〜10e等の接点機構を基板10の上面側に設けていたが、タンブラスイッチ1’では、図7に示すように接点機構を基板10の下面側に設けている。つまり、固定接点10a〜10eを、ノブ11と対向しない基板10の下面に設け、ストライカ15およびばね状接触子16を、各可動接点16a〜16dが各固定接点10a〜10eに接触できるように基板10の下面側に配置している。
タンブラスイッチ1’の操作子12’は、ノブ11の下部に前述のばね13(図3)を介して装着されている。操作子12’の中央にある端部12a’は、案内台14の窪み14kに嵌入されて、ばね13により窪み14kに押し付けられている。操作子12’の端部12a’より下側は、基板10に設けられた穴10hを貫通している。該貫通部分の側面から手前側に突出する突起12b’が、ストライカ15の切欠き15aに嵌入されて、ばね状接触子16の中央部16e(図4)が操作子12’に係った状態にある。
上記のような構造でも、ノブ11を操作するまたは該操作を解除することにより、図5に示した5つの状態のように、操作子12’が固定接点10a、10bを結んだ直線と平行な面Z(図2)内で左右に揺動して、ばね状接触子16を左右に移動させ、可動接点16a〜16dと固定接点10a〜10eを接触させる。
上述した第1実施形態および変形例のようにすると、タンブラスイッチ1、1’の主な構成部品が、基板10、ノブ11、操作子12、12’、ばね13、案内台14、およびストライカ15と一体化されたばね状接触子16を各1点ずつの合計6点なので、従来より部品点数を大幅に少なくすることができる。このため、例えばタンブラスイッチ1、1’のコスト削減、各部品の組立性の向上、および各部品の組立誤差の減少等を図ることが可能となる。
また、ノブ11を介して操作子12、12’に操作力を加えないでまたは加えて、操作子12、12’の操作位置を窪み14kの底部14tに接する中立位置と該中立位置の両側にある窪み14kの各段差14a〜14dに接する位置の5つの位置に変えることにより、ばね状接触子16が各可動接点16a〜16dを基板10に接した状態のまま、操作子12、12’の揺動に追従して固定接点10a〜10e間を平行移動し、各可動接点16a〜16dと各固定接点10a〜10eとの接触状態、即ち電気的接続状態を5つの状態に切り替えることができる。このため、例えば1つのタンブラスイッチ1、1’でウインドウに停止、マニュアル開閉、およびオート開閉という複数の動作を行わせることが可能となる。
また、ばね状接触子16が基板10の両面のいずれ側に配置されていても、操作子12を基板10の一方の面側に配置するかまたは操作子12’を基板10へ貫通させた状態で配置することにより、該操作子12、12’とばね状接触子16の中央部16eとを係り合わせて、上記のようにばね状接触子16を追従移動させることができる。つまり、ばね状接触子16や基板10の各固定接点10a〜10e等から成る接点機構を基板10の両面のいずれ側にも配置可能となる。このため、例えばスイッチモジュール100のケース20、30内や基板10等の設計自由度を上げることが可能となる。
また、ばね状接触子16の両端部16l、16rが基板10側へ対称に突出しているので、両端部16l、16rの可動接点16a〜16dの固定接点10a〜10eとの接触圧力が均等になり、可動接点16a〜16dが固定接点10a〜10eから浮くのを防ぐことができる。また、壁17で各可動接点16a〜16dを基板10に均等に押し付けて、ばね状接触子16の基板10から離れる方向への移動を規制しているので、各可動接点16a〜16dの固定接点10a〜10eとの接触圧力が、操作子12、12’の操作位置に関係なく常に一定となり、可動接点16a〜16dと固定接点10a〜10eとの接触信頼性を高く維持することができる。また、ばね状接触子16が各可動接点16a〜16dを基板10に接した状態のまま固定接点10a〜10e間を移動するので、各可動接点16a〜16dが各固定接点10a〜10eに常に摺動して酸化膜等の絶縁物を間に挟み込むことなく接触し、該接触部の接触抵抗の異常上昇を防ぐことができる。
