JP4592091B2 - 装飾用駆動装置 - Google Patents

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本発明は、往復運動をする往復駆動部と、正逆回転可能に設けられた回転部とを備え、往復駆動部に連動して回転部が正逆回転をする装飾用駆動装置に関する。
壁掛け時計や置き時計等は、装飾性に優れたものが好まれる傾向にあり、この種の時計としては、所定の時間になると報知音を発生するとともに飾りを駆動するように構成されたものが知られている。特許文献1には、この種の装置が開示されている。
実開平2−110892号広報
さて近年、時計のデザインはますます多様化される傾向にあり、前述したように飾りを駆動する構成については、面白い動作が得られるとともに容易に組立てられることが要求される。例えば、往復駆動部に連動して回転部が正逆回転をするように構成する場合は、往復運動部と回転部とを連結するリンク体が設けられる。この場合、往復運動部、回転部、及びリンク体にそれぞれフック及び係止部を設け、フック及び係止部を互いに係止してそれらを連結すれば、シャフト等を用いてそれらを固定的に軸支せずともよいので、組立てが非常に容易になるという利点がある。しかし、往復駆動部の往復運動に伴いフック及び係止部が反係止方向に移動しようとする際は、それらの係止状態が解除され、リンク体が外脱してしまう虞があった。ここで、反係止方向とは、フックと係止部との当接圧が無くなる方向のことをいう。とりわけ、孔型の係止部にフックを引っ掛ける場合は、部品の寸法精度や組立て精度の許容性を向上すべく、それらの間には若干の遊びが設定される。このため、往復駆動部が反転する際には、回転部に駆動力が伝達され得ないフリーの状態となる瞬間が生じることとなり、これがぎこちない動きの原因となる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、面白い動作が得られるとともに容易に組立てられる装飾用駆動装置を提供することである。
本願第1請求項に記載した発明は、往復運動をする往復駆動部と、正逆回転可能に設けられた第1回転部及び第2回転部とを備え、前記往復駆動部に連動して前記第1回転部が正逆回転をし、且つ前記第1回転部に連動して前記第2回転部が正逆回転をする装飾用駆動装置において、前記往復駆動部と前記第1回転部とを連結する第1リンク体と、前記第1回転部を一方の回転方向に付勢する第1弾性体と、前記第1回転部と前記第2回転部とを連結する第2リンク体と、前記第2回転部を一方の回転方向に付勢する第2弾性体とを備え、前記往復駆動部及び前記第1リンク体、又は前記第1回転部及び前記第1リンク体は、それぞれに設けられた第1フック及び第1係止部を互いに係止して連結し、前記第1回転部及び前記第2リンク体、又は前記第2回転部及び前記第2リンク体は、それぞれに設けられた第2フック及び第2係止部を互いに係止して連結し、前記第1弾性体及び前記第2弾性体の双方の付勢力により、前記第1回転部が一方の回転方向に付勢されるとともに、前記第2回転部が他方の回転方向に付勢され、前記往復駆動部の往復運動に伴い前記第1フック及び前記第1係止部が反係止方向に移動しようとする際は、前記第1弾性体の付勢力にて前記第1フック及び前記第1係止部の係止状態が維持されるようにし、前記第1回転部の回転に伴い前記第2フック及び前記第2係止部が反係止方向に移動しようとする際は、前記第2弾性体の付勢力にて前記第2フック及び前記第2係止部の係止状態が維持されるようにした構成の装飾用駆動装置である。
本発明によれば、面白い動作が得られるとともに容易に組立てられる装飾用駆動装置を得ることができる。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1に示す時計装置1は、装飾が施されたパネル20に時刻表示部30を設けてなるものである。パネル20には、複数の装飾体312,322が設けられており、所定の時間になると、それらが駆動する構成となっている。
