JP4592435B2 - エンコーダ付き小型モータ - Google Patents

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本発明は、ACサーボモータ等の小型モータに関し、特に回転軸の回転軸位置のエンコーダに関するものである。
ACサーボモータ等の小型モータにおいて、回転軸の回転角度や回転子の磁極位置を検出するのに磁気式ロータリーエンコーダが用いられている。図5は、特許文献1に記載されている従来の磁気式ロータリーエンコーダの一例を示す側断面図である。同図において、1は円板状の信号記録媒体であり、モータ本体10の回転軸11に取り付けられている。
3は円板状の信号記録マグネットであり、上記信号記録媒体1の上に遮断板4を介して載置され、回転軸11の上端に取り付けられている。この信号用マグネット3は、モータ本体10の図示せぬ回転子の磁極位置に対応して着磁されている。また、5はガラスエポキシ等の非磁性体からなる回路基板5であり、信号用マグネット3との対抗面5Sには、磁気抵抗効果素子あるいはホール素子から構成される磁気センサ6a〜6cが配設される共に、図示せぬ検出回路が設けられている。
信号記録媒体1の外周面には、その全周にわたって一定間隔でN極、S極が交互に着磁されている。磁気センサ(図中では、磁気抵抗素子)2は、信号記録媒体1の外周面と一定の間隔を隔てて対抗配置されている。この磁気センサ2は信号記録媒体1の回転(すなわち、回転軸11の回転)により、外周面に一定間隔で着磁された磁極による磁界の変化を受け、回転検出信号を出力する。
モータ本体10が駆動され、回転軸11の回転に伴って信号記録媒体1が回転すると、磁気センサ2は信号記録媒体1の外周面に一定間隔で着磁された磁極の磁界の変化により回転検出信号を出力する。回転検出信号は図示せぬ検出回路に取り込まれ、回転軸11の回転位置が検出される。
回転軸11の回転に伴い信号用マグネット3が回転すると、回路基板5上の磁気センサ6a〜6cに対し磁極の位置が相対的に変化する。これにより、各磁気センサ6a〜6cは、U相、V相、W相の3相の検出信号を出力する。これらの3相の検出信号が回路基板5内の検出回路に取り込まれ、モータ本体10の図示せぬ回転子の磁極位置が検出されることになる。
また、特許文献2には、機体に取り付けられたサーボモータにエンコーダを所定の位置関係に取り付ける方法が提案されている。
特開平06-88705 特開2001−293276
しかしながら、従来の構成では以下のような問題点がある。磁極検出用の信号用マグネットと、回転軸の回転位置検出用の信号記録媒体が別体であり、モータの小型化が困難である。また、エンコーダの部材費がかかり、コストアップの要因となっている。駆動マグネットの磁極位置とエンコーダ部の信号用マグネットとの位置合わせ、回転軸と回転軸の回転位置記録媒体との位置合わせを各々別工程で行う為に、位置合わせ作業が複雑である。また、機枠に取り付けられたサーボモータに対してエンコーダを所定の位置関係に取り付けるには、回転軸を外部駆動体に固定した後、エンコーダの回転位置を合わせてモータ、あるいはモータが取り付けられた機枠に取り付けるために、作業には熟練を要する。
本発明は、上記の背景の下になされたものであり、小型で組立精度の高いACサーボモータ等の小型モータの駆動マグネットの磁極検出と回転軸の回転位置検出が一体化されたエンコーダ付き小型モータを提供することを目的としている。