また、案内台14の窪み14kの左右傾斜部14l、14rに段差14a〜14dを設けているので、操作子12、12’が窪み14kの左右傾斜部14l、14rに沿って移動して、段差14a〜14dに接したときや段差14a、14bを越えるときにクリック感を出すことができる。また、接地されている第3の固定接点10eにばね状接触子16の可動接点16a〜16dのいずれかが常に接触するので、スイッチモジュール100の漏電時にタンブラスイッチ1、1’を操作しても、感電を確実に防止することができる。
さらに、前述した特許文献4、5のように操作子がノブに直接装着されていると、ノブを指で操作して操作子を一方向または他方向へ揺動させた後、ノブから指を離したときに、ノブが他の部品との摩擦等により中立位置(操作前の位置)に正確に戻らなかった場合には、操作子と可動接片または被作動部が移動前の位置に正確に戻らず、可動接片と固定接点との接触状態やスイッチ素子の状態が正常に切り替わらなくなる。即ち、スイッチが誤った電気的接触状態となる。また、前述の特許文献3のように操作子をばねを介してノブに装着し、ノブで操作子を揺動させてクリック感を出し、かつノブで可動接片を移動させて固定接点と接触させると、ノブを指で操作して操作子および可動接片を移動させた後、ノブから指を離したときに、操作子がばねの弾性力によって中立位置に正確に戻っても、ノブが中立位置に正確に戻らなかった場合には、可動接片が移動前の位置に正確に戻らず、可動接片と固定接点との接触状態が正常に切り替わらなくなる。即ち、スイッチが誤った電気的接触状態となる。然るに、上述のように操作子12、12’をばね13を介してノブ11に装着し、操作子12、12’でばね状接触子16を移動させつつクリック感を出すので、ノブ11が中立位置Nに正確に戻らなくても、操作子12、12’が確実にばね13の弾性力によって中立位置に正確に戻って、ばね状接触子16を移動前の位置に正確に戻し、可動接点16a〜16dと固定接点10a〜10eとの接触状態を正常に切り替えることができる。即ち、誤った電気的接触状態の発生を確実に防ぐことが可能となる。
図8〜図13は、本発明の第2実施形態に係るタンブラスイッチ2を示す図である。各図では、第1の実施形態のタンブラスイッチ1と実質的に同一部分には、同一符号を付してある。タンブラスイッチ2は、例えば図6のスイッチモジュール100に、タンブラスイッチ1に代えてパワーウインドウスイッチとして設けられる。
図8はタンブラスイッチ2の分解状態を示す斜視図、図9はタンブラスイッチ2の組立状態を示す斜視図、図10はタンブラスイッチ2の組立状態を示す側方断面図である。タンブラスイッチ2の操作子22は、図10に示すようにノブ11の下部にばね13を介して装着される。操作子22の先端部22aは、案内台14の窪み14kに嵌入されて、ばね13により窪み14kに押し付けられる。該嵌入状態では、操作子22は、基板10の上方で固定接点10a、10bを結んだ直線(図9に矢印Mで示す一点鎖線)と平行なZ面(図9)内を揺動自在となる。
スリーブ状のベース25は、インサート成形によりばね状接触子26と一体化されている。ばね状接触子26は、図11(a)、(b)に示すように2つの略山形の導体から成り、中央部26eがベース25に保持されていて、両端部26l、26rがベース25の周面から左右両側へ斜め下方に向って対称に突出している。両端部26l、26rには、基板10の第1、第2、第4、第5の固定接点10a〜10dにそれぞれ対応する第1、第2、第4、第5の可動接点26a〜26dが2つずつ対称に設けられている。ベース25の中空部25aと、図8に示す操作子22の側面から手前側に突出する突起22bとを嵌め合わせることにより、図9に示すようにばね状接触子26の中央部26eが操作子22に回転可能に取り付けられる。図のように取り付けられる前のばね状接触子26は、図11(b)に実線で示すように小さな角度で開いているが、取り付けられた後のばね状接触子26は、操作子22によって各可動接点26a〜26dを基板10の上面に均等に押し付けられて、図11(b)に二点鎖線で示すように大きな角度で開く。