図2乃至図4は、本例の装飾用駆動装置100を示す説明図である。図2及び図3は、装飾用駆動装置100を示す背面透視図である。図4は、後述する第1リンク体410及び第2リンク体420を示す説明図である。
これらの図に示すように、本例の装飾用駆動装置100は、往復運動をする往復駆動部200と、正逆回転可能に設けられた第1回転部310及び複数の第2回転部320とを備え、往復駆動部200に連動して第1回転部310が正逆回転をし、且つ第1回転部310に連動して複数の第2回転部320が正逆回転をするように構成されている。
往復駆動部200、第1回転部310、及び複数の第2回転部320は、パネル20の裏側に配置された支持体であるプレート110にそれぞれ枢支されている。図中の201は往復駆動部200の支軸を示し、311は第1回転部310の支軸を示し、321は第2回転部320の支軸を示している。
往復駆動部200は、カム体210に係合された係合部202を有し、カム体210が回転すると支軸201を中心に正逆回転をし、往復運動をする。カム体210は、オルゴール600のドラム610と同期回転するように設けられており、オルゴールのドラム610は、モータ700にて駆動される。
各装飾体312,322は、パネルの要所に設けられた長孔部21を介し、第1回転部310、及び複数の第2回転部320にそれぞれ支持されている。所定の時間になると、オルゴール600が鳴るとともに、各回転部310,320の正逆回転に応じて各装飾体312,322がそれぞれ揺れ動く構成となっている。
更に、本例の装飾用駆動装置100は、往復駆動部200と第1回転部310とを連結する第1リンク体410と、第1回転部310を一方の回転方向に付勢する第1弾性体510と、第1回転部310と複数の第2回転部320とを連結する複数の第2リンク体420と、複数の第2回転部320を一方の回転方向に付勢する第2弾性体520とを備えている。第1弾性体510は、一方の端部をプレート110に支持するとともに、他方の端部を第1回転部310に支持したコイルばねである。第2弾性体520は、一方の端部をプレート110に支持するとともに、他方の端部を第2回転部320に支持したコイルばねである。
往復駆動部200及び第1リンク体410、及び第1回転部310及び第1リンク体410は、それぞれに設けられた第1フックA1及び孔型の第1係止部B1を互いに係止して連結されている。
第1回転部310及び第2リンク体420、及び第2回転部320及び第2リンク体420は、それぞれに設けられた第2フックA2及び孔型の第2係止部B2を互いに係止して連結されている。
また、第1弾性体510及び第2弾性体520の双方の付勢力により、第1回転部310が一方の回転方向に付勢されるとともに、第2回転部320が他方の回転方向に付勢される構成となっている。図2は、往復駆動部200が往動して第1回転部310が一方の回転方向の限界まで回転するとともに、第2回転部320が他方の回転方向に限界まで回転した状態を示している。図3は、往復駆動部200が復動して第1回転部310が他方の回転方向の限界まで回転するとともに、第2回転部320が一方の回転方向の限界まで回転した状態を示している。仮に、第1リンク体410を取り外すと、第1回転部310及び第2回転部320の姿勢は、第1弾性体510及び第2弾性体520の双方の付勢力によって図2の状態となる。
従って、往復駆動部200の往復運動に伴い第1フックA1及び第1係止部B1が反係止方向に移動しようとする際は、第1弾性体510の付勢力にて第1フックA1及び第1係止部B1の係止状態が維持される。
更に、第1回転部310の回転に伴い第2フックA2及び第2係止部B2が反係止方向に移動しようとする際は、第2弾性体520の付勢力にて第2フックA2及び第2係止部B2の係止状態が維持される。