上述した課題を解決するための本発明の第1の形態は、駆動用マグネットと、該駆動用マグネットに対向する駆動コイルを有するモータ本体と、前記駆動用マグネットの各磁極に対応した磁極位置の磁気信号を発生させるための磁極位置用着磁部と、前記モータ本体の回転軸の回転位置の磁気信号を発生させるための回転位置用着磁部と前記回転軸に直交する同一面内に形成された信号用マグネットを有するエンコーダ部と、を備えるエンコーダ付き小型モータであって、前記磁極位置用着磁部と前記回転位置用着磁部とは、前記エンコーダ付き小型モータの径方向で分離して形成されるとともに、前記磁極位置用着磁部及び前記回転位置用着磁部には、前記エンコーダ付き小型モータの周方向でN極とS極とが交互に着磁され、前記回転位置用着磁部のN極とS極との切り替わりポイントは、前記磁極位置用着磁部のN極とS極との切り替わりポイントと、前記周方向で一致しており、かつ、前記回転位置用着磁部のN極とS極との切り替わりポイントを挟んだ前記回転位置用着磁部の2つの磁極のそれぞれと、前記回転位置用着磁部のN極とS極との切り替わりポイントと前記周方向で一致する前記磁極位置用着磁部のN極とS極との切り替わりポイントを挟んだ前記磁極位置用着磁部の2つの磁極のそれぞれとは、前記径方向において、同極となっているエンコーダ付き小型モータであることを特徴とする。
このような構成にすることにより、駆動用マグネットの各磁極に対応した磁極位置の磁気信号を発生させるための磁極位置用着磁部と、回転軸の回転位置の磁気信号を発生させるための回転位置用着磁部とが、一つの信号用マグネットの同一面に形成されるので、従来のように磁極位置の磁気信号用磁石と回転軸の回転位置の磁気信号用磁石を別体で設ける必要がない。これにより、エンコーダを小型化でき、さらに駆動マグネットの磁極検出と回転軸の回転位置検出の位置合わせを一回で行うことが出来る。
また、磁極位置用着磁部と回転位置用着磁部とが回転軸と直交する面に形成されているので、この面と対向する一つのセンサ基板に磁極位置の検出用の磁気センサと、回転位置検出用の磁気センサを形成できる。磁気センサ毎にセンサ基板を設ける必要がないので、小型化が可能である。
本発明において、前記回転軸には、基準位置マークが設けられ、前記回転位置用着磁部には、N極とS極とが180°ずつ着磁され、前記回転軸に直交する面において、前記回転軸の中心と前記基準位置マークの中心を結ぶ線分と、前記回転軸と前記回転位置用着磁部のN極からS極への切り替わりポイントを結線分のなす角度一定となっていることが好ましい。
このような構成にすることにより、回転軸と直交する面における回転軸の基準位置マークの中心の回転位置の磁気信号は、異なるエンコーダ付き小型モータ間においても同じとなる。これにより、エンコーダ付き小型モータを外部駆動系と接続する場合に、回転軸の基準位置マークを基準として取り付けるので、異なるエンコーダ付き小型モータにおいても回転位置の磁気信号は同位相とすることができる。なお、本発明において、前記基準位置マークは、目視で判別できるカット部、溝部、または、レーザによるマーキング部のいずれかであれば良い。
本発明では、駆動用マグネットの各磁極に対応した磁極位置の磁気信号を発生させるための磁極位置用着磁部と、回転軸の回転位置の磁気信号を発生させるための回転位置用着磁部とが、一つの信号用マグネットの同一面に形成されるので、従来のように磁極位置の磁気信号用磁石と回転軸の回転位置の磁気信号用磁石を別体で設ける必要がなく、エンコーダを小型化できる。
また、磁極位置用着磁部と回転位置用着磁部とが一つの信号用マグネットに形成されているので、組立作業において両着磁部の位置関係が狂うことが無い。また従来のように、磁極位置用着磁部と回転位置用着磁部とを所定の位置に合わせる作業を行う必要がない。
駆動用マグネットと信号用マグネット別体で構成されているので、駆動用コイルからの電磁ノイズや、ブレーキ付きサーボモータで使用されるブレーキ用電磁コイルのノイズの影響を受け難い構成とすることができ信頼性の高いエンコーダ付き小型モータを構成できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係わるエンコーダ付き小型モータを示しており、図1(A)はエンコーダ付き小型モータの要部断面図、図1(B)はセンサ基板に取り付けられたセンサの配置を模式的に示している。図2は、信号用マグネットの磁極位置用着磁部の着磁パターンと回転位置用着磁部との着磁パターンの模式図である。図3は、回転軸の機械角に対する磁極位置検出用磁気センサからの出力信号と、回転位置検出磁気センサの出力信号を示す線図である。