図12は、タンブラスイッチ2の各部の動作状態を表形式で示す図である。図12において、上段には、図9のK−K断面図、即ち操作子22と案内台14の動作状態を示している。中段には、図9のL−L断面図、即ちばね状接触子26の第4、第5の可動接点26c、26dと基板10の第3、第4、第5の固定接点10e、10c、10dの接触状態を示している。下段には、図9のM−M断面図、即ちばね状接触子26の第1、第2の可動接点26a、26bと基板10の第3、第1、第2の固定接点10e、10a、10bの接触状態を示している。なお、基板10の固定接点10a〜10eの導通状態によるウインドウの動作等は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
ノブ11を指で操作していないときは、ノブ11から操作子22に操作力が加わっていないので、図10および図12の左から3列目に示すように、操作子22がばね13の弾性力によって下方へ押されて、先端部22aが窪み14kの底部14tに接する。即ち、操作子22が中立位置で静止する。これにより、ノブ11が図10の中立位置Nに静止し、図12の左から3列目に示すようにばね状接触子26が第3の固定接点10eの中央に位置して、可動接点26a〜26dの全てが第3の固定接点10eに接触する。
ノブ11を指で引き上げて中立位置Nから時計回りに回転させると、ノブ11から操作子22に操作力が加わるので、図12の左から2列目に示すように、操作子22が左へ揺動して、先端部22aが窪み14kの左傾斜部14lに沿って上方へ移動して、左下段差14aに接する。即ち、操作子22が左下段差14aのある位置で静止する。これにより、ノブ11が図10のマニュアル閉位置MCに静止し、操作子22およびノブ11を介してクリック感が出る。また、図12の左から2列目に示すように、ばね状接触子26が操作子22に引っ張られて第1、第4の固定接点10a、10cに向う方向(左方向)へ移動しかつ基板10から離れる方向(上方向)へ若干移動し、第1の可動接点26aが第1の固定接点10aに接触し、第4の可動接点26cが固定接点10a〜10eのいずれにも接触せず、第2、第5の可動接点26b、26dが第3の固定接点10eに接触する。このときの可動接点26a、26b、26dと固定接点10a、10eの接触圧力は、上述した操作子22が中立位置にあるときの可動接点26a〜26dと固定接点10eの接触圧力より若干低くなるが、可動接点26a、26b、26dと固定接点10a、10e間の導通性能に影響のない程度(接触抵抗が極めて微小に安定する程度)である。
上記のようにノブ11をマニュアル閉位置MCまで引き上げた後、ノブ11を指でさらに引き上げてマニュアル閉位置MCから時計回りに回転させると、ノブ11から操作子22により大きな操作力が加わるので、操作子22がさらに左へ揺動し、先端部22aが窪み14kの左下段差14aを乗り越えて左傾斜部14lに沿ってさらに上方へ移動し、図12の左から1列目に示すように左上段差14cに接する。即ち、操作子22が左上段差14cのある位置で静止する。これにより、ノブ11が図10のオート閉位置ACに静止し、該静止時および上記左下段差14aの乗り越え時に操作子22およびノブ11を介してクリック感が出る。また、図12の左から1列目に示すように、ばね状接触子26が操作子22に引っ張られて第1、第4の固定接点10a、10cに向う方向へさらに移動しかつ基板10から離れる方向へさらに若干移動し、第1の可動接点26aが第1の固定接点10aに接触し、第4の可動接点26cが第4の固定接点10cに接触し、第2、第5の可動接点26b、26dが第3の固定接点10eに接触する。このときの可動接点26a〜26dと固定接点10a、10c、10eの接触圧力は、上述した操作子22が左下段差14aの位置にあるときの可動接点26a、26b、26dと固定接点10a、10eの接触圧力より若干低くなるが、可動接点26a〜26dと固定接点10a、10c、10e間の導通性能に影響のない程度である。