このような構成によると、面白い動作が得られるとともに容易に組立てられる装飾用駆動装置を得ることができる。すなわち、各フックA1,A2及び各係止部B1,B2を互いに係止して往復駆動部200、第1回転部310、複数の第2回転部320、第1リンク体410、及び複数の第2リンク体420を連結すれば、シャフト等を用いてそれらを固定的に軸支せずともよいので、組立てが非常に容易になるという利点がある。また、往復駆動部200の往復運動に伴い各フックA1,A2及び各係止部B1,B2が反係止方向に移動しようとする際は、第1弾性体510及び第2弾性体520の付勢力にてそれらの係止状態が維持されるので、第1リンク体410や第2リンク体420が外脱してしまう心配はない。とりわけ、孔型の係止部B1,B2にフックA1,A2を引っ掛ける場合は、部品の寸法精度や組立て精度の許容性を向上すべく、それらの間には若干の遊びが設定される。仮に、第1弾性体510及び第2弾性体520が無い場合は、往復駆動部200が反転する際には、第1回転部310、及び複数の第2回転部320に駆動力が伝達され得ないフリーの状態となる瞬間が生じることとなり、これがぎこちない動きの原因となるが、本例ではそのような不都合を回避することができる。
以上説明したように、本例の装飾用駆動装置は、より面白い動作が得られるとともに容易に組立てられるものであり、時計を装飾する装置として好適に利用することができる。尚、本例における各部の構成は、特許請求の範囲に記載した技術的範囲において適宜に設計変更が可能であり、図例説明したものに限定されないことは勿論である。
本発明の装飾用駆動装置は、時計を装飾する装置として好適に利用することが可能である。
本発明の実施例に係り、装飾用駆動装置を用いてなる時計の正面図である。 本発明の実施例に係り、装飾用駆動装置を示す背面透視図である。 本発明の実施例に係り、装飾用駆動装置を示す背面透視図である。 本発明の実施例に係り、第1リンク体及び第2リンク体を示す説明図である。
符号の説明
1 時計装置
20 パネル
21 長孔部
30 時刻表示部
100 装飾用駆動装置
110 プレート
200 往復駆動部
201 支軸
202 係合部
210 カム体
310 第1回転部
311 支軸
312 装飾体
320 第2回転部
321 支軸
322 装飾体
410 第1リンク体
420 第2リンク体
510 第1弾性体
520 第2弾性体
600 オルゴール
610 ドラム
700 モータ
A1 第1フック
A2 第2フック
B1 第1係止部
B2 第2係止部

Claims (1)

  1. 往復運動をする往復駆動部と、正逆回転可能に設けられた第1回転部及び第2回転部とを備え、前記往復駆動部に連動して前記第1回転部が正逆回転をし、且つ前記第1回転部に連動して前記第2回転部が正逆回転をする装飾用駆動装置において、
    前記往復駆動部と前記第1回転部とを連結する第1リンク体と、前記第1回転部を一方の回転方向に付勢する第1弾性体と、前記第1回転部と前記第2回転部とを連結する第2リンク体と、前記第2回転部を一方の回転方向に付勢する第2弾性体とを備え、
    前記往復駆動部及び前記第1リンク体、又は前記第1回転部及び前記第1リンク体は、それぞれに設けられた第1フック及び第1係止部を互いに係止して連結し、
    前記第1回転部及び前記第2リンク体、又は前記第2回転部及び前記第2リンク体は、それぞれに設けられた第2フック及び第2係止部を互いに係止して連結し、
    前記第1弾性体及び前記第2弾性体の双方の付勢力により、前記第1回転部が一方の回転方向に付勢されるとともに、前記第2回転部が他方の回転方向に付勢され、
    前記往復駆動部の往復運動に伴い前記第1フック及び前記第1係止部が反係止方向に移動しようとする際は、前記第1弾性体の付勢力にて前記第1フック及び前記第1係止部の係止状態が維持されるようにし
    前記第1回転部の回転に伴い前記第2フック及び前記第2係止部が反係止方向に移動しようとする際は、前記第2弾性体の付勢力にて前記第2フック及び前記第2係止部の係止状態が維持されるようにしたことを特徴とする装飾用駆動装置。
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