図1のようにエンコーダ付き小型モータ30(モータ30)は、モータ本体10とエンコーダ部20から構成されている。モータ本体10は、カバーケース14を有し、その内部に回転軸11に固着された駆動用マグネット12と、この駆動用マグネット12の外周を同心円状に囲んでいる駆動用コイル13が収納されている。回転軸11の先端部は、エンコーダ部20側と、エンコーダ部20の反対側にそれぞれ突出している。
エンコーダ部20は、外部からの磁気ノイズの侵入を防ぐため、磁性体からなるカップ状のカバー8によって覆われている。カバー8の内部には、回転軸11の端部が突出しており、この外周にアルミニウム製の円板状のホルダー9が固着されている。ホルダー9の回転軸11の突出端側には、磁性体からなるバックヨーク15が、回転軸11、もしくはホルダー9に固着されている。このバックヨーク15の表面には、信号用マグネット3が取り付けられている。信号用マグネット3から回転軸線上に離れた位置にはセンサ基板5がバックヨーク15と平行にネジ止め固定されている。センサ基板5には、信号用マグネット3と対向した位置に磁極位置検出用磁気センサ6(6a、6b、6cからなる)、回転位置検出用磁気センサ7が固定されている。磁気センサとしては、ホール素子、またはMR素子が用いられている。本実施例においては、3相交流によるACサーボモータのため、磁極位置検出用磁気センサを3個としてあるが、駆動電流の相数により個数を選択することが出来る。
図2に示すように、信号用マグネット3はリング状であり、中心には孔33が形成されている。回転位置用着磁部31と磁極位置用着磁部32は、回転軸11と直交する同一の面に形成してある。同一面に着磁部を設けるため、回転位置用着磁部31と磁極位置用着磁部32とを同時に着磁できることや、両着磁部31、32を別々に着磁する方法に対して、着磁部31、32の着磁位置ずれが無い着磁パターンを構成できる特徴がある。信号用マグネット3としては、フェライトマグネット、希土類マグネットが使用できる。
磁極位置用着磁部32には、モータ部10の駆動用マグネット12の磁極数と同一の磁極数が形成されている。センサ基板5上の磁極位置用着磁部32と対向した位置には、磁極位置検出用磁気センサ6a〜6cが固定されている。回転位置用着磁部31は、N極、S極が180°ずつ着磁されている。センサ基板5上の回転検出用着磁部31と対向した位置には、回転位置検出用磁気センサ7が固定されている。
(動作)
実施例1のモータの動作を説明する。図3に示すU相、V相、W相の信号Su、Sv、Swがそれぞれ出力されると、この信号を元に、図示せぬモータ駆動回路よりU相、V相、W相の駆動コイルに駆動電流が順次通電され、回転軸11を回転させる。
回転軸11の回転により、磁極検出用磁気センサ6a〜6cは、信号用マグネット3の磁極位置用着磁部32の磁界の変化を受け、この3相の信号が図示せぬ検出回路に取り込まれ、モータ本体10の駆動用マグネットの磁極位置が検出される。
また回転軸11の回転により、回転位置検出用磁気センサ7は、信号用マグネット3の回転位置用着磁部31の磁界の変化を受け、図3に示す信号Srを出力する。本実施例の回転位置用着磁部31にはN極、S極を180°ずつ形成しているので、信号Srは1回転1周期の位相を有している。またN極からS極の切り替わり、S極からN極への切り替わりは、1回転当たりそれぞれ1パルスであるので、前磁極切り替わりポイントのいずれか一方を回転位置原点として、図示せぬ検出回路で識別することができる。なお、本実施例では、信号用マグネット3の磁極位置用着磁部32の一つのN極からS極への切り替わりポイントと、回転位置用着磁部31のN極からS極への切り替わりポイントを、図2に示すように一致させている(図2のA)が、回転方向にずらすことも可能である。