一方、ノブ11を指で押し下げて中立位置Nから反時計回りに回転させると、ノブ11から操作子22に操作力が加わるので、図12の左から4列目に示すように、操作子22が右へ揺動して、先端部22aが窪み14kの右傾斜部14rに沿って上方へ移動して、右下段差14bに接する。即ち、操作子22が右下段差14bのある位置で静止する。これにより、ノブ11が図10のマニュアル開位置MOに静止し、操作子22およびノブ11を介してクリック感が出る。また、図12の左から4列目に示すように、ばね状接触子26が第2、第5の固定接点10b、10dに向う方向(右方向)へ移動しかつ基板10から離れる方向へ若干移動し、第2の可動接点26bが第2の固定接点10bに接触し、第5の可動接点26dが固定接点10a〜10eのいずれにも接触せず、第1、第4の可動接点26a、26cが第3の固定接点10eに接触する。このときの可動接点26a〜26cと固定接点10b、10eの接触圧力も導通性能に影響のない程度である。
上記のようにノブ11をマニュアル開位置MOまで押し下げた後、ノブ11を指でさらに押し下げてマニュアル開位置MOから反時計回りに回転させると、ノブ11から操作子22により大きな操作力が加わるので、操作子22がさらに右へ揺動し、先端部22aが窪み14kの右下段差14bを乗り越えて右傾斜部14rに沿ってさらに上方へ移動し、図12の左から5列目に示すように右上段差14dに接する。即ち、操作子22が右上段差14dのある位置で静止する。これにより、ノブ11が図10のオート開位置AOに静止し、該静止時および上記右下段差14bの乗り越え時に操作子22およびノブ11を介してクリック感が出る。また、図12の左から5列目に示すように、ばね状接触子26が第2、第5の可動接点10b、10dに向う方向へさらに移動しかつ基板10から離れる方向へさらに若干移動し、第2の可動接点26bが第2の固定接点10bに接触し、第5の可動接点26dが第5の固定接点10dに接触し、第1、第4の可動接点26a、26cが第3の固定接点10eに接触する。このときの可動接点26a〜26dと固定接点10b、10d、10eの接触圧力も導通性能に影響のない程度である。
また、上述のようにノブ11をマニュアル閉位置MC、オート閉位置AC、マニュアル開位置MO、またはオート開位置AOのいずれかまで操作した後、ノブ11から指を離すと、ノブ11から操作子22に操作力が加わらなくなるので、図10および図12の左から3列目に示すように、操作子22がばね13の弾性力によって中立位置に戻る。そしてこれにより、ノブ11が中立位置Nに戻り、ばね状接触子26が第3の固定接点10eの中央に戻り、可動接点26a〜26dの全てが第3の固定接点10eに接触する。
図13は、第2実施形態の変形例であるタンブラスイッチ2’の側面図、図14は、タンブラスイッチ2’ の一部の分解図である。各図では、タンブラスイッチ2と実質的に同一部分には、同一符号を付してある。タンブラスイッチ2では、可動接点26a〜26dや固定接点10a〜10e等の接点機構を基板10の上面側に設けていたが、タンブラスイッチ2’では、図13に示すように接点機構を基板10の下面側に設けている。つまり、固定接点10a〜10eを、ノブ11と対向しない基板10の下面に設け、ばね状接触子26を、各可動接点26a〜26dが各固定接点10a〜10eに接触できるように基板10の下面側に配置している。
タンブラスイッチ2’の操作子22’は、ノブ11の下部に前述のばね13(図10)を介して装着されている。操作子22’の中央にある端部22a’は、案内台14の窪み14kに嵌入されて、ばね13により窪み14kに押し付けられている。操作子22’の端部22a’より下側は、基板10に設けられた穴10hを貫通していて、該貫通部分の側面には、図14に示すように穴22b’が設けられている。ばね状接触子26と一体化された円柱形のベース25’には、軸方向に突出する突起25a’が設けられている。該突起25a’と操作子22’の穴22b’とを嵌め合わせることにより、図13に示すようにばね状接触子26の中央部26e(図11)が操作子22’に回転可能に取り付けられる。該取り付け状態では、ばね状接触子26は、操作子22’によって各可動接点26a〜26dを基板10の下面に均等に押し付けられて、大きな角度で開く。
上記のような構造でも、ノブ11を操作するまたは該操作を解除することにより、図12に示した5つの状態のように、操作子22’が固定接点10a、10bを結んだ直線と平行な面Z(図9)内で左右に揺動して、ばね状接触子26を左右に移動させ、可動接点26a〜26dと固定接点10a〜10eとを接触させる。
上述した第2実施形態および変形例のようにすると、タンブラスイッチ2、2’の主な構成部品が、基板10、ノブ11、操作子22、22’、ばね13、案内台14、およびベース25、25’と一体化されたばね状接触子26を各1点ずつの合計6点なので、従来より部品点数を大幅に少なくすることができる。また、ノブ11を介して操作子22、22’に操作力を加えないでまたは加えて、操作子22、22’の操作位置を窪み14kの底部14tに接する中立位置と該中立位置の両側にある窪み14kの各段差14a〜14dに接する位置の5つの位置に変えることにより、ばね状接触子26が各可動接点26a〜26dを基板10に接した状態のまま、操作子22、22’の揺動に追従して固定接点10a〜10e間を移動し、各可動接点26a〜26dと各固定接点10a〜10eとの接触状態、即ち電気的接続状態を5つの状態に切り替えることができる。また、ばね状接触子26が基板10の両面のいずれ側に配置されていても、操作子22を基板10の一方の面側に配置するかまたは操作子22’を基板10へ貫通させた状態で配置することにより、該操作子22、22’にばね状接触子26の中央部26eを回転可能に取り付けて、上記のようにばね状接触子26を追従移動させることができる。つまり、ばね状接触子26や基板10の各固定接点10a〜10e等から成る接点機構を基板10の両面のいずれ側にも配置可能となる。
また、ばね状接触子26の両端部26l、26rが基板10側へ対称に突出しているので、両端部26l、26rの可動接点26a〜26dの固定接点10a〜10eとの接触圧力が均等になり、可動接点26a〜26dが固定接点10a〜10eから浮くのを防ぐことができる。さらに、ばね状接触子26が各可動接点26a〜26dを基板10に接した状態のまま固定接点10a〜10e間を移動するので、各可動接点26a〜26dが各固定接点10a〜10eに常に摺動して酸化膜等の絶縁物を間に挟み込むことなく接触し、該接触部の接触抵抗の異常上昇を防ぐことができる。
本発明は、以上述べた実施形態以外にも種々の形態を採用することができる。例えば、以上の実施形態では、基板10に5つの固定接点10a〜10eを設け、ばね状接触子16、26に4つの固定接点16a〜16d、26a〜26dを設けた例を挙げたが、本発明はこれのみに限らず、これ以外に、例えば基板に第1の固定接点と第2の固定接点と該第1、第2の固定接点間の中央に位置する第3の固定接点のみを設け、ばね状接触子に第1、第2の固定接点に対応する第1、第2の可動接点のみを設けるようにしてもよい。このようにすると、可動接点と固定接点の接触状態を、例えば第1、第2の可動接点を全て第3の固定接点に接触させたり、第1、第2の可動接点の一方を第3の固定接点に接触させかつ他方を第1の固定接点または第2の固定接点に接触させたりするというような、3つの状態に切り替えることができる。
また、以上の実施形態では、第3の固定接点10eとの間隔が第1、第2の固定接点10a、10bより広い第4、第5の固定接点10c、10dを、基板10の操作子12、22側に配置した例を挙げたが、本発明はこれのみに限らず、これ以外に、例えば、第1、第2の固定接点を第4、第5の固定接点より操作子側に配置してもよいし、第1、第2の固定接点と第4、第5の固定接点とを第3の固定接点の両側に対角線上に配置するようにしてもよい。
さらに、以上の実施形態では、本発明を自動車のウインドウを開閉するためのパワーウインドウスイッチに適用した例を挙げたが、本発明はこれに限らず、操作対象に何らかの動作を行わせるために操作するタンブラスイッチの全般に適用することが可能である。