モータ本体10にエンコーダ部20に取り付ける際に、回転軸11を回転させるために必要な所定の位置関係(回転角)について説明する。本実施例では、モータ本体10の駆動コイル13はU相、V相、W相3つのコイルからなり、それぞれに120°ずつ位相がずれた正弦波電流を流す必要がある。エンコーダ部20の磁極位置検出用着磁部32の磁極位置が駆動マグネット12の磁極位置が回転方向で一致している場合、磁極位置検出用の磁気センサ6a〜6cの出力信号(ロータ位相信号)をこのままの位相で図示せぬ駆動回路を介して駆動コイル13に通電しても回転軸11は回転しないか、滑らかに回転しない、若しくは所望のトルクが出ない。そのため、信号用マグネット3の回転位置用着磁部32の磁極の位相は、駆動マグネット12の磁極の位相と所定の機械角(若しくは電気角)だけずらす必要がある。ここで言う、所定の機械角(若しくは電気角)は、駆動するモータのロータ極数、駆動電流の相数、駆動回路等を正常に回転制御するため必要とされる角度であり、モータの設計が変わると変更される角度である。
(本形態の効果)
第1の実施の形態では、該駆動用マグネットの各磁極に対応した磁極位置の磁気信号と、該回転軸の回転位置の磁気信号が、一つの信号用マグネットの同一面に形成されるので、従来のように磁極位置の磁気信号用磁石と回転軸の回転位置の磁気信号用磁石を別体で設ける必要がない。これにより、エンコーダを小型化でき、さらに該駆動マグネットの磁極検出と回転軸の回転位置検出の位置合わせを一回で行うことが出来る。
図4には、本発明の第2の実施例のエンコーダ部20側からのモータ30の内部を示す。また、第2の実施例のモータの軸方向の断面図は、図1(A)と同一である。
図4において、回転軸11には、基準位置マーク41が形成されている。基準位置マーカ41は、D面カット、溝、レーザによるマーキング等の目視で判別できるマーカであれば良い。本実施例では、D面カットを基準位置マーカ41として図示している。
回転軸11には、駆動用マグネット12が固定され、その外周を同心円状に取り囲む駆動用コイル13が配置されている。基準位置マーク41と信号用マグネット3の位置合わせは、回転軸11の中心と基準位置マーク41の中心を結ぶ線分と、回転軸11と信号用マグネット3の回転位置の磁気信号のN極からS極への切り替わりポイントを結んだ線分のなす角度が実施例1で説明した所定の機械角(若しくは電気角)だけずらして固定する。また、駆動用マグネット12の回転軸11への固定は、実施例1で説明した駆動用マグネット12と信号用マグネット3の回転検出用着磁部32の磁極位置の関係を満たすように行われる。
このように構成することによって、回転軸11の基準位置マーカ41とエンコーダの回転位置原点の位相差は、異なるモータにおいても同じとなる。
(本形態の効果)
本実施例では、信号用マグネット3の回転位置の磁気信号をN極とS極を180°ずつ着磁し、基準位置マーク41が設けられたモータ本体10の回転軸11と、該回転軸に直交する面において該回転軸の中心と該基準位置マークの中心を結ぶ線分と、該回転軸と該信号用マグネットの回転位置の磁気信号のN極からS極への切り替わりポイントを結んだ線分のなす角度を一定としたので、異なるモータにおいても回転軸11の基準位置マーク11の中心と、エンコーダの回転位置原点の位相差が同じとなる。
これにより、回転軸11の回転位置を合わせて外部駆動体と固定する場合、基準位置マーク41を基準にして固定すれば、回転軸11の回転位置(エンコーダの回転位置信号)は同じとなる。従来のように、固定軸11と外部駆動体を固定した後、エンコーダの回転位置信号をモニターしながら調整取り付けする必要が無いので、組み立て調整を簡略化できるとともに、取り付けスペースを小型化できる。