本発明の第1実施形態に係るタンブラスイッチの分解斜視図である。 同タンブラスイッチの組立斜視図である。 同タンブラスイッチの組立側方断面図である。 同タンブラスイッチのばね状接触子を示す図である。 同タンブラスイッチの各部の動作状態を示す図である。 車載用のスイッチモジュールの斜視図である。 第1実施形態の変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るタンブラスイッチの分解斜視図である。 同タンブラスイッチの組立斜視図である。 同タンブラスイッチの組立側方断面図である。 同タンブラスイッチのばね状接触子を示す図である。 同タンブラスイッチの各部の動作状態を示す図である。 第2実施形態の変形例を示す図である。 第2実施形態の変形例を示す図である。
符号の説明
1 タンブラスイッチ
1’ タンブラスイッチ
2 タンブラスイッチ
2’ タンブラスイッチ
10 基板
10a 第1の固定接点
10b 第2の固定接点
10c 第4の固定接点
10d 第5の固定接点
10e 第3の固定接点
11 ノブ
12、12’、22、22’ 操作子
13 ばね
14 案内台
14a〜14d 段差
14k 窪み
14l、14r 傾斜部
14t 底部
16、26 ばね状接触子
16a、26a 第1の可動接点
16b、26b 第2の可動接点
16c、26c 第4の可動接点
16d、26d 第5の可動接点
16e、26e 中央部
16l、16r、26l、26r 両端部
17 壁

Claims (7)

  1. 第1の固定接点と第2の固定接点と該第1、第2の固定接点間の中央に位置する第3の固定接点とがそれぞれ設けられた基板と、
    前記第1、第2の固定接点を結んだ直線と平行な面内で揺動自在に設けられた操作子と、
    中央部が前記操作子に係り、両端部が前記中央部より前記基板側へ対称に突出して、該両端部に設けられた可動接点が前記基板に接するばね状接触子と、
    前記操作子が嵌入され該操作子の移動を案内する窪みが設けられた案内台と、
    前記操作子を前記窪みに押し付ける弾性力を発する弾性体と、を備え、
    前記操作子に操作力を加えていないときは、前記操作子が前記弾性体の弾性力により前記窪みの底部に接して、前記ばね状接触子を前記第3の固定接点の中央に位置させ、前記ばね状接触子の両端部の前記可動接点を前記第3の固定接点に接触させ、
    前記操作子に操作力を加えて一方向へ揺動させると、前記操作子が前記窪みの一方の傾斜部に接して、前記ばね状接触子を前記第1の固定接点に向う方向へ移動させ、前記ばね状接触子の一端部の前記可動接点を前記第1の固定接点に接触させ他端部の前記可動接点を前記第3の固定接点に接触させ、
    前記操作子に操作力を加えて他方向へ揺動させると、前記操作子が前記窪みの他方の傾斜部に接して、前記ばね状接触子を前記第2の固定接点に向う方向へ移動させ、前記ばね状接触子の一端部の前記可動接点を前記第3の固定接点に接触させ他端部の前記可動接点を前記第2の固定接点に接触させることを特徴とするタンブラスイッチ。
  2. 請求項1に記載のタンブラスイッチにおいて、
    前記ばね状接触子の前記各可動接点を前記基板に均等に押し付けて、前記ばね状接触子の前記基板から離れる方向への移動を規制する壁を設けたことを特徴とするタンブラスイッチ。
  3. 第1の固定接点と第2の固定接点と該第1、第2の固定接点間の中央に位置する第3の固定接点とがそれぞれ設けられた基板と、
    前記第1、第2の固定接点を結んだ直線と平行な面内で揺動自在に設けられた操作子と、
    中央部が前記操作子に回転可能に取り付けられ、両端部が前記中央部より前記基板側へ対称に突出して、該両端部に設けられた可動接点が前記基板に接するばね状接触子と、
    前記操作子が嵌入され該操作子の移動を案内する窪みが設けられた案内台と、
    前記操作子を前記窪みに押し付ける弾性力を発する弾性体と、を備え、