具体的な例としては、エンコーダ組付機能付きミシンのミシン針駆動用モータが上げられる。モータを構成する回転軸とミシン針駆動軸を取り付ける場合、ミシンの機枠に固定されたモータと回転軸が、所定の位置関係(位相)になるように取り付けることが重要である。モータの1回転がミシン針を1回上下する駆動源として本実施例のモータを用いると、ミシン針が縫製する布地より上側(ボビンより上側)にあるか、布地より下側(ボビン内)にあるかは、回転検出信号Srの回転位置原点により判別することが出来る。一般的にミシン針は、縫製する布地より上側の位置で止まるように制御される。本実施例おいては、回転位置原点の信号が布地の上側になるように、該基準位置マーク41と回転位置原点との角度を設定すれば、エンコーダの回転位置原点により制御できる。また、回転軸11の回転原点は正確な位置関係になっているので、基準位置マーカ41を基準としてミシンの駆動体との取り付ければ良いため、作業性が向上する。
以上、本発明について具体的に説明してきたが、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
以上説明してきたとおり、本発明によれば、小型で組立精度の高いACサーボモータ等の小型モータの駆動マグネットの磁極検出と、回転軸の回転位置検出が一体化されたエンコーダ付き小型モータを提供することができる。
(A)本発明に係わる一実施形態のエンコーダ付き小型モータの側断面図、(B)センサ基板に配置された磁気センサの配置図である。 本発明に係わる一実施形態における、エンコーダ部の信号用マグネットの着磁パターンの模式図である。 本発明に係わる一実施形態における、エンコーダ部の磁気センサからの磁極信号と回転位置信号の線図である。 本発明に係わる第2実施形態における、エンコーダ部側からのエンコーダ付き小型モータの概略正面図である。 従来例のエンコーダ付き小型モータの部断面図である。
符号の説明
3 信号用マグネット
5 基板
6 磁気センサ
6a、6b、6c 磁気センサ
7 磁気センサ
10 モータ本体
11 回転軸
12 駆動マグネット
13 駆動コイル
15 バックヨーク
20 エンコーダ部
30 モータ
31 回転位置用着磁部
32 磁極位置用着磁部
41 基準位置合わせ用マーカ

Claims (3)

  1. 駆動用マグネットと、該駆動用マグネットに対向する駆動コイルを有するモータ本体と、
    前記駆動用マグネットの各磁極に対応した磁極位置の磁気信号を発生させるための磁極位置用着磁部と、前記モータ本体の回転軸の回転位置の磁気信号を発生させるための回転位置用着磁部と前記回転軸に直交する同一面内に形成された信号用マグネットを有するエンコーダ部と、を備えるエンコーダ付き小型モータであって、
    前記磁極位置用着磁部と前記回転位置用着磁部とは、前記エンコーダ付き小型モータの径方向で分離して形成されるとともに、前記磁極位置用着磁部及び前記回転位置用着磁部には、前記エンコーダ付き小型モータの周方向でN極とS極とが交互に着磁され、
    前記回転位置用着磁部のN極とS極との切り替わりポイントは、前記磁極位置用着磁部のN極とS極との切り替わりポイントと、前記周方向で一致しており、かつ、
    前記回転位置用着磁部のN極とS極との切り替わりポイントを挟んだ前記回転位置用着磁部の2つの磁極のそれぞれと、前記回転位置用着磁部のN極とS極との切り替わりポイントと前記周方向で一致する前記磁極位置用着磁部のN極とS極との切り替わりポイントを挟んだ前記磁極位置用着磁部の2つの磁極のそれぞれとは、前記径方向において、同極となっていることを特徴とするエンコーダ付き小型モータ。
  2. 前記回転軸には、基準位置マークが設けられ、
    前記回転位置用着磁部には、N極とS極とが180°ずつ着磁され、
    前記回転軸に直交する面において、前記回転軸の中心と前記基準位置マークの中心を結ぶ線分と、前記回転軸と前記回転位置用着磁部のN極からS極への切り替わりポイントを結線分のなす角度一定となっていることを特徴とする請求項1のエンコーダ付き小型モータ。
  3. 前記基準位置マークは、目視で判別できるカット部、溝部、または、レーザによるマーキング部のいずれかであることを特徴とする請求項2記載のエンコーダ付き小型モータ。
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