    前記操作子に操作力を加えていないときは、前記操作子が前記弾性体の弾性力により前記窪みの底部に接して、前記ばね状接触子を前記第3の固定接点の中央に位置させ、前記ばね状接触子の両端部の前記可動接点を前記第3の固定接点に接触させ、
    前記操作子に操作力を加えて一方向へ揺動させると、前記操作子が前記窪みの一方の傾斜部に接して、前記ばね状接触子を前記第1の固定接点に向う方向へ移動させ、前記ばね状接触子の一端部の前記可動接点を前記第1の固定接点に接触させ他端部の前記可動接点を前記第3の固定接点に接触させ、
    前記操作子に操作力を加えて他方向へ揺動させると、前記操作子が前記窪みの他方の傾斜部に接して、前記ばね状接触子を前記第2の固定接点に向う方向へ移動させ、前記ばね状接触子の一端部の前記可動接点を前記第3の固定接点に接触させ他端部の前記可動接点を前記第2の固定接点に接触させることを特徴とするタンブラスイッチ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のタンブラスイッチにおいて、
    前記基板の前記第3の固定接点の前記第1の固定接点側と前記第2の固定接点側とに、前記第3の固定接点との間隔が前記第1、第2の固定接点より広い第4の固定接点と第5の固定接点とを設け、
    前記ばね状接触子の前記可動接点として、前記一端部に前記第1、第4の固定接点に対応する第1、第4の可動接点を設け、前記他端部に前記第2、第5の固定接点に対応する第2、第5の可動接点を設け、
    前記操作子に操作力を加えていないときは、前記操作子が前記ばね状接触子を前記第3の固定接点の中央に位置させて、前記可動接点の全てを前記第3の固定接点に接触させ、
    前記操作子に操作力を加えて一方向へ揺動させると、前記操作子が前記ばね状接触子を前記第1、第4の固定接点に向う方向へ移動させて、前記第1の可動接点を前記第1の固定接点に接触させ、前記第4の可動接点を前記固定接点のいずれにも接触させず、前記第2、第5の可動接点を前記第3の固定接点に接触させ、
    前記操作子に操作力を加えて一方向へさらに揺動させると、前記操作子が前記ばね状接触子を前記第1、第4の固定接点に向う方向へさらに移動させて、前記第1の可動接点を前記第1の固定接点に接触させ、前記第4の可動接点を前記第4の固定接点に接触させ、前記第2、第5の可動接点を前記第3の固定接点に接触させ、
    前記操作子に操作力を加えて他方向へ揺動させると、前記操作子が前記ばね状接触子を前記第2、第5の固定接点に向う方向へ移動させて、前記第2の可動接点を前記第2の固定接点に接触させ、前記第5の可動接点を前記固定接点のいずれにも接触させず、前記第1、第4の可動接点を前記第3の固定接点に接触させ、
    前記操作子に操作力を加えて他方向へさらに揺動させると、前記操作子が前記ばね状接触子を前記第2、第5の固定接点に向う方向へさらに移動させて、前記第2の可動接点を前記第2の固定接点に接触させ、前記第5の可動接点を前記第5の固定接点に接触させ、前記第1、第4の可動接点を前記第3の固定接点に接触させることを特徴とするタンブラスイッチ。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のタンブラスイッチにおいて、
    前記窪みの前記両傾斜部に段差を設けたことを特徴とするタンブラスイッチ。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のタンブラスイッチにおいて、
    前記第3の固定接点が接地されていることを特徴とするタンブラスイッチ。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のタンブラスイッチにおいて、
    前記操作子を、前記弾性体を構成するばねを介して指で操作するノブに装着したことを特徴とするタンブラスイッチ。